JP3216439B2 - 円形容器の内面検査装置 - Google Patents

円形容器の内面検査装置

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JP3216439B2 JP22298494A JP22298494A JP3216439B2 JP 3216439 B2 JP3216439 B2 JP 3216439B2 JP 22298494 A JP22298494 A JP 22298494A JP 22298494 A JP22298494 A JP 22298494A JP 3216439 B2 JP3216439 B2 JP 3216439B2
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/88Investigating the presence of flaws or contamination
    • G01N21/90Investigating the presence of flaws or contamination in a container or its contents
    • G01N21/909Investigating the presence of flaws or contamination in a container or its contents in opaque containers or opaque container parts, e.g. cans, tins, caps, labels
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/70Determining position or orientation of objects or cameras
    • G06T7/73Determining position or orientation of objects or cameras using feature-based methods

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は円形容器の内面の欠陥の
有無を判定する円形容器の内面検査装置に関し、例え
ば、ビール用アルミ缶や紙コップなどの円形容器を検査
工程で検査位置に搬送させて、その内面をTVカメラに
よって撮影し、その際、得られた画像を画像処理装置に
取り込み、その画像を処理して円形容器内面の汚れ、凹
み、傷などの欠陥を検出できるようにした円形容器の内
面検査装置に係る。
【0002】
【従来の技術】従来の円形容器の内面検査装置として
は、被検査円形容器に対し、その上方から円形容器内面
をストロボ光源により照明した状態の下で、前記被検査
円形容器の中心軸方向からTVカメラで、その内面を撮
影して、その静止画面を画像処理装置に取り込み、この
静止画面を処理して前記被検査円形容器の内面の汚れ、
凹み、傷などの欠陥の有無を検査し、被検査円形容器の
良否の判定を行ない得るように構成した円形容器の内面
検査装置が知られている。そして、この検査装置は本発
明と同一出願人の出願に係る特開平5−72141号の
公開特許公報に開示されている。
【0003】図10(a) 〜図10 (c)はそのような円形
容器の内面検査装置の概要説明図である。内面検査装置
はTVカメラ1、画像処理装置2及びストロボ式の照明
ライトを備え、図10(a) に示されるように底面部を有
する円形容器3(この円形容器(缶)3は検査を行う所
定位置にコンベヤベルトで搬送されて来る)を上方から
前記照明ライトで照明して前記円形容器3の中心軸上に
据付けられた前記TVカメラ1により前記円形容器3の
内面を撮影し、その静止画面を前記画像処理装置2で処
理して汚れ、凹み、傷などの欠陥の有無を検出して前記
円形容器3の良否の判定を行う。
【0004】図10(b) はTVカメラ1で撮影した前記
円形容器(缶)3の平面図である。前記円形容器3の底
面部3aと側面部3bとが隣接する境界部3cと前記円
形容器3の開口周縁とは共に照らされて前記画像処理装
置2に取り込まれた画像には、それぞれに対応してリン
グ状の高輝度部101、102が同心円状の縞模様とし
て観測されるようになる。また、図10(c) は図10
(b) におけるTVカメラ1のラスタ走査ラインQ−Q1
に沿って走査点が移るにつれて表れるビデオ信号の波形
であり、前記高輝度部101、102のパターンに従っ
て増減変化する濃淡画像信号となる。
【0005】その際、円形容器3に、汚れ、傷などがあ
ると、その部分で照明光が吸収されたり、逆に高輝度に
反射されて画像パターンに変化が起きる。また、円形容
