JPH09323764A - 酸素吸収性キャップ - Google Patents
酸素吸収性キャップInfo
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- JPH09323764A JPH09323764A JP8138284A JP13828496A JPH09323764A JP H09323764 A JPH09323764 A JP H09323764A JP 8138284 A JP8138284 A JP 8138284A JP 13828496 A JP13828496 A JP 13828496A JP H09323764 A JPH09323764 A JP H09323764A
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- oxygen
- porous film
- cap
- absorbing
- film
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Abstract
(57)【要約】
【課題】液体用や固体用の包装容器を施蓋する酸素吸収
剤が装着された酸素吸収性キャップにおいて、溶液状と
なった酸素吸収剤が、被覆したフィルムを通って外に溶
出しないようにすることにある。 【解決手段】キャップ本体C内部に通気性の装着部Bを
介して、1500〜6000g/m2 dayの透湿度を
有する透湿性の非多孔質フィルムにて酸素吸収性物質を
被覆した酸素吸収剤Aが装着され、ていることを特徴と
する酸素吸収性キャップである。
剤が装着された酸素吸収性キャップにおいて、溶液状と
なった酸素吸収剤が、被覆したフィルムを通って外に溶
出しないようにすることにある。 【解決手段】キャップ本体C内部に通気性の装着部Bを
介して、1500〜6000g/m2 dayの透湿度を
有する透湿性の非多孔質フィルムにて酸素吸収性物質を
被覆した酸素吸収剤Aが装着され、ていることを特徴と
する酸素吸収性キャップである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体包装用容器や固
体・粉体包装用容器の施蓋に使用する回転式、嵌合式、
あるいは蝶番式などの施蓋用キャップにおいて、容器内
のヘッドスペースに含まれる酸素や液体内容物などに溶
存している酸素を取り除くための酸素吸収剤が装着され
た酸素吸収性キャップに関する。
体・粉体包装用容器の施蓋に使用する回転式、嵌合式、
あるいは蝶番式などの施蓋用キャップにおいて、容器内
のヘッドスペースに含まれる酸素や液体内容物などに溶
存している酸素を取り除くための酸素吸収剤が装着され
た酸素吸収性キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】容器内のヘッドスペースに含まれる酸素
や液体内容物などに溶存している酸素を取り除くための
酸素吸収剤が装着された酸素吸収性キャップは、容器内
に残存する酸素を取り除くために必要とするものであ
り、内容物の酸化による劣化や、微生物の繁殖を抑える
などに必要とするものである。
や液体内容物などに溶存している酸素を取り除くための
酸素吸収剤が装着された酸素吸収性キャップは、容器内
に残存する酸素を取り除くために必要とするものであ
り、内容物の酸化による劣化や、微生物の繁殖を抑える
などに必要とするものである。
【0003】従来、酸素吸収剤は多孔質フィルムに被覆
包装された状態で液体包装用容器や固体・粉体包装用容
器の施蓋に使用するキャップ本体内部に装着されてい
る。
包装された状態で液体包装用容器や固体・粉体包装用容
器の施蓋に使用するキャップ本体内部に装着されてい
る。
【0004】これまで酸素吸収剤を包むためのフィルム
としては、連続性の孔を有する通水性、通気性の多孔質
フィルムが用いられている。
としては、連続性の孔を有する通水性、通気性の多孔質
フィルムが用いられている。
【0005】これは酸素吸収剤を包むフィルムが、酸
素吸収反応のトリガーとなる水蒸気を取り込む必要があ
る、吸収すべき酸素を取り込むために気体に対する高
透過性を有する必要があるなどのためである。
素吸収反応のトリガーとなる水蒸気を取り込む必要があ
