JPH09323470A - 製版装置 - Google Patents

製版装置

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JPH09323470A
JPH09323470A JP16834396A JP16834396A JPH09323470A JP H09323470 A JPH09323470 A JP H09323470A JP 16834396 A JP16834396 A JP 16834396A JP 16834396 A JP16834396 A JP 16834396A JP H09323470 A JPH09323470 A JP H09323470A
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JP
Japan
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plate
sheet
pressing
porous resin
resin sheet
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JP16834396A
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English (en)
Inventor
Shinji Kobayashi
慎治 小林
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多孔性樹脂シートと原稿シートとを確実に密
着させて印刷性能の優れた印版シートを作製することの
できる製版装置を提供すること。 【解決手段】 ケース4の台板3に対し一端側に枢着さ
れた押圧板10の押圧面を下に凸な曲面23に形成す
る。また、押圧板10は、凸な曲面23と一体にして形
成する。さらに、凸な曲面23の高さは1〜3mmに設
定する。そして、押圧板10による押圧力を凸な曲面2
3を介して多孔性樹脂シート38に均等に作用させるこ
とで、台板3の透明アクリル板25に載せられる多孔性
樹脂シート38と黒フィルム37及び原稿シート36と
を密着させるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクを含浸させ
ることにより長時間インクを補給することなく、くり返
し捺印することができる印版シートを、連続気泡を有す
る感光性の多孔性樹脂シートを用いて作製するための製
版装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ハガキ等の被印刷媒体上に文
字、図形等の所望の印像を捺印するための印版シート
(スタンプ等)を製作する種々の製版装置が提案されて
いる。この製版装置は、インク含浸可能な連続気泡を有
する多孔性樹脂シートに対して所望印像に対応するイン
ク滲出部と所望印像以外のインク非滲出部とを形成して
なる多孔性樹脂シート製印版シートを作製するものであ
る。このように、連続気泡を有する多孔性樹脂シートか
らなる印版シートは、インクをインク滲出部に含浸させ
ることにより長時間インクを補給することなく、くり返
して捺印できる。
【0003】この種の従来の一般的な製版装置による印
版シートの作製は、図5に示すように、透明アクリル板
125上に、文字や図形等の印像136Aが描かれた原
稿シート(紙)136を載せてアルコール系溶液で半透
明にした後に、この原稿シート136上にカーボン等が
コーテングされた黒フィルム137、および多孔性樹脂
シート138の順で載置する。そして、製版装置の一端
側に形成された支持壁(図示せず)と他端側の支持壁
(図示せず)とにそれぞれ回転自在に枢着された押圧板
108,109で原稿シート136,黒フィルム137
および多孔性樹脂シート138を透明アクリル板125
に押し付けた後に、フラッシュバルブ115を発光させ
て、その光成分中の赤外線を原稿シート136の下面に
照射する。
【0004】このように、原稿シート136上の印像1
36Aに照射された赤外線R1は印像136Aで遮断さ
れ、一方、印像136A以外に照射された赤外線R2は
原稿シート136を通過する。これにより、黒フィルム
137では、原稿シート136の印像136Aに対する
部分に赤外線R1が照射されず、この部分が発熱するこ
