JPH09325675A - 添削指導方法及びその装置 - Google Patents

添削指導方法及びその装置

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JPH09325675A
JPH09325675A JP14622496A JP14622496A JPH09325675A JP H09325675 A JPH09325675 A JP H09325675A JP 14622496 A JP14622496 A JP 14622496A JP 14622496 A JP14622496 A JP 14622496A JP H09325675 A JPH09325675 A JP H09325675A
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JP
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answer
learner
correct answer
question
storage means
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JP14622496A
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English (en)
Inventor
Kazuhide Sawabe
一秀 澤邉
Shinichi Shigenaga
信一 重永
Satoshi Ando
智 安藤
Makoto Matsuoka
誠 松岡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 習熟度の低い学習者と習熟度の高い学習者の
両方に対して高い学習効率が得られる添削指導方法及び
装置を提供する。 【解決手段】 学習者が問題の解答を作成する場合、所
定の文例を解答例として学習者に示し、解答例と学習者
の解答を比較して差異を抽出する。この差異に基づいて
適切な正解の例を示して、添削指導を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを利
用した教育及び学習において用いられる添削指導方法及
びその装置に関するものであり、特に作文問題の添削指
導方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】作文問題の従来の添削指導方法を図面を
用いて説明する。図33は、従来の添削指導方法を実施
する指導装置の構成を示す。図33において、正解デー
タ記憶部3301は、提示された問題に対する学習者の
解答と正解とを照合するための正解データを格納してい
る。「正解データ」とは正解の内容と解答の内容を照合
するための照合用のデータである。正解例記憶部330
2は、正解の例を格納している。「正解の例」とは表現
上の差異を有する複数の正解の中における代表的な正解
である。
【0003】添削メッセージが添削メッセージ記憶部3
303に格納されている。誤り抽出部3304は、学習
者の解答と正解データ記憶部3301に格納されている
正解データとを照合し誤りを抽出する。誤り回数検査部
3305は、誤り回数をカウントし学習者に正解の例を
提示するかどうかを判断する。添削提示部3306は、
誤り回数検査部3305の情報により正解例記憶部33
02に格納された正解の例を図示を省略したディスプレ
イによって学習者に提示したり、添削メッセージ記憶部
3303に格納された添削メッセージを学習者に提示す
る。
【0004】以下に動作を説明する。提示された問題に
対し、学習者は、まず解答を作成する。学習者の解答と
正解データ記憶部3301に格納された正解データとを
誤り抽出部3304で照合し誤りの抽出を行なう。誤り
回数検査部3305では連続して誤った回数をカウント
し、あらかじめ設定された誤り回数、例えば3回連続し
て誤っていれば正解を提示するという命令を添削提示部
3306にだす。添削指示部3306は、誤り回数検査
部3305の情報を受けて正解例記憶部3302に格納
されている正解の例を学習者に提示する。また、一つの
解答内に複合した誤りがあるものに対して、特定の誤り
についてのみ添削指導を行なう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来の添削指導
方法による教育支援システムにおいては、習熟度の低い
学習者にとって、初めから解答を作成することが非常に
難しい。また、逆に習熟度の高い学習者については、解
答を毎回初めからキーボードなどで打ち込むのが煩わし
くかえって学習効率が落ちるといった問題点を有してい
た。また、一つの解答がレイアウトの誤り、文字及び表
現の誤りといった複合した誤りを含んでいた場合に、誤
りを指摘するとき、すべての誤りを同時に指摘したり、
抽出された誤りをその順番どおりに指摘するため、その
指摘が学習者にとって理解しにくいという問題点を有し
ていた。また、正解を表示するための条件をあらかじめ
定めた解答回数で決定している。従って正解を表示する
ための条件の解答回数を少なく設定すると、学習者自身
の力で正解にたどり着けそうな学習者に対し、早く正解
を見せてしまうことになり、独力での学習を妨害してし
まう。また逆に、前記の解答回数を多く設定すると、問
題の意図する正解とかけ離れた解答をしている学習者
は、正解の表示まで時間がかかり無駄な学習を続けなけ
