JP2004021977A - 景品交換用カード及びこれに対する偽造防止方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単に使え、偽造しにくく、構造が簡単なパチンコ景品交換用カードを提供する。
【解決手段】暗号化されたIDを貯蔵したICチップ110と、該ICチップの電極に接続されたアンテナワイヤ130を第1面に形成したベースプレート100と、ベースプレート100の第1面を封止するカバーシートよりなる景品交換用カードであって。景品交換用カードのカバーシートは一面に粘着層210が形成されてベースプレート100と粘着されるように形成され、またベースプレート100の一側には陥入部が形成されてICチップ110が挿入、固定される。
【選択図】 図1
【解決手段】暗号化されたIDを貯蔵したICチップ110と、該ICチップの電極に接続されたアンテナワイヤ130を第1面に形成したベースプレート100と、ベースプレート100の第1面を封止するカバーシートよりなる景品交換用カードであって。景品交換用カードのカバーシートは一面に粘着層210が形成されてベースプレート100と粘着されるように形成され、またベースプレート100の一側には陥入部が形成されてICチップ110が挿入、固定される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は景品交換用カードに関する。より具体的に本発明は景品と交換するための手段として、発行者のIDを暗号化して貯蔵したICチップをベースプレートに埋設し、ステッカーで封止した景品交換用カードに関する。
【0002】
【従来の技術】
経済生活の構造が多様になって競争が熾烈になるに伴って、最近多様な行事を通じて景品を提供することにより消費者の関心を引こうとする場合が多い。このような行事で当籤した消費者には約束の景品が与えられるが、当該景品は郵便や宅配などを通じて与えられる場合もあるが、即席で直接消費者に与えられる場合もある。即席で消費者に景品を与えるべき場合において、景品が、消費者が所持するに簡便な場合には問題はないが、その体積が大きいものや重いものは消費者に直接提供し難い。このような問題点に対する解決策として、消費者が当籤された景品に該当する交換チケットやそれに相当する証票を提供し、後に所定の場所で受領するようにする方法が提示されたが、チケットや証票の複製が容易で偽造チケットなどが流通される問題点が新しく発生した。
【0003】
特に、日本などで運営されるスロットマシーンゲーム場(俗称「ぱちんこゲーム場」)ではゲームの結果によって景品が与えられるが、ゲームをする途中に景品をすぐ受領することが容易でない。したがって、景品カードが導入されたが、従来の景品カードは図3に示すように、カード自体の外見、即ち模様と色相を景品の種類によって変えて形成し、カード表面の両側部に形成された磁気テープ(300)に赤外線バーコード(310)を挿入することによりカードの真正を識別した。しかし、このようなバーコードは赤外線カメラを通じて容易に露出され、これによる偽造問題が深刻になった。
【0004】
それで、本発明者はベースプレートに暗号化されたコードを貯蔵したICチップを埋設した景品交換用カードを開発することに至る。本発明に係る景品交換用カードは電子部品を埋設したメインシートの上に多数のオーバーシートを接着した従来の非接触式ICカードとは違いに、ベースプレートに直接ICチップを埋設することにより生産工程を単純化してずっと経済的に生産を増加させることができる長所を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、簡便に使える景品交換用カードを提供することにある。
【0006】
本発明の他の目的は、偽造ができない景品交換用カードを提供することにある。
【0007】
本発明のまた他の目的は、オーバーシートを有しない超簡単構造の景品交換用カードを提供することにある。
【0008】
本発明のさらに他の目的は、一面に粘着層が形成されたカバーステッカーにより封止される景品交換用カードを提供することにある。
【0009】
本発明のさらに他の目的は、景品交換用カードの偽造防止方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の前記及びその他の目的は、下記に説明される本発明により全て達成できる。