器3に、凹みや窪みがあると、前記高輝度部101、1
02の円形に歪みが起きる。前記画像処理装置2では、
前記濃淡画像信号を予め設定した閾値を基準に2値化
(例えば、閾値以上のレベルなら“1”、閾値に満たな
いレベルなら“0”として扱う)したり、或いは、前記
ビデオ信号を微分し、信号の変化部分を強調して前記高
輝度部101、102のパターンの増減変化を検出し易
くするなどの処理を行い、これらに基づき前記円形容器
3の良否の判定を行う。そして、欠陥検出箇所の数及び
その面積が許容値を上回る場合には、その円形容器を不
良品として取り扱うようその判定結果を出力する。な
お、当然のことであるが、このような自動検査工程にあ
って、不良品と判定された円形容器はコンベヤベルトか
ら排除される。
【0006】また、前記内面検査装置では、検査される
円形容器に対して複数の検査エリア(ウィンドウ)を設
定しておき、円形容器が検査を行う所定位置に搬入され
ると、先ず円形容器の位置を検出し、画像処理装置側で
位置ずれの補正を行った上で所定のエリアを対象とした
ウインドウを発生させて欠陥検査を行うようにしてい
る。
【0007】検査される円形容器の位置の検出は次のよ
うな手法で行っている。即ち、図10(b) に示した前記
高輝度部101、102に着目して、その画像信号を2
値化した後、各ラスタ走査ラインに沿ってウィンドウに
表れる画像信号の最初の立ち上がりエッジと最後の立ち
下がりエッジの座標を求め、これに基づき算出したエッ
ジ座標の中点の平均値から走査方向と同方向の座標軸
(X軸)に対する被検査円形容器の位置を特定する。次
に、走査方向を前回行った走査方向に対し垂直な方向に
変更し、前述の手法と同様な手法で、走査方向と同方向
の座標軸(Y軸)に対する被検査円形容器の位置を特定
する。その結果、二次元の画面上で被検査円形容器の位
置を特定することができるようになる。
【0008】また、位置検出用の画像信号の2値化手段
としては、一般に円形容器底面部の画像の濃淡が、固定
2値化法を用いることができるほど鮮明ではないため、
差分2値化法により、2値化を行う。その一例として
(1) 式の算出結果により処理する手法が知られている。 |P(i,j)−P(i+α,j)| > Thd → 1 ・・・(1) ここでP(i,j)は着目画素、P(i+α,j)は、
着目画素より走査方向にα画素だけ離れた背景画素、T
hdは差分閾値であり、αは画像の解像度やその他の条
件に応じて適切な数値を設定することにより、安定した
画像の2値化が可能になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うに、TVカメラ1を円形容器3の真上に据付け、この
位置から円形容器3の内面を撮影して前記手法により検
査を行う場合には、円形容器3の側面部3bはTVカメ
ラ1の据付け位置からは斜め方向に見ることになり、側
面部3bがぼけたりして、即ち、画像の分解能が低下
し、微細な欠陥を高精度に検出することが困難になる。
【0010】そこで、図11(a) に示すように、検査さ
れる円形容器3に対して、その中心軸から所定角度θを
なす方向にTVカメラ1を据付け、この位置からカメラ
と正面に向かい合う面領域を対象検査エリアとして撮影
すれば、図10(a) 〜図10(c)に示して説明した前述
の手法に比べて円形容器3の側面部3bを正確に捕らえ
ることができ、その部分を検査エリアとする画像の画素
分解能が改善され、微細な欠陥までも高精度に検出する
ことができるようになる。しかしながら、この手法で円
形容器の内面の全領域を検査するには、検査位置に位置
や角度をそれぞれ違えて複数台のTVカメラを据付ける
必要がある。
【0011】図11(b) は図11(a) に示されるTVカ
メラの位置から円形容器の内面の底壁コーナー部を撮影
して拡大し、さらに画面の向きをX、Y座標軸に正しく
合致させた検査画面を表した図である。
【0012】円形容器3の内面を斜め上方からTVカメ
ラ1で撮影する場合、円形容器3の一部がTVカメラ1
の視野から外れるため、リング状の高輝度部101、1
02は、その円周の一部しか捕らえることができない。
その上、図11(b) に示される状態から分かるように高
輝度部101、102の円弧はX、Y座標軸に対し平行
ないずれかの線と一点のみでしか交差しない。そのた
め、図10(a) 〜図10(c)に示して説明した前述の手
法における如き、円形容器3の位置の特定方法(ウィン
ドウの画面上で走査ラインと交わる画像信号の始端、終
端のエッジ座標からその中点座標を算出して円形容器の
位置を特定する)は採り得ず、従って、検査される円形
容器3の正確な位置を特定することはできない。
