JPH0932766A - スクリュ−流体機械及びねじ歯車 - Google Patents
スクリュ−流体機械及びねじ歯車Info
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- JPH0932766A JPH0932766A JP20129695A JP20129695A JPH0932766A JP H0932766 A JPH0932766 A JP H0932766A JP 20129695 A JP20129695 A JP 20129695A JP 20129695 A JP20129695 A JP 20129695A JP H0932766 A JPH0932766 A JP H0932766A
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Abstract
いた場合に局部的な異常温度上昇のないスクリュ−流体
機械を提供せんとするものである。また、そのようなス
クリュー流体機械の当該スクリュー等に適したねじ歯車
を提供せんとする。 【解決手段】本発明にかかるスクリュー流体機械は、互
に噛み合う雄ロ−タ及び雌ロ−タと、両ロ−タを収納す
るケ−シングと、雄雌ロータとケーシングとにより形成
される流体作動室と、該作動室の一端部および他端部に
連通しうるようケーシングに設けられた流体の流入口お
よび流出口とを備えたスクリュー流体機械において、前
記雄雌ロ−タを構成するねじ歯車のねじれ角が、当該ね
じれの進行に伴って連続的に変化している。また本発明
にかかるねじ歯車は、ねじ歯車のピッチ円筒径上での歯
すじ転がり曲線の展開図においてねじれ進行方向に対す
るピッチ円筒の転がり周長が実質的に単調増加関数で表
される。
Description
械、つまりスクリュー式の真空ポンプ、圧縮ポンプ、モ
ータ等に係り、特に大気圧から10-4Torrレベルの
低・中真空領域に好適なスクリュー真空ポンプに関する
ものである。また、本発明はそれらスクリューポンプ等
に適したねじ歯車自体にも関する。
ンプ、ル−ツポンプ、拡散ポンプなど種々形式の真空ポ
ンプが用いられてきた。例えば、半導体の製造分野で
は、真空状態にした容器内にウエハを収納して所定の処
理が行われるが、この処理では、容器内にN2 ガス等の
不活性ガスを供給しつつ真空ポンプで吸引し、容器内の
不純物(O2 、CO2 等)を除去し、数Torrから1
0ー4Torrレベルの真空状態としている。このような
半導体製造工程において使用される真空ポンプとして
は、油回転ポンプ、ルーツ式のメカニカルブースタポン
プ等が用いられている。
潤滑用油が半導体製造過程で用いる各種ガス(例えば、
ヒ素、ガリウム、塩素、Poly−Si、フッ素等)と
接触して、潤滑油としての寿命を短くするという問題が
あり、また油分子が半導体製造容器内を汚染して半導体
製造工程上好ましくないという問題があった。
範囲が狭いため、所定圧力に到達するまでに数種のポン
プを切換えて使用しなければならず、大気圧から10-4
Torrレベルまで一台の真空ポンプで排気することが
できないという問題があった。
60−216089号公報に示されるオイルフリ−スク
リュ−真空ポンプが既に提案されている。前記公報に示
されたスクリュ−真空ポンプは無潤滑式で、上記圧力範
囲を一台でカバーできるスクリュ−真空ポンプである。
1、2に基づいて説明する。図に示すように、雄ロータ
10と雌ロータ11は主ケーシング12と吸入ケーシン
グ13内の軸受14、15、16、17により回転自在
に支えられている。前記雄ロータ10と雌ロータ11は
ねじ歯車からなり、この歯車は歯すじねじれ角は常に一
定の角度であって、回転軸方向ピッチ及び軸直角面ピッ
チも一定であって、前記ロータ10、11の回転角の変
化に伴って変化はするものではない。
rrレベルの低圧であり吐出側10bは大気圧になるた
め、ロータに作用するラジアル荷重は吸入側の方がはる
かに小さい。そのため、吸入側の軸受14、15には深
みぞ玉受軸を用いてラジアル荷重とスラスト荷重を支
え、吐出側の軸受16、17には円筒ころ軸受を用いて
ラジアル荷重のみを支えている。前記ロータの軸端には
タイミングギヤ18、19が取り付けられ、雄、雌ロー
タ10、11が互いに接触しないよう両ロータ間の隙間
が調整される。また軸受け14、15の潤滑は飛沫給油
により行い、吸入カバ−20内に溜った潤滑油21をタ
イミングギヤによって跳ねかけるようになされている。
軸には円盤22が取り付けられ、吐出カバ−23内の潤
滑油24を円板22により跳ねかけるようになされてい
る。また、シャフトシール25、26、27、28は軸
受やタイミングギヤの潤滑油が作動室内へ侵入するのを
防いでいる。
23内はほぼ大気圧になるので吐出側のシャフトシール
27、28に作用する差圧は比較的小さいが、吸入側作
動室10aは10-4Torrレベルの圧力となるため吸
入カバ−20内を大気に開放すると吸入側シャフトシー
ル25、26に作用する差圧が大きくなりシールが難し
くなる。そのため、吸入カバ−20内を排圧管29、3
0によって低圧の作動室10cと連通させ、吸入カバ−
20内の圧力を下げてシャフトシール25、26に作用
する差圧を小さくしてシール効果を高めている。
ているので、この油の排圧管29、30を通って作動室
へ入るのを防ぐため、吸入カバ−には飛沫分離室31が
設けられ、また排圧管にはオイルトラップ32が取り付
けられている。また万一排圧管を通って油が作動室へ入
った場合でも、この油が吸入ポート33側へ逆流しない
ようにするため、主ケーシング12の排圧口34はロー
タの作動室10cが吸入口33から完全に閉じられた後
の位置に開口されている。
室が吸入口33を通過後吐出口35と連通するまでの間
に雌ロータ11と2ケ所の噛み合い部36、37を有
し、同様に雌ロータの作動室11cは雄ロータと2ケ所
の噛み合い部38、37を有する。ロータの回転に伴い
気体は吸入口33からロータ歯溝とケーシングによって
形成される作動室に吸い込まれ、吐出口35から吐出さ
れる。作動室10c、11cはロータの回転に伴い容積
一定のまま気体を移送するが、さらにロータが回転した
位置にある作動室39、40はロータの回転に伴いその
容積を減少させ気体を圧縮する。
合っている状態をロータの周方向に展開した模式図であ
る図3に基づいて説明する。図に示すように、ロータを
覆うケーシング12はその軸方向の一端が気体の吸入口
33として大きく開口しており、反対側には吐出口35
が設けられている。この両口以外ではケーシング12は
微少な隙間をもってロータ10、11を覆い、ロータと
ケーシングによりV字形の作動室が形成されている。
は吸入口33から吐出口35へ向かって移動するが、こ
の際作動室41はその容積を減少させ作動室内の気体を
圧縮する。一方、作動室42は容積一定であるので気体
の圧縮作用はなく、移送作用をなす。
は、歯すじねじれ角は常に一定の角度であって、回転軸
方向ピッチ及び軸直角面ピッチも一定のねじ歯車で構成
