JPH09321862A - 電話機における記録再生装置 - Google Patents

電話機における記録再生装置

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JPH09321862A
JPH09321862A JP8133518A JP13351896A JPH09321862A JP H09321862 A JPH09321862 A JP H09321862A JP 8133518 A JP8133518 A JP 8133518A JP 13351896 A JP13351896 A JP 13351896A JP H09321862 A JPH09321862 A JP H09321862A
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recording
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signal
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幸雄 佐藤
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/64Automatic arrangements for answering calls; Automatic arrangements for recording messages for absent subscribers; Arrangements for recording conversations
    • H04M1/65Recording arrangements for recording a message from the calling party
    • H04M1/656Recording arrangements for recording a message from the calling party for recording conversations

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  • Signal Processing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話での会話時に双方向の音声をデジタル録
音できるようにし、しかも再生時において会話内容の理
解を容易にする。 【解決手段】 会話時に、送話用アンプ3の送話音を、
A/D変換器6と音声信号符号化器9により送話音デー
タに符号化する。また受話音データをセレクタ12の出力
として、音声信号復号化器11とD/A変換器8により受
話音に復号化する。受話用アンプ5からは復号化された
前記受話音と側音用アンプ4による側音がともに出力さ
れ、A/D変換器7と音声信号符号化器10により、側音
込みの受話音(送話音を含む)が高能率音声圧縮データに
符号化されてバッファ13に送られる。そして録音する場
合にはバッファ13のデータを、CPU14によってメモリ
15に格納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有線電話機,携帯
電話機等の無線電話機に適用され、送話音,受話音の録
音再生を可能にする電話機における記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的な電話機における記録再生
装置において、会話時には相手側の受話音声(下り音声)
のみを録音し、非会話時には自分の送話音声(上り音声)
のみを録音する構成になっている。
【0003】図4は従来の前記記録再生装置の構成図で
あり、41はマイク、42はイヤーピース、43は送話用アン
プ、44は側音用アンプ、45は受話用アンプ、46はアナロ
グ/デジタル信号変換器(A/D変換器)、47はデジタル
/アナログ信号変換器(D/A変換器)、48は音声信号符
号化器、49は音声信号復号化器、50と51は第1のセレク
タと第2のセレクタ、52はバッファ、53は各部をコント
ロールするためのCPU(中央演算処理ユニット)、54は
メモリである。
【0004】前記記録再生装置において、電話での会話
時には第1のセレクタ50と第2のセレクタ51の出力は受
話側符号化データであり、録音する場合にはバッファ52
のデータがCPU53によってメモリ54に格納される。非
会話時に録音する場合には第1のセレクタ50の出力は送
話側符号化データであり、バッファ52のデータがCPU
53によってメモリ54に格納される。
【0005】再生時には、メモリ54に格納されている録
音データがCPU53によってバッファ52に送られ、第2
