JPH09330498A - 駐車両管理方法 - Google Patents

駐車両管理方法

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JPH09330498A
JPH09330498A JP8150552A JP15055296A JPH09330498A JP H09330498 A JPH09330498 A JP H09330498A JP 8150552 A JP8150552 A JP 8150552A JP 15055296 A JP15055296 A JP 15055296A JP H09330498 A JPH09330498 A JP H09330498A
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JP
Japan
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parking
radio waves
transmitter
receiver
cable
Prior art date
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Pending
Application number
JP8150552A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Miyata
泰弘 宮田
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】駐車場に駐車する車両の満空状況を一括して把
握できる駐車両管理方法を低コストで提供する。 【解決手段】漏洩同軸ケーブル5から外部に漏れた特定
の周波数の電波を駐車載送受信器10で受信し、その後
駐車載送受信器10から発した新たな別の周波数の電波
を漏洩同軸ケーブル5で伝送し、漏洩同軸ケーブル5の
一端に接続した受信器7で電波を受け、信号処理器8で
駐車両を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は駐車両管理方法、特
に駐車場の満空検知を行なうための駐車両管理方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】駐車両を自動的に検知する方法として、
例えばマイクロ波等の電波を用いる方法がある。図3に
その検知方法を示す。駐車場下部または側壁に設置した
電波送受信器1から電波を駐車空間に発射する。駐車両
が有る場合、送受信器1から発した電波は駐車両に当た
り反射する。その反射して戻る電波を送受信器1にて検
出する。検出した信号は伝送装置2と伝送路3を介して
駐車場満空表示・出力装置へ伝送される。ここで、駐車
両が無い場合は、送受信器1へ戻る電波の信号強度は小
さくなる。従って、受信器で受信信号強度のしきい値を
設定しておき、駐車両の有無を判断することができる。
【0003】また、この他の方法として電波の他に光学
方式を用いたものがある。基本構成は図3と同様である
が、この場合には送受信器の代わりに送受光器を用いる
ことになり、受光信号強度のしきい値を設定することで
駐車両の有無を判断することができる。
【0004】更に、駐車状況を把握する別な方法とし
て、電波や光を用いず、ITVカメラを設置して駐車場
状況(満空の比率すなわち駐車利用効率、一定時間内に
おける駐車台数等)を監視する方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法では次に示す幾つかの問題点がある。
【0006】まず、電波を用いる方法は、駐車場全体の
状況を検知するために、前記電波送受信器1を各駐車空
間に沿って多数個設置する、具体的には、車1台分の駐
車空間に対し1個電波送受信器を設置する必要がある。
更にそれらのデータを一個所に伝送するための伝送装置
2や電線、光ケーブルなどの伝送路3も、駐車空間分必
要になる。そして、多くのデータが一個所に集中するた
め、送られるデータを合理的に処理することが必要とな
り、従って駐車場全体の満空情報を表示・出力する装置
4や解析するソフトウエアが複雑となり、装置全体のコ
ストが高くなるという問題がある。
【0007】ITVカメラを用いる方法は、本来防犯監
視が主目的で設置される場合が多く、仮に本手法で代用
する場合にはITVカメラを常時監視する監視員が必要
となるばかりでなく、例えば一定時間内の通過車両数や
駐車車両数等の把握が曖昧なものとなり、駐車管理情報
を正確には計測できない。つまり、駐車両管理には不向
きである。
【0008】いずれにせよ、上記の方法では実際にシス
テムとして実現するためのトータルコストは膨大なもの
となる。
【0009】従って、本発明の目的は前記した従来技術
の問題点を解決し、駐車場に駐車する車両の満空状況を
一括して把握できる駐車両管理方法を低コストで提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を実
現するため、特定の周波数の電波を受信すると新たに別
の周波数の電波を発する駐車載送受信器、駐車空間に敷
設した漏洩同軸ケーブル、該漏洩同軸ケーブルの一端に
接続した送信器と受信器、及び信号処理器から構成さ
れ、前記送信器から特定の周波数の電波を送信して前記
漏洩同軸ケーブルに入力し、該漏洩同軸ケーブルから外
部に漏れた電波を前記駐車載送受信器で受信し、その後
該駐車載送受信器から発した新たな別の周波数の電波を
前記漏洩同軸ケーブルで伝送し、該漏洩同軸ケーブルの
一端に接続した前記受信器で前記電波を受け、前記信号
処理器で駐車両を検出する駐車両管理方法を用いた。
【0011】また、前記送信器から複数の周波数の電波
を送信することにより、複数台の駐車両を一括して検出
する駐車両管理方法を用いた。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の駐車両管理方法の
一実施例を示した説明図である。本方法は駐車空間の一
部に敷設する漏洩同軸ケーブル5と、これに電波を供給
する送信器6、受信器7、信号処理部8、表示部9、及
び駐車両に搭載され特定の周波数の電波を受信すると新
たに別の周波数の電波を発する駐車載送受信器10から
構成される。送信器6、受信器7、信号処理部8、表示
