JPH09329465A - 車両用表示装置 - Google Patents
車両用表示装置Info
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- JPH09329465A JPH09329465A JP8168433A JP16843396A JPH09329465A JP H09329465 A JPH09329465 A JP H09329465A JP 8168433 A JP8168433 A JP 8168433A JP 16843396 A JP16843396 A JP 16843396A JP H09329465 A JPH09329465 A JP H09329465A
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 3
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
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- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Instrument Panels (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Indicating Measured Values (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インスツルメントパネルに表示される情報の
視認性を高める。 【構成】 走行速度を液晶でデジタル表示する速度表示
部32が設けられており、その中心点32aを消点とす
る1消点透視図法により形成される右側面にはエンジン
回転数を液晶の帯の長さで表示するエンジン回転数表示
部33が、左側面にはフューエルカット状態を「Fue
l」の液晶文字で表示するフューエルカット表示部34
が設けられている。これにより、速度表示部32を見て
いる状態でエンジン回転数表示部33およびフューエル
カット表示部34も視界に沿って表示されるため、それ
ら表示内容を容易に把握することができる。
視認性を高める。 【構成】 走行速度を液晶でデジタル表示する速度表示
部32が設けられており、その中心点32aを消点とす
る1消点透視図法により形成される右側面にはエンジン
回転数を液晶の帯の長さで表示するエンジン回転数表示
部33が、左側面にはフューエルカット状態を「Fue
l」の液晶文字で表示するフューエルカット表示部34
が設けられている。これにより、速度表示部32を見て
いる状態でエンジン回転数表示部33およびフューエル
カット表示部34も視界に沿って表示されるため、それ
ら表示内容を容易に把握することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の走行速度やエン
ジン回転数などの車両の状態をインスツルメントパネル
に表示して運転者に知らせる車両用表示装置に関する。
ジン回転数などの車両の状態をインスツルメントパネル
に表示して運転者に知らせる車両用表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記車両用表示装置としては、図
4に示すものが知られている。このものは、図4に示す
ように、インスツルメントパネル90の中央にギヤポジ
ションをLEDにより表示するギヤポジション表示部9
2が設けられており、その左側にはアナログ式のスピー
ドメータ94が、右側にはアナログ式のタコメータ96
がそれぞれ設けられている。また、タコメータ96の右
側には、アナログ式のフューエルメータ98と水温計1
00とが設けられており、スピードメータ94の左側に
は、バッテリーチャージインジケータ102と、サイド
ブレーキインジケータ104と、エンジンオイルインジ
ケータ106とが設けられている。また、図5に示すよ
うに、インスツルメントパネル200に、速度をLED
や液晶により数字で表示するデジタル式のスピードメー
タ202と、エンジン回転数をLEDや液晶の帯の長さ
で表示するデジタル式のタコメータ204とが設けられ
たものが知られている。
4に示すものが知られている。このものは、図4に示す
ように、インスツルメントパネル90の中央にギヤポジ
ションをLEDにより表示するギヤポジション表示部9
2が設けられており、その左側にはアナログ式のスピー
ドメータ94が、右側にはアナログ式のタコメータ96
がそれぞれ設けられている。また、タコメータ96の右
側には、アナログ式のフューエルメータ98と水温計1
