JPH05189700A - 状態通知システム - Google Patents

状態通知システム

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JPH05189700A
JPH05189700A JP263992A JP263992A JPH05189700A JP H05189700 A JPH05189700 A JP H05189700A JP 263992 A JP263992 A JP 263992A JP 263992 A JP263992 A JP 263992A JP H05189700 A JPH05189700 A JP H05189700A
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notification system
screen
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Application number
JP263992A
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Inventor
Yoshie Oka
美江 岡
Makoto Yamakado
山門  誠
Junichi Ishii
潤市 石井
Hiroshi Oki
博 大木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 重要な測定対象の状態を、優先的に選択して
通知し、操作者に情報や指示を迅速、正確に認識させ、
状態通知システムの性能を向上させる。 【構成】 測定装置の測定結果に基づく測定対象の状態
を表す画像を、一つの画面に表示する表示装置と、予
め、それぞれの測定対象のそれぞれの状態変化に対応し
て定められた重要度に基づき、測定結果の優先度を判定
する優先度判定部と、優先度判定部による優先度の判定
結果に基づき、表示装置の画面を、重要度の高い測定対
象の状態を強調した表示画面に切替る表示制御部とを設
け、複数の測定装置のそれぞれの測定結果の重要度の変
化に応じて、表示装置の表示画面を変化させる状態通知
システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車や航空機、およ
び、電車や船などの乗り物、あるいは、各種プラントな
どの運転時の監視システムに係わり、特に、安全に関す
る情報を、運転者や操作者に、迅速、かつ、的確に認識
させるのに好適な状態通知システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、自動車の運転席には、運
転者に、自動車の走行状態や、ガソリンの残量などを知
らせるために、様々な計器が装備されている。運転者
は、このような計器から、自動車の様々な状態を知るこ
とにより、安全な運転を行なうことができる。しかし、
自動車の運転席に装備されている計器や、ウォーニング
類は、単一の表示方法しかなく、ある物理量に応じて針
が動いたり、ランプが点滅するだけのものであった。そ
のために、様々な状態通知を行なうためには、たくさん
の表示部品を設けなければならず、装備の大型化や、運
転者の認知の遅れの原因となっていた。
【0003】このような状態通知を効率良く行なうため
には、例えば、電子情報通信学会編「電子情報通信ハン
ドブック」(1988年、オーム社発行)の第2757
ページから第2761ページに記載の各種プラントなど
の運転時の状態を監視するシステムで用いているよう
に、状態通知を、一つの表示装置で行なうことが有効で
ある。すなわち、操作盤上のCRT(Cathode
Ray Tube、陰極線管)などの表示装置に、各部
の状態を一覧で表示して、その運転状態や、異常状態の
発生を通知するものである。
【0004】しかし、このようなシステムにおいても、
各部を一覧で表示するために、大きな表示画面を必要と
し、装備の大型化やコストアップ、ならびに、運転者の
認知の遅れを、完全に解決することはできない。例え
ば、自動車などに、このようなシステムを設けること
は、実用的ではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、測定の対象の状態の通知を行なう従来の技術で
は、表示に係わる装備が大きく、また、様々な情報が一
覧で表示されているために、操作者は、各部の状態に関
する情報を、効率良く認識することができない点であ
る。本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、
重要な測定対象の状態を、一つの画面上に、優先的に選
択して通知し、操作者に、情報や指示を迅速、正確に認
識させ、システムの性能を向上させることを可能とする
状態通知システムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の状態通知システムは、(1)複数の測定対
象のそれぞれの状態を測定する複数の測定センサを有
し、この測定センサのそれぞれの測定結果に対応する測
定対象のそれぞれの状態を表示して、測定対象の状態を
通知する状態通知システムにおいて、測定センサの測定
結果に基づく測定対象の状態を表す画像を、一つの画面
に表示する表示装置と、測定センサの測定結果に基づ
き、測定対象の状態のそれぞれの優先度を判定する優先
度判定部と、この優先度判定部による優先度の判定結果
に基づき、表示装置の画面を、重要度の高い測定対象の
状態を強調した表示画面に切替る表示制御部とを設け、
測定対象の状態の変化に応じて、表示装置の表示画面を
変化させることを特徴とする。また、(2)上記(1)
に記載の状態通知システムにおいて、それぞれの重要度
