JPH09329958A - 現像方法 - Google Patents

現像方法

Info

Publication number
JPH09329958A
JPH09329958A JP15067496A JP15067496A JPH09329958A JP H09329958 A JPH09329958 A JP H09329958A JP 15067496 A JP15067496 A JP 15067496A JP 15067496 A JP15067496 A JP 15067496A JP H09329958 A JPH09329958 A JP H09329958A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developing roller
toner
roller
developing
latent image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP15067496A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Mizuno
恒雄 水野
Toshio Shishido
寿雄 宍戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP15067496A priority Critical patent/JPH09329958A/ja
Publication of JPH09329958A publication Critical patent/JPH09329958A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、現像ローラの使用されない部分のト
ナー帯電量と使用された部分のトナー帯電量を等しく
し、残像と呼ばれる濃度差が生じないようにする。 【解決手段】静電潜像を保持する静電潜像保持体3a
と、静電潜像にトナーを付着させて現像する現像ローラ
11と、現像ローラ11上のトナー層を形成するドクタ
ーブレード12と、現像ローラ11上の現像後のトナー
を回収し新たなトナーを現像ローラ11に供給するリセ
ットローラ13とを備え、静電潜像保持体3aに形成し
た潜像に現像ローラ11上のトナーを付着させて現像す
る現像方法において、現像ローラ11上の印字領域に相
当する領域と非印字領域に相当する領域とで、ドクター
ブレード12に印加する電圧が異なるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ等を利用し
た電子写真装置の現像方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真現像方法として、所謂非
磁性一成分現像法といわれる、キャリアを使用しない現
像方法では、現像ローラ上をトナーが搬送される構造と
なっており、印字に使用されるトナーと使用されない部
分でのトナー帯電量が違っていた。
【0003】つまり、印字に使用されない部分では、構
造上リセットローラによってトナーを現像ローラから掻
き落とすようになっているが、現実にはかなりの量のト
ナーが残って再びドクターブレードに搬送され、この結
果トナーの帯電量が高くなっていた。一方、トナーが使
用された部分では、新しいトナーが供給されるため帯電
量の低いトナーで印字が行われていた。
【0004】図6は従来例の説明図である。図6におい
て、感光体ドラム上の潜像を現像する現像ローラの現像
バイアスを−300V、現像ローラにトナー層を形成す
るドクターブレードと現像後のトナーをリセットして新
たなトナーを供給するリセットローラへの印加電圧をそ
れぞれ−400Vとし、黒ベタ印刷をした時に、用紙先
端部から現像ローラの周期毎に濃度を測定した例を示し
ている。縦軸は印字濃度(OD:光学濃度を示す)、横
軸は現像ローラ周期である。この従来例では、用紙先端
部は現像ローラのトナーの帯電量が高く、濃度が低下し
ていることがわかる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。トナーの帯電
量が異なると現像部では、帯電量の高いトナーは感光体
ドラムへの付着量が少なく、帯電量の低いトナーは感光
体ドラムへの付着量が多くなっていた。このため、一般
に残像と呼ばれる、印字した時に濃度差が生じていた。
【0006】本発明は、このような従来の課題を解決
し、現像ローラの使用されない部分のトナー帯電量と使
用された部分のトナー帯電量を等しくし、残像と呼ばれ
る濃度差が生じないようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、図1中、3aは静電潜像保持体、11は現像
ローラ、12はドクターブレード、13はリセットロー
ラ、10は現像器の電圧制御手段、20は電子写真装置
の制御部である。電子写真装置の制御部20は、現像器
やレーザ等の露光手段、転写器等感光体ドラム(静電潜
像保持体3a)の周囲に配置されるプロセス手段、定着
手段、用紙搬送手段等の電子写真装置全体の動作を制御
する制御部である。この制御部20には、外部(ホス
ト)より印字/画像データが与えられ、該データに応じ
て感光体ドラム上に印字領域と非印字領域の潜像が露光
手段によって形成される。本発明では、電圧制御手段1
0を通じてドクターブレード12の電圧が切り換え制御
されるが、この制御は、電子写真装置の制御部20がそ
の蓄積印字データ(感光体ドラムの印字/非印字領域に
対応)に従って行うものである。
【0008】本発明は前記従来の課題を解決するため次
のように構成した。 (1):静電潜像を保持する静電潜像保持体3aと、該
静電潜像にトナーを付着させて現像する現像ローラ11
と、該現像ローラ11上のトナー層を形成するドクター
ブレード12と、前記現像ローラ11上の現像後のトナ
ーを回収し新たなトナーを前記現像ローラ11に供給す
るリセットローラ13とを備え、前記静電潜像保持体3
aに形成した潜像に前記現像ローラ11上のトナーを付
着させて現像する現像方法において、前記現像ローラ1
1上の印字領域に相当する領域と非印字領域に相当する
領域とで、前記ドクターブレード12に印加する電圧が
異なるようにする。
【0009】(2):静電潜像を保持する静電潜像保持
体3aと、該静電潜像にトナーを付着させて現像する現
像ローラ11と、該現像ローラ11上のトナー層を形成
するドクターブレード12と、前記現像ローラ11上の
現像後のトナーを回収し新たなトナーを前記現像ローラ
11に供給するリセットローラ13とを備え、前記静電
潜像保持体3aに形成した潜像に前記現像ローラ11上
のトナーを付着させて現像する現像方法において、前記
現像ローラ11上の印字領域に相当する領域と非印字領
域に相当する領域とで、前記リセットローラ13に印加
する電圧が異なるようにする。
【0010】(3):静電潜像を保持する静電潜像保持
体3aと、該静電潜像にトナーを付着させて現像する現
像ローラ11と、該現像ローラ11上のトナー層を形成
するドクターブレード12と、前記現像ローラ11上の
現像後のトナーを回収し新たなトナーを前記現像ローラ
11に供給するリセットローラ13とを備え、前記静電
潜像保持体3aに形成した潜像に前記現像ローラ11上
のトナーを付着させて現像する現像方法において、前記
現像ローラ11上の印字領域に相当する領域と非印字領
域に相当する領域とで、前記ドクターブレード12に印
加する電圧と前記リセットローラ13に印加する電圧が
異なるようにする。
【0011】(4):静電潜像を保持する静電潜像保持
体3aと、該静電潜像にトナーを付着させて現像する現
像ローラ11と、該現像ローラ11上のトナー層を形成
するドクターブレード12と、前記現像ローラ11上の
現像後のトナーを回収し新たなトナーを前記現像ローラ
11に供給するリセットローラ13とを備え、前記静電
潜像保持体3aに形成した潜像に前記現像ローラ11上
のトナーを付着させて現像する現像方法において、連続
して印刷する時の用紙間距離が少なくとも前記現像ロー
ラ11の1周期分以上の距離を有し、前記現像ローラ1
1上のトナー層が用紙間に対応する領域において、前記
ドクターブレード12に印加する電圧を少なくとも前記
現像ローラ11の1周期分にあたる時間を接地電位とす