00とが設けられており、スピードメータ94の左側に
は、バッテリーチャージインジケータ102と、サイド
ブレーキインジケータ104と、エンジンオイルインジ
ケータ106とが設けられている。また、図5に示すよ
うに、インスツルメントパネル200に、速度をLED
や液晶により数字で表示するデジタル式のスピードメー
タ202と、エンジン回転数をLEDや液晶の帯の長さ
で表示するデジタル式のタコメータ204とが設けられ
たものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものは、い
ずれもスピードメータやタコメータなどの見る頻度の高
い主要メータをそれ以外のフューエルメータや水温計な
どの見る頻度の少ないものよりも大きく表示することに
より、視認性を向上させている。しかし、インスツルメ
ントパネルの面積には限界があるため、主要メータ以外
のメータをインスツルメントパネルの縁の方に設けて
も、図4および図5に示すように、主要メータに近接し
た位置にそれ以外のメータ類が存在する形とならざるを
得ない。つまり、上記従来のものは、いずれも、主要メ
ータとそれ以外のメータとが近接しており、また、表示
も平面的であるため、雑多な感じが否めなく、視認性の
向上には限界がある。特に、最近の車両は、インスツル
メントパネルに表示する情報が増加しているため、メー
タ類の視認性の向上が問題となっている。
ずれもスピードメータやタコメータなどの見る頻度の高
い主要メータをそれ以外のフューエルメータや水温計な
どの見る頻度の少ないものよりも大きく表示することに
より、視認性を向上させている。しかし、インスツルメ
ントパネルの面積には限界があるため、主要メータ以外
のメータをインスツルメントパネルの縁の方に設けて
も、図4および図5に示すように、主要メータに近接し
た位置にそれ以外のメータ類が存在する形とならざるを
得ない。つまり、上記従来のものは、いずれも、主要メ
ータとそれ以外のメータとが近接しており、また、表示
も平面的であるため、雑多な感じが否めなく、視認性の
向上には限界がある。特に、最近の車両は、インスツル
メントパネルに表示する情報が増加しているため、メー
タ類の視認性の向上が問題となっている。
【0004】そこで本発明は、車両のインスツルメント
パネルに表示される情報の視認性を高めることができる
車両用表示装置を実現することを目的とする。
パネルに表示される情報の視認性を高めることができる
車両用表示装置を実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、請求項1に記載の発明では、車両の有する
各種機構の作動状態を示す情報を表示する車両用表示装
置であって、前記情報を立体的に表示する立体表示手段
と、前記情報を表示する表示部とを有し、前記立体表示
手段は、前記情報を前記表示部内の所定の位置を消点と
する透視図法により立体的に表示するものであるという
技術的手段を採用する。
成するため、請求項1に記載の発明では、車両の有する
各種機構の作動状態を示す情報を表示する車両用表示装
置であって、前記情報を立体的に表示する立体表示手段
と、前記情報を表示する表示部とを有し、前記立体表示
手段は、前記情報を前記表示部内の所定の位置を消点と
する透視図法により立体的に表示するものであるという
技術的手段を採用する。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の車両用表示装置において、前記立体表示手段は、少
なくとも前記所定の位置を含む正面と、この正面の端部
から前記表示部の周縁に向けて形成される側面とに前記
情報を表示するものであるという技術的手段を採用す
る。
載の車両用表示装置において、前記立体表示手段は、少
なくとも前記所定の位置を含む正面と、この正面の端部
から前記表示部の周縁に向けて形成される側面とに前記
情報を表示するものであるという技術的手段を採用す
る。
【0007】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は2に記載の車両用表示装置において、前記立体表示手
段は、前記情報を種類別にカラー表示するものであると
いう技術的手段を採用する。
は2に記載の車両用表示装置において、前記立体表示手
段は、前記情報を種類別にカラー表示するものであると
いう技術的手段を採用する。
【0008】
【作用】請求項1ないし3に記載の発明では、車両の有
する各種機構の作動状態を示す情報を立体的に表示する
立体表示手段と、上記情報を表示する表示部とを有し、
上記立体表示手段は、上記情報を上記表示部内の所定の
位置を消点とする透視図法により立体的に表示するもの