る、吸収すべき酸素を取り込むために気体に対する高
透過性を有する必要があるなどのためである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
多孔質フィルムを用いることで、反応した酸素吸収剤が
溶液状となってその多孔質フィルムの孔を通って被覆フ
ィルムの外に溶出して、キャップ本体や容器本体あるい
は内容物に汚損が発生する。
多孔質フィルムを用いることで、反応した酸素吸収剤が
溶液状となってその多孔質フィルムの孔を通って被覆フ
ィルムの外に溶出して、キャップ本体や容器本体あるい
は内容物に汚損が発生する。
【0007】また、酸素吸収剤に菌が混在している場合
には、溶液状となった酸素吸収剤が菌とともにその被覆
フィルムの孔を通って外に溶出する心配がある。
には、溶液状となった酸素吸収剤が菌とともにその被覆
フィルムの孔を通って外に溶出する心配がある。
【0008】そこで、さらに孔径が0.4μm程度の微
細な微多孔質フィルムを用いることによって、溶液状と
なった酸素吸収剤が外に溶出するのを抑制することが可
能であり、また、その酸素吸収剤に混在している酵母菌
といった比較的大きい細菌である真菌類は遮断すること
ができても、0.2μm程度の一般細菌を遮断するのは
困難である。
細な微多孔質フィルムを用いることによって、溶液状と
なった酸素吸収剤が外に溶出するのを抑制することが可
能であり、また、その酸素吸収剤に混在している酵母菌
といった比較的大きい細菌である真菌類は遮断すること
ができても、0.2μm程度の一般細菌を遮断するのは
困難である。
【0009】また、多孔質フィルムの場合、その孔径を
一定に保持して製造することは、かなりの製造精度が要
求され、製造コストにも反映されて実質的に製造するこ
とは難しい。
一定に保持して製造することは、かなりの製造精度が要
求され、製造コストにも反映されて実質的に製造するこ
とは難しい。
【0010】本発明の課題は上記問題点を解消すること
にあり、酸素吸収剤が装着された酸素吸収性キャップに
おいて、溶液状となった酸素吸収剤が、被覆したフィル
ムを通って外に溶出しないようにすることにある。
にあり、酸素吸収剤が装着された酸素吸収性キャップに
おいて、溶液状となった酸素吸収剤が、被覆したフィル
ムを通って外に溶出しないようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、キャップ本体
C内部に通気性の装着部Bを介して、透湿性の非多孔質
フィルムにて酸素吸収性物質を被覆した酸素吸収剤Aが
装着されていることを特徴とする酸素吸収性キャップで
ある。
C内部に通気性の装着部Bを介して、透湿性の非多孔質
フィルムにて酸素吸収性物質を被覆した酸素吸収剤Aが
装着されていることを特徴とする酸素吸収性キャップで
ある。
【0012】また本発明は、上記発明の酸素吸収性キャ
ップにおいて、前記透湿性の非多孔質フィルムが、15
00〜6000g/m2 dayの透湿度を有する酸素吸
収性キャップである。
ップにおいて、前記透湿性の非多孔質フィルムが、15
00〜6000g/m2 dayの透湿度を有する酸素吸
収性キャップである。
【0013】また本発明は、上記発明の酸素吸収性キャ
ップにおいて、前記透湿性の非多孔質フィルムが、上限
温度80℃近辺での物性劣化がないフィルムである酸素
吸収性キャップである。
ップにおいて、前記透湿性の非多孔質フィルムが、上限
温度80℃近辺での物性劣化がないフィルムである酸素
吸収性キャップである。
【0014】また本発明は、上記発明の酸素吸収性キャ
ップにおいて、前記酸素吸収性物質が、没食子酸と炭酸
ナトリウム(Na2 CO3 )とによる重量比1:1の混
合物である酸素吸収性キャップである。
ップにおいて、前記酸素吸収性物質が、没食子酸と炭酸
ナトリウム(Na2 CO3 )とによる重量比1:1の混
合物である酸素吸収性キャップである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の酸素吸収性キャップを、
実施の形態にしたがって以下に詳細に説明する。
実施の形態にしたがって以下に詳細に説明する。
【0016】[実施の形態1]図1は本発明の酸素吸収
性キャップの実施の形態を説明する側断面図であり、そ
のキャップ本体Cは、上面部6(天面部)と円筒状の側