る。
【0012】(5):静電潜像を保持する静電潜像保持
体3aと、該静電潜像にトナーを付着させて現像する現
像ローラ11と、該現像ローラ11上のトナー層を形成
するドクターブレード12と、前記現像ローラ11上の
現像後のトナーを回収し新たなトナーを前記現像ローラ
11に供給するリセットローラ13とを備え、前記静電
潜像保持体3aに形成した潜像に前記現像ローラ11上
のトナーを付着させて現像する現像方法において、連続
して印刷する時の用紙間距離が少なくとも前記現像ロー
ラ11の1周期分以上の距離を有し、前記現像ローラ1
1上のトナー層が用紙間に対応する領域において、前記
リセットローラ13に印加する電圧を少なくとも前記現
像ローラ11の1周期分にあたる時間を接地電位とす
る。
【0013】(6):静電潜像を保持する静電潜像保持
体3aと、該静電潜像にトナーを付着させて現像する現
像ローラ11と、該現像ローラ11上のトナー層を形成
するドクターブレード12と、前記現像ローラ11上の
現像後のトナーを回収し新たなトナーを前記現像ローラ
11に供給するリセットローラ13とを備え、前記静電
潜像保持体3aに形成した潜像に前記現像ローラ11上
のトナーを付着させて現像する現像方法において、連続
して印刷する時の用紙間距離が少なくとも前記現像ロー
ラ11の1周期分以上の距離を有し、前記現像ローラ1
1上のトナー層が用紙間に対応する領域において、前記
ドクターブレード12に印加する電圧と前記リセットロ
ーラ13に印加する電圧を少なくとも前記現像ローラ1
1の1周期分にあたる時間を接地電位とする。
【0014】(作用)前記構成に基づく作用を説明す
る。静電潜像保持体3aに形成した潜像に現像ローラ1
1上のトナーを付着させて現像する現像方法において、
前記現像ローラ11上の印字領域に相当する領域と非印
字領域に相当する領域とで、ドクターブレード12に印
加する電圧が異なるようにする。このため、現像ローラ
11上の使用されない部分のトナー帯電量と使用された
部分のトナー帯電量の差を少なくし、残像と呼ばれる印
字濃度差が生じないようにすることができる。
【0015】また、静電潜像保持体3aに形成した潜像
に現像ローラ11上のトナーを付着させて現像する現像
方法において、前記現像ローラ11上の印字領域に相当
する領域と非印字領域に相当する領域とで、リセットロ
ーラ13に印加する電圧が異なるようにする。このた
め、現像ローラ11上の使用されない部分のトナー帯電
量と使用された部分のトナー帯電量の差を少なくし、残
像と呼ばれる印字濃度差が生じないようにすることがで
きる。
【0016】さらに、静電潜像保持体3aに形成した潜
像に現像ローラ11上のトナーを付着させて現像する現
像方法において、前記現像ローラ11上の印字領域に相
当する領域と非印字領域に相当する領域とで、ドクター
ブレード12に印加する電圧とリセットローラ13に印
加する電圧が異なるようにする。このため、現像ローラ
11上の使用されない部分のトナー帯電量と使用された
部分のトナー帯電量の差を少なくし、確実に残像と呼ば
れる印字濃度差が生じないようにすることができる。
【0017】また、静電潜像保持体3aに形成した潜像
に現像ローラ11上のトナーを付着させて現像する現像
方法において、連続して印刷する時の用紙間距離が少な
くとも前記現像ローラ11の1周期分以上の距離を有
し、前記現像ローラ11上のトナー層が用紙間に対応す
る領域において、ドクターブレード12に印加する電圧
を少なくとも前記現像ローラ11の1周期分にあたる時
間を接地電位とする。このため、現像ローラ11上を何
回も搬送されて帯電量の高くなったトナーをドクターブ
レード12にて電気的に掻きおとすことができ、この接
地電位は静電潜像保持体3a等に使用する接地電位を使
用することができる。
【0018】さらに、静電潜像保持体3aに形成した潜
像に現像ローラ11上のトナーを付着させて現像する現
像方法において、連続して印刷する時の用紙間距離が少
なくとも前記現像ローラ11の1周期分以上の距離を有
し、前記現像ローラ11上のトナー層が用紙間に対応す
る領域において、リセットローラ13に印加する電圧を
少なくとも前記現像ローラ11の1周期分にあたる時間
を接地電位とする。このため、現像ローラ11上を何回
も搬送されて帯電量の高くなったトナーをリセットロー
ラ13にて電気的に掻きおとすことができ、この接地電
位は静電潜像保持体3a等に使用する接地電位を使用す
ることができる。
【0019】また、静電潜像保持体3aに形成した潜像
に現像ローラ11上のトナーを付着させて現像する現像
方法において、連続して印刷する時の用紙間距離が少な
くとも前記現像ローラ11の1周期分以上の距離を有
し、前記現像ローラ11上のトナー層が用紙間に対応す
る領域において、ドクターブレード12に印加する電圧
とリセットローラ13に印加する電圧を少なくとも前記
現像ローラ11の前記1周期分にあたる時間を接地電位
とする。このため、現像ローラ11上を何回も搬送され
て帯電量の高くなったトナーをドクターブレード12と
リセットローラ13にて電気的に掻きおとすことがで
き、これらの接地電位は静電潜像保持体3a等に使用す
る接地電位を使用することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図2〜図5は本発明の実施の形態
を示した図であり、以下、図面に基づいて非磁性一成分
現像剤を使用する本発明の実施の形態を説明する。
【0021】1):現像装置の説明 図2は実施の形態におけるプロセスユニットの説明図で
ある。図2において、現像装置のプロセスユニットに
は、ドラムユニット1と現像ユニット2が設けてある。
ドラムユニット1には、感光体ドラム3を中心として、
導電ブラシ4、転写ローラ5、クリーニングブレード
6、ブラシクリーナ7、廃トナーボックス8が設けてあ
る。現像ユニット2には、現像ローラ11、ドクターブ
レード12、リセットローラ13、トナーボトル14、
アジテータ15、パドル16が設けてある。そして、ト
ナーボトル14には、アウタ17が設けてある。
【0022】感光体ドラム3は、レーザ光を走査して形
成した静電潜像を保持する静電潜像保持体であり、矢印
の方向に回転が可能である。導電ブラシ4は、感光体ド
ラム3の表面を均一に帯電させるものである。転写ロー
ラ5は、感光体ドラム3上のトナーを用紙に転写させる
ものである。クリーニングブレード6は、感光体ドラム
3上の用紙に転写後の残留トナーを除去するものであ
る。ブラシクリーナ7は、導電ブラシ4の清掃をするも
のである。廃トナーボックス8は、クリーニングブレー
ド6で除去した廃トナーを保存するものである。
【0023】現像ローラ11は、現像剤であるトナーを
担持する現像剤担持体である。ドクターブレード12
は、現像ローラ11に送り込んだ現像剤を均一に帯電、
薄層化するものである。リセットローラ13は、現像後
のトナーをリセットして新たなトナーを供給するもので
ある。トナーボトル14は、現像剤であるトナーが入れ
られた容器である。アジテータ15とパドル16は、ト
ナーをトナーボトル14からリセットローラ13に搬送
するものである。アウタ17は、矢印の方向に回転によ
りトナーをトナーボトル14からアジテータ15に供給
するものである。
【0024】このプロセスユニットの動作は、現像ユニ
ット2の後部にセットされたトナーボトル14からアウ
タ17の回転でトナーが現像ユニット2内のアジテータ
15に供給され、さらに、アジテータ15上のトナー
は、パドル16、リセットローラ13から現像ローラ1
1に供給される。
【0025】このリセットローラ13から供給された現
像ローラ11上のトナーは、ドクターブレード12で均
一なトナー層を形成する。そして、現像ローラ11上の
トナーを感光体ドラム3上の潜像に供給し現像を行う。
その後、この感光体ドラム3上のトナーは、転写ローラ
で用紙に転写される。
【0026】2):白ベタ印刷と黒ベタ印刷が続いた場
合の説明 図3は白ベタ印刷と黒ベタ印刷が続いた場合の説明図で
あり、図3(a)はドクターブレード電位とトナー層電
位の説明、図3(b)はリセットローラ電位とトナー層
電位の説明である。
【0027】図3(a)において、縦軸はトナー層電位
(−V)、横軸はドクターブレード電位Vblと現像ロ
