JPH0933038A - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JPH0933038A
JPH0933038A JP18011395A JP18011395A JPH0933038A JP H0933038 A JPH0933038 A JP H0933038A JP 18011395 A JP18011395 A JP 18011395A JP 18011395 A JP18011395 A JP 18011395A JP H0933038 A JPH0933038 A JP H0933038A
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Susumu Izumisawa
享 和泉沢
Hisayasu Watanabe
久恭 渡辺
Kikuo Okamoto
喜久雄 岡本
Shuichi Onodera
修一 小野寺
Masa Ishimoto
雅 石本
Seiichi Mori
清一 森
Hitoshi Hayashi
均 林
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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】出湯時に出湯温の変動を生じないようにして快
適に湯の使用を行える燃焼装置を提供すること。 【構成】補正ガス20を燃焼させる際に、フィードフォ
ワード燃焼補正ガス量(F/F量)24に基づいて算出
した前記補正ガス20a、およびフィードフォワード燃
焼補正ガス量(F/F量)24と補正値(α)26との
積に基づいて算出した前記補正ガス20bに応じて、複
数の燃焼面12の中から所要の面数の燃焼面12を選択
的に切替え、選択燃焼面13上で補正ガス20を燃焼さ
せてフィードフォワード給湯燃焼制御15を実行する、
ことを特徴とする燃焼装置10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出湯時に、フィー
ドフォワード燃焼補正ガス量と補正値とに基づいて算出
した補正ガスを燃焼させる際に、複数の燃焼面の中から
所要の面数の燃焼面を選択的に切替えるとともに、当該
選択燃焼面上で当該補正ガスを燃焼させて給湯の出湯温
の変動を最適化するフィードフォワード給湯燃焼制御を
実行する燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の燃焼装置は、出湯時に、フ
ィードフォワード燃焼補正ガス量と補正値とに基づいて
算出した補正ガスを燃焼させる際に、複数の燃焼面(例
えば、燃焼面がA燃焼面とB燃焼面とC燃焼面とから構
成されている)の中から所要の面数の燃焼面を選択的に
切替えるとともに、当該選択燃焼面上で当該補正ガスを
燃焼させて給湯の出湯温の変動を最適化するフィードフ
ォワード給湯燃焼制御を実行していた。
【0003】燃焼面の切替えを伴わないフィードフォワ
ード給湯燃焼制御においては、例えば、図5(a)に示
すように、A燃焼面とB燃焼面とを選択燃焼面(以降、
A+B燃焼面と表現する)とし、補正ガスの燃焼中は、
燃焼面の切替えを実行せずに、同一の選択燃焼面(つま
り、A+B燃焼面)上で補正ガスを燃焼(以降、A+B
面燃焼と表現する)させてフィードフォワード給湯燃焼
制御を実行していた。
【0004】また、燃焼面の切替えを伴うフィードフォ
ワード給湯燃焼制御においては、例えば、図5(c)に
示すように、出湯当初は、A燃焼面とB燃焼面と燃焼面
Cとから成るA+B+C燃焼面を選択燃焼面とするフィ
ードフォワード給湯燃焼制御(つまり、A+B+C面燃
焼によるフィードフォワード給湯燃焼制御)を実行し、
補正ガスが所定のガス量(つまり、燃焼面切替ライン)
に達したときに、燃焼面の切替えを実行してA+B燃焼
面を選択燃焼面とするフィードフォワード給湯燃焼制御
(つまり、A+B面燃焼によるフィードフォワード給湯
燃焼制御)を実行していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術の燃焼装置では、燃焼面の切替えを伴わないフィード
フォワード給湯燃焼制御においては給湯の出湯温の変動
を最適化することができるもの(図5(b)参照)、燃
焼面の切替えを伴うフィードフォワード給湯燃焼制御に
おいては燃焼面の切替えによる出湯温の変動が燃焼面切
替ライン付近で発生するため(図5(d)参照)、給湯
の出湯温の変動を最適化することが難しく、湯の使用者
に不快感を与えるという問題点があった。
【0006】本発明は、このような従来技術の問題点に
着目してなされたもので、給湯の出湯温の変動を最適化
して快適に湯の使用を行える燃焼装置を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの要旨とするところは、以下の各項に存する。
【0008】[1]項 出湯時に、フィードフォワード
燃焼補正ガス量(24)と補正値(26)とに基づいて
算出した補正ガス(20)を燃焼させる際に、複数の燃
焼面(12)の中から所要の面数の燃焼面(12)を選
択的に切替えるとともに、当該選択燃焼面(13)上で
当該補正ガス(20)を燃焼させて給湯の出湯温(1
4)の変動を最適化するフィードフォワード給湯燃焼制
御(15)を実行する燃焼装置において、前記補正ガス
(20)を燃焼させる際に、前記フィードフォワード燃
焼補正ガス量(24)に基づいて算出した前記補正ガス
(20a)、および当該フィードフォワード燃焼補正ガ
ス量(24)と前記補正値(26)との積に基づいて算
出した前記補正ガス(20b)に応じて、複数の燃焼面
(12)の中から所要の面数の燃焼面(12)を選択的
に切替え、当該選択燃焼面(13)上で当該補正ガス
(20)を燃焼させて前記フィードフォワード給湯燃焼
制御(15)を実行する、ことを特徴とする燃焼装置
(10)。
【0009】[2]項 前記補正ガス(20)を燃焼さ
せる際に、複数の燃焼面(12)の中から所要の面数の
燃焼面(12)を選択的に切替えるための燃焼面選択切
替手段(16)を備えて成り、前記燃焼面選択切替手段
(16)は、前記フィードフォワード燃焼補正ガス量
(24)に基づいて算出した前記補正ガス(20a)、
および当該フィードフォワード燃焼補正ガス量(24)
と前記補正値(26)との積に基づいて算出した前記補
正ガス(20b)を同一の前記選択燃焼面(13)を用
いて供給可能な場合に、当該同一の選択燃焼面(13)
上で前記フィードフォワード給湯燃焼制御(15)を実
行し、前記フィードフォワード燃焼補正ガス量(24)
に基づいて算出した補正ガス(20a)を供給可能な前
記選択燃焼面(13)と当該フィードフォワード燃焼補
正ガス量(24)および補正値(26)の積に基づいて
算出した補正ガス(20b)を供給可能な前記選択燃焼
