JPH09330389A - プリペイドカード不正使用防止システム、プリペイドカード - Google Patents

プリペイドカード不正使用防止システム、プリペイドカード

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JPH09330389A
JPH09330389A JP8146911A JP14691196A JPH09330389A JP H09330389 A JPH09330389 A JP H09330389A JP 8146911 A JP8146911 A JP 8146911A JP 14691196 A JP14691196 A JP 14691196A JP H09330389 A JPH09330389 A JP H09330389A
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JP
Japan
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prepaid card
frequency
card
resonance circuit
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JP8146911A
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Takeshi Endo
赳 遠藤
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 使用済みプリペイドカードの不正な使用を防
止する。 【解決手段】このプリペイドカードのカード本体11の
表面上には、配線パターン12aを所定幅で渦巻き状に
形成することでインダクタンスを作り、この渦巻き状の
配線パターン12aの中央部に所定間隔を隔てて方形状
の配線パターン12bを形成することで互いの間にキャ
パシタンスを作り、配線パターン12a、12bの端部
どうしを接続してLC共振回路を構成する。本体装置に
プリペイドカードが使用されたときにLC共振回路から
の共振波を受信して利用可能とし、度数が0になったと
きにLC共振回路を機械的に破壊することにより、たと
え度数情報を書き替えたとしても本体装置側での使用済
みカードの再使用が不可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば公衆電話、
交通機関、コンビニエンスストアおよび遊戯場などで利
用されるプリペイドカード不正使用防止システム、プリ
ペイドカードに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プリペイドカードは、代金前払い
制であることとカードの発行自体がし易いことからカー
ド発行側にとって利益率が高く、また利用者にとっても
現金を持たずとも利用できることから、公衆電話、交通
機関、コンビニエンスストアおよび遊戯場などでの利用
が急激に増え続けているが、このプリペイドカードは機
能構成上、発行が簡単な反面、不正改造もし易く改善が
望まれている。
【0003】図5に示すように、従来のプリペイドカー
ドは、本体部(以下プリペイドカード本体と称す)10
1と、このプリペイドカード本体101の表面上に度数
を示す文字などを印刷した印刷層103と、プリペイド
カード本体101の裏面に形成された度数情報記録層1
04とから構成されている。
【0004】このプリペイドカードの表面上には利用可
能度数を示す文字などが印刷され、また裏面の度数情報
記録層104に磁気的に度数情報が記録されており、利
用者はその度数情報の範囲で利用できる。
【0005】この際、利用者は、プリペイドカードをそ
れ専用のマシン(本体装置)に挿入することにより、プ
リペイドカードの度数情報が磁気的に読み取られてその
度数情報の範囲で利用できる。プリペイドカードの利用
可能度数が例えば50度数であり、20度数分利用する
と、プリペイドカードの度数情報が30に書き替えられ
ると共に残りの利用可能度数を示す30度数の印刷位置
にパンチ穴などが空けられて利用者へ返却される。
【0006】そして、度数情報が0になると、利用可能
度数の表示も0度数の印刷位置にパンチ穴が空けられて
以降のカード使用が不可能になり、使用済みカードとな
る。ところで、この種のプリペイドカードには、記念の
絵柄や文字などがその表面に印刷されているものもある
ことから、使用済みカードといえども利用者にとっては