であることから、上記情報を遠近感を出して立体的に表
示することができるため、平面的に表示するものよりも
情報の視認性を高めることができる。
する各種機構の作動状態を示す情報を立体的に表示する
立体表示手段と、上記情報を表示する表示部とを有し、
上記立体表示手段は、上記情報を上記表示部内の所定の
位置を消点とする透視図法により立体的に表示するもの
であることから、上記情報を遠近感を出して立体的に表
示することができるため、平面的に表示するものよりも
情報の視認性を高めることができる。
【0009】特に、請求項2に記載の発明では、上記立
体表示手段は、少なくとも上記所定の位置を含む正面
と、この正面から上記表示部の周縁に向けて形成される
側面とに上記情報を表示するものであるため、上記情報
を運転者の視界内に遠近感を出して立体的に表示するこ
とができる。したがって、運転者は、上記正面に表示さ
れる情報を見ながら、上記側面に表示される情報をも遠
近感を伴って立体的に見ることができる。
体表示手段は、少なくとも上記所定の位置を含む正面
と、この正面から上記表示部の周縁に向けて形成される
側面とに上記情報を表示するものであるため、上記情報
を運転者の視界内に遠近感を出して立体的に表示するこ
とができる。したがって、運転者は、上記正面に表示さ
れる情報を見ながら、上記側面に表示される情報をも遠
近感を伴って立体的に見ることができる。
【0010】また、請求項3に記載の発明では、上記立
体表示手段は、上記情報を種類別にカラー表示するもの
であるため、白黒で表示する場合よりも、より一層視認
性を高めることができる。
体表示手段は、上記情報を種類別にカラー表示するもの
であるため、白黒で表示する場合よりも、より一層視認
性を高めることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施形態について図を参照
して説明する。図1は、自動車に備えられた各種検出
器、ECU(電子制御装置)および本実施形態の車両用
表示装置の接続関係を示すブロック図であり、図2は、
図1に示す車両用表示装置を構成するインスツルメント
パネルの説明図である。なお、本実施形態では、自動車
のインスツルメントパネルに表示する車両用表示装置を
代表に説明する。
して説明する。図1は、自動車に備えられた各種検出
器、ECU(電子制御装置)および本実施形態の車両用
表示装置の接続関係を示すブロック図であり、図2は、
図1に示す車両用表示装置を構成するインスツルメント
パネルの説明図である。なお、本実施形態では、自動車
のインスツルメントパネルに表示する車両用表示装置を
代表に説明する。
【0012】まず、自動車に備えられた各種検出器とE
CUとの接続関係について図1を参照して説明する。図
1に示すように、自動車10には、エンジン回転数に応
じたエンジン回転数パルス信号をECU80へ出力する
エンジン回転数検出器71と、自動車の走行距離に応じ
た走行距離パルス信号をECU80へ出力する走行距離
検出器72とが設けられている。また、自動車10に
は、燃料タンク内の燃料の残量を検出するとともに、そ
の残量に応じた残量検出信号をECU80へ出力する燃
料残量検出器73と、ギヤポジションを検出するととも
に、そのギヤポジションに応じたギヤポジション信号を
ECU80へ出力するギヤポジション検出器74とが設
けられている。
CUとの接続関係について図1を参照して説明する。図
1に示すように、自動車10には、エンジン回転数に応
じたエンジン回転数パルス信号をECU80へ出力する
エンジン回転数検出器71と、自動車の走行距離に応じ
た走行距離パルス信号をECU80へ出力する走行距離
検出器72とが設けられている。また、自動車10に
は、燃料タンク内の燃料の残量を検出するとともに、そ
の残量に応じた残量検出信号をECU80へ出力する燃
料残量検出器73と、ギヤポジションを検出するととも
に、そのギヤポジションに応じたギヤポジション信号を
ECU80へ出力するギヤポジション検出器74とが設
けられている。
【0013】さらに、自動車10には、アクセルの開度
を検出するとともに、その開度に応じたアクセル開度信
号をECU80へ出力するアクセル開度検出器75と、
燃料噴射装置へ供給される燃料がカットされたことを検
出するとともに、その検出信号をECU80へ出力する
フューエルカット検出器76と、ブレーキパッドの磨耗
状態を示すブレーキパッド磨耗量検出器77とが設けら
れている。
を検出するとともに、その開度に応じたアクセル開度信
号をECU80へ出力するアクセル開度検出器75と、
燃料噴射装置へ供給される燃料がカットされたことを検
出するとともに、その検出信号をECU80へ出力する