面(13)とを異なる前記選択燃焼面(13)を用いて
供給する必要がある場合であって、前記フィードフォワ
ード給湯燃焼制御(15)を満足させる最低限の補正ガ
ス(20c)を供給可能な前記選択燃焼面(13)と前
記フィードフォワード燃焼補正ガス量(24)に基づい
て算出した補正ガス(20a)を供給可能な前記選択燃
焼面(13)とが同一のときに、当該選択燃焼面(1
3)を用いた最大の補正ガス量(24a)を所定時間だ
け供給して前記フィードフォワード給湯燃焼制御(1
5)を実行し、前記フィードフォウード燃焼補正ガス量
(24)に基づいて算出した補正ガス(20a)を供給
可能な前記選択燃焼面(13)と当該フィードフォワー
ド燃焼補正ガス量(24)および補正値(26)の積に
基づいて算出した補正ガス(20b)を供給可能な前記
選択燃焼面(13)とを異なる前記選択燃焼面(13)
を用いて供給する必要がある場合であって、前記フィー
ドフォワード給湯燃焼制御(15)を満足させる最低限
の前記補正ガス(20c)を供給可能な前記選択燃焼面
(13)と前記フィードフォワード燃焼補正ガス量(2
4)および補正値(26)の積に基づいて算出した補正
ガス(20b)を供給可能な前記選択燃焼面(13)と
が同一のときに、当該フィードフォワード燃焼補正ガス
量(24)および補正値(26)の積に基づいて算出し
た補正ガス(20b)を当該選択燃焼面(13)に供給
して前記フィードフォワード給湯燃焼制御(15)を実
行し、当該補正ガス(20)が所定のガス量に達したと
き、前記フィードフォワード燃焼補正ガス量(24)に
基づいて算出した補正ガス(20a)を供給可能な前記
選択燃焼面(13)に前記燃焼面(12)を切替えると
ともに、当該選択燃焼両(13)に当該補正ガス(2
0)を供給して前記フィードフォワード給湯燃焼制御
(15)を実行する、ことを特徴とする[1]項に記載
の燃焼装置(10)。
【0010】[3]項 出湯時に、フィードフォワード
燃焼補正ガス量(24)と補正値(26)とに基づいて
算出した補正ガス(20)を燃焼させる際に、複数の燃
焼面(12)の中から所要の面数の燃焼面(12)を選
択的に切替えるとともに、当該選択燃焼面(13)上で
当該補正ガス(20)を燃焼させて給湯の出湯温(1
4)の変動を最適化するフィードフォワード給湯燃焼制
御(15)を実行する燃焼装置において、前記補正ガス
(20)を燃焼させる際に、複数の燃焼面(12)の中
から所要の面数の燃焼面(12)を選択的に切替えるた
めの燃焼面選択切替手段(16)と、当該選択的に切替
えられた選択燃焼面(13)、または当該選択燃焼面
(13)上で前記フィードフォワード給湯燃焼制御(1
5)を実行したときに発生する保有熱量(30a)を記
憶可能な選択燃焼面記憶手段(30)と、を備えて成
り、前記燃焼面選択切替手段(16)は、前記フィード
フォワード燃焼補正ガス量(24)に基づいて算出した
前記補正ガス(20a)、および当該前記フィードフォ
ワード燃焼補正ガス量(24)と前記補正値(26)と
の積に基づいて算出した前記補正ガス(20b)を同一
の前記選択燃焼面(13)を用いて供給可能な場合に、
当該同一の選択燃焼面(13)上で前記フィードフォワ
ード給湯燃焼制御(15)を実行し、前記フィードフォ
ワード燃焼補正ガス量(24)に基づいて算出した補正
ガス(20a)を供給可能な前記選択燃焼面(13)と
当該フィードフォワード燃焼補正ガス量(24)および
補正値(26)の積に基づいて算出した補正ガス(20
b)を供給可能な前記選択燃焼面(13)とを異なる前
記選択燃焼面(13)を用いて供給する必要がある場合
に、前記選択燃焼面記憶手段(30)に記憶された前回
の前記選択燃焼面(13)または前記保有熱量(30
a)に基づいて、次回の前記フィードフォワード給湯燃
焼制御(15)に用いる前記選択燃焼面(13)の選択
的な切替えを実行する、ことを特徴とする燃焼装置(1
0)。
【0011】[4]項 前記燃焼面選択切替手段(1
6)は、前記選択燃焼面記憶手段(30)に記憶された
前記前回の保有熱量(30a)が所定熱量(30b)以
上のときは、前記次回の選択燃焼面(13)の選択面数
を前記前回の選択燃焼面(13)の選択面数より所定面
数だけ少ない前記選択燃焼面(13)を用いて前記次回
のフィードフォワード給湯燃焼制御(15)を実行し、
前記選択燃焼面記憶手段(30)に記憶された前記前回
の保有熱量(30a)が所定熱量(30b)未満のとき
は、前記次回の選択燃焼面(13)の選択面数を前記前
回の選択燃焼面(13)の選択面数より所定面数だけ多
い前記選択燃焼面(13)を用いて前記次回のフィード
フォワード給湯燃焼制御(15)を実行する、ことを特
徴とする[3]項に記載の燃焼装置(10)。
【0012】前記発明は次のように作用する。始めに第
一の発明における燃焼装置(10)の作用を説明する。
【0013】第一の発明における燃焼装置(10)は、
出湯時に、フィードフォワード燃焼補正ガス量(24)
と補正値(26)とに基づいて算出した補正ガス(2
0)を燃焼させる際に、補正ガス(20)を燃焼させる
際に、フィードフォワード燃焼補正ガス量(24)に基
づいて算出した補正ガス(20a)、および当該フィー
ドフォワード燃焼補正ガス量(24)と補正値(26)
との積に基づいて算出した補正ガス(20b)に応じ
て、複数の燃焼面(12)の中から所要の面数の燃焼面
(12)を選択的に切替えるとともに、当該選択燃焼面
(13)上で当該補正ガス(20)を燃焼させて給湯の
出湯温(14)の変動を最適化するフィードフォワード
給湯燃焼制御(15)を実行することができる。
【0014】更に詳しく第一の発明の作用について説明
する。
【0015】燃焼面選択切替手段(16)は、補正ガス
(20)を燃焼させる際に、複数の燃焼面(12)の中
から所要の面数の燃焼面(12)を選択的に切替えるこ
とができるものであって、さらに、以下の[選択切替動
作1]〜[選択切替動作3]に説明する動作を実行する
ことができる。
【0016】[選択切替動作1] フィードフォワード
燃焼補正ガス量(24)に基づいて算出した補正ガス
(20a)、および当該フィードフォワード燃焼補正ガ
ス量(24)と補正値(26)との積に基づいて算出し
た補正ガス(20b)を同一の選択燃焼面(13)を用
いて供給可能な場合。
【0017】燃焼面選択切替手段(16)は、このとき
の同一の選択燃焼面(13)上でフィードフォワード給
湯燃焼制御(15)を実行する。
【0018】[選択切替動作2] フィードフォワード
燃焼補正ガス量(24)に基づいて算出した補正ガス
(20a)を供給可能な選択燃焼面(13)と当該フィ
ードフォワード燃焼補正ガス量(24)および補正値
(26)の積に基づいて算出した補正ガス(20b)を
供給可能な選択燃焼面(13)とを異なる選択燃焼面
(13)を用いて供給する必要がある場合であって、さ