されるため、ロータとケーシングにより形成されるV字
形の作動室42の容積は一定である。しかし、ロータが
回転し、両ロータの噛み合い部は吸入口33から吐出口
35へ向かって移動すると、ケーシング12の端板12
aによって作動室41の容積は減少する。したがって、
作動室41は容積を減少させ作動室内の気体を圧縮移送
するように作用し、一方作動室42は容積が一定である
ので気体の圧縮作用はなく、単に移送をなすように作用
する。
て気体の吐出中であり、また吸入口33と連通している
各作動室は、ロータの回転とともにその容積を増大させ
気体の吸入作用をなしている。また、上述したようなス
クリュー流体機構は、圧縮ポンプとしても利用されてお
り、更に、モータとしても利用できるものである。
真空ポンプとして利用される従来のスクリュ−流体機械
は、作動室の容積を減少させ流体を圧縮する作動室と、
作動室の容積を一定とし、流体に圧縮作用を及ぼすこと
なく、単に移送作用をなす作動室とを有している。
は局部的(圧縮作用がなされる部分)な圧力上昇に起因
して、真空ポンプのローター及びケ−シングの一部が異
常に温度上昇する。即ち、図8の点線に示すように、作
動室の容積を減少させ気体を圧縮する作動室が位置する
吐出側の温度が異常に高くなるという傾向にあった。そ
の結果、局部的温度上昇によって、スクリュ−真空ポン
プを構成する部材の熱膨張が不均一となり、ケーシング
とローター、雄ローターと、雌ローターのかみ合い間の
寸法精度等を良好なものにすることができない等の技術
的課題があった。
決するためになされたものであり、真空ポンプや圧縮ポ
ンプ等とし用いた場合に局部的な異常温度上昇のないス
クリュ−流体機械を提供せんとするものである。また、
そのようなスクリュー流体機械の当該スクリュー等に適
したねじ歯車を提供せんとするものである。
プの排気速度の特性を示すと、図13の点線に示すよう
になる。この図から明らかなように、この従来のスクリ
ュ−真空ポンプは10-4Torrのレベルの到達圧力を得る
ことができるが、10-2Torrから高真空側で排気速度が
減少する。したがって、この従来のスクリュ−真空ポン
プを用いて10-4Torrの到達圧力を得るためには、かな
りの時間を要するという技術的問題があり、この時間を
短縮する必要があった。
ためになされたものであり、例えば真空ポンプとして用
いた場合に大気圧(760Torr)から10- 4 Torrの作
動範囲において、安定した排気速度を得ることができる
スクリュ−流体機械を提供せんとするものである。
来のスクリュ−流体機械は、1つのモ−タによりまず雄
ロ−タを回転駆動し、タイミングギヤを介して雌ロータ
を回転させている。したがって、雌ロータを回転させる
ための負荷がタイミングギャに加わることとなる。その
結果、ロ−タを高速回転させた場合等において、タイミ
ングギヤの噛み合いによる騒音が発生し、労働環境を悪
化させるという技術的課題があった。
決するためになされたものであり、高速回転させても騒
音の小さなスクリュ−流体機械を提供せんとするもので
ある。
あっては、吸入圧力が大気圧近傍の状態での運転に際
し、作動室の過剰な圧力上昇を防いで真空ポンプの温度
の異常上昇を防ぐ等のため、図4に示すように、圧力調
整装置27がケ−シング12の下面に、しかもロ−タの
軸方向に設けている。この圧力調整装置27は、図5に
示すようにケーシング12の下部に形成された排出口5
2と、前記排出口52を開閉する弁棒53と、前記弁棒
53の自重を支えるばね54と、前記弁棒53とばね5
4とを収納する弁ボックス55と、前記弁ボックス55
に形成される排出口52から吐出した気体を外部に放出
する大気開放口56とから構成されている。なお、弁棒
53にはOリング57が取り付けられている。しかし、
そのような位置に設けられた圧力調整装置50は、図5
に示すように作動室51aと隣の作動室51bとが排出
口52を介して連通することがある。図中矢印は、この
時の気体の流れを示したものである。すなわち、ロ−タ
の歯先58は十分な幅を有さないため、排出口52は作
動室51aと隣の作動室51bとに跨がる状態が生ず
る。その結果、圧力の高い作動室51aから圧力の低い
作動室51bに気体が洩れ、吸気側が所定真空度になる
までに余分な時間を要するという問題があった。
題を解決するためになされたものであり、必要以上の圧
縮による軸トルクの増大を防ぐとともに、異常な温度上
昇を防止し、さらには、吸気側の圧力を短時間で所定真
空度とするようになしたスクリュー真空ポンプを提供せ
んとするものである。
るために本発明にかかるスクリュ−流体機械は、互に噛
み合う雄ロ−タ及び雌ロ−タと、両ロ−タを収納するケ
−シングと、雄雌ロータとケーシングとにより形成され
る流体作動室と、該作動室の一端部および他端部に連通
しうるようケーシングに設けられた流体の流入口および
流出口とを備えたスクリュー流体機械において、前記雄
雌ロ−タを構成するねじ歯車のねじれ角が、当該ねじれ
の進行に伴って連続的に変化するように構成したことを
基本的構成としている。
プ又は圧縮ポンプとして使用する場合においては、前記
雄ロータと雌ロータの歯すじねじれ角がねじれの進行に
伴って変化しているため、ロータとケーシングにより形
成されるV字形の作動室の容積は、流入口から流出口に
進行するにつれて連続的に減少する。したがって、前記
雄雌ロ−タとケ−シングとにより形成される作動室は、
吸入、連続圧縮移送、吐出作用を有し、作動室の容積を
一定とした単なる移送作用を有さないため、局部的な圧
力上昇による異常な温度上昇を防止することができる。
また、このようなスクリュー流体機械の当該ねじ歯車と
しては、ねじ歯車のピッチ円筒径上での歯すじ転がり曲
線の展開図においてねじれ進行方向に対するピッチ円筒
の転がり周長が実質的に単調増加関数で表されることを
特徴とする本発明にかかるねじ歯車を用いることがで
き、その結果、回転軸直角シール性が高くなり流体作動
室の気密性を良好とすることができる。また、このよう
な本発明にかかるねじ歯車は、通常の伝動歯車として使
用できることはもちろんのこと、回転に伴いねじれ角が
時間的に変わるため、軸方向の時間的変動を伴う負荷を
効果的に処理することができる。
発明にかかるスクリュー流体機械は、互に噛み合う雄ロ
−タ及び雌ロ−タと、両ロ−タを収納するケ−シング
と、雄雌ロータとケーシングとにより形成される流体作
動室と、該作動室の一端部および他端部に連通しうるよ
うケーシングに設けられた流体の流入口および流出口と
を備えたスクリュー流体機械において、前記雄雌ロ−タ
にはねじ歯車部及びその各ねじ歯車部の少なくともいず
れか一端部にル−ツ部が形成されていることを特徴とす
る。上記のように構成されたスクリュー流体機械は、例
えば真空ポンプとして用いた場合には、雄雌ロータの回
転によりスクリュー部によるポンプ作用に加え、スクリ
ュー部の少なくとも一端側に設けられるルーツ部によっ
てもポンプ作用が行われるため、10-2Torrから10-4