の組み合わせと優先度との関係を、予め、記憶した優先
度記憶部を設け、優先度判定部は、この優先度記憶部を
参照して、測定結果の変化に対応する優先度の判定を行
なうことを特徴とする。また、(3)上記(1)に記載
の状態通知システムにおいて、それぞれの重要度の組み
合わせに基づき、優先度を算出する優先度算出部を設
け、優先度判定部は、この優先度算出部の算出結果に基
づき、測定結果の変化に対応する優先度の判定をおこな
うことを特徴とする。また、(4)上記(1)から
(3)のいずれかに記載の状態通知システムにおいて、
優先度判定部で判定されるそれぞれの優先度に対応する
表示画面を、予め、記憶しておく表示画面記憶部を設
け、表示制御部は、測定センサの測定結果の変化に対応
して、この表示画面記憶部から、優先度判定部の判定結
果に対応する表示画面を抽出し、表示装置の画面を切替
ることを特徴とする。また、(5)上記(1)から
(3)のいずれかに記載の状態通知システムにおいて、
優先度判定部による優先度の判定結果に基づき、優先度
の高い測定対象の状態を強調した表示画面を生成する表
示画面生成部を設け、表示制御部は、測定センサの測定
結果の変化に対応して、この表示画面生成部で生成した
表示画面に、表示装置の画面を切替ることを特徴とす
る。また、(6)上記(1)から(5)のいずれかに記
載の状態通知システムにおいて、表示制御部による表示
装置の表示画面の切替時に、新たな表示画面で強調され
ている測定対象の状態を表す音声情報を出力する音声通
知部を設けることを特徴とする。また、(7)上記
(6)に記載の状態通知システムにおいて、音声通知部
で出力する音声情報を、予め、表示画面のそれぞれに対
応して記憶しておく音声情報記憶部を設け、音声通知部
は、表示画面の変化に応じた音声情報を、この音声情報
記憶部から抽出して出力することを特徴とする。また、
(8)上記(1)から(7)のいずれかに記載の状態通
知システムにおいて、表示制御部による表示装置の表示
画面の切替時に、この表示画面の切替を通知する音を出
力する切替音通知部を設けることを特徴とする。また、
(9)上記(1)から(8)のいずれかに記載の状態通
知システムにおいて、測定センサのそれぞれの測定結果
の異常を検出する異常検出部を設け、表示制御部は、こ
の異常検出部の異常検出結果に基づき、測定対象の異常
状態を表す表示画面に切替ることを特徴とする。また、
(10)上記(1)から(9)のいずれかに記載の状態
通知システムにおいて、操作者からの表示画面の選択指
示を入力する指示入力部を設け、表示制御部は、この指
示入力部を介して入力された操作者の指示に基づき、表
示装置の画面を切替て、操作者の選択に応じて、表示装
置の表示画面を変化させることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明においては、測定して得られる時々刻々
変化する複数の情報や指示を、表示画面や音声により通
知する時に、各情報の重要度の変化に対応して、各情報
や指示の出力内容を選択する。すなわち、測定された対
象の状態変化の重要度の高い情報や指示を、優先的に表
示する。このことにより、小さな画面でも、多種多様な
測定情報を表示することができる。また、操作者は、最
も重要な情報や指示を、瞬時に認識することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明を施した状態通知システムの
本発明に係る構成の第1の実施例を示すブロック図であ
る。本第1の実施例の状態通知システムは、特に、自動
車の計器盤の制御に使用したものであり、本図におい
て、1は、車速、エンジン回転数、エンジン油圧、油
温、バッテリ電圧、エンジンブースト圧、燃料計などの
計測センサ群、2は、充電系統、半ドア、ブレーキ液
面、ABS、4WS、4WD、ライト消し忘れ、シート
ベルトなどのウォーニングセンサ群、3は、路車間情報
通信、車々間情報通信などを可能とする通信情報センサ
群、4は、血圧、目の動き、脳波、手の発汗量、脈拍、
頭の動き、手の動き、選考ボタンなどの操作者情報セン
サ群、5は、本発明に係わり、計測センサ群1、ウォー
ニングセンサ群2、通信情報センサ群3、操作者情報セ
ンサ群4からの情報を取り入れ、表示装置6に表示する
内容を決定する通知制御装置である。本発明に係わる動
作を行なう通知制御装置5は、計測センサ群1、ウォー
ニングセンサ群2、通信情報センサ群3、操作者情報セ
ンサ群4からの測定結果に基づき、そのぞれの測定結果
の優先度を判定する優先度判定部7と、この優先度判定
部7の判定結果に基づき、表示装置6に出力する表示画
面を切替る表示制御部8と、この表示制御部8の表示画
面の切替時に、表示画面の切替を通知する音声を、スピ
ーカ9に出力する音声通知部10と、操作者からの表示
画面の選択指示を入力する指示入力部11とにより構成
されている。
【0009】計測センサ群1の各センサの出力は、検出
した物理量の情報を持っている。さらに、この物理量が
どの範囲にあるかによって、その部位のシステムが正常
か異常か、あるいは、その危険度が分かる。これに対し
て、ウォーニングセンサ群2の各センサの出力は、物理
量の情報は保持せず、これらのセンサから出力がある場
合は、その部位のシステムに異常があることを示してい
る。また通信情報センサ群3からの情報は、ナビゲーシ
ョン情報や渋滞情報の他、走行中の他車との距離、相対
速度、相対加速度などが含まれているものとする。さら
に、操作者情報センサ群4からの情報は、血圧、目の動
きなどの操作者の意志、体調、精神状態、能力などを示
す情報である。通知制御装置5は、これら、時々刻々と
変化する各センサの測定値に基づき、それぞれの時点に
おいて重要となる自動車の走行に係わる情報を選択し
