JPH09328255A - 糸巻機 - Google Patents

糸巻機

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JPH09328255A
JPH09328255A JP8147711A JP14771196A JPH09328255A JP H09328255 A JPH09328255 A JP H09328255A JP 8147711 A JP8147711 A JP 8147711A JP 14771196 A JP14771196 A JP 14771196A JP H09328255 A JPH09328255 A JP H09328255A
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JP
Japan
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yarn
pulley
groove
drum
sliding contact
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JP8147711A
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English (en)
Inventor
Sadaichi Murase
貞一 村瀬
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Original Assignee
Individual
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/02Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
    • B65H54/026Doubling winders, i.e. for winding two or more parallel yarns on a bobbin, e.g. in preparation for twisting or weaving
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H57/00Guides for filamentary materials; Supports therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H57/00Guides for filamentary materials; Supports therefor
    • B65H57/14Pulleys, rollers, or rotary bars
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
  • Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)
  • Looms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 糸の巻取りにおける分かれ巻の防止および糸
巻の高速化を図る。 【解決手段】 略V字形状の断面を呈する溝の両側の各
鍔の径に大小をつけた鍔付き滑車11を支軸11Aによ
り回転自在に支持してトラバース溝8を有する溝付きド
ラム7への支点ガイド10とし、支点ガイド10へ給糸
される合糸5および支点ガイド10から溝付きドラム7
へ給糸される合糸5を、溝の壁面に摺接させるように、
角度調整器20により支点ガイド10の回転軸を給糸経
路に対して傾斜させる。鍔の径の大小の差により支点ガ
イド10へ給糸側の合糸5との摺接状態と支点ガイド1
0から溝付きドラム7への供給側の合糸5との摺接状態
とが異なるため、円滑に仮撚りが掛かり、合糸5に静電
気が生じても一方の糸のみが溝付きドラム7に張り付く
ことがなく、分かれ巻することがない。糸巻を円滑に行
うことができ、高速化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、糸をトラバース移
動させて巻取りパッケージで巻き取る合糸機、巻取りパ
ッケージへ供給される糸に対して仮撚りを掛けるための
構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、合糸機、糸巻機では、供給され
