JPH09327218A - 田植機の苗載装置 - Google Patents

田植機の苗載装置

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JPH09327218A
JPH09327218A JP17417196A JP17417196A JPH09327218A JP H09327218 A JPH09327218 A JP H09327218A JP 17417196 A JP17417196 A JP 17417196A JP 17417196 A JP17417196 A JP 17417196A JP H09327218 A JPH09327218 A JP H09327218A
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Kunio Doi
井 邦 夫 土
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内 修 竹
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折畳み自在に設けた苗載台にあって、
折畳みされた苗載台の作業性良好な固定保持を可能にす
る。 【解決手段】 苗載台(16)左右両端の複数条を、
機体中央側に折畳みする折畳み手段(37)を設けると
共に、折畳みされた左右苗載台(16a)を機体略中央
で固定する固定手段(83)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば苗載台及び植
付爪を備えて連続的に苗植作業を行う田植機にあって、
苗載台の左右全幅を縮小させるようにした田植機の苗載
装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、例えば8条以上
の多条苗載台にあって、左右最外端部の1条分の苗載台
をそれぞれ略90度前方向に折畳みする手段がある。そ
して折畳みされた左右苗載台を、機体の左右外側にそれ
ぞれ固定して、その位置保持を図っているが、この場合
折畳みされた苗載台の固定或いは固定解除を行う際に
は、その都度折畳み位置となる機体の左右外側位置まで
作業者は移動する必要があり、極めて作業性が悪かっ
た。また、苗載台にこのような折畳みフレームを設けた
構造の場合、苗載台の折畳みフレームの基端回動部に苗
などが引掛ったり干渉するなどの不都合がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】したがって本発明は、苗
載台左右両端の複数条を、機体中央側に折畳みする折畳
み手段を設けると共に、折畳みされた左右苗載台を機体
略中央で固定する固定手段を設けて、左右苗載台の折畳
み時においては、機体略中央の1箇所位置で左右折畳み
苗載台の位置固定を容易に可能とさせて、この作業性を
向上させるものである。
【0004】また、苗載台左右両端の複数条を、機体中
央側に折畳みする折畳みフレームを設けると共に、折畳
みされた左右苗載台の相互を係脱自在に固定するフック
部材を設けて、左右苗載台の折畳み時においては、機体
略中央の1箇所位置で、簡単な操作によって左右の折畳
み苗載台を同時に固定状態とさせて、この作業性の向上
と折畳み固定に必要とする部品の削減化を図るものであ
る。
【0005】さらに、苗載台左右両端の複数条を、回動
支点を中心として回動させて機体中央側に折畳みする折
畳みフレームを設けると共に、該折畳みフレームの回動
支点近傍部を細身形状に設けて、苗載台に折畳みフレー
ムを設けた構造においても、折畳みフレームの回動支点
近傍部に苗などが引掛るのを防止して、苗載台上の苗の
スムーズな縦送りなどを助長させると共に、折畳みフレ
ーム基端の溶接代を有効に増大させるなどして、該フレ
ームの連結強度向上を図るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は苗載台の折畳み状態を示す説明
図、図2は全体の側面図、図3は同平面図を示し、図中
(1)は作業者が搭乗する走行車であり、エンジン
(2)を車体フレーム(3)前部上方に搭載させ、ミッ
ションケース(4)前方にフロントアクスルケース
(5)を介して水田走行用前輪(6)を支持させると共
に、前記ギヤ変速ケース(4)の後部にリヤアクスルケ
ース(7)を連設し、前記リヤアクスルケース(7)に
