JPH09323893A - ブーム伸縮装置の滑車装置 - Google Patents
ブーム伸縮装置の滑車装置Info
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- JPH09323893A JPH09323893A JP14275896A JP14275896A JPH09323893A JP H09323893 A JPH09323893 A JP H09323893A JP 14275896 A JP14275896 A JP 14275896A JP 14275896 A JP14275896 A JP 14275896A JP H09323893 A JPH09323893 A JP H09323893A
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Abstract
ム摺動部材の機能を兼備させることにより、ブーム摺動
部材の部品点数を減少させ、組付けの手間を少なくして
ブーム装置のコストを低減する。 【解決手段】 ワイヤロープを用いたブーム伸縮装置に
おいて、中間ブーム3の内側面に配置される伸長用滑車
装置20の伸長用ワイヤロープ12の外れを防止するた
めの滑車カバー17を、先端ブーム4の外側面を案内す
るブーム摺動部材とする。滑車カバー17には、ブーム
摺動板26を設けて摺動による磨耗を少なくし耐久性を
向上させる。
Description
いたブーム伸縮装置において、ブーム摺動部材の機能も
備えた滑車装置に関するするものである。
有する従来のブーム装置の構成は、基本的には図1及び
図2に示すものと同様である。
1、第1中間ブーム2、第2中間ブーム3、及び先端ブ
ーム4で構成される4段の伸縮ブーム装置であり、基端
ブーム1内に第1中間ブーム2、第1中間ブーム2内に
第2中間ブーム3、第2中間ブーム3内に先端ブーム4
が、順次摺動自在に嵌挿されている。基端ブーム1と第
1中間ブーム2との間には、基端ブーム1に対して第1
中間ブーム2を伸縮させる第1シリンダ装置5が設けら
れ、第1中間ブーム2と第2中間ブーム3との間には、
第1中間ブーム2に対して第2中間ブームを伸縮させる
第2シリンダ装置6が設けられている。
を用いたブーム伸縮装置が設けられている。このブーム
伸縮装置は次のように構成されている。第2中間ブーム
3の基端部の左右両内側面に縮小用滑車7が設けられ、
第2中間ブーム3の先端部の左右両内側面に伸長用滑車
8が設けられている。
イヤロープ10が掛回され、各縮小用ワイヤロープ10
の一端は第1中間ブーム2の先端部に設けた止着部9に
止着され、縮小用ワイヤロープ10の他端は先端ブーム
4の基端部の左右両外側面上に設けた止着部11にそれ
ぞれ止着されている。
イヤロープ12は、中間部分が先端ブーム4の基端部に
設けた止着部13に止着されており、この伸長用ワイヤ
ロープ12の両端はそれぞれ第1中間ブーム2の基端部
に設けた止着部14に止着されている。
ンダ装置6の伸長により第1中間ブーム2に対して第2
中間ブーム3が伸長するとき、伸長用ワイヤロープ12
が引張られて先端ブーム4が第2中間ブーム3に対して
伸長する。
ーム2に対して第2中間ブーム3が縮小するとき、縮小
用ワイヤロープ10が引張られて先端ブーム4が第2中
間ブーム3に対して縮小して第2中間ブーム3内に収納
される。
縮装置を有するブーム装置Bでは、左右一対の縮小用滑
車7及び伸長用滑車8が、第2中間ブーム3の左右両内
側面と、先端ブーム4の左右両外側面との間に配置され
ているので、第2中間ブーム3の内側面と先端ブーム4
の外側面との間には、縮小用滑車7及び伸長用滑車8の
幅より広い隙間が形成されている。そこで、先端ブーム
4が伸縮するとき、常時この隙間を確保し、円滑に伸縮
できるようにするためには、先端ブーム4の基端部の外
側面と、第2中間ブーム3の先端部の内側面に、縮小用
滑車7及び伸長用滑車8の幅より若干厚いブーム摺動部
材15を設けなければならなかった。
ーム摺動部材を設けると、部品点数が多くなり、組付け
の手間もかかるので、ブーム装置のコストが嵩むという
問題がある。
縮装置におけるかかる問題を解決するものであって、ブ
ーム摺動部材の機能も兼ね備えることによって、ブーム
摺動部材の部品点数を減少させ、組付けの手間を少なく
してブーム装置のコストを低減することのできる、ブー