価値のあるものであり、度数情報が0になったものでも
利用者に返却される。 この使用済みカードは、上記専
用マシンで度数情報が磁気的に書き替え可能であること
から、上記専用マシンと同等の書き替え機能を持ったマ
シンを悪用すれば、使用済みカードを正規と同様に再利
用することも可能である。
【0007】そこで、近年では、プリペイドカードの不
正改造を防止する技術としてカード本体にICチップを
埋め込む技術が提案されている。
【0008】しかしながら、この場合、プリペイドカー
ド自体のコストが大幅にアップし、それがカード発行側
や利用者の負担になりプリペイドカードの利用拡大が疎
外されるため、この技術の導入が見送られているのが現
状である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように上述した従
来のプリペイドカードでは、度数情報記録層に磁気的に
度数情報が書き込まれているだけであることから、磁気
情報の書き替え機能を持ったマシンを悪用すると、使用
済みといえどもプリペイドカードの情報が書き替えら
れ、不正使用される恐れがあるという問題があった。
【0010】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、プリペイドカードが有する低コストな
利便性を損なうことなく、使用済みプリペイドカードの
不正な再使用を確実に防止することのできるプリペイド
カード不正使用防止システムおよびプリペイドカードを
提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明のプリペイドカード不正使
用防止システムは、プリペイドカードと、このプリペイ
ドカードが挿入され、該プリペイドカードに記録された
度数に応じて所定の処理を行う本体装置とを備えてなる
プリペイドカード不正使用防止システムにおいて、前記
プリペイドカードが、プリペイドカード本体と、このプ
リペイドカード本体の少なくとも一方の面に設けられ、
ほぼ平面状のインダクタンスとほぼ平面状のキャパシタ
ンスとを接続したLC共振回路とを備え、前記本体装置
が、前記プリペイドカードに向けて所定周波数の電波を
送信する手段と、前記プリペイドカードからの反射波ま
たは通過波を受信する手段と、受信された前記反射波ま
たは通過波に応じて前記プリペイドカードの真偽及び度
数の有無を判別する判別手段と、前記判別手段による判
定結果、前記プリペイドカードが偽または0度数であれ
ば、前記プリペイドカードのLC共振回路を破壊する破
壊手段とを具備したことを特徴としている。この請求項
1記載の発明の場合、プリペイドカード本体の少なくと
も一方の面には、ほぼ平面状のインダクタンスとほぼ平
面状のキャパシタンスとを接続したLC共振回路が備え
られている。また本体装置では常に所定周波数の電波が
送信(発信)されており、上記プリペイドカードを本体
装置に挿入すると、送信された電波を受けたLC共振回
路からの反射波または通過波がプリペイドカードから受
信される。そして受信された反射波または通過波に応じ
てプリペイドカードの真偽及び度数の有無が判別され
る。ここで、プリペイドカードが偽(偽造品)か0度数
であれば、破壊手段によってプリペイドカードのLC共
振回路が破壊される。
【0012】したがって、LC共振回路が破壊されたプ
リペイドカード、つまり使用済みカードの度数情報を書
き替えて不正に使用しようとしても、そのときには送信
した電波の反射波または通過波が使用済みカードから受
信されなくなり、使用済みカードの不正使用ができなく
なる。
【0013】また請求項2記載の発明のプリペイドカー
ドは、プリペイドカード本体と、このプリペイドカード
本体の少なくとも一方の面に設けられ、ほぼ平面状のイ
ンダクタンスとほぼ平面状のキャパシタンスとを接続し
たLC共振回路とを具備したことを特徴としている。
【0014】この請求項2記載の発明の場合、プリペイ
ドカード本体の少なくとも一方の面にほぼ平面状のイン
ダクタンスとほぼ平面状のキャパシタンスとを設け互い
を接続してLC共振回路を構成しただけなので、プリペ
イドカードを低コストに製作でき、プリペイドカード自
体が持つ利便性を損なうことはない。
【0015】なおインダクタンスは、プリペイドカード
本体上に形成したアルミニウム、銅などの薄い金属導体
を渦巻き状にエッチング処理して生成し、キャパシタン
スは該金属導体と所定間隔を隔てて他の金属導体を配置
して形成し、互いを接続してLC共振回路を構成してい