ればならないという問題を有していた。
【0006】本発明は、既存の文例を提示しそれを修正
することで、解答の入力を簡易化し、効率良く学習する
方法を提供することを目的とする。また、学習者の履歴
と指導戦略を参照することで、複合した誤りを含む解答
に対し柔軟な添削指導をおこなうことを目的とする。ま
た、学習者の解答が正解に近ければ学習を続け、問題の
意図する正解からはずれた解答を入力した場合は、正解
を提示することにより効率の良い学習指導ができる添削
指導方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の添削指導方法及
びその装置は、学習者が問題に対する解答を作成すると
き、文例記憶手段に記憶されている文例を解答例として
学習者に示し、学習者が速やかに正解にたどり着けるよ
う指導する。また学習者の学習履歴を学習履歴手段に記
憶させ、誤りの状況に応じて指導戦略を作成し、それに
基づいて誤り訂正の指導を行う。その結果、学習者の能
力に適した指導を行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の第1の添削指導方法で
は、文例記憶手段の文例を解答例として学習者に提示す
るステップを備えたている。
【0009】第2の方法では、正解の例を記憶した正解
記憶手段の正解例を解答例として学習者に提示するステ
ップを備えている。
【0010】第3の方法では、学習者に提示しようとし
ている文例と現在の問題の正解との差異を抽出し、似て
いれば学習者にその文例を解答例として提示するステッ
プを備えている。
【0011】作文を対象とする教育支援においては、解
答にが複合したの誤りを含む場合がある。そこで、第4
の方法では、学習履歴情報を学習履歴記憶手段に記憶す
るとともに指導戦略を指導戦略記憶手段に記憶し、学習
者の履歴と指導戦略をもとに、レイアウトの誤り、文字
及び表現の誤りといった複合した誤りの中から優先して
指摘しなければならない誤りを決定し適切な添削文を作
成し提示する。
【0012】第5の方法では、問題の意図する正解と学
習者の解答がかけ離れたものになることがある場合に、
前記学習履歴記憶手段の学習履歴により判断した正解の
状況に基づき、学習者に正解を提示すべきかどうかを決
定し、学習者に提示すべきと判断した場合に正解を提示
するステップを備えている。
【0013】本発明の添削指導装置は、学習者に提示す
る問題を記憶した問題記憶手段、前記問題の解答を含む
文例をあらかじめ記憶させた文例記憶手段、及び学習者
が問題の解答を作成するとき、前記文例を解答例として
前記学習者に示す表示手段を備えている。
【0014】添削指導装置はさらに、正解を記憶させた
正解記憶手段を有し、学習者が問題の解答を作成すると
き、前記正解記憶手段に記憶されている他の問題の正解
を解答例として学習者に示すことを特徴とする。
【0015】また、添削指導装置は、学習者に提示しよ
うとしている解答例と正解との類似性に基づいて、前記
解答例を表示するかどうかを判断する文例表示判定手段
を有する。
【0016】さらに添削指導装置は、学習者の学習履歴
情報を記憶する学習履歴記憶手段、及び指導戦略を記憶
する指導戦略記憶手段を有する。
【0017】さらに添削指導装置は、学習履歴記憶手段
に記憶されている学習履歴による正解状況に基づき正解
を提示するための正解データ記憶部を有する。
【0018】本発明は、上記構成によって、文例を記憶
する文例記憶手段に格納されている文例を解答例として
学習者に提示する。また、正解文例を記憶する正解記憶
手段に格納されている正解を解答例として学習者に提示
する。学習者に提示しようとしている解答例と現在の問
題の正解との差異を文例表示判定処理によって抽出し、
類似していればその解答例を学習者に提示する。学習履
歴記憶手段の学習履歴と指導戦略記憶手段の指導戦略を
もとに、添削指導決定処理によって、複合した誤りの中
から、指摘しなければならない誤りを決定し適切な添削
を作成し提示する。また、学習履歴記憶手段の学習履歴
により判断した正解状況に基づき、学習者に正解を提示
すべきかどうかを正解表示決定処理によって決定し、学
習者に提示すべきと判断した場合には正解を表示する。
【0019】
【実施例】
《実施例1》本発明の実施例1の添削指導方法及びその
装置について図面を参照しながら説明する。図1は、本
発明の実施例1における添削指導方法の構成を示すもの
である。文例記憶手段101は文例を格納する。問題記
憶手段102は問題を格納する。問題提示処理103
は、問題記憶手段102に格納された問題を学習者に提
示する。入力補助処理104は、文例記憶手段101に
格納された文例を選択し、図32のディスプレイ320
1の解答領域に表示する。誤り抽出処理105は学習者
の解答の誤りを抽出する。
【0020】本実施例の添削指導方法を実現するための
装置の構成について図面を参照しながら説明する。図3
2は、本発明を実現するためのハードウェアの構成図で
ある。図において、メモリとしてV−RAM3202、
及び主記憶装置3205が設けられている。キーボード
3203によって入出力操作が行われる。外部記憶装置
3206に前記の文例記憶手段101と問題記憶手段1
02が含まれている。学習者からの入力はネットワーク
インタフェース3207を通して受け、CPU3204
により、問題提示処理103、入力補助処理104及び
誤り抽出処理105とを行なう。結果はディスプレイ3