水田走行用後輪(8)を支持させる。そして前記エンジ
ン(2)等を覆うボンネット(9)両側に予備苗載台
(10)を取付けると共に、ステップ(11)を介して
作業者が搭乗する車体カバー(12)によって前記ミッ
ションケース(4)等を覆い、前記車体カバー(12)
上部に運転席(13)を取付け、その運転席(13)の
前方で前記ボンネット(9)後部に操向ハンドル(1
4)を設ける。
【0007】また、図中(15)は8条植え用の苗載台
(16)並びに複数の植付爪(17)などを具備する植
付部であり、前高後低の合成樹脂製の前傾式苗載台(1
6)を下部レール(18)及びガイドレール(19)を
介して植付ケース(20)に左右往復摺動自在に支持さ
せると共に、一方向に等速回転させるロータリケース
(21)を前記植付ケース(20)に支持させ、該ケー
ス(21)の回転軸芯を中心に対称位置に一対の爪ケー
ス(22)(22)を配設し、その爪ケース(22)
(22)先端に植付爪(17)(17)を取付ける。ま
た前記植付ケース(20)の前側にローリング支点軸
(23)を介して支持フレーム(24)を設け、トップ
リンク(25)及びロワーリンク(26)を含むリンク
機構(27)を介して走行車(1)後側に支持フレーム
(24)を連結させ、前記リンク機構(27)を介して
植付部(15)を昇降させる昇降シリンダ(28)をロ
ワーリンク(26)に連結させ、前記前後輪(6)
(8)を走行駆動して移動すると同時に、左右に往復摺
動させる苗載台(16)から一株分の苗を植付爪(1
7)によって取出し、連続的に苗植え作業を行うように
構成する。
【0008】また、図中(29)は走行変速レバー、
(30)は植付昇降兼作業走行変速用副変速レバー、
(31)は植付け感度調節レバー、(32)は主クラッ
チペダル、(33)(33)は左右ブレーキペダル、
(34)は均平用センターフロート、(35)は均平用
サイドフロート、(36)は8条用の側条施肥部であ
る。
【0009】図4乃至図12にも示す如く、前記苗載台
(16)は左右最外端の2条分の苗載台(16)を分割
して折畳み自在な分割台(16a)に形成し、機体中央
の4条用苗載台本体(16b)に折畳み手段である並行
折畳み機構(屏風折り機構)(37)を介して分割台
(16a)を連結させて、苗載台本体(16b)の作用
面上方に略平行に分割台(16a)を折畳みするように
設けている。
【0010】前記折畳み機構(37)は、4条用苗載台
本体(16b)のうち中央2条の苗載台本体(16)を
跨いで左右両側のリブ(38)間上方で上下略平行に横
設する門形状の本体側上下苗台フレーム(39)(4
0)と、分割台(16a)の左右2条分を跨いで左右両
側のリブ(38)間上方で上下略平行に横設する門形状
の分割側上下苗台フレーム(41)(42)と、リブ
(38)に基端を固設する本体及び分割側苗台フレーム
(39)(40)・(41)(42)の各リブ(38)
位置上方で上下基端部間をそれぞれ相互に連結する上下
縦フレーム(43)(1対の苗台フレーム(39)(4
0)・(41)(42)に対し3本)と、本体側の上下
苗台フレーム(39)(40)の左右外側の各上端間を
連結する回動支点である左右の本体側回動支点フレーム
(44)と、分割側の上下苗台フレーム(41)(4
2)の左右内側の各上端間を連結する回動支点である左
右の分割側回動支点フレーム(45)と、前記支点フレ
ーム(44)(45)間をフレーム(44)(45)に
嵌合するカム部材である上下回転カム体(46)(4
7)・(48)(49)を介して連結する門形状の回動
フレーム(50)(51)とを備え、分割台(16a)
の作用面を上方に臨ませた状態で苗載台本体(16b)
の上方に分割台(16a)を折畳みするように構成して
いる。
【0011】図9乃至図12に示す如く、各苗台フレー
ム(39)(40)・(41)(42)は、苗載台(1
6)の本体(16b)及び分割台(16a)のリブ(3
8)にボルト(52)を介し取外し自在に固定する上下
フレームホルダ(53)(54)に、セットボルト(5
5)でもって着脱自在に固定させるもので、各苗台フレ
ーム(39)(40)・(41)(42)の上下方向に
固設するホルダ(56)にボルト(57)を介し縦フレ
ーム(43)の両端を取外し自在に嵌合固定するように
構成している。
【0012】また、前記カム体(46)(47)・(4
8)(49)は支点フレーム(44)(45)側に固定