る糸を幾つかの滑車等で方向を変えた後に、トラバース
ドラム等のトラバース機構によってトラバース移動させ
ながら巻取りパッケージで巻き取るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、例えば合糸
機において、ナイロンやポリエステルその他の化学繊維
からなる長繊維の単糸と、羊毛や綿などの短繊維の単糸
とを合糸する場合に、前者のみがオーバーフィードされ
て長繊維の単糸と短繊維の単糸との糸割れが生じやす
く、この糸割れ部が溝付きドラムのトラバース溝の交差
部に至ると、逆方向の螺旋溝中に進入して、いわゆる分
かれ巻が多発するという問題があった。
【0004】上記のオーバーフィード現象は、発明者の
研究によると、次のような原因によるものと推察され
る。すなわち、一般に合糸機では、合糸を溝付きドラム
へガイドするガイドローラとして、図10に示すよう
に、鍔の間の溝がクロムメッキされた金属ローラ51が
使用されているが、金属ローラ51に、長繊維の単糸5
2aと短繊維の単糸52bとを合糸部53で集束した合
糸54が巻掛けられて通過する際に、合糸54と金属ロ
ーラ51との接触、摩擦、分離等によって発生する静電
気により、長繊維の単糸52aの方が短繊維の単糸52
bより金属ローラ51の表面に吸着されやすく、また、
金属ローラ51の滑らかすぎる表面部に長繊維の単糸5
2aが一時的に張り付いた状態となった後、引出し側で
剥離することになるため、長繊維の単糸52aが弛んだ
オーバーフィード状態となるものと思われる。
【0005】また、一方の糸の収縮性が大きく弾力性に
差のある複数の糸を合糸する際に、各糸の給糸の際の張
力の大きさが適切でない場合には、合糸された糸のうち
のいずれかの糸が縮み力によって縮むと、他の糸が弛
み、糸同志の長さの均衡が崩れて撓みが生じてしまう。
【0006】本発明は、上記の各問題点を解決するため
に、ガイドローラにおける合糸の挙動について種々の研
究を重ねた結果、この発明を完成するに至ったものであ
り、本発明は、各種の糸巻機において、糸を巻き取る際
における分かれ巻の発生を防止し、複数種の糸の巻取り
を円滑且つ高速で行うことができる糸巻機を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、巻取りパッケ
ージを回転駆動し該巻取りパッケージに供給される糸を
トラバース移動させるトラバース手段を備えたドラムを
有する糸巻機において、略V字形状の断面を呈する溝を
有する滑車を軸部材により回転自在に支持して、前記ド
ラムに至る糸をガイドする支点ガイドとして設け、前記
滑車の回転軸を給糸経路に対して傾斜させて、供給され
る糸が前記滑車の前記溝の壁面に摺接した後、前記ドラ
ムに給糸されるように配置する滑車角度調整手段を設け
るとともに、前記滑車へ供給される糸の給糸側の摺接状
態と前記滑車から前記ドラムへの供給側の摺接状態とを
異ならしめる摺接状態変更手段を備えたことを技術的手
段とする。
【0008】上記構成により、本発明では、滑車に巻掛
けられてドラムに給糸される糸は、滑車の溝の壁面に摺
接した後、ドラムへ給糸される。ここで、滑車には、滑
車へ供給される側の摺接状態と滑車からドラムへの供給
側の摺接状態とを異ならしめる摺接状態変更手段が備え
られているため、巻掛けられた合糸は、供給される糸に
よる滑車の回転に応じて、滑車への給糸側とドラムへの
供給側とで異なる強さで仮撚りか掛かり、供給される糸
が複数の糸が合糸されたものである場合には、単糸同士
が互いに非常によく絡み合う。この結果、高速での巻き
取りを行った場合に、例えば、巻き付けられる糸が合糸
である場合に、各単糸に静電気が生じ、支点ガイドとし
ての滑車と単糸との間に吸着力が生じても、一方の単糸
のみがオーバーフィードをしても仮撚りが掛かっている
ため、トラバース溝を有するトラバースドラムにおい
て、分かれ巻が生じない。従って、高速での巻き取りを
円滑に行うことができ、巻き取り作業の高速化を図るこ
とができる。
【0009】請求項2では、前記滑車は、前記溝の両側
端に前記溝の壁端に対して段差部を与えてそれぞれ備え
られた鍔部を有する鍔付き滑車であり、前記摺接状態変
更手段は、前記鍔付き滑車の前記溝の両側の前記各鍔の
外径を異ならせたことであることを技術的手段とする。