201を経て学習者に示される。
【0021】図2に本発明の実施例1における添削指導
方法のフローチャートを示す。図3に文例記憶手段10
1に格納されている文例の具体例を示す。図4に問題記
憶手段102に格納されている問題の具体例を示す。図
5に学習者に提示された問題の具体例を示す。図6にデ
ィスプレイ3201の解答領域に表示された文例の具体
例を示す。図7に学習者が修正を行なえば良い箇所の具
体例を示す。
【0022】本実施例1の処理の流れについて図1及び
図2を用いて説明する。図1において、問題提示処理1
03では、問題記憶手段102から問題を取り出し、学
習者に提示する(図2のステップ201)。入力補助処
理104では、文例記憶手段101から現在の問題の正
解にならないような文例を取り出し、問題提示処理10
3を経てディスプレイ3201の解答領域に表示する
(図2のステップ202)。表示された文例は、学習者
により修正が加えられ解答として入力される(図2のス
テップ203)。ステップ203で、入力された解答
は、誤り抽出処理105に付される(図2のステップ2
04)。誤り抽出処理105以降は、学習者の解答に存
在する誤りを抽出し、添削を行なったりする。
【0023】実際にビジネス文書作成に関する問題を例
にとり、図3ないし図7を参照して説明する。学習者が
学習をはじめると、問題提示処理103において、問題
記憶手段102から任意の問題が選択される。例えば、
図5のような問題が選択され提示される。この場合、問
題記憶手段102には、図4のような多数の問題のデー
タが格納されており、この中から任意に「問題5」が取
り出されたとする。文例記憶手段101には、図3のよ
うな多数の文例のデータが格納されており、入力補助処
理104において、現在の問題の正解にならないような
文例、例えば「文例4」を、文例記憶手段101から選
択し、ディスプレイ3201の解答領域に表示する。
「正解」とはこの問題に対する最も適切な回答を意味す
る。表示された「文例4」を図6に示す。学習者はこの
表示された「文例4」に、修正を加えながら解答を作成
する。上記の例では、図7及び図14に示すように、文
書番号701では「販」を「営」に修正して右に寄せ、
発信日付702を右に寄せる。受信者名703では「販
売課長」を「営業所長」に修正するといったように解答
を作成していく。修正した解答における誤り抽出をおこ
ない、それらを添削しつつ学習を行なっていく。
【0024】以上のような方法による作文問題に対する
解答の入力において、習熟度の低い学習者は、基礎にな
る文例があるので初めから入力しなくてよく、「文例
4」が解答作成の足掛かりになる。逆に習熟度の高い学
習者にとっては、毎回すべての文面を初めから作成しな
くてよいので、ポイントだけ学習することができ、効率
の良い学習を行なうことができる。なお、問題の選択、
文例の選択は任意にしたが、あるルール、例えば学習状
況、または難易度などに応じて問題及び文例を選択して
表示することもできる。また、すべての文面をはじめか
自分で作成して解答したい場合は、文例を解答領域に表
示しないこともできる。
【0025】《実施例2》本発明の、実施例2の添削指
導方法及び装置について図8ないし図10を参照して説
明する。図8は、本発明の実施例2における添削指導方
法の構成を示すものである。図8において、正解記憶手
段801の出力が入力補助処理104に与えられる。そ
の他の構成は実施例1と同じである。正解記憶手段80
1は、その学習者が過去に正解にたどり着いた場合の正
解を格納する。実施例2の添削指導方法を実現するため
の装置の構成は、図32に示す実施例1のものと実質的
に同じである。外部記憶装置3206には文例記憶手段
101、問題記憶手段102と正解記憶手段801が含
まれている。
【0026】図9に本発明の実施例2における添削指導
方法のフローチャートを示す。図10に正解記憶手段8
01に格納されている文例の具体例を示す。本実施例2
の処理の流れについて図8及び図9を用いて説明する。
問題提示処理103では、問題記憶手段102から問題
を取り出し、学習者に提示する(図9のステップ90
1)。入力補助処理104では、他の問題の正解を正解
記憶手段801から取り出し問題提示処理103を経て
解答領域に表示する。もし、正解がなければ、文例記憶
手段101から現在の問題の正解にならないよう文例を
取出して解答領域に表示する(ステップ902、90
3、904)。表示された文例は、学習者により修正を
加えられ解答として入力される(ステップ905)。ス
テップ905で入力された解答は、誤り抽出処理105
に付される(ステップ906)。誤り抽出処理105で
は、学習者の解答の誤りを抽出し、添削を行なう。
【0027】実際のビジネス文書作成に関する問題を例
にとり、図5及び図10を参照しながら説明する。学習
者が学習をはじめると、問題提示処理103においては
問題記憶手段102から任意に問題を選択し、例えば、
図5のような問題が提示される。正解記憶手段801に
は、図10のようなデータが格納されている。これは過
去に学習者が正解に達成した場合の正解であるので、入
力補助処理104では、正解記憶手段801から文例と
して「正解9」を取り出して解答領域に表示する。文例
として表示したものは、正解なのでレイアウトの修正箇
所が少なくてすむ。実施例1と同様に、学習者は、表示
された文例にをもとに修正を加えながら現在与えられて
いる問題に対する解答を作成する。修正したデータに基