らにフィードフォワード給湯燃焼制御(15)を満足さ
せる最低限の補正ガス(20c)を供給可能な選択燃焼
面(13)とフィードフォワード燃焼補正ガス量(2
4)に基づいて算出した補正ガス(20a)を供給可能
な選択燃焼面(13)とが同一のとき。
【0019】燃焼面選択切替手段(16)は、このとき
の選択燃焼面(13)を用いた最大の補正ガス量(24
a)を所定時間だけ供給してフィードフォワード給湯燃
焼制御(15)を実行する。
【0020】[選択切替動作3] フィードフォワード
燃焼補正ガス量(24)に基づいて算出した補正ガス
(20a)を供給可能な選択燃焼面(13)と当該フィ
ードフォワード燃焼補正ガス量(24)および補正値
(26)の積に基づいて算出した補正ガス(20b)を
供給可能な選択燃焼面(13)とを異なる選択燃焼面
(13)を用いて供給する必要がある場合であって、さ
らにフィードフォワード給湯燃焼制御(15)を満足さ
せる最低限の補正ガス(20c)を供給可能な選択燃焼
面(13)とフィードフォワード燃焼補正ガス量(2
4)および補正値(26)の積に基づいて算出した補正
ガス(20b)を供給可能な選択燃焼面(13)とが同
一のとき。
【0021】燃焼面選択切替手段(16)は、このとき
のフィードフォワード燃焼補正ガス量(24)および補
正値(26)の積に基づいて算出した補正ガス(20
b)を当該選択燃焼面(13)に供給してフィードフォ
ワード給湯燃焼制御(15)を実行し、当該補正ガス
(20)が所定のガス量に達したとき、フィードフォワ
ード燃焼補正ガス量(24)に基づいて算出した補正ガ
ス(20a)を供給可能な選択燃焼面(13)に燃焼面
(12)を切替えるとともに、当該選択燃焼面(13)
に当該補正ガス(20)を供給してフィードフォワード
給湯燃焼制御(15)を実行する。
【0022】以上説明したように第一の発明の燃焼装置
(10)によれば、給湯の出湯温(14)の変動を最適
化して快適な湯の使用ができる。
【0023】次に第二の発明における燃焼装置(10)
の作用を説明する。第二の発明における燃焼装置(1
0)は、出湯時に、フィードフォワード燃焼補正ガス量
(24)と補正値(26)とに基づいて算出した補正ガ
ス(20)を燃焼させる際に、複数の燃焼面(12)の
中から所要の面数の燃焼面(12)を選択的に切替える
とともに、当該選択燃焼面(13)上で当該補正ガス
(20)を燃焼させて給湯の出湯温(14)の変動を最
適化するフィードフォワード給湯燃焼制御(15)を実
行するものである。
【0024】さらに、第二の発明における燃焼装置(1
0)は、以下の[選択切替動作4]〜[選択切替動作
5]に説明する動作を実行することができる。
【0025】[選択切替動作4] フィードフォワード
燃焼補正ガス量(24)に基づいて算出した補正ガス
(20a)、および当該フィードフォワード燃焼補正ガ
ス量(24)と補正値(26)との積に基づいて算出し
た補正ガス(20b)を同一の選択燃焼面(13)を用
いて供給可能な場合。
【0026】第二の発明における燃焼装置(10)は、
このときの同一の選択燃焼面(13)上でフィードフォ
ワード給湯燃焼制御(15)を実行する。
【0027】[選択切替動作5] フィードフォワード
燃焼補正ガス量(24)に基づいて算出した補正ガス
(20a)を供給可能な選択燃焼面(13)と当該フィ
ードフォワード燃焼補正ガス量(24)および補正値
(26)の積に基づいて算出した補正ガス(20b)を
供給可能な選択燃焼面(13)とを異なる選択燃焼面
(13)を用いて供給する必要がある場合。
【0028】第二の発明における燃焼装置(10)は、
このときに選択燃焼面記憶手段(30)に記憶された前
回の選択燃焼面(13)または保有熱量(30a)に基
づいて、次回のフィードフォワード給湯燃焼制御(1
5)に用いる選択燃焼面(13)の選択的な切替えを実
行する。
【0029】更に詳しく第二の発明の作用について説明
する。選択燃焼面記憶手段(30)は、選択的に切替え
られた選択燃焼面(13)、または当該選択燃焼面(1
3)上でフィードフォワード給湯燃焼制御(15)を実
行したときに発生する保有熱量(30a)を記憶可能で
ある。
【0030】燃焼面選択切替手段(16)は、このとき
の補正ガス(20)を燃焼させる際に、複数の燃焼面
(12)の中から所要の面数の燃焼面(12)を選択的
に切替えることが可能である。
【0031】さらに、燃焼面選択切替手段(16)は、
以下の[選択切替動作6]〜[選択切替動作3]に説明
する動作を実行することができる。
【0032】[選択切替動作6] 選択燃焼面記憶手段
(30)に記憶された前回の保有熱量(30a)が所定
熱量(30b)以上のとき。
【0033】燃焼面選択切替手段(16)は、このとき
の次回の選択燃焼面(13)の選択面数を前回の選択燃
焼面(13)の選択面数より所定面数だけ少ない選択燃
焼面(13)を用いて次回のフィードフォワード給湯燃
焼制御(15)を実行する。
【0034】[選択切替動作7] 選択燃焼面記憶手段
(30)に記憶された前回の保有熱量(30a)が所定
熱量(30b)未満のとき。
【0035】燃焼面選択切替手段(16)は、このとき
の次回の選択燃焼面(13)の選択面数を前回の選択燃
焼面(13)の選択面数より所定面数だけ多い選択燃焼
面(13)を用いて次回のフィードフォワード給湯燃焼
制御(15)を実行する。
【0036】以上説明したように第二の発明の燃焼装置
(10)によれば、給湯の出湯温(14)の変動を最適
化して快適な湯の使用ができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき第一の発明の
一実施の形態を説明する。図1は第一の発明の一実施の
形態にかかる燃焼装置10を示す機能ブロック図であ
る。本実施の形態の燃焼装置10は、図2に示すよう
に、出湯時に、フィードフォワード燃焼補正ガス量(F
/Fと呼ぶ)24と補正値(αと呼ぶ)26とに基づい
て算出した補正ガス20を燃焼させる際に、複数の燃焼
面12の中から所要の面数の燃焼面12を選択的に切替
えるとともに、選択燃焼面13上で補正ガス20を燃焼
させて給湯の出湯温14の変動を最適化するフィードフ
ォワード給湯燃焼制御(F/F給湯燃焼制御と呼ぶ)1
5を実行するものである。
【0038】さらに、本実施の形態の燃焼装置10は、
補正ガス20を燃焼させる際に、フィードフォワード燃
焼補正ガス量(F/F)24に基づいて算出した前記補
正ガス20a、およびフィードフォワード燃焼補正ガス
量(F/F)24と補正値(α)26との積(F/F・
α)(則ち、F/F・α、ただし・は積演算記号)に基
づいて算出した前記補正ガス20bに応じて、複数の燃
焼面12の中から所要の面数の燃焼面12を選択的に切
替え、選択燃焼面13上で補正ガス20を燃焼させてフ
ィードフォワード給湯燃焼制御(F/F給湯燃焼制御)