【0011】
本発明の一側面によると、暗号化されたIDを貯蔵したICチップ、及び該ICチップの電極に接続されたアンテナを第1面に形成したベースプレート及び前記ベースプレートの第1面を封止するカバーシートよりなる景品交換用カードを提供する。前記景品交換用カードのカバーシートは、一面に粘着層が形成されて前記ベースプレートと粘着されるように形成することができ、また前記ベースプレートの一側には陥入部が形成されて前記ICチップが挿入、固定されることができる。
【0012】
本発明の他の側面によると、ICチップ及び前記ICチップの電極に接続されるアンテナを第1面に形成したベースプレート、及び前記ベースプレートの第1面を封止するカバーシートよりなる景品交換用カードの前記ICチップに暗号化されたIDを貯蔵し、前記暗号化されたIDを別の記憶装置に貯蔵し、そして景品が当籤された対象者に前記景品交換用カードを提供する段階よりなる、景品交換用カードの偽造防止方法を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る景品交換用カードの概略的な構成図である。本発明に係る景品交換用カードはICチップ110及びアンテナ130が形成されたベースプレート100と前記ベースプレートを封止するためのカバーシート200よりなる。ベースプレート100は一定の厚さを有する合成樹脂板として、好ましくはABS樹脂で鋳型または成形制作されることができる。
【0014】
本発明に係る景品交換用カードは、下記に説明されるように、別のオーバーシートを有していないため、ベースプレート100においてアンテナ130が形成される面(以下「第1面」という。)とその反対面(以下「第2面」という)との間には十分な厚さがあるのが好ましく、より好ましくは前記ベースプレート100が従来のカードにおいてオーバーシートの役割をすることができるように、第2面にはコーティング処理をしたり、または印刷などが可能な状態に処理する。またベースプレート100の縁に段部を形成することによりカバーシート200が前記段部の内側に固定されるようにすることもできる。ICチップ110は従来の非接触ICカードのようにカードリーダー/ライターを通じて読んだりまたは書くことができるメモリーを備える。
【0015】
本発明に係る景品交換用カードはバーコードを通じて真偽を確認した従来のカードとは違い、ICチップ及びアンテナをカードの内部に形成した非接触ICカードの構造を有することにより偽造が容易でないという利点を有する。さらに、ICチップ110に発行者のIDを暗号化して貯蔵することにより追加的な偽造防止策を備える効果を有する。前記発行者のIDを暗号化する方法としては、発行者のIDまたは複数の位の秘密番号を入力したり、保安プログラムを選択的にまた追加的に貯蔵しておくこともできる。
【0016】
具体的に、カード毎にそれぞれ異なる固有シリアルナンバーを前記ICチップのROMに貯蔵しておくことにより登録されていないシリアルナンバーの使用を防止する。このため、発行者は本発明に係る景品交換用カードを発行することにおいて、発行番号を前記ICチップに貯蔵し、同時に別の貯蔵媒体(例えば、前記カードリーダー/ライターの記憶装置)に前記発行番号を貯蔵しておくことにより、同一の発行番号を有する複数のカードで景品を交換することができないようにする。即ち、景品交換のため消費者が交換用カードを提示すると、カードリーダーはICチップに貯蔵された発行番号を読み、記憶装置に貯蔵された発行番号リストと比較することにより、前記発行番号が正当に登録されたか否かを確認する。
【0017】
消費者が景品交換用カードを提示することにより前記カードに対する景品が提供された場合には、前記記憶装置に貯蔵された発行番号に該当する景品カードに対しては景品が提供されたという表示を前記記憶装置に貯蔵することにより、同一な発行番号に対して二重に景品が受領されることを防止する。即ち、景品交換用カードを複製した場合にも、同一な発行番号を有する限り、二重に景品を受領することができないようにするのである。なお、前記発行番号はアラビア数字だけでなく文字なども可能である。
【0018】