これにより、鍔付き滑車への給糸側の糸が摺接する際の
鍔との摺接状態とドラムへの供給側の鍔との摺接状態が
常に異なるため、鍔付き滑車への給糸側で掛けられる撚
りと、ドラムへの供給側で掛けられる撚りとの差によっ
て、複数の単糸の絡まり具合を一定にすることができ、
糸巻の高速化を図ることができる。
【0010】請求項3では、前記摺接状態変更手段は、
前記滑車の前記溝の壁面に散在して形成された複数の突
起であることを技術的手段とする。これにより、滑車の
回転とともに、糸の摺接部位に突起が回転移動すると、
突起によってその部分だけ仮撚りが大きく掛けられ、糸
に対する仮撚りの掛かり具合いが時間とともに変化す
る。この結果、例えば、複数の糸を合糸したものの場
合、仮撚りの掛かり具合が変化することによって各単糸
が絡まり合い、分かれ難くなる。従って、滑車を通過し
た後に合糸が分離しないため、溝付きドラムに供給され
た合糸が分かれ巻することがなく、糸巻の高速化を図る
ことができる。
【0011】請求項4では、前記摺接状態変更手段は、
前記滑車の複数箇所で前記鍔の一部を削除させた複数の
削除部であることを技術的手段とする。これにより、鍔
付き滑車の回転とともに、糸の摺接部位に削除部が回転
移動すると、削除部によってその部分だけ撚りが小さく
掛けられ、糸に対する撚りの掛かり具合いが時間ととも
に変化する。この結果、例えば、複数の糸を合糸したも
のの場合、撚りの掛かり具合が変化することによって各
単糸が絡まり合い、分かれ難くなる。従って、溝付き滑
車を通過した後に合糸が分離しないため、溝付きドラム
に供給された合糸が分かれ巻することがなく、円滑な巻
き取り作業を行うことができ、作業の高速化を図ること
ができる。
【0012】請求項5では、請求項1から4において、
前記滑車角度調整手段は、複数のアングルを組み合わせ
てなるアングル組立体であり、前記滑車の角度を調整す
ることにより給糸の張力を調整することを技術的手段と
する。これにより、滑車へ供給される糸又は鍔付き滑車
からドラムへ供給される糸の張力を巻き取られる糸に応
じて任意に設定することができる。さらに、複数の糸を
合糸する合糸機などにおいて、各糸に対して滑車を支点
ガイドとして設ければ、各単糸毎にそれぞれ張力を設定
することができるため、収縮性が大きく異なる糸同志を
合糸する場合などに、一方の糸が収縮して他方の糸が撓
むなどの不具合が生じても、目的に合った合糸を得るこ
とができる。
【0013】請求項6では、前記ドラムの表面には、な
しじメッキの前工程であるホウニング加工又はブラスト
加工が施されたことを技術的手段とする。これにより、
例えば、ドラムを巻取りパッケージに押圧しながら回転
駆動する場合に、ドラムの表面に発生する摩擦がドラム
をクロームメッキした場合と比較して低減させることが
でき、ドラムの表面へのフィラメントの張り付き等をな
くすことができる。これに伴って、複数の糸からなる合
糸を巻き取る際に、ドラムおよび巻取りパッケージを高
速回転させても、仮撚りが掛かる事で分かれ巻が生じた
りすることがなくなり、円滑且つ高速作業が可能とな
る。
【0014】請求項7では、前記滑車をアルミナ、ジル
コニア、チタニアその他のセラミックスあるいは二硼化
チタンのようなセラミックス状の部材により形成したこ
とを技術的手段とする。セラミックスで滑車を形成した
場合、セラミックスを溝および鍔などの糸が摺接する各
部分に用いることにより、糸と滑車との滑りが減少し、
摩擦が低下する。従って、静電気の発生を抑制でき、仮
撚りにより確実に各単糸を絡ませることが容易となり、
目的に応じた仮撚りを確実に掛けることができる。ま
た、セラミックスを軸部材と接触する中心部分に用いる
ことによって、無油金属を軸部材に用いることができ、
耐久性に優れた軸受け部を形成することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す合糸機1
00の実施例に基づいて説明する。図1は本発明の第1
実施例を示し、図1において、1a及び1bは給糸パッ
ケージ、2a、2bは給糸パッケージ1a、1bから引
き出された単糸、3a、3bはこれら単糸2a、2bに
それぞれ張力を与えるテンサー、4は各単糸2a、2b
を合わせて合糸5とするガイドローラ、10は支点ガイ
ドである。7は表面がなしじメッキの前工程であるホウ
ニング加工又はブラスト加工された溝付きドラムであ