フューエルカット検出器76と、ブレーキパッドの磨耗
状態を示すブレーキパッド磨耗量検出器77とが設けら
れている。
【0014】次に、ECU80の機能について説明す
る。ECU80は、エンジン回転数検出器71から出力
されるエンジン回転数パルス信号を入力するとともに、
その単位時間当たりのパルス数をカウントしてエンジン
回転数を演算する。また、ECU80は、走行距離検出
器72から出力される走行距離パルス信号を入力すると
ともに、その単位時間当たりのパルス数をカウントして
走行距離を演算する。さらに、ECU80は、演算され
た単位時間当たりの走行距離に基づいて走行速度を演算
する。
る。ECU80は、エンジン回転数検出器71から出力
されるエンジン回転数パルス信号を入力するとともに、
その単位時間当たりのパルス数をカウントしてエンジン
回転数を演算する。また、ECU80は、走行距離検出
器72から出力される走行距離パルス信号を入力すると
ともに、その単位時間当たりのパルス数をカウントして
走行距離を演算する。さらに、ECU80は、演算され
た単位時間当たりの走行距離に基づいて走行速度を演算
する。
【0015】また、ECU80は、燃料残量検出器73
から出力される残量検出信号と、ギヤポジション検出器
74から出力されるギヤポジション信号とを入力してそ
れぞれ残量検出信号とギヤポジション検出信号とに変換
して立体表示回路22へ出力する。さらに、ECU80
は、アクセル開度検出器75から出力されるアクセル開
度信号からアクセル開度量を演算するとともに、フュー
エルカット検出器76から出力される検出信号を入力す
る。上記ECU80の各演算結果を示す信号と、ECU
80により検出された各検出信号は、立体表示回路22
へ出力される。
から出力される残量検出信号と、ギヤポジション検出器
74から出力されるギヤポジション信号とを入力してそ
れぞれ残量検出信号とギヤポジション検出信号とに変換
して立体表示回路22へ出力する。さらに、ECU80
は、アクセル開度検出器75から出力されるアクセル開
度信号からアクセル開度量を演算するとともに、フュー
エルカット検出器76から出力される検出信号を入力す
る。上記ECU80の各演算結果を示す信号と、ECU
80により検出された各検出信号は、立体表示回路22
へ出力される。
【0016】次に、本実施形態の車両用表示装置の主要
構成について図1および図2を参照して説明する。本車
両用表示装置20は、ECU80から出力される上記各
信号を入力して立体表示信号を作り出す立体表示回路2
2と、この立体表示回路22から出力される立体表示信
号を入力してECU80の演算結果を立体表示する表示
器30とから構成される。この表示器30は、自動車の
インスツルメントパネルに設けられており、カラー液晶
セルにより上記演算結果を表示する。
構成について図1および図2を参照して説明する。本車
両用表示装置20は、ECU80から出力される上記各
信号を入力して立体表示信号を作り出す立体表示回路2
2と、この立体表示回路22から出力される立体表示信
号を入力してECU80の演算結果を立体表示する表示
器30とから構成される。この表示器30は、自動車の
インスツルメントパネルに設けられており、カラー液晶
セルにより上記演算結果を表示する。
【0017】表示器30には、走行速度などの重要な情
報、つまり、運転者が見る頻度の高い情報を表示する第
1表示部31が設けられている。この第1表示部31の
中央部、つまり、運転者がインスツルメントパネルを真
っ直ぐ見る部分には、走行速度を青色の数字でデジタル
表示する速度表示部32が設けられており、この速度表
示部32の右側には、エンジン回転数を黄色の帯の長さ
で表示するエンジン回転数表示部33が設けられてい
る。また、、速度表示部32の左側には、燃料残量を緑
色の帯の長さで表示する燃料残量表示部35が設けられ
ており、この燃料残量表示部35の左側には、フューエ
ルカット状態であることを「Fuel」という紫色の文
字で表示するフューエルカット表示部34がそれぞれ設
けられている。
報、つまり、運転者が見る頻度の高い情報を表示する第
1表示部31が設けられている。この第1表示部31の
中央部、つまり、運転者がインスツルメントパネルを真
っ直ぐ見る部分には、走行速度を青色の数字でデジタル
表示する速度表示部32が設けられており、この速度表
示部32の右側には、エンジン回転数を黄色の帯の長さ
で表示するエンジン回転数表示部33が設けられてい
る。また、、速度表示部32の左側には、燃料残量を緑
色の帯の長さで表示する燃料残量表示部35が設けられ
ており、この燃料残量表示部35の左側には、フューエ
ルカット状態であることを「Fuel」という紫色の文