15を実行するものであって、燃焼面選択切替手段16
を備えて成る。
【0039】燃焼面選択切替手段16は、補正ガス20
を燃焼させる際に、複数の燃焼面12の中から所要の面
数の燃焼面12を選択的に切替えるものである。本実施
の形態の燃焼面12は、A燃焼面、B燃焼面、C燃焼面
の3つ(則ち、面数=3)の燃焼面12から構成されて
いる。
【0040】A燃焼面、B燃焼面、C燃焼面は、各々独
立して補正ガス20を燃焼(則ち、A面燃焼、B面燃
焼、C面燃焼)させることもできるし、選択的に切替え
られた所要の面数の燃焼面12(則ち、A燃焼面+B燃
焼面、A燃焼面+C燃焼面、C燃焼面+B燃焼面、A燃
焼面+B燃焼面+C燃焼面)を複合させて補正ガス20
を燃焼(則ち、A+B面燃焼、A+C面燃焼、C+B面
燃焼、A+B+C面燃焼)させることもできるものであ
る。
【0041】燃焼面切替ラインとは、補正ガス20の燃
焼の途中で、異なる燃焼面12に選択的に切替えた後、
補正ガス20の燃焼を続行する際の補正ガス20の量の
ことである。
【0042】例えば、図3(a)〜(c)に示すよう
に、A燃焼面+B燃焼面+C燃焼面を用いた補正ガス2
0め燃焼(則ち、A+B+C面燃焼)の途中で、異なる
燃焼面12(則ち、A燃焼面+B燃焼面)に選択的に切
替えた後、補正ガス20の燃焼(則ち、A+B面燃焼)
を続行する際(則ち、3面燃焼から2面燃焼への切替の
際)の補正ガス20の量のことである。
【0043】全く同様にして、例えば、A燃焼面+B燃
焼面を用いた補正ガス20の燃焼(則ち、A+B面燃
焼)の途中で、異なる燃焼面12(則ち、A燃焼面)に
選択的に切替えた後、補正ガス20の燃焼(則ち、A面
燃焼)を続行する際(則ち、2面燃焼から1面燃焼への
切替の際)の補正ガス20の量のことでもある。
【0044】補正値(α)26は、前回のフィードフォ
ワード給湯燃焼制御(F/F給湯燃焼制御)15による
保有熱量30aに基づいて決定される数値である。保有
熱量30aが所定量より少ないとき、補正値(α)26
>1に設定される。
【0045】本実施の形態では、補正値(α)26とし
て、1.6〜1.8の値を用いているが、特にこれに限
定されるものではなく、燃焼条件に従って適宜変更可能
なものである。また、保有熱量30aが所定量より多い
とき、補正値(α)26<1に設定される。
【0046】図3(a)〜(c)におけるaラインは、
A燃焼面+B燃焼面を用いた補正ガス20の燃焼(則
ち、A+B面燃焼)を実行した場合に、フィードフォワ
ード給湯燃焼制御(F/F給湯燃焼制御)15を満足さ
せる最低限の補正ガス20cを意味している。
【0047】同様に、図3(a)〜(c)におけるbラ
インは、A燃焼面+B燃焼面+c燃焼面を用いた補正ガ
ス20の燃焼(則ち、A+B+C面燃焼)を実行した場
合に、フィードフォワード給湯燃焼制御(F/F給湯燃
焼制御)15を満足させる最低限の補正ガス20cを意
味している。
【0048】選択燃焼面13を用いた最大の補正ガス量
24aとは、図3(b)に示すように、選択燃焼面13
(例えば、A燃焼面+B燃焼面)を用いた最大の補正ガ
ス量24aを意味する。
【0049】選択燃焼面13を用いた最大の補正ガス量
24aを供給する所定時間は、燃焼装置10の燃焼条件
によって適宜決定可能なものである。補正ガス20にお
ける所定のガス量とは、燃焼面切替ラインに対応する補
正ガス20量を意味する。
【0050】次に第一の発明の一実施の形態における燃
焼装置10の作用を説明する。図2は第一の発明の一実
施の形態にかかる燃焼装置10のフィードフォワード給
湯燃焼制御(F/F給湯燃焼制御)15における、補正
ガス20の燃焼特性、および給湯の出湯温特性を示すグ
ラフであり、図3は第一の発明の一実施の形態にかかる
燃焼装置10のフィードフォワード給湯燃焼制御(F/
F給湯燃焼制御)15における、補正ガス20の燃焼特
性、および給湯の出湯温特性を示すグラフである。
【0051】実施の形態における燃焼装置10は、図2
および図3に示すように、出湯時に、フィードフォワー
ド燃焼補正ガス量(F/F)24と補正値(α)26と
に基づいて算出した補正ガス20を燃焼させる際に、補
正ガス20を燃焼させる際に、フィードフォワード燃焼
補正ガス量(F/F)24に基づいて算出した補正ガス
20a、および当該フィードフォワード燃焼補正ガス量
(F/F)24と補正値(α)26との積(F/F・
α)に基づいて算出した補正ガス20bに応じて、複数
の燃焼面12の中から所要の面数の燃焼面12を選択的
に切替えるとともに、当該選択燃焼面13上で当該補正
ガス20を燃焼させて給湯の出湯温14の変動を最適化
するフィードフォワード給湯燃焼制御(F/F給湯燃焼
制御)15を実行することができる。
【0052】更に詳しく第一の発明の一実施の形態の作
用について説明する。燃焼面選択切替手段16は、補正
ガス20を燃焼させる際に、複数の燃焼面12の中から
所要の面数の燃焼面12を選択的に切替えることができ
るものであって、さらに、以下の[選択切替動作1]〜
[選択切替動作3]に説明する動作を実行することがで
きる。
【0053】[選択切替動作1] フィードフォワード
燃焼補正ガス量(F/F)24に基づいて算出した補正
ガス20a、および当該フィードフォワード燃焼補正ガ
ス量(F/F)24と補正値(α)26との積(F/F
・α)に基づいて算出した補正ガス20bを同一の選択
燃焼面13を用いて供給可能な場合(図2参照)。
【0054】例えば、図2に示すように、フィードフォ
ワード燃焼補正ガス量(F/F)24に基づいて算出し
た補正ガス20aを供給可能な選択燃焼面13がA燃焼
面+B燃焼面であり、当該フィードフォワード燃焼補正
ガス量(F/F)24と補正値(α)26との積(F/
F・α)に基づいて算出した補正ガス20bを供給可能
な選択燃焼面13がA燃焼面+B燃焼面である、つま
り、両者を同一の選択燃焼面13(つまり、A燃焼面+
B燃焼面)を用いて供給可能な場合。
【0055】燃焼面選択切替手段16は、このときの同
一の選択燃焼面(つまり、A燃焼面+B燃焼面)13上
でフィードフォワード給湯燃焼制御(F/F給湯燃焼制
御)15を実行する。
【0056】[選択切替動作2] フィードフォワード
燃焼補正ガス量(F/F)24に基づいて算出した補正
ガス20aを供給可能な選択燃焼面13と当該フィード
フォワード燃焼補正ガス量(F/F)24および補正値
(α)26の積(F/F・α)に基づいて算出した補正
ガス20bを供給可能な選択燃焼面13とを異なる選択
燃焼面13を用いて供給する必要がある場合であって、
さらにフィードフォワード給湯燃焼制御(F/F給湯燃
焼制御)15を満足させる最低限の補正ガス20cを供
給可能な選択燃焼面13とフィードフォワード燃焼補正
ガス量(F/F)24に基づいて算出した補正ガス20
aを供給可能な選択燃焼面13とが同一のとき。