て、その選択したセンサからの出力情報を優先的に示す
表示画面を、表示装置6に出力する。例えば、車のエン
ジンキーを入れた時点では、燃料の残量に関する情報
や、半ドア、シートベルトなどに関する情報を優先的に
示す表示画面を、また、車庫から出る時には、路車間情
報や車車間情報を優先的に示す表示画面を、そして、走
行中には、車速センサや回転数などの情報を優先的に示
す表示画面を出力する。さらに、走行中に、通信情報セ
ンサ群3の車車間情報通信から、他車の異常接近を知ら
せる情報が得られれば、この重要度の高い情報として、
計測センサ群1の車速センサや燃料残量などの優先度の
低い値を示している他の情報を示す表示画面を、この他
車の異常接近を優先的に示す表示画面に切替る。また、
このような表示画面の切替時に、音声通知部10によ
り、切替た表示画面の内容を、スピーカ9より通知す
る。尚、表示画面が切り替わったことを音で通知する切
替音通知部などを設け、この表示画面の切替を、ブザー
などで通知することでも良い。また、指示入力部11を
介して、操作者からの表示画面選択指示が入力されれ
ば、表示制御部8は、対応する表示画面を選択して出力
する。
【0010】このように、本第1の実施例の状態通知シ
ステムでは、各センサで得られる時々刻々変化する複数
の情報や指示の内で、その時点で最も重要な情報を示す
表示画面を選択して表示する。さらに、切替た表示画面
の内容を音声で通知する。このことにより、一つの表示
装置6の比較的小さい画面でも、様々な重要情報および
指示を、正確に通知することができる。また、操作者
は、走行状態の確認は、表示装置6の画面にのみ視線を
移せば良く、安全に運転することができ、かつ、異常な
状態が発生した場合にも、直ちに認識することができ
る。以下、通知制御装置5の構成と動作を、さらに詳し
く説明する。
【0011】図2は、本発明を施した状態通知システム
の本発明に係る構成の第2の実施例を示すブロック図で
ある。本第2の実施例の状態通知システムは、特に、通
知制御装置25が、各センサ群からの出力の優先度や、
この優先度に対応して切替る表示画面などを、予め、用
意しておくものであり、それぞれ、図1で示した計測セ
ンサ群1、ウォーニングセンサ群2、通信情報センサ群
3、操作者情報センサ群4、および、表示装置6、スピ
ーカ9、指示入力部11が、通知制御装置25に接続さ
れて構成されている。本第2の実施例における通知制御
装置25は、各センサ群からの測定値の優先度を、それ
ぞれの測定値に対応して予め記憶しておく優先度記憶部
23を有する優先度判定部27と、この優先度判定部2
7で判定される優先度に対応した構成の表示画面を予め
記憶しておく表示画面記憶部26を有する表示制御部2
8と、表示制御部28の表示画面切替動作に基づき、対
応する音声情報を、音声記憶部20から抽出してスピー
カ9に出力する音声通知部10、そして、計測センサ群
1の測定値を入力するためのクロック21とA/Dコン
バータ22により構成されている。また、本第2の実施
例の状態通知システムにおいては、ウォーニングセンサ
群2、通信情報センサ群3、および、操作者情報センサ
群4は、計測センサ群1と異なり、自動車の走行に対し
ての危険度が高いものとして、それぞれの出力は、異常
検出部24を介して、通知制御装置25に入力される。
以下、このような構成の状態通知システムの本発明に係
わる動作を説明する。
【0012】A/Dコンバータ22は、クロック21か
らのサンプリング信号が入力されると、計測センサ群1
の値を、A/D(アナログ/ディジタル)変換して、優
先度判定部27に出力する。優先度判定部27は、この
値により、優先度記憶部23を参照して、それぞれの値
の優先度を判定して、どの測定値の表示を優先すべきか
の判定結果を、表示制御部28に出力する。表示制御部
28は、この判定結果に基づき、表示画面記憶部26を
検索して、対応する表示画面を抽出して、表示装置6に
出力する。この表示制御部28からの表示画面の出力動
作に基づき、音声通知部10は、この表示画面の切替に
関する音声情報を、音声記憶部20から抽出して、スピ
ーカ9に出力する。また、異常検出部24は、ウォーニ
ングセンサ群2、通信情報センサ群3、操作者情報セン
サ群4からの信号を監視しており、例えば、いずれかの
信号が、有る閾値を超えた場合には、異常が発生したも
のとして、異常通知情報を、表示制御部28に出力す
る。表示制御部28は、この異常通知情報が入力されれ
ば、この情報を最優先のものとして、この異常通知情報
に対応する表示画面を、表示画面記憶部26から抽出し
て、表示装置6に出力する。そして、この表示制御部2
8からの表示画面の出力動作に基づき、音声通知部10
は、この表示画面の切替に関する音声情報を、音声記憶
部20から抽出して、スピーカ9に出力する。
【0013】このように、第2の実施例の状態通知シス
テムでは、各センサ群の測定値の変化に対応する優先
度、および、表示画面を、予め記憶しておく。このこと
により、優先度の判定、および、表示画面の選定を高速
に行なうことができる。また、ウォーニングセンサ群
2、通信情報センサ群3、操作者情報センサ群4からの
信号を、異常検出部24で監視することにより、優先度
記憶部23の容量の削減と、優先度判定部27の処理負
荷の軽減を行なうことができ、特に、危険な状態の発生
を、瞬時に通知することができる。尚、表示制御部28
の表示画面の切替動作において、走行中に選択されて表
示されている表示画面と、異常検出部24の異常検出に
基づき選択される表示画面とを、コンバイナなどによ
り、両方の画面を重ね合わせて出力することも可能であ
る。
【0014】図3は、図2における優先度記憶部の記憶
データ構造とその内容の一実施例を示す説明図である。
本実施例では、説明を容易にするために、図2の表示装