他の偽造防止策として、特定アルゴリズムを通じて前記ICチップのデータを変形することにより、前記アルゴリズムを符号化することができるプログラムを通じるだけにそのデータを解読することができるようにする。より好ましくは前記ICチップの貯蔵領域を多数のセクションに分離し、それぞれのセクション毎にシリアルナンバーを貯蔵し、これをカード製造会社、カード使用業体などが管理することができる。これは保安プログラムと関連分野の通常の知識を有する者により容易に実施できる。
【0019】
本発明に係る景品交換用ICチップはその外部を特定の形状または模様に形成することにより対応する景品の内容を特定し、前記ICチップには発行者の情報を貯蔵する。この時、景品がなんだかを特定するための手段としてはカードの形状を円形、矩形、三角形などに多様に形成したり、またはカードの模様は同一でその表面に多様な模様を形成することができる。必要に応じて、景品の内容に関する情報も前記ICチップに貯蔵することもできる。
【0020】
ICチップ110は電極111とモルディング部112とを備え、電極111はアンテナ130のワイヤの両端部に接続され、モルディング部112はICチップを保護するために形成される。ICチップ110はメインシート100の一側に形成された陥入部120に挿入、固定されるが、これのため前記陥入部120の大きさは前記ICチップの電極を除外した部分とほぼ同一に形成され、その深さは前記ICチップのモルディング部の厚さとほぼ同一に形成されることにより、前記モルディング部が前記陥入部120に挿入、固定されるようにするのが好ましい。ベースプレート100を鋳型制作することにより陥入部120を望む大きさ及び厚さに制作することが非常に容易になる。
【0021】
アンテナ130は前記メインシートの第1面の所定の位置に形成する。好ましくは絶縁皮膜を有するワイヤを前記メインシートの外周に沿ってワインディングすることにより形成することができる。アンテナ130の両端部は前記ICチップ110の電極111に電気的に接続させる。アンテナ130を前記メインシートの第1面に形成することにおいては溶融圧着、導電性ペーストを通じる接着、及び超音波を用いて溶融することによりできる。
【0022】
カバーシート200はICチップ110及びアンテナ130が形成されたベースプレート100の第1面を封止するためのものとして、好ましくは一面には粘着層を形成して前記粘着層がメインシート100の第1面に粘着されるようにする。より好ましくは一面に粘着層が形成された通常のリリースペーパーまたはステッカーを用いることもできる。
【0023】
図2は図1の景品交換用カードをA−A′線に沿って切断した断面図である。図2に示すように、本発明に係る景品交換用カードはベースプレート100、ICチップ110、アンテナ130、及びカバーシート200よりなる極めて単純な構造を有する。ICチップ110の電極111部分は前記ベースプレートの第1面の上に位置し、モルディング部112は前記ベースプレートに形成された陥入部120に埋設、固定される。
【0024】
【発明の効果】
本発明に係る景品交換用カードは、偽造が不可能であり、かつ簡単な構造で経済的に生産することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る景品交換用カードの概略的な構成図である。
【図2】図1の景品交換用カードをA−A′線に沿って切断した断面図である。
【図3】従来の景品カードを赤外線で透視した透視図である。
【符号の説明】
100 ベースプレート
110 ICチップ
111 電極
112 モルディング部
120 陥入部
130 アンテナワイヤ
200 カバーステッカー
210 粘着層
300 磁気テープ
310 バーコード
【発明の属する技術分野】
本発明は景品交換用カードに関する。より具体的に本発明は景品と交換するための手段として、発行者のIDを暗号化して貯蔵したICチップをベースプレートに埋設し、ステッカーで封止した景品交換用カードに関する。
【0002】
【従来の技術】
経済生活の構造が多様になって競争が熾烈になるに伴って、最近多様な行事を通じて景品を提供することにより消費者の関心を引こうとする場合が多い。このような行事で当籤した消費者には約束の景品が与えられるが、当該景品は郵便や宅配などを通じて与えられる場合もあるが、即席で直接消費者に与えられる場合もある。即席で消費者に景品を与えるべき場合において、景品が、消費者が所持するに簡便な場合には問題はないが、その体積が大きいものや重いものは消費者に直接提供し難い。このような問題点に対する解決策として、消費者が当籤された景品に該当する交換チケットやそれに相当する証票を提供し、後に所定の場所で受領するようにする方法が提示されたが、チケットや証票の複製が容易で偽造チケットなどが流通される問題点が新しく発生した。