づいて誤り抽出をおこない、添削に従って学習を行なっ
ていく。
【0028】以上のような方法により、作文問題に対す
る解答入力において、解答作成が更に容易になることに
加え、問題の違いによる書き方の異なる部分が明示され
効果的な学習が行なえる。なお、学習者が過去に作成し
た正解を正解記憶手段に正解として登録することもでき
る。また、正解を解答例として表示するか、あらかじめ
選定した文例を解答例として表示するかは、自由に選択
することもできる。また、問題の選択、文例の選択は任
意にしたが、あるルール、例えば学習状況、または難易
度などに応じて問題及び文例を表示することもできる。
また、すべての文面をはじめから自分で作成して解答を
作成したい場合は、文例を解答領域に表示しないことも
できる。
【0029】《実施例3》以下、本発明の実施例3の添
削指導方法及び装置について図11ないし図16を参照
して説明する。図11は、本発明の実施例3における添
削指導方法の構成図を示すものである。図11におい
て、問題提示処理103と入力補助処理104の間に文
例表示判定処理1101が設けられている。その他の構
成は、実施例2と同じである。文例表示判定処理110
1は、表示しようとしている文例を表示して良いかどう
かを判定する処理である。実施例3の添削指導方法を実
現するための装置の構成は、図32に示す実施例1のも
のと実質的に同じである。CPU3204は、問題提示
処理103、入力補助処理104、誤り抽出処理105
及び文例表示判定処理1101を行なう。
【0030】図12に、本発明の実施例3における添削
指導方法のフローチャートを示す。図13に、学習者に
提示された問題の具体例を示す。図14に、出題した問
題の文書の正解の具体例を示す。図15に、最初に候補
にあげた文書の具体例を示す。図16に、2回目に候補
にあげた文書の具体例を示す。次に本実施例3の処理の
流れについて図11及び図12を用いて説明する。問題
提示処理103では、問題記憶手段102から問題を取
り出し、学習者に提示する(図12のステップ120
1)。
【0031】入力補助処理104では、正解記憶手段8
01から表示する候補となる文例を取り出す。もし、適
当な文例がなければ、文例記憶手段101から文例を表
示候補として取り出す(ステップ1202)。文例表示
判定処理1101では、現在の問題の正解とステップ1
202で取り出した表示候補の文例とを比較する。文例
として用いることができなければステップ1202にも
どる(ステップ1203、1204)。ステップ120
4で、決定された文例を問題提示処理103を経て解答
領域に表示する(ステップ1205)。表示された文例
は、学習者により修正を加えられ解答として入力される
(ステップ1206)。ステップ1206で、入力され
た解答は、誤り抽出処理105に付される(ステップ1
207)。誤り抽出処理105以降は、学習者の解答の
誤りを抽出し、添削を行なったりする。
【0032】実際にビジネス文書作成に関する問題を例
にとり、図11〜16を参照しながら説明する。学習者
が学習をはじめると、問題提示処理103では、問題記
憶手段102から図13のような問題を選択して提示す
る。次に、入力補助処理104では、正解記憶手段80
1に文例があれば文例の候補として任意に取り出す。取
り出された文例が図15のような文書だったとする。
【0033】図11の文例表示判定処理1101では、
現在の問題に対する正解と現在候補に上がっている文例
が似ているかどうかの判定をする。この判定には例え
ば、文書の項目の比較を行なうことで、正解と文例の類
似度を調べる。現在の問題の正解が図14のような文書
で、正解記憶手段801から任意に取り出された文例が
図15のような文書だったとする。図14の正解の文書
では、項目は、文書番号1401、発信日付1402、
受信者名1403、発信者名1404、件名1405、
本文1406、記1407、日時1408、場所140
9、資料1410、出欠1411、以上1412、及び
担当者名1413である。これに対し、図15の候補に
あがっている文例では、項目は、発信日付1501、受
信者名1502、発信者名1503、件名1504、本
文1506、記1507、日時1508、場所150
9、議題1510、追記1511、添付書類1512、
以上1513、及び担当者名1514となっている。従
って図14の文書は図15の文書に対して、余分な項目
が3つあり、不足している項目が3つある。類似度を示
す「類似ルール」として、余分な項目が1つ以内、及び
不足している項目が1つ以内であれば類似していると判
断するものすると、現在選択された文例では余分な項目
と不足している項目がそれぞれ3つあるので類似してい
るとはいえず従って表示されない。
【0034】次に入力補助処理104で図16に示すよ
うな候補を任意に選択したとする。図16の文書項目
は、文書番号1601、発信日付1602、受信者名1
603、発信者名1604、件名1605、本文160
6、記1607、日時1608、場所1609、資料1
610、以上1611、及び担当者名1612である。
従って余分な項目が0、不足している項目が1となり類
似ルールに適合するので、文例として問題提示処理10
3を経て表示される。学習者は、表示された文例をもと
に解答を作成し学習を進めていく。
【0035】以上のような方法によれば、適切な文例が
表示でき、表示された文例を大幅に書換えることなくす
