JPH09325642A - 定着器の誤実装検出法および画像形成装置 - Google Patents

定着器の誤実装検出法および画像形成装置

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JPH09325642A
JPH09325642A JP8143983A JP14398396A JPH09325642A JP H09325642 A JPH09325642 A JP H09325642A JP 8143983 A JP8143983 A JP 8143983A JP 14398396 A JP14398396 A JP 14398396A JP H09325642 A JPH09325642 A JP H09325642A
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JP
Japan
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fixing device
detecting
image forming
photoconductor
unit
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JP8143983A
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Tetsuo Saito
徹雄 斉藤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体初期化手段の動作中に定着器を駆動
し、その昇温速度を監視することにより、定着器の誤実
装を検知する。 【解決手段】 紙搬送モータ3と高圧ユニットを駆動
し、開始時のサーミスタの温度を監視し、ヒータをON
する。その後所定時間、例えば5秒間経過されたかを計
測し、経過していれば、その温度上昇をサーミスタによ
り検知し、ヒータをOFFし、高圧ユニットとモータを
OFFする。そして、この昇温速度とROM内にあらか
じめ記憶された正規の昇温パターンを比較し、定着器の
誤実装がないか検知する。即ち、200V機の装置に1
00機用の定着器が実装されていた場合、昇温速度は正
規の昇温速度の2倍程度になるためその時点で確認でき
る。逆の場合も昇温速度の1/2程度になるため同じく
確認できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に係
わり、特にレーザビームプリンタ等のページプリンタに
用いて好適な定着器の誤実装検出法および画像形成装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年レーザビームプリンタは、その印字
品質と低価格と言う点で広く普及している。一般的なレ
ーザビームプリンタは図3に示されるように、MPトレ
イ20、給紙ローラ21、レーザユニット22、トナー
カートリッジ24、転写ローラ25、定着器26で構成
される。
【0003】定着器26は搬送紙に転写されたトナーを
熱により紙に定着させるためのものであり、ヒータ、サ
ーミスタ等で構成される。従来の定着器はハロゲンヒー
タを用い、熱容量の大きな構成となっている。そのため
昇温速度が小さく、実際の動作としてはプリンタの電源
ON後の初期化時に定着温度まで上昇させ、保温し、印
字可能状態となる。このため、電源ONからの印字可能
状態までの時間が長い。
【0004】これに対し、図4に示されるように、セラ
ミックヒータ30と定着フィルム31、加圧ローラ32
で構成されるオンデマンド定着器が考案されている。こ
の定着器は、熱容量が小さく昇温速度が大きいため、プ
リント時のみ加熱すればよく、電源ONからの印字可能
状態までの時間が短く、スタンバイ時の消費電力も大幅
に小さいという利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
オンデマンド定着器においては、ユニットの誤実装の検
知に問題があった。
【0006】現在、商用電源の種類は、欧州の220V
地域、カナダ、米国の115V地域、そして、日本の1
00V域帯などがある。そして、これらの地域向けに、
例えば米国向けは30Ωとすると、欧州向けは42Ωと
いうように、ヒータの抵抗値の異なった定着器がある。
そのため、各地域に応じたプリンタ本体と定着器の組み
合わせがある。従って、例えば200Vのプリンタ本体
に100Vの定着器が誤実装されていた場合、ハロゲン
ヒータを用いた定着器では、電源ON時の初期化プロセ
スで発見出来たものの、オンデマンド定着器ではプリン
ト動作を開始して、初めて発見できていた。そして、検
知する時間を処理時間に加えなければならず、問題ない
ことを確認してから給紙するためファーストプリントタ
イムが大きくなるという問題があった。これは、駆動系
が動作していないと、熱を加えられないオンデマンド定
着方法の構造からも起因する。
【0007】そこで本発明の目的は以上のような問題を
解消した定着器の誤実装検出法および画像形成装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は感光体初期化手段を動作開始し、
該感光体初期化手段の動作中に、定着器を駆動し、該定
着器の昇温速度に基づいて、当該定着器の誤実装を検出
することを特徴とする。
【0009】また、請求項2の発明は請求項1におい
て、前記感光体初期化手段の動作は、感光体をクリーニ
ングし、感光体上の電位を均一にせしめることであるこ
とを特徴とする。
【0010】さらに、請求項3の発明は請求項1におい
て、前記感光体初期化手段は、高圧ユニットを有するこ
とを特徴とする。