ム伸縮装置の滑車装置を提供することを目的とする。
プを用いたブーム伸縮装置において、中間ブームの先端
部の内側面に配置される伸長用滑車装置のワイヤロープ
の外れを防止するための滑車カバーを、先端ブームの外
側面を案内するブーム摺動部材とすることにより上記課
題を解決している。
滑車カバーがブーム摺動部材の機能も兼ね備えることに
なるので、ブーム摺動部材の部品点数が減少し、組付け
の手間も少なくなってブーム装置のコストを低減するこ
とができる。
けることにより、摺動による磨耗を少なくし耐久性を向
上させることができる。
であるワイヤロープを用いたブーム伸縮装置を有するブ
ーム装置の側面図、図2は先端ブームの側面を示すブー
ム装置の縦断面図、図3は図1の伸長用滑車の部分を拡
大して示す側面図、図4は図2の伸長用滑車の部分を拡
大して示す側面図、図5は図3のA−A線断面図であ
る。
中間ブーム2、第2中間ブーム3、及び先端ブーム4で
構成される4段の伸縮ブーム装置であり、基端ブーム1
内に第1中間ブーム2、第1中間ブーム2内に第2中間
ブーム3、第2中間ブーム3内に先端ブーム4が、順次
摺動自在に嵌挿されている。基端ブーム1と第1中間ブ
ーム2との間には、基端ブーム1に対して第1中間ブー
ム2を伸縮させる第1シリンダ装置5が設けられ、第1
中間ブーム2と第2中間ブーム3との間には、第1中間
ブーム2に対して第2中間ブームを伸縮させる第2シリ
ンダ装置6が設けられている。
を用いたブーム伸縮装置が設けられている。このブーム
伸縮装置は次のように構成されている。第2中間ブーム
3の基端部の左右両内側面に縮小用滑車7が設けられ、
第2中間ブーム3の先端部の左右両内側面に伸長用滑車
8が設けられている。
イヤロープ10が掛回され、各縮小用ワイヤロープ10
の一端は第1中間ブーム2の先端部に設けた止着部9に
止着され、縮小用ワイヤロープ10の他端は先端ブーム
4の基端部の左右両外側面上に設けた止着部11にそれ
ぞれ止着されている。
イヤロープ12は、中間部分が先端ブーム4の基端部に
設けた止着部13に止着されており、この伸長用ワイヤ
ロープ12の両端はそれぞれ第1中間ブーム2の基端部
に設けた止着部14に止着されている。
ンダ装置6の伸長により第1中間ブーム2に対して第2
中間ブーム3が伸長するとき、伸長用ワイヤロープ12
が引張られて先端ブーム4が第2中間ブーム3に対して
伸長する。
ーム2に対して第2中間ブーム3が縮小するとき、縮小
用ワイヤロープ10が引張られて先端ブーム4が第2中
間ブーム3に対して縮小して第2中間ブーム3内に収納
される。
ロープ10の外れを防止するための滑車カバー27が設
けられており、伸長用滑車8には掛回された伸長用ワイ
ヤロープ12の外れを防止するための滑車カバー17が
設けられている。
縮装置を有するブーム装置Bでは、左右一対の縮小用滑
車7及び伸長用滑車8は、第2中間ブーム3の左右両内
側面と、先端ブーム4の左右両外側面との間に配置され
ているので、第2中間ブーム3の内側面と先端ブーム4
の外側面との間には、縮小用滑車7及び伸長用滑車8の
幅より広い隙間Cが形成されている。
時この隙間を確保し、円滑に伸縮できるようにするた
め、先端ブーム4の基端部の外側面には、縮小用滑車7
及び伸長用滑車8の幅より若干厚いブーム摺動部材15
が設けられている。そして、第2中間ブーム3の先端部
には、伸長用滑車装置20が設けられ、伸長用滑車8の
滑車カバー17が、先端ブーム4の外側面を案内するブ
ーム摺動部材として機能するように構成されている。
滑車取付ブラケット16の外径部に伸長用滑車8が回転
自在に取付けられ、且つ伸長用滑車取付ブラケット16
に、伸長用滑車8を覆い伸長用ワイヤロープ12の外れ
を防止するための滑車カバー17と、この滑車カバー1
7の回り止めプレート18とが連結ボルト19で一体に
連結され、さらに滑車カバー17に設けた回り止め取付
座21に回り止めプレート18の一端がビス22で固定
されている。滑車カバー17の側面には、先端ブーム4
の外側面を案内するためのブーム摺動板26がビス又は
溶接等で一体に取付けられている。
板26を設けた滑車カバー17の側面が先端ブーム4の
外側面と対向するようにして、第2中間ブーム3の先端
部に設けられた滑車取付座23の切欠部24に伸長用滑
車取付ブラケット16が挿入され、回り止めプレート1
8と共に取付ボルト25で滑車取付座23に固定されて
いる。