のセレクタ51の出力はバッファ52のデータとなり、音声
信号復号化器49とD/A変換器47を通って再生信号が生
成されることになる。
【0006】また前記図4に示す記録再生装置の構成以
外にも、特願平7-92097号に記載されている装置のよう
に、送話側デジタル音声データと受話側デジタル音声デ
ータとの双方向の音声レベルを検出し、大小判定を行っ
てレベルの大きい音声データを録音するように切り換
え、双方向の音声をデジタル録音することができるよう
にしたものもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の技
術において、図4に示す装置では、会話時に受話側音声
と送話側音声を録音しようとするには、第1のセレクタ
50の出力を切り換えれば可能であるが、送話側音声の録
音時には受話側音声は録音することができない、という
問題があった。
【0008】また、特願平7-92097号に記載されている
装置では、会話時に録音される音声は音声レベルが大き
な方の音声であって、送話側の音声があるときでも受話
側の音声レベルの方が大きければ、送話側の音声を録音
することができない、という問題があった。
【0009】そこで、本発明の目的は、前記従来の問題
を解決し、電話での会話時に双方向の音声を同時に、も
しくは送話側音声を優先させてデジタル録音できるよう
にし、しかも再生時において会話内容の理解を容易にす
る電話機における録音再生装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、録音処理専用のアナログ/デジタル信号
変換器および音声信号符号化器からなる録音信号処理手
段と、送話音込みの受話音を録音信号処理手段に送る手
段と、録音信号処理手段からの符号化データをメモリに
格納するための手段とを備え、電話での会話時に双方向
の音声を同時にデジタル録音することができるようにし
たものである。
【0011】また本発明は、メモリに送話音と受話音と
の双方向の音声信号を記録可能にする手段と、送話用信
号処理手段に有音検出手段と、この有音検出手段からの
検出信号を受けて、送話音を優先させて前記メモリに記
録させる手段を備え、電話での会話時に双方向の音声を
デジタル録音することができるとともに、送話音を優先
させて記録させることによって、再生時の会話内容の理
解を容易にするものである。
【0012】また本発明は、誤り訂正復号化器およびフ
レーム状態検出器からなり、デジタル信号に対する訂正
処理を行う誤り訂正信号処理手段と、この誤り訂正信号
処理手段からの受話音データとフレーム状態検出データ
とを送話音データに換えて前記メモリに記録させる手段
を備え、再生時に受話側の音声品質情報であるフレーム
状態検出データによって最適な音声復号処理を可能にす
るものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、送話音を信号処理するためのアナログ/デジタル信
号変換器および音声信号符号化器からなる送話用信号処
理手段と、デジタル信号処理された送話音と受話音を記
録するメモリと、受話音あるいは前記メモリに記録され
ている音声情報を信号処理するデジタル/アナログ信号
変換器および音声信号復号化器からなる再生用信号処理
手段とを備えた電話機における記録再生装置において、
録音処理専用のアナログ/デジタル信号変換器および音
声信号符号化器からなる録音信号処理手段と、送話音込
みの受話音を前記録音信号処理手段に送る手段と、録音
信号処理手段からの符号化データをメモリに格納するた
めの手段とを備えたものであって、電話での会話時に送
話音と受話音との録音切換することなく、双方向の音声
を同時にデジタル録音することができる。
【0014】請求項2に記載の発明は、非会話時に、前
記送話用信号処理手段と前記再生用信号処理手段とを休
止状態にし、前記録音信号処理手段を動作させて送話音
のみの録音を可能にし、さらに前記送話用信号処理手段
と前記録音信号処理手段とを休止状態にし、前記再生用
信号処理手段を動作させて前記メモリの記録情報を再生
可能にする手段を備えたものであって、非会話時には消
費電流を低減し得る状態で、送話音の録音、あるいは録
音データの再生をすることができる。
【0015】請求項3に記載の発明は、前記送話用信号
処理手段と前記再生用信号処理手段と前記録音信号処理
手段における前記各音声信号符号化器と前記音声信号復
号化器の動作を、時分割処理することによって実行可能
にしたものであって、請求項2に記載した各部の制御を
DSP(Digital Signal Processor)等のソフトウェアに
よって容易に実現することが可能になる。
【0016】請求項4に記載の発明は、送話音を信号処