みやかに解答を入力することができる。なお、類似した
文例がない場合は、文例を表示しないこともある。ま
た、文例は正解記憶手段801から任意に選択して表示
したが、例えば、学習状況、または難易度などに応じて
定めたルールに基づいて正解記憶手段801もしくは、
文例記憶手段101から文例を引出して表示することも
可能である。またすべての文面をはじめから自分で作成
して解答を作成したい場合は、文例を解答領域に表示し
ないこともできる。
【0036】《実施例4》本発明の実施例4の添削指導
方法及び装置について図17ないし図25を参照して説
明する。図17は、本発明の実施例4における添削指導
方法の構成を示すものである。問題提示処理1701
は、問題を提示する処理である。照合データ記憶手段1
702は、学習者の解答と正解を照合するための照合デ
ータを格納する。学習履歴記憶手段1703は、学習者
の学習履歴を格納する。添削メッセージ記憶手段170
4は、学習者に提示する添削メッセージを格納する。指
導戦略記憶手段1705は、添削メッセージをどのよう
に表示するかという指導戦略を格納する。誤り抽出処理
1706では、学習者の解答と照合データ記憶手段17
02に格納された照合データを用い誤りを抽出する。添
削指導決定処理1707では、学習履歴記憶手段170
3に格納されている学習履歴と指導戦略記憶手段170
5に格納されている指導戦略を用い添削文を決定する。
添削提示処理1708は、添削指導決定処理1707で
決定された添削メッセージを学習者に提示する。
【0037】実施例4の添削指導方法を実現するための
装置の構成は図32に示す実施例1のものと実質的に同
じである。外部記憶装置3206には、図17に示す照
合データ記憶手段1702、学習履歴記憶手段170
3、添削メッセージ記憶手段1704及び指導戦略記憶
手段1705が含まれている。ネットワークインタフェ
ース3207で学習者からの入力を受け、CPU320
4により、問題提示処理1701、誤り抽出処理170
6、添削提示処理1708及び添削指導決定処理170
7を行なう。処理結果はディスプレイ3201を経て学
習者に示される。
【0038】図18に本発明の実施例4における添削指
導方法のフローチャートを示す。図19に照合データ記
憶手段1702に格納された照合データの具体例を示
す。図において、項目を示すフィールド名”ID”に
は、文書の要素の名前が書かれる。フィールド名”LA
YOUT”には、その要素の文書上の位置情報が書かれ
る。フィールド名”LIST”には、要素の中に含まれ
る更に詳細な要素と、それらの要素間の連結関係が書か
れる。LISTの区切り記号の、”,”によって詳細な
要素である項目と項目の間に空白が入る。記号”&”
は、項目どうしが直接結合することを意味する。フィー
ルド名”CONTENT”には、その要素の具体的な中
身が書かれる。
【0039】図20に、抽出された誤りデータの具体例
を示す。図20において、フィールド名”ID”には、
要素の名前が書かれる。フィールド名”LAYOUT”
には、その要素の正解の位置情報が書かれる。フィール
ド名”LIST”には、要素の中に含まれる要素と、そ
の要素の連結関係が記述される。また、LISTの区切
り記号の、”,”によって項目と項目の間に空白が入
る。記号”&”は、項目どうしが直接結合することを意
味する。フィールド名”ERROR”には、誤りの種類
が書かれる。誤りの種類は、CONTENTが内容誤
り、LAYOUTがレイアウト誤り、LISTは抜け項
目の誤りである。フィールド名”CONTENT”に
は、その要素の正解が書かれる。フィールド名”SOL
UTION”には、学習者の解答が書かれる。図21に
学習履歴記憶手段1701に格納されている学習履歴の
具体例を示す。図22に指導戦略記憶手段1705に格
納されている指導戦略の具体例をしめす。図23に添削
メッセージ記憶手段106に格納されている添削メッセ
ージの具体例を示す。図24に学習者の解答と正解の比
較をした例を示す。図25に作成された添削メッセージ
の具体例を示す。
【0040】次に本実施例の処理の流れについて図17
及び図18を用いて説明する。問題提示処理1701に
より学習者に問題を提示し、学習者は提示された問題に
対する解答を作成する(図18のステップ1801、1
802)。誤り抽出処理1706において、学習者の解
答と照合データ記憶処理1702に格納されている照合
データとの照合を行ない誤りを抽出する(ステップ18
03)。抽出された誤りデータを学習履歴記憶手段17
03に格納する(ステップ1804)。添削指導決定処
理1707では、指導戦略記憶手段1705に格納され
た指導戦略に基づいて添削指導方法を決定し、抽出され
た誤りと学習履歴記憶手段1703に格納された学習履
歴と、添削メッセージ記憶手段1704に格納された添
削メッセージを用い添削メッセージを作成する(ステッ
プ1805、1806)。添削提示処理1706では、
作成した添削メッセージを学習者に表示して提示する
(ステップ1806、1807)。
【0041】実際にビジネス文書作成に関する問題を例
にとり、図19〜25を参照しながら説明する。まず、
問題提示処理1701により学習者に問題を提示し、学
習者が解答を作成する。誤り抽出処理1705では学習
者の解答と図19に示すような照合データ記憶手段17
02に格納されている照合データとの照合を行ない誤り
を抽出する。
【0042】図24は、正解と解答の比較であり、件名