ーラに印加する現像バイアスVbとの差(Vbl−V
b)(−V)である。白ベタ部は、白ベタ印刷(非印字
領域に相当)が続いた場合の現像ローラ上のトナー電位
とドクターブレードへの印加電圧の関係を示しており、
黒ベタ部は、黒ベタ印刷(印字領域に相当)が続いた場
合の現像ローラ上のトナー電位とドクターブレードへの
印加電圧の関係を示している。このように、白ベタ部の
印刷が連続した後は、黒ベタ部より現像ローラ上のトナ
ー層電位が高く、即ちトナー帯電量が高くなっているこ
とを示している。
【0028】図3(b)において、縦軸はトナー層電位
(−V)、横軸は回収電位、即ちリセットローラ電位V
rと現像ローラに印加する現像バイアスVbとの差(V
r−Vb)(−V)である。白ベタ部は、白ベタ印刷が
続いた場合の現像ローラ上のトナー電位とリセットへの
印加電圧の関係を示しており、黒ベタ部は、黒ベタ印刷
が続いた場合の現像ローラ上のトナー電位とリセットロ
ーラへの印加電圧の関係を示している。このように、白
ベタ部の印刷が連続した後は、黒ベタ部より現像ローラ
上のトナー層電位が高く、即ちトナー帯電量が高くなっ
ていることを示している。
【0029】以上、図3(a)、図3(b)では、何れ
の場合も白ベタ部の印刷が連続した後は、黒ベタ部の印
刷が連続した後より現像ローラ上のトナー層電位が高
く、即ちトナー帯電量が高くなっている。このため、印
字された時の濃度差が生じないように、白ベタ部の印刷
が連続した場合と黒ベタ部の印刷が連続した場合とで現
像ローラ上のトナー帯電量が等しくなるように、ドクタ
ーブレード12やリセットローラ13への印加電圧を制
御する必要がある。
【0030】3):現像ローラ、ドクターブレード、リ
セットローラへの印加電圧の説明 このため、現像ローラ、ドクターブレード、リセットロ
ーラへの印加電圧を制御する電圧制御手段を設け、現像
ローラ上の使用されない部分(非印字領域)のトナー帯
電量と使用された部分(印字領域)のトナー帯電量を、
以下の方法により等しくするものである。
【0031】:ドクターブレード12への印加電圧
を、印字領域に対応する部分のみ高めに設定し、新しい
トナーへの帯電量を高くする。 :リセットローラ13への印加電圧を、印字領域に対
応する部分のみ高めに設定し、新しいトナーへの帯電量
を高くする。
【0032】:用紙間ではドクターブレード12また
はリセットローラ13への印加電圧を0Vとして、現像
ローラ上を何回も搬送されて帯電量の高くなったトナー
を電気的に掻きおとす。
【0033】図4は印加電圧のタイムチャートであり、
図4(a)は現像ローラ11に印加される現像バイアス
Vb、図4(b)はドクターブレード電圧Vbl、図4
(c)はリセットローラ電圧Vrである。
【0034】図4において、時間T1〜時間T2は非印
字領域の時間、時間T2〜時間T3は印字領域の時間、
時間T3〜時間T4は非印字領域の時間、時間T4〜時
間T5は印字領域の時間、時間T5〜時間T6は非印字
領域の時間である。なお、時間T1〜時間T2と時間T
3〜時間T4の間には各々用紙間tがある。
【0035】図4(a)において、現像ローラ11に
は、時間T1〜時間T6の感光体ドラム3の現像が行わ
れる間一定の現像バイアスVbが印加される。図4
(b)において、ドクターブレード12に印加されるド
クターブレード電圧Vblは、時間T1〜時間T2、時
間T3〜時間T4、時間T5〜時間T6の非印字領域で
は印加電圧Vblwとし、これらの非印字領域の用紙間
tでは印加電圧を0V(ボルト)とする。また、時間T
2〜時間T3、時間T4〜時間T5の印字領域の時間で
は印加電圧Vblbとする。
【0036】このように、ドクターブレード12への印
加電圧Vblを、印字領域に対応する部分のみ印加電圧
Vblbと高めに設定し、新しいトナーへの帯電量を高
くし、また、用紙間t(少なくとも現像ローラの1周期
分)ではドクターブレード12への印加電圧を0Vとし
て、現像ローラ上を何回も搬送されて帯電量の高くなっ
たトナーを電気的に掻きおとすことができる。
【0037】図4(c)において、リセットローラ13
に印加されるリセットローラ電圧Vrは、時間T1〜時
間T2、時間T3〜時間T4、時間T5〜時間T6の非
印字領域では印加電圧Vrwとし、これらの非印字領域
の用紙間t(少なくとも現像ローラの1周期分)では印
加電圧を0Vとする。また、時間T2〜時間T3、時間
T4〜時間T5の印字領域の時間では印加電圧Vrbと
する。
【0038】このように、リセットローラ13への印加
電圧Vrを、印字領域に対応する部分のみ印加電圧Vr
bと高めに設定し、新しいトナーへの帯電量を高くし、
また、用紙間tではリセットローラ13への印加電圧を
0Vとして、現像ローラ上を何回も搬送されて帯電量の
高くなったトナーを電気的に掻きおとすことができる。
【0039】以上のように、ドクターブレード12また
はリセットローラ13への印加電圧を制御することによ
り、現像ローラ11上のトナー帯電量の印字領域と非印
字領域の差が極めて少なくなり、印刷時の濃度差をなく
すことができる。なお、用紙間tでのドクターブレード
12またはリセットローラ13への印加電圧は、現像ロ
ーラ上を何回も搬送されて帯電量の高くなったトナーを
電気的に掻きおとすことができる電圧であれば0Vでな
くても良い。
【0040】4):黒ベタ印刷での印字濃度の説明 図5は黒ベタ印刷での印字濃度の説明図である。図5に
おいて、実施の形態における具体的な例として、以下の
ような、現像バイアスVb、ドクターブレード電圧Vb
l、リセットローラ電圧Vrのバイアス関係を設定し
て、A4用紙の横送りで白ベタ10枚印字後に黒ベタ印
刷をした場合に、用紙先端部から現像ローラの周期毎に
濃度を測定した例を示している。なお、縦軸は印字濃
度、横軸は現像ローラ周期である。
【0041】 a:設定条件1 現像バイアスVb : −300V(一定) ドクターブレード電圧Vbl: 印字領域−500V 非印字領域−300V リセットローラ電圧Vr : −400V(一定) b:設定条件2 現像バイアスVb : −300V(一定) ドクターブレード電圧Vbl: −400V(一定) リセットローラ電圧Vr : 印字領域−500V 非印字領域−100V 用紙間tで現像ローラ1周期分0V このように、上記設定条件1、設定条件2の本発明の実
施の形態(図5の実線で示す)は、従来例(図5の点線
で示す)のものよりいずれも濃度差が少なく、残像が目
立たない良好な結果が得られた。
【0042】5):以下に、その他の実施の形態につい
て説明する。 (1)感光体ドラム3に潜像を形成し、トナーを付着さ
せて現像する方法であって、現像器(現像ユニット)2
には、現像ローラ11とリセットローラ13とを有し、
現像ローラ11上へのトナー層形成にはドクターブレー
ド12を使用する所謂非磁性一成分現像方式において、
現像ローラ11上の印字領域(感光体ドラム3にトナー
を付着させる領域)に相当する領域と非印字領域に相当
する領域とで、ドクターブレード12に印加する電圧
(トナー帯電電圧)が異なるようにする。
【0043】前記ドクターブレード12は、電圧を印加
するため金属または導電ゴム等の導電体で形成する。ま
た、現像ローラ11に印加する電圧Vbとドクターブレ
ード12に印加する電圧Vblとは次の関係を満足させ
ることにより、トナーを確実に帯電することができる。
【0044】|Vb|≦|Vbl| さらに、前記非印字領域が続いた時の現像ローラ11上
のトナー層電位をVtwとし、この時のドクターブレー
ド12の印加電圧VblをVblw、印字領域が続いた
時の現像ローラ11上のトナー層電位をVtbとし、こ
の時のドクターブレード12の印加電圧VblをVbl
bとすると、VblwとVblbとの関係は、ほぼVt
b=Vtwとなる関係が成立するように設定される。
【0045】また、前記関係(Vtb=Vtw)が成立
するように設定された場合、非印字領域が続いた時のド
クターブレード12の印加電圧Vblwを現像バイアス
Vbとを次のように等しく設定することにより、同じ電
源を使用することで現像器を簡素化することができる。
【0046】Vblw=Vb (2)感光体ドラム3に潜像を形成し、トナーを付着さ
せて現像する方法であって、現像器(現像ユニット)2