面部7とにより構成され、本発明の酸素吸収性キャップ
のキャップ本体Cが螺子込み式など回転動作によって、
容器本体の内容物取り出し口に対して取り付け(施
蓋)、取り外し(開口)できる回転方式であれば、その
側面部7の内面には、ボトルなど容器本体側の内容物取
出口の円筒状外面に螺設された螺子部(図示せず)に螺
着する螺旋状の螺子部7aが形成されている。
性キャップの実施の形態を説明する側断面図であり、そ
のキャップ本体Cは、上面部6(天面部)と円筒状の側
面部7とにより構成され、本発明の酸素吸収性キャップ
のキャップ本体Cが螺子込み式など回転動作によって、
容器本体の内容物取り出し口に対して取り付け(施
蓋)、取り外し(開口)できる回転方式であれば、その
側面部7の内面には、ボトルなど容器本体側の内容物取
出口の円筒状外面に螺設された螺子部(図示せず)に螺
着する螺旋状の螺子部7aが形成されている。
【0017】また、例えば本発明の酸素吸収性キャップ
のキャップ本体Cが嵌合方式であれば、その側面部7の
内面には、ボトルなど容器本体側の内容物取出口の円筒
状外面に突設した突起部(若しくは凹陥部)と嵌合する
凹陥部(若しくは突起部)(図示せず)が形成され、ま
た、本発明の酸素吸収性キャップのキャップ本体Cは容
器本体と一体的に接続しているような方式、例えば、蝶
番(ヒンジ)方式などによるキャップ本体Cであっても
よい。
のキャップ本体Cが嵌合方式であれば、その側面部7の
内面には、ボトルなど容器本体側の内容物取出口の円筒
状外面に突設した突起部(若しくは凹陥部)と嵌合する
凹陥部(若しくは突起部)(図示せず)が形成され、ま
た、本発明の酸素吸収性キャップのキャップ本体Cは容
器本体と一体的に接続しているような方式、例えば、蝶
番(ヒンジ)方式などによるキャップ本体Cであっても
よい。
【0018】図1に示すように、キャップ本体Cの上面
部6の内側には、厚紙シート、あるいはプラスチックシ
ート、コルクシート、ゴムシートなどのシート状パッキ
ン5が、該キャップ本体Cに対して固定状態で装填され
ている。
部6の内側には、厚紙シート、あるいはプラスチックシ
ート、コルクシート、ゴムシートなどのシート状パッキ
ン5が、該キャップ本体Cに対して固定状態で装填され
ている。
【0019】前記シート状パッキン5の下面には、酸素
吸収剤Aを装着するための装着部Bが固定状態で取り付
けられている。なお、本発明の酸素吸収性キャップにお
いては、必ずしも図1に示すようなシート状パッキン5
を使用しなくてもよく、その場合には、前記装着部Bは
キャップ本体C内側の上面部6内面に直接、接着剤など
にて接合固定する。そして、その装着部Bの外周に沿っ
てドーナツ状のパッキンを嵌合して上面部6内面に取り
付けるようにしてもよい。
吸収剤Aを装着するための装着部Bが固定状態で取り付
けられている。なお、本発明の酸素吸収性キャップにお
いては、必ずしも図1に示すようなシート状パッキン5
を使用しなくてもよく、その場合には、前記装着部Bは
キャップ本体C内側の上面部6内面に直接、接着剤など
にて接合固定する。そして、その装着部Bの外周に沿っ
てドーナツ状のパッキンを嵌合して上面部6内面に取り
付けるようにしてもよい。
【0020】図1に示すように、装着部Bは、周囲を囲
む側面部3と、該側面部3をシート状パッキン5に取り
付け固定する取付部3aと、該側面部3の下部に下面部
4を備え、該下面部4には通気部4aが孔設されて、そ
の内部に酸素吸収剤Aが装着されている。なお、前記装
着部Bの通気部4aは、例えば、5mm〜10mm程度
の単一の通気孔、又は、例えば、直径1mm程度の多数
の小孔状の通気孔のいずれでもよい。
む側面部3と、該側面部3をシート状パッキン5に取り
付け固定する取付部3aと、該側面部3の下部に下面部
4を備え、該下面部4には通気部4aが孔設されて、そ
の内部に酸素吸収剤Aが装着されている。なお、前記装
着部Bの通気部4aは、例えば、5mm〜10mm程度
の単一の通気孔、又は、例えば、直径1mm程度の多数
の小孔状の通気孔のいずれでもよい。
【0021】前記装着部Bとしては、柔軟なプラスチッ
クフィルム又はプラスチックシートに通気部4aを設け
た上で酸素吸収剤Aを外側から包装したものを、シート