【0003】
特に、日本などで運営されるスロットマシーンゲーム場(俗称「ぱちんこゲーム場」)ではゲームの結果によって景品が与えられるが、ゲームをする途中に景品をすぐ受領することが容易でない。したがって、景品カードが導入されたが、従来の景品カードは図3に示すように、カード自体の外見、即ち模様と色相を景品の種類によって変えて形成し、カード表面の両側部に形成された磁気テープ(300)に赤外線バーコード(310)を挿入することによりカードの真正を識別した。しかし、このようなバーコードは赤外線カメラを通じて容易に露出され、これによる偽造問題が深刻になった。
【0004】
それで、本発明者はベースプレートに暗号化されたコードを貯蔵したICチップを埋設した景品交換用カードを開発することに至る。本発明に係る景品交換用カードは電子部品を埋設したメインシートの上に多数のオーバーシートを接着した従来の非接触式ICカードとは違いに、ベースプレートに直接ICチップを埋設することにより生産工程を単純化してずっと経済的に生産を増加させることができる長所を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、簡便に使える景品交換用カードを提供することにある。
【0006】
本発明の他の目的は、偽造ができない景品交換用カードを提供することにある。
【0007】
本発明のまた他の目的は、オーバーシートを有しない超簡単構造の景品交換用カードを提供することにある。
【0008】
本発明のさらに他の目的は、一面に粘着層が形成されたカバーステッカーにより封止される景品交換用カードを提供することにある。
【0009】
本発明のさらに他の目的は、景品交換用カードの偽造防止方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の前記及びその他の目的は、下記に説明される本発明により全て達成できる。
【0011】
本発明の一側面によると、暗号化されたIDを貯蔵したICチップ、及び該ICチップの電極に接続されたアンテナを第1面に形成したベースプレート及び前記ベースプレートの第1面を封止するカバーシートよりなる景品交換用カードを提供する。前記景品交換用カードのカバーシートは、一面に粘着層が形成されて前記ベースプレートと粘着されるように形成することができ、また前記ベースプレートの一側には陥入部が形成されて前記ICチップが挿入、固定されることができる。
【0012】
本発明の他の側面によると、ICチップ及び前記ICチップの電極に接続されるアンテナを第1面に形成したベースプレート、及び前記ベースプレートの第1面を封止するカバーシートよりなる景品交換用カードの前記ICチップに暗号化されたIDを貯蔵し、前記暗号化されたIDを別の記憶装置に貯蔵し、そして景品が当籤された対象者に前記景品交換用カードを提供する段階よりなる、景品交換用カードの偽造防止方法を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る景品交換用カードの概略的な構成図である。本発明に係る景品交換用カードはICチップ110及びアンテナ130が形成されたベースプレート100と前記ベースプレートを封止するためのカバーシート200よりなる。ベースプレート100は一定の厚さを有する合成樹脂板として、好ましくはABS樹脂で鋳型または成形制作されることができる。
【0014】
本発明に係る景品交換用カードは、下記に説明されるように、別のオーバーシートを有していないため、ベースプレート100においてアンテナ130が形成される面(以下「第1面」という。)とその反対面(以下「第2面」という)との間には十分な厚さがあるのが好ましく、より好ましくは前記ベースプレート100が従来のカードにおいてオーバーシートの役割をすることができるように、第2面にはコーティング処理をしたり、または印刷などが可能な状態に処理する。またベースプレート100の縁に段部を形成することによりカバーシート200が前記段部の内側に固定されるようにすることもできる。ICチップ110は従来の非接触ICカードのようにカードリーダー/ライターを通じて読んだりまたは書くことができるメモリーを備える。
【0015】