り、表面部には合糸5をトラバース移動させるための無
端螺旋状のトラバース溝8が刻設されており、図示しな
い駆動機構により回転駆動される。9は図示しないクレ
ードルアームによって溝付きドラム7上に押圧され、溝
付きドラム7によって回転駆動される巻取りパッケージ
である。
【0016】支点ガイド10は、ガイドローラ4から給
糸される合糸5を巻掛けて溝付きドラム7へ給糸するた
めの支点となっており、絶縁性セラミックスとしてのア
ルミナ製の鍔付き滑車11を、図示しないころがり軸受
け(例えばボールベアリング)によって鋼製の支軸11
Aにより回転自在に支持したり、支軸11Aを焼結含油
軸受又は窒化加工による超鋼加工によって構成して鍔付
き滑車11を直接回動可能に支持し、この支軸11A
を、複数のアングル21の組立体からなる角度調整器2
0を介して合糸機100のフレーム100Aに取り付け
てなる。
【0017】第1実施例における鍔付き滑車11は、図
2、図3に示すように、略V字形状の断面を呈する溝1
2の両側に、溝12の各溝端部13a、13bとの間に
段差部14a、14bをおいて段差部14aに対してや
や大きい径を呈する鍔部15aと、鍔部15aよりさら
に大きな径を呈する鍔部15bの、それぞれ径の異なる
2つの鍔部15a、15bをそれぞれ連設した滑車形状
を呈している。
【0018】溝12の底部12aと、溝12の両側の段
差部14a、14bは、それぞれ円形を呈しているが、
底部12aが鍔付き滑車11の回転軸11aと同心円と
なっているのに対し、段差部14a、14bの中心16
a、16bは、鍔付き滑車11の回転軸11aとは同じ
位置ではなく、鍔付き滑車11の回転軸11aから外側
へずれたところに位置している。また、中心16a、1
6bの回転軸11aに対するずれの方向は同じ方向では
なく、中心16aの回転軸11aに対するずれの方向を
回転角0°の基準方向とした場合、中心16aの回転軸
11aに対するずれの方向がずれており、ここでは、回
転角が150°に相当する方向、すなわち、中心16a
の点対称の方向から30°ずれた方向となっているが、
角度はこれに限定されるものではない。なお、本実施例
では、中心16a、16bの回転軸11aに対するずれ
の大きさMは、各段差部14a、14bが各鍔部15
a、15bから食み出さない範囲で同じ大きさに設定し
ている。
【0019】以上の構成により、鍔付き滑車11におい
ては、底部12aから両側の各溝端部13a、13bま
での長さは一定ではなく、鍔付き滑車11の回転角度に
応じてその長さが徐々に変化するように設定されること
になり、溝12の傾斜の大きさは、各溝端部13a、1
3bの相対位置に対応して、回転角度に応じて徐々に変
化するように形成されている。なお、複数のアングル2
1の組立体である角度調整器20は、図4に示すとお
り、各アングル21を連結するねじ22を緩めることに
よって各アングル21同志の相対角度を変更することが
でき、それにより支軸11Aの角度を任意の方向に回動
でき、支点ガイド10の角度を設定することができる。
【0020】以上の構成からなる支点ガイド10は、図
4にも示すとおり、ガイドローラ4から給糸される合糸
5の給糸経路に対しては、直交させずに、傾斜させて、
合糸5が一方の側の鍔部15aの内側面あるいは溝12
の溝端部13aに摺接した後、溝12の底部12aに巻
き付くように配置してある。また、支点ガイド10は、
支点ガイド10から溝付きドラム7へ走出する合糸5の
給糸経路に対しても、直交させずに、傾斜させて、溝1
2の底部12aに巻掛けられた合糸5が他方の側の鍔部
15bの内側面あるいは溝12の溝端部13bに摺接し
た後に鍔付き滑車11から走出するように配置してあ
る。
【0021】支点ガイド10から走出された合糸5は、
溝付きドラム7のトラバース溝8内に係合し、溝付きド
ラム7の回転中にトラバース溝8によって左右方向にト
ラバースされ、矢印R方向に一定の角度で揺動する。な
お、テンサー3a、3bとガイドローラ4との間には、
図示しない糸切れ検出装置が設けられ、また、ガイドロ
ーラ4と支点ガイド10との間には、図示しないヤーン
カッターが設けられている。
【0022】上記構成の合糸機100においては、テン
サー3a、3bによりそれぞれ張力調整された各単糸2
a、2bは、ガイドローラ4において集束合糸され、ガ
イドローラ4を通過後、合糸5として支点ガイド10の