には、現像ローラ11とリセットローラ13とを有し、
現像ローラ11上へのトナー層形成にはドクターブレー
ド12を使用する所謂非磁性一成分現像方式において、
現像ローラ11上の印字領域(感光体ドラム3にトナー
を付着させる領域)に相当する領域と非印字領域に相当
する領域とで、リセットローラ13に印加する電圧(ト
ナー帯電電圧)が異なるようにする。
【0047】前記リセットローラ13の抵抗率ρrは、
現像ローラ11の抵抗率ρbより小さくすることによ
り、リセットローラ13への電圧を印加するための制御
が行いやすくなる。
【0048】また、印字領域でのリセットローラ13へ
の印加電圧Vrbと非印字領域でのリセットローラ13
への印加電圧Vrwとは次の関係を満足させる。これに
より、現像ローラ11上の使用されない部分のトナー帯
電量と使用された部分のトナー帯電量を等しくし、残像
と呼ばれる印字濃度差が生じないようにすることができ
る。 |Vrb|>|Vrw|
【0049】さらに、非印字領域でのリセットローラ1
3への印加電圧Vrwと現像ローラ11に印加する現像
バイアスVbとは次の関係を満足させることにより、非
印字領域でのトナー帯電量を少なくすることができる。 |Vrw|≦|Vb|
【0050】また、印字領域でのリセットローラ13へ
の印加電圧Vrbと現像ローラ11に印加する現像バイ
アスVbとは次の関係を満足させることにより、トナー
を確実に帯電することができる。 |Vrb|>|Vb|
【0051】(3)感光体ドラム3に潜像を形成し、ト
ナーを付着させて現像する方法であって、現像器(現像
ユニット)2には、現像ローラ11とリセットローラ1
3とを有し、現像ローラ11上へのトナー層形成にはド
クターブレード12を使用する所謂非磁性一成分現像方
式において、現像ローラ11上の印字領域(感光体ドラ
ム3にトナーを付着させる領域)に相当する領域と非印
字領域に相当する領域とで、ドクターブレード12に印
加する電圧とリセットローラ13に印加する電圧とが異
なるようにする。
【0052】前記現像ローラ11に印加する現像バイア
スVbとドクターブレード12に印加する電圧Vbl、
印字領域でのリセットローラ13への印加電圧Vrbと
非印字領域でのリセットローラ13への印加電圧Vrw
とは次の関係を満足させる。これにより、現像ローラ1
1の使用されない部分のトナー帯電量と使用された部分
のトナー帯電量を等しくし、残像と呼ばれる印字濃度差
が生じないようにすることができる。 |Vb|≦|Vbl|かつ|Vrw|<|Vrb|
【0053】また、前記現像ローラ11に印加する現像
バイアスVbとドクターブレード12に印加する電圧V
bl、非印字領域でのリセットローラ13への印加電圧
Vrwとは次の関係を満足させることにより、非印字領
域でのトナー帯電量を少なくすることができる。 |Vb|≦|Vbl|かつ|Vrw|≦|Vb|
【0054】さらに、前記現像ローラ11に印加する現
像バイアスVbとドクターブレード12に印加する電圧
Vbl、印字領域でのリセットローラ13への印加電圧
Vrbとは次の関係を満足させることにより、トナーを
確実に帯電することができる。 |Vb|≦|Vbl|かつ|Vrb|>|Vb|
【0055】また、前記現像ローラ11に印加する現像
バイアスVbとドクターブレード12に印加する電圧V
bl、印字領域でのリセットローラ13への印加電圧V
rb、非印字領域でのリセットローラ13への印加電圧
Vrw、非印字領域が続いた時の現像ローラ11上のト
ナー層電位をVtwとし、この時のドクターブレード1
2の印加電圧VblをVblw、印字領域が続いた時の
現像ローラ11上のトナー層電位をVtbとし、この時
のドクターブレード12の印加電圧VblをVblbと
し、次の〔1〕と〔2〕の関係を満足させる。これによ
り、現像ローラ11の使用されない部分のトナー帯電量
と使用された部分のトナー帯電量が等しく、確実に残像
と呼ばれる印字濃度差が生じないようにすることができ
る。
【0056】 |Vb|≦|Vbl|かつ|Vrw|<|Vrb|・・・〔1〕 を満足し、さらに、 ほぼVtb=Vtw・・・・・・・・・・・・・・・・・〔2〕 となる関係が成立するようにドクターブレード12の印
加電圧VblwとVblbとを設定する。
【0057】(4)感光体ドラム3に潜像を形成し、ト
ナーを付着させて現像する方法であって、現像器(現像
ユニット)2には、現像ローラ11とリセットローラ1
3とを有し、現像ローラ11上へのトナー層形成にはド
クターブレード12を使用する所謂非磁性一成分現像方
式において、連続して印刷する時の用紙間距離が少なく
とも現像ローラ11の1周期(1回転)分以上の距離を
有し、現像ローラ11上のトナー層が用紙間に対応する
領域において、ドクターブレード12に印加する電圧を
少なくとも現像ローラ11の1周期分にあたる時間を0
V(接地:アース)とする。これにより、現像ローラ1
1上を何回も搬送されて帯電量の高くなったトナーをド
クターブレード12にて電気的に掻きおとすことがで
き、この接地電位は感光体ドラム3等に使用する接地電
位を使用することができる。
【0058】また、前記用紙間でドクターブレード12
を接地する時以外の非印字領域と印字領域では異なる電
圧をドクターブレード12に印加する。さらに、現像ロ
ーラ11に印加する電圧Vbとドクターブレード12に
印加する電圧Vbl(ドクターブレード12を接地する
時は除く)とは次の関係を満足させることにより、現像
ローラ11上のトナーを確実に帯電することができる。 |Vb|≦|Vbl|
【0059】また、前記非印字領域が続いた時の現像ロ
ーラ11上のトナー層電位をVtwとし、この時のドク
ターブレード12の印加電圧VblをVblw、印字領
域が続いた時の現像ローラ11上のトナー層電位をVt
bとし、この時のドクターブレード12の印加電圧Vb
lをVblbとすると、VblwとVblbとの関係
は、ほぼVtb=Vtwとなる関係が成立するように設
定される。これにより、残像と呼ばれる印字濃度差が生
じないようにすることができる。
【0060】さらに、前記非印字領域が続いた時のドク
ターブレード12の印加電圧Vblwと現像バイアスV
bとを次のように等しく設定することにより、同じ電源
を使用することで現像器を簡素化することができる。 Vblw=Vb
【0061】(5)感光体ドラム3に潜像を形成し、ト
ナーを付着させて現像する方法であって、現像器2に
は、現像ローラ11とリセットローラ13とを有し、現
像ローラ11上へのトナー層形成にはドクターブレード
12を使用する所謂非磁性一成分現像方式において、連
続して印刷する時の用紙間距離が少なくとも現像ローラ
11の1周期分以上の距離を有し、現像ローラ11上の
トナー層が用紙間に対応する領域において、ドクターブ
レード12に印加する電圧を少なくとも現像ローラ11
の1周期分にあたる時間を0V(接地:アース)とする
と共に、現像ローラ11上の印字領域に相当する領域と
非印字領域に相当する領域とで、リセットローラ13に
印加する電圧(トナー帯電電圧)が異なるようにする。
これにより、現像ローラ11上を何回も搬送されて帯電
量の高くなったトナーをドクターブレード12にて電気
的に掻きおとすことができ、この接地電位は感光体ドラ
ム3等に使用する接地電位を使用することができ、印字
濃度差が生じないようにすることができる。
【0062】前記リセットローラ13の抵抗率ρrは、
現像ローラ11の抵抗率ρbより小さくすることによ
り、リセットローラ13への電圧を印加するための制御
が行いやすくなる。
【0063】また、印字領域でのリセットローラ13へ
の印加電圧Vrbと非印字領域でのリセットローラ13
への印加電圧Vrwとは次の関係を満足させる。これに
より、現像ローラ11の使用されない部分のトナー帯電
量と使用された部分のトナー帯電量を等しくし、残像と
呼ばれる印字濃度差が生じないようにすることができ
る。 |Vrb|>|Vrw|
【0064】さらに、非印字領域でのリセットローラ1
3への印加電圧Vrwと現像ローラ11に印加する現像
バイアスVbとは次の関係を満足させることにより、非
印字領域でのトナー帯電量を少なくすることができる。 |Vrw|≦|Vb|
【0065】また、印字領域でのリセットローラ13へ
の印加電圧Vrbと現像ローラ11に印加する現像バイ