部9は通常中央監視所に設置される。
【0013】具体的な動作について説明する。まず、駐
車場入口等で駐車を行う車両に対して、前記駐車載送受
信器10を供給する。この駐車載送受信器10は、ある
特定の周波数F1を受信すると、別の周波数f1の電波
を発信するいわゆるトランスポンダである。通常車両前
部のダッシュボード上部またはリアウインド下部に置
く。このようにして駐車両から電波が送受信可能とな
る。
【0014】漏洩同軸ケーブル5は駐車両が駐車する場
所の近傍、すなわち天井或いは壁等に沿って敷設され
る。漏洩同軸ケーブルは微小ダイポールアンテナとして
モデル化できるので、信号を伝送する他に外部に電波を
漏洩させる働きがある。従ってケーブル5の一端に電波
送信器を接続すれば、ケーブルの長さ方向の各点におい
て、ケーブルを中心とした同心円状に電波が放射され
る。
【0015】漏洩同軸ケーブル5の近傍に被検出駐車両
が有る場合、この電波が車載送受信器10で受信され、
周波数の異なる電波が発信されるので、その一部は再び
ケーブル5に進入し、ケーブル内を伝搬する。従って、
ケーブルの一端に受信器を接続すれば、被検出駐車両か
らの発信電波を検出することができる。
【0016】更に図2により詳しく説明する。今、送信
器6から周波数F1で、かつパルス状の電波を漏洩同軸
ケーブル5に入力すると、そのパルス波はケーブル5内
を光速度よりやや遅い速度で伝搬して行く。このパルス
波がケーブル5を伝搬する際、ケーブル5からはこのパ
ルス波の一部が徐々にケーブル外部に漏れて、大気中に
放射される。この大気中に放射されたパルス波の挙動は
ケーブル近傍の状態によって異なる。
【0017】すなわち、漏洩同軸ケーブル5近傍に駐車
両が存在しない場合には、放射されたパルス波は大気中
を伝搬しながら減衰し消滅する。一方、ケーブル5近傍
に駐車両が存在する場合は、そのパルス波は駐車両が持
つ駐車載送受信器10に受信される。その後、車載送受
信器10からは、周波数f1の電波が発信される。その
発信された周波数f1の電波の一部は漏洩同軸ケーブル
5に再入力し、ケーブル内を伝搬して受信器7で受信さ
れる。この様子を図2(a)に示す。
【0018】図2(a)で横軸は遅延時間、縦軸は信号
強度(相対値)である。波形11は漏洩同軸ケーブルに
入力されるパルス波形(周波数F1)であり、波形12
は駐車載送受信器10から発せられるパルス波形(周波
数f1)である。本実施例は駐車両が一台の場合につい
てのものであるが、駐車両が複数台となる場合には駐車
載送受信器10の発信周波数をf2、f3、・・・fn
という具合に、検知する台数分用意しておけば良い。そ
のようにすることで、複数の駐車両をグループ毎に区別
することが可能となり、駐車両の正確な管理が可能とな
り、更には誤検知を防ぐ事ができる。
【0019】発信周波数を複数用いる場合、受信器7で
は周波数を掃引することが必要である。つまり周波数f
1から最大周波数のfnまでの電波を受信できるように
する必要がある。そうした場合の、受信信号強度、周波
数、遅延時間との関係を図2(b)に示す。なお、遅延
時間とは、送信電波が漏洩同軸ケーブル5に入力してか
ら、駐車載送受信器10が発した電波信号を検出するま
での時間を表す。
【0020】更に、漏洩同軸ケーブル5に接続する送信
器6から発する特定の周波数を複数用意することで、検
知できる駐車両の台数を大幅に増加することができる。
例えば駐車場1階では送信器6の発信周波数をF1、駐
車載送受信器10の発信周波数をf1、f2、・・・f
n、2階では送信器6の発信周波数をF2、駐車載送受
信器10の発信周波数をf1、f2、・・・fn、同様
にn階では送信器の発信周波数をFn、駐車載送受信器
10の発信周波数をf1、f2、・・・fnとすること
で駐車両の台数を大幅に増加できる。ただし、各階に設
置される駐車載送受信器10から発信される電波は上下
の階には到達しない強度に調整する必要がある。
【0021】ところで、漏洩同軸ケーブル5にパルス波
を入力した後、各駐車載送受信器10から発する信号が
検出されるまでの遅延時間は、パルス波の入力端すなわ
ち中央監視所から駐車両のある駐車空間までの距離に応
じて、近いほど短く、逆に遠いほど長くなる。従って遅
延時間をt(sec )、漏洩同軸ケーブル内での電波の伝
搬速度をv(m/s)とすると、駐車両までの距離Lは
次の式で与えられる。
【0022】L=v・t/2 この距離Lとこの時受信した信号強度の関係を求めるこ
とにより、漏洩同軸ケーブルの長さ方向における駐車両
の有無の検知が可能となる。従って、あらかじめ距離L
と駐車空間の関係を求めておけば、図2(b)に示すよ
うに駐車両の有無、すなわち満空状態を一度に検知する
ことができる。
【0023】また、駐車する車両の車種(小型、中型、
大型や一般乗用車、ワゴン車等)により、駐車載送受信
器10の発信周波数を決めておくことにより、どの場所
にどんな車種の駐車があるか等の情報も得ることができ
る。このように本発明の管理方法は3次元空間に駐車し
ている駐車両を一括して効率良く管理できるものであ
る。すなわち、複数台の駐車両を一括して検出する駐車
両管理方法である。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、漏洩同軸ケーブルから
外部に漏れた特定の周波数の電波を駐車載送受信器で受
信し、その後駐車載送受信器から発した新たな別の周波
数の電波を漏洩同軸ケーブルで伝送し、漏洩同軸ケーブ
ルの一端に接続した受信器で電波を受け、信号処理器で
駐車両を検出する駐車両管理方法を用いたことで、駐車
場に駐車する車両の満空状況を一括して把握できる駐車
両管理方法を低コストで提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の駐車両検出方法の一実施例を示した説
明図である。
【図2】図1の動作方法を示した説明図であって、
(a)は入力パルスと受信信号波形の関係、(b)は受
信信号の強度、周波数、遅延時間の関係を示したもので
ある。
【図3】従来の駐車両検出方法の説明図である。
【符号の説明】
1 電波送受信器 2 伝送装置 3 伝送路 4 駐車場満空表示・出力装置 5 漏洩同軸ケーブル 6 送信器 7 受信器 8 信号処理部 9 表示部 10 駐車載送受信器 11 入力パルス 12 受信信号波形