状パッキン5の下面に接着剤などを介して取付固定した
ものでもよいし、あるいは、予め成型した前記側面部
3、取付部3a、通気部4aを設けた下面部4からなる
プラスチック成型体を、取付部3aにて接着剤などにて
取付固定したものでもよい。
クフィルム又はプラスチックシートに通気部4aを設け
た上で酸素吸収剤Aを外側から包装したものを、シート
状パッキン5の下面に接着剤などを介して取付固定した
ものでもよいし、あるいは、予め成型した前記側面部
3、取付部3a、通気部4aを設けた下面部4からなる
プラスチック成型体を、取付部3aにて接着剤などにて
取付固定したものでもよい。
【0022】図1に示すように、酸素吸収剤Aは、粉体
状若しくは粒体状の酸素吸収性物質1を、透湿性の非多
孔質フィルム2により密封包装したものであり、前記装
着部B内に装着(装填)されている。なお、前記装着部
Bの通気部4aには、必要に応じて多孔質フィルムや多
孔質シートなど通気性のあるシート8を被覆してもよ
い。
状若しくは粒体状の酸素吸収性物質1を、透湿性の非多
孔質フィルム2により密封包装したものであり、前記装
着部B内に装着(装填)されている。なお、前記装着部
Bの通気部4aには、必要に応じて多孔質フィルムや多
孔質シートなど通気性のあるシート8を被覆してもよ
い。
【0023】本発明において使用される上記酸素吸収性
物質1としては、没食子酸と炭酸ナトリウム(Na2 C
O3 )との混合物が使用され、その重量比は特に限定さ
れないが、望ましくは重量比1:1が適当である。
物質1としては、没食子酸と炭酸ナトリウム(Na2 C
O3 )との混合物が使用され、その重量比は特に限定さ
れないが、望ましくは重量比1:1が適当である。
【0024】また、本発明において使用される上記非多
孔質フィルム2としては、厚さは特に限定されず、ま
た、透湿度は酸素吸収性物質が溶出しない程度に高い程
良好でり、例えば1500〜6000g/m2 dayの
透湿度を有することが適当であり、あるいは1800〜
4500g/m2 dayの透湿度でも十分であるが、好
ましくは3000〜6000g/m2 day程度がよ
い。
孔質フィルム2としては、厚さは特に限定されず、ま
た、透湿度は酸素吸収性物質が溶出しない程度に高い程
良好でり、例えば1500〜6000g/m2 dayの
透湿度を有することが適当であり、あるいは1800〜
4500g/m2 dayの透湿度でも十分であるが、好
ましくは3000〜6000g/m2 day程度がよ
い。
【0025】また、本発明において使用される上記透湿
性の非多孔質フィルム2は、図1に示すように、酸素吸
収反応のトリガーとなる水蒸気w(若しくは湿気)を取
り込むことが可能であり、また、気体を水蒸気wととも
に取り込むことが可能であって、少なくとも吸収すべき
酸素に対する良好な透過性を有するものである。またキ
ャップ本体Cを容器に施蓋して使用した際に、容器に充
填される内容物のホット充填にも耐える程度の耐性を備
え、上限温度80〜100℃近辺、少なくとも上限温度
80℃近辺での物性劣化がないフィルムであることが好
ましい。
性の非多孔質フィルム2は、図1に示すように、酸素吸
収反応のトリガーとなる水蒸気w(若しくは湿気)を取
り込むことが可能であり、また、気体を水蒸気wととも
に取り込むことが可能であって、少なくとも吸収すべき
酸素に対する良好な透過性を有するものである。またキ
ャップ本体Cを容器に施蓋して使用した際に、容器に充
填される内容物のホット充填にも耐える程度の耐性を備
え、上限温度80〜100℃近辺、少なくとも上限温度
80℃近辺での物性劣化がないフィルムであることが好
ましい。
【0026】[実施の形態2]図2は本発明の酸素吸収
性キャップの実施の形態を説明する側断面図であり、キ
ャップ本体Cは、上記実施の形態1と同様である。
性キャップの実施の形態を説明する側断面図であり、キ
ャップ本体Cは、上記実施の形態1と同様である。
【0027】図2に示すように、キャップ本体Cの上面
部6の内側には、厚紙シート、あるいはプラスチックシ
ート、コルクシート、ゴムシートなどのシート状パッキ
ン5が、該キャップ本体Cに対して固定状態で装填され
ている。
部6の内側には、厚紙シート、あるいはプラスチックシ
ート、コルクシート、ゴムシートなどのシート状パッキ