アスVbとは次の関係を満足させることにより、トナー
を確実に帯電することができる。 |Vrb|>|Vb|
【0066】(6)感光体ドラム3に潜像を形成し、ト
ナーを付着させて現像する方法であって、現像器(現像
ユニット)2には、現像ローラ11とリセットローラ1
3とを有し、現像ローラ11上へのトナー層形成にはド
クターブレード12を使用する所謂非磁性一成分現像方
式において、連続して印刷する時の用紙間距離が少なく
とも現像ローラ11の1周期分以上の距離を有し、現像
ローラ11上のトナー層が用紙間に対応する領域におい
て、ドクターブレード12に印加する電圧を少なくとも
現像ローラ11の1周期分にあたる時間を0V(接地:
アース)とすると共に、現像ローラ11上の印字領域に
相当する領域と非印字領域に相当する領域とで、ドクタ
ーブレード12に印加する電圧とリセットローラ13に
印加する電圧とが異なるようにする。これにより、現像
ローラ11上を何回も搬送されて帯電量の高くなったト
ナーをドクターブレード12にて電気的に掻きおとすこ
とができ、この接地電位は感光体ドラム3等に使用する
接地電位を使用することができる。
【0067】前記現像ローラ11に印加する現像バイア
スVbとドクターブレード12に印加する電圧Vbl、
印字領域でのリセットローラ13への印加電圧Vrbと
非印字領域でのリセットローラ13への印加電圧Vrw
とは次の関係を満足させる。これにより、現像ローラ1
1の使用されない部分のトナー帯電量と使用された部分
のトナー帯電量を等しくし、残像と呼ばれる印字濃度差
が生じないようにすることができる。 |Vb|≦|Vbl|かつ|Vrw|<|Vrb|
【0068】また、前記現像ローラ11に印加する現像
バイアスVbとドクターブレード12に印加する電圧V
bl、非印字領域でのリセットローラ13への印加電圧
Vrwとは次の関係を満足させることにより、非印字領
域でのトナー帯電量を少なくすることができる。 |Vb|≦|Vbl|かつ|Vrw|≦|Vb|
【0069】さらに、前記現像ローラ11に印加する現
像バイアスVbとドクターブレード12に印加する電圧
Vbl、印字領域でのリセットローラ13への印加電圧
Vrbとは次の関係を満足させることにより、トナーを
確実に帯電することができる。 |Vb|≦|Vbl|かつ|Vrb|>|Vb|
【0070】また、前記現像ローラ11に印加する現像
バイアスVbとドクターブレード12に印加する電圧V
bl、印字領域でのリセットローラ13への印加電圧V
rb、非印字領域でのリセットローラ13への印加電圧
Vrw、非印字領域が続いた時の現像ローラ11上のト
ナー層電位をVtwとし、この時のドクターブレード1
2の印加電圧VblをVblw、印字領域が続いた時の
現像ローラ11上のトナー層電位をVtbとし、この時
のドクターブレード12の印加電圧VblをVblbと
し、次の〔3〕と〔4〕の関係を満足させる。これによ
り、現像ローラ11の使用されない部分のトナー帯電量
と使用された部分のトナー帯電量が等しく、より確実に
残像と呼ばれる印字濃度差が生じないようにすることが
できる。
【0071】 |Vb|≦|Vbl|かつ|Vrw|<|Vrb|・・・〔3〕 を満足し、さらに、 ほぼVtb=Vtw・・・・・・・・・・・・・・・・・〔4〕 となる関係が成立するようにドクターブレード12の印
加電圧VblwとVblbとを設定する。
【0072】(7)感光体ドラム3に潜像を形成し、ト
ナーを付着させて現像する方法であって、現像器(現像
ユニット)2には、現像ローラ11とリセットローラ1
3とを有し、現像ローラ11上へのトナー層形成にはド
クターブレード12を使用する所謂非磁性一成分現像方
式において、連続して印刷する時の用紙間距離が少なく
とも現像ローラ11の1周期分以上の距離を有し、現像
ローラ11上のトナー層が用紙間に対応する領域におい
て、リセットローラ13に印加する電圧を少なくとも現
像ローラ11の1周期分にあたる時間を0V(接地:ア
ース)とする。これにより、現像ローラ11上を何回も
搬送されて帯電量の高くなったトナーをリセットローラ
13にて電気的に掻きおとすことができ、この接地電位
は感光体ドラム3等に使用する接地電位を使用すること
ができる。
【0073】また、非印字領域と印字領域では異なる電
圧をドクターブレード12に印加することにより、印字
濃度差が生じないようにすることができる。さらに、現
像ローラ11に印加する電圧Vbとドクターブレード1
2に印加する電圧Vblとは次の関係を満足させること
により、現像ローラ11上のトナーを確実に帯電するこ
とができる。 |Vb|≦|Vbl|
【0074】また、前記非印字領域が続いた時の現像ロ
ーラ11上のトナー層電位をVtwとし、この時のドク
ターブレード12の印加電圧VblをVblw、印字領
域が続いた時の現像ローラ11上のトナー層電位をVt
bとし、この時のドクターブレード12の印加電圧Vb
lをVblbとすると、VblwとVblbとの関係
は、ほぼVtb=Vtwとなる関係が成立するように設
定される。これにより、残像と呼ばれる印字濃度差が生
じないようにすることができる。
【0075】さらに、前記ほぼVtb=Vtwとなる関
係が成立するように設定された場合、前記非印字領域が
続いた時のドクターブレード12の印加電圧Vblwと
現像バイアスVbとを次のように等しく設定することに
より、同じ電源を使用することで現像器を簡素化するこ
とができる。 Vblw=Vb
【0076】(8)感光体ドラム3に潜像を形成し、ト
ナーを付着させて現像する方法であって、現像器2に
は、現像ローラ11とリセットローラ13とを有し、現
像ローラ11上へのトナー層形成にはドクターブレード
12を使用する所謂非磁性一成分現像方式において、連
続して印刷する時の用紙間距離が少なくとも現像ローラ
11の1周期分以上の距離を有し、現像ローラ11上の
トナー層が用紙間に対応する領域において、リセットロ
ーラ13に印加する電圧を少なくとも現像ローラ11の
1周期分にあたる時間を0V(接地:アース)とすると
共に、現像ローラ11上の印字領域に相当する領域と非
印字領域に相当する領域とで、リセットローラ13に印
加する電圧(トナー帯電電圧)が異なるようにする。こ
れにより、現像ローラ11上を何回も搬送されて帯電量
の高くなったトナーをリセットローラ13にて電気的に
掻きおとすことができ、この接地電位は感光体ドラム3
等に使用する接地電位を使用することができる。
【0077】前記リセットローラ13の抵抗率ρrは、
現像ローラ11の抵抗率ρbより小さくすることによ
り、リセットローラ13への電圧を印加するための制御
が行いやすくなる。
【0078】また、前記用紙間でリセットローラ13を
接地する時以外の印字領域でのリセットローラ13への
印加電圧Vrbと非印字領域でのリセットローラ13へ
の印加電圧Vrwとは次の関係を満足させる。これによ
り、現像ローラ11の使用されない部分のトナー帯電量
と使用された部分のトナー帯電量を等しくし、残像と呼
ばれる印字濃度差が生じないようにすることができる。 |Vrb|>|Vrw|
【0079】さらに、非印字領域でのリセットローラ1
3への印加電圧Vrwと現像ローラ11に印加する現像
バイアスVbとは次の関係を満足させることにより、非
印字領域でのトナー帯電量を少なくすることができる。 |Vrw|≦|Vb|
【0080】また、印字領域でのリセットローラ13へ
の印加電圧Vrbと現像ローラ11に印加する現像バイ
アスVbとは次の関係を満足させることにより、トナー
を確実に帯電することができる。 |Vrb|>|Vb|
【0081】(9)感光体ドラム3に潜像を形成し、ト
ナーを付着させて現像する方法であって、現像器(現像
ユニット)2には、現像ローラ11とリセットローラ1
3とを有し、現像ローラ11上へのトナー層形成にはド
クターブレード12を使用する所謂非磁性一成分現像方
式において、連続して印刷する時の用紙間距離が少なく
とも現像ローラ11の1周期分以上の距離を有し、現像
ローラ11上のトナー層が用紙間に対応する領域におい
て、リセットローラ13に印加する電圧を少なくとも現
像ローラ11の1周期分にあたる時間を0V(接地:ア
ース)とすると共に、現像ローラ11上の印字領域に相
当する領域と非印字領域に相当する領域とで、ドクター