置6に表示する内容を、車速31と、エンジン回転数3
2、および、燃料残量33の3種類としており、図2の
優先度記憶部23の記憶データ構造は3次元配列とな
る。そして、この優先度記憶部は、図2におけるA/D
コンバータ22の最小ビット毎に表示内容を記憶してい
る。また、車速31、エンジン回転数32、燃料残量3
3のフルスパンをそれぞれV(km/h)、N(rp
m)、L(l)としている。図中、Aは、平常(危険度
が低い)状態であり、車速31がV(i)(km/h)
で、エンジン回転数32がN(j)(rpm)、そし
て、燃料残量33がL(k)(l)である。また、B
は、車速31がV(v)、エンジン回転数32がN
(j)、燃料残量33がL(k)の高速状態、Cは、車
速31がV(i)、エンジン回転数32がN(n)、燃
料残量33がL(k)のエンジン高回転状態、そして、
Dは、車速31がV(i)、エンジン回転数32がN
(j)、燃料残量33がL(0)のガス欠状態を示す。
このような記憶データ構造により、図2の優先度判定部
27は、A〜Dのそれぞれの状態において、どの情報
(車速31、エンジン回転数32、燃料残量33)が重
要なものであり、優先して表示されるべきものかを判定
することができる。
【0015】図4は、図2における表示装置の表示画面
の平常状態での画面構成の一実施例を示す説明図であ
る。本実施例は、図3のAにおける平常状態、すなわ
ち、車速V(i)、エンジン回転数N(j)、燃料残量
L(k)での表示内容を示し、表示画面40は、燃料残
量メータ41と車速メータ42さらにエンジン回転メー
タ43により構成されている。今、各メータの配置、お
よび、大きさは、運転者に違和感を与えず、平常(危険
度が低い)状態を知らせる表示画面となっている。尚、
運転者は、図2に示した指示入力部11の選考ボタンを
用いて、常に同じ表示画面にしておくこともできる。図
2の状態通知システム、すなわち、第2の実施例では、
速度の増加、回転数の増加、燃料の減少につれて危険状
態が増加すると考え、それぞれの情報を、より早く運転
者に認識させるため、それぞれの表示部分を、速度の増
加、回転数の増加、燃料の減少に対応して、次の図5〜
図9に示すように、拡大表示する。
【0016】図5は、図2における表示装置の表示画面
の車速メータを優先させた画面構成の第1の実施例を示
す説明図である。本実施例は、図3のAにおける平常状
態から速度が増加し、最高速度である図3のBのV
(v)、N(j)、L(k)の状態になったときの表示
内容を示す。本実施例における表示画面50では、車速
メータ52が、他の表示、すなわち、燃料残量メータ5
1とエンジン回転メータ53に比べて拡大されて表示さ
れている。このことにより、運転者は、スピードの出し
すぎを、容易に認識することができる。そして、この画
面により、運転者に対して、精神的威圧感を与え、車速
を下げさせることができる。尚、このような効果を、さ
らに高めるために、表示画面50の色反転、あるいは、
点滅表示などをしても良いし、また、表示画面の内容
を、図2のスピーカ9を介して、音声で通知しても良
い。
【0017】図6は、図2における表示装置の表示画面
の車速メータを優先させた画面構成の一実施例を示す説
明図である。本実施例は、図5で示した表示画面の他の
表示例を示し、図3のAにおける平常状態から速度が増
加し、最高速度である図3のBのV(v)、N(j)、
L(k)の状態になったときに、表示画面60では、そ
れぞれ通常の大きさで表示されている燃料残量メータ6
1、車速メータ62、エンジン回転メータ63の内で、
危険な状態を示す車速メータ62の情報を、優先して通
知するために、車速メータ64で分離し、かつ、拡大し
て表示している。このような画面を表示することによ
り、運転者は、スピードの出しすぎによる危険状況を、
容易に認識することができる。
【0018】図7は、図2における表示装置の表示画面
の車速メータを優先させた画面構成の一実施例を示す説
明図である。本実施例は、図5、6で示した表示画面の
他の表示例を示し、図3のAにおける平常状態から速度
が増加し、図3のBにおける最高速度の状態になったと
きの表示画面であり、表示画面70では、危険な状態と
なっている車速メータ72のみを表示して、優先的に通
知する。このように、その時点では、重要度の低い他の
情報を削除し、最優先で、速度情報のみを表示すること
により、運転者は、必要な情報を、より容易に認識する
ことができる。
【0019】図8は、図2における表示装置の表示画面
のエンジン回転メータを優先させた画面構成の一実施例
を示す説明図である。本実施例は、図3のAにおける平
常状態から、エンジン回転数が速度が増加し、最高回転
数である図3のCのV(i)、N(n)、L(k)の状
態になったときの表示内容を示す。本実施例における表
示画面80では、エンジン回転メータ83が、他の表
示、すなわち、燃料残量メータ81と車速メータ82に
比べて拡大されて表示されている。このことにより、運
転者は、不適当なギアの使用等によるエンジンの高速回
転状況を、容易に認識することができる。
【0020】図9は、図2における表示装置の表示画面
の燃料残量メータを優先させた画面構成の一実施例を示
す説明図である。本実施例は、図3のAにおける平常状
態から、燃料残量が減り、燃料残量がゼロであるDのV
(i)(km/h)、N(j)(rpm)、L(0)の
状態になったときの表示内容を示す。本実施例における
表示画面90では、燃料残量メータ91が、車速メータ
92とエンジン回転メータ93に比べて拡大されて表示
されている。このことにより、運転者は、燃料の補給が
必要なことを、容易に知ることができる。
【0021】以上のように、図2の優先度記憶部23