鍔付き滑車11の鍔部15aまたは溝端部13aの内側
面に摺接して仮撚りされて、溝12の底部12aで巻掛
けられ、さらに、鍔付き滑車11の鍔部15bまたは溝
端部13bの内側面に摺接して仮撚りされた後に、溝付
きドラム7に給糸され、巻取りパッケージ9に巻き取ら
れる。
【0023】このとき、合糸5が巻掛けられるのは、セ
ラミックス製の鍔付き滑車11であり溝12は略V字形
状の断面を呈し、溝12および鍔部15a、15bの表
面は、多孔質で滑らかすぎることもないため、合糸5の
走行によって鍔付き滑車11を円滑に回転させることが
でき、かつ静電気の発生も少なく、このとき、各単糸2
a、2bが仮撚りされるため、一方の単糸が鍔付き滑車
11に張り付いて他方の単糸に対してオーバーフィード
を生じることがない。
【0024】特に、鍔付き滑車11の溝12の底部12
aから溝端部13a、13bまでの長さが、鍔付き滑車
11の回転とともに変化し、合糸5の摺接位置が、鍔付
き滑車11の回転とともに変化し、鍔付き滑車11の回
転に応じて合糸5に加わる仮撚りの強さが変化するた
め、仮撚りの掛かり具合がばらつく。さらに、鍔部15
aと鍔部15bとの各径がそれぞれ異なるため、鍔付き
滑車11へ向かう側での仮撚りの程度と、鍔付き滑車1
1から走出される側での仮撚りの程度とが異なるため、
効果的に仮撚りを掛けることができ、両単糸2a、2b
の一体化を強くすることができる。
【0025】従って、例えば、各単糸2a、2bが長繊
維と短繊維の場合において、静電気が発生しても、発生
した静電気に対して十分大きな力で仮撚りが掛かるた
め、長繊維の単糸が鍔付き滑車11に張り付いて短繊維
の単糸に対してオーバーフィードを生じることがない。
この結果、合糸5は、両単糸2a、2bは一体化した良
好な合糸状態で溝付きドラム7のトラバース溝8に走入
係合し、分かれ巻は殆ど発生することがない。
【0026】また、溝付きドラム7の表面にホウニング
加工又はブラスト加工が施されていることによって、例
えば、溝付きドラム7を巻取りパッケージ9に押圧しな
がら回転駆動する場合に、溝付きドラム7の表面に発生
する摩擦が溝付きドラム7をクロームメッキした場合と
比較して減少し、溝付きドラム7の表面への糸の張り付
きを低減させることができる。これに伴って、複数の糸
からなる合糸を巻き取る際に、溝付きドラム7および巻
取りパッケージ9を高速回転させても、オーバーフィー
ドしたり分かれ巻が生じたりすることがなくなり、円滑
且つ高速作業が可能となる。特に、スパンデックスなど
の収縮度のある摩擦抵抗の高い糸であっても、高速で巻
き取ることができる。本願発明者の試験結果によれば、
上記実施例によってスパンデックスを用いた合糸の場合
に、毎分700メートルの巻き取りに成功した。これ
は、従来の350メートルに対して2倍に高速化が図ら
れたことになる。
【0027】なお上記実施例では、鍔付き滑車11をア
ルミナによって形成したが、ジルコニア、チタニアその
他のセラミックスあるいは二硼化チタン(TiB2 )の
ように粒子を固めた耐磨耗性に優れたセラミックス状の
部材によって形成してもよい。
【0028】なお、上記の実施例では、鍔付き滑車11
の段差部の形状を円形としたが、鍔付き滑車11が円滑
に回転する範囲であれば、その回転に支障がでない範囲
で楕円などを用いてもよい。また、上記の実施例では、
鍔付き滑車11の各段差部の中心のずれの大きさを等し
くしたが、支点ガイドが円滑に回転する範囲であれば、
その回転に支障がでない範囲で異なっていてもよい。ま
た、上記の実施例では、鍔付き滑車11の各段差部の中
心のずれ方向を150°としたが、合糸の走入側の仮撚
りの位置の変化周期と、合糸の走出側の仮撚りの位置の
変化周期とが、正反対となる180°前後(例えば、1
80°±10°)以外であれば、任意の方向にずらして
もよい。
【0029】上記実施例は、鍔付き滑車11において、
各段差14a、14bの各中心16a、16bを溝12
の底部12aの中心とずらしたものを示したが、各段差
14a、14bの各中心16a、16bを溝12の底部
12aの中心と一致させた厚み方向に面対称の単純なV
字形状の溝12を備えた鍔付き滑車11において、各鍔
部15a、15bの径のみを異ならせるようにしても、
同様の結果が得られる。図5に第1実施例の変形例を示
す。この変形例では、角度調整器20として、2つのア