Torrの範囲で排気速度が減少することなく、大気圧(7
60Torr)から10- 4 Torrの作動範囲において、安定
した排気速度を得ることができる。また、圧縮機として
使用した場合には、高い吐出圧力を得ることができる。
発明にかかるスクリュー流体機械は、互に噛み合う雄ね
じロ−タ及び雌ねじロ−タと、両ロ−タを収納するケ−
シングと、雄雌ロータとケーシングとにより形成される
流体作動室と、該作動室の一端部および他端部に連通し
うるようケ−シングに設けられた流体の流入口および流
出口とを備えたスクリュ−流体機械において、前記雄ロ
−タ及び雌ロ−タを駆動するためにそれぞれのロ−タに
設けられたモ−タと、前記夫々のモ−タに駆動用交流信
号あるいは駆動用パルス信号を送出するインバ−タと、
前記インバ−タを周波数制御するコントロ−ル信号を送
出するコントロ−ラとを備え、前記雄ロ−タと雌ロ−タ
の回転数を制御することを特徴としている。
械は、コントロ−ラから所定回転数に応じたコントロ−
ル信号、即ち、インバ−タの周波数を制御するコントロ
−ル信号がインバ−タに送出されると、前記コントロ−
ル信号に応じて前記インバ−タからは所定の周波数(基
準周波数)を有する駆動用交流信号あるいは駆動用パル
ス信号が送出され、前記駆動用交流信号あるいは駆動用
パルス信号に応じてモ−タM1 、M2 は所定回転数で駆
動される。したがって、モ−タM1 、M2 により雄雌ロ
ータが同期して回転駆動されているため、雄雌ロ−タを
高速回転してもモ−タの回転数変動が小さく、タイミン
グギャに加わる負荷は小さいため、タイミングギャの噛
み合いによる騒音を抑えることができる。
発明にかかるスクリュー流体機械は、互に噛み合う雄ね
じロ−タ及び雌ねじロ−タと、両ロ−タを収納するケ−
シングとにより作動室を形成し、前記作動室に閉じ込め
られた吸入気体を前記ロ−タの回転に伴って、吐出口か
ら圧出するとともに、作動室内圧力が大気圧より上昇し
ないように、圧力を制限する圧力調整装置を設けたスク
リュ−流体機械において、前記圧力調整装置は、前記ケ
−シングの一部を構成するスクリュー端面プレ−トに形
成された排出口と、前記排出口の外側に設けられ前記作
動室内圧力が大気圧近傍を超えたときに開放される排出
弁と、前記排出口を開閉するロ−タの歯端面とを含み、
前記ロ−タの回転にしたがってロ−タの歯端面が前記排
出口に位置する状態で、ロ−タの歯端面が前記排出口の
内側を閉塞するように構成されている。
械は、吸入気体の圧力が低く、作動室の圧力が大気圧近
傍より低い場合には、圧力調整装置の排出弁は排出口の
外側を塞いでいる。この時、排出口の内側はロ−タを構
成するねじ歯車の歯端面で閉塞するように構成されてい
るため、ロ−タが回転しても作動室が隣接する作動室と
連通することはなく、圧力の高い作動室から圧力の低い
作動室に気体が洩れて吸気側が所定真空度になるまで余
分な時間を要することもない。また吸入気体の圧力が高
く、作動室の圧力が大気圧近傍より高い場合には、圧力
調整装置の排出弁が解放され、作動室内の気体は排出口
より外部へと放出される。そして、吸入圧力が低下し、
作動室が吐出口に連通する直前において当該作動室内圧
力が大気圧に達することがなくなると、圧力調整装置の
排出口はすべて塞がれ、作動室内の気体は前記圧力調整
装置から外部に吐出されることなく、吐出口より圧出さ
れる。
流体機械においてスクリューに連続的に変化するねじれ
角を持たせる場合における真空ポンプとしての一実施例
を本発明にかかるねじ歯車(スクリュー)の実施例の説
明も兼ねて図6乃至図7に基づいて説明する。本発明者
らは、吸引した気体に圧縮作用を及ぼすことなく、単に
移送作用をなす容積一定の作動室を廃し、すべての作動
室の容積を連続的に減少させ、気体を圧縮する作動室と
することに着目した。そして、作動室の容積を連続的に
減少させるために、スクリュー真空ポンプの雄ロータと
雌ロータを構成する歯車の歯すじねじれ角をロータの回
転角にしたがって変化させ、ロータとケーシングにより
形成されるV字形の作動室容積を変化させようとしたも
のである。したがって、ここでの重要点は雄ロータと雌
ロータを構成するねじ歯車の形状にあるため、以下に説
明する一実施例ではスクリュー真空ポンプのねじ歯車の
形状について説明することとし、スクリュ−真空ポンプ
の他の構造は従来と同様でもあり説明を省略する。
用いられるねじ歯車を図6及び図7に基づいて説明す
る。ここで、図6はねじ歯車の平面図であり、図7は横
軸にピッチ円筒上の雄雌歯車の転がり周長xM 及びxF
を、縦軸に回転軸方向の進行量yをとり、このxM−y
面に雄歯車、xF −y面上に雌歯車の歯すじ転がり曲線
の展開図を示す。尚、この図の左側半分は雌歯車につい
てのものでxはxF を表し、右側半分はは雄歯車につい
てのものでxはxM を表す。xの符号は、正の方向に歯
車の歯すじをたどった時に歯すじが吸入側から吐出側に
移動するものとする。即ち、雄歯車では右方向に正の向
き、雌歯車では、左方向に正の向きとする。雄歯車は雄
ロータに用いられる歯車であり、雌歯車は雌ロータに用
いられる歯車である。図7ではロータの吸入口の位置y
=0とし、吐出口の位置をy=Lとする。又雄雌ロータ
は、吸引口(y=0)でピッチ円筒上の雄雌の歯すじが
一致しているものとし、その点をxM =xF =0とす
る。またここで歯すじ転がり曲線とは、一般的にはつる
巻線とも呼ばれているものである。
は、制限はない。即ち、xについては、 xM ≧0、xF ≧0 が有効な範囲であり、yについては、ロータの長さLで
決まり、yの範囲は 0≦y≦L で与えられる。
で雄雌ロータが接触一致している点(すなわちxM =0
及びxF =0)から伸びている雄雌ロータの歯すじ転が
り曲線の展開図は、図7において原点から発し、共にx
の増加に伴ってyも増加する。即ち、雄ロータについて
は、yはxM の単調増加関数であり、雌ロータについて
は、yはxF の単調増加関数である。このことは、xと
yを交換してyを独立変数とみなし、xがyの関数であ
ると考えても変わらない。即ち、雄ロータについては xM =FM (y) …(1) はyの単調増加関数であり、雌ロータについては xF =FF (y) …(2) はyの単調増加関数である。また、共に原点を通るの
で、 FM (0)=FF (0)=0 …(3) である。
度である。又、回転角θM 、θF は雄雌のピッチ円筒の
半径をRM 、RF とすれば、 θM =xM /RM …(4) θF =xF /RF …(5) で表される。
のねじれ角βMg、βFgは tanβMg=dxM /dy=dFM /dy …(6) tanβFg=dxF /dy=dFF /dy …(7) で与えられる。
成される各流体作動室が、それらロ−タの回転に伴い、
容積を連続的に減少しつつ真空ポンプ吐出方向に移動す
るよう、ロータねじれ角を連続的に増加させる。このこ
とは、(6)、(7)式からdFM /dy、dFF /d
yを連続的に増加させることと、等価である。即ち、
(1)、(2)式で与えられるFM (y)、FF (y)