は、図2の計測センサ群1の各値の組み合わせに対応し
た優先度を全て記憶しており、図2におけるクロック2
1の時間刻み毎の計測センサ群1の各値の入力に遅れる
ことなく、優先度を判定することができる。そして、こ
の優先度に基づき、図2の表示制御部28は、表示画面
記憶部26から表示画面を検索し、高速に、表示装置6
に出力することができる。尚、実施例では、簡単のため
に表示する内容が車速、エンジン回転数、燃料残量の3
種類であると仮定したが、図2の計測センサ群1の計測
項目がM種類の場合は、図2における優先度記憶部23
の記憶データ構造はM次元配列となる。次に、図10〜
図14を用いて、図2のウォーニングセンサ群2、通信
情報センサ群3、操作者情報センサ群4からの測定結果
に基づく図2における状態通知システムの本発明に係わ
る動作を説明する。
【0022】図10は、図2における異常検出部の本発
明に係わる構成の一実施例を示すブロック図である。本
実施例の異常検出部24は、ウォーニングセンサ群2か
らの各情報の表示の必要性を表す優先度を決定するウォ
ーニング優先度フィルタ101と、通信情報センサ群3
からの各情報の表示の必要性を表す優先度を決定する通
信情報優先度フィルタ102と、操作者情報センサ群4
からの各情報の表示の必要性を表す優先度を決定する操
作者情報優先度フィルタ103と、それぞれのセンサ群
の少なくとも2つから同時に異常が検出された場合に、
その優先度を制御するための異常優先度判定部108と
により構成されている。ウォーニング優先度フィルタ1
01は、ウォーニングセンサ群2からの各種ウォーニン
グ情報に関するそれぞれの危険度の判定を、例えば、論
理回路を用いて行ない、表示の必要な情報に優先度をつ
けて出力する。通信情報優先度フィルタ102は、例え
ば他車の異常接近や、自車進行方向に人、バイクがいる
場合などの危険状態の程度を評価する危険評価部104
と、ナビゲーションシステムなどから享受できる情報か
ら、予め、運転者が入力した目的地や、経路情報を抽出
し、その表示の優先度を評価するナビゲーション評価部
105とで構成されている。操作者情報優先度フィルタ
103は、体調評価部106で、運転者の血圧や、目の
動きなどから分かる体調の優先度を評価し、精神状態評
価部107で、精神状態などから、危険状態の程度を評
価する。異常優先度判定部108における処理動作は、
図2における優先度判定部27で行なっても良いが、ウ
ォーニングセンサ群2や、通信情報センサ群3、およ
び、操作者情報センサ群4からの異常検出の優先度の判
定処理は、計測センサ群1からの検出に対する判定処理
よりも簡素であり、本実施例では、別途に設けて、処理
の簡素化を行なっている。
【0023】これらのウォーニング優先度フィルタ10
1、通信情報優先度フィルタ102、操作者情報優先度
フィルタ103で検出された種々の危険状態や異常状態
を表す情報は、異常優先度判定部108を介して、図2
の表示制御部28に送出され、図2の表示制御部28
は、それぞれの情報に対応する表示画面を記憶している
図2の表示内容記憶部26を検索して、図2の表示装置
6の表示画面を切替る。このように、特に、安全に関し
て緊急を要する情報などに対しては、車速やガソリン残
量などの情報と異なる処理系で処理することにより、緊
急な危険情報を、迅速、かつ、的確に通知することがで
きる。以下、図11〜図14を用いて、異常検出部24
の検出結果に基づく図2の表示制御部28による表示装
置6への表示画面の出力動作を説明する。
【0024】図11は、図2における表示装置の表示画
面のサイドブレーキ情報を優先させた画面構成の一実施
例を示す説明図である。本実施例は、図10におけるウ
ォーニングセンサ群2からのサイドブレーキの戻し忘れ
情報に基づく表示内容を示し、本実施例における表示画
面110では、サイドブレーキのイラスト111が、拡
大されて表示されている。このことにより、運転者は、
容易に、サイドブレーキの戻し忘れに気付き、サイドブ
レーキを利かせたままの走行を防止することができる。
【0025】図12は、図2における表示装置の表示画
面のナビゲーション情報を優先させた画面構成の一実施
例を示す説明図である。本実施例は、図10における通
信情報センサ群3からのナビゲーション情報に基づく表
示内容を示し、本実施例における表示画面120では、
目的に到達するために、次にとるべき動作を示すメッセ
ージ121が表示されている。このことにより、運転者
は、目的地まで、迷わずに到着することができる。
【0026】図13は、図2における表示装置の表示画
面の車車間情報を優先させた画面構成の一実施例を示す
説明図である。本実施例は、図10における通信情報セ
ンサ群3からの車車間情報に基づく表示内容を示し、本
実施例における表示画面130では、通信情報センサ群
3で把握した他車との異常接近を通知する警告イラスト
131が表示されている。この警告イラスト131で
は、自車132と他車133、134とを表示し、特
に、異常に接近している他車133を点滅させることに
より、他車133との危険な接近状態を知らせている。
このことにより、運転者は、容易に危険を察知して、速
度を落すなり、方向を変えるなりして、車間を十分にと
り、危険を回避することができる。
【0027】図14は、図2における表示装置の表示画
面の路車間情報を優先させた画面構成の一実施例を示す
説明図である。本実施例は、図10における通信情報セ
ンサ群3からの路車間情報に基づく表示内容を示し、本
実施例における表示画面140では、通信情報センサ群
3で把握した交差点内の人との異常接近を通知する警告
地図141が表示されている。この警告地図141で
は、自車142と、交差点内の人143、および、周り
の路肩144などを表示し、特に、走行先の交差点内の