【0013】一方、前記(1)式による画像信号の2値
化法を用いて高輝度部102(円形容器の内面の底壁コ
ーナー部)の幅を求める場合、正確な値を求め難いとい
う問題がある。即ち、前記走査方向は一定であるのに対
し、前記高輝度部102はリング状であるため、前記高
輝度部102の幅に対し走査線が直角に横切る場合は最
小幅の値で且つ真の幅の値が得られるが、前記高輝度部
102の幅に対し横切る走査線が斜めになればなるほど
真の幅よりも広い値として算出される。そして、前記α
は定数であるので、十分に大きな値にαを設定しておか
ないと、前記高輝度部102の幅の内部に着目点と前記
定数αに対応する点が共に含まれる事態が招来され、差
分2値化するための差分がなくなってしまい算出不能と
なる。なお、前記高輝度部101についても事情は同様
である。
【0014】また、紙円形容器では、その側面に継ぎ目
があり、前記(1)式による画像信号の2値化を行う際
に、前記継ぎ目に起因する濃淡変化がノイズ画像として
2値化されるおそれがある。そのため、このような悪影
響を回避し得る円形容器の位置検出方法が要望されてい
る。
【0015】本発明は前述の問題点を考慮して、検査さ
れる円形容器の中心軸から所定の角度をなす方向にTV
カメラの対物レンズを向けて、その円形容器の内面を撮
影する場合においても、その円形容器の位置を正確に決
定し、これに基づいて、検査される円形容器の内面の欠
陥の有無を精度よく検査できるようにした円形容器の内
面検査装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の円形容器の内面
検査装置は、円形容器の底面部及び側面部の一部を検査
エリアとして、TVカメラで撮像したビデオ信号をA/
D変換したうえで、その多値濃淡画像信号を画面データ
として記憶するフレームメモリと、前記円形容器の底面
部と側面部とにまたがったコーナー部分を検査エリアと
する検査画面上で、前記コーナー部分に対応するリング
状領域の周上に定めた複数のサンプリング点を含み、前
記リング状領域の円弧とほぼ直交して延びるスリット状
の位置検出スリットを設定すると共に該位置スリット毎
に前記フレームメモリの画面データを走査して差分濃淡
信号を求め、且つ、予め設定した固定閾値により2値化
した上で位置検出スリットとのAND条件からスリット
内位置検出画像を求める手段と、前記スリット内位置検
出画像の画素の中で前記リング状領域と交差する画素を
基準にしてスリット内位置検出座標を求める手段と、前
記各サンプリング点で得たスリット内位置検出座標を基
に円方程式を用いて各スリット内位置検出座標を円周上
の点とする円の中心の計測位置座標を求める手段と、容
器基準位置に置かれた円形容器に対して計測した前記計
測位置座標に対応する容器基準位置座標を記憶しておく
手段とを備え、前記計測位置座標と前記容器基準位置座
標とのずれをオフセット量として前記被検査円形容器に
対する検査位置の特定並びに位置ずれ補正を行い前記円
形容器内面の検査を行うよう構成する。
【0017】また、前記内面検査装置において、円形容
器の底面部と側面部との間のコーナー部に対応するリン
グ状領域に対し、少なくともその周上3箇所のサンプリ
ング点に位置検出スリットを設定し、各位置検出スリッ
ト毎に求めたスリット内位置検出座標を基に計測座標を
算出するか、或いは容器の底面部と側面部との間のコー
ナーに対応するリング状領域に対し、少なくともその周
上に2箇所のサンプリング点に位置検出スリットを設定
し、各位置検出スリット毎に求めたスリット内位置検出
座標と既知の半径とを基に計測座標を算出する。差分濃
淡信号の発生手段として円形容器の容器基準位置を中心
とする方向にフレームメモリの画面データを走査する。
更に、スリット内位置検出座標は位置検出のため2値画
像を走査した際、白から黒へ変化した画素の座標のう
ち、そこから円形容器の容器基準位置に対し最短距離と
なる当該座標を、その位置検出スリットの代表点とす
る。また、各位置検出スリットの設定手段として、円形
容器の容器基準位置を中心とする方向に前記位置検出ス
リットが設定できるよう構成する。
【0018】
【作用】被検査円形容器に対し、その中心軸から所定の
角度をなす方向からTVカメラで円形容器の内面を撮影
した場合においても、その検査画面のウィンドウ上で捕
らえた容器輪郭に対応する円弧状の高輝度部に対し、そ
の周上に定めた2乃至3点のサンプリング点に位置検出
スリットを設定した上で、その位置検出スリットと高輝
度部との交点に対応するスリット内位置検出座標を求
め、更にその各座標を円方程式に代入して演算すること
により前記サンプリング点の座標を円周上の点とする高