字で表示するフューエルカット表示部34がそれぞれ設
けられている。
【0018】エンジン回転数表示部33は、速度表示部
32の右側縁32bから、表示器30の右側縁30aへ
向けて次第に幅が大きくなる帯状に形成された表示部3
3aと、この表示部33aの上方に表示された回転数
(単位rpm)を示す「0」、「4000」、「800
0」の目盛33bとから構成される。また、フューエル
カット表示部34は、燃料残量表示部35の左側縁35
aから、表示器30の左側縁30bへ向けて次第に大き
くなる文字「Fuel」により構成される。つまり、エ
ンジン回転数表示部33およびフューエルカット表示部
34は、速度表示部32の中心点32aを消点とした1
点透視図法により形成されており、速度表示部32が、
第1表示部31の奥の方にあるように見える。
32の右側縁32bから、表示器30の右側縁30aへ
向けて次第に幅が大きくなる帯状に形成された表示部3
3aと、この表示部33aの上方に表示された回転数
(単位rpm)を示す「0」、「4000」、「800
0」の目盛33bとから構成される。また、フューエル
カット表示部34は、燃料残量表示部35の左側縁35
aから、表示器30の左側縁30bへ向けて次第に大き
くなる文字「Fuel」により構成される。つまり、エ
ンジン回転数表示部33およびフューエルカット表示部
34は、速度表示部32の中心点32aを消点とした1
点透視図法により形成されており、速度表示部32が、
第1表示部31の奥の方にあるように見える。
【0019】また、エンジン回転数表示部33は、奥の
方(0回転)から手前の方(8000回転)にくるにし
たがって黄色が濃くなるように形成されており、フュー
エルカット表示部34は、フューエルカットが行われた
ときに「Fuel」の文字が消え、フューエルカット状
態が解除されたときに再度「Fuel」の文字が表示さ
れるようになっている。このように、速度表示部32、
エンジン回転数表示部33およびフューエルカット表示
部34を1点透視図法により立体的に表示することがで
きる。つまり、人が一点を見つめた場合に形成される視
界に対応した表示であるため、速度表示部32に表示さ
れる速度を読み取りながら、視線を移動させることな
く、エンジン回転数表示部33に表示されるエンジン回
転数およびフューエルカット表示部34に表示されるフ
ューエルカット状態を読み取ることができる。したがっ
て、視線の移動が減少するため、視認性を高めることが
できる。
方(0回転)から手前の方(8000回転)にくるにし
たがって黄色が濃くなるように形成されており、フュー
エルカット表示部34は、フューエルカットが行われた
ときに「Fuel」の文字が消え、フューエルカット状
態が解除されたときに再度「Fuel」の文字が表示さ
れるようになっている。このように、速度表示部32、
エンジン回転数表示部33およびフューエルカット表示
部34を1点透視図法により立体的に表示することがで
きる。つまり、人が一点を見つめた場合に形成される視
界に対応した表示であるため、速度表示部32に表示さ
れる速度を読み取りながら、視線を移動させることな
く、エンジン回転数表示部33に表示されるエンジン回
転数およびフューエルカット表示部34に表示されるフ
ューエルカット状態を読み取ることができる。したがっ
て、視線の移動が減少するため、視認性を高めることが
できる。
【0020】上記第1表示部31の左側には、ギヤポジ
ションを「P、R、N、D、2、L」の符号で表示する
第2表示部40が設けられている。パーキングポジショ
ンを示す「P」、ドライブポジションを示す「D」、セ
カンドポジションを示す「2」およびローレンジを示す
「L」は、影付きの青色により立体表示され、リヤポジ
ションを示す「R」は、影付きの橙色により、ニュート
ラルポジションを示す「N」は、影付きの緑色によりそ
れぞれ浮き出て見えるように表示される。このように、
ギヤポジションを立体的に表示することができるため、
一目瞭然でどのギヤポジションであるかを知ることがで
きる。
ションを「P、R、N、D、2、L」の符号で表示する
第2表示部40が設けられている。パーキングポジショ
ンを示す「P」、ドライブポジションを示す「D」、セ
カンドポジションを示す「2」およびローレンジを示す
「L」は、影付きの青色により立体表示され、リヤポジ
ションを示す「R」は、影付きの橙色により、ニュート
ラルポジションを示す「N」は、影付きの緑色によりそ
れぞれ浮き出て見えるように表示される。このように、
ギヤポジションを立体的に表示することができるため、
一目瞭然でどのギヤポジションであるかを知ることがで
きる。
【0021】上記第1表示部31の下側には、燃料の残