ン5が、該キャップ本体Cに対して固定状態で装填され
ている。
【0028】前記シート状パッキン5の下面には、酸素
吸収剤Aを装着するための装着部Bが固定状態で取り付
けられている。なお、本発明の酸素吸収性キャップにお
いては、必ずしも図2に示すようなシート状パッキン5
を使用しなくてもよく、その場合には、前記装着部Bは
キャップ本体C内側の上面部6内面に直接、接着剤など
にて接合固定する。そして、その装着部Bの外周に沿っ
てドーナツ状のパッキンを嵌合して上面部6内面に取り
付けるようにしてもよい。
吸収剤Aを装着するための装着部Bが固定状態で取り付
けられている。なお、本発明の酸素吸収性キャップにお
いては、必ずしも図2に示すようなシート状パッキン5
を使用しなくてもよく、その場合には、前記装着部Bは
キャップ本体C内側の上面部6内面に直接、接着剤など
にて接合固定する。そして、その装着部Bの外周に沿っ
てドーナツ状のパッキンを嵌合して上面部6内面に取り
付けるようにしてもよい。
【0029】図2に示すように、装着部Bは、周囲を囲
む側面部3と、該側面部3をシート状パッキン5に取り
付け固定する取付部3aと、該側面部3の下部に下面部
4を備え、該下面部4には通気部4aが孔設されて、そ
の内部に酸素吸収剤Aが装着されている。なお、前記装
着部Bの通気部4aは、例えば、5mm〜10mm程度
の単一の通気孔、又は、例えば、直径1mm程度の多数
の小孔状の通気孔のいずれでもよい。
む側面部3と、該側面部3をシート状パッキン5に取り
付け固定する取付部3aと、該側面部3の下部に下面部
4を備え、該下面部4には通気部4aが孔設されて、そ
の内部に酸素吸収剤Aが装着されている。なお、前記装
着部Bの通気部4aは、例えば、5mm〜10mm程度
の単一の通気孔、又は、例えば、直径1mm程度の多数
の小孔状の通気孔のいずれでもよい。
【0030】前記装着部Bとしては、柔軟なプラスチッ
クフィルム又はプラスチックシートに通気部4aを設け
た上で酸素吸収剤Aを外側から包装したものを、シート
状パッキン5の下面に接着剤などを介して取付固定した
ものでもよいし、あるいは、予め成型した前記側面部
3、取付部3a、通気部4aを設けた下面部4からなる
プラスチック成型体を、取付部3aにて接着剤などにて
取付固定したものでもよい。
クフィルム又はプラスチックシートに通気部4aを設け
た上で酸素吸収剤Aを外側から包装したものを、シート
状パッキン5の下面に接着剤などを介して取付固定した
ものでもよいし、あるいは、予め成型した前記側面部
3、取付部3a、通気部4aを設けた下面部4からなる
プラスチック成型体を、取付部3aにて接着剤などにて
取付固定したものでもよい。
【0031】図2に示すように、酸素吸収剤Aは、粉体
状若しくは粒体状の酸素吸収性物質1を、装着部B内に
充填して、該装着部Bの通気部4aを透湿性の非多孔質
フィルム2により被覆して、該非多孔質フィルム2を、
その装着部Bの下面部4内面に固定若しくは接着固定す
るか、又はその下面部4外面に接着固定することにより
密封包装したものである。
状若しくは粒体状の酸素吸収性物質1を、装着部B内に
充填して、該装着部Bの通気部4aを透湿性の非多孔質
フィルム2により被覆して、該非多孔質フィルム2を、
その装着部Bの下面部4内面に固定若しくは接着固定す
るか、又はその下面部4外面に接着固定することにより
密封包装したものである。
【0032】<比較試験>透湿性の非多孔質フィルムを
用いた本発明の酸素吸収性キャップのサンプルと透湿
性の多孔質フィルムを用いた従来の酸素吸収性キャップ
のサンプルと透湿性のほとんど無い(若しくは少な
い)非多孔質フィルムを用いた参考サンプルとをそれ
ぞれ作製し、それぞれサンプル、、についての酸
素吸収性能と細菌繁殖状況の比較試験を行った。
用いた本発明の酸素吸収性キャップのサンプルと透湿
性の多孔質フィルムを用いた従来の酸素吸収性キャップ
のサンプルと透湿性のほとんど無い(若しくは少な
い)非多孔質フィルムを用いた参考サンプルとをそれ
ぞれ作製し、それぞれサンプル、、についての酸
素吸収性能と細菌繁殖状況の比較試験を行った。
【0033】(サンプル作製例)上記実施の形態1、2
に示した構造のキャップ本体C内部に設けた装着部B内
に上記実施の形態2と同様にして、酸素吸収性物質0.