ブレード12に印加する電圧とリセットローラ13に印
加する電圧とが異なるようにする。これにより、現像ロ
ーラ11上を何回も搬送されて帯電量の高くなったトナ
ーをドクターブレード12にて電気的に掻きおとすこと
ができ、この接地電位は感光体ドラム3等に使用する接
地電位を使用することができ、また、印字濃度差が生じ
ないようにすることができる。
【0082】前記現像ローラ11に印加する現像バイア
スVbとドクターブレード12に印加する電圧Vbl、
印字領域でのリセットローラ13への印加電圧Vrbと
非印字領域でのリセットローラ13への印加電圧Vrw
(リセットローラ13を接地する時は除く)とは次の関
係を満足させる。これにより、現像ローラ11の使用さ
れない部分のトナー帯電量と使用された部分のトナー帯
電量を等しくし、残像と呼ばれる印字濃度差が生じない
ようにすることができる。 |Vb|≦|Vbl|かつ|Vrw|<|Vrb|
【0083】また、前記現像ローラ11に印加する現像
バイアスVbとドクターブレード12に印加する電圧V
bl、非印字領域でのリセットローラ13への印加電圧
Vrwとは次の関係を満足させることにより、非印字領
域でのトナー帯電量を少なくすることができる。 |Vb|≦|Vbl|かつ|Vrw|≦|Vb|
【0084】さらに、前記現像ローラ11に印加する現
像バイアスVbとドクターブレード12に印加する電圧
Vbl、印字領域でのリセットローラ13への印加電圧
Vrbとは次の関係を満足させることにより、トナーを
確実に帯電することができる。 |Vb|≦|Vbl|かつ|Vrb|>|Vb|
【0085】また、前記現像ローラ11に印加する現像
バイアスVbとドクターブレード12に印加する電圧V
bl、印字領域でのリセットローラ13への印加電圧V
rb、非印字領域でのリセットローラ13への印加電圧
Vrw、非印字領域が続いた時の現像ローラ11上のト
ナー層電位をVtwとし、この時のドクターブレード1
2の印加電圧VblをVblw、印字領域が続いた時の
現像ローラ11上のトナー層電位をVtbとし、この時
のドクターブレード12の印加電圧VblをVblbと
し、次の〔5〕と〔6〕の関係を満足させる。これによ
り、現像ローラ11の使用されない部分のトナー帯電量
と使用された部分のトナー帯電量が等しく、より確実に
残像と呼ばれる印字濃度差が生じないようにすることが
できる。
【0086】 |Vb|≦|Vbl|かつ|Vrw|<|Vrb|・・・〔5〕 を満足し、さらに、 ほぼVtb=Vtw・・・・・・・・・・・・・・・・・〔6〕 となる関係が成立するようにドクターブレード12の印
加電圧VblwとVblbとを設定する。
【0087】(10)感光体ドラム3に潜像を形成し、
トナーを付着させて現像する方法であって、現像器(現
像ユニット)2には、現像ローラ11とリセットローラ
13とを有し、現像ローラ11上へのトナー層形成には
ドクターブレード12を使用する所謂非磁性一成分現像
方式において、連続して印刷する時の用紙間距離が少な
くとも現像ローラ11の1周期分以上の距離を有し、現
像ローラ11上のトナー層が用紙間に対応する領域にお
いて、ドクターブレード12に印加する電圧とリセット
ローラ13に印加する電圧を少なくとも現像ローラ11
の1周期分にあたる時間を0V(接地:アース)とす
る。これにより、現像ローラ11上を何回も搬送されて
帯電量の高くなったトナーをドクターブレード12とリ
セットローラ13にて電気的に掻きおとすことができ、
これらの接地電位は感光体ドラム3等を接地する電位を
使用することができる。
【0088】また、用紙間でドクターブレード12を接
地する時以外の非印字領域と印字領域では異なる電圧を
ドクターブレード12に印加することにより、印字濃度
差が生じないようにすることができる。
【0089】さらに、現像ローラ11に印加する電圧V
bとドクターブレード12に印加する電圧Vblとは次
の関係を満足させることにより、現像ローラ11上のト
ナーを確実に帯電することができる。 |Vb|≦|Vbl|
【0090】また、前記非印字領域が続いた時の現像ロ
ーラ11上のトナー層電位をVtwとし、この時のドク
ターブレード12の印加電圧VblをVblw、印字領
域が続いた時の現像ローラ11上のトナー層電位をVt
bとし、この時のドクターブレード12の印加電圧Vb
lをVblbとすると、VblwとVblbとの関係
は、ほぼVtb=Vtwとなる関係が成立するように設
定される。これにより、残像と呼ばれる印字濃度差が生
じないようにすることができる。
【0091】さらに、前記非印字領域が続いた時のドク
ターブレード12の印加電圧Vblwと現像バイアスV
bとを次のように等しく設定することにより、同じ電源
を使用することで現像器を簡素化することができる。 Vblw=Vb
【0092】(11)感光体ドラム3に潜像を形成し、
トナーを付着させて現像する方法であって、現像器2に
は、現像ローラ11とリセットローラ13とを有し、現
像ローラ11上へのトナー層形成にはドクターブレード
12を使用する所謂非磁性一成分現像方式において、連
続して印刷する時の用紙間距離が少なくとも現像ローラ
11の1周期分以上の距離を有し、現像ローラ11上の
トナー層が用紙間に対応する領域において、ドクターブ
レード12に印加する電圧とリセットローラ13に印加
する電圧を少なくとも現像ローラ11の1周期分にあた
る時間を0V(接地:アース)とすると共に、現像ロー
ラ11上の印字領域に相当する領域と非印字領域に相当
する領域とで、リセットローラ13に印加する電圧(ト
ナー帯電電圧)が異なるようにする。これにより、現像
ローラ11上を何回も搬送されて帯電量の高くなったト
ナーをドクターブレード12とリセットローラ13にて
電気的に掻きおとすことができ、この接地電位は、感光
体ドラム3等に使用する電位を使用することができ、し
かも印字濃度差が生じないようにすることができる。
【0093】前記リセットローラ13の抵抗率ρrは、
現像ローラ11の抵抗率ρbより小さくすることによ
り、リセットローラ13への電圧を印加するための制御
が行いやすくなる。
【0094】また、前記用紙間でリセットローラ13を
接地する時以外の印字領域でのリセットローラ13への
印加電圧Vrbと非印字領域でのリセットローラ13へ
の印加電圧Vrwとは次の関係を満足させる。これによ
り、現像ローラ11の使用されない部分のトナー帯電量
と使用された部分のトナー帯電量を等しくし、残像と呼
ばれる印字濃度差が生じないようにすることができる。 |Vrb|>|Vrw|
【0095】さらに、非印字領域でのリセットローラ1
3への印加電圧Vrwと現像ローラ11に印加する現像
バイアスVbとは次の関係を満足させることにより、非
印字領域でのトナー帯電量を少なくすることができる。 |Vrw|≦|Vb|
【0096】また、印字領域でのリセットローラ13へ
の印加電圧Vrbと現像ローラ11に印加する現像バイ
アスVbとは次の関係を満足させることにより、トナー
を確実に帯電することができる。 |Vrb|>|Vb|
【0097】(12)感光体ドラム3に潜像を形成し、
トナーを付着させて現像する方法であって、現像器(現
像ユニット)2には、現像ローラ11とリセットローラ
13とを有し、現像ローラ11上へのトナー層形成には
ドクターブレード12を使用する所謂非磁性一成分現像
方式において、連続して印刷する時の用紙間距離が少な
くとも現像ローラ11の1周期分以上の距離を有し、現
像ローラ11上のトナー層が用紙間に対応する領域にお
いて、ドクターブレード12に印加する電圧とリセット
ローラ13に印加する電圧を少なくとも現像ローラ11
の1周期分にあたる時間を0V(接地:アース)とする
と共に、現像ローラ11上の印字領域(に相当する領域
と非印字領域に相当する領域とで、ドクターブレード1
2に印加する電圧とリセットローラ13に印加する電圧
とが異なるようにする。これにより、現像ローラ11上
を何回も搬送されて帯電量の高くなったトナーをドクタ
ーブレード12とリセットローラ13にて電気的に掻き
おとすことができ、この接地電位は感光体ドラム3等に
使用する接地電位を使用することができ、しかも印字濃
度差が生じないようにすることができる。
【0098】前記現像ローラ11に印加する現像バイア