理するためのアナログ/デジタル信号変換器および音声
信号符号化器からなる送話用信号処理手段と、デジタル
信号処理された送話音と受話音を記録するメモリと、受
話音あるいは前記メモリに記録されている音声情報を信
号処理するデジタル/アナログ信号変換器および音声信
号復号化器からなる再生用信号処理手段とを備えた電話
機における記録再生装置において、前記メモリに送話音
と受話音との双方向の音声信号を記録可能にする手段
と、前記送話用信号処理手段に有音検出手段と、この有
音検出手段からの検出信号を受けて、送話音を優先させ
て前記メモリに記録させる手段を備えたものであって、
電話での会話時に送話音を優先させて双方向の音声をデ
ジタル録音することができるので、再生時の会話内容の
理解が容易になる。
【0017】請求項5に記載の発明は、送話音を信号処
理するためのアナログ/デジタル信号変換器および音声
信号符号化器からなる送話用信号処理手段と、デジタル
信号処理された送話音と受話音を記録するメモリと、受
話音あるいは前記メモリに記録されている音声情報を信
号処理するデジタル/アナログ信号変換器および音声信
号復号化器からなる再生用信号処理手段とを備えた電話
機における記録再生装置において、誤り訂正復号化器お
よびフレーム状態検出器からなり、デジタル信号に対す
る訂正処理を行う誤り訂正信号処理手段と、この誤り訂
正信号処理手段からの受話音データとフレーム状態検出
データとを送話音データに換えて前記メモリに記録させ
る手段を備えたものであって、録音時に受話音の品質情
報をメモリに格納することができるので、その品質情報
によって最適な復号処理が可能になり、再生時の会話内
容の理解が容易になる。
【0018】請求項6に記載の発明は、前記フレーム状
態検出データに基づいて受話音データのフレームにおけ
る誤りの多いフレームもしくは無音のフレームを検出
し、誤りの多いフレームもしくは無音のフレームである
場合には当該受話音データを前記メモリに記録させない
ように制御する手段を備えたものであって、録音中でも
誤りの多いフレームもしくは無音のフレームの場合に
は、受話音を録音しないようにすることにより、メモリ
容量を節約することができ、会話録音時間を延長させる
ことができる。
【0019】以下、本発明の好適な実施の形態を図面を
参照して説明する。
【0020】図1は本発明の電話機における記録再生装
置の第1実施形態を説明するための構成図であり、1は
マイク、2はイヤーピースであって、側音用アンプ4は
送話用アンプ3の送話音を側音として受話用アンプ5か
ら受話音とともに出力させるものである。A/D変換器
7と音声信号符号化器10は、録音信号処理手段を構成
し、録音専用に設けられており、受話用アンプ5の出力
とバッファ13との間に設置されている。A/D変換器6
と音声信号符号化器9は送話用信号処理手段を構成し、
D/A変換器8と音声信号復号化器11とセレクタ12は、
受話音およびメモリ15に格納されている録音データに対
する再生処理を行う再生用信号処理手段を構成する。各
構成部をコントロールするCPU14はバッファ13とメモ
リ15との間に設置されている。
【0021】次に前記図1の構成の装置における動作を
説明する。会話時には送話用アンプ3の送話音がA/D
変換器6と音声信号符号化器9により送話側符号化デー
タに符号化され、受話側符号化データがセレクタ12の出
力となり、音声信号復号化器11とD/A変換器8により
受話音に復号化される。受話用アンプ5からは復号化さ
れた前記受話音と側音用アンプ4による側音がともに出
力され、録音信号処理手段のA/D変換器7と音声信号
符号化器10により、側音込みの受話音(送話音を含む)が
高能率音声圧縮データに符号化されてバッファ13に送ら
れる。そして録音する場合には、バッファ13のデータが
CPU14によってメモリ15に格納される。
【0022】アイドル時(非会話時)に録音する場合に
は、会話時と同様に、受話用アンプ5の出力が、録音信
号処理手段のA/D変換器7と音声信号符号化器10によ
り高能率音声圧縮データに符号化されて、側音のみの符
号化データがバッファ13に送られ、CPU14によってメ
モリ15に格納される。このとき、A/D変換器6と音声
信号符号化器9およびD/A変換器8と音声信号復号化
器11をスリープ状態にすることによって、不要な電力消
費を防ぐことができる。
【0023】再生する場合には、メモリ15に格納されて
いる録音データが、CPU14によってバッファ13に送ら
れ、セレクタ12の出力はバッファ13のデータになり、音
声信号復号化器11とD/A変換器8により符号化された
録音データが復号化されて、受話用アンプ5から再生さ
れることになる。このとき、A/D変換器6,7と音声
信号符号化器9,10をスリープ状態にすることによっ