「定例部長会議のご案内」が誤りである。件名の誤りの
種類は、中央に書かなければならないものを左寄せで書
いているのでLAYOUTの誤りとなる。また「開催」
の2文字が足りないのでLISTの誤りがあり、「につ
いて」の4文字が足りないのでLISTの誤りがある。
さらに、「(案内)」を「ご案内」と誤っているのでC
ONTENTの誤りととなる。すなわち、複合した誤り
が存在している。その結果、例えば、図20のような誤
りデータが抽出される。
【0043】学習履歴記憶手段1703には、図21の
ようなデータが格納されているとする。指導戦略記憶手
段1705には、図22のようなデータが格納されてお
り、「レイアウト誤り(LAYOUT)から指摘」、
「内容誤り(CONTENT)から指摘」など、誤り指
摘を行なうための指導戦略が格納されている。この実施
例では、指導戦略は、あらかじめ「誤りの多い順から指
摘」と決められていたとする。今回抽出された誤りは、
図20のように、件名の誤りで、LIST誤りが2つと
CONTENT誤りが2つとLAYOUT誤りが1つで
あった。しかし、指導戦略記憶手段1705に格納され
た指導戦略では「誤り数の多い順」となっており、LA
YOUTに関する誤りが合計「20」で他の誤りより多
いので、LAYOUT誤りを優先して提示する、という
結果が得られる。
【0044】添削メッセージ記憶手段1704には、図
23のようなデータが格納されており、今回は、LAY
OUTに誤りがある。正しいレイアウトは中央に書かな
いといけないので、LAYOUTの2が選択され誤りに
関する添削メッセージが作成される。その結果添削提示
処理1707により図25のような添削メッセージが学
習者に提示される。以上の方法により、複合した誤りが
含まれた一つの項目に対し、学習者に応じた適切な添削
メッセージを提示することができる。なお、この実施例
では、あらかじめ指導戦略を決定したが、学習状況によ
り、指導戦略を自動的に決定することもできる。
【0045】《実施例5》以下、本発明の実施例5の学
習指導方法及びその装置について図面を参照しながら説
明する。図26は、本発明の実施例5における学習指導
方法の構成図を示すものである。図26において、正解
文書記憶手段2601は、正解を格納する。正解表示決
定処理2602は、学習者の解答が問題の意図する正解
に近いかどうかを判定する。実施例4の添削指導方法を
実現するための装置の構成を示す図32において、外部
記憶装置3206には照合データ記憶手段1702、学
習履歴記憶手段1703、添削メッセージ記憶手段17
04及び正解文書記憶手段2601が含まれ、それらの
記憶手段における処理データが記憶されている。CPU
3204により、問題提示処理1701、誤り抽出処理
1705、添削提示処理1707、添削指導決定処理1
706及び正解表示決定処理2602が行なわれる。そ
の他の構成は実施例4と同じである。
【0046】図27に本発明の実施例5における添削指
導方法のフローチャートを示す。図28に学習者に提示
された問題の具体例を示す。図29に学習者の誤りを含
む解答の具体例を示す。図30に正解文字列と解答文字
列を比較して表示した具体例を示す。図31に学習履歴
記憶手段1701に格納されている履歴データの具体例
を示す。次に本実施例の処理の流れについて図27を用
いて説明する。問題提示処理1701より学習者に問題
を提示し、学習者は問題に対する解答を作成する(ステ
ップ2701、2702)。
【0047】誤り抽出処理1706で、学習者の解答と
照合データ記憶手段1702に格納された照合データと
を比較し誤りを抽出し、学習履歴記憶手段1703に登
録する(ステップ2703、2704)。ステップ27
05で正解であれば、ステップ2713を経てステップ
2701に戻る。正解でなければ、学習者の解答が問題
の意図する正解に近いかどうかを正解表示決定処理26
02で判定する(ステップ2706)。問題の意図する
正解に近づいていれば、添削指導決定処理1707で生
成された添削メッセージを添削提示処理1708を経て
提示する(ステップ2707、2708)。ここで、終
了する場合もある。終了しない場合であれば、解答を修
正してステップ2702に戻る(ステップ2709)。
【0048】解答が問題の意図する正解とかけ離れてい
れば、添削メッセージを表示せず、正解表示決定処理2
602によりその部分の項目の正解を正解文書記憶手段
2601から取り出し学習者に提示する(ステップ27
10)。他の項目の修正を行なうのであればその修正を
おこない、他の項目の修正を行なわなければ、正解表示
決定処理2602により添削提示処理1708を経て全
体の正解を提示し、ステップ2713を経てステップ2
701に戻る(ステップ2711、2712)
【0049】実際にビジネス文書作成に関する問題を例
にとり、図28〜31を参照しながら説明する。まず、
学習者に対し図28のような問題が提示される。例え
ば、この問題に対し学習者が図29のような解答をした
とする。誤り抽出処理1706でその解答の誤りが抽出
される。図29の解答では、文書番号の「営業○○○
○」に内容の誤りと足りないものがある、また、件名の
「接遇マナー勉強会のご案内」に内容の誤りと足りない
ものがある。例えば、図30で、文書番号において、
「営業」は「人事」と書かなければならない。「○○○
○」は、正解である。また「号」は、正解である。件名
において、「接遇マナー勉強会」は正解であるが、