は、共に原点を通り、yに関して単調増加関数であり、
かつそれらの微分係数も単調増加関数である。即ち、関
数FM (y)、FF (y)は、yの変域0≦y≦Lにお
いて、 FM (0)=0、FF (0)=0 …(8) dFM (y)/dy>0、dFF (y)/dy>0 …(9) d2 FM (y)/dy2 >0、d2 FF (y)/dy2 >0 …(10) を満足しなければならない。即ち(8)、(9)、(1
0)式を満足する任意の関数 xM =FM (y)、xF =FF (y) は、雄雌のロータ歯すじ転がり曲線の展開図として採用
することができる。
チ円筒上における雄歯ねじれ角と雌歯ねじれ角は大きさ
等しく、逆向きでなければならない。しかし、これまで
の解析では、ピッチ円筒上での雄雌ロータの転がり周長
xM 、xF の正の方向は互いに逆向きであるから、雄雌
ロータの噛み合いの条件は全てのyの値で、 βMg=βFg …(11) を満たさなければならない。この条件から、 tanβMg=tanβFg …(12) 即ち、(6)、(7)式から、変域内の全てのyの値で dxM /dy=dxF /dy …(13) の条件が得られる。
(y)とxF =FF (y)の関数は、全く同一のもので
あることが結論される。即ち、図7において示されてい
る曲線は、y軸に対して左右対称であることが結論され
る。即ち、ねじれ角変化型ロータの設計に当たっては、 F(0)=0、dF/dy>0、d2 F/dy2 >0 …(14) を満たす任意の関数、F(y)を選択し、これによって xM =FM (y)、xF =FF (y) …(15) とする。
く、雄歯車の歯数をNM 、雌歯車の歯数をNF とすれ
ば、 T=2πRM /NM =2πRF /NF …(16) で与えられるが、他の歯型に対応するロータの歯すじ転
がり曲線の展開図は、x=F(y)をx軸方向にmTだ
け並行移動したものである。ただし、mは正又は負の整
数である。図7にはこれらの曲線を点線で示してある。
ような二次関数、 F(y)=Ay2 +By (A>0、B>0) …(17) を選択することができる。図7に示した曲線はこのよう
な二次曲線の例である。
車にあっては、ピッチ円筒上での歯すじ転がり曲線の展
開図が、前記(14)式を満たす任意の関数で与えられ
るものとして、この曲線の勾配変化を基礎として、ピッ
チ円筒上での歯すじねじれ角を歯車の回転に対応して変
化させると共に、これを基準として歯形形状部を既知の
はすば歯車やねじ歯車の歯すじねじれ角の基礎的な考え
方に基づき、回転軸直角平面上の軸直角ピッチTをピッ
チ円筒上で一致させることでかみ合いを実施し、回転軸
方向ピッチts が、回転角の変化に伴い刻々変化しつつ
も回転軸直角平面上のかみ合い状態、歯形状況が保持さ
れつつ、ねじれが回転軸方向(y方向)に進んでいく。
れ進行方向量は、雄雌ロータで等しいことから、雄雌ロ
ータのピッチ円筒上でのつる巻線の長さも等しい。即ち
任意のyの変域[yi 、yj ]において、
変域[yi 、yj ]のピッチ円筒上でのつる巻線の長さ
は等しい。また、歯すじ転がり曲線は回転角の関数とし
ても表され、回転角と歯すじ転がり量は比例関係にあ
る。雄雌歯形形状部のピッチ円径以外の径、RM ’、R
F ’におけるつる巻線の長さは、(4)、(5)式を用
い、(A)式におけるxM 、xF は x’M =xM RM ’/RM x’F =xF RF ’/RF で置き換えることによって得られる。したがって、
(A)に対応する式は、ピッチ円筒以外の径の接触部で
は成り立たず、滑りによって調整が取られている。即
ち、
は、回転角θM 、θF の間には θM NF =θF NM …(18) の関係が必要である。ここでNM 、NF はそれぞれ雄、
雌ロータの歯数である。またピッチ円筒の半径RM 、R
F は、ピッチ円筒の性質上 RM NF =RF NM …(19) の関係がある。(18)式を保ちつつθM 、θF が変化
すれば、常に yM (θM )=yF (θF ) …(20) が成り立つ。
M )、yF (θF )から、回転軸方向ピッチts をθ
(θは(20)式から、θM でもθF でも構わない)の
関数として与えることができる。ts はθの増加ととも
に変化するが、y(θ)の位置の前後のピッチtV-、t
V+は、 tV-=yM (θM )−yM (θM −2π/NM ) =yF (θF )−yF (θF −2π/NF ) tV+=yM (θM +2π/NM )−yM (θM ) =yF (θF +2π/NF )−yF (θF ) …(21) で与えられる。
tsg)は両ロータの噛み合い部におけるピッチを示すも
ので、tsg(n、n+1)、ts (n、n+1)は tsg(n、n+1)=yM {2π(n+1)/NM }−yM (2πn/NM ) ts (n、n+1)=yF {2π(n+1)/NF }−yF (2πn/NF ) …(22) である。y(θ)の増加率dy/dθは dy/dθ=Rdy/dx=R/(dx/dy)=R/(dF/dy) であるから、y(θ)の増加率はdF/dyに反比例、
即ち、yの増加とともに次第に増加率は減少していく。
このことは、回転軸方向ピッチはyの増加と共に、次第
に減少し、ts (n−1、n)>ts (n、n+1)、
tsg(n−1、n)>tsg(n、n+1)と変化する。
一方軸直角面ピッチは変化しないため、回転に伴って
は、常に同一の歯形が現れる。即ち、雄歯車の歯形と雌
歯車の歯形で密閉状態にある容積は、回転に伴う移動に
伴って時間的に縮小することができる。
車にあっては、かみ合いピッチ円筒上での歯すじ転がり
曲線が、単調にその勾配を変えかつ単調増加関数的に変
化し、この歯すじねじれ曲線の勾配変化を基礎として、
ピッチ円筒上での可変歯すじねじれ角を定め、これを基
準として歯型形状部を既知のはすば歯車や、ねじ歯車の
歯すじねじれ角の基礎的な考え方に基ずき、ねじれ進行
方向の回転軸直角平面上の軸直角面ピッチTを一致させ
ることでかみあいを実施し、回転軸方向ピッチtsgが、
回転角の変化に伴い刻々変化しつつも回転軸直角平面上
のかみ合い状態、歯型形状が保持されつつねじれが回転
軸方向Y(θ)に進んで行くため、回転角と歯すじ転が
り量は一定の関係を持ち、雄雌一対の歯車の歯型形状を
回転軸方向の直角平面上で一致させることができ、回転
軸方向の回転に伴い逐次現れる回転軸直角空間平面n
(nM 又はnF )番目に回転当初と同一歯が現れる。即
ち、この歯車によれば、通常の歯車としての特徴を有す
るばかりでなく、回転軸直角平面上のシ一ル性の高いね
じとしての特徴も併せ持つものである。
的に変化させることが可能である。したがって、この歯
車を用いて雄雌ロータを構成すれば、前記雄ロータと雌
ロータの歯すじねじれ角はロータの回転角にしたがって
変化し、その結果ロータとケーシングにより形成される
V字形の作動室容積を連続的に変化させることができ
る。即ち、すべての作動室をその容積が減少する作動室
とすることができる。
−真空ポンプや圧縮ポンプを構成すれば、図8の実線で