て、不要な電力消費を防ぐことができる。
【0024】前記各音声信号符号化器9,10と音声信号
復号化器11の動作制御は、DSPのソフトウェアによっ
て時分割処理することによって容易に実現することが可
能である。
【0025】このように、第1実施形態の装置によれ
ば、録音専用のA/D変換器7と音声信号符号化器10を
設け、側音込みの受話音を高能率音声圧縮データに符号
化してバッファ13に送り、CPU14によってメモリ15に
符号化データを格納することにより、電話での会話時に
送話側音声データと受話信側音声データとの切り換えを
行うことなく、双方向の音声を同時にデジタル録音する
ことができ、再生時に会話内容を容易に確認することが
できる。
【0026】またアイドル時には、上述したように、A
/D変換器6と音声信号符号化器9およびD/A変換器
8と音声信号復号化器11をスリープ状態にしたり、A/
D変換器6,7と音声信号符号化器9,10をスリープ状
態にすることによって、消費電流を低減し得る状態にお
いて送話音の録音、あるいは録音データの再生をするこ
とができる。
【0027】図2は本発明の電話機における記録再生装
置の第2実施形態を説明するための構成図であり、マイ
ク21からの送話音が、A/D変換器23と音声信号符号化
器25により高能率音声圧縮データに符号化され、誤り訂
正符号化器28と第1のセレクタ30に送られる。26は有音
検出器であって、送話側が有音か否かを検出するための
ものである。
【0028】誤り訂正復号化器29の出力である受話側の
音声データは、第1のセレクタ30と第2のセレクタ31と
に送られ、第2のセレクタ31の他方の入力はバッファ32
からの再生データであり、第1のセレクタ30の出力はバ
ッファ32への録音データである。音声信号復号化器27と
D/A変換器24は、受話側音声データもしくはメモリ34
に録音されている再生データをアナログ音声に変換して
イヤーピース22に出力する。CPU33は、バッファ32と
メモリ34との間に設置され、前記各部をコントロールす
る。
【0029】次に前記図2の構成の装置における動作を
説明する。会話時にはマイク21からの送話側音声が、A
/D変換器23と音声信号符号化器25により高能率音声圧
縮データに符号化されて、第1のセレクタ30と誤り訂正
符号化器28に送られる。誤り訂正符号化器28では誤り訂
正復号が可能となるような符号化を行い、送話側符号化
データをデジタル回線に送る。受話側ではデジタル回線
からの受話側符号化データが、誤り訂正復号化器29にお
いて音声データに復号化されて第1のセレクタ30と第2
のセレクタ31に送られる。第2のセレクタ31の出力は受
話側音声データになっており、音声信号復号化器27とD
/A変換器24により受話側音声がイヤーピース22から出
力される。
【0030】通常、第1のセレクタ30の出力は受話側音
声データになっており、バッファ32に録音データとして
送られる。送話側の音声信号処理部に設けられた有音検
出器26により送話側に音声があることが音声フレームご
とに検出でき、検出時に第1のセレクタ30の出力を、C
PU33による制御を行うことなく送話側音声データに切
り換えてバッファ32に送ることができる。このとき、有
音検出信号を誤り訂正符号化器28にも送ることができ、
送話側に音声があるときのみ送話側の符号化データを送
ればよい間欠送信が可能になる。録音する場合にはバッ
ファ32の録音データが音声フレームごとにCPU33を介
してメモリ34に格納される。
【0031】次にアイドル時に再生する場合にはメモリ
34に格納されている録音データが音声フレームごとにC
PU33によりバッファ32に送られ、第2のセレクタ31の
出力はバッファ32のデータになり、音声信号復号化器27
とD/A変換器24により会話時に録音された音声がイヤ
ーピース22から再生される。
【0032】このように、第2実施形態の装置によれ
ば、送話側の音声信号処理部に有音検出器26を設けて会
話中の録音データを、送話側音声が存在するときに第1
のセレクタ30により受話側デジタル音声データから送話
側デジタル音声データに、CPU33による制御を行うこ
となく切り換えてバッファ32に送ることができ、CPU
33によってメモリ34に録音データを格納することによ
り、電話での会話時に送話側音声を優先させて双方向の
音声をデジタル録音することができ、再生時に会話内容
を容易に理解することができるようになる。
【0033】図3は本発明の電話機における記録再生装
置の第3実施形態を説明するための構成図であり、図2
に基づいて説明した第2実施形態の装置における構成部
に対応する部分には同一符号を付して詳しい説明は省略
する。この第3実施形態の装置において前記第2実施形