する固定カム(46a)(47a)・(48a)(49
a)と、該フレーム(44)(45)の軸方向に摺動自
在な可動カム(46b)(47b)・(48b)(49
b)とを備えるもので、本体及び分割側の上下苗台フレ
ーム(39)(40)・(41)(42)に固設する上
下筒軸(58)(59)・(60)(61)に各ボルト
(62)を介し支点フレーム(44)(45)を取外し
自在に固定させ、各支点フレーム(44)(45)に可
動カム(46b)(47b)・(48b)(49b)を
摺動自在に嵌合させると共に、本体側の固定カム(46
a)(47a)を支点フレーム(44)と筒軸(58)
(59)に、また分割側の固定カム(48a)(49
a)を支点フレーム(45)と筒軸(60)(61)と
に一体連結させて、図7に示す如く、回動フレーム(5
0)(51)を略180度回動させての分割台(16
a)の折畳み時、各カム体(46)(47)・(48)
(49)のカム凸面を相互に接触させて、上下カム体
(46)(47)・(48)(49)の作用長さだけ分
割台(16a)を上方に移動させて、この苗載台(1
6)の後方に薬剤散布機など他の作業機装備させた場合
にも分割台(16a)とこれら作業機との干渉を防止す
るように構成している。
【0013】また、分割側の支点フレーム(45)は苗
載台(16)の底面に対し上端側の間隔を小とさせる一
定角度(α)の傾斜を有して、分割台(16a)の折畳
み時にこの後方に装備する作業機とのスペースを充分に
確保するように構成している。
【0014】さらに、苗マット押え(63)を苗載台
(16)に備えるもので、苗載台(16)の2条毎に1
組とし、1条の苗載台(16)の左右リブ(38)間に
2本の苗押え棒(64)を配置させ、苗台フレーム(4
2)など苗載台(16)に固設する押えホルダ(65)
に回動支点(66a)を介し基端ロッド(66)を上下
位置調節自在に保持すると共に、苗押え棒(64)先端
の横軸(67)の略中央を、この2条毎苗載台(16)
中央のリブ上に配置する縦フレーム(43)のロック板
(68)に係合させて、1つの苗マット押え(63)に
対し1箇所のロックでこの取付保持を図るように構成し
ている。
【0015】図13乃至図14に示す如く、前記分割台
(16a)の折畳み時にあっては、前記下部レール(1
8)を嵌合する苗取出板(69)の左右最外側部及び左
右サイドバンパ(70)も折畳み可能に設けたもので、
植付作業時植付部(15)を畔などから保護するサイド
バンパ(70)を先端に固着するバンパフレーム(7
1)基端を、左右最外側の植付ケース(20)外側に固
設するパイプフレーム(72)に略90度上方向に取付
金具(73)及び支点軸(74a)及び位置決めピン
(74b)を介して折畳み可能に連結させている。
【0016】また、前記苗取出板(69)の左右両端部
の一定長さを分割して分割取出体(69a)に形成し、
該取出体(69a)のブラケット(75)を中央の取出
板本体(69b)側のブラケット(76)に折畳み支点
軸(77)を介して略90度内側に折畳み可能に連結さ
せている。
【0017】さらに、前記バンパフレーム(71)の先
端部に支点軸(78)及びマーカ取付板(79)を介し
て左右の筋引マーカ(80)の基端を起伏自在に支持し
て、前記バンパフレーム(71)の折畳み収納時にあっ
ては、前記マーカ(80)のマーカワイヤ(81)を引
張り操作することによって、該マーカ(80)を後方な
どにはみ出させることなく苗載台(16)の側方に沿う
状態に収納保持するように構成している。
【0018】ところで、上部の回動フレーム(50)の
左右フレーム(50a)(50b)のうち、右フレーム
(50b)に固設する支軸(82)に固定手段であるフ
ック(83)を回動自在に取付けていて、左右両端の分
割台(16a)の折畳み時には左フレーム(50a)に
右フレーム(59b)のフック(83)を係合させて、
機体の左右略中央で左右分割台(16a)の相互を単一
のフック(83)でもって直接的に固定させて、これら
分割台(16a)の折畳み位置での保持を図るもので、
作業者は苗載台(16)の略中央1箇所位置で左右分割
台(16a)の折畳み時の固定と拡張時の固定解除を可
能にできて、作業性を向上させることができると共に、
固定のための機構も部品数の少ない簡潔なものとさせる
ことができて、コストダウンも図れて経済的なものであ
る。
【0019】また、前記回動フレーム(50)(51)
