JPH09330417A - 形状計測装置 - Google Patents

形状計測装置

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JPH09330417A
JPH09330417A JP8149339A JP14933996A JPH09330417A JP H09330417 A JPH09330417 A JP H09330417A JP 8149339 A JP8149339 A JP 8149339A JP 14933996 A JP14933996 A JP 14933996A JP H09330417 A JPH09330417 A JP H09330417A
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JP
Japan
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image
threshold value
density
binarization
coordinates
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Withdrawn
Application number
JP8149339A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Ito
英俊 伊東
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Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対象物と背景との境界画素を高精度に検出
し、対象物の2点間の長さなどを正確に計測する。 【解決手段】 茄子等の対象物の外観をカメラにより撮
像して得た濃淡画像を2値化し、この2値画像から対象
物の2点間距離を計測する形状計測装置に関する。濃淡
画像の離散的なデータを所定の2値化しきい値を用いて
2値化し、対象物と背景との仮の境界座標を算出する2
値化部7及び2値画像計測部9と、仮の境界座標及びそ
の濃度値と、この濃度値に対し2値化しきい値を挟む関
係にある濃度値を与える隣接座標及びその濃度値と、2
値化しきい値とに基づいて、前記濃淡画像の濃度プロフ
ァイルと2値化しきい値との交点である真の境界座標を
算出して2点間距離を計測する濃淡画像計測部10とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば茄子等の農
産物の自動選果システムにおいて、農産物の形状を画像
処理技術によって自動的に計測する形状計測装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、茄子等の農産物の形状計測方法と
しては、例えば特開平6−347239号公報記載の
「外観検査方法」によるものが知られている。この方法
は、カメラによって撮像した茄子の濃淡画像を、固定さ
れたしきい値により2値化し、その2値画像の2点間の
距離を算出して茄子の最大長や首径、尻径等を計測する
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した固定2値化画
像による2点間の距離計測方法では、計測対象物である
農産物と背景との境界座標を計測する際に量子化誤差の
影響を受け、計測を繰り返し行った場合に、計測した長
さが1画素か2画素分ばらつくことが避けられなかっ
た。また、カメラの視野が計測対象物によって規定さ
れ、視野を狭くすることができないシステムでは、1画
素に相当する長さが選果基準の長さの単位を上回るほど
計測精度が荒くなってしまい、同一の対象物につき長さ
が2単位ばらつく状態になっていた。
【0004】そこで本発明は、濃淡画像を境界座標の計
測に用いることで、カメラや撮像視野などの光学系は従
来と同一でありながら、計測精度を大幅に向上させるこ
とができる形状計測装置を提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、農産物のごとき対象物の外
観をカメラにより撮像して得た濃淡画像を2値化し、こ
の2値画像から対象物の2点間距離を計測する形状計測
装置において、前記濃淡画像の離散的なデータを所定の
2値化しきい値を用いて2値化し、対象物と背景との仮
の境界座標を算出する手段と、前記仮の境界座標及びそ
の濃度値と、この濃度値に対し2値化しきい値を挟む関
係にある濃度値を与える隣接座標及びその濃度値と、2
値化しきい値とに基づいて、前記濃淡画像の濃度プロフ
ァイルと2値化しきい値との交点である真の境界座標を
算出する手段とを備えたものである。
【0006】なお、前記濃淡画像は、請求項2に記載し
たようにフレーム画像として取り込んでも、または請求