【0057】例えば、図3(a)に示すように、フィー
ドフォワード燃焼補正ガス量(F/F)24に基づいて
算出した補正ガス20aを供給可能な選択燃焼面13が
A燃焼面+B燃焼面であり、当該フィードフォワード燃
焼補正ガス量(F/F)24および補正値(α)26の
積(F/F・α)に基づいて算出した補正ガス20bを
供給可能な選択燃焼面13がA燃焼面+B燃焼面+C燃
焼面である場合(つまり、異なる選択燃焼面13を用い
て供給する場合)であって、さらに、図3(b)に示す
ように、フィードフォワード給湯燃焼制御(F/F給湯
燃焼制御)15を満足させる最低限の補正ガス20c
(例えば、aライン)を供給可能な選択燃焼面13がA
燃焼面+B燃焼面であり、フィードフォワード燃焼補正
ガス量(F/F)24に基づいて算出した補正ガス20
aを供給可能な選択燃焼面13がA燃焼面+B燃焼面の
とき(つまり、両者を同一の選択燃焼面13を用いて供
給可能なとき)。
【0058】燃焼面選択切替手段16は、図3(b)に
示すように、このときの選択燃焼面13(例えば、A燃
焼面+B燃焼面)を用いた最大の補正ガス量24a(本
実施の形態では、燃焼面切替ライン)を所定時間だけ供
給してフィードフォワード給湯燃焼制御(F/F給湯燃
焼制御)15を実行する。
【0059】[選択切替動作3] フィードフォワード
燃焼補正ガス量(F/F)24に基づいて算出した補正
ガス20aを供給可能な選択燃焼面13と当該フィード
フォワード燃焼補正ガス量(F/F)24および補正値
(α)26の積(F/F・α)に基づいて算出した補正
ガス20bを供給可能な選択燃焼面13とを異なる選択
燃焼面13を用いて供給する必要がある場合であって、
さらにフィードフォワード給湯燃焼制御(F/F給湯燃
焼制御)15を満足させる最低限の補正ガス20cを供
給可能な選択燃焼面13とフィードフォワード燃焼補正
ガス量(F/F)24および補正値(α)26の積(F
/F・α)に基づいて算出した補正ガス20bを供給可
能な選択燃焼面13とが同一のとき。
【0060】例えば、図3(a)に示すように、フィー
ドフォワード燃焼補正ガス量(F/F)24に基づいて
算出した補正ガス20aを供給可能な選択燃焼面13が
A燃焼面+B燃焼面であり、当該フィードフォワード燃
焼補正ガス量(F/F)24および補正値(α)26の
積(F/F・α)に基づいて算出した補正ガス20bを
供給可能な選択燃焼面13がA燃焼面+B燃焼面+C燃
焼面ある揚合(つまり、異なる選択燃焼面13を用いて
供給する必要がある場合)であって、さらに、図3
(c)に示すように、フィードフォワード給湯燃焼制御
(F/F給湯燃焼制御)15を満足させる最低限の補正
ガス20c(例えば、bライン)を供給可能な選択燃焼
面13がA燃焼面+B燃焼面+C燃焼面であり、フィー
ドフォワード燃焼補正ガス量(F/F)24および補正
値(α)26の積(F/F・α)に基づいて算出した補
正ガス20bを供給可能な選択燃焼面13がA燃焼面+
B燃焼面+C燃焼面のとき(つまり、選択燃焼面13が
同一のとき)。
【0061】燃焼面選択切替手段16は、このときのフ
ィードフォワード燃焼補正ガス量(F/F)24および
補正値(α)26の積(F/F・α)に基づいて算出し
た補正ガス20bを当該選択燃焼面13(例えば、A燃
焼面+B燃焼面+C燃焼面)に供給してフィードフォワ
ード給湯燃焼制御(F/F給湯燃焼制御)15を実行
し、当該補正ガス20が所定のガス量(例えば、図3
(c)に示す燃焼面切替ライン)に達したとき、フィー
ドフォワード燃焼補正ガス量(F/F)24に基づいて
算出した補正ガス20aを供給可能な選択燃焼面13
(例えば、A燃焼面+B燃焼面)に燃焼面12を切替え
るとともに、当該選択燃焼面13(A燃焼面+B燃焼
面)に当該補正ガス20を供給してフィードフォワード
給湯燃焼制御(F/F給湯燃焼制御)15を実行する。
【0062】以上説明したように第一の発明の一実施の
形態の燃焼装置10によれば、補正ガス20を燃焼させ
る際に、フィードフォワード燃焼補正ガス量(F/F)
24に基づいて算出した補正ガス20a、およびフィー
ドフォワード燃焼補正ガス量(F/F)24と補正値
(α)26との積(F/F・α)に基づいて算出した補
正ガス20bに応じて、複数の燃焼面12の中から所要
の面数の燃焼面12を選択的に切替え、選択燃焼面13
上で補正ガス20を燃焼させてフィードフォワード給湯
燃焼制御(F/F給湯燃焼制御)15を実行することに
より、給湯の出湯温14の変動を最適化して快適な湯の
使用ができる。
【0063】以下、図面に基づき第二の発明の一実施の
形態を説明する。図1は第二の発明の一実施の形態にか
かる燃焼装置10を示す機能ブロック図である。なお、
第一の発明の一実施の形態と重複する記載は省略するも
のとする。
【0064】本実施の形態の燃焼装置10は、出湯時
に、フィードフォワード燃焼補正ガス量(F/F)24
と補正値(α)26とに基づいて算出した補正ガス20
を燃焼させる際に、複数の燃焼面12の中から所要の面
数の燃焼面12を選択的に切替えるとともに、選択燃焼
面13上で補正ガス20を燃焼させて給湯の出湯温14
の変動を最適化するフィードフォワード給湯燃焼制御
(F/F給湯燃焼制御)15を実行するものであって、
燃焼面選択切替手段16と選択燃焼面記憶手段30とを
備えて成る。
【0065】燃焼装置10に装置された選択燃焼面記憶
手段30は、選択的に切替えられた選択燃焼面13、ま
たは選択燃焼面13上でフィードフォワード給湯燃焼制
御(F/F給湯燃焼制御)15を実行したときに発生す
る保有熱量30aを記憶可能なように、燃焼面選択切替
手段16に接続されて成る。
【0066】燃焼装置10に装置された燃焼面選択切替
手段16は、補正ガス20を燃焼させる際に、複数の燃
焼面12の中から所要の面数の燃焼面12を選択的に切
替えるものであって、フィードフォワード燃焼補正ガス
量(F/F)24に基づいて算出した前記補正ガス20
a、およびフィードフォワード燃焼補正ガス量(F/
F)24と補正値(α)26との積(F/F・α)に基
づいて算出した前記補正ガス20bを同一の選択燃焼面
13を用いて供給可能な場合に、同一の選択燃焼面13
上でフィードフォワード給湯燃焼制御(F/F給湯燃焼
制御)15を実行し、フィードフォワード燃焼補正ガス
量(F/F)24に基づいて算出した補正ガス20aを
供給可能な選択燃焼面13とフィードフォワード燃焼補
正ガス量(F/F)24および補正値(α)26の積
(F/F・α)に基づいて算出した補正ガス20bを供
給可能な選択燃焼面13とを異なる選択燃焼面13を用
いて供給する必要がある場合に、選択燃焼面記憶手段3
0に記憶された前回の選択燃焼面13または保有熱量3
0aに基づいて、次回のフィードフォワード給湯燃焼制
御(F/F給湯燃焼制御)15に用いる選択燃焼面13
の選択的な切替えを実行するように、選択燃焼面記憶手