輝度部の円の中心座標、即ち、計測位置座標が求めら
れ、且つ、この計測位置座標を基準に被検査容器の位置
を正確に特定することができる。
【0019】一方、位置検出用の差分2値化信号の発生
手段として円形容器の基準位置を中心とする方向に前記
フレームメモリの画面データを走査するようにして円形
容器内面の底部コーナー部と走査方向のなす角がほぼ垂
直に交わるようにしたので、画面データを水平または垂
直の1方向にのみ走査する場合に比べて、2値化信号を
安定して得ることができる。
【0020】また、前記スリット内位置検出画像の画像
エッジ点検出として各位置検出スリット内で最も円形容
器の基準位置に近い点をその位置検出スリットの代表点
とするようにしたので、前記スリットに幅がある場合、
紙円形容器のように側面に継ぎ目がある場合でも各スリ
ットの代表点より円形の基準位置を算出することができ
る。
【0021】また、各位置検出スリットの設定手段とし
て円形容器の基準位置を中心とする方向に前記位置検出
スリットが設定できる(例えば、扇を開いたような形)
ようにしたので位置検出スリットを複数設定したい場合
でも容易に設定が可能である。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の実施例
について詳細に説明する。図1は本発明の円形容器の内
面検査装置における画像処理装置のブロック構成図であ
り、この画像処理装置は図10(a) 中に示される画像処
理装置2に相当する。
【0023】TVカメラ1から取り込んだ入力画像信号
P0 は不図示のA/Dコンバータにより8ビット単位の
濃淡画像信号に変換され、それらの濃淡画像信号(画像
データ)はフレームメモリ4に記憶される。このフレー
ムメモリ4に記憶された画像データは画像アドレス発生
回路5によってフレームメモリ4に与えられる画像のX
Yアドレス指令に従って順次フレームメモリ4から読み
出され、画像差分回路6に送られる。詳述すると、検査
エリアに対応するウィンドウの画像領域は予めCPU7
により設定され、それに対応するフレームメモリ4内の
一つの矩形領域の画像データが順次読み出されるよう前
記画像アドレス発生回路5からアドレスが指定され、そ
の結果、読み出された画像データは画像差分回路6に送
られる。
【0024】画像差分回路6では、画像データと背景濃
度との差である差分濃淡信号を得るための画像処理が行
われ、その結果得られた画像信号を画像2値化回路8に
出力して所定の閾値で2値化処理を行う。その後、その
2値化出力はノイズ除去回路9を経てゲート回路10に
送られる。
【0025】前記ゲート回路10には前記2値化出力と
は別にウィンドウメモリ11からデータが入力してお
り、このウィンドウメモリ11で選択されるメモリ領域
は前記フレームメモリ4へ与えるアドレス信号によって
選択されるメモリ領域と1対1に対応している。そし
て、前記ウィンドウメモリ11には検査エリアに対応す
る領域に“1”が、それ以外の領域には“0”が前記C
PU7によって予め設定される。また、このウィンドウ
メモリ11に記憶されるデータは、前記フレームメモリ
4と同期してウィンドウアドレス発生回路12により与
えられるアドレス指令に従って読み出される。即ち、前
記フレームメモリ4と前記ウィンドウメモリ11とから
データが読み出される様子は、ファクシミリ装置の送信
側装置と受信側装置との走査が同期しているのと同様の
関係にある。また、同一のメモリチップを前記フレーム
メモリ4と前記ウィンドウメモリ11とに用いる場合、
前記フレームメモリ4と前記ウィンドウメモリ11との
アドレス間のオフセットはCPU7により設定し、一組
のメモリ装置(例えば、256メガビット×8チップ)
を領域が重複しないように利用できるようにしてある。
【0026】一方、前記ゲート回路10では、前記2値
化出力と前記ウィンドウメモリ11の出力データとの論
理積(AND)を演算し、その結果を座標メモリ13に
出力する。この座標メモリ13では後述するように前記
2値化出力をコード化してメモリに格納する。なお、C
PU7は前記閾値の設定、ウィンドウの設定、位置づれ
の補正、欠陥計測及び円形容器の良否判定などの処理機
能を担っている。
【0027】図2は前記画像差分回路6と前記画像2値
化回路8との詳細な構成を示すブロック図である。フレ
ームメモリ4から読み出された画像データはラインメモ
リ14と減算回路15へ共に入力している。前記減算回
路15ではラインメモリ14の画像データを背景画素と
し、入力画像からの画像データを着目画素データとして
前記背景画素データ(の値)から前記着目画素データ
(の値)を減算して差分濃淡信号を得る。そして、ライ
ンメモリ14は不図示の画素クロックに同期して画素信