ングル21を連結して構成したものを示す。ドラムへの
給糸経路が限定されている場合には、この変形例のよう
に、簡単な角度調整器20を用いることができる。ま
た、各糸の経路は、上記実施例に限定されるものでな
く、例えば、各単糸2a、2bが各テンサ3a、3bを
通過した後に、それぞれ2つのガイドローラを設けて、
一方のガイドローラにおいて、合糸するようにしてもよ
い。また、各ガイドローラを、セラミックス製としても
よい。
【0030】図6に本発明の第2実施例の滑車110を
示す。滑車110は、支点ガイド10において鍔付き滑
車11の代わりに用いるもので、第2実施例の滑車11
0は、単純な略V字形状の溝111を有し、その壁部1
12に複数の突起113を形成したものである。これら
の突起113は、回転する滑車110へ合糸が給糸され
る際およびドラムへ走出される際に、合糸が突起113
に当接すると、摺接が一時的に中断されて引っ掛かり、
その直後に開放されて再び摺接するように作用する。こ
の合糸の当接は、滑車110への給糸側とドラムへの走
出側とに同時に当接が起こらないように突起113を散
在させておくことで、合糸が当接した側と当接しない側
とで、それぞれの仮撚りに差が生じるように作用する。
なお、突起113は、溝111の片方の壁部112に2
個から数個をそれぞれ設けるとよい。
【0031】図7に本発明の第3実施例の滑車120を
示す。滑車120は、支点ガイド10において鍔付き滑
車11又は滑車110の代わりに用いるもので、第3実
施例の滑車120は、単純な略V字形状の溝121を有
し、その壁部122に複数の削除部123を形成したも
のである。これらの削除部123は、ほぼ平面を形成す
るように削除したもので、回転する滑車120へ合糸が
給糸される際およびドラムへ走出される際に、合糸が削
除部123に至ると、摺接が一時的に中断されて、その
後再び再び摺接するように作用する。この合糸の削除部
123への引っ掛かりは、滑車120への給糸側とドラ
ムへの走出側とに同時に当接が起こらないように削除部
123を散在させておくことで、合糸が削除部123に
引っ掛かる側と引っ掛からない側とで、それぞれの撚り
に差が生じるように作用する。なお、削除部123は、
溝121の片方の壁部122に2箇所から数箇所をそれ
ぞれ設けるとよい。
【0032】図8に本発明の第4実施例の合糸機100
を示す。第4実施例では、各テンサ3a、3bから走出
した各単糸2a、2bを、それぞれ上方へガイドするガ
イドローラ4a、4bを設け、また合糸機100のフレ
ーム100Aに備えられたブラケット100aの先端に
上部ガイドローラ6、ブラケット100aの中間に中間
ガイドローラ6aをそれぞれ設け、フレーム100Aの
近傍の下側に、回転自在の鍔付き滑車11を備えた支点
ガイド10を配している。なお、6Aはヤーンカッター
である。
【0033】図9に本発明の第5実施例の合糸機100
を示す。第3実施例では、各テンサ3a、3bから走出
した各単糸2a、2bを、ヤーンカッター6Aのガイド
溝6Bにおいて集束合糸させた後、合糸5を鍔付き滑車
11を備えた支点ガイド10に巻掛けている。なお、こ
れらの第4、第5実施例の鍔付き滑車11の代わりに、
上記第2、第3実施例の各滑車110、120を用いて
もよい。
【0034】なお、各単糸あるいは合糸の給糸経路と、
支点ガイドとの配置関係は、上記の各実施例に限定され
ず、合糸が各滑車の壁端あるいは鍔部の内側にそれぞれ
摺接して走入、走出するような巻掛けが行われるよう
に、支点ガイドの軸を傾斜させるようにしてあれば、そ
れぞれの合糸機に応じて、任意の配置に変更してもよ
い。
【0035】また、以上は、長繊維の単糸と短繊維の単
糸の合糸について説明したが、これ以外の組合せによる
単糸の巻取りや、3本以上の単糸の合糸を行う合糸機に
も、本発明は適用できるものである。以上説明したよう
に、本発明によれば、支点ガイドにおける静電気および
鍔付き滑車との張り付きに起因する単糸のオーバーフィ
ードが防止されるとともに、合糸と鍔付き滑車との摺接
により仮撚りが掛けられるので、合糸は良好な一体状態
で溝付きドラムに給糸され、溝付きドラム部における分
かれ巻を防止することができる。上記実施例では、合糸
機を示したが、他の糸巻機でもよい。上記実施例では、
鍔付き滑車11をころがり軸受けで支軸11Aに回転支
持ものを示したが、ころがり軸受けを有しないセラミッ