段30に接続されて成る。
【0067】本実施の形態の燃焼面選択切替手段16
は、選択燃焼面記憶手段30に記憶された前回の保有熱
量30aが所定熱量30b以上のときは、次回の選択燃
焼面13の選択面数を前回の選択燃焼面13の選択面数
より所定面数だけ少ない選択燃焼面13を用いて次回の
フィードフォワード給湯燃焼制御(F/F給湯燃焼制
御)15を実行し、選択燃焼面記憶手段30に記憶され
た前回の保有熱量30aが所定熱量30b未満のとき
は、次回の選択燃焼面13の選択面数を前回の選択燃焼
面13の選択面数より所定面数だけ多い選択燃焼面13
を用いて次回のフィードフォワード給湯燃焼制御(F/
F給湯燃焼制御)15を実行するものである。
【0068】次に第二の発明の一実施の形態における燃
焼装置10の作用を説明する。図2は第二の発明の一実
施の形態にかかる燃焼装置10のフィードフォワード給
湯燃焼制御(F/F給湯燃焼制御)15における、補正
ガス20の燃焼特性、および給湯の出湯温特性を示すグ
ラフであり、図4は第二の発明の一実施の形態にかかる
燃焼装置10において、前回の選択燃焼面13または保
有熱量30aに対して次回のフィードフォワード給湯燃
焼制御(F/F給湯燃焼制御)15に用いる選択燃焼面
13を選択するときに用いる対応表である。
【0069】第二の発明の一の実施の形態における燃焼
装置10は、図2に示すように、出湯時に、フィードフ
ォワード燃焼補正ガス量(F/F)24と補正値(α)
26とに基づいて算出した補正ガス20を燃焼させる際
に、複数の燃焼面12の中から所要の面数の燃焼面12
を選択的に切替えるとともに、当該選択燃焼面13上で
当該補正ガス20を燃焼させて給湯の出湯温14の変動
を最適化するフィードフォワード給湯燃焼制御(F/F
給湯燃焼制御)15を実行することができる。
【0070】さらに、第二の発明の一実施の形態におけ
る燃焼装置10は、以下の[選択切替動作4]〜[選択
切替動作5]に説明する動作を実行することができる。
【0071】[選択切替動作4] フィードフォワード
燃焼補正ガス量(F/F)24に基づいて算出した補正
ガス20a、および当該フィードフォワード燃焼補正ガ
ス量(F/F)24と補正値(α)26との積(F/F
・α)に基づいて算出した補正ガス20bを同一の選択
燃焼面13を用いて供給可能な場合。
【0072】例えば、図2に示すように、フィードフォ
ワード燃焼補正ガス量(F/F)24に基づいて算出し
た補正ガス20aを供給可能な選択燃焼面13がA燃焼
面+B燃焼面であり、当該フィードフォワード燃焼補正
ガス量(F/F)24と補正値(α)26との積(F/
F・α)に基づいて算出した補正ガス20bを供給可能
な選択燃焼面13がA燃焼面+B燃焼面である場合(つ
まり、同一の選択燃焼面13を用いて補正ガス20を供
給可能な場合)。
【0073】第二の発明の実施の形態における燃焼装置
10は、このときの同一の選択燃焼面13(例えば、A
燃焼面+B燃焼面)上で、補正ガス20の燃焼(例え
ば、A+B面燃焼)を行ってフィードフォワード給湯燃
焼制御(F/F給湯燃焼制御)15を実行する。
【0074】[選択切替動作5] フィードフォワード
燃焼補正ガス量(F/F)24に基づいて算出した補正
ガス20aを供給可能な選択燃焼面13と当該フィード
フォワード燃焼補正ガス量(F/F)24および補正値
(α)26の積(F/F・α)に基づいて算出した補正
ガス20bを供給可能な選択燃焼面13とを異なる選択
燃焼面13を用いて供給する必要がある場合。
【0075】例えば、フィードフォワード燃焼補正ガス
量(F/F)24に基づいて算出した補正ガス20aを
供給可能な選択燃焼面13がA燃焼面+B燃焼面であ
り、当該フィードフォワード燃焼補正ガス量(F/F)
24および補正値(α)26の積(F/F・α)に基づ
いて算出した補正ガス20bを供給可能な選択燃焼面1
3がA燃焼面+B燃焼面+C燃焼面(つまり、異なる選
択燃焼面13を用いて補正ガス20を供給する必要があ
る場合)。
【0076】第二の発明の実施の形態における燃焼装置
10は、図4に示すように、このときに選択燃焼面記憶
手段30に記憶された前回の選択燃焼面13(図4の燃
焼面の欄を参照または保有熱量30a図4の選択燃焼面
の欄を参照)に基づいて、次回のフィードフォワード給
湯燃焼制御(F/F給湯燃焼制御)15に用いる選択燃
焼面13の選択的な切替えを実行する。
【0077】更に詳しく第二の発明の一実施の形態の作
用について説明する。選択燃焼面記憶手段30は、選択
的に切替えられた選択燃焼面13(則ち、A燃焼面、B
燃焼面、C燃焼面、A+B面燃焼、A+C面燃焼、C+
B面燃焼、A+B+C面燃焼)、または当該選択燃焼面
13上でフィードフォワード給湯燃焼制御(F/F給湯
燃焼制御)15を実行したときに発生する保有熱量30
aを記憶可能である。
【0078】燃焼面選択切替手段16は、このときの補
正ガス20を燃焼させる際に、複数の燃焼面12(本実
施の形態では、A燃焼面、B燃焼面、C燃焼面の3燃焼
面)の中から所要の面数(則ち、1燃焼面〜3燃焼面)
の燃焼面12(則ち、A燃焼面、B燃焼面、C燃焼面、
A+B面燃焼、A+C面燃焼、C+B面燃焼、A+B+
C面燃焼)を選択的に切替えることが可能である。
【0079】さらに、燃焼面選択切替手段16は、以下
の[選択切替動作6]〜[選択切替動作3]に説明する
動作を実行することができる。
【0080】本実施の形態では、図4に示すように、保
有熱量30aによる燃焼面12の選択的な切替えに替え
て、この下位技術概念である、補正値(α)26による
燃焼面12の選択的な切替えを実行している。
【0081】[選択切替動作6] 選択燃焼面記憶手段
30に記憶された前回の保有熱量30aが所定熱量30
b以上のとき(則ち、図4において、補正値(α)26
>1、ただし、>は不等号記号を意味する)。
【0082】燃焼面選択切替手段16は、このときの次
回の選択燃焼面13の選択面数を前回の選択燃焼面13
の選択面数より所定面数だけ少ない選択燃焼面13を用
いて次回のフィードフォワード給湯燃焼制御(F/F給
湯燃焼制御)15を実行する。
【0083】例えば、補正値(α)26>1の場合であ
って、前回の選択燃焼面13の選択面がA燃焼面+B燃
焼面+C燃焼面のときは、次回の選択燃焼面13の選択
面数を前回の選択燃焼面13の選択面数(則ち、3燃焼
面)より1燃焼面(=所定面数)だけ少ない選択燃焼面
13(則ち、A燃焼面+B燃焼面)を用いて次回のフィ
ードフォワード給湯燃焼制御(F/F給湯燃焼制御)1
5を実行する。
【0084】また、補正値(α)26>1の場合であっ
て、前回の選択燃焼面13の選択面がA燃焼面+B燃焼
面のときは、次回の選択燃焼面13の選択面数を前回の
選択燃焼面13の選択面数(則ち、2燃焼面)より1燃
焼面(=所定面数)だけ少ない選択燃焼面13(則ち、