人143を点滅させることにより、危険な状態を知らせ
ている。このことにより、運転者は、容易に危険な状態
を察知して、気を付けながら運転することにより、危険
を回避することができる。
【0028】尚、以上の図11〜図14で示したそれぞ
れの表示画面において、それぞれの異常状態の原因であ
る情報を、点滅だけではなく、カラー表示したり、音声
と共に出力することにより、さらに、効率良く通知する
ことができる。また、このような図10の異常検出部2
4により決定される表示画面は、単独で出力しても、ま
た、コンバイナにより、図2の優先度記憶部23に基づ
き出力している表示画面と重ね合わせたものでも良く、
さらに、これらの2つの表示画面を交互に表示したりし
ても良い。
【0029】以上のように、図2における第2の実施例
の状態通知システムによれば、それぞれのセンサで測定
された複数の情報や指示の表示が、優先度に応じて変化
するので、運転者は、表示された情報や指示を効率良く
認識することができる。特に、急を要する危険情報を、
瞬時に認識することができる。次に、図15、および、
図16を用いて、本発明の状態通知システムの第3の実
施例を説明する。
【0030】図15は、本発明を施した状態通知システ
ムの本発明に係る構成の第3の実施例を示すブロック図
である。本第3の実施例の状態通知システムは、特に、
通知制御装置155が、各画面の表示の仕方を演算によ
り決定するために、図2に示す第2の実施例の状態通知
システムにおける優先度記憶部23、および、表示画面
記憶部26の代わりに、優先度算出部153と表示画面
生成部156を、それぞれ、優先度判定部157と表示
制御部158に設けて構成したものである。本第3の実
施例において、図2に示す第2の実施例の状態通知シス
テムと同じ各部の説明は省略し、以下、本第3の実施例
の状態通知システムの本発明に係わる動作を説明する。
【0031】A/Dコンバータ22は、クロック21か
らのサンプリング信号が入力されると、計測センサ群1
のそれぞれの測定値をA/D変換して、それらの値を優
先度判定部157に入力する。優先度判定部157で
は、優先度算出部153により、入力されたそれぞれの
測定値を用いて演算を行ない、それぞれの測定値の優先
度を決定する。ここで、実際に運転者が見る画面を決定
する要素としては、各種の測定結果を、画面のどの位置
に、どの大きさで、どういう色で配置するかという情報
があげられる。これらの情報は、例えば、優先度が高い
ものに対しては、表示装置6の画面の中央からの距離を
小さく、また、表示径や面積を大きくし、さらに、赤、
黄色など、注意を喚起する色で表示するなど、個々の表
示内容の優先度に応じて決定すれば良い。そして、この
ように、各種情報の優先度が決定されれば、表示制御部
158は、表示画面生成部156により、表示内容を決
定して、表示画面を生成することができる。以下、この
ような優先度算出部153、および、表示画面生成部1
56の演算処理動作を説明する。
【0032】まず、ある検出対象xを検出するセンサS
xが計測する情報に対して、その優先度Xを決定する方
法について、その概要を示す。センサSxが計測するx
の物理量をa(0≦a≦m)とし、0≦fx(a)≦1
を満たす関数を考える。ここで、fx(a)は、次の図
16に示すように、検出対象x(燃料残量、他車との距
離、エンジン回転数など)における検出物理量aの持つ
重要度を表すキャラクタライジング関数と考えることが
できる。
【0033】図16は、図15における優先度算出部で
算出する重要度を表すキャラクタライジング関数の一実
施例を示す説明図である。本実施例では、図16(a)
において、検出対象xを、燃料残量とした場合のfxの
例を示し、図16(b)において、検出対象xを、他車
との距離とした場合のfxの例を示し、そして、図16
(c)において、検出対象xを、エンジン回転数とした
場合のfxの例を示す。図16(a)において、燃料残
量は、ある程度の減少までは問題とならないが、残量が
わずかになると重要度が急激に増加する。また同様に、
図16(b)においては、他車との距離は、ある程度の
減少までは問題とならないが、近づき過ぎると重要度が
急激に増加する。さらに、図16(c)においては、エ
ンジン回転数は、オーバーレブの心配が考えられる高回
転時には、重要度が増加していき、エンストの心配が考
えられる低回転時には、重要度が増加する。さらに、ア
イドリング回転数、最大トルク発生回転数、最大出力発
生回転数などの重要度を上げても良い。
【0034】ここで、検出対象x自体の重要度を示す重
み付け係数をwxとすると、センサSxが、xという検
出対象の物理量aを計測した場合の優先度Xは、 X=wx・fx(a)…(数1) で表せる。このことにより、実際に、運転者が見る画面
を決定する要素をFとすると、Fは、個々の表示内容の
優先度(X,Y,Z,..)に応じて決定されるので、
次の(数2)で表現することができる。 F=F(X,Y,Z,..)…(数2) 図15の表示画面生成部156は、この要素Fにより、
例えば、Xの表示位置や、表示径、および、表示色など
の表示内容、すなわち、表示画面を決定する。そして、
図15の表示制御部158は、決定された表示画面を、
表示装置6に出力する。このようにして、それぞれの情
報や指示の測定値に基づく優先度に応じて、表示画面を
変化させることにより、一つの表示装置の画面で、様々
な情報を、的確に、運転者に通知することができる。
【0035】尚、本第3の実施例の状態通知システム
と、図2に示した第2の実施例の状態通知システムとの
2つの実施例におけるように、通知制御装置が、優先度
記憶部および表示画面記憶部を備えている場合と、優先
度算出部および表示画面生成部を備えている場合の違い
