JPH09325325A - プラズマ放電パネル製造装置及びプラズマ放電パネル製造方法 - Google Patents

プラズマ放電パネル製造装置及びプラズマ放電パネル製造方法

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JPH09325325A
JPH09325325A JP13924096A JP13924096A JPH09325325A JP H09325325 A JPH09325325 A JP H09325325A JP 13924096 A JP13924096 A JP 13924096A JP 13924096 A JP13924096 A JP 13924096A JP H09325325 A JPH09325325 A JP H09325325A
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plasma discharge
discharge panel
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Akira Furukawa
昭 古川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマ放電パネルの治具からの取り出し時
に薄板ガラスが割れることを防止するプラズマ放電パネ
ルの製造装置及び製造方法を提供する。 【解決手段】 プラズマ放電パネル製造装置20は、プ
ラズマ放電パネル2の薄板ガラス5が載置される治具機
構21と、プラズマ放電パネル2のチップ管13に接続
されてプラズマ放電パネル2の内部空間のエアを吸引す
るエア吸引機構33と、プラズマ放電パネル2を治具機
構21から取り外すパネル取出し機構23とを備える。
プラズマ放電パネル製造装置20は、エア吸引機構33
によりエアが吸引され、プラズマ放電パネル2の内部を
負圧にしながらパネル取出し機構23が作動されること
により、薄板ガラス5の下方へのたわみがなくなり、薄
板ガラス5の破損が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プラズマアドレ
ス液晶表示装置を構成するプラズマ放電パネルを製造す
る装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶を駆動する画像表示装置とし
て、放電プラズマを利用したいわゆるプラズマアドレス
液晶表示装置が知られている。以下、このプラズマアド
レス液晶表示装置の一例につき、その概略的な構成を図
6を用いて説明する。
【0003】プラズマアドレス液晶表示装置1は、図6
に示すように、プラズマ放電パネル2の上に液晶パネル
部3が積層された構成となっている。このプラズマ放電
パネル2は、基板ガラス4と薄い誘電体板である薄板ガ
ラス5との間に放電電極7、バリアリブ8が複数印刷形
成されることにより、内部に放電領域9が形成されてい
る。一方、液晶パネル部3は、薄板ガラス5と液晶側ガ
ラス6との間の空間部に配置された複数の表示用電極1
0及び電気光学材料層である液晶層11とにより構成さ
れている。
【0004】プラズマ放電パネル2は、その基板ガラス
4上に複数の帯状の放電電極7が形成される。これら各
放電電極7は、基板ガラス4上に等間隔で配置され、各
放電電極7上には隔壁である所謂バリアリブ8が印刷形
成されている。放電領域9は、これら複数のバリアリブ
8によって仕切られ、それぞれ独立したプラズマ室P
1,P2,・・・に分割されている。そして、各プラズ
マ室P1,P2,・・・には、イオン化可能なガスが封
入されている。このイオン化可能なガスには、ヘリウ
ム、ネオン、アルゴン、あるいはこれらの混合ガスが用
いられ、基板ガラス4の端側に設けられた図7に示すチ
ップ管13から各プラズマ室P1,P2,・・・に封印
される。
【0005】各放電電極7は、例えば銀粉末等を含有す
る導電ペーストを印刷することにより、基板ガラス4上
に直接形成することができる。また、これら放電電極7
は、エッチング工程によっても形成される。
【0006】各放電電極7は、その配列方向が表示画面
に対して水平となっている。また、これら放電電極7
は、アノード電極とカソード電極とからなり、これらを
対にして放電用電極が構成されている。上述のように放
電電極7上にバリアリブ8を印刷形成した場合には、こ
れらバリアリブ8で区切られた各プラズマ室P1,P
2,・・・において放電電極7が共用されている。即
ち、例えば放電電極7aは、プラズマ室P1の放電用電
極でもあり、プラズマ室P2の放電用電極でもある。
【0007】バリアリブ8は、これら放電電極7上に、