スVbとドクターブレード12に印加する電圧Vbl、
印字領域でのリセットローラ13への印加電圧Vrbと
非印字領域でのリセットローラ13への印加電圧Vrw
(ドクターブレード12とリセットローラ13を接地す
る時は除く)とは次の関係を満足させる。これにより、
現像ローラ11の使用されない部分のトナー帯電量と使
用された部分のトナー帯電量を等しくし、残像と呼ばれ
る印字濃度差が生じないようにすることができる。 |Vb|≦|Vbl|かつ|Vrw|<|Vrb|
【0099】また、前記現像ローラ11に印加する現像
バイアスVbとドクターブレード12に印加する電圧V
bl、非印字領域でのリセットローラ13への印加電圧
Vrw(ドクターブレード12を接地する時は除く)と
は次の関係を満足させることにより、非印字領域でのト
ナー帯電量を少なくすることができる。 |Vb|≦|Vbl|かつ|Vrw|≦|Vb|
【0100】さらに、前記現像ローラ11に印加する現
像バイアスVbとドクターブレード12に印加する電圧
Vbl、印字領域でのリセットローラ13への印加電圧
Vrb(ドクターブレード12を接地する時は除く)と
は次の関係を満足させることにより、トナーを確実に帯
電することができる。 |Vb|≦|Vbl|かつ|Vrb|>|Vb|
【0101】また、前記現像ローラ11に印加する現像
バイアスVbとドクターブレード12に印加する電圧V
bl、印字領域でのリセットローラ13への印加電圧V
rb、非印字領域でのリセットローラ13への印加電圧
Vrw、非印字領域が続いた時の現像ローラ11上のト
ナー層電位をVtwとし、この時のドクターブレード1
2の印加電圧VblをVblw、印字領域が続いた時の
現像ローラ11上のトナー層電位をVtbとし、この時
のドクターブレード12の印加電圧VblをVblbと
し(ドクターブレード12とリセットローラ13を接地
する時は除く)、次の〔7〕と〔8〕の関係を満足させ
る。これにより、現像ローラ11の使用されない部分の
トナー帯電量と使用された部分のトナー帯電量が等し
く、より確実に残像と呼ばれる印字濃度差が生じないよ
うにすることができる。
【0102】 |Vb|≦|Vbl|かつ|Vrw|<|Vrb|・・・〔7〕 を満足し、さらに、 ほぼVtb=Vtw・・・・・・・・・・・・・・・・・〔8〕 となる関係が成立するようにドクターブレード12の印
加電圧VblwとVblbとを設定する。
【0103】なお、感光体ドラム3は、通常0Vとし、
現像ローラ11、ドクターブレード12、リセットロー
ラ13等への印加電圧は、使用するトナーの種類により
正又は負の何れかが使用される。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1):静電潜像保持体に形成した潜像に現像ローラ上
のトナーを付着させて現像する現像方法において、前記
現像ローラ上の印字領域に相当する領域と非印字領域に
相当する領域とで、ドクターブレードに印加する電圧が
異なるようにするため、現像ローラ上の使用されない部
分のトナー帯電量と使用された部分のトナー帯電量の差
を少なくし、残像と呼ばれる印字濃度差が生じないよう
にすることができる。
【0105】(2):静電潜像保持体に形成した潜像に
現像ローラ上のトナーを付着させて現像する現像方法に
おいて、前記現像ローラ上の印字領域に相当する領域と
非印字領域に相当する領域とで、リセットローラに印加
する電圧が異なるようにするため、現像ローラ上の使用
されない部分のトナー帯電量と使用された部分のトナー
帯電量の差を少なくし、残像と呼ばれる印字濃度差が生
じないようにすることができる。
【0106】(3):静電潜像保持体に形成した潜像に
現像ローラ上のトナーを付着させて現像する現像方法に
おいて、前記現像ローラ上の印字領域に相当する領域と
非印字領域に相当する領域とで、ドクターブレードに印
加する電圧とリセットローラに印加する電圧が異なるよ
うにするため、現像ローラ上の使用されない部分のトナ
ー帯電量と使用された部分のトナー帯電量の差を少なく
し、確実に残像と呼ばれる印字濃度差が生じないように
することができる。
【0107】(4):静電潜像保持体に形成した潜像に
現像ローラ上のトナーを付着させて現像する現像方法に
おいて、連続して印刷する時の用紙間距離が少なくとも
前記現像ローラの1周期分以上の距離を有し、前記現像
ローラ上のトナー層が用紙間に対応する領域において、
ドクターブレードに印加する電圧を少なくとも前記現像
ローラの1周期分にあたる時間を接地電位とするため、
現像ローラ上を何回も搬送されて帯電量の高くなったト
ナーをドクターブレードにて電気的に掻きおとすことが
でき、この接地電位は静電潜像保持体等に使用する接地
電位を使用することができ電源を簡素化できる。
【0108】(5):静電潜像保持体に形成した潜像に
現像ローラ上のトナーを付着させて現像する現像方法に
おいて、連続して印刷する時の用紙間距離が少なくとも
前記現像ローラの1周期分以上の距離を有し、前記現像
ローラ上のトナー層が用紙間に対応する領域において、
リセットローラに印加する電圧を少なくとも前記現像ロ
ーラの1周期分にあたる時間を接地電位とするため、現
像ローラ上を何回も搬送されて帯電量の高くなったトナ
ーをリセットローラにて電気的に掻きおとすことがで
き、この接地電位は静電潜像保持体等に使用する接地電
位を使用することができ電源を簡素化できる。
【0109】(6):静電潜像保持体に形成した潜像に
現像ローラ上のトナーを付着させて現像する現像方法に
おいて、連続して印刷する時の用紙間距離が少なくとも
前記現像ローラの1周期分以上の距離を有し、前記現像
ローラ上のトナー層が用紙間に対応する領域において、
ドクターブレードに印加する電圧とリセットローラに印
加する電圧を少なくとも前記現像ローラの前記1周期分
にあたる時間を接地電位とするため、現像ローラ上を何
回も搬送されて帯電量の高くなったトナーをドクターブ
レードとリセットローラにて電気的に掻きおとすことが
でき、これらの接地電位は静電潜像保持体等に使用する
接地電位を使用することができ電源を簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施の形態におけるプロセスユニットの説明図
である。
【図3】実施の形態における白ベタ印刷と黒ベタ印刷が
続いた場合の説明図である。
【図4】実施の形態における印加電圧のタイムチャート
である。
【図5】実施の形態における黒ベタ印刷での印字濃度の
説明図である。
【図6】従来例の説明図である。
【符号の説明】 3a 静電潜像保持体 11 現像ローラ 12 ドクターブレード 13 リセットローラ 10 電圧制御手段 20 電子写真装置の制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静電潜像を保持する静電潜像保持体と、 該静電潜像にトナーを付着させて現像する現像ローラ
    と、 該現像ローラ上のトナー層を形成するドクターブレード
    と、 前記現像ローラ上の現像後のトナーを回収し新たなトナ
    ーを前記現像ローラに供給するリセットローラとを備
    え、 前記静電潜像保持体に形成した潜像に前記現像ローラ上
    のトナーを付着させて現像する現像方法において、 前記現像ローラ上の印字領域に相当する領域と非印字領
    域に相当する領域とで、前記ドクターブレードに印加す
    る電圧が異なるようにすることを特徴とした現像方法。
  2. 【請求項2】静電潜像を保持する静電潜像保持体と、 該静電潜像にトナーを付着させて現像する現像ローラ
    と、 該現像ローラ上のトナー層を形成するドクターブレード
    と、 前記現像ローラ上の現像後のトナーを回収し新たなトナ
    ーを前記現像ローラに供給するリセットローラとを備
    え、 前記静電潜像保持体に形成した潜像に前記現像ローラ上
    のトナーを付着させて現像する現像方法において、 前記現像ローラ上の印字領域に相当する領域と非印字領
    域に相当する領域とで、前記リセットローラに印加する
    電圧が異なるようにすることを特徴とした現像方法。
  3. 【請求項3】静電潜像を保持する静電潜像保持体と、 該静電潜像にトナーを付着させて現像する現像ローラ
    と、 該現像ローラ上のトナー層を形成するドクターブレード