量を示すフューエルメータ51と、ブレーキパッドの磨
耗状態を示すブレーキパッドモニタ52と、アクセルス
ロットルの開度量をモニタするアクセルスロットルモニ
タ53と、アクセルのオン、オフをモニタするアクセル
モニタ54などから構成される第3表示部50が設けら
れている。これら各モニタは、液晶で表示される指針の
振れの大きさにより、検出量の大きさをモニタするよう
になっている。
量を示すフューエルメータ51と、ブレーキパッドの磨
耗状態を示すブレーキパッドモニタ52と、アクセルス
ロットルの開度量をモニタするアクセルスロットルモニ
タ53と、アクセルのオン、オフをモニタするアクセル
モニタ54などから構成される第3表示部50が設けら
れている。これら各モニタは、液晶で表示される指針の
振れの大きさにより、検出量の大きさをモニタするよう
になっている。
【0022】また、上記第3表示部50の右側には、現
在選択されているギヤ段及びロックアップクラッチの係
合、解放を表示するギヤ段表示部61と、走行距離を表
示する走行距離表示部62とから構成される第4表示部
60が設けられている。ギヤ段表示部61は、液晶によ
り影付きの黄色に立体表示され、走行距離表示部62
は、台錐形状に盛り上がった面に走行距離を示す数字が
表示される。なお、上記実施形態では、カラー液晶セル
により表示器30を構成した場合を説明したが、カラー
CRTにより構成することもできる。また、第2表示部
40、第3表示部50および第4表示部60における立
体表示は、影付きの文字により行ったが、複数の偏光板
および液晶セルを組み合わせ積層して立体像を作るよう
にすることもできるし、ホログラムを用いて立体像を作
ることもできる。ところで、立体表示回路22および表
示器30が、本発明の立体表示手段に相当する。
在選択されているギヤ段及びロックアップクラッチの係
合、解放を表示するギヤ段表示部61と、走行距離を表
示する走行距離表示部62とから構成される第4表示部
60が設けられている。ギヤ段表示部61は、液晶によ
り影付きの黄色に立体表示され、走行距離表示部62
は、台錐形状に盛り上がった面に走行距離を示す数字が
表示される。なお、上記実施形態では、カラー液晶セル
により表示器30を構成した場合を説明したが、カラー
CRTにより構成することもできる。また、第2表示部
40、第3表示部50および第4表示部60における立
体表示は、影付きの文字により行ったが、複数の偏光板
および液晶セルを組み合わせ積層して立体像を作るよう
にすることもできるし、ホログラムを用いて立体像を作
ることもできる。ところで、立体表示回路22および表
示器30が、本発明の立体表示手段に相当する。
【0023】次に、上記構成の車両用表示装置20が装
備された自動車を走行させた場合の各表示部の動きにつ
いて図1および図3を参照して説明する。まず、イグニ
ッションキーによりエンジンをスタートさせると、エン
ジン回転数表示部33が表示される。ここでは、アイド
リング状態であるため、図3に示すように、エンジン回
転数表示部33の帯状の表示部33aは、「0」から少
し手前の位置、たとえば、750rpmないし900r
pmの位置までの黄色の帯状となる。このとき、フュー
エルカットは行われていないため、フューエルカット表
示部34には「Fuel」の文字は表示されない。ま
た、燃料が満タンの場合は、燃料残量表示部35に最大
長の緑色の帯が表示され、たとえば、燃料タンクの容量
が50リットルである場合に、燃料残量が25リットル
の場合には、その緑色の帯は半分の長さに表示される。
備された自動車を走行させた場合の各表示部の動きにつ
いて図1および図3を参照して説明する。まず、イグニ
ッションキーによりエンジンをスタートさせると、エン
ジン回転数表示部33が表示される。ここでは、アイド
リング状態であるため、図3に示すように、エンジン回
転数表示部33の帯状の表示部33aは、「0」から少
し手前の位置、たとえば、750rpmないし900r
pmの位置までの黄色の帯状となる。このとき、フュー
エルカットは行われていないため、フューエルカット表
示部34には「Fuel」の文字は表示されない。ま
た、燃料が満タンの場合は、燃料残量表示部35に最大
長の緑色の帯が表示され、たとえば、燃料タンクの容量
が50リットルである場合に、燃料残量が25リットル
の場合には、その緑色の帯は半分の長さに表示される。
【0024】また、自動車が駐車状態にある場合は、第
2表示部のギヤポジションの「P」が影付きの青色に立
体表示されているが、ここで、ギヤをローに入れると、
ギヤポジション「L」が影付きの青色に立体表示され
る。そして、アクセルを踏むと、第3表示部50のアク