は、以下に述べる通りである。すなわち、第2の実施例
の状態通知システムのように、通知制御装置が優先度記
憶部と表示画面記憶部を備えている場合には、優先度
と、その優先度に対応する表示画面が全て予め記憶され
ているので、通知制御装置は、演算を行う必要がない。
しかし、各種の優先度および表示画面を記憶しておくた
めの記憶容量が多く必要となる。これに対して、第3の
実施例の状態通知システムのように、通知制御装置が優
先度算出部と表示画面生成部を備えている場合は、通知
制御装置は、各種の演算式を記憶しておくのみであり、
記憶容量が少なくて済む。しかし、これらの演算式を用
いて各種の優先度や表示画面を算出、生成する必要があ
るために、計算に伴う処理の遅れがある。従って、通知
制御装置が優先度記憶部と表示画面記憶部を備えている
システムと、優先度算出部と表示画面生成部を備えてい
るシステムのいずれを用いるかは、通知制御装置の演算
能力と、記憶容量の関係から決定すれば良い。
【0036】以上、図1〜図16を用いて説明したよう
に、本第1から第3の実施例の状態通知システムでは、
各センサからのそれぞれの情報や指示の表示方法が、そ
れぞれの測定値に基づく優先度に応じて変化するので、
操作者は、その時点における最適な情報や指示を得るこ
とができ、特に、急を要する危険情報を、瞬時に認識す
ることができる。尚、図1〜図16のそれぞれの説明で
述べているように、本発明は、図1〜図16を用いて説
明した実施例に限定されるものではない。例えば、図1
〜図16においては、本発明に係わる状態通知システム
を、自動車の計器盤に使用した実施例について説明した
が、航空機、電車、船などの乗り物、あるいは、各種プ
ラントの運転時の安全システムにおける監視システムな
どとして、応用、適用することもできる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、様々な通知情報を一つ
の画面上に表示でき、かつ、重要な測定対象の状態を、
優先的に選択して通知し、操作者に、情報や指示を迅
速、正確に認識させ、状態通知システムの性能を向上さ
せることが可能である。
【0038】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を施した状態通知システムの本発明に係
る構成の第1の実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明を施した状態通知システムの本発明に係
る構成の第2の実施例を示すブロック図である。
【図3】図2における優先度記憶部の記憶データ構造と
その内容の一実施例を示す説明図である。
【図4】図2における表示装置の表示画面の平常状態で
の画面構成の一実施例を示す説明図である。
【図5】図2における表示装置の表示画面の車速メータ
を優先させた画面構成の一実施例を示す説明図である。
【図6】図2における表示装置の表示画面の車速メータ
を優先させた画面構成の一実施例を示す説明図である。
【図7】図2における表示装置の表示画面の車速メータ
を優先させた画面構成の一実施例を示す説明図である。
【図8】図2における表示装置の表示画面のエンジン回
転メータを優先させた画面構成の一実施例を示す説明図
である。
【図9】図2における表示装置の表示画面の燃料残量メ
ータを優先させた画面構成の一実施例を示す説明図であ
る。
【図10】図2における異常検出部の本発明に係わる構
成の一実施例を示すブロック図である。
【図11】図2における表示装置の表示画面のサイドブ
レーキ情報を優先させた画面構成の一実施例を示す説明
図である。
【図12】図2における表示装置の表示画面のナビゲー
ション情報を優先させた画面構成の一実施例を示す説明
図である。
【図13】図2における表示装置の表示画面の車車間情
報を優先させた画面構成の一実施例を示す説明図であ
る。
【図14】図2における表示装置の表示画面の路車間情
報を優先させた画面構成の一実施例を示す説明図であ
る。
【図15】本発明を施した状態通知システムの本発明に
係る構成の第3の実施例を示すブロック図である。
【図16】図15における優先度算出部で算出する重要
度を表すキャラクタライジング関数の一実施例を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 計測センサ群 2 ウォーニングセンサ群 3 通信情報センサ群 4 操作者情報センサ群 5 通知制御装置 6 表示装置 7 優先度判定部 8 表示制御部 9 スピーカ 10 音声通知部 11 指示入力部 20 音声記憶部 21 クロック 22 A/Dコンバータ 23 優先度記憶部 24 異常検出部 25 通知制御装置 26 表示画面記憶部 27 優先度判定部 28 表示制御部 31 車速 32 エンジン回転数 33 燃料残量 40 表示画面 41 燃料残量メータ 42 車速メータ 43 エンジン回転メータ 50 表示画面 51 燃料残量メータ 52 車速メータ 53 エンジン回転メータ 60 表示画面 61 燃料残量メータ 62 車速メータ 63 エンジン回転メータ 64 車速メータ 70 表示画面 72 車速メータ 80 表示画面 81 燃料残量メータ 82 車速メータ 83 エンジン回転メータ 90 表示画面 91 燃料残量メータ 92 車速メータ 93 エンジン回転メータ 101 ウォーニング優先度フィルタ 102 通信情報優先度フィルタ 103 操作者情報優先度フィルタ 104 危険評価部 105 ナビゲーション評価部 106 体調評価部 107 精神状態評価部 108 異常優先度判定部 110 表示画面 111 サイドブレーキのイラスト 120 表示画面 121 メッセージ 130 表示画面 131 警告イラスト 132 自車 133、134 他車 140 表示画面 141 警告地図 142 自車 143 交差点内の人 144 路肩 153 優先度算出部 155 通知制御装置 156 表示画面生成部 157 優先度判定部 158 表示制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大木 博 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の測定対象のそれぞれの状態を測定