の両端を固定させる可動カム(46b)(47b)・
(48b)(49b)に対し、回動フレームの回動支点
近傍部となる両端取付部(50c)(51c)は前後方
向に巾広で左右方向に巾狭の偏平細身形状に形成してい
て、苗縦送りなどにおける苗の引掛りを防止すると共
に、左右方向の溶接代など増大させ可能とさせてこの連
結強度を向上させるように構成している。
【0020】また、上下の回動フレーム(50)(5
1)の長さは略1条の長さ(略30cm)とし、分割台
(16a)の折畳み時には、左右それぞれで略2条分内
側に移動する状態に設けると共に、回動フレーム(5
0)(51)を苗載台(16)の作用面上方に設けて、
施肥ホースなどの干渉を回避させて、苗載台(16)の
剛性を向上させるものである。
【0021】さらに前記回動アーム(50)(51)は
苗マット押え(63)と干渉することなく上下に配設さ
れると共に、回動アーム(50)(51)の門形形状に
よって苗が引っ掛からない高さを確保し、苗マットのガ
ードともなって苗を保護(苗載台(16)に苗を載せた
ままでもシートカバーをかぶせることが可能)するもの
である。
【0022】またさらに、前記回動フレーム(50)
(51)を連結する支点フレーム(44)(45)は他
の縦フレーム(45)などより高強度のものを用いてこ
れらフレーム全体の強度バランスを向上させると共に、
苗載台(16)に底面に対し本体側の支点フレーム(4
4)を高位置に、分割側の支点フレーム(45)を低位
置に設けて、分割台(16a)の折畳みや、分割台(1
6a)及び取出体(69a)合体時の位置合わせ作業な
どの操作性を向上させるものである。
【0023】また、上下の苗台フレーム(39)(4
0)・(41)(42)を剛性の高いガイドレール(1
9)及び下部レール(18)上にボルト(52)を介し
取付けて、この取付強度を向上させると共に、これら苗
台フレーム(39)(40)間を連結する縦フレーム
(43)や支点フレーム(44)(45)をリブ(3
8)上でリブ(38)に沿う状態に設けて、苗との干渉
を良好に防止するものである。
【0024】さらに図8に示す如く、苗載台(16)に
横設する各レール(18)(19)と、苗載台(16)
の各リブ(38)位置裏面に配設する縦フレーム(8
4)とをそれぞれ連結して、剛性の高いフレーム構造に
形成し、また縦フレーム(84)で分割台(16a)を
分割し縦フレーム(84)に継ぎ目を形成してこの剛性
を向上させると共に、各レール(18)(19)と縦フ
レーム(84)の交点部に各苗台フレーム(39)(4
0)・(41)(42)の基端部を取付固定させて、折
畳み構造の強度を向上させるものである。
【0025】なお(85)は前記ガイドレール(19)
に嵌合させて苗載台(16)を左右摺動自在に支持する
苗台支持シュー、(86)は苗載台(16)の1条毎に
2つ並設する苗縦送り体である。
【0026】図1及び図6に示す如く、苗載台(16)
の左右最外側端つまり左分割台(16a)の最左端及び
右分割台(16a)の最右端に固設するランプ台(8
7)に、フラッシャランプ(88)をそれぞれ取付け
て、分割台(16a)を折畳んだ状態でもこの両端でフ
ラッシャランプ(88)を点灯させて、夜道などでの路
上走行を安全とさせるように構成している。
【0027】図15は折畳みされた左右分割台(16
a)を機体の左右略中央で2つのフック(83a)(8
3b)により各別に固定させる構成例を示すもので、本
体(16b)の苗台フレーム(39)の略中央に左右2
つのフック(83a)(83b)を筒軸(89)を介し
て回動自在にそれぞれ取付け、分割台(16a)の折畳
み時には左右フレーム(50a)(50b)に左右フッ
ク(83a)(83b)をそれぞれ係合させて、左右の
分割台(16a)を個々に折畳み固定した確実な作業を
行うように構成している。つまり左右一方を折畳みする
際、もう一方が固定されているので安全良好な操作が行
われる。
【0028】図16は10条用の苗載台(16A)にお
いて、左右最外側の2条を分割して、左右分割台(16
a)を中央本体(16b)側に折畳み可能に設けた構成
を示すもので、前実施例同様機体略中央で、右回動フレ
ーム(50b)に取付けるフック(83)でもって左回
動フレーム(50a)を係合連結させて、その折畳み保
持を図るように構成したものである。