号を遅延させる機能を有している。而して、この遅延は
差分の算出の対象となる背景画素と着目画素の同一走査
線上での距離に相当する。
【0028】前記減算回路15の出力は絶対値回路16
に入力し、ここで差分濃淡信号が負数となる場合には整
数に変換した上で比較器17に送られる。なお、この比
較器17には、被検査円形容器の特性に応じて外部から
CPU7を介して入力された欠陥検出のための閾値が閾
値設定ポート18を介して入力する。そして、前記比較
器17では、閾値と前記差分濃淡信号とが比較され、2
値化出力として図1に示されるノイズ除去回路9に送ら
れる。
【0029】図3はノイズ除去回路の一例を示す回路構
成図である。ノイズ除去回路9はシフトレジスタSR
1、SR2と論理回路で構成され、画素フィルタの役を
担い、その機能は同一走査線上で連続したn画素(nは
正の整数)以下の画像のみをカットする。即ち、同一走
査線上にn画素分を超える同一信号(例えば“1”)が
連続しない限り、それを画像信号として扱わずに無視す
る。そして、ノイズ除去回路9に与える選択信号S0〜
S2によって図4に示すようなフィルタ量の画素数Mが
0から4(前記nに相当する)まで選択できるようにし
てある。
【0030】前記ノイズ除去回路につき、更に、詳述す
ると、前記選択信号S0、S1、S2が“0”、
“0”、“0”であるとき、ゲートG0からゲートL0
をアクティブにさせる制御信号が送られ、この状態では
シフトレジスタSRで5画素クロック分遅延された(遅
延量:図5参照)2値画像出力の総て(フィルタ画素数
0)がORゲート30から得られる。
【0031】前記選択信号S2、S1、S0が“0”、
“0”、“1”であるときには、ゲートG1からゲート
L1をアクティブにさせる制御信号が送られ、この状態
では同一走査線上で2画素以上“1”が連続したとき
(フィルタ画素数1)にORゲート30から2値画像出
力が得られる。
【0032】前記選択信号S2、S1、S0が“0”、
“1”、“0”であるときには、ゲートG2からゲート
L2をアクティブにさせる制御信号が送られ、この状態
では同一走査線上で3画素以上“1”が連続したとき
(フィルタ画素数2)にORゲート30から2値画像出
力が得られる。
【0033】また、前記選択信号S2、S1、S0が
“0”、“1”、“1”であるときには、ゲートG3か
らゲートL3をアクティブにさせる制御信号が送られ、
この状態では同一走査線上で4画素以上“1”が連続し
たとき(フィルタ画素数3)にORゲート30から2値
画像出力が得られる。
【0034】更に、前記選択信号S2、S1、S0が
“1”、“0”、“0”であるときには、ゲートG4か
らゲートL4をアクティブにさせる制御信号が送られ、
この状態では同一走査線上で5画素以上“1”が連続し
たとき(フィルタ画素数4)にORゲート30から2値
画像出力が得られる。なお、図5は図3に示すノイズ除
去回路9の動作をタイミングチャートで表したものであ
る。前記ノイズ除去回路9は常法により種々に論理回路
を組み合わせ、同一走査線上でn画素以上の“0”が連
続したときORゲート30から2値画像出力が得られる
ようにすることができ、更に、同一走査線上でn画素以
上の“1”が連続したときと、“0”が連続したときの
いずれの場合でもORゲート30から2値画像出力が得
られるように構成することもできる。
【0035】図6は図1における座標メモリ13で処理
する画像コード化の説明図であって、同図に示されるA
〜Yは画像を構成するセグメントを表している。図6に
示す例では、図7に示すように各セグメントA〜Yに関
するX軸座標、Y軸座標及びセグメント長(Lengt
h)が画面の走査順に座標メモリ13に格納される。即
ち、例えば、セグメントAはX方向の終点が10バイ
ト、Y方向の始点が4バイト、セグメント長は6バイト
であり、セグメントIはX方向の終点が19バイト、Y
方向の始点が8バイト、セグメント長は12バイトであ
り、このようなデータが前記座標メモリ13に格納され
る。
【0036】次に、前述の画像処理装置を含む円形容器
の内面検査装置を用いて検査される円形容器の位置を特
定する手法を図8及び図9を参照しながら説明する。図
8は検査される円形容器の位置を特定する手法の説明図
である。
【0037】検査画面上には、リング状の高輝度部10
2(図11に示した円形容器の底部コーナ部に対応する
高輝度パターン)に対し、その円弧上の3箇所に定めた
サンプリング点を含み、その円弧にほぼ直交して延びる
位置検出スリットWS1〜WS3が設定されている。こ
の位置検出スリットWS1〜WS3の形状を定めるデー
タは、図1に示されるウィンドウメモリ11に前もって