5g(没食子酸:粒径50μm以下の炭酸ナトリウム=
1:1混合物)を充填した後、装着部Bの通気部4a
を、1800〜4500g/m2 /day(24時間)
の透湿度を有する透湿性の非多孔質フィルムにより被覆
して密封包装し、本発明の酸素吸収性キャップのサンプ
ル(本発明品)を作製した。 使用した上記透湿性の非多孔質フィルム ポリエチレンテレフタレート系のフレクロンM;日合フ
ィルム(株)製 厚さ10μm、13μm、30μm、50μmの各フィ
ルム
に示した構造のキャップ本体C内部に設けた装着部B内
に上記実施の形態2と同様にして、酸素吸収性物質0.
5g(没食子酸:粒径50μm以下の炭酸ナトリウム=
1:1混合物)を充填した後、装着部Bの通気部4a
を、1800〜4500g/m2 /day(24時間)
の透湿度を有する透湿性の非多孔質フィルムにより被覆
して密封包装し、本発明の酸素吸収性キャップのサンプ
ル(本発明品)を作製した。 使用した上記透湿性の非多孔質フィルム ポリエチレンテレフタレート系のフレクロンM;日合フ
ィルム(株)製 厚さ10μm、13μm、30μm、50μmの各フィ
ルム
【0034】他方、上記実施の形態1、2に示した構造
のキャップ本体C内部に設けた装着部B内に上記実施の
形態2と同様にして、上記と同様の酸素吸収性物質0.
5g(没食子酸:粒径50μm以下の炭酸ナトリウム=
1:1混合物)を充填した後に、装着部Bの通気部4a
を、5100〜10000g/m2 /day(24時
間)の透湿度を有する透湿性の多孔質フィルムにより被
覆して密封包装し、従来の酸素吸収性キャップのサンプ
ル(従来品)を作製した。 使用した上記透湿性の多孔質フィルム ハイポア2100 ;厚さ100μm;旭化成工業
(株)製 NFシートNG ;厚さ100μm;(株)トクヤ
マ製 コージンTSF−EU;厚さ40μm ;(株)興人製
のキャップ本体C内部に設けた装着部B内に上記実施の
形態2と同様にして、上記と同様の酸素吸収性物質0.
5g(没食子酸:粒径50μm以下の炭酸ナトリウム=
1:1混合物)を充填した後に、装着部Bの通気部4a
を、5100〜10000g/m2 /day(24時
間)の透湿度を有する透湿性の多孔質フィルムにより被
覆して密封包装し、従来の酸素吸収性キャップのサンプ
ル(従来品)を作製した。 使用した上記透湿性の多孔質フィルム ハイポア2100 ;厚さ100μm;旭化成工業
(株)製 NFシートNG ;厚さ100μm;(株)トクヤ
マ製 コージンTSF−EU;厚さ40μm ;(株)興人製
【0035】また、上記実施の形態1、2に示した構造
のキャップ本体C内部に設けた装着部B内に上記実施の
形態2と同様にして、上記と同様の酸素吸収性物質0.
5g(没食子酸:粒径50μm以下の炭酸ナトリウム=
1:1混合物)を充填した後に、装着部Bの通気部4a
を、16〜210g/m2 /day(24時間)の透湿
度を有する透湿性の少ない非多孔質フィルムにより被覆
して密封包装し、参考サンプルを作製した。 使用した上記透湿性の少ない非多孔質フィルム(一般市
販フィルム) 低密度ポリエチレン ;厚さ30μm ナイロン ;厚さ12μm ポリエチレンテレフタレート;厚さ12μm
のキャップ本体C内部に設けた装着部B内に上記実施の
形態2と同様にして、上記と同様の酸素吸収性物質0.