本発明に係る景品交換用カードはバーコードを通じて真偽を確認した従来のカードとは違い、ICチップ及びアンテナをカードの内部に形成した非接触ICカードの構造を有することにより偽造が容易でないという利点を有する。さらに、ICチップ110に発行者のIDを暗号化して貯蔵することにより追加的な偽造防止策を備える効果を有する。前記発行者のIDを暗号化する方法としては、発行者のIDまたは複数の位の秘密番号を入力したり、保安プログラムを選択的にまた追加的に貯蔵しておくこともできる。
【0016】
具体的に、カード毎にそれぞれ異なる固有シリアルナンバーを前記ICチップのROMに貯蔵しておくことにより登録されていないシリアルナンバーの使用を防止する。このため、発行者は本発明に係る景品交換用カードを発行することにおいて、発行番号を前記ICチップに貯蔵し、同時に別の貯蔵媒体(例えば、前記カードリーダー/ライターの記憶装置)に前記発行番号を貯蔵しておくことにより、同一の発行番号を有する複数のカードで景品を交換することができないようにする。即ち、景品交換のため消費者が交換用カードを提示すると、カードリーダーはICチップに貯蔵された発行番号を読み、記憶装置に貯蔵された発行番号リストと比較することにより、前記発行番号が正当に登録されたか否かを確認する。
【0017】
消費者が景品交換用カードを提示することにより前記カードに対する景品が提供された場合には、前記記憶装置に貯蔵された発行番号に該当する景品カードに対しては景品が提供されたという表示を前記記憶装置に貯蔵することにより、同一な発行番号に対して二重に景品が受領されることを防止する。即ち、景品交換用カードを複製した場合にも、同一な発行番号を有する限り、二重に景品を受領することができないようにするのである。なお、前記発行番号はアラビア数字だけでなく文字なども可能である。
【0018】
他の偽造防止策として、特定アルゴリズムを通じて前記ICチップのデータを変形することにより、前記アルゴリズムを符号化することができるプログラムを通じるだけにそのデータを解読することができるようにする。より好ましくは前記ICチップの貯蔵領域を多数のセクションに分離し、それぞれのセクション毎にシリアルナンバーを貯蔵し、これをカード製造会社、カード使用業体などが管理することができる。これは保安プログラムと関連分野の通常の知識を有する者により容易に実施できる。
【0019】
本発明に係る景品交換用ICチップはその外部を特定の形状または模様に形成することにより対応する景品の内容を特定し、前記ICチップには発行者の情報を貯蔵する。この時、景品がなんだかを特定するための手段としてはカードの形状を円形、矩形、三角形などに多様に形成したり、またはカードの模様は同一でその表面に多様な模様を形成することができる。必要に応じて、景品の内容に関する情報も前記ICチップに貯蔵することもできる。
【0020】
ICチップ110は電極111とモルディング部112とを備え、電極111はアンテナ130のワイヤの両端部に接続され、モルディング部112はICチップを保護するために形成される。ICチップ110はメインシート100の一側に形成された陥入部120に挿入、固定されるが、これのため前記陥入部120の大きさは前記ICチップの電極を除外した部分とほぼ同一に形成され、その深さは前記ICチップのモルディング部の厚さとほぼ同一に形成されることにより、前記モルディング部が前記陥入部120に挿入、固定されるようにするのが好ましい。ベースプレート100を鋳型制作することにより陥入部120を望む大きさ及び厚さに制作することが非常に容易になる。
【0021】
アンテナ130は前記メインシートの第1面の所定の位置に形成する。好ましくは絶縁皮膜を有するワイヤを前記メインシートの外周に沿ってワインディングすることにより形成することができる。アンテナ130の両端部は前記ICチップ110の電極111に電気的に接続させる。アンテナ130を前記メインシートの第1面に形成することにおいては溶融圧着、導電性ペーストを通じる接着、及び超音波を用いて溶融することによりできる。
【0022】
カバーシート200はICチップ110及びアンテナ130が形成されたベースプレート100の第1面を封止するためのものとして、好ましくは一面には粘着層を形成して前記粘着層がメインシート100の第1面に粘着されるようにする。より好ましくは一面に粘着層が形成された通常のリリースペーパーまたはステッカーを用いることもできる。