「の」は、不必要である。「ご」は、不必要である。
「ご案内」は、「(案内)」と書かなければならない。
また「について」が不足している。
【0050】誤り抽出処理1706で抽出された誤り
は、図31に示すような誤りデータとして学習履歴記憶
手段1703に格納される。これは、図28で提示され
た問題に対し、一度、添削要求だした結果の学習履歴で
ある。次に、学習履歴記憶手段1703の情報を用い、
正解表示決定処理2602によって、正解を提示するの
か、あるいは添削メッセージを提示するのかを決定す
る。この実施例では、照合データでの項目の要素と解答
の項目の要素を比較する。正解の要素数÷(正解の要素
数+誤りの要素数)を正解の比率とする。例えば、正解
の比率が2回以上連続して0.5を下まわったら正解を
表示するというルールにしておけば、誤りとして抽出さ
れた「件名」は、ルールに合致するので、件名に対する
正解を表示する。また、誤りとして抽出された「文書番
号」は、ルールに合致しないので実施例4と同様に、添
削指導決定処理1707で生成された文書番号に対する
添削メッセージが添削提示処理1708を経て学習者に
提示される。
【0051】学習者は、誤り解答の修正を行ない学習を
進めていく。以上の方法により、学習者が問題の意図し
た正解とかけ離れた解答をした場合、即座に正解を表示
し効率の良い学習指導を行なうことができる。なお、実
施例5では文書項目ごとの正解を表示するようにした
が、誤り状況によっては、全体としての正解を表示する
こともできる。また、照合データから正解を生成し正解
として表示することもできる。また、正解表示のルール
には照合項目に重みづけをおこなっていないが照合項目
に重みづけを行ない添削指導を行なうこともできる。
【0052】
【発明の効果】本発明の添削指導方法及び装置によれ
ば、第1に、解答の文例を解答領域に表示することで、
習熟度の低い学習者にとっては解答作成の足掛かりにな
る。学習者はこの文例を部分的に変更して解答を作成す
るので早くかつ容易に正解に到達することができる。ま
た、習熟度の高い学習者にとっては、毎回すべての解答
文を初めから作成する必要がなく未学習項目のみの解答
を作成すればよい。従って学習の効率が改善される。
【0053】第2には、他の問題の正解を表示すること
で、未学習項目に絞った解答の作成ができることに加
え、問題の違いによる書き方が異なる部分が明示される
ので学習効果が向上する。
【0054】第3には、表示しようとする文例と問題の
正解を比較して、類似度を判定し、それに基づいてより
適切な文例を解答例として表示することができるので効
率の良い学習ができる。
【0055】第4には、複合する誤りを含んでいて、す
べての誤りを一度に指摘すると学習者が混乱するおそれ
のある場合に、学習者の履歴情報と指導戦略に従って、
誤り箇所の指摘順番を決定することにより、より効果的
な学習指導ができる。
【0056】第5には、学習者が問題の意図した正解か
らかけはなれた解答をした場合、学習者の学習履歴と学
習者の正解状況に基づき、適切なタイミングで、正解を
表示することができるので効果的な学習指導ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の添削指導方法及び装置に用
いられる手段と処理の構成図
【図2】本発明の実施例1における添削指導方法のフロ
ーチャート
【図3】文例記憶手段に格納されているデータの文例を
示す図
【図4】問題記憶手段に格納されているデータの問題例
を示す図
【図5】学習者に提示される問題の例を示す図
【図6】ディスプレイの解答領域に表示された文例を示
す図
【図7】学習者が修正を行なう箇所の例を示す図
【図8】本発明の実施例2における添削指導方法及び装
置に用いられる手段と処理の構成図
【図9】本発明の実施例2における添削指導方法のフロ
ーチャート
【図10】正解記憶手段に格納されているデータの例を
示す図
【図11】本発明の実施例3における添削指導方法及び
装置に用いられる手段と処理の構成図
【図12】本発明の実施例3における添削指導方法のフ
ローチャート
【図13】学習者に提示される問題の例を示す図
【図14】学習者が解こうとしている問題の正解の例を
示す図
【図15】添削指導においてはじめに候補としてあげた
文例を示す図
【図16】添削指導において次に候補としてあげた文例
を示す図
【図17】本発明の実施例4における添削指導方法及び
装置に用いられる手段と処理の構成図
【図18】本発明の実施例4における添削指導方法のフ
ローチャート
【図19】照合データ記憶手段に格納されているデータ
の例を示す図
【図20】誤り抽出処理から抽出された誤りデータの例
を示す図
【図21】学習履歴記憶手段に格納されているデータの
例を示す図
【図22】指導戦略記憶手段に格納されているデータの
例を示す図
【図23】添削メッセージ記憶手段に格納されているデ
ータの例を示す図
【図24】正解文字列と誤った解答文字列を比較するた
めの図
【図25】添削メッセージの例を示す図
【図26】本発明の実施例5における添削指導法及び装
置に用いられる手段と処理の構成図
【図27】本発明の実施例5における添削指導法のフロ
ーチャート
【図28】学習者に提示される問題の例を示す図
【図29】学習者の誤り解答の例を示す図
【図30】正解文字列と解答文字列を比較するための図
【図31】学習履歴記憶手段に格納されているデータの
例を示す図
【図32】本発明の添削装置のブロック図