A燃焼面)を用いて次回のフィードフォワード給湯燃焼
制御(F/F給湯燃焼制御)15を実行する。
【0085】また、補正値(α)26>1の場合であっ
て、前回の選択燃焼面13の選択面がA燃焼面のとき
は、次回の選択燃焼面13の選択面数を前回の選択燃焼
面13の選択面数(則ち、1燃焼面)と同数の選択燃焼
面13(則ち、A燃焼面)を用いて次回のフィードフォ
ワード給湯燃焼制御(F/F給湯燃焼制御)15を実行
するようにしている。
【0086】なお、補正値(α)26>1の場合であっ
て、前回の選択燃焼面13の選択面がA燃焼面+B燃焼
面のときは、次回の選択燃焼面13の選択面数を前回の
選択燃焼面13の選択面数(則ち、2燃焼面)と同数の
選択燃焼面13(則ち、A燃焼面+B燃焼面)を用いて
次回のフィードフォワード給湯燃焼制御(F/F給湯燃
焼制御)15を実行するようにしてもよい。
【0087】[選択切替動作7] 選択燃焼面記憶手段
30に記憶された前回の保有熱量30aが所定熱量30
b未満のとき(則ち、図4において、補正値(α)26
<1、ただし、<は不等号記号を意味する)。
【0088】燃焼面選択切替手段16は、このときの次
回の選択燃焼面13の選択面数を前回の選択燃焼面13
の選択面数より所定面数だけ多い選択燃焼面13を用い
て次回のフィードフォワード給湯燃焼制御(F/F給湯
燃焼制御)15を実行する。
【0089】例えば、補正値(α)26<1の場合であ
って、前回の選択燃焼面13の選択面がA燃焼面+B燃
焼面のときは、次回の選択燃焼面13の選択面数を前回
の選択燃焼面13の選択面数(則ち、2燃焼面)より1
燃焼面(=所定面数)だけ多い選択燃焼面13(則ち、
A燃焼面+B燃焼面+C燃焼面)を用いて次回のフィー
ドフォワード給湯燃焼制御(F/F給湯燃焼制御)15
を実行する。
【0090】また、補正値(α)26<1の場合であっ
て、前回の選択燃焼面13の選択面がA燃焼面+B燃焼
面+C燃焼面のときは、次回の選択燃焼面13の選択面
数を前回の選択燃焼面13の選択面数(則ち、3燃焼
面)と同数の選択燃焼面13(則ち、A燃焼面+B燃焼
面+C燃焼面)を用いて次回のフィードフォワード給湯
燃焼制御(F/F給湯燃焼制御)15を実行するように
している。
【0091】また、補正値(α)26<1の場合であっ
て、前回の選択燃焼面13の選択面がA燃焼面のとき
は、次回の選択燃焼面13の選択面数を前回の選択燃焼
面13の選択面数(則ち、1燃焼面)より1燃焼面(=
所定面数)だけ多い選択燃焼面13(則ち、A燃焼面+
B燃焼面)を用いて次回のフィードフォワード給湯燃焼
制御(F/F給湯燃焼制御)15を実行する。
【0092】なお、補正値(α)26<1の場合であっ
て、前回の選択燃焼面13の選択面がA燃焼面+B燃焼
面のときは、次回の選択燃焼面13の選択面数を前回の
選択燃焼面13の選択面数(則ち、2燃焼面)と同数の
選択燃焼面13(則ち、A燃焼面+B燃焼面)を用いて
次回のフィードフォワード給湯燃焼制御(F/F給湯燃
焼制御)15を実行するようにしてもよい。
【0093】以上説明したように第二の発明の一実施の
形態の燃焼装置10によれば、フィードフォワード燃焼
補正ガス量(F/F)24に基づいて算出した補正ガス
20a、およびフィードフォワード燃焼補正ガス量(F
/F)24と補正値(α)26との積(F/F・α)に
基づいて算出した補正ガス20bを同一の選択燃焼面1
3を用いて供給可能な場合に、同一の選択燃焼面13上
でフィードフォワード給湯燃焼制御(F/F給湯燃焼制
御)15を実行し、また、フィードフォワード燃焼補正
ガス量(F/F)24に基づいて算出した補正ガス20
aを供給可能な選択燃焼面13とフィードフォワード燃
焼補正ガス量(F/F)24および補正値(α)26の
積(F/F・α)に基づいて算出した補正ガス20bを
供給可能な選択燃焼面13とを異なる選択燃焼面13を
用いて供給する必要がある場合に、選択燃焼面記憶手段
30に記憶された前回の選択燃焼面13または保有熱量
30aに基づいて、次回のフィードフォワード給湯燃焼
制御(F/F給湯燃焼制御)15に用いる選択燃焼面1
3の選択的な切替えを実行することにより、給湯の出湯
温14の変動を最適化して快適な湯の使用ができる。
【0094】
【発明の効果】本発明に係る燃焼装置によれば、補正ガ
スを燃焼させる際に、フィードフォワード燃焼補正ガス
量に基づいて算出した補正ガス、およびフィードフォワ
ード燃焼補正ガス量と補正値との積に基づいて算出した
補正ガスに応じて、複数の燃焼面の中から所要の面数の
燃焼面を選択的に切替え、選択燃焼面上で補正ガスを燃
焼させてフィードフォワード給湯燃焼制御を実行するこ
とにより、給湯の出湯温の変動を最適化して快適な湯の
使用ができる。
【0095】さらに本発明の燃焼装置によれば、フィー
ドフォワード燃焼補正ガス量に基づいて算出した補正ガ
ス、およびフィードフォワード燃焼補正ガス量と補正値
との積に基づいて算出した補正ガスを同一の選択燃焼面
を用いて供給可能な場合に、同一の選択燃焼面上でフィ
ードフォワード給湯燃焼制御を実行し、また、フィード
フォワード燃焼補正ガス量に基づいて算出した補正ガス
を供給可能な選択燃焼面とフィードフォワード燃焼補正
ガス量および補正値の積に基づいて算出した補正ガスを
供給可能な選択燃焼面とを異なる選択燃焼面を用いて供
給する必要がある揚合に、選択燃焼面記憶手段に記憶さ
れた前回の選択燃焼面または保有熱量に基づいて、次回
のフィードフォワード給湯燃焼制御に用いる選択燃焼面
の選択的な切替えを実行することにより、給湯の出湯温
の変動を最適化して快適な湯の使用ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の発明の一実施の形態または第二の発明の
一実施の形態にかかる燃焼装置を示す機能ブロック図で
ある。
【図2】第一の発明の一実施の形態または第二の発明の
一実施の形態にかかる燃焼装置のフィードフォワード給
湯燃焼制御における、補正ガスの燃焼特性、および給湯
の出湯温特性を示すグラフの図表である。
【図3】第一の発明の一実施の形態にかかる燃焼装置の
フィードフォワード給湯燃焼制御における、補正ガスの
燃焼特性、および給湯の出湯温特性を示すグラフの図表
である。
【図4】第二の発明の一実施の形態にかかる燃焼装置に
おいて、前回の選択燃焼面または保有熱量に対して次回
のフィードフォワード給湯燃焼制御に用いる選択燃焼面
を選択するときに用いる対応図表である。
【図5】従来の燃焼装置のフィードフォワード給湯燃焼
制御における、補正ガスの燃焼特性、および給湯の出湯
温特性を示すグラフの図表である。
【符号の説明】
10…燃焼装置 12…燃焼面 13…選択燃焼面 14…出湯温 15…フィードフォワード給湯燃焼制御 16…燃焼面選択切替手段 20…補正ガス 20a…フィードフォワード燃焼補正ガス量に基づいて