【0023】
図2は図1の景品交換用カードをA−A′線に沿って切断した断面図である。図2に示すように、本発明に係る景品交換用カードはベースプレート100、ICチップ110、アンテナ130、及びカバーシート200よりなる極めて単純な構造を有する。ICチップ110の電極111部分は前記ベースプレートの第1面の上に位置し、モルディング部112は前記ベースプレートに形成された陥入部120に埋設、固定される。
【0024】
【発明の効果】
本発明に係る景品交換用カードは、偽造が不可能であり、かつ簡単な構造で経済的に生産することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る景品交換用カードの概略的な構成図である。
【図2】図1の景品交換用カードをA−A′線に沿って切断した断面図である。
【図3】従来の景品カードを赤外線で透視した透視図である。
【符号の説明】
100 ベースプレート
110 ICチップ
111 電極
112 モルディング部
120 陥入部
130 アンテナワイヤ
200 カバーステッカー
210 粘着層
300 磁気テープ
310 バーコード
Claims (9)
- 当籤した景品と交換するための景品交換用カードであって、暗号化されたIDを貯蔵したICチップ(110)と、該ICチップの電極(111)に接続されたアンテナ(130)を第1面に備えるベースプレート(100)と、該ベースプレートの第1面を封止するカバーシート(200)とを含む景品交換用カード。
- 前記カバーシート(200)は一面に粘着層(210)が形成され、前記粘着層は前記ベースプレートの第1面に粘着される、請求項1に記載の景品交換用カード。
- 前記ICチップは一面にモルディング部(112)が形成され、前記ベースプレートには陥入部(120)が形成され、前記モルディング部(112)は前記陥入部に挿入される、請求項1に記載の景品交換用カード。
- 前記ICチップは保安プログラムを含む、請求項1に記載の景品交換用カード。
- 前記カバーシートの表面に景品の中身を特定するための手段を設けた、請求項1ないし4のいずれ1項に記載の景品交換用カード。
- 前記ICチップ、該ICチップの電極に接続されたアンテナを第1面に設けたベースプレート、及び前記ベースプレートの第1面を封止するカバーシートを含む景品交換用カードの前記ICチップに暗号化されたIDを貯蔵すること、前記暗号化されたIDを別の記憶装置に貯蔵すること、景品に当籤した対象者に前記景品交換用カードを提供することを含む景品交換用カードの偽造防止方法。
- 前記暗号化されたIDはカード毎に違う固有のシリアルナンバーである、請求項6に記載の景品交換用カードの偽造防止方法。
- 提示された景品交換用カードの暗号化されたIDを確認すること、前記確認されたIDと前記別の記憶装置に貯蔵されたIDとを比較すること含む、請求項6に記載の景品交換用カードの偽造防止方法。
- 前記対象者に景品を提供した後、前記別の記憶装置に前記発行番号の景品交換用カードに対して景品が支給された事実を表示することを含む、請求項8に記載の景品交換用カードの偽造防止方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1020020033680A KR20030096685A (ko) | 2002-06-17 | 2002-06-17 | 경품 교환용 카드 및 이에 대한 위조 방지방법 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004021977A true JP2004021977A (ja) | 2004-01-22 |
Family
ID=31185728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003047789A Pending JP2004021977A (ja) | 2002-06-17 | 2003-02-25 | 景品交換用カード及びこれに対する偽造防止方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004021977A (ja) |
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