格納されている。そして、検査位置に搬入された被検査
円形容器をTVカメラで撮影し、次いで、まず、図1に
示したフレームメモリ4の画面データを走査し、画像差
分回路6、画像2値化回路8を経て2値化した画像信号
を得る。この2値化した画像信号とウィンドウメモリ1
1から読み出した前記位置検出スリットWS1〜WS3
の形状を定めるデータとのAND条件から、各位置検出
スリット内の容器位置検出画像(2値化画像)を求め
る。更に、位置検出スリットと高輝度部102の前記差
分2値画像との交点のうち、スリットの外側端a1〜a
3に近い点P1〜P3の座標P1(x1,y1)、P2
(x2,y2)、P3(x3,y3)を図1に示した座
標メモリ13のデータに基づいてCPU7で演算する。
その後、その各座標を後記の円方程式(2)に代入して
点P1〜P3を円周上の点とするリング状の高輝度部1
02に対応する円Oの中心座標(α,β)を求め、これ
を被検査円形容器に対する計測位置検出座標とする。 (x−α)2 +(y−β)2 =r2 ・・・(2) 但し:rは円Oの半径
【0038】図9は検査される円形容器の位置を特定す
る他の手法の説明図である。この手法は前述した円Oの
半径rが既知である場合に適用される。即ち、この例で
は検査画面上におけるリング状の高輝度部102に対
し、その円弧上の2箇所に定めたサンプリング点に位置
検出スリットWS4,WS5を設定し、図8に示した手
法と同様に点P4,点P5の座標を算出した後、この座
標P4(x4,y4)、P5(x5,y5)及び既知の
半径rの値を前記(2)式の円方程式に代入して円Oの
中心座標(α,β)を求め、これを計測位置座標として
被検査容器容器の位置を特定する。
【0039】また、別途に、基準の検査位置に置かれた
円形容器に対して前述と同様な手法で円Oの中心座標
(A,B)を求め、これを容器基準位置座標として予め
メモリに記憶しておく。次いで、実際の検査工程で検査
位置に搬入された被検査円形容器(検査位置は容器基準
位置と正確に一致せず変動がある)について、前記手法
により検査画面上で計測位置座標(α,β)が求められ
ると、ここで計測位置座標(α,β)と前記容器基準位
置座標(A,B)とを比較して座標軸上での偏差値Δx
=α−A及びΔy=β−Bを演算し、このΔx、Δyを
オフセット値として図1に示されるウィンドウアドレス
発生回路12に設定することにより、検査画像と検査エ
リア毎に設定したウィンドウとの位置関係が適正に補正
される。
【0040】このようにして検査画面上で被検査円形容
器の位置検査を行って容器基準位置のずれを補正した
後、次いで、後記する如く欠陥検査を実行する。即ち、
図1に示されるフレームメモリ4を走査して各ウィンド
ウ毎に画像データを読み出し、画像差分回路6、画像2
値化回路8にて所定の閾値を超えた欠陥画素を選別し、
さらにノイズ除去回路9、ゲート回路10を経て座標メ
モリ13にてセグメント長を総和してウィンドウ画面内
の欠陥画素数を算出する。そして、CPU7により予め
設定されている欠陥面積の閾値(許容限界値)と前記欠
陥画素数とを比較して良否判定を行い、欠陥画素数が閾
値を上回った場合には不良円形容器としてCPU7から
不良判定信号を出力し、これに基づいてコンベヤベルト
から不良円形容器を除外する。
【0041】次に、被検査円形容器の位置検査用画像の
2値化方法について、その一例を示す。図12(a) は、
図8の画像を走査方向131に沿って走査し、前記(2)
式を適用して得られる2値画像の例を示す説明図であ
る。図示される如く、走査方向とその走査線が接する円
形容器内面のリング状の高輝度部に対する接線の方向と
が平行に近づけば近づくほど2値画像132の幅は小さ
くなる傾向がある。従って、この傾向のみを考慮する
と、前記走査方向と前記接線の方向とは直角に近い角度
で交差する部分に位置検出スリットを設けた方が有利と
なる。しかし、反面、そのようにすると、位置検出スリ
ットの間隔が小さくなって、位置検出スリットを設定し
得る範囲が狭まり、それに起因する基準点算出上の誤差
が大きくなってしまう。
【0042】図12(b) は2値画像を得るために図8の
画像を走査する走査態様を説明する説明図である。2値
画像132の幅は図に示す如く一定となるよう走査方向
131が設定時の基準点Oに向かうようにしてある。こ
のようにすることによって原画像から安定的に2値画像
を得ることができる。
【0043】このような走査を行う手段として、基準点
Oからある半径Rの円弧を走査開始点定義リング133
(破線)として設定し、この円弧の周上に走査開始点S
1〜Snを周に沿って等間隔に散在する点となるように
設定する。そして、これらの点と基準点Oとを結ぶ直線