5g(没食子酸:粒径50μm以下の炭酸ナトリウム=
1:1混合物)を充填した後に、装着部Bの通気部4a
を、16〜210g/m2 /day(24時間)の透湿
度を有する透湿性の少ない非多孔質フィルムにより被覆
して密封包装し、参考サンプルを作製した。 使用した上記透湿性の少ない非多孔質フィルム(一般市
販フィルム) 低密度ポリエチレン ;厚さ30μm ナイロン ;厚さ12μm ポリエチレンテレフタレート;厚さ12μm
【0036】(酸素吸収性能試験例)アルミニウム箔を
積層した多層合成樹脂フィルム製のパウチ内に、上記サ
ンプル(本発明品)を、空気;200ml(酸素量;
41.8ml)、水;2mlとともに入れて密封包装し
た。
積層した多層合成樹脂フィルム製のパウチ内に、上記サ
ンプル(本発明品)を、空気;200ml(酸素量;
41.8ml)、水;2mlとともに入れて密封包装し
た。
【0037】また、上記同様のアルミニウム箔を積層し
た多層合成樹脂フィルム製のパウチ内に、上記サンプル
(従来品)を、同じく空気;200ml(酸素量;4
1.8ml)、水;2mlとともに入れて密封包装し
た。
た多層合成樹脂フィルム製のパウチ内に、上記サンプル
(従来品)を、同じく空気;200ml(酸素量;4
1.8ml)、水;2mlとともに入れて密封包装し
た。
【0038】また、上記同様のアルミニウム箔を積層し
た多層合成樹脂フィルム製のパウチ内に、上記サンプル
(参考品)を、同じく空気;200ml(酸素量;4
1.8ml)、水;2mlとともに入れて密封包装し
た。
た多層合成樹脂フィルム製のパウチ内に、上記サンプル
(参考品)を、同じく空気;200ml(酸素量;4
1.8ml)、水;2mlとともに入れて密封包装し
た。
【0039】上記サンプル、サンプル、サンプル
を入れたそれぞれパウチを40℃で放置して、7日後の
パウチ内の空気中の残存酸素濃度を測定した。また、装
着部に装着した酸素吸収剤における密封包装に使用した
各フィルムからの酸素吸収性物質の溶出状態についても
観察した。
を入れたそれぞれパウチを40℃で放置して、7日後の
パウチ内の空気中の残存酸素濃度を測定した。また、装
着部に装着した酸素吸収剤における密封包装に使用した
各フィルムからの酸素吸収性物質の溶出状態についても
観察した。
【0040】(細菌繁殖状況試験例)上記作製したサン
プル、サンプル、サンプルとをそれぞれ表面殺菌
した後、一般細菌用の液体培地中に入れ、37℃にて培
養し、1週間後の菌の繁殖状態を観察した。
プル、サンプル、サンプルとをそれぞれ表面殺菌
した後、一般細菌用の液体培地中に入れ、37℃にて培
養し、1週間後の菌の繁殖状態を観察した。
【0041】上記酸素吸収性能試験の結果と、細菌繁殖
状況試験の結果を表1に示す。
状況試験の結果を表1に示す。
【0042】表1の試験結果によれば、1800〜45
00g/m2 /day(24時間)の透湿度を有する透
湿性の非多孔質フィルムによるサンプル(本発明品)
は、5100〜10000g/m2 /day(24時
間)以上の透湿度を有する透湿性の多孔質フィルムによ
るサンプル(従来品)と較べて、遜色のない実用レベ
ルの酸素吸収性能が得られるとともに、サンプル(従
来品)と較べて、酸素吸収性物質の溶出も、微生物の繁
殖も全く知見されず、良好な結果が得られた。なお、サ
ンプルは、酸素吸収性物質の溶出も微生物の繁殖も知
見されないものの、実用レベルの酸素吸収性能は得られ
なかった。
00g/m2 /day(24時間)の透湿度を有する透
湿性の非多孔質フィルムによるサンプル(本発明品)
は、5100〜10000g/m2 /day(24時
間)以上の透湿度を有する透湿性の多孔質フィルムによ
るサンプル(従来品)と較べて、遜色のない実用レベ
ルの酸素吸収性能が得られるとともに、サンプル(従
来品)と較べて、酸素吸収性物質の溶出も、微生物の繁
殖も全く知見されず、良好な結果が得られた。なお、サ
ンプルは、酸素吸収性物質の溶出も微生物の繁殖も知
見されないものの、実用レベルの酸素吸収性能は得られ
なかった。
【0043】
【表1】
【0044】
【発明の効果】本発明の酸素吸収性キャップは、回転
式、嵌合式、あるいは蝶番式などのキャップ本体の内側
に、透湿性の非多孔質フィルムによって密封された酸素
吸収性物質による酸素吸収剤が装着されており、上記透
湿性の非多孔質フィルムは、酸素吸収反応のトリガーと
なる水蒸気を取り込むことが可能であるとともに、吸収
すべき酸素(気体)を水蒸気とともに取り込むことが可
能であって、実用レベルの十分な酸素吸収性能があると
ともに、従来のような透湿性の多孔質フィルムによって
密封被覆した酸素吸収性物質による酸素吸収剤とは異な
り、溶液状となった酸素吸収性物質が、それを密封被覆
したフィルムを通って外に溶出することがなく、酸素吸
収性物質の溶出によるキャップ本体や容器あるいは包装
内容物などの汚損を回避できる効果がある。
式、嵌合式、あるいは蝶番式などのキャップ本体の内側
に、透湿性の非多孔質フィルムによって密封された酸素
吸収性物質による酸素吸収剤が装着されており、上記透
湿性の非多孔質フィルムは、酸素吸収反応のトリガーと
なる水蒸気を取り込むことが可能であるとともに、吸収
すべき酸素(気体)を水蒸気とともに取り込むことが可
能であって、実用レベルの十分な酸素吸収性能があると
ともに、従来のような透湿性の多孔質フィルムによって
密封被覆した酸素吸収性物質による酸素吸収剤とは異な
り、溶液状となった酸素吸収性物質が、それを密封被覆
したフィルムを通って外に溶出することがなく、酸素吸
収性物質の溶出によるキャップ本体や容器あるいは包装
内容物などの汚損を回避できる効果がある。
【図1】本発明の酸素吸収性キャップの一実施の形態を