各走査単位毎に形成されており、したがって、各プラズ
マ室P1,P2,・・・が各走査線に対応している。こ
のバリアリブ8は、印刷法、例えばアルミナ等のセラミ
ックを混入したガラスペーストをスクリーン印刷法によ
り複数回積層印刷することによって形成される。ここ
で、バリアリブ8は、放電領域9のギャップ間隔、即ち
基板ガラス4と薄板ガラス5との距離を規制する役割を
も果たす。この放電領域9のギャップ間隔は、バリアリ
ブ8を形成する際のスクリーン印刷の回数や各印刷時の
ガラスペーストの量等を調節することにより制御するこ
とができる。
【0008】プラズマ放電パネル2は、その周囲をシー
ル剤であるフリット12によって支持することにより、
基板ガラス4と薄板ガラス5とが所定の間隔をもって接
合されるとともに、その内部が密封される。このフリッ
ト12は、粉末ガラスからなり、塗布することにより形
成される。
【0009】液晶パネル部3は、液晶側ガラス6の内面
に複数の帯状の表示用電極10が形成されると共に、こ
れら表示用電極10に接してネマチック液晶等から成る
液晶層11が配置されている。この液晶層11は、薄板
ガラス5によって上記液晶側ガラス6との間に狭持され
ている。したがって、薄板ガラス5は、プラズマ放電パ
ネル2及び液晶パネル部3双方の構成部材となるととも
に、液晶層11と放電領域9との断絶遮断層として機能
するものである。そして、液晶パネル部3は、これら液
晶側ガラス6、液晶層11、表示用電極10及び薄板ガ
ラス5とによって、いわゆる液晶セルが構成される。
【0010】各表示用電極10は、液晶側ガラス6の基
板ガラス4と対向する主面上に所定の幅をもって形成さ
れている。これら表示用電極10は、例えばインジウム
錫オキサイド(ITO)等の透明導電材料により形成さ
れており、光学的に透明である。また、各表示用電極1
0は、その配列方向が上述の各放電電極7に対して直交
する方向、すなわち表示画面に対して垂直方向となって
いる。
【0011】次に、上述したプラズマアドレス液晶表示
装置1の製造工程を簡単に説明する。プラズマアドレス
液晶表示装置1は、先ずプラズマ放電パネル2を製作す
るために、基板ガラス4上に複数の放電電極7を作成
し、これら放電電極7上にバリアリブ8を積層印刷す
る。
【0012】次に、バリアリブ8の周囲にフリット12
を塗布して基板ガラス4と薄板ガラス5とを接合用の治
具上で貼り合わせ、これを治具と共に炉に入れることに
より基板ガラス4と薄板ガラス5との間に放電領域9を
形成させる。そして、これらを炉から取出した後、薄板
ガラス5の上側に液晶パネル部3が製作される。
【0013】上述の基板ガラス4と薄板ガラス5とを貼
り合わせる工程で用いられる接合用の治具100は、例
えば図7に示すように、基台101上にネオセラムガラ
ス102及びカーボン製のグラファイトシート103が
取り付けられたものが使用される。そして、基板ガラス
4と薄板ガラス5との貼り合わせにあたっては、このグ
ラファイトシート103上に予め薄板ガラス5を載置し
ておき、この薄板ガラス5上に放電表示用電極10、バ
リアリブ8、及びフリット12とが形成及び塗布された
基板ガラス4を逆向きにして貼り合わされ、一定時間炉
に入れられる。
【0014】この貼り合わせの工程によって放電領域9
が形成されたプラズマ放電パネル2は、この後、薄板ガ
ラス5側に液晶パネル部3が積層されるために、治具1
00から取外す必要が生じる。この取外し工程は、例え
ば基板ガラス4に複数の吸着パッドを密着させてこれら
を上方に持ち上げることによって行われ、従来は、この
作業がパネル1枚につき2人の作業者で行われていた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の取外し工程においては、プラズマ放電パネル2
の薄板ガラス5とバリアリブ8とがこの段階では接着さ
れておらず、フリット12のみによって接着されている
状態となっている。従って、プラズマ放電パネル2は、
図8に示すように、治具100から取外される際に薄板
ガラス5の中央部が自重及びグラファイトシート103
との間で発生する静電気等により下側にたわみ、その結
果薄板ガラス5の端部Qに大きなストレスがかかり、こ
の端部Qが破損しやすかった。
【0016】加えて、プラズマ放電パネル2は、この薄
板ガラス5の厚さが約50μmと非常に薄いため、治具
100からの取外しには細心の注意が必要とされ、作業
ミス等によりこの薄板ガラス5の破損が多く発生し歩留
まりが悪いといった問題点があった。そのため従来は、
この作業を2人の作業者により1つのパネル当たり10
分から15分かけて行わなければならず、かかる工程の
自動化を検討する上で大きな課題となっていた。