を走査線として、走査線S1よりSnまでを順次走査
し、各走査線を画面内の座標における直線式として求め
る。
【0044】次に、紙円形容器のように円形容器の側面
に継ぎ目のある場合の位置検出手法についての例を説明
する。図13(a) は紙円形容器側面の継ぎ目141が検
査視野内にある場合の位置検出手法の例を説明する説明
図であり、図13(b) は位置検出スリットWs1を拡大
した状況を示す説明図である。円形容器内面のリング状
の高輝度部の2値化画像は数字132で示される如く得
られるが、継ぎ目141は円形容器側面内の予め決まっ
た部分に位置するのではなく、何処に現れるかは不定で
あって、図13(b) に斜線で示す部分に現れる場合も起
こり得る。この継ぎ目の有無に関わらず、位置検出スリ
ットWs1での代表点を求める方法として、位置検出用
の2値画像を走査した際、白から黒への変化エッジ点の
座標を記憶しておき、それら変化エッジ点の座標の中か
ら容器位置基準点Oへの最も短い直線距離に対する変化
エッジ点の座標点P'1を位置検出スリットWs1での代
表点とすれば、図13(b)の斜線部での継ぎ目141の
有無は位置検出のために全く影響を及ぼさない。
【0045】同様の手法で、位置検出スリットWs2,
Ws3等についても前述と同様にして変化エッジ点の座
標点P'2,P'3等を求め、円形容器中心位置を算出する
ことができる。
【0046】次に、位置検出スリットの設定方法につい
て説明する。図14は位置検出スリットWs1〜Ws5
を画面上に設定した例を示す説明図である。これは位置
検出スリットの個数n,画面外にある容器基準位置O,
容器基準位置Oから位置検出スリットの中心までの距離
r,位置検出スリット間隔θ,および位置検出スリット
の長さl(エル)が指定されることによって、決定する
ことができる。従って、いちいち位置検出スリットを設
定するよりも、これらのパラメータを指定して、一度に
位置検出スリットを発生させた方が効率的である。
【0047】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、被検査円形容器に対し、その中心軸から特定角度
をなす方向からTVカメラで円形容器の内面を撮影した
場合であっても、検査画面上で被検査円形容器の位置を
正確に特定することができ、それに基づき位置ずれを補
正して被検査円形容器の内面の微細な欠陥を精度よく検
出することができる。そして、被検査円形容器の側面部
に対する検査精度が向上し、検査装置の機能の向上及び
検査装置の汎用性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る円形容器の内面検査装
置におけるハードウェアの要部構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1に示される画像差分回路、画像2値化回路
の詳細な回路構成を表すブロック図である。
【図3】図1に示されるノイズ除去回路の具体的な回路
構成図である。
【図4】図3に示されるノイズ除去回路におけるフィル
タ量の選択の説明図である。
【図5】図3に示されるノイズ除去回路の動作を表すタ
イミングチートである。
【図6】図1に示される座標メモリに記憶されるコード
化された2値画像の内容の一例を表す説明図である。
【図7】図6に示される各セグメントに対応した座標メ
モリの格納データを表す説明図である。
【図8】検査される円形容器の位置を特定する手法の説
明図である。
【図9】検査される円形容器の位置を特定する他の手法
の説明図である。
【図10】従来の検査装置による円形容器の内面検査法
を説明する説明図であり、(a) は検査装置と共に表した
被検査円形容器の側断面図、(b) はTVカメラで撮像し
た円形容器の画像平面図、 (c)は(b) 図における走査Q
−Q1に沿ったビデオ信号を表す図である。
【図11】被検査円形容器に対しその中心軸から所定角
度をなす斜め方向にTVカメラを据付けて検査する場合
の説明図であり、(a) は被検査円形容器とTVカメラと
の相対位置を表す図、(b) は(a) 図の位置で撮像したT
Vカメラの画像を表す図である。
【図12】(a) は、図8の画像を走査方向131に沿っ
て走査し、円方程式(2)を適用して得られる2値画像
の例を示す説明図、(b) は2値画像を得るために図8の
画像を走査する走査態様を説明する説明図である。
【図13】(a) は紙円形容器側面の継ぎ目141が検査
視野内にある場合の例を説明する説明図、(b) は位置検
出スリットWs1を拡大した状況を示す説明図である。
【図14】位置検出スリットWs1〜Ws5を画面上に