端ブーム4が伸縮するとき、第2中間ブーム3の先端部
では、滑車カバー17が常時第2中間ブーム3の内側面
と先端ブーム4の外側面との間の隙間Cを確保し、摺動
板26が先端ブーム4の外側面を案内して、先端ブーム
4が円滑に伸縮できるようにブーム摺動部材としての機
能をはたす。
部材の機能も兼ね備えることにより、第2中間ブーム3
の先端部には別途摺動部材を設ける必要がなくなるの
で、ブーム摺動部材の部品点数を減少させ、組付けの手
間を少なくしてブーム装置のコストを低減することがで
きる。
けずに、滑車カバー17の側面で直接先端ブーム4の外
側面を案内するようにしても差し支えない。しかし、滑
車カバー17には、耐磨耗性の高い材質のブーム摺動板
26を設けたほうが、摺動による磨耗が少なくなるので
耐久性を向上させることができ、好ましい。
伸縮装置の滑車装置によれば、滑車カバーがブーム摺動
部材の機能も兼ね備えることになるので、ブーム摺動部
材の部品点数が減少し、組付けの手間も少なくなってブ
ーム装置のコストを低減することができる。
けることにより、摺動による磨耗を少なくし耐久性を向
上させることができる。
いたブーム伸縮装置を有するブーム装置の側面図であ
る。
である。
である。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ワイヤロープを用いたブーム伸縮装置に
おいて、中間ブームの先端部の内側面に配置される伸長
用滑車装置であって、ワイヤロープの外れを防止するた
めの滑車カバーを、先端ブームの外側面を案内するブー
ム摺動部材としたブーム伸縮装置の滑車装置。 - 【請求項2】 滑車カバーがブーム摺動板を備えた請求
項1記載のブーム伸縮装置の滑車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14275896A JP3096002B2 (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | ブーム伸縮装置の滑車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14275896A JP3096002B2 (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | ブーム伸縮装置の滑車装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09323893A true JPH09323893A (ja) | 1997-12-16 |
JP3096002B2 JP3096002B2 (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=15322897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14275896A Expired - Lifetime JP3096002B2 (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | ブーム伸縮装置の滑車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3096002B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002021115A (ja) * | 2000-07-03 | 2002-01-23 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 掘削機 |
-
1996
- 1996-06-05 JP JP14275896A patent/JP3096002B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002021115A (ja) * | 2000-07-03 | 2002-01-23 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | 掘削機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3096002B2 (ja) | 2000-10-10 |
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