JPH09321342A - 赤外線av信号伝送システム - Google Patents

赤外線av信号伝送システム

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JPH09321342A
JPH09321342A JP8131742A JP13174296A JPH09321342A JP H09321342 A JPH09321342 A JP H09321342A JP 8131742 A JP8131742 A JP 8131742A JP 13174296 A JP13174296 A JP 13174296A JP H09321342 A JPH09321342 A JP H09321342A
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JP
Japan
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infrared
signal
convex lens
led
transmission system
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Pending
Application number
JP8131742A
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English (en)
Inventor
Masami Sekiguchi
正美 関口
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】赤外線発光LEDの出力を変えないで赤外線ビ
ームの伝送距離を長くした赤外線AV信号伝送システム
を提供する。 【解決手段】赤外線発光LEDの前方に凸レンズを設け
て赤外線ビームを集光するようにして、1〜2個の赤外
線発光LEDであっても伝送距離を長くすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像/音声信号
(AV信号ともいう)を赤外線信号で送信する赤外線A
V信号伝送システムに関するものであり、特に赤外線信
号の赤外線ビームの出力を上げずに赤外線ビームの伝送
距離を長くする構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CCDカメラとビデオテープレコ
ーダVTRとを組み合わせた電子機器、所謂ビデオカメ
ラが市販されている。このビデオカメラでは、撮影時
に、CCDカメラのCCD素子に受像された被写体の映
像とマイクロホンからの音声とは、ビデオテープレコー
ダVTRへ送られ、磁気テープ等の記録媒体に記録され
る。
【0003】そして記録されている映像及び音声を再生
するには、ビデオカメラとテレビジョン受像機等のモニ
タ装置とを信号用ケーブルで接続し、記録媒体に記録さ
れている映像/音声信号をモニタ装置へ送り、モニタ装
置で映像/音声信号を再生することができるようになっ
ている。
【0004】最近、再生時に、ビデオカメラをテレビジ
ョン受像機に信号用ケーブルで接続せずに、ビデオカメ
ラの適当な位置に設けた赤外線送信部からテレビジョン
受像機の赤外線受信部に向かって、映像/音声信号を赤
外線に重畳させて光伝送する赤外線AV信号伝送方式が
開発された。
【0005】このような赤外線AV信号伝送方式は、ビ
デオカメラとテレビジョン受像機とを信号用ケーブルで
結線する必要がないから、再生時に両者間の距離や位置
関係に神経を使う必要がなく使用上非常に操作性を向上
させる。しかし、反面、一般家庭では通常、テレビジョ
ン受像機は定位置に置かれ、ビデオカメラは不特定の位
置で操作されることが多いから、両者の相対的な位置関
係がどんな状態にあっても、ビデオカメラから発した赤
外線信号がテレビジョン受像機の受信部に確実に届くこ
とが第一に要求される。
【0006】そのためには、テレビジョン受像機の受信
部における赤外線信号の赤外線ビームの強度が充分なこ
とが必要である。このような要求を満たすための従来の
アプローチには大別して二通りあった。
【0007】一つは、ビデオカメラがテレビジョン受像
機の位置に対してどのような位置にあっても、テレビジ
ョン受像機の受信部が赤外線の受信可能範囲内に入るよ
うに、多数の赤外線LED(発光ダイオード)を使用す
るものである。従来、赤外線ビームの到達距離をどの方
向にも5m程度にするために、LED素子を8〜12個
も必要であり、これの消費電力は2Wにも達する。
【0008】赤外線AV信号伝送方式におけるもう一つ
のアプローチとして、ビデオカメラの赤外線送信部の出
力を上げずに到達距離をできるだけ長くするため、赤外
線のビーム断面積を絞んで光密度を上げる方法がある。
この方法によれば、同じ到達距離を得るためのLED素
子の数は十分の一以下で済むから、部品点数が少なく消
費電力も節約となるから低コストとなる。この方法の従
来の実施例としては、LEDの後方に凹面反射鏡等を設
ける方法があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
一の方法のように多数個のLEDを使用して赤外線の出
力を増加する方法は、部品点数が多くなると共に消費電
力が大きくなるから高コストであるという問題点があっ
た。
【0010】また、上記第二の方法として、LEDの後
方に凹面反射鏡等を設ける方法は、送信部の構造が複雑
かつ大型となり問題点となっていた。
【0011】従って、本発明は、上記従来の問題点を解
消するために、構成が簡単で低コストで実現することが
できる赤外線AV信号伝送システムを提供することを目
的とし、1個〜2個の赤外線発光LEDから発する赤外
線ビームの断面積の大きさを受信部位置で所定大きさに
絞ることに課題を有する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る赤外線AV信号伝送システムは、映像
/音声信号を重畳した赤外線信号を所定方向に発生させ
る送信部を備えた電子機器と、この赤外線信号を受信す
る受信部を備えたモニタとからなり、電子機器の送信部
には、赤外線信号を発生させる前方位置に赤外線ビーム
を集光する凸レンズからなる集光手段を備えたことであ
る。
【0013】上記構成による赤外線AV信号伝送システ
ムは、赤外線LEDから発した赤外線を凸レンズで集光
することにより凸レンズから送出される赤外線ビームの
断面積を絞る。そして、赤外線LEDと凸レンズとの距