セルモニタ54の針が振れるとともに、アクセルスロッ
トルモニタ53の針が振れ、速度表示部32に表示され
る数字が「0」から増加して行き、走行速度を示す数
字、たとえば、「60」に変化する。このとき、エンジ
ン回転数表示部33の表示部33aの帯の長さは、エン
ジン回転数に応じて手前の方に延びる。さらに、走行距
離表示部62に表示される数字が増加する。
2表示部のギヤポジションの「P」が影付きの青色に立
体表示されているが、ここで、ギヤをローに入れると、
ギヤポジション「L」が影付きの青色に立体表示され
る。そして、アクセルを踏むと、第3表示部50のアク
セルモニタ54の針が振れるとともに、アクセルスロッ
トルモニタ53の針が振れ、速度表示部32に表示され
る数字が「0」から増加して行き、走行速度を示す数
字、たとえば、「60」に変化する。このとき、エンジ
ン回転数表示部33の表示部33aの帯の長さは、エン
ジン回転数に応じて手前の方に延びる。さらに、走行距
離表示部62に表示される数字が増加する。
【0025】以上のように、本車両用表示装置によれ
ば、速度、エンジン回転数およびフューエルカットの主
要表示を1点透視図法により、立体的に表示するととも
に、それ以外の情報を影付き文字などで立体的に表示す
ることができる。したがって、表示部分が自然に目に飛
び込んでくるため、たとえ、表示部分が近接していて
も、表示内容を容易に把握することができる。
ば、速度、エンジン回転数およびフューエルカットの主
要表示を1点透視図法により、立体的に表示するととも
に、それ以外の情報を影付き文字などで立体的に表示す
ることができる。したがって、表示部分が自然に目に飛
び込んでくるため、たとえ、表示部分が近接していて
も、表示内容を容易に把握することができる。
【0026】なお、上記実施形態における色の使い分け
は、一例であり、他の色を組み合わせて用いることもで
きる。また、エンジン回転数表示部33およびフューエ
ルカット表示部34を速度表示部32の側面に設けた
が、速度表示部32の上下の側縁から表示器30の上下
の側縁に向けて形成される面に表示されるように構成す
ることもできる。さらに、上記実施形態では、図示しな
かったが、バッテリーチャージインジケータ、サイドブ
レーキインジケータ、エンジンオイルインジケータなど
をカラー液晶により立体的に表示する部分を設けること
もできる。
は、一例であり、他の色を組み合わせて用いることもで
きる。また、エンジン回転数表示部33およびフューエ
ルカット表示部34を速度表示部32の側面に設けた
が、速度表示部32の上下の側縁から表示器30の上下
の側縁に向けて形成される面に表示されるように構成す
ることもできる。さらに、上記実施形態では、図示しな
かったが、バッテリーチャージインジケータ、サイドブ
レーキインジケータ、エンジンオイルインジケータなど
をカラー液晶により立体的に表示する部分を設けること
もできる。
【0027】またさらに、上記実施形態では、自動車の
インスツルメントパネルに表示する場合を説明したが、
ヘッドアップディスプレイ等により、自動車のフロント
ガラスに表示するようにしてもよいし、また、センター
コンソール及びダッシュボード上に表示器30を設ける
ようにしてもよい。そしてさらに、上記実施形態では、
本発明の車両用表示装置を自動車に適用した場合を説明
したが、鉄道車両、船舶、航空機、ロケットなどの乗り
物の表示装置にも適用できることは勿論である。
インスツルメントパネルに表示する場合を説明したが、
ヘッドアップディスプレイ等により、自動車のフロント
ガラスに表示するようにしてもよいし、また、センター
コンソール及びダッシュボード上に表示器30を設ける
ようにしてもよい。そしてさらに、上記実施形態では、
本発明の車両用表示装置を自動車に適用した場合を説明
したが、鉄道車両、船舶、航空機、ロケットなどの乗り
物の表示装置にも適用できることは勿論である。
【0028】
【発明の効果】以上記述したように本発明によれば、車
両のインスツルメントパネルに表示される情報の視認性
を高めることができる車両用表示装置を実現することで
きる。
両のインスツルメントパネルに表示される情報の視認性
を高めることができる車両用表示装置を実現することで
きる。
【図1】自動車に備えられた各種検出器、ECUおよび
本実施形態の車両用表示装置の接続関係を示すブロック
図である。
本実施形態の車両用表示装置の接続関係を示すブロック
図である。
【図2】図1に示す車両用表示装置を構成する表示器の
説明図である。
説明図である。
【図3】アイドリング状態の表示器の説明図である。
【図4】従来のアナログ式のメータが設けられたインス
ツルメントパネルの説明図である。