算出した補正ガス 20b…フィードフォワード燃焼補正ガス量と補正値と
の積に基づいて算出した補正ガス 20c…フィードフォワード給湯燃焼制御を満足させる
最低限の補正ガス 24…フィードフォワード燃焼補正ガス量 24a…フィードフォワード給湯燃焼制御を満足させる
最低限の補正ガスを供給可能な選択燃焼面を用いた最大
の補正ガス量 26…補正値 30…選択燃焼面記憶手段 30a…保有熱量 30b…所定熱量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野寺 修一 神奈川県大和市深見台3丁目4番地 株式 会社ガスター内 (72)発明者 石本 雅 神奈川県大和市深見台3丁目4番地 株式 会社ガスター内 (72)発明者 森 清一 神奈川県大和市深見台3丁目4番地 株式 会社ガスター内 (72)発明者 林 均 神奈川県大和市深見台3丁目4番地 株式 会社ガスター内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出湯時に、フィードフォワード燃焼補正ガ
    ス量と補正値とに基づいて算出した補正ガスを燃焼させ
    る際に、複数の燃焼面の中から所要の面数の燃焼面を選
    択的に切替えるとともに、当該選択燃焼面上で当該補正
    ガスを燃焼させて給湯の出湯温の変動を最適化するフィ
    ードフォワード給湯燃焼制御を実行する燃焼装置におい
    て、 前記補正ガスを燃焼させる際に、前記フィードフォワー
    ド燃焼補正ガス量に基づいて算出した前記補正ガス、お
    よび当該フィードフォワード燃焼補正ガス量と前記補正
    値との積に基づいて算出した前記補正ガスに応じて、複
    数の燃焼面の中から所要の面数の燃焼面を選択的に切替
    え、当該選択燃焼面上で当該補正ガスを燃焼させて前記
    フィードフォワード給湯燃焼制御を実行する、 ことを特徴とする燃焼装置。
  2. 【請求項2】前記補正ガスを燃焼させる際に、複数の燃
    焼面の中から所要の面数の燃焼面を選択的に切替えるた
    めの燃焼面選択切替手段を備えて成り、 前記燃焼面選択切替手段は、 前記フィードフォワード燃焼補正ガス量に基づいて算出
    した前記補正ガス、および当該フィードフォワード燃焼
    補正ガス量と前記補正値との積に基づいて算出した前記
    補正ガスを同一の前記選択燃焼面を用いて供給可能な場
    合に、当該同一の選択燃焼面上で前記フィードフォワー
    ド給湯燃焼制御を実行し、燃焼面とが同一のときに、当
    該選択燃焼面を用いた最大の補正ガス量を所定時間だけ
    供給して前記フィードフォワード燃焼制御を実行し、 前記フィードフォワード燃焼補正ガス量に基づいて算出
    した補正ガスを供給可能な前記選択燃焼面と当該フィー
    ドフォワード燃焼補正ガス量および補正値の積に基づい
    て算出した補正ガスを供給可能な前記選択燃焼面とを異
    なる前記選択燃焼面を用いて供給する必要がある場合で
    あって、前記フィードフォワード給湯燃焼制御を満足さ
    せる最低限の前記補正ガスを供給可能な前記選択燃焼面
    と前記フィードフォワード燃焼補正ガス量および補正値
    の積に基づいて算出した補正ガスを供給可能な前記選択
    燃焼面とが同一のときに、当該フィードフォワード燃焼
    補正ガス量および補正値の積に基づいて算出した補正ガ
    スを当該選択燃焼面に供給して前記フィードフォワード
    給湯燃焼制御を実行し、当該補正ガスが所定のガス量に
    達したとき、前記フィードフォワード燃焼補正ガス量に
    基づいて算出した補正ガスを供給可能な前記選択燃焼面
    に前記燃焼面を切替えるとともに、当該選択燃焼面に当
    該補正ガスを供給して前記フィードフォワード給湯燃焼
    制御を実行する、 ことを特徴とする請求項1に記載の燃焼装置。
  3. 【請求項3】出湯時に、フィードフォワード燃焼補正ガ
    ス量と補正値とに基づいて算出した補正ガスを燃焼させ
    る際に、複数の燃焼面の中から所要の面数の燃焼面を選
    択的に切替えるとともに、当該選択燃焼面上で当該補正
    ガスを燃焼させて給湯の出湯温の変動を最適化するフィ
    ードフォワード給湯燃焼制御を実行する燃焼装置におい
    て、 前記補正ガスを燃焼させる際に、複数の燃焼面の中から
    所要の面数の燃焼面を選択的に切替えるための燃焼面選
    択切替手段と、 当該選択的に切替えられた選択燃焼面、または当該選択
    燃焼面上で前記フィードフォワード給湯燃焼制御を実行
    したときに発生する保有熱量を記憶可能な選択燃焼面記
    憶手段と、 を備えて成り、 前記燃焼面選択切替手段は、 前記フィードフォワード燃焼補正ガス量に基づいて算出
    した前記補正ガス、および当該前記フィードフォワード
    燃焼補正ガス量と前記補正値との積に基づいて算出した
    前記補正ガスを同一の前記選択燃焼面を用いて供給可能
    な場合に、当該同一の選択燃焼面上で前記フィードフォ
    ワード給湯燃焼制御を実行し、 前記フィードフォワード燃焼補正ガス量に基づいて算出
    した補正ガスを供給可能な前記選択燃焼面と当該フィー
    ドフォワード燃焼補正ガス量および補正値の積に基づい
    て算出した補正ガスを供給可能な前記選択燃焼面とを異
    なる前記選択燃焼面を用いて供給する必要がある場合
    に、前記選択燃焼面記憶手段に記憶された前回の前記選
    択燃焼面または前記保有熱量に基づいて、次回の前記フ
    ィードフォワード給湯燃焼制御に用いる前記選択燃焼面
    の選択的な切替えを実行する、 ことを特徴とする燃焼装置。
  4. 【請求項4】前記燃焼面選択切替手段は、前記選択燃焼
    面記憶手段に記憶された前記前回の保有熱量が所定熱量
    以上のときは、前記次回の選択燃焼面の選択面数を前記
    前回の選択燃焼面の選択面数より所定面数だけ少ない前
    記選択燃焼面を用いて前記次回のフィードフォワード給
    湯燃焼制御を実行し、 前記選択燃焼面記憶手段に記憶された前記前回の保有熱
    量が所定熱量未満のときは、前記次回の選択燃焼面の選
    択面数を前記前回の選択燃焼面の選択面数より所定面数
    だけ多い前記選択燃焼面を用いて前記次回のフィードフ
    ォワード給湯燃焼制御を実行する、 ことを特徴とする請求項3に記載の燃焼装置。
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JP2003065607A (ja) * 2001-08-22 2003-03-05 Harman Kikaku:Kk 給湯装置
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