示されるように作動室の容積は連続的に変化して連続圧
縮し、移送を行うため、それらポンプの温度状態は、吸
入側から吐出側に向けて徐々に温度が上昇し、局部的に
温度が上昇することはない。また、作動室は吸入ポ−ト
と連通した状態で気体を吸入する吸入作用、作動室内の
気体を連続圧縮移送する連続圧縮移送作用、吐出ポ−ト
と連通した状態で気体を吐出する吐出作用を行い、単な
る移送作用を有さないため、効率的に駆動することがで
きる。
等ピッチの従来のスクリュ−流体機械と比べて、ロ−タ
の全長を短くすることができ、スクリュ−流体機械の小
型化を図ることができるという効果を奏する。
雌ロータの各スクリュー部の少なくとも一端側にルーツ
部を設ける場合の真空ポンプとしての一実施例につい
て、図9乃至図12に基づいて説明する。尚、図9は本
実施例に用いられる雄雌ロ−タの斜視図であり、図10
は雄雌ロ−タの平面図である。また図11は図9、10
に図示した雄雌ロ−タを用いたスリュー真空ポンプの断
面図であって、図12は図11のA−A断面図である。
と、従来雄雌ロ−タにはいわゆる単一のねじ歯車が形成
されていたのに対し、本実施例は雄雌ロ−タに前記ねじ
歯車とル−ツとを形成した点に特徴がある。即ち、図9
及び図10に示すように、雄雌ロ−タ101、102は
ねじ歯車部101a、102aと雄側ル−ツ部103、
105、雌側ル−ツ部104、106とにより構成さ
れ、前記雄側ル−ツ部103、105、雌側ル−ツ部1
04、106は前記ねじ歯車部101a、102aの両
端に形成されている。
車部101a、102aとケーシングによって形成され
る作動室101b、102bと、雄側ル−ツ部103、
雌側ル−ツ部104とケーシングとによって形成される
作動室103a、104aとは連通し、同様に作動室1
01b、102b、雄側ル−ツ部105、雌側ル−ツ部
106とケーシングとによって形成される作動室105
a、106aとは連通している。尚、前記雄雌ロ−タ1
01、102の一端部には回転軸107、108が形成
されている。
−シングに配置した状態を図11、図12に基づいて説
明する。図に示すように、雄ロータ101と雌ロータ1
02は、主ケーシング109に収納され、前記主ケーシ
ング109の一端面を密封する端板110に取りつけら
れた軸受111、112と副ケーシング117に取りつ
けられた軸受118、119とにより回転自在に支持さ
れている。前記主ケーシング109の端板110側には
雄雌ロ−タ101、102で圧縮された気体を外部に吐
出する吐出口109bが設けられている。また各軸受け
111、112にはシ−ル材113、114が取りつけ
られ、前記シール材113、114によって後述するタ
イミングギヤ115、116による潤滑油が作動室内へ
侵入するのを防いでいる。
07、108には、副ケーシング117内に収納された
タイミングギヤ115、116が取付られ、雄、雌ロー
タが互いに接触しないように両ロータ間を調整してい
る。そして軸受111、112の潤滑は飛まつ給油より
行ない、副ケーシング117内に溜った潤滑油(図示せ
ず)をタイミングギヤ115、116によって跳ねかけ
るように成されている。尚、前記主ケーシング109の
他端側には副ケーシング120が取り付けられている。
また前記主ケーシング109の他端側には吸入口109
aが設けられている。
プは、雄、雌ロータ101、102の回転に伴い気体が
吸入口109aから雄側ル−ツ部105、雌側ル−ツ部
106とケーシングとによって形成される作動室103
a、104aに吸い込まれる。この吸引時にル−ツ部1
03、104の作動室103a、104aによって、吸
引した気体は圧縮される。そして、前記作動室103
a、104aと連通しているねじ歯車部101a、10
2aとケーシングによって形成される作動室101b、
102bに移送される。前記作動室101b、102b
はロータ101、102の回転に伴い当初容積一定のま
ま気体を移送するが、さらにロータが回転するとその容
積を減少させ気体を圧縮する。更に、圧縮された気体は
作動室101b、102bと連通している雄側ル−ツ部
105、雌側ル−ツ部106の作動室105a、106
aに移送され、圧縮されながら吐出口109bから吐出
される。
圧縮により温度が上昇するため、冷却ジャケット121
を設け、このジャケット内に冷却水を通しケーシング1
09や圧縮気体を冷却するように成されている。
−ポンプとル−ツポンプの機能を兼ね備えるため、図1
3の実線に示すようにスクリュ−真空空ポンプの排気速
度が大幅に改善され、1台の真空ポンプで効率良く、大
気圧(760Torr)から10- 4 Torrの中真空領域ま
で、略安定した排気速度を得ることができ、広い作動範
囲をカバーすることができる。また、上記実施例のポン
プを圧縮機として使用した場合には高い吐出圧を得るこ
とができる。尚、上記実施例において、ルーツ部はねじ
歯車部の両端、つまり吸入口側及び吐出口側の両方形成
したが、必要に応じていずれか一方のみに形成しても良
い。また、上記実施例において、ねじ歯車のねじれ角
は、図6、7で説明したように連続的に変化するもので
あっても、従来の図1、2のように一定のものであって
もよい。
ロータの同期回転制御を行う場合における真空ポンプと
しての実施例について、図14乃至図16に基づいて説
明する。この実施例にかかるスクリュ−真空ポンプは、
雄雌ロータ201、202にルーツ部が設けられていな
い点および雄雌ロータ201、202の回転軸207、
208にモータM1 、M2 が取り付けられている点を除
き基本的には図11、12に示した真空ポンプと同様の
構造を有している。前記モ−タM1 、M2 の制御回路は
図16に示すように、駆動用交流信号あるいは駆動用パ
ルス信号を送出するインバ−タ202、203に接続さ
れ、前記インバ−タ202、203は周波数制御を行う
コントロ−ル信号を送出するコントロ−ラ204に接続
されている。即ち、コントロ−ラ204から所定回転数
に応じたコントロ−ル信号がインバ−タ202、203
に送出されると、そのコントロ−ル信号に対応した基準
周波数を有する駆動用交流信号あるいは駆動用パルス信
号をインバ−タ202、203から送出し、モ−タM
1 、M2 が所定回転数で駆動されるようになされてい
る。
プの動作について説明すると、前述のようにコントロ−
ラ204から所定回転数に応じたコントロ−ル信号、即
ちインバ−タ202、203の周波数を制御するコント
ロ−ル信号がインバ−タ202、203ヘ送出される。
このコントロ−ル信号を受けて、前記インバ−タ20
2、203からは前記コントロ−ル信号に対応した所定
の周波数(基準周波数)を有する駆動用交流信号あるい
は駆動用パルス信号がモ−タM1 、M2 に送出される。
そして、前記駆動用交流信号あるいは駆動用パルス信号
を受けてモ−タM1 、M2 は所定回転数で駆動される。
インバ−タ202、203から送出される駆動用交流信
号あるいは駆動用パルス信号に誤差はなく、所定の周波
数(基準周波数)をもって送出されているのであれば、