【0011】さらに、請求項4の発明は請求項1におい
て、前記感光体初期化手段は、少なくとも給紙センサ、
排紙センサによって画像形成装置内に紙が存在しないこ
とを検出し、さらにドアオープンセンサによって画像形
成装置のドアがクローズされていることを検出してから
動作開始することを特徴とする。
【0012】さらに、請求項5の発明は請求項1におい
て、前記定着器の昇温速度は、当該定着器の駆動開始前
の温度検知結果と、当該定着器の駆動終了直前の温度検
知結果とに基づいて求めることを特徴とする。
【0013】さらに、請求項6の発明は請求項1におい
て、前記定着器の誤実装の検出は、当該定着器の昇温速
度とあらかじめ得られている昇温パターンとを比較する
ことによって行なうことを特徴とする。
【0014】さらに、請求項7の発明はトナーが転写さ
れた記録紙を加熱し、トナーを定着させる定着器と、感
光体を初期化する感光体初期化手段とを有する電子写真
プロセスを用いた画像形成装置であって、前記感光体初
期化手段の動作中に、前記熱定着手段を駆動する手段
と、該駆動による前記定着器の昇温速度から、当該定着
器の誤実装を検出する検出手段とを有することを特徴と
する。
【0015】さらに、請求項8の発明は請求項7におい
て、商用電源電圧を検知する電圧検知手段を有し、前記
検出手段は、前記電圧検知手段の検知結果と上記定着器
の昇温速度から、前記定着器の誤実装を検出することを
特徴とする。
【0016】さらに、請求項9の発明は請求項8におい
て、前記検出手段の検出結果が誤実装でないときに前記
電圧検知手段の検知結果を印字動作の温度調節制御に適
用することを特徴とする。
【0017】さらに、請求項10の発明は請求項7〜9
のいずれかにおいて、さらに、前記誤実装の検出結果を
表示する手段を有することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係わる好適な実施例を詳細に説明する。
【0019】(実施例1)図1は発明の実施例に係わる
画像形成装置(以下、装置という)の構成を示すブロッ
ク図、図2は制御回路内のROMに格納されているプロ
グラムのフローチャートである。
【0020】図1において、1は制御回路であって、C
PUと、このCPUの作業領域としてのRAMと、図2
に示す如きCPUの制御手順を格納したROMとを有す
る。2はセンサ群、3は紙搬送モータ、4は定着器、5
はヒータ、6はサーミスタ、7は感光体上の電位を均一
にするための高圧ユニットであって、これらはそれぞれ
制御回路1と接続されこれによって制御されている。
【0021】装置の電源がオンされると(S01)、制
御回路1は、内蔵のRAM等のイニシャライズを行った
のち、センサ群2の状態を監視する(S02)。センサ
群2は給紙センサ、排紙センサ、ドアオープンセンサ等
で構成される。機内に紙が存在せず、ドアがクローズさ
れていることを検知すると、紙搬送モータ3と高圧ユニ
ットを駆動し(感光体クリーニングも実行する)(S0
3)、開始時のサーミスタの温度を監視し(S04)、
ヒータをON(S05)する。その後所定時間、例えば
5秒間経過されたかを計測し(S06)、経過していれ
ば、その温度上昇をサーミスタにより検知し(S0
7)、ヒータをOFFし(S08)、高圧ユニットとモ
ータをOFFする(S09)。そして、この昇温速度と
ROM内にあらかじめ記憶された正規の昇温パターンを
比較し(S10)、定着器の誤実装がないか検知する。
即ち、200V機の装置に100機用の定着器が実装さ
れていた場合、昇温速度は正規の昇温速度の2倍程度に
なるためその時点で確認できる。逆の場合も昇温速度の
1/2程度になるため同じく確認できる。
【0022】誤実装がない場合、そのまま印字可能状態
になり(S12)、誤実装が有った場合、印字不可能状
態に設定し(S11)、その旨を表示器10を介してユ
ーザに報知する。
【0023】(実施例2)実施例1では正しい定着器が
装着されていても、入力電圧が変動した場合、例えば1
00Vの装置に132Vの商用電源が入力されていた場
合、誤って誤実装と判断する可能性があった。そのた
め、正規判断の基準を甘くすると誤実装を検知できない
可能性があった。このため本実施例では入力電圧の幅を
検知する手段を設け、上記検知手段の精度を向上させた
ものである。図5に本発明第2の実施例を示す。おおむ
ね、第1の実施例と同じなので異なっている点のみ説明
する。8は商用電源であり、9は商用電源電圧検知回路
である。商用電源8は図6のようになっており、たとえ
ば100V AC、200V ACのときは、制御回路
1に入力される電圧は2.5V DCとなり、120V
AC、240V ACのときは4V DCとなり、9
0V AC、180V ACのときは1.5VDCとな
り、制御回路1においてこの情報とROM内の昇温速度
により定着器の誤実装を検知するものである。もし、誤
実装でない場合、上記商用電源検知信号を印字動作の温
調制御に使用する。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、感光体初期化手段
の動作中に定着器を駆動し、その昇温速度を監視するこ
とにより、定着器の誤実装を検知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施例の本体構成のブロック図で
ある。
【図2】本発明第1の実施例の本体構成のシーケンス図
である。
【図3】従来例の本体構成図である。
【図4】定着器の構成図である。
【図5】本発明第2の実施例の本体構成図である。
【図6】商用電源回路図である。
【符号の説明】
1 マイコン 2 センサ 3 モータ 4 定着器 5 ヒータ 6 サーミスタ 7 高圧ユニット