【図33】従来の学習指導方法に用いられる装置の構成
【符号の説明】
101 文例記憶手段 102 問題記憶手段 103 問題提示処理 104 入力補助処理 105 誤り抽出処理 801 正解記憶手段 1702 照合データ記憶手段 1703 学習履歴記憶手段 1704 添削メッセージ記憶手段 1705 指導戦略記憶手段 2601 正解文書記憶手段 3201 ディスプレイ 3202 V−RAM 3203 キーボード 3204 CPU 3205 主記憶装置 3206 外部記憶装置 3207 ネットワークインタフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松岡 誠 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 学習者に作文問題を出題し、学習者の解
    答とあらかじめ作成された正解との差異を抽出し、誤り
    に対する添削指導を行なう教育支援システムにおける添
    削指導方法であって、 学習者が、提示された問題の解答を作成する場合、前記
    文例を記憶した文例記憶手段に記憶されている文例を解
    答例として学習者に提示するステップ、及び前記解答例
    と学習者の解答との差異を抽出し出力するステップ、 を有することを特徴とする添削指導方法。
  2. 【請求項2】 多数の正解を記憶した正解記憶手段を有
    し、学習者が提示された問題の解答を作成する場合、前
    記正解文例を記憶する正解記憶手段に記憶されている他
    の問題の正解を解答例として学習者に提示するステップ
    を有することを特徴とする請求項1記載の添削指導方
    法。
  3. 【請求項3】 学習者に提示しようとしている解答例
    と、問題の正解との類似度を判定し、この類似度に応じ
    てその提示しようとしている解答例を表示するかどうか
    を判断するステップを有することを特徴とする請求項1
    又は2記載の添削指導方法。
  4. 【請求項4】 学習者の学習履歴情報を学習履歴記憶手
    段に記憶させるステップ、及び指導戦略を指導戦略記憶
    手段に記憶させるステップを有し、レイアウトの誤りと
    文字及び表現の誤りなどの複合した誤りを含む解答に対
    し、前記学習履歴記憶手段に記憶されている学習履歴情
    報を参照して、前記指導戦略記憶手段に記憶されている
    指導戦略に基づいて誤り訂正の指導を行なうことを特徴
    とする請求項1、2又は3に記載の添削指導方法。
  5. 【請求項5】 前記学習履歴記憶手段に記憶されている
    学習履歴により判断した正解状況に基づき、学習者に正
    解を提示することを特徴とする請求項1、2、3又は4
    記載の添削指導方法。
  6. 【請求項6】 学習者に提示する問題を記憶した問題記
    憶手段、 前記問題の正解を含む文例をあらかじめ記憶させた文例
    記憶手段、及び学習者が問題の解答を作成するとき、前
    記文例を解答例として前記学習者に示す表示手段を有す
    る添削指導装置。
  7. 【請求項7】 正解を記憶させた正解記憶手段を有し、
    学習者が問題の解答を作成するとき、前記正解記憶手段
    に記憶されている他の問題の正解を解答例として学習者
    に示すことを特徴とする請求項6記載の添削指導装置。
  8. 【請求項8】 学習者に提示しようとしている解答例と
    正解との類似性に基づいて、前記解答例を表示するかど
    うかを判断する文例表示判定手段を有する請求項6又は
    7記載の添削指導装置。
  9. 【請求項9】 学習者の学習履歴情報を記憶する学習記
    憶手段及び指導戦略を記憶する指導戦略記憶手段を有す
    る請求項6、7又は8記載の添削指導装置。
  10. 【請求項10】 学習履歴記憶手段に記憶されている学
    習履歴により判断した正解状況に基づき、学習者に正解
    を提示するための正解データ記憶部を有する請求項6、
    7、8又は9記載の添削指導装置。
JP14622496A 1996-06-07 1996-06-07 添削指導方法及びその装置 Pending JPH09325675A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100621866B1 (ko) * 2005-07-18 2006-09-11 주식회사 씨디아이홀딩스 작문지도 방법 및 그 장치
JP2007256806A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Toshiba Corp 文書データ処理装置および文書データ処理プログラム
US8012847B2 (en) 2005-04-01 2011-09-06 Micron Technology, Inc. Methods of forming trench isolation in the fabrication of integrated circuitry and methods of fabricating integrated circuitry
JP2014048309A (ja) * 2012-08-29 2014-03-17 Fuji Xerox Co Ltd 添削システム、情報処理装置及び添削プログラム

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