雄雌ロータ101、102の回転は同期し、雄雌ロータ
101、102は同一の回転数で駆動され、タイミング
ギヤ115、116には負荷が加わることはない。その
結果、高速で雄雌ロータ101、102を回転駆動して
も、タイミングギャ115、116には負荷が加わらな
いため、タイミングギャの噛み合いによる騒音を抑える
ことができる。
〜0.3%ある。このインバ−タの周波数誤差により、
雄雌ロータ101、102の回転の同期が取れなくな
り、タイミングギヤ115、116には雄雌ロータ10
1、102を回転させるための負荷が加わることになる
が、従来の場合に比べてその負荷は小さいため、前記タ
イミングギヤ115、116から発せられる騒音を従来
より抑えることができる。また、タイミングギヤの歯面
圧は従来に比し小さくなるため、ポンプの高速運転が可
能となり、ポンプ排気速度の向上あるいはポンプの小型
化を図ることができる。
図15に示す。尚、図14に示した部材と同一部材は同
一符号を付する。この図15に示す場合も図14に示す
場合と同様に、前記モ−タM1 、M2 は、駆動用交流信
号あるいは駆動用パルス信号を送出するインバ−タ20
2、203に接続され、前記インバ−タ202、203
はインバ−タ202、203の周波数制御を行うコント
ロ−ル信号送出するコントロ−ラ204に接続されてい
る。またこのモ−タの制御系にあっては、インバ−タ2
02、203から送出された駆動用交流信号あるいは駆
動用パルス信号を取り込むフィ−ドバック205、20
6回路が設けられ、前記フィ−ドバック回路205、2
06からインバ−タ202、203に制御信号が送出さ
れる。
に応じたコントロ−ル信号がインバ−タ202、203
に送出されると、前記インバ−タ202、203からは
所定の周波数(基準周波数)を有する駆動用交流信号あ
るいは駆動用パルス信号がモ−タM1 、M2 に送出され
る。ここで、インバ−タ202、203から送出される
駆動用交流信号あるいは駆動用パルス信号がこのインバ
−タ202、203の周波数誤差等により基準周波数か
らずれた場合、雄雌ロータ101、102の回転の同期
が取れなくなる。しかし、インバ−タ202、203か
ら送出される駆動用交流信号あるいは駆動用パルス信号
がフィ−ドバック回路205、206に取り込まれ、フ
ィ−ドバック回路205、206からインバ−タ20
2、203の周波数誤差を補正し、基準周波数に一致さ
せる制御信号をインバ−タ202、203に送出する。
その結果、インバ−タ202、203から送出される駆
動用交流信号あるいは駆動用パルス信号は徐々に基準周
波数に近づき、雄雌ロータ101、102の回転が同期
するようになる。
の周波数誤差等があっても、フィ−ドバック回路20
5、206を設け、その誤差を小さくするように、制御
信号をフィ−ドバック回路205、206からインバ−
タ202、203に送出するように構成されているた
め、雄雌ロータ101、102の回転は同期するように
なり、タイミングギャ115、116の負荷が徐々に減
少し、タイミングギャ115、116の噛み合いによる
騒音を抑えることができる。
じれ角は連続的に変化するものであっても変化しないも
のであってもよく、また、ロータにルーツ部が設けられ
たものであってもよい。
15に示す真空ポンプの発展的実施例を示すものであ
り、雄雌ロータ211、212の回転軸線上に左から右
へ順次、ルーツ部213、214、スクリュー部21
5、216、ルーツ部217、218、スクリュー部2
19、220、ルーツ部221、222を設け、上述し
たのと同様の制御がなされるモータM1 、M2 を左右に
位置するよう回転軸223、224の一方側に取りつけ
たものを示す。このようにモータM1 、M2 を配置する
ことにより、モータM1 、M2 の径が大きくてもこれを
容易に回転軸223、224に取り付けることができ
る。なお、図18、19において、吸気口225から吸
引された気体は左右に分かれて吐出口226、227か
ら排気されるよう同一軸線上にある左右対のスクリュー
215、216、219、220は、そのねじれ方向が
逆になっている。その他の構成は、図14、15と同様
な構成を有しているため、図中、図14、15の符号と
同一符号を付することによって、その説明を省略する。
圧力調整弁を設ける場合における実施例について、図2
0乃至図22に基づいて説明する。尚、図20は本実施
例にかかるスクリュー真空ポンプにおけるケ−シングの
吐出側端面プレート部(内壁面部)をロータ側からみた
概略図であって、(a)は雄ロ−タ側の排出口に雄ロ−
タの歯端面が位置しない状態を示す図である。また
(b)は雄ロ−タが回転し、排出口に雄ロ−タの歯端面
が位置する状態を示す図である。また、図21は本実施
例にかかるスクリュー真空ポンプをロ−タの周方向を開
いて、模式的に表した図である。更に、図22は排出口
の要部拡大図である。
って、前記雄ロ−タ−301と噛み合う雌ロ−タ−30
2が、従来のスクリュー真空ポンプ同様、ケ−シング3
03内に収納されている。そして、前記ケ−シング30
3の吐出側には、雄ロータ端面プレート303a、雌ロ
ータ端面プレート303b(図21)が形成され、この
端面プレート303a、端面プレート303bと雄ロ−
タ301の歯端面、雌ロ−タ302の歯端面とは接触せ
ず、微少の間隔を持っている。したがって、雄ロータ端
面プレート303a、雌ロータ端面プレート303bと
雄ロ−タ301の歯端面301b、雌ロ−タ302の歯
端面302bとによって、作動室301a、302aの
気密性が保たれる。
303aには排出口304a、304b、304c、3
04dが形成され、同様に雌ロータの端面プレート30
3bにも、排出口305a、305b、305c、30
5d、305eが形成されている。そして端面プレ−ト
303aと端面プレート303bとの上部には、端面プ
レ−ト303aと端面プレート303bに跨がって、1
つの吐出口306が形成されている。
成された排出口304は、雄ロータ歯数(この実施例に
あっては、歯数は5)より1つ少ない4つ設けられ、4
つの排出口304a〜304dは、雄ロータ301を構
成するねじ歯車の歯ピッチの間隔と同一間隔をもって、
前記ねじ歯車のピッチ円上に配置されている。尚、排出
口は、雄ロータ301を構成するねじ歯車の歯ピッチの
間隔と同一間隔をもって形成されるため、雄ロータ側端
面プレート303aには、5つの排出口を設けることが
できるが、5つ目の排出口は吐出口306となるように
構成されている。したがって、前記排出口304a〜3
04dは吐出口306からの角度で示せば、72°、1
44°、216°、288°の位置に形成されている。
に形成された排出口305は、前述の雄ロ−タ側端面プ
レ−ト303aと同様に、雌ロータ歯数(この実施例に
あっては、歯数は6)より1つ少ない5つ設けられ、5
つの排出口305a〜305eは、雌ロータ302を構
成するねじ歯車の歯ピッチの間隔と同一間隔をもって、