    する複数の測定手段を有し、該測定手段のそれぞれの測
    定結果に対応する上記測定対象のそれぞれの状態を表示
    して、上記測定対象の状態を通知する状態通知システム
    において、上記測定手段の測定結果に基づく上記測定対
    象の状態を表す画像を、一つの画面に表示する表示手段
    と、上記測定手段の測定結果に基づき、上記測定対象の
    状態のそれぞれの優先度を判定する優先度判定手段と、
    該優先度判定手段による優先度の判定結果に基づき、上
    記表示手段の画面を、重要度の高い上記測定対象の状態
    を強調した表示画面に切替る表示制御手段とを設け、上
    記測定対象の状態の変化に応じて、上記表示手段の表示
    画面を変化させることを特徴とする状態通知システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の状態通知システムにお
    いて、上記それぞれの重要度の組み合わせと上記優先度
    との関係を、予め、記憶した優先度記憶手段を設け、上
    記優先度判定手段は、該優先度記憶手段を参照して、上
    記測定結果の変化に対応する優先度の判定を行なうこと
    を特徴とする状態通知システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の状態通知システムにお
    いて、上記それぞれの重要度の組み合わせに基づき、上
    記優先度を算出する優先度算出手段を設け、上記優先度
    判定手段は、該優先度算出手段の算出結果に基づき、上
    記測定結果の変化に対応する優先度の判定をおこなうこ
    とを特徴とする状態通知システム。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の状態通知システムにおいて、上記優先度判定手段で判
    定されるそれぞれの優先度に対応する表示画面を、予
    め、記憶しておく表示画面記憶手段を設け、上記表示制
    御手段は、上記測定手段の測定結果の変化に対応して、
    該表示画面記憶手段から、上記優先度判定手段の判定結
    果に対応する表示画面を抽出し、上記表示手段の画面を
    切替ることを特徴とする状態通知システム。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の状態通知システムにおいて、上記優先度判定手段によ
    る優先度の判定結果に基づき、優先度の高い測定対象の
    状態を強調した表示画面を生成する表示画面生成手段を
    設け、上記表示制御手段は、上記測定手段の測定結果の
    変化に対応して、該表示画面生成手段で生成した表示画
    面に、上記表示手段の画面を切替ることを特徴とする状
    態通知システム。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    の状態通知システムにおいて、上記表示制御手段による
    上記表示手段の表示画面の切替時に、新たな表示画面で
    強調されている測定対象の状態を表す音声情報を出力す
    る音声通知手段を設けることを特徴とする状態通知シス
    テム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の状態通知システムにお
    いて、上記音声通知手段で出力する音声情報を、予め、
    上記表示画面のそれぞれに対応して記憶しておく音声情
    報記憶手段を設け、上記音声通知手段は、上記表示画面
    の変化に応じた音声情報を、該音声情報記憶手段から抽
    出して出力することを特徴とする状態通知システム。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれかに記載
    の状態通知システムにおいて、上記表示制御手段による
    上記表示手段の表示画面の切替時に、該表示画面の切替
    を通知する音を出力する切替音通知手段を設けることを
    特徴とする状態通知システム。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8のいずれかに記載
    の状態通知システムにおいて、上記測定手段のそれぞれ
    の測定結果の異常を検出する異常検出手段を設け、上記
    表示制御手段は、該異常検出手段の異常検出結果に基づ
    き、測定対象の異常状態を表す表示画面に切替ることを
    特徴とする状態通知システム。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9のいずれかに記
    載の状態通知システムにおいて、操作者からの表示画面
    の選択指示を入力する指示入力手段を設け、上記表示制
    御手段は、該指示入力手段を介して入力された操作者の
    指示に基づき、上記表示手段の画面を切替て、操作者の
    選択に応じて、上記表示手段の表示画面を変化させるこ
    とを特徴とする状態通知システム。
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