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体初期化手段を動作開始し、 該感光体初期化手段の動作中に、定着器を駆動し、 該定着器の昇温速度に基づいて、当該定着器の誤実装を
    検出することを特徴とする定着器の誤実装検出法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記感光体初期化手段の動作は、感光体をクリーニング
    し、感光体上の電位を均一にせしめることであることを
    特徴とする定着器の誤実装検出法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記感光体初期化手段は、高圧ユニットを有することを
    特徴とする定着器の誤実装検出法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記感光体初期化手段は、少なくとも給紙センサ、排紙
    センサによって画像形成装置内に紙が存在しないことを
    検出し、さらにドアオープンセンサによって画像形成装
    置のドアがクローズされていることを検出してから動作
    開始することを特徴とする定着器の誤実装検出法。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 前記定着器の昇温速度は、当該定着器の駆動開始前の温
    度検知結果と、当該定着器の駆動終了直前の温度検知結
    果とに基づいて求めることを特徴とする定着器の誤実装
    検出法。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 前記定着器の誤実装の検出は、当該定着器の昇温速度と
    あらかじめ得られている昇温パターンとを比較すること
    によって行なうことを特徴とする定着器の誤実装検出
    法。
  7. 【請求項7】 トナーが転写された記録紙を加熱し、ト
    ナーを定着させる定着器と、感光体を初期化する感光体
    初期化手段とを有する電子写真プロセスを用いた画像形
    成装置であって、 前記感光体初期化手段の動作中に、前記熱定着手段を駆
    動する手段と、 該駆動による前記定着器の昇温速度から、当該定着器の
    誤実装を検出する検出手段とを有することを特徴とする
    画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 商用電源電圧を検知する電圧検知手段を有し、前記検出
    手段は、前記電圧検知手段の検知結果と上記定着器の昇
    温速度から、前記定着器の誤実装を検出することを特徴
    とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記検出手段の検出結果が誤実装でないときに前記電圧
    検知手段の検知結果を印字動作の温度調節制御に適用す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 請求項7〜9のいずれかにおいて、 さらに、前記誤実装の検出結果を表示する手段を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
JP8143983A 1996-06-06 1996-06-06 定着器の誤実装検出法および画像形成装置 Pending JPH09325642A (ja)

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JP8143983A JPH09325642A (ja) 1996-06-06 1996-06-06 定着器の誤実装検出法および画像形成装置

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JPH09325642A true JPH09325642A (ja) 1997-12-16

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ID=15351591

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JP8143983A Pending JPH09325642A (ja) 1996-06-06 1996-06-06 定着器の誤実装検出法および画像形成装置

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JP (1) JPH09325642A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5953552A (en) * 1997-05-30 1999-09-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and method for detecting connected object

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5953552A (en) * 1997-05-30 1999-09-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and method for detecting connected object

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