前記ねじ歯車のピッチ円上に配置されている。尚、排出
口は、雌ロータ302を構成するねじ歯車の歯ピッチの
間隔と同一間隔をもって形成されるため、雌ロータ側端
面プレート303bには、6つの排出口を設けることが
できるが、6つ目の排出口は吐出口306となるように
構成されている。したがって、前記排出口305a〜3
05eは吐出口306からの角度で示せば、60°、1
20°、180°、240°、300°の位置に形成さ
れている。
04a〜304d及び排出口305a〜305eが形成
されているため、図20(a)に示すように前記雄ロー
タ301のねじ歯車の端面301bが排出口304a〜
304dを閉塞しない状態(雌ロータ2のねじ歯車の端
面302bが排出口305a〜305eを閉塞する状
態)にあっては、排出口304a〜304dの内側は開
放状態にあり、排出口305a〜305eは閉塞状態に
ある。そして、ロ−タが回転することにより、前記状態
から図20(b)に示すような前記雄ロータ301のね
じ歯車の端面301bが排出口304a〜304dを閉
塞する状態(雌ロータ2のねじ歯車の端面302bが排
出口305a〜305eを閉塞しない状態)に移行する
が、いずれの状態にあっても作動室が排出口304、3
05を介して、連通することはない。
いて図22に基づいて説明する。尚、この排出弁は基本
的構成は従来の排出弁と同様であるため、図5に示され
た部材と同一の部材については同一符号を付する。図に
おいて、圧力調整装置307は前記排出口を開閉する弁
棒53と、前記弁棒53の反対面に一体に形成され、排
出口304、305に挿入される突出部53aと、前記
弁棒53を排出口304、305を閉塞する方向に附勢
するばね54と、前記弁棒53とばね54とを収納する
弁ボックス55と、前記弁ボックス55に形成され、前
記排出口304、305から吐出した気体を外部に放出
する大気開放口56とから構成されている。ここで、前
記ばね54の附勢力は、スクリューポンプを鉛直かつ吐
出口306が下方に位置するよう配置した場合に、大気
圧以上に作動室内の圧力が上昇すると弁棒53が排出口
304、305を開くように、つまり弁棒53の自重を
支持する程度の附勢力に調整されている。したがって、
ポンプを横置きに配置した場合には、作動室内の圧力が
大気圧とばね54の附勢力との和(この値は、ばね54
の附勢力が小さいのでほぼ大気圧といえる)以上になっ
た時に排出口304、305が開く。
用を吐出口を下方に位置させた場合について説明する。
まず吸入気体の圧力が低く、作動室301aの圧力が大
気圧より低い場合には、弁ボックス55内の弁棒53
は、ばね54によって附勢され、排出口304、305
を塞いでいる。尚、このとき、突出部53aは排出口3
04、305に挿入されているため、排出口304、3
05にわずかな空隙しか形成されていない。そのため、
作動室301a、302aが排出口304、305に位
置し連通した際、作動室301a、302aの圧力は排
出口304、305の空隙の圧力の影響を受けることは
ない。したがって、吸入口より吸入された気体は、雄ロ
ータ301、雌ロータ302及びケーシング303によ
って形成される作動室301a、302a内に入り、両
ロータの回転により圧縮されて、前記圧力調整装置から
外部に吐出されることなく、吐出口306より吐出され
る。このとき、図22に示すように排出口304、30
5の内側はロ−タを構成するねじ歯車の歯端面301b
または歯端面302bで閉塞するように構成されている
ため、作動室が隣接する作動室と連通することはなく、
圧力の高い作動室から圧力の低い作動室に気体が洩れ、
吸気側が所定真空度になるまでに余分な時間を要するこ
ともない。
室の圧力が大気圧より高い場合には、弁棒53は下方に
押し下げられ、作動室51内の気体は排出口304、3
05より弁ボックス55内のすきまを通り、大気開放口
56より外部へと放出される。そして、吸入圧力が低下
し、作動室が吐出口に連通する直前において当該作動室
内圧力が大気圧に達することがなくなると、圧力調整装
置の排出口304、305はすべて塞がれ、作動室内の
気体は前記圧力調整装置307から外部に吐出されるこ
となく、吐出口306より圧出される。
−真空ポンプにあっては、スクリュー真空ポンプのロ−
タの回転にしたがってロ−タの歯端面が排出口に位置す
る状態で、ロ−タの歯端面によって排出口の内側を閉塞
するように構成されているため、排出口によって一の作
動室と隣接する他の作動室と連通することがなく、圧力
の高い一の作動室から圧力の低い他の作動室に気体が洩
れないため、吸気側が所定真空度になるまでに余分な時
間を要することがない。また作動室内の圧力を常にほぼ
大気圧以下に抑えられるため、吸入圧力が大気圧近傍の
状態での運転に際しても、必要以上の圧縮が行われない
ため、軸トルクの増大を防ぐことができ、消費電力を抑
えることができる。更に、必要以上の圧縮が行われない
ため、スクリュー真空ポンプの温度が異常に上昇するこ
とはなく、ケ−シングとロ−タ−、雄ロ−タ−と雌ロ−
タ−のかみ合い間の寸法精度等を良好なものとすること
ができる。
あるいは5個設けたものについて説明したが、特にこれ
に限定されるものではなく、スクリュー真空ポンプの使
用範囲、性能等を考慮の上適宜選択される。また排出口
をロ−タを構成するねじ歯車のピッチ円に相当する位置
に形成したが、特にこの位置に限定されるものではな
く、ねじ歯車の歯端面で閉塞できる位置に形成されれば
良い。更に、上記実施例では、ばねの附勢力を弁棒53
の自重を支持する程度のものとして説明したが、特にこ
れに限定されるものではなく、スクリュー真空ポンプの
使用範囲、性能等を考慮の上ばねの附勢力を変えてもよ
い。また、本実施例においても、ねじ歯車のねじれ角は
連続的に変化するものであっても、あるいは変化しない
ものであってもよく、また図11、12に示すと同様に
ロータのスクリュー部の吐出側にルーツ部(その吐出側
端面が上述した歯端面に該当することになる)を設けた
ものであってもよい。
にかかるスクリュー流体機械によれば雄ロータと雌ロー
タの歯すじねじれ角をそのねじれの進行にしたがって変
化させているため、ロータとケーシングにより形成され
るV字形の各流体作動室の容積をロ−タの回転にしたが
って連続的に増加又は減少させることができる。その結
果、局部的に温度が異常に上昇するのを抑えることがで
き、ケーシングとローター、雄ローターと、雌ローター
のかみ合い間の寸法精度等を良好なものにすることがで
きる等の効果を奏するものである。また、このようなス
クリュー流体機械の当該ねじれ歯車としては、ねじ歯車
のピッチ円筒径上での歯すじ転がり曲線の展開図におい
てねじれ進行方向に対するピッチ円筒の転がり周長が実
質的に単調増加関数で表されることを特徴とする本発明
にかかるねじ歯車を用いることができ、その結果、回転
軸直角シール性が高くなり流体作動室の気密性を良好と
することができる。また、このような本発明にかかるね
じ歯車は、通常の伝動歯車として使用できることはもち