クス製の鍔付き滑車11をその中心穴で支軸11Aによ
って直接回転支持してもよい。この場合、中心穴と支軸
11Aとは、無潤滑によって回動可能にする。上記各実
施例では、トラバースドラムを用いた合糸機を示した
が、トラバース溝を有しないで、別途にトラバース機構
を備えた円筒状の巻取りドラムでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す合糸機の要部斜視図
である。
【図2】図1の支点ガイドにおける鍔付き滑車の側面図
である。
【図3】支点ガイドにおける鍔付き滑車の断面図
(a)、図3(a)におけるA視断面図(b)、図3
(a)におけるB視断面図(c)である。
【図4】図1における支点ガイド及び支点ガイドへの給
糸経路を示す合糸機の部分斜視図である。
【図5】第1実施例における角度調整器の変形例を示す
支点ガイド及び支点ガイドへの給糸経路を示す合糸機の
部分斜視図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す支点ガイドに用いる
滑車の斜視図である。
【図7】本発明の第3実施例を示す支点ガイドに用いる
滑車の斜視図である。
【図8】本発明の第4実施例を示す合糸機の斜視図であ
る。
【図9】本発明の第5実施例を示す合糸機の斜視図であ
る。
【図10】従来の金属ローラにおけるオーバーフィード
現象を説明するための略示側面断面図である。
【符号の説明】
5 合糸(糸) 7 溝付きドラム(ドラム) 8 トラバース溝(トラバース手段) 9 巻取りパッケージ 10 支点ガイド 11 鍔付き滑車 11A 支軸(軸部材) 12 溝(略V字形状の溝) 14a、14b 段差部 15a、15b 鍔部(摺接状態変更手段) 20 角度調整器(角度調整手段、アングル組立体) 21 アングル 100 合糸機(糸巻機) 113 突起(摺接状態変更手段) 123 削除部(摺接状態変更手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻取りパッケージを回転駆動し該巻取り
    パッケージに供給される糸をトラバース移動させるトラ
    バース手段を備えたドラムを有する糸巻機において、 略V字形状の断面を呈する溝を有する滑車を軸部材によ
    り回転自在に支持して、前記ドラムに至る糸をガイドす
    る支点ガイドとして設け、 前記滑車の回転軸を給糸経路に対して傾斜させて、供給
    される糸が前記滑車の前記溝の壁面に摺接した後、前記
    ドラムに給糸されるように配置する滑車角度調整手段を
    設けるとともに、 前記滑車へ供給される糸の給糸側の摺接状態と前記滑車
    から前記ドラムへの供給側の摺接状態とを異ならしめる
    摺接状態変更手段を備えたことを特徴とする糸巻機。
  2. 【請求項2】 前記滑車は、前記溝の両側端に前記溝の
    壁端に対して段差部を与えてそれぞれ備えられた鍔部を
    有する鍔付き滑車であり、前記摺接状態変更手段は、前
    記鍔付き滑車の前記溝の両側の前記各鍔の外径を異なら
    せたことであることを特徴とする請求項1記載の糸巻
    機。
  3. 【請求項3】 前記摺接状態変更手段は、前記滑車の前
    記溝の壁面に散在して形成された複数の突起であること
    を特徴とする請求項1記載の糸巻機。
  4. 【請求項4】 前記摺接状態変更手段は、前記滑車の複
    数箇所で前記鍔の一部を削除させた複数の削除部である
    ことを特徴とする請求項1記載の糸巻機。
  5. 【請求項5】 前記滑車角度調整手段は、複数のアング
    ルを組み合わせてなるアングル組立体であり、前記滑車
    の角度を調整することにより給糸の張力を調整すること
    を特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の糸巻
    機。
  6. 【請求項6】 前記ドラムの表面には、ホウニング加工
    又はブラスト加工が施されたことを特徴とする請求項1
    から5のいずれかに記載の糸巻機。
  7. 【請求項7】 前記滑車をセラミックスあるいはセラミ
    ックス状の部材により形成したことを特徴とする請求項
    1から6のいずれかに記載の糸巻機。
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