設定した例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 TVカメラ 2 画像処理部 3 円形容器 3a 底面部 3b 側面部 3c コーナー部 4 フレームメモリ 5 画像アドレス発生回路 6 画像差分回路 7 CPU 8 画像2値化回路 9 ノイズ除去回路 10 ゲート回路 11 ウインドウメモリ 12 ウインドウアドレス発生回路 13 座標メモリ 101 高輝度部 102 高輝度部 WS1〜WS5 位置検出スリット

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底の円形容器に対し、該円形容器の中
    心軸から所定の角度をなす斜め方向よりTVカメラで前
    記円形容器内面を撮影してその画像を画像処理装置に取
    り込み、且つ、該画像処理装置でその画像を位置補正し
    たうえで前記円形容器の検査エリアに対応して設定した
    ウィンドウに表れる画像を処理し、前記円形容器内面の
    汚れ、傷その他の欠陥の有無の検出、良否判定を行う円
    形容器の内面検査装置において、 前記円形容器の底面部及び側面部の一部を画面の検査エ
    リアとして、TVカメラで撮像したビデオ信号をA/D
    変換したうえで、その多値濃淡画像信号を画面データと
    して記憶するフレームメモリと、 前記円形容器の底面部と側面部とにまたがったコーナー
    部分を検査エリアとする画面上に前記コーナー部分に対
    応するリング状領域の周上に定めた複数のサンプリング
    点を含み、前記リング状領域の円弧とほぼ直交して延び
    るスリット状の位置検出スリットを設定すると共に該位
    置スリット毎に前記フレームメモリの画面データを走査
    して差分濃淡信号を求め、且つ、予め設定した固定閾値
    により2値化した上で位置検出スリットとのAND条件
    からスリット内位置検出画像を求める手段と、 前記スリット内位置検出画像の画素の中で前記リング状
    領域と交差する画素を基準にしてスリット内位置検出座
    標を求める手段と、 前記各サンプリング点で得たスリット内位置検出座標を
    基に円方程式を用いて各スリット内位置検出座標を円周
    上の点とする円の中心の計測位置座標を求める手段と、 容器基準位置に置かれた円形容器に対して計測した前記
    計測位置座標に対応する容器基準位置座標を記憶してお
    く手段とを備え、 前記計測位置座標と前記容器基準位置座標とのずれをオ
    フセット量として前記被検査円形容器に対する検査位置
    の特定並びに位置ずれ補正を行って前記円形容器内面の
    検査を行うことを特徴とする円形容器の内面検査装置。
  2. 【請求項2】 円形容器の底面部と側面部との間のコー
    ナー部に対応するリング状領域に対し、少なくともその
    周上3箇所のサンプリング点に位置検出スリットを設定
    し、各位置検出スリット毎に求めたスリット内位置検出
    座標を基に計測位置座標を算出するようにしたことを特
    徴とする請求項1に記載の円形容器の内面検査装置。
  3. 【請求項3】 円形容器の底面部と側面部との間のコー
    ナーに対応するリング状領域に対し、少なくともその周
    上2箇所のサンプリング点に位置検出スリットを設定
    し、各位置検出スリット毎に求めたスリット内位置検出
    座標と既知の半径とを基に計測位置座標を算出するよう
    にしたことを特徴とする請求項1に記載の円形容器の内
    面検査装置。
  4. 【請求項4】 差分濃淡信号の発生手段として円形容器
    の容器基準位置を中心とする方向にフレームメモリの画
    面データを走査することを特徴とする請求項1乃至請求
    項3のいずれかに記載の円形容器の内面検査装置。
  5. 【請求項5】 スリット内位置検出座標は位置検出のた
    め2値画像を走査した際、白から黒へ変化した画素の座
    標のうち、そこから円形容器の容器基準位置に対し最短
    距離となる当該座標を、その位置検出スリットの代表点
    とすることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
    かに記載の円形容器の内面検査装置。
  6. 【請求項6】 各位置検出スリットの設定手段として、
    円形容器の容器基準位置を中心とする方向に前記位置検
    出スリットが設定できることを特徴とする請求項1乃至
    請求項3のいずれかに記載の円形容器の内面検査装置。
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