るので、極めて薄く形成できる。インダクタンスを得る
ために渦巻き状に形成した金属導体の長さは、設定する
電波の共振周波数(MHz帯)によって変更する。共振
周波数としては、例えば3 〜55MHz程度を利用するこ
とが好ましい。また金属導体は、エッチング処理ではな
く、金属箔の切抜き(打ち抜き品)をプリペイドカード
本体に貼り付けた後、絶縁印刷してもよく、またプリペ
イドカード本体に直接印刷処理してもよい。
【0016】プリペイドカードは、薄い樹脂シートまた
はフィルムなどの上に厚さ約30μm程度の金属導体を形
成した後、渦巻き状にエッチング処理したものが、生産
性、コスト、携帯性、処理上など面から好適である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0018】図1は本発明に係る一つの実施形態のプリ
ペイドカード不正使用防止システムの構成を示す図、図
2は図1のプリペイドカード不正使用防止システムに利
用されるプリペイドカードの構成を示す図である。
【0019】同図において、1は本体装置である。この
本体装置1には、プリペイドカード10が挿入されるカ
ード挿入口2と、このカード挿入口2に挿入されたプリ
ペイドカード10に対して所定周波数の電波を発信する
と共にプリペイドカード10の内部に形成されたLC共
振回路が共振して生じた反射波または通過波を受信する
通信部3と、この通信部3で受信された反射波の周波数
を解析してその周波数解析結果に応じてプリペイドカー
ド10が正規品(真)か偽造品(偽)かを判別し以降の
処理を実行または中止するCPU4と、このCPU4の
制御によってカード挿入口2に挿入されたプリペイドカ
ード10をいくつかの経路でカード排出口5へ搬送する
搬送手段6と、搬送手段6により搬送されてきたプリペ
イドカード10の度数情報(磁気情報)を読み取り、読
み取った度数情報をCPU4へ出力する磁気ヘッド7
と、この磁気ヘッド7により度数情報が読み取られた後
のプリペイドカード1に対して利用度数分を元の度数か
ら減額処理する減額処理部8と、減額処理部8を通過し
たプリペイドカード10に対して利用度数に応じたパン
チ処理を行うと共に、CPU4により偽造品または0度
数と判定されたプリペイドカード10のLC共振回路を
破壊する破壊手段としてのパンチ処理部9が設けられて
いる。搬送手段6としては、ローラやベルトなどが用い
られている。
【0020】図2に示すように、プリペイドカード10
は、薄いカード状の本体部(以下プリペイドカード本体
と称す)11と、このプリペイドカード本体11の表面
上に所定形状で形成されたほぼ平面状の配線パターン1
2a、12b(金属導体)と、これら配線パターン12
a、12bを覆うように度数を示す文字などを印刷した
印刷層13と、プリペイドカード本体11の裏面に形成
された度数情報記録層14とから構成されている。この
プリペイドカード本体11自体は、例えば樹脂フィルム
などを基材としたものである。印刷層13は絶縁被膜な
どであり配線パターン12a、12bと外部との絶縁も
兼ねている。
【0021】配線パターン12aは、所定幅、例えば1m
m 〜2mm 程度の幅でほぼ四角形の渦巻き状(コイル状)
に所定の長さに形成され、インダクタンス成分を有して
いる。また配線パターン12bは、渦巻き状の配線パタ
ーン12aの中央部に所定間隔tを隔てて方形状に形成
され、配線パターン12aとの隙間のとり方でキャパシ
タンス成分(静電容量)を生成している。これら配線パ
ターン12a、12bの一端どうしを接続して所定周波
数の電波に共振するLC共振回路が構成されている。こ
れ以外のキャパシタンス成分の作り方として、渦巻き状
の配線パターン12a上に絶縁膜を介して配線パターン
を積層して形成してもよい。これらの配線パターン12
a、12bは、例えばアルミニウム、銅、その他の金属
導体などを利用して形成されている。度数情報記録層1
4には、表面に印刷された利用可能度数に対応する度数
情報が磁気的に記録されている。
【0022】以下、このプリペイドカード不正使用防止
システムの動作を説明する。
【0023】このプリペイドカード不正使用防止システ
ムの場合、本体装置1の通信部3からは所定周波数の電
波が微弱出力で発信されている。この微弱電波は、例え
ば数mw 程度の出力である。電波の到達距離としては5cm
〜10cm程度、つまり本体装置1内のカード挿入口付近
をほぼカバーする程度である。
【0024】そして、この本体装置1のカード挿入口2