とがないので、原稿シート136の印像136Aに対す
る部分の多孔性樹脂シート138に連続気泡を有するま
まの状態となるインク滲出部138Aが形成される。一
方、原稿シート136の印像136A以外に対する部分
については赤外線R2が照射されるので、印像136A
以外に対応する部分の多孔性樹脂シート138の表面の
加熱溶解により連続気泡を閉塞するインク非滲出部13
8Bが形成される。それにより、多孔性樹脂シート13
8にインク滲出部138Aとインク非滲出部138Bが
形成され、図6(A)および図6(B)に示すような印
版シート139が作製される。この多孔性樹脂シート1
38からなる印版シート139は、それに形成されたイ
ンク滲出部138Aの連続気泡に各色のインクを含浸さ
せて、捺印を行うのに用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
製版装置では、多孔性樹脂シート138、黒フィルム1
37および原稿シート136を互いに密着させて透明ア
クリル板125に押し付けるための押圧板108,10
9が、その一端側の支持壁と他端側の支持壁との両端で
支持されており、これら押圧板108,109により多
孔性樹脂シート138、黒フィルム137および原稿シ
ート136を透明アクリル板125に押し付けたとき
に、押圧板108,109の中央部が上方へ、且つ透明
アクリル板125の中央部が下方へそれぞれ湾曲状に撓
むので、多孔性樹脂シート138と原稿シート136と
は、各々の中央部分が押圧力不足によって互いに密着し
ないようになる。
【0006】上記のような状態において、フラッシュバ
ルブ115から照射される赤外線Rを、透明アクリル板
125を介して原稿シート136に面露光すると、同一
印面内で露光ムラが発生し、多孔性樹脂シート138の
連続気泡が加熱溶融されずに上記印像136A以外の部
分に対応するインク非滲出部138Bが正確に形成され
なかったりして、印刷性能が低い品質の悪い印版シート
139が作製されてしまう。特に、このような問題は、
ハガキサイズ等のよりも大きな印版シートを作製する場
合に、押圧板108,109や透明アクリル板125の
撓みが印版シートの大きさに伴い大きくなって顕著に現
れる。
【0007】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、多孔性樹脂シートと原稿シートとを
確実に密着させて印刷性能の優れた印版シートを作製す
ることのできる製版装置を提供することを目的とするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る製版装置は、連続気泡を有
する多孔性樹脂シートの表面に、原稿シートの印像に対
応するインク滲出部と前記印像以外のインク非滲出部と
を形成した印版シートを作製するための製版装置であっ
て、上面に原稿シート及び前記多孔性樹脂シートが載せ
られ、光を透過可能な台板と、前記台板の一端側に開閉
可能に枢着された押圧板とを備えてなり、前記押圧板の
前記台板と対向する押圧面を下に凸な曲面に形成し、前
記原稿シート及び前記多孔性樹脂シートは前記曲面を介
して前記台板に押し付けられるように構成されている。
これにより、台板や押圧板の撓みに起因する真ん中付近
の押圧力不足を押圧板の凸な曲面で補うことによって、
多孔性樹脂シートと原稿シートとをそれらの全体にわた
り略均等に密着させることができ、印刷性能の優れた印
版シートを作製することができる。
【0009】請求項2では、請求項1記載の製版装置に
おいて、前記押圧板に、前記の凸な曲面が一体にして形
成されている。これにより、押圧面が凸な曲面となった
押圧板を、樹脂の一体成形などの製作手段によって簡便
に作製することができる。
【0010】請求項3では、請求項1又は請求項2にお
いて、る製版装置では、前記の凸な曲面の高さは1〜3
mmに設定されている。これにより、押圧板の凸な曲面
が、多孔性樹脂シートと原稿シートとをそれらの全体に
わたり確実に密着させることのできる適度な高さを有し
ているので、従来における多孔性樹脂シートと原稿シー
トとの密着性の不均一を確実に解消することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の製版装置を具体化
した実施形態について、図面を参照しながら詳述する。