【0017】この発明は、上述の実情に鑑み、プラズマ
アドレス液晶表示装置の製造工程において、プラズマ放
電パネルをその薄板ガラスが割れることなく治具から取
り外すことのできるプラズマ放電パネルの製造装置を提
供することを目的とする。
【0018】また、この発明は、上述の問題に鑑み、治
具からの取出しが容易かつ短時間で行うことのできるプ
ラズマ放電パネルの製造方法を提供することを目的とす
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明に係るプラズマ放電パネル製造装置は、プ
ラズマ放電パネルがその薄板ガラスを下側にして載置さ
れる基台を備えた治具機構と、チップ管に接続されてプ
ラズマ放電パネル内部のエアーを吸引するエアー吸引機
構と、プラズマ放電パネルを治具機構から取り外して移
動させるパネル取出し機構とを備える。
【0020】プラズマ放電パネル製造装置は、エアー吸
引機構によりチップ管からエアーが吸引され、プラズマ
放電パネルの内部空間を負圧にしながらパネル取出し機
構が作動されることにより、薄板ガラスを上方に押し上
げようとする大気圧が作用し、薄板ガラスが治具機構か
ら取り外される際の下方へのたわみが防止され、薄板ガ
ラスの破損が防止される。
【0021】また、この発明に係るプラズマ放電パネル
製造方法は、プラズマ放電パネルのチップ管からエアー
を吸引してプラズマ放電パネルの内部を負圧にした状態
で治具から取り外すことを特徴とする。
【0022】かかる方法によれば、薄板ガラスを上方に
押し上げようとする力と下方にたわもうとする力とが釣
合った状態でプラズマ放電パネルが治具から取り外され
るので、薄板ガラスにストレスがかかることなくプラズ
マ放電パネルを治具から容易に取り外すことが可能とな
り、プラズマ放電パネルを治具から取外す作業に要する
時間が短縮されるとともに、薄板ガラスの破損が防止さ
れる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照して説明する。本発明のプラズマ放電
パネル製造装置20は、図1に示すように、基台24上
にネオセラムガラス25及びグラファイトシート26が
固定載置された治具機構21と、この治具機構21にエ
アーを供給するエアー供給機構22と、治具機構21の
上方に配置されプラズマ放電パネル2を治具機構21か
ら取り出すパネル取出し機構23とを備えている。
【0024】治具機構21は、プラズマ放電パネル2の
薄板ガラス5と基板ガラス4との接合を行うためのもの
であり、基台24上に面出しのためのネオセラムガラス
25及びグラファイトシート26が固定載置されてい
る。この治具機構21は、耐熱性を備え、所定の炉(図
示せず)の中に移動可能に載置されている。また、治具
機構21は、その内部に後述するエアー流通路28が形
成されている。
【0025】治具機構21の基台24は、図1及び図2
に示すように、その上面がプラズマ放電パネル2よりも
幅広の略方形の平面となっており、この平面上にネオセ
ラムガラス25が固定載置され、さらにその上にカーボ
ン製のグラファイトシート26が積層されている。ま
た、基台24は、その内部にエアー流通路28が形成さ
れている。このエアー流通路28は、基台24の下側に
設けられたエアー導入孔27と連続している。
【0026】さらに、基台24上のネオセラムガラス2
5及びグラファイトシート26には、エアー噴出孔29
が複数形成され、これらエアー噴出孔29がエアー流通
路28と連続している。したがって、治具機構21は、
エアー導入孔27からエアーが送り出された場合に、こ
のエアーがエアー流通路28を通ってエアー噴出孔29
から上方に噴射されるようになっている。なお、このエ
アー噴出孔27の構成数については、特に限定されるも
のではない。
【0027】エアー供給機構22は、エアー供給部(図
示せず)と、このエアー供給部と接続されたエアー供給
パッド31を有している。エアー供給パッド31は、治
具機構21の基台24の下側に位置され、この基台24
のエアー導入孔27に着脱自在に接続される。
【0028】パネル取出し機構23は、プラズマ放電パ
ネル2の基板ガラス4に複数のパッドを吸着させてこれ
を治具機構21から取り出すものであり、パッドベース
32にエアー吸引パッド33、及び複数の基板吸着パッ
ド34が取り付けられた構成となっている。なお、基板
吸着パッド34の構成数については、特に限定されるも
のではない。パッドベース32は、図1に示すように、
治具機構21の上方に位置され、この治具機構21上を
平行に上下移動するように構成されている。
【0029】エアー吸引パッド33は、プラズマ放電パ
ネル2のチップ管13よりも広い内径を有し、このチッ