    と、 前記現像ローラ上の現像後のトナーを回収し新たなトナ
    ーを前記現像ローラに供給するリセットローラとを備
    え、 前記静電潜像保持体に形成した潜像に前記現像ローラ上
    のトナーを付着させて現像する現像方法において、 前記現像ローラ上の印字領域に相当する領域と非印字領
    域に相当する領域とで、前記ドクターブレードに印加す
    る電圧と前記リセットローラに印加する電圧が異なるよ
    うにすることを特徴とした現像方法。
  4. 【請求項4】静電潜像を保持する静電潜像保持体と、 該静電潜像にトナーを付着させて現像する現像ローラ
    と、 該現像ローラ上のトナー層を形成するドクターブレード
    と、 前記現像ローラ上の現像後のトナーを回収し新たなトナ
    ーを前記現像ローラに供給するリセットローラとを備
    え、 前記静電潜像保持体に形成した潜像に前記現像ローラ上
    のトナーを付着させて現像する現像方法において、 連続して印刷する時の用紙間距離が少なくとも前記現像
    ローラの1周期分以上の距離を有し、前記現像ローラ上
    のトナー層が用紙間に対応する領域において、前記ドク
    ターブレードに印加する電圧を少なくとも前記現像ロー
    ラの1周期分にあたる時間を接地電位とすることを特徴
    とした現像方法。
  5. 【請求項5】静電潜像を保持する静電潜像保持体と、 該静電潜像にトナーを付着させて現像する現像ローラ
    と、 該現像ローラ上のトナー層を形成するドクターブレード
    と、 前記現像ローラ上の現像後のトナーを回収し新たなトナ
    ーを前記現像ローラに供給するリセットローラとを備
    え、 前記静電潜像保持体に形成した潜像に前記現像ローラ上
    のトナーを付着させて現像する現像方法において、 連続して印刷する時の用紙間距離が少なくとも前記現像
    ローラの1周期分以上の距離を有し、前記現像ローラ上
    のトナー層が用紙間に対応する領域において、前記リセ
    ットローラに印加する電圧を少なくとも前記現像ローラ
    の1周期分にあたる時間を接地電位とすることを特徴と
    した現像方法。
  6. 【請求項6】静電潜像を保持する静電潜像保持体と、 該静電潜像にトナーを付着させて現像する現像ローラ
    と、 該現像ローラ上のトナー層を形成するドクターブレード
    と、 前記現像ローラ上の現像後のトナーを回収し新たなトナ
    ーを前記現像ローラに供給するリセットローラとを備
    え、 前記静電潜像保持体に形成した潜像に前記現像ローラ上
    のトナーを付着させて現像する現像方法において、 連続して印刷する時の用紙間距離が少なくとも前記現像
    ローラの1周期分以上の距離を有し、前記現像ローラ上
    のトナー層が用紙間に対応する領域において、前記ドク
    ターブレードに印加する電圧と前記リセットローラに印
    加する電圧を少なくとも前記現像ローラの1周期分にあ
    たる時間を接地電位とすることを特徴とした現像方法。
JP15067496A 1996-06-12 1996-06-12 現像方法 Withdrawn JPH09329958A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15067496A JPH09329958A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 現像方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15067496A JPH09329958A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 現像方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09329958A true JPH09329958A (ja) 1997-12-22

Family

ID=15502001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15067496A Withdrawn JPH09329958A (ja) 1996-06-12 1996-06-12 現像方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09329958A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017120396A (ja) * 2015-12-25 2017-07-06 キヤノン株式会社 画像形成装置
US10642203B2 (en) 2017-04-10 2020-05-05 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017120396A (ja) * 2015-12-25 2017-07-06 キヤノン株式会社 画像形成装置
US10642203B2 (en) 2017-04-10 2020-05-05 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4769676A (en) Image forming apparatus including means for removing residual toner
EP0263501B1 (en) Electrophotographic recording apparatus for forming a multicolor image
US5124757A (en) Image forming method and apparatus including treatment and collection of residual developer
US5196891A (en) Image forming apparatus having distribution brush and image carrier mounted in a removable unit
EP0240888B1 (en) Color electrophotograhic method and apparatus
JPH09288426A (ja) 画像形成装置
US5075729A (en) Image forming apparatus having a developing and cleaning function using a controlled potential difference between surface and developing bias
JPH09329958A (ja) 現像方法
US5140373A (en) Electrostatic latent image developing apparatus with bristle height adjusting member
JPS60103378A (ja) 静電写真装置
EP0246362B1 (en) A method and apparatus for the development of an electrostatic charge image
JP2004226824A (ja) 画像形成装置
JPH08305141A (ja) 電子写真方式を用いた画像形成装置
JPH08129300A (ja) 現像装置
JP3228553B2 (ja) 画像形成装置
JPH05333679A (ja) 現像装置
JP2744264B2 (ja) 画像形成装置
JPH09230693A (ja) カラー画像形成装置
JPH05249819A (ja) 一成分乾式トナー現像装置
JP2000010363A (ja) 画像形成装置
JPH08106242A (ja) 画像形成装置
JPH10221954A (ja) 画像形成装置
JPH06186832A (ja) 現像器及び画像形成装置
JPH06230663A (ja) 電子写真現像装置
JPH08286456A (ja) カラー画像形成方法及びカラー画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030902