図1は本実施形態の製版装置を示す概略断面図、図2は
本実施形態の可動蓋と押圧板を開放した状態を示す概略
断面図である。
【0012】図1および図2において、製版装置2は、
カバー4の側壁に回転自在に設けられた可動蓋8と第1
押圧板10および第2押圧板9とを主要部として構成さ
れている。
【0013】カバー4内には、第1押圧板10の下面に
対向するように開口する段差部24を有する逆四角台状
の凹部26が形成されている。段差部24には凹部26
の開口側を閉塞するように透明アクリル板25を中央に
備えた台板3が配置されている。また、凹部26の底壁
26Aには2つのフラッシュバルブ15が取り付けられ
ている。各フラッシュバルブ15は、底壁26Aの下側
に設けられた取付部27に取り外し可能として支持され
ており、スイッチ14を介して図示しない乾電池等の電
源に接続されている。
【0014】可動蓋8および両押圧板9,10は、カバ
ー4の台板3側を開放、又は閉鎖可能として第1押圧板
10、第2押圧板9及び可動蓋8の順で折り畳み自在に
設けられている。可動蓋8の一端は、図1に示す閉鎖時
にカバー4の台板3との間に両押圧板9,10を折り畳
み可能な空間を区画するようにカバー4の側壁の上側か
ら突出する一対の支持壁11に回転自在に軸支されてい
る。また、可動蓋8の他端には、バネ12を介して外側
に付勢されたロック爪13が設けられている。ロック爪
13には、カバー4の台板3側に形成された係止部4A
に係止可能なロック部13Aが形成されており、係止部
4Aとの係止により可動蓋8をカバー4の側壁にロック
するとともにカバー4内に設けられたスイッチ14をオ
ンして、各フラッシュバッブ15に電力供給して発光さ
せるものである。可動蓋8の上面中央部には、2つの支
持部16に対して引き出し、又は収納自在にされた取っ
手部17が設けられている。更に、可動蓋8の下面(閉
鎖時に台板3と対向する面)には、2つの押圧部18,
19がカバー4の台板3側に突出して形成されている。
この各押圧部18,19は印版シートを製作する際に必
要となる多孔性樹脂シート38への押圧荷重を、てこの
力を利用し、その力点としての役割を果たすものであ
る。これによって、第2押圧板9および第1押圧板10
を介して多孔性樹脂シート38に均等に押圧荷重をかけ
ることができる。
【0015】第1押圧板10の一端は、支持壁11の下
方に形成された支持部22に回転可能に軸支されてい
る。この第1押圧板10の下面(閉鎖時に台板3と対向
する面)から台板3(透明アクリル板25)に対向する
ように突出する押圧面は、台板3側に凸な曲面23に形
成されており、この凸な曲面23は、後述するように印
版シートを製作する際に、透明アクリル板25に発生す
る下方への湾曲状の撓み形状に対応した湾曲面形状にな
っている。
【0016】第2押圧板9は、その一端を上記支持壁1
1の反対側のカバー4の側壁の上側から突出する支持壁
20に回転自在に軸支されており、この第2押圧板9の
一端側下面には、1つの突起21がカバー4の台板3側
に突出するように形成されている。この突起21も、印
版シートを形成する際に、必要な多孔性樹脂シート38
の大きな押圧荷重を、てこの力を利用して、その力点と
しての役割を果たすものである。こにれよって、第1押
圧板10に対する撓みの発生を軽減するようにその自由
端部に当接支持して、第1押圧板10を介して多孔性樹
脂シート38に均等に押圧荷重をかけることができる。
【0017】本発明の製版装置2は、以上のように構成
されるが、次に、この製版装置2を使用して印版シート
を作製する手順について説明する。
【0018】製版装置2を使用して印版シートを作製す
るには、図1の状態にある可動蓋8および両押圧板9,
10を台板3(透明アクリル板25)から離れる方向に
順々に回動させて、図2に示すような開放状態とした後
に、透明アクリル板25上に、図3に示すように、文字
や図形等の所望の印像36Aが描かれた原稿シート36
を載置するとともに、発熱体となる黒フィルム37、多
孔性樹脂シート38の順に原稿シート36上に重ね合わ
せる。このとき、原稿シート36として、透明又は半透
明でない用紙に印像36Aを描いたものを用いる場合に
は、透明アクリル板25上に載せた後に、アルコール系
溶液を塗布して原稿シート36を半透明状態にする。
【0019】ここで、印版シートの作製に用いられる多