ろんのこと、回転に伴いねじれ角が時間的に変わるた
め、軸方向の時間的変動を伴う負荷を効果的に処理する
ことができる。
ば、,雄雌ロータのスクリュー部の少なくとも一端側に
ルーツ部を設けているため例えば真空ポンプとして用い
た場合には排気速度が大幅に改善され、1台の真空ポン
プで効率良く大気圧から10- 4Torrの中真空領域ま
で、安定した排気速度を得ることができ、また、圧縮ポ
ンプとして用いた場合には高い吐出圧を得ることができ
るという効果を奏する。
雄雌ロータを同期駆動しているのでロ−タを高速回転さ
せた場合であっても、タイミングギャの噛み合いによる
騒音を抑えることができるという効果を奏する。
−タの回転にしたがってロ−タの歯端面が排出口に位置
する状態で、ロ−タの歯端面によって排出口の内側を閉
塞するように構成されているため、排出口によって一の
作動室と隣接する他の作動室とが連通することがない。
その結果、所定の圧力の高い一の作動室から圧力の低い
他の作動室に気体が洩れることなく、吸気側が所定真空
度になるまでに余分な時間を要しないという効果を奏す
るものである。
えられるため、吸入圧力が大気圧近傍の状態での運転に
際しても、必要以上の圧縮による軸トルクの増大を防ぐ
ことができ、消費電力を抑えることができ、また必要以
上の圧縮がないため、スクリュー真空ポンプの温度が異
常に上昇することはなく、ケ−シングとロ−タ−、雄ロ
−タ−と雌ロ−タ−のかみ合い間の寸法精度等を良好な
ものとすることができるという効果を奏するものであ
る。
2のB−B断面図である。
1のA−A断面図である。
と雌ロータが噛み合っている状態をロータの周方向に展
開した模式図である。
ある。
図である。
ある。
ピッチ円筒上の展開図あって、横軸にかみ合いピッチ円
筒の雄転がり周長を、縦軸にねじれ進行量をとり、この
座標軸上に放物線(2次曲線)からなる歯すじ転がり曲
線を表した展開図である。
した図であって、点線は従来のスクリュ−真空ポンプの
場合を示し、実線は本発明の一実施例の場合を示してい
る。
タの斜視図である。
用いたスリュー真空ポンプの断面図である。
−真空ポンプの断面図である。
の回転制御するための回路図である。
の回路図である。
−真空ポンプの断面図である。
ー真空ポンプをケ−シングの吐出側からみた概略図であ
る。
ー真空ポンプをロ−タの周方向を開いて、模式的に表し
た図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 互に噛み合う雄ロ−タ及び雌ロ−タと、
両ロ−タを収納するケ−シングと、雄雌ロータとケーシ
ングとにより形成される流体作動室と、該作動室の一端
部および他端部に連通しうるようケーシングに設けられ
た流体の流入口および流出口とを備えたスクリュー流体
機械において、 前記雄雌ロ−タを構成するねじ歯車のねじれ角が、当該
ねじれの進行に伴って連続的に変化していることを特徴
とするスクリュー流体機械。 - 【請求項2】 前記雄雌ロ−タとケ−シングとにより形
成される流体作動室は吸入、連続圧縮移送、吐出作用を
有することを特徴とする請求項1に記載のスクリュー流
体機械。 - 【請求項3】 前記雄雌ロ−タを構成するねじ歯車は、
その歯車のピッチ円筒径上での歯すじ転がり曲線の展開
図においてねじれ進行方向に対するピッチ円筒の転がり
周長が実質的に単調増加関数で表されることを特徴とす
る請求項1に記載のスクリュー流体機械。 - 【請求項4】 前記各ねじ歯車は、そのねじ山の回転軸
方向ピッチは変化するが、そのねじ山の軸直角ピッチは
変化しない歯車であることを特徴とする請求項3に記載
のスクリュー流体機械。 - 【請求項5】 ねじ歯車のピッチ円筒径上での歯すじ転
がり曲線の展開図においてねじれ進行方向に対するピッ
チ円筒の転がり周長が実質的に単調増加関数で表される
ことを特徴とするねじ歯車。 - 【請求項6】 互に噛み合う雄ロ−タ及び雌ロ−タと、
両ロ−タを収納するケ−シングと、雄雌ロータとケーシ
ングとにより形成される流体作動室と、該作動室の一端
部および他端部に連通しうるようケーシングに設けられ
た流体の流入口および流出口とを備えたスクリュー流体
機械において、 前記雄雌ロ−タにはねじ歯車部及びその各ねじ歯車部の
少なくともいずれか一端部にル−ツ部が形成されている
ことを特徴とするスクリュー流体機械。 - 【請求項7】 前記雄雌ロ−タには、流入口側から流出
口側に向かって、ル−ツ部、ねじ歯車部、ル−ツ部が形
成されていることを特徴とする請求項6に記載のスクリ
ュー流体機械。 - 【請求項8】 互に噛み合う雄ねじロ−タ及び雌ねじロ
−タと、両ロ−タを収納するケ−シングと、雄雌ロータ
とケーシングとにより形成される流体作動室と、該作動
室の一端部および他端部に連通しうるようケ−シングに
設けられた流体の流入口および流出口とを備えたスクリ
ュ−流体機械において、 前記雄ロ−タ及び雌ロ−タを駆動するためにそれぞれの
ロ−タに設けられたモ−タと、前記夫々のモ−タに駆動
用交流信号あるいは駆動用パルス信号を送出するインバ
−タと、前記インバ−タを周波数制御するコントロ−ル
信号を送出するコントロ−ラとを備え、 前記雄ロ−タと雌ロ−タの回転数を制御することを特徴
とするスクリュー流体機械。 - 【請求項9】 互に噛み合う雄ねじロ−タ及び雌ねじロ
−タと、両ロ−タを収納するケ−シングとにより作動室
を形成し、前記作動室に閉じ込められた吸入気体を前記
ロ−タの回転に伴って、吐出口から圧出するとともに、
作動室内の圧力が大気圧近傍より上昇しないように、圧
力を制限する圧力調整装置を設けたスクリュ−流体機械
において、 前記圧力調整装置は、前記ケ−シングの一部を構成する
スクリュー端面プレ−トに形成された排出口と、前記排
出口の外側に設けられ前記作動室内圧力が大気圧近傍を
越えたときに開放される排出弁と、前記排出口の内側を
開閉するロ−タの歯端面とを含み、 前記ロ−タの回転にしたがってロ−タの歯端面が前記排
出口に位置する状態で、ロ−タの歯端面が前記排出口の
内側を閉塞するようになしたことを特徴とする特徴とす
るスクリュー流体機械。 - 【請求項10】 前記圧力調整装置はロ−タの歯数より
1つ少ない個数、設けられていることを特徴とする請求
項9に記載のスクリュー流体機械。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP20129695A JP3661885B2 (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | スクリュー真空ポンプ及びねじ歯車 |
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-
1995
- 1995-07-13 JP JP20129695A patent/JP3661885B2/ja not_active Expired - Fee Related
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