からプリペイドカード10が挿入されると、通信部3か
ら発信された電波を受けてプリペイドカード10内に形
成された配線パターン12a、12bにより構成される
LC共振回路が共振し、共振波(反射波または通過波)
が生じる。
【0025】ここで、通信部3によりプリペイドカード
10からの共振波が受信されなかった場合は、カード挿
入口2に挿入されたプリペイドカード10は、そのまま
回収またはカード排出口5へ排出される。
【0026】一方、通信部3が共振波を受信すると、こ
の受信波がCPU4により解析されて周波数が求められ
る。
【0027】そして、CPU4は、その周波数に応じて
プリペイドカード10の真/偽、つまり正規品かそれ以
外、つまり使用済みカードからの複製品(偽造品)かを
判定する。そして判定結果、周波数が所定周波数以外で
あった場合は、正規品ではないないものとして回収また
はカード排出口へ排出する。
【0028】また受信周波数が所定周波数であった場
合、このプリペイドカード10を正規品として次の処理
を行う。
【0029】次の処理としては、プリペイドカード10
の裏面に記録されている度数情報が磁気ヘッド7によっ
て読み取られ、CPU4に読み込まれる。
【0030】CPU4では、度数情報を解析し、度数が
0度数以外であれば、その有効度数に応じて次のムーブ
メントに処理内容を伝え、そのムーブメントが所定の動
作を行った分だけ度数を減額処理する。
【0031】つまりムーブメントが全有効度数分の動作
を行う前に利用者によって動作が中止されると、プリペ
イドカード10の度数情報(磁気情報)が利用度数分、
減額処理部8で減額処理されると共に、パンチ処理部9
で減額した分、利用度数目印印刷の位置にパンチ処理が
行われ、その後、カード排出口5へ排出され、そのカー
ドの所持者へ返却する。なおここでのパンチ処理は、利
用度数目印印刷の位置に目印穴を空けるだけであり、上
記LC共振回路を破壊するものではない。
【0032】一方、ムーブメントが有効度数分の動作を
全て行うと、減額処理部8で度数情報が0度数に減額さ
れ、CPU4は、搬送手段6を制御してプリペイドカー
ド10をパンチ処理部9の所定位置まで搬送する。そし
てパンチ処理部9では、プリペイドカード10のLC共
振回路を構成する配線パターン12a、12bの少なく
とも一部を切断(破壊)するようにパンチ処理し、その
後、プリペイドカード10は回収またはカード排出口5
へ排出される。
【0033】なお、配線パターン12a、12bのパン
チ処理の仕方として、完全な切断(破壊)ではなく、利
用度数に応じて配線パターン12a、12bの一部を削
るようなパンチ処理を行い、共振周波数を変えるように
してもよい。そして、利用可能度数が完全に0になった
ときにキャパシタンス成分を生成する配線パターン部分
を特定して打ち抜くことで、不正改造時にその箇所を金
属導体などで単純に接続(再生)することを不能にでき
る。
【0034】この場合、利用度数に応じて共振周波数が
異なるようになるため、本体装置側には、複数の周波数
を発信し対応する複数の共振波を受信するような通信部
を設けておく。
【0035】このようにこのプリペイドカード不正使用
防止システムによれば、プリペイドカード本体11上に
ほぼ平面状にインダクタンスを生成する渦巻き状の配線
パターン12aとキャパシタンスを形成する配線パター
ン12bとを形成し互いを接続して所定周波数に共振す
るLC共振回路を構成し、有効なプリペイドカード10
が本体装置1に挿入されたときにはLC共振回路からの
共振波を受信してその周波数で利用可否を判定すると共
に、利用後のプリペイドカード10の残高が0度数にな
ると、LC共振回路である配線パターン12a、12b
をパンチ処理して切断してLC共振回路を機械的に破壊
した上で利用者にプリペイドカード10を返却するの
で、悪意を持った者が使用済みのプリペイドカードを不
正に再使用するために度数情報を書き替えたとしても、
不正再生品のプリペイドカードでは、所定周波数の共振
波が得られず、使用不可能になるので、このシステムに
対する使用済みのプリペイドカードの不正な使用を確実
に防止することができる。
【0036】またこのプリペイドカード不正使用防止シ
ステムへの使用済みのプリペイドカードの不正な使用が
できなくなることから複製品の売買などを防止する効果
がある。
【0037】またプリペイドカード10には、その本体
11上に配線パターン12a、12bをエッチング処
理、印刷処理または貼り付け処理などによって単純に形
成しただけなので、プリペイドカード自体のコストを低