孔性樹脂シート38は、その内部に立体網目構造のイン
ク含浸可能な連続気泡が形成されたポリオフイン系フォ
ーム等の材料から形成されており、その表面は加熱され
た場合に溶融されて連続気泡が閉塞される特質を備えて
いる。
【0020】次いで、透明アクリル板25上に原稿シー
ト等の各部材36〜38を載せた状態で、図2に示すよ
うに、第1押圧板10を台板3に向かう方向に回動させ
て凸な曲面23を多孔性樹脂シート38上に当接させ、
次いで、第2押圧板9を第1押圧板10の上に、可動蓋
8を第2押圧板9上に順々に載置する。そして、可動蓋
8に適当な荷重をかけながら押圧して、ロック爪13の
ロック部13Aを係止部4Aに係止して可動蓋8をケー
ス4に対してロックすると、スイッチ14がロック爪1
3を介してオンされ、これにより上記電源を介して各フ
ラッシュバルブ15が発光される。
【0021】上記のように、両押圧板10,9および可
動蓋8が重ね合わされた時に、第1押圧板8の押圧面が
下に凸な曲面23に形成されていることによって、透明
アクリル板25の下方への湾曲状の撓みによる多孔性樹
脂シート38および原稿シート36の各真ん中付近と端
部との押圧力不均等が補われる。それにより、多孔性樹
脂シート38、黒フィルム37および原稿シート36の
相互の密着性が従来に比し格段に向上し、全体にわたり
均等な密着力で確実に密着する。この凸な曲面23は、
印版シートを製作する際に透明アクリル板25に発生す
る下方への湾曲状の撓み形状に対応した湾曲面形状にす
れば、多孔性樹脂シート38、黒フィルム37および原
稿シート36の相互の密着性の不均一を確実に解消でき
る。
【0022】種々の実測結果に基づき判明したところに
よると、可動蓋8および両押圧板10,9により多孔性
樹脂シート38等を透明アクリル板25に押し付ける
と、その透明アクリル板25(台板3)の中央部で撓み
が最大となることから、凸な曲面23の中央部の高さを
1〜3mmに設定するのが好ましい。また、凸な曲面2
3の中央部の高さは、捺印される被印刷媒体のサイズに
応じて製版される印版シートの大きさにより変動される
ものである。
【0023】また、凸な曲面23は、合成樹脂の一体成
形により第1押圧板8に設けるようにすれば、簡単、且
つ正確に形成することができる。更に、第1押圧板の下
面を平坦面として、この平坦面に、凸な曲面を形成した
ゴム板などを貼着するようにしてもよい。その場合に
は、凸な曲面が弾性力を有しているから、多孔性樹脂シ
ート38、黒フィルム37および原稿シート36の相互
の密着性の不均一をより一層確実に解消することができ
る。
【0024】そして、上記のようにフラッシュバルブ1
5が発光されると、図3に示すように、その光成分中の
赤外線Rは透明アクリル板25を通過し、原稿シート3
6の下面に照射される。このとき、原稿シート36の印
像36Aに照射された赤外線R1は印像36Aで遮断さ
れ、印像36A以外の原稿シート36の部分に照射され
た赤外線R2は原稿シート36を通過する。これによ
り、黒フィルム37において、原稿シート36の印像3
6Aに対応する部分については、赤外線R1が照射され
ないのでこの部分が発熱することなく、一方、原稿シー
ト36の印像36A以外に対応する部分については赤外
線R2が照射されることからこの部分が発熱される。
【0025】この結果、多孔性樹脂シート38の原稿シ
ート36に当接する面において、原稿シート36の印像
36Aに対応する部分は、発熱されないことから、連続
気泡を有するそのままの状態のインク滲出部38Aが形
成され、一方、印像36A以外に対応する部分は、発熱
されることに基づき、その表面に加熱溶融により連続気
泡が閉塞されるインク非滲出部36Bが形成されて、図
4(A)および図4(B)に示すような、印版シート3
9が作製されることになる。この印版シート39は、上
述のように、多孔性樹脂シート38と原稿シート36と
がその全体にわたり均等に且つ確実に密着した状態で面
露光して形成されているので、溶融ムラのない印刷性能
の高いものとなる。
【0026】上記のように印版シート39の作製が終了
すると、可動蓋8、第2押圧板9および第1押圧板10
の順に台板3から離れる方向に回動させて、図2に示す
ような開放状態にした後に、図4(A)および図4
(B)に示す印版シート39を取り出し、このインク滲