離を、凸レンズの焦点距離に等しいか又はそれ以内に選
定することにより、赤外線ビームの断面積を任意に絞る
ことができる。
【0014】また、赤外線発光LEDの数を1個とすれ
ば、赤外線ビームの断面形状は円形となり、赤外線発光
LEDを2個配列すれば、赤外線ビームの断面形状は楕
円状となる。
【0015】例えば、1個の赤外線発光LEDと凸レン
ズとの距離を凸レンズの焦点距離よりやや小さくした
時、凸レンズから約7m離れた受光位置で約1m平方の
照射面積で充分な赤外線強度が得られる。そして、この
時の赤外線発光LEDの消費電力は0.5W程度と小さ
い。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る赤外線AV信
号伝送システムについて図を参照にして説明する。
【0017】赤外線AV信号伝送システムは、図1に示
すように、映像/音声信号からなるAV信号を赤外線信
号に重畳させて送信する送信部2を備えた電子機器1
と、赤外線信号による映像/音声信号を受信する受信部
4を備えたモニタ3とから構成されている。
【0018】電子機器1は、映像/音声信号を記録再生
するビデオカメラ、ビデオテープレコーダ等から構成さ
れており、モニタ3は映像を表示し、且つ音声を出力す
るテレビジョン受像機である。
【0019】送信部2は、AV信号入力部5と、変調部
6と、LEDドライブ部7と、集光手段である集光部8
とからなる。
【0020】AV信号入力部5は、周知のような、増幅
回路、クランプ回路、プリエンファシス回路を有してお
り、例えばビデオテープレコーダ等からの映像/音声信
号を入力し、これを増幅し整形した後に変調部6へ出力
する。
【0021】変調部6は、FM変調器とバンドパスフィ
ルタとを有しており、AV信号入力部5からの出力信号
で高周波信号をFM変調した後に必要な信号成分を抽出
してLEDドライブ部7へ出力する。
【0022】LEDドライブ部7は、図示しないLED
ドライバと1個あるいは2個の赤外線発光LEDとを有
している。LEDドライバは、変調部6からの出力信号
を赤外線発光LEDに印加し、この赤外線発光LEDか
ら発光する赤外線の光強度変調(又は輝度変調)を行
う。その結果、赤外線発光LEDから、赤外線AV信号
伝送フォーマットに従った赤外線信号が出力されること
になる。
【0023】集光部8は、LEDドライブ部7の赤外線
発光LEDの前方に設置された凸レンズを有している。
LEDドライブ部7の赤外線発光LEDから出力された
赤外線は集光部8の凸レンズにより集光され、その結
果、凸レンズからモニタ3の赤外線受信部4側に向かっ
て、集光された光束の赤外線ビームが放射される。以
下、(1)赤外線発光LEDの発光面と凸レンズとの距
離が、凸レンズの焦点距離と等しい場合、(2)赤外線
発光LEDの発光面と凸レンズとの距離が、凸レンズの
焦点距離よりも短い場合、(3)赤外線発光LEDを2
個配列した場合について説明する。
【0024】(1)赤外線発光LEDの発光面と凸レン
ズとの距離が、凸レンズの焦点距離と等しい場合 図2は、LEDドライブ部7の赤外線発光LEDを1個
とし、この赤外線発光LEDと集光部8の凸レンズとの
間の距離D1を凸レンズの焦点距離Fと等しくした場合
の赤外線ビーム9の形状を示す。図2(A)は赤外線ビ
ームの側断面、図2(B)は受信部4の受光地点R(図
2(A)参照)での断面を示す。
【0025】この場合には、赤外線ビーム9は平行光と
なり、受光地点Rでの赤外線ビーム9の断面の直径は凸
レンズの直径に等しい。このように赤外線ビームは集光
され、到達距離が長くすることができ、例えば7m以上
先の受信部4(図1参照)でも充分な光量が得られる。
【0026】(2)赤外線発光LEDの発光面と凸レン
ズとの距離が、凸レンズの焦点距離よりも短い場合 図3は、LEDドライブ部7の赤外線発光LEDを1個
とし、この赤外線発光LEDと集光部8の凸レンズとの
間の距離D2を凸レンズの焦点距離Fより小さくした場
合の赤外線ビーム9の形状を示す。
【0027】この場合には、赤外線ビーム9は前方へ行
くに従って円錐状に開く形状となる。従って、上記
(1)の場合より赤外線の到達距離は短くなるが、凸レ
ンズから所望の離れた距離、実施例においては5m程度
離れた受光地点Rでも充分な光量が得られ、且つ赤外線
ビーム9の中に受信部4を入れるための所謂位置合わせ
がし易い。
【0028】(3)赤外線発光LEDを2個配列した場
合 図4は、LEDドライブ部7の2個の赤外線発光LED
7a、7bを高さ方向に配列し、この赤外線発光LED
7a、7bと集光部8の凸レンズとの間の距離D3を凸
レンズの焦点距離Fよりやや小さくした場合の赤外線ビ
ーム9の形状を示す。この場合には、赤外線ビームの断
面積の形状は、図4(B)に示すように楕円状に縦長と
なる。従って、受信部4における受光地点Rにおける高
さ方向の位置合わせがし易くなる。尚、横方向に2個配
列すれば受信部4での赤外線ビーム9の断面積の形状
は、楕円形状の横長になる。
【0029】
【発明の効果】本発明に係る赤外線AV信号伝送システ
ムは、赤外線発光LEDの前方に集光用の凸レンズを設
け、凸レンズから出光する赤外線ビームを集光するよう
にしたことにより、赤外線発光LEDの数が1個又は2
個であっても、赤外線信号の伝送距離を長くすることが
できると云う効果がある。
【0030】又、赤外線発光LEDの発光面と凸レンズ
との間の距離を、凸レンズの焦点距離と等しくするか、
又は短い位置に任意に選定することにより、受信部位置
における赤外線ビームの断面積の広がり方を任意に選定
することができるから、モニタの使用場所に応じて赤外
線と受信部との光軸合わせがし易いと云う効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る赤外線AV信号伝送システムの構
成を示す説明図である。
【図2】同赤外線AV信号伝送システムの一実施例の赤
外線ビームの形状を示す説明図である。
【図3】同赤外線AV信号伝送システムの他の実施例の
赤外線ビームの形状を示す説明図である。
【図4】同赤外線AV信号伝送システムの他の実施例の
赤外線ビームの形状を示す説明図である。
【符号の説明】
1:電子機器,2:送信部,3:モニタ,4:受信部,
5:AV信号入力部,6:変調部,7:LEDドライブ
部,8:集光部4,9:赤外線ビーム,D1、D2、D
3:赤外線発光LEDと凸レンズとの距離,F:凸レン
ズの焦点距離,R:受光地点。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/44