態の装置と異なる点は、誤り訂正復号化器29に対してフ
レーム状態検出器35を接続した構成である。
【0034】図3の構成の装置における動作を説明す
る。会話時にはマイク22からの送話側音声がA/D変換
器23と音声信号符号化器25により高能率音声圧縮データ
に符号化されて第1のセレクタ30と誤り訂正符号化器28
に送られる。誤り訂正符号化器28では誤り訂正復号が可
能となるような符号化を行い、送話側符号化データをデ
ジタル回線に送る。受話側ではデジタル回線からの受話
側符号化データが、誤り訂正復号化器29で音声データに
復号化されて、第1のセレクタ30と第2のセレクタ31に
送られる。
【0035】また、フレーム状態検出器35でデジタル回
線の劣化もしくは間欠受信による受話側音声データのフ
レーム状態を検出して、この検出したフレーム状態検出
データも第1のセレクタ30と第2のセレクタ31に送られ
る。第2のセレクタ31の出力は受話側の音声データとフ
レーム状態検出データになっており、音声信号復号化器
27とD/A変換器24により最適な音声信号復号化処理が
され、受話側音声がイヤーピース22から出力される。
【0036】通常、第1のセレクタ30の出力は、受話側
音声データとフレーム状態検出データになっており、バ
ッファ32に録音データと音声品質情報として送られる。
送話側の音声信号処理部に設けられた有音検出器26によ
り送話側に音声が存在することが音声フレームごとに検
出でき、検出時に第1のセレクタ30の出力をCPU33に
よる制御を行わずに、送話側音声データに切り換えてバ
ッファ32に送ることができる。
【0037】このとき、有音検出信号を誤り訂正符号化
器28にも送ることができ、送話側に音声が存在するとき
のみ送話側の符号化データを送ればよい間欠送信が可能
になる。録音する場合にはバッファ32の録音データと音
声品質情報が音声フレームごとにCPU33によってメモ
リ34に格納される。また送話側音声がなく、フレーム状
態検出データにより受話側音声データのフレームが誤り
の多いフレーム、もしくは無音のフレームのときには、
CPU33によりバッファ32の録音データをメモリ34に格
納しないこともできる。
【0038】次にアイドル時に再生する場合には、メモ
リ34に格納されている録音データと音声品質情報が音声
フレームごとにCPU33によってバッファ32に送られ、
第2のセレクタ31の出力は、バッファ32のデータになっ
て、音声信号復号化器27とD/A変換器24において録音
データと音声品質情報により最適な音声信号復号処理が
され、会話時に録音された最適な音声がイヤーピース22
から再生される。
【0039】このように、第3実施形態によれば、受話
側の誤り訂正信号処理部にフレーム状態検出器35を設け
て、会話時に受話側音声データとフレーム状態検出デー
タをともに、第1のセレクタ30により送話側デジタル音
声を優先させてCPU33による制御を行うことなく、切
り換えてバッファ32に送ることができ、CPU33によっ
てメモリ34に録音データと音声品質情報を格納すること
により、再生時に音声品質情報によって音声信号復号化
器27で最適な音声信号復号化処理をして会話内容を容易
に理解することができるようになる。またバッファ32の
音声品質情報によりメモリ34にバッファ32の録音データ
を格納しないこともでき、録音データを格納するメモリ
34の容量を節約することができ、録音会話時間を延ばす
ことが可能になる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明は、録音専用のA/
D変換器と音声信号符号化器を設けたことにより、側音
込みの受話音を高能率音声圧縮データに符号化してバッ
ファに送ることができ、CPUによってメモリに符号化
データを格納することによって会話時に双方向の音声を
同時にデジタル録音することが可能になり、再生時に会
話内容の確認が容易にできるという効果が得られる。
【0041】また、送話用信号処理手段に音声信号符号
化器に加えて有音検出器を設けたことにより、会話中に
送話側音声があるときにCPUによる制御を行なうこと
なく録音データを受話側音声から送話側音声に切り換え
てバッファに送ることができ、CPUによってメモリに
双方向の音声データを格納することによって会話時に送
話側音声を優先させてデジタル録音することができ、再
生時に会話内容の理解が容易にできるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を説明するための構成図
である。
【図2】本発明の第2実施形態を説明するための構成図
である。
【図3】本発明の第3実施形態を説明するための構成図
である。
【図4】従来の電話機における記録再生装置の構成図で