項3に記載したようにフィールド画像として取り込んで
も良い。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。図1において、1はベルトコンベア等に
より搬送される計測対象としての茄子、2は茄子1を照
明する照明器、3Aは茄子1を撮像するフレーム画像用
カメラ、3Bは電子シャッターにより茄子1のフィール
ド画像を撮像するフィールド画像用カメラである。ここ
で、フィールド画像用カメラ3Bは、フレーム画像用カ
メラ3Aに代えて用いられるものであり、インタレース
式CCDカメラ等を備えている。
【0008】一方、4は本発明にかかる形状計測装置で
あり、カメラ3Aまたは3Bにより撮像した茄子1の濃
淡画像を入力、転送する画像入力部5と、濃淡画像が格
納される濃淡画像メモリ6と、濃淡画像を所定のしきい
値により2値化し、転送する2値化部7と、2値画像が
格納される2値画像メモリ8と、2値画像メモリ8内の
2値画像から茄子1の首径等を計測するために2点間距
離を測定する2値画像計測部9と、濃淡画像メモリ6内
の濃淡画像に基づいて、後述のように茄子1と背景との
境界座標を精密に求める濃淡画像計測部10とから構成
されている。
【0009】次に、この実施形態の動作を説明する。図
2は計測対象物である茄子1の平面形状を示す図であ
り、この実施形態では茄子1を直交座標系のH,V方向
(水平−垂直方向)に沿って計測するものとし、首径と
してA,B点間の長さを測定することとする。
【0010】図3はA点付近の濃度分布を模式的に表し
た図であり、茄子表面の濃度が高く(図中、白色で示
す)、背景は濃度が低く(図中、黒色で示す)なってい
る。A点は茄子1と背景との境界部分であり、濃度勾配
がある部分(図中、ドットによる濃淡で階層的に示して
ある)では2値化しきい値により境界位置が定まる。
【0011】図3の状態を、請求項2に記載したように
フレーム画像用カメラ3Aにより撮像した濃淡画像が図
4である。このカメラ3Aに用いられているCCDの
H,V方向の画素の数及び視野から、茄子1の背景との
境界部分が一定形状の矩形の画素に分割されて撮像され
る。
【0012】図2及び図4におけるa−1,a−2は、
A点のV方向に隣接する両隣の画素であり、a−1は背
景側、a−2は茄子1側の隣接画素である。a−1,
A,a−2を含むV方向の濃度プロファイルを図5に示
す。
【0013】図5では、横軸にV方向の画素数(座標
値)Vを、縦軸に濃度Iを示してある。濃度プロファイ
ルは、実際にはI,V方向共に連続的なものであるが、
撮像された濃淡画像は、図5に細かいドットを付して棒
グラフ状に示したように、離散的なデータとして図1の
濃淡画像メモリ6に格納される。
【0014】なお、図5の縦軸の濃度Iにおいて、I−
1は画素a−1の濃度値、I−Aは画素Aの濃度値をそ
れぞれ示し、I−rは2値化しきい値を示している。ま
た、A点付近の濃度プロファイルには近似直線が引かれ
ている。
【0015】まず、濃淡画像を図5の2値化しきい値I
−rにより2値化し、濃度値がI−r以上である画素を
茄子1の画素と判定して整数値Aを仮の境界座標とす
る。次に、しきい値I−rと実際の濃度プロファイルと
の交点が境界座標であることから、A点に対ししきい値
(境界座標)を挟む関係にあるa−1点の濃度値I−1
を求める。
【0016】そして、3つの濃度値I−A,I−r,I
−1の比率により、整数座標であるA及びa−1を内分
する点a−rを求め、この点を真の境界座標とする。算
出方法の例としては、A点、a−1点の座標、濃度によ
り図5に示すごとく濃度プロファイルを直線近似し、2
値化しきい値I−rを代入して点a−rの座標を境界座
標として求めることができる。
【0017】A及びa−1は整数値であるため、得られ
る点a−rの座標値は小数点一位以下となり、1/10
以下の分解能で境界座標の検出が可能になる。図2にお
けるB点付近の境界座標も同様の手順により求められ、
こうして求めたA点、B点の座標から首径を測定するこ
とができる。
【0018】なお、ここではV方向の境界座標を求めて
長さを計測する場合につき説明したが、これと同様にH
方向、またはH,V直交座標系の45度方向の計測にお
いても、同様の濃度勾配の直線近似、2値化しきい値の
交点座標算出処理により境界座標を高精度に検出可能で
あり、各方向に沿った長さを正確に計測することができ
る。
【0019】次に、請求項3記載の発明の実施形態を説
明する。この実施形態では、フレーム画像用カメラ3A
に代えてフィールド画像用カメラ3Bを用い、搬送中の
茄子1をインタレース式CCDの電子シャッターによる
フィールド画像として撮像し、形状計測装置4に取り込
むものである。
【0020】カメラ3Bから形状計測装置4に取り込ま
れた画像については、前記同様に、撮像した濃淡画像の
2値化、濃度プロファイルの直線近似処理、近似直線と