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像/音声信号を重畳した赤外線信号を所
    定方向に発生させる送信部を備えた電子機器と、該赤外
    線信号を受信する受信部を備えたモニタとからなり、前
    記送信部には、前記赤外線信号を発生させる前方位置に
    赤外線ビームを集光する集光手段を備えたことを特徴と
    する赤外線AV信号伝送システム。
  2. 【請求項2】前記集光手段は、凸レンズを備えており、
    前記送信部の赤外線信号を発生させる面と前記凸レンズ
    との距離を、前記凸レンズの焦点距離と等しくしたこと
    を特徴とする請求項1に記載の赤外線AV信号伝送シス
    テム。
  3. 【請求項3】前記集光手段は、凸レンズを備えており、
    前記送信部の赤外線信号を発生させる面と前記凸レンズ
    との距離を、前記凸レンズの焦点距離よりも短くしたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の赤外線AV信号伝送シ
    ステム。
  4. 【請求項4】前記赤外線信号を発生させる赤外線発光ダ
    イオードは、1個又は2個の配列からなることを特徴と
    する請求項1に記載の赤外線AV信号伝送システム。
JP8131742A 1996-05-27 1996-05-27 赤外線av信号伝送システム Pending JPH09321342A (ja)

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JP8131742A JPH09321342A (ja) 1996-05-27 1996-05-27 赤外線av信号伝送システム

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JP8131742A JPH09321342A (ja) 1996-05-27 1996-05-27 赤外線av信号伝送システム

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JPH09321342A true JPH09321342A (ja) 1997-12-12

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JP8131742A Pending JPH09321342A (ja) 1996-05-27 1996-05-27 赤外線av信号伝送システム

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