プ管13を上方から覆うようにして基板ガラス4に吸着
される。また、エアー吸引パッド33は、その端部に形
成された接続管33Aからエアー吸引ポンプ(図示せ
ず)に接続されている。
【0030】次に、プラズマ放電パネル製造装置20を
用いてプラズマ放電パネル2を製造する工程について説
明する。プラズマ放電パネル製造装置20は、治具機構
21のグラファイトシート26上に薄板ガラス5が載置
され、この薄板ガラス5の上に各放電電極9及びフリッ
ト12が形成された基板ガラス4が載置されることによ
り、両部材の貼り合わせが行われる。
【0031】この貼り合わせの際には、図2に示すよう
に、基板ガラス4と薄板ガラス5の内周部にフリット1
2が塗布され、治具機構21とともに炉に入れられる。
これにより、プラズマ放電パネル2は、図3に示すよう
に、基板ガラス4と薄板ガラス5とがフリット12によ
って接合支持されると共に、基板ガラス4と薄板ガラス
5間の空間が密閉される。
【0032】プラズマ放電パネル製造装置20は、プラ
ズマ放電パネル2が炉から出された後に、図4に示すよ
うに、パッドベース32が下降されることにより、プラ
ズマ放電パネル2の基板ガラス4上にエアー吸引パッド
33及び複数の基板吸着パッド34が吸着される。ま
た、プラズマ放電パネル製造装置20は、これと同時に
基台24のエアー導入孔27にエアー供給パッド31が
接続される。
【0033】そして、プラズマ放電パネル製造装置20
は、このように各パッド33及び34が取り付けられた
状態でエアー吸引ポンプが作動されることにより、プラ
ズマ放電パネル2の内部空間を負圧にする。また、プラ
ズマ放電パネル製造装置20は、エアー供給パッド31
が接続された状態でエアー供給部からエアーが送り出さ
れることにより、グラファイトシート26上に載置され
た薄板ガラス5側にエアーを噴出させる。これにより、
グラファイトシート26と薄板ガラス5間にエアーが充
填されるので、グラファイトシート26と薄板ガラス5
との間の静電気等による密着性が低下され、これらが分
離しやすい状態となる。
【0034】プラズマ放電パネル製造装置20は、この
状態でパッドベース32を上昇させることにより、図5
に示すように、プラズマ放電パネル2を治具機構21か
ら取り出す。このときプラズマ放電パネル2は、その内
部が負圧になっており、薄板ガラス5が自重により下方
にたわもうとする力と薄板ガラス5を上方に押し上げよ
うとする大気圧の力とが釣り合った状態となるので、図
5に示すように、薄板ガラス5が下方にたわむことなく
そのままの形状を保ちながら上昇する。
【0035】したがって、プラズマ放電パネル製造装置
20は、プラズマ放電パネル2の薄板ガラス5の端部Q
等にストレスをかけることなく治具機構21から容易に
取り外すことが可能となるので、薄板ガラス5の破損が
防止され、プラズマ放電パネルを治具から取外す作業に
要する時間が短縮される。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るプ
ラズマ放電パネル製造装置は、チップ管に接続されてプ
ラズマ放電パネルの内部空間のエアーを吸引するエアー
吸引機構により内部空間を負圧にしながらパネル取出し
機構が作動されることとしたので、プラズマ放電パネル
の治具からの取外しの際に、プラズマ放電パネルをその
ままの形状を保ちながら治具機構から容易かつ自動的に
取り外すことが可能となり、これにより薄板ガラスの破
損が防止され、プラズマ放電パネルを治具から取外す作
業に要する時間が短縮される。
【0037】また、この発明に係るプラズマ放電パネル
製造方法は、プラズマ放電パネルのチップ管からエアー
を吸引してプラズマ放電パネルの内部を負圧にした状態
で治具から取り外すこととしたので、薄板ガラスを上方
に押し上げようとする力と下方にたわもうとする力とが
釣合った状態でプラズマ放電パネルが治具から取り外さ
れ、薄板ガラスにストレスがかかることなくプラズマ放
電パネルを治具から容易に取り外すことが可能となり、
プラズマ放電パネルを治具から取外す作業に要する時間
が短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプラズマ放電パネル製造装置の構
成を示した断面図である。
【図2】同プラズマ放電パネル製造装置の治具機構にプ
ラズマ放電パネルを載置した状態を示す平面図である。
【図3】同プラズマ放電パネル製造装置の治具機構にプ
ラズマ放電パネルを載置した状態を示す断面図である。
【図4】プラズマ放電パネル及び基台に各パッドが取付
けられた状態を示す断面図である。
【図5】プラズマ放電パネルが治具機構から取り外され
た状態を示す断面図である。