く抑えて量産でき、プリペイドカードの持つ利便性を損
なうこともない。
【0038】なお上記実施形態では、LC共振回路のイ
ンダクタンス成分を生成する配線パターン12aをほぼ
四角形の渦巻き状としたが、本発明はこの形態のみに限
定されるものではない。
【0039】例えば図3に示すように、配線パターン1
2a、12bを三角形状としてもよく、また図4に示す
ように、配線パターン12a、12bを円形状などとし
てもよい。さらに、六角形、八角形、楕円形、長方形な
どでもよく、LC共振回路は形状に限定されるものはな
い。
【0040】さらに上記実施形態では、プリペイドカー
ド本体11上にLC共振回路を1つ形成したが、この何
分の一かの渦巻き状の配線パターンを複数列設してもよ
く、LC共振回路はその数に限定されるものでもない。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
リペイドカード本体の少なくとも一方の面に、ほぼ平面
状のLC共振回路を設けておき、本体装置にプリペイド
カードが使用されたときにLC共振回路からの共振波を
受信して利用可能とし、度数が0になったときにLC共
振回路を機械的に破壊することにより、たとえ度数情報
を書き替えたとしても本体装置側での使用済みカードの
再使用が不可能になるので、プリペイドカードが有する
低コストな利便性を損なうことなく、使用済みプリペイ
ドカードの不正な再利用を確実に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施形態のプリペイドカード不
正使用防止システムの構成を示す図である。
【図2】このプリペイドカード不正使用防止システムに
使用するプリペイドカードの構成を示す図である。
【図3】このプリペイドカード本体上に形成するLC共
振回路の変形例を示す図である。
【図4】このプリペイドカード本体上に形成するLC共
振回路の変形例を示す図である。
【図5】従来のプリペイドカードを示す図である。
【符号の説明】
1…本体装置、2…カード挿入口、3…通信部、4…C
PU、5…カード排出口、6…搬送手段、7…磁気ヘッ
ド、8…減額処理部、9…パンチ処理部、10…プリペ
イドカード、11…プリペイドカード本体、12a、1
2b…配線パターン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07F 7/08 G07F 7/08 A

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリペイドカードと、このプリペイドカ
    ードが挿入され、該プリペイドカードに記録された度数
    に応じて所定の処理を行う本体装置とを備えてなるプリ
    ペイドカード不正使用防止システムにおいて、 前記プリペイドカードが、 プリペイドカード本体と、 このプリペイドカード本体の少なくとも一方の面に設け
    られ、ほぼ平面状のインダクタンスとほぼ平面状のキャ
    パシタンスとを接続したLC共振回路とを備え、 前記
    本体装置が、 前記プリペイドカードに向けて所定周波数の電波を送信
    する手段と、 前記プリペイドカードからの反射波または通過波を受信
    する手段と、 受信された前記反射波または通過波に応じて前記プリペ
    イドカードの真偽及び度数の有無を判別する判別手段
    と、 前記判別手段による判定結果、前記プリペイドカードが
    偽または0度数であれば、前記プリペイドカードのLC
    共振回路を破壊する破壊手段とを具備したことを特徴と
    するプリペイドカード不正使用防止システム。
  2. 【請求項2】 プリペイドカード本体と、 このプリペイドカード本体の少なくとも一方の面に設け
    られ、ほぼ平面状のインダクタンスとほぼ平面状のキャ
    パシタンスとを接続したLC共振回路とを具備したこと
    を特徴とするプリペイドカード。
JP8146911A 1996-06-10 1996-06-10 プリペイドカード不正使用防止システム、プリペイドカード Pending JPH09330389A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015170105A (ja) * 2014-03-06 2015-09-28 大日本印刷株式会社 カード無効化装置

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