ツルメントパネルの説明図である。
【図5】従来のデジタル式のメータが設けられたインス
ツルメントパネルの説明図である。
ツルメントパネルの説明図である。
10 自動車 20 車両用表示装置 22 立体表示回路 30 表示器 31 第1表示部 32 速度表示部 33 エンジン回転数表示部 34 フューエルカット表示部 35 燃料残量表示部 40 第2表示部 50 第3表示部 60 第4表示部 71 エンジン回転数検出器 72 走行距離検出器 73 燃料残量検出器 74 ギヤポジション検出器 75 アクセル開度検出器 76 フューエルカット検出器 77 ブレーキパッド磨耗量検出器 80 ECU
Claims (3)
- 【請求項1】 車両の有する各種機構の作動状態を示す
情報を表示する車両用表示装置であって、 前記情報を立体的に表示する立体表示手段と、前記情報
を表示する表示部とを有し、 前記立体表示手段は、前記情報を前記表示部内の所定の
位置を消点とする透視図法により立体的に表示するもの
であることを特徴とする車両用表示装置。 - 【請求項2】 前記立体表示手段は、少なくとも前記所
定の位置を含む正面と、この正面の端部から前記表示部
の周縁に向けて形成される側面とに前記情報を表示する
ものであることを特徴とする請求項1に記載の車両用表
示装置。 - 【請求項3】 前記立体表示手段は、前記情報を種類別
にカラー表示するものであることを特徴とする請求項1
または2に記載の車両用表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8168433A JPH09329465A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 車両用表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8168433A JPH09329465A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 車両用表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09329465A true JPH09329465A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15868035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8168433A Pending JPH09329465A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 車両用表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09329465A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6675650B1 (en) * | 2001-11-12 | 2004-01-13 | Yazaki North America | Automotive display |
JP2009075024A (ja) * | 2007-09-24 | 2009-04-09 | Denso Corp | 車両用メータユニット |
CN107839484A (zh) * | 2017-11-28 | 2018-03-27 | 黑龙江天有为电子有限责任公司 | 一种汽车彩色仪表盘立体与平面可转换的显示装置 |
-
1996
- 1996-06-06 JP JP8168433A patent/JPH09329465A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6675650B1 (en) * | 2001-11-12 | 2004-01-13 | Yazaki North America | Automotive display |
JP2009075024A (ja) * | 2007-09-24 | 2009-04-09 | Denso Corp | 車両用メータユニット |
CN107839484A (zh) * | 2017-11-28 | 2018-03-27 | 黑龙江天有为电子有限责任公司 | 一种汽车彩色仪表盘立体与平面可转换的显示装置 |
CN107839484B (zh) * | 2017-11-28 | 2023-09-01 | 黑龙江天有为电子股份有限公司 | 一种汽车彩色仪表盘立体与平面可转换的显示装置 |
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