説明する側断面図。
説明する側断面図。
【図2】本発明の酸素吸収性キャップの他の実施の形態
を説明する側断面図。
を説明する側断面図。
A…酸素吸収剤 B…装着部 C…キャップ本体 w…
水蒸気 1…酸素吸収性物質 2…透湿性のある非多孔質フィル
ム 3…側面部 3a…取付部 4…下面部 4a…通気部 5…シート
状パッキン 6…上面部 7…側面部 7a…螺旋螺子部 8…通気性シート
水蒸気 1…酸素吸収性物質 2…透湿性のある非多孔質フィル
ム 3…側面部 3a…取付部 4…下面部 4a…通気部 5…シート
状パッキン 6…上面部 7…側面部 7a…螺旋螺子部 8…通気性シート
Claims (4)
- 【請求項1】キャップ本体C内部に通気性の装着部Bを
介して、透湿性の非多孔質フィルムにて酸素吸収性物質
を被覆した酸素吸収剤Aが装着されていることを特徴と
する酸素吸収性キャップ。 - 【請求項2】前記透湿性の非多孔質フィルムが、150
0〜6000g/m2 dayの透湿度を有する請求項1
記載の酸素吸収性キャップ。 - 【請求項3】前記透湿性の非多孔質フィルムが、上限温
度80℃近辺での物性劣化がないフィルムである請求項
1又は請求項2記載の酸素吸収性キャップ。 - 【請求項4】前記酸素吸収性物質が、没食子酸と炭酸ナ
トリウム(Na2 CO3 )とによる重量比1:1の混合
物である請求項1又は請求項2又は請求項3記載の酸素
吸収性キャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8138284A JPH09323764A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 酸素吸収性キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8138284A JPH09323764A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 酸素吸収性キャップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09323764A true JPH09323764A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15218311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8138284A Pending JPH09323764A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 酸素吸収性キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09323764A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002040368A1 (en) * | 2000-11-16 | 2002-05-23 | Cope Allman Plastic Packaging Limited. | Gas adsorption means for a container |
WO2006018262A1 (de) * | 2004-08-13 | 2006-02-23 | Klebchemie M.G. Becker Gmbh & Co. Kg | Deckel für einen behälter zur lagerung und/oder bereitstellung und/oder zum transport von feuchtigkeitsempfinlichen materialen |
KR20210020260A (ko) * | 2019-08-14 | 2021-02-24 | 문병휘 | 누설 방지구조를 가지는 시린지의 엔드캡 |
-
1996
- 1996-05-31 JP JP8138284A patent/JPH09323764A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002040368A1 (en) * | 2000-11-16 | 2002-05-23 | Cope Allman Plastic Packaging Limited. | Gas adsorption means for a container |
WO2006018262A1 (de) * | 2004-08-13 | 2006-02-23 | Klebchemie M.G. Becker Gmbh & Co. Kg | Deckel für einen behälter zur lagerung und/oder bereitstellung und/oder zum transport von feuchtigkeitsempfinlichen materialen |
KR20210020260A (ko) * | 2019-08-14 | 2021-02-24 | 문병휘 | 누설 방지구조를 가지는 시린지의 엔드캡 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051110 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051115 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060105 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060307 |