【0029】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、苗載台(16)左右両端の複数条を、機体中央側に
折畳みする折畳み手段(37)を設けると共に、折畳み
された左右苗載台(16a)を機体略中央で固定する固
定手段(83)を設けたものであるから、左右苗載台
(16a)の折畳み時においては、機体略中央の1箇所
位置で左右折畳み苗載台(16a)の位置固定を容易に
可能とさせることができて、この作業性を向上させるも
のである。
【0030】また、苗載台(16)左右両端の複数条
を、機体中央側に折畳みする折畳みフレーム(50)
(51)を設けると共に、折畳みされた左右苗載台(1
6a)の相互を係脱自在に固定するフック(83)部材
を設けたものであるから、左右苗載台(16a)の折畳
み時においては、機体略中央の1箇所位置で、簡単な操
作によって左右の折畳み苗載台(16a)を同時に固定
状態とさせることができて、この作業性の向上と折畳み
固定に必要とする部品の削減化を図って経済性の向上を
図ることができるものである。
【0031】さらに、苗載台(16)左右両端の複数条
を、回動支点(44)(45)を中心として回動させて
機体中央側に折畳みする折畳みフレーム(50)(5
1)を設けると共に、該折畳みフレーム(50)(5
1)の回動支点近傍部(50c)(51c)を細身形状
に設けたものであるから、苗載台(16)に折畳みフレ
ーム(50)(51)を設けた構造においても、折畳み
フレーム(50)(51)の回動支点近傍部に苗などが
引掛るのを防止して、苗載台(16)上の苗のスムーズ
な縦送りなどを助長させることができると共に、折畳み
フレーム(50)(51)基端の溶接代を有効に増大さ
せるなどして、該フレーム(50)(51)の連結強度
向上を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】苗載台の折畳み状態を示す説明図である。
【図2】田植機の全体側面図である。
【図3】田植機の全体平面図である。
【図4】苗載台の側面図である。
【図5】折畳み機構の側面図である。
【図6】苗載台の折畳み状態を示す正面説明図である。
【図7】折畳み機構の底面説明図である。
【図8】苗載台の背面説明図である。
【図9】折畳み機構の下部側面説明図である。
【図10】折畳み機構の上部側面説明図である。
【図11】折畳み苗載台の固定部の正面説明図である。
【図12】折畳み苗載台の固定部の底面説明図である。
【図13】苗取出板の折畳み状態を示す正面説明図であ
る。
【図14】苗取出板の折畳み状態を示す平面説明図であ
る。
【図15】折畳み苗載台の固定部の説明図である。
【図16】10条用苗載台の折畳み状態を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
(16) 苗載台 (16a) 分割台(苗載台) (37) 折畳み機構(折畳み手段) (50)(51) フレーム (50c)(51c) 取付部(回動支点近傍部) (83) フック(固定手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苗載台左右両端の複数条を、機体中央側
    に折畳みする折畳み手段を設けると共に、折畳みされた
    左右苗載台を機体略中央で固定する固定手段を設けたこ
    とを特徴とする田植機の苗載装置。
  2. 【請求項2】 苗載台左右両端の複数条を、機体中央側
    に折畳みする折畳みフレームを設けると共に、折畳みさ
    れた左右苗載台の相互を係脱自在に固定するフック部材
    を設けたことを特徴とする田植機の苗載装置。
  3. 【請求項3】 苗載台左右両端の複数条を、回動支点を
    中心として回動させて機体中央側に折畳みする折畳みフ
    レームを設けると共に、該折畳みフレームの回動支点近
    傍部を細身形状に設けたことを特徴とする田植機の苗載
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021003021A (ja) * 2019-06-25 2021-01-14 小橋工業株式会社 作業機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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