出部38Aの連続気泡に各色のインクを含浸させること
で、印版シート39による被印刷媒体(ハガキ等)に対
する連続した捺印を可能とする。
【0027】このように本実施形態における製版装置2
によれば、両押圧板10,9および可動蓋8が重ね合わ
された時に、第1押圧板8に形成された凸な曲面23に
よって、透明アクリル板25の下方への湾曲上の撓みに
よる多孔性樹脂シート38および原稿シート36の各真
ん中付近と端部との押圧力不均等を補うことができる。
これにより、上記凸な曲面23を、印版シートを作製す
る際に透明アクリル板25に発生する下方への湾曲状の
撓み形状に対応した湾曲面状にすれば、多孔性樹脂シー
ト38,黒フィルム37および原稿シート36の相互の
密着性の不均一を確実に解消して、多孔性樹脂シート3
8と原稿シート36とがその全体にわたり均等に且つ確
実に密着した状態で面露光してインク滲出部38Aとイ
ンク非滲出部38Bとが形成されているので、溶融ムラ
のない印刷性能の高い印版シート39を得ることが可能
となる。
【0028】
【発明の効果】以上説明した通り、請求項1の製版装置
では、台板や押圧板の撓みに起因する真ん中付近の押圧
力不足を押圧板の凸な曲面により補って、多孔性樹脂シ
ートと原稿シートとの密着性の不均一を軽減できるの
で、印刷性能の優れた印版シートを作製することができ
るきいう効果を奏する。特に、印版シートがハガキサイ
ズ以上に大きくなった場合には、台板や押圧板の撓みが
大きくなるので、凸な曲面を有する押圧板が有効に機能
する。
【0029】請求項2では、請求項1記載の効果に加え
て、押圧面が凸な曲面となった押圧板を、樹脂の一体成
形などの製作手段によって簡便に作製することができる
という効果を奏する。
【0030】請求項3では、請求項1又は請求項2の効
果に加えて、製版装置では、押圧板の凸な曲面を、多孔
性樹脂シートと原稿シートとをそれらの全体にわたり確
実に密着させることのできる適度な高さ(1〜3mm)
を有する形状としたので、従来における多孔性樹脂シー
トと原稿シートとの密着性の不均一を確実に解消するこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】製版装置を示す概略断面図である。
【図2】可動蓋と押圧板を開放した状態を示す製版装置
の概略断面図である。
【図3】印版シートの製版原理を示す模式図である。
【図4】印版シートを示すものであり、(A)は印版シ
ートの模式断面図、(B)は印版シートの斜視図であ
る。
【図5】従来技術における印版シートの製版原理を示す
模式図である。
【図6】従来技術における印版シートを示すものであ
り、(A)は印版シートの模式断面図、(B)は印版シ
ートの斜視図である。
【符号の説明】
2 製版装置 3 台板 10 押圧板 23 凸な曲面 36 原稿シート 36A 印像 38 多孔性樹脂シート 38A インク滲出部 38B インク非滲出部 39 印版シート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続気泡を有する多孔性樹脂シートの表
    面に、原稿シートの印像に対応するインク滲出部と前記
    印像以外のインク非滲出部とを形成した印版シートを作
    製するための製版装置であって、 上面に原稿シート及び前記多孔性樹脂シートが載せら
    れ、光を透過可能な台板と、 前記台板の一端側に開閉可能に枢着された押圧板とを備
    えてなり、 前記押圧板の前記台板と対向する押圧面を下に凸な曲面
    に形成し、 前記原稿シート及び前記多孔性樹脂シートは前記曲面を
    介して前記台板に押し付けられるようにしたことを特徴
    とする製版装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記押圧板は、前記
    の凸な曲面と一体にして形成されたものである製版装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のいずれかにおいて、
    前記の凸な曲面の高さは1〜3mmである製版装置。
JP16834396A 1996-06-06 1996-06-06 製版装置 Pending JPH09323470A (ja)

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