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特定の周波数の電波を受信すると新たに別
    の周波数の電波を発する駐車載送受信器、駐車空間に敷
    設した漏洩同軸ケーブル、該漏洩同軸ケーブルの一端に
    接続した送信器と受信器、及び信号処理器から構成さ
    れ、前記送信器から特定の周波数の電波を送信して前記
    漏洩同軸ケーブルに入力し、該漏洩同軸ケーブルから外
    部に漏れた電波を前記駐車載送受信器で受信し、その後
    該駐車載送受信器から発した新たな別の周波数の電波を
    前記漏洩同軸ケーブルで伝送し、該漏洩同軸ケーブルの
    一端に接続した前記受信器で前記電波を受け、前記信号
    処理器で駐車両を検出する駐車両管理方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の駐車両管理方法において、
    前記送信器から複数の周波数の電波を送信することによ
    り、複数台の駐車両を一括して検出する駐車両管理方
    法。
JP8150552A 1996-06-12 1996-06-12 駐車両管理方法 Pending JPH09330498A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102014200898A1 (de) * 2014-01-20 2015-07-23 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren und Vorrichtung zum Erfassen eines Belegungszustands eines Parkplatzes
KR20190048022A (ko) * 2017-10-30 2019-05-09 현대자동차주식회사 주차 공간 안내 장치, 그를 포함한 시스템 및 그 방법

Cited By (3)

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DE102014200898A1 (de) * 2014-01-20 2015-07-23 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren und Vorrichtung zum Erfassen eines Belegungszustands eines Parkplatzes
DE102014200898B4 (de) * 2014-01-20 2016-01-14 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren und Vorrichtung zum Erfassen eines Belegungszustands eines Parkplatzes
KR20190048022A (ko) * 2017-10-30 2019-05-09 현대자동차주식회사 주차 공간 안내 장치, 그를 포함한 시스템 및 그 방법

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