2値化しきい値との交点座標の算出処理等を行う。
【0021】図6は、この実施形態における偶数フィー
ルドでの濃度プロファイルを示す図であり、濃度プロフ
ァイルの近似直線と2値化しきい値との交点座標である
a−eが、求められる境界座標である。図6の座標を仮
定すると、単なる2値化のみの場合の境界座標4に対し
て、a−eは約3.1となる。
【0022】同様に、図7は奇数フィールドでの濃度プ
ロファイルを示す図であり、濃度プロファイルの近似直
線と2値化しきい値との交点座標であるa−oが求めら
れる境界座標である。図7の座標を仮定すると、単なる
2値化のみの場合の境界座標3に対して、a−oは約
2.6となる。
【0023】本実施形態によれば、単純な2値化では同
一画像についての偶数フィールド、奇数フィールドの画
像による誤差が1画素発生する場合に、インタレースす
ることで発生するところの誤差である0.5画素に減少
させることができる。なお、偶数フィールド、奇数フィ
ールドのそれぞれだけに着目した場合には、境界位置の
検出精度が1/10以上向上することは、先の実施形態
と同様である。
【0024】この実施形態においても、H方向、または
H,V直交座標系の45度方向の計測について、V方向
と同様に高精度に境界座標を検出することができ、各方
向の長さを正確に測定することができる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、通常の2
値画像による2点間の距離計測に加え、濃淡画像を直接
用いて境界座標を検出する手法を加味することにより、
フレーム画像では画素数(整数)の小数点一位以下の分
解能で境界座標、ひいては長さを計測することができ
る。また、フィールド画像については偶数フィールド、
奇数フィールド両画像による計測誤差の減少が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】計測対象である茄子の平面形状を示す図であ
る。
【図3】図2におけるA点付近の濃淡を示す図である。
【図4】請求項2の発明の実施形態において、図3の状
態をフレーム画像用カメラにより撮像した画像を示す図
である。
【図5】図4の各画素の濃度プロファイルを示す図であ
る。
【図6】請求項3の発明の実施形態において、フィール
ド画像の偶数フィールドでの濃度プロファイルを示す図
である。
【図7】請求項3の発明の実施形態において、フィール
ド画像の奇数フィールドでの濃度プロファイルを示す図
である。
【符号の説明】
1 茄子 2 照明器 3A フレーム画像用カメラ 3B フィールド画像用カメラ 4 形状計測装置 5 画像入力部 6 濃淡画像メモリ 7 2値化部 8 2値画像メモリ 9 2値画像計測部 10 濃淡画像計測部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物の外観をカメラにより撮像して得
    た濃淡画像を2値化し、この2値画像から対象物の2点
    間距離を計測する形状計測装置において、 前記濃淡画像の離散的なデータを所定の2値化しきい値
    を用いて2値化し、対象物と背景との仮の境界座標を算
    出する手段と、 前記仮の境界座標及びその濃度値と、この濃度値に対し
    2値化しきい値を挟む関係にある濃度値を与える隣接座
    標及びその濃度値と、2値化しきい値とに基づいて、前
    記濃淡画像の濃度プロファイルと2値化しきい値との交
    点である真の境界座標を算出する手段と、 を備えたことを特徴とする形状計測装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の形状計測装置において、 対象物の濃淡画像をフレーム画像として得ることを特徴
    とする形状計測装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の形状計測装置において、 対象物の濃淡画像をフィールド画像として得ることを特
    徴とする形状計測装置。
JP8149339A 1996-06-11 1996-06-11 形状計測装置 Withdrawn JPH09330417A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015201693A (ja) * 2014-04-04 2015-11-12 富士電機株式会社 安全制御装置および安全制御システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015201693A (ja) * 2014-04-04 2015-11-12 富士電機株式会社 安全制御装置および安全制御システム
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Effective date: 20030902