【図6】プラズマアドレス液晶表示装置の構成を示す要
部断面図である。
【図7】プラズマ放電パネルを治具上に載置した場合を
示す断面図である。
【図8】プラズマ放電パネルが治具から取り外された状
態を示す従来例における断面図である。
【符号の説明】
1 プラズマアドレス液晶表示装置、2 プラズマ放電
パネル 3 液晶パネル部、4 基板ガラス、5 薄板
ガラス、6 液晶側ガラス、7 放電電極、8バリアリ
ブ、9 放電領域、10 表示用電極、11 液晶層、
12 フリット、20 プラズマ放電パネル製造装置、
21 治具機構、22 エアー供給機構、23 パネル
取出し機構、24 基台、25 ネオセラムガラス、2
6 グラファイトシート、27、エアー導入孔、28
エアー流通路、29 エアー噴出孔、31 エアー供給
パッド、32 パッドベース、33 エアー吸引パッ
ド、34 基板吸着パッド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ管が外面に設けられかつ複数の放
    電電極及びこの放電電極上に形成されるバリアリブが内
    面に印刷された基板ガラスと、この基板ガラスと略等し
    い平面形状を有する薄板ガラスとがフリットで端部が接
    合支持されることにより内部に密閉空間が形成されたプ
    ラズマ放電パネルを製造する装置において、 上記プラズマ放電パネルがその薄板ガラスを下側にして
    載置される基台を備えた治具機構と、 上記チップ管に接続されて上記プラズマ放電パネル内部
    のエアーを吸引するエアー吸引機構と、 上記プラズマ放電パネルを上記治具機構から取り外すパ
    ネル取出し機構とを備え、 上記エアー供給機構の作動により上記プラズマ放電パネ
    ルの内部を負圧にしながらパネル取出し機構が作動され
    上記プラズマ放電パネルが上記治具機構から取り外され
    ることを特徴とするプラズマ放電パネル製造装置。
  2. 【請求項2】 上記治具機構には、上記プラズマ放電パ
    ネルの上記薄板ガラスに対してエアーを噴出するための
    エアー噴出孔が設けられ、このエアー噴出孔からエアー
    を噴出させながらエアー吸引機構とパネル取出し機構が
    作動され上記プラズマ放電パネルが上記治具機構から取
    り外されることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ
    放電パネル製造装置。
  3. 【請求項3】 チップ管が外面に設けられかつ複数の放
    電電極及びこの放電電極上に形成されるバリアリブが内
    面に印刷された基板ガラスと、この基板ガラスと略等し
    い平面形状を有する薄板ガラスとがフリットで端部が接
    合されることにより内部に密閉空間が形成されたプラズ
    マ放電パネルを治具上で薄板ガラスを下側に配置して製
    造する方法において、 上記チップ管を通してプラズマ放電パネル内部が負圧に
    なるようにエアーを吸引しながら上記治具から上記プラ
    ズマ放電パネルを取り外すことを特徴とするプラズマ放
    電パネル製造方法。
  4. 【請求項4】 上記治具と上記薄板ガラスとの間にエア
    ーを噴出させながら上記治具から上記プラズマ放電パネ
    ルを取り外すことを特徴とする請求項3に記載のプラズ
    マ放電パネル製造方法。
JP13924096A 1996-05-31 1996-05-31 プラズマ放電パネル製造装置及びプラズマ放電パネル製造方法 Withdrawn JPH09325325A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104318866A (zh) * 2014-11-17 2015-01-28 京东方科技集团股份有限公司 框体、背光模组和显示装置
JP2018523169A (ja) * 2015-12-04 2018-08-16 ダブリュージーテック(ジアンシー) カンパニー リミテッド 高抵抗率膜を有する埋設タッチパネル及びディスプレイデバイス

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CN104318866A (zh) * 2014-11-17 2015-01-28 京东方科技集团股份有限公司 框体、背光模组和显示装置
JP2018523169A (ja) * 2015-12-04 2018-08-16 ダブリュージーテック(ジアンシー) カンパニー リミテッド 高抵抗率膜を有する埋設タッチパネル及びディスプレイデバイス

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