ある。
【符号の説明】
1,21…マイク、 2,22…イヤーピース、 3…送話
用アンプ、 4…側音用アンプ、 5…受話用アンプ、
6,7,23…アナログ/デジタル信号変換器、8,24
…デジタル/アナログ信号変換器、 9,10,25…音声
信号符号化器、11,27…音声信号復号化器、 12,30,
31…セレクタ、 13,32…バッファ、14,33…CPU、
15,34…メモリ、 26…有音検出器、 28…誤り訂正
符号化器、 29…誤り訂正復号化器、 35…フレーム状
態検出器。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送話音を信号処理するためのアナログ/
    デジタル信号変換器および音声信号符号化器からなる送
    話用信号処理手段と、デジタル信号処理された送話音と
    受話音を記録するメモリと、受話音あるいは前記メモリ
    に記録されている音声情報を信号処理するデジタル/ア
    ナログ信号変換器および音声信号復号化器からなる再生
    用信号処理手段とを備えた電話機における記録再生装置
    において、録音処理専用のアナログ/デジタル信号変換
    器および音声信号符号化器からなる録音信号処理手段
    と、送話音込みの受話音を前記録音信号処理手段に送る
    手段と、録音信号処理手段からの符号化データをメモリ
    に格納するための手段とを備えたことを特徴とする電話
    機における記録再生装置。
  2. 【請求項2】 非会話時に前記送話用信号処理手段と前
    記再生用信号処理手段とを休止状態にし、前記録音信号
    処理手段を動作させて送話音のみの録音を可能にし、さ
    らに前記送話用信号処理手段と前記録音信号処理手段と
    を休止状態にし、前記再生用信号処理手段を動作させて
    前記メモリの記録情報を再生可能にする手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の電話機における記録再生
    装置。
  3. 【請求項3】 前記送話用信号処理手段と前記再生用信
    号処理手段と前記録音信号処理手段における前記各音声
    信号符号化器と前記音声信号復号化器の動作を、時分割
    処理することによって実行可能にしたことを特徴とする
    請求項2記載の電話機における記録再生装置。
  4. 【請求項4】 送話音を信号処理するためのアナログ/
    デジタル信号変換器および音声信号符号化器からなる送
    話用信号処理手段と、デジタル信号処理された送話音と
    受話音を記録するメモリと、受話音あるいは前記メモリ
    に記録されている音声情報を信号処理するデジタル/ア
    ナログ信号変換器および音声信号復号化器からなる再生
    用信号処理手段とを備えた電話機における記録再生装置
    において、前記メモリに送話音と受話音との双方向の音
    声信号を記録可能にする手段と、前記送話用信号処理手
    段に有音検出手段と、この有音検出手段からの検出信号
    を受けて、送話音を優先させて前記メモリに記録させる
    手段を備えたことを特徴とする電話機における記録再生
    装置。
  5. 【請求項5】 送話音を信号処理するためのアナログ/
    デジタル信号変換器および音声信号符号化器からなる送
    話用信号処理手段と、デジタル信号処理された送話音と
    受話音を記録するメモリと、受話音あるいは前記メモリ
    に記録されている音声情報を信号処理するデジタル/ア
    ナログ信号変換器および音声信号復号化器からなる再生
    用信号処理手段とを備えた電話機における記録再生装置
    において、誤り訂正復号化器およびフレーム状態検出器
    からなり、デジタル信号に対する訂正処理を行う誤り訂
    正信号処理手段と、この誤り訂正信号処理手段からの受
    話音データとフレーム状態検出データとを送話音データ
    に換えて前記メモリに記録させる手段を備えたことを特
    徴とする電話機における記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記フレーム状態検出データに基づいて
    受話音データのフレームにおける誤りの多いフレームも
    しくは無音のフレームを検出し、誤りの多いフレームも
    しくは無音のフレームである場合には当該受話音データ
    を前記メモリに記録させないように制御する手段を備え
    たことを特徴とする請求項5記載の電話機における記録
    再生装置。
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