JPH09321301A - 偏差のあるドレインとソースを利用した0.25ミクロン以下のトランジスタの構造及びその製造方法 - Google Patents

偏差のあるドレインとソースを利用した0.25ミクロン以下のトランジスタの構造及びその製造方法

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JPH09321301A
JPH09321301A JP16654196A JP16654196A JPH09321301A JP H09321301 A JPH09321301 A JP H09321301A JP 16654196 A JP16654196 A JP 16654196A JP 16654196 A JP16654196 A JP 16654196A JP H09321301 A JPH09321301 A JP H09321301A
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drain
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Nanyu Sai
南雄 蔡
Minryo Chin
民良 陳
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TAIWAN MOSHII DENSHI KOFUN YUGENKOSHI
TAIWAN MOSHII DENSHI KOFUN YUU
TAIWAN MOSHII DENSHI KOFUN YUUGENKOUSHI
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TAIWAN MOSHII DENSHI KOFUN YUGENKOSHI
TAIWAN MOSHII DENSHI KOFUN YUU
TAIWAN MOSHII DENSHI KOFUN YUUGENKOUSHI
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏差のあるドレインとソースを利用した0.
25ミクロン以下のトランジスタの構造及びその製造方
法。 【解決手段】 シリコン半導体基板上に形成される一種
のトランジスタの構造とされ、場酸化層20とされ、該
半導体基板表面に形成されて主動区域を隔離するのに用
いられるものと;ゲート構造とされ、該主動区域中央に
形成されゲート酸化物21とポリシリコンのゲート22
よりなり、該ゲートは該ゲート酸化物の上に位置するも
のと;絶縁体であるゲート側壁スペーサ23とされ、該
ゲート構造の側壁に形成されるものと;ドレイン24と
ソース25とされ、該場酸化層と該ゲートの間に形成さ
れ、該ゲートと該ドレイン、該ゲートと該ソースはいず
れもオーバラップせず、偏差を有するもの;以上を備え
てなる構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一種のトランジス
タの構造及びその製造方法に関し、特にチップの長さが
0.25ミクロンより小さいもの及びその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】位相ずれマスクの利用や自動整列工程な
ど、半導体のリソグラフィー技術の発展は、デバイスの
縮小と電気回路密度の増加に目ざましい成功を遂げ、そ
れにより高密度、高性能のデバイスが得られるようにな
った。一般に伝統的な半導体基板上のMOS電界効果ト
ランジスタ構造は、図1に示されるように、場酸化層1
0、ソース11、ドレイン12、ゲート酸化物13、ゲ
ート14、ホットキャリア効果を克服する1.2ミクロ
ン以下の軽不純物拡散ドレイン(LDD)構造15、及
びゲート側壁スペーサ(sidewall space
r)16を備えている。それ以前のトランジスタ構造
は、図2に示されるように、そのゲートとドレイン間に
あるオーバラップ(overlap)地区の電場が比較
的強く、操作時に容易に崩壊するほか、デバイスの不断
の縮小の下で、ショートチャネルのホットキャリア効果
を発生しやすく、このホットキャリアの一部の電子がゲ
ート酸化物に進入するか、或いはゲート酸化物とシリコ
ン結晶の介面に落ち込み、これら帯電ホットキャリアの
ゲート酸化物或いはその介面における存在がデバイス特
性(例えばスレショルド電圧)の変化を形成するほか、
部分的な正孔がp型井戸に収集されてソースを順向偏圧
として寄生バイポーラ(parasitic bipo
lar)を形成し、さらには電崩壊を形成した。一般に
は、図1に示されるように、軽不純物拡散ドレイン(L
DD)構造を利用して電場を低くしホットキャリアの発
生を減少する方法が採られている。しかしサブミクロン
以下の時には、LDD構造は製作上の難しさを有してい
る。トランジスタのゲートの長さが0.2ミクロン以下
の時には、どのように薄いゲート酸化物を製造し且つ高
い電荷を界面上に累積するかは、パンチスルー効果が工
程上の主な制限となった。例えば、ゲートの長さが0.
15ミクロンより小さい場合、ゲート酸化物は60オン
グストロームとされ、それよりゲート酸化物が薄いと、
ゲートとドレイン間のオーバラップ地区において、ゲー
ト酸化物の崩壊を形成した。特に、DRAMへの応用で
は、作業電圧がVccを超過する時、ワードライン(ゲ
ート極)が起動されうる。これがゲート酸化物の縮小化
を制限している。DRAMでは漏電流を減少するために
基板上に偏圧Vddを印加するが、Vddが空乏層の幅
を拡大してショートチャネルデバイスのショートチャネ
ル効果を増すことになった。このため、DRAMのゲー
トの長さは通常その他の同じ技術程度のデバイスより大
きく設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、チッ
プの長さが0.25ミクロンより小さいトランジスタの
構造を提供することにある。
【0004】本発明の次の課題は、偏差のあるドレイ
ン、ソース構造を利用することにより、トランジスタの
ゲート付近の区域の高電場を低くすることにある。
【0005】本発明の第3の課題は、偏差のあるドレイ
ン、ソースを利用したトランジスタ構造をDRAM中に
応用することで、その素子の搭載密度(packing
density)を増すことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、シリ
コン半導体基板上に形成される一種のトランジスタの構
造とされ、場酸化層とされ、該半導体基板表面に形成さ
れて主動区域を隔離するのに用いられるものと、ゲート
構造とされ、該主動区域中央に形成されゲート酸化物と
ポリシリコンのゲートよりなり、該ゲートは該ゲート酸
化物の上に位置するものと、絶縁側壁スペーサとされ、
該ゲート構造の側壁に形成されるものと、ドレインとソ
ースとされ、該場酸化層と該ゲートの間に形成され、該
ゲートと該ドレイン、該ゲートと該ソースはいずれもオ
ーバラップしないもの、以上を備えてなる、偏差のある
ドレインとソースを利用した0.25ミクロン以下のト
ランジスタの構造としている。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の偏差のある
ドレインとソースを利用した0.25ミクロン以下のト
ランジスタの構造とされ、その中、上述のソース、ドレ
インの断面は一つの階段状を呈する曲線とされ、ホット
キャリア効果を減少し、ゲート辺縁の高電場を低くする
のに用いられることを特徴とするものとしている。
【0008】請求項3の発明は、請求項1の偏差のある
ドレインとソースを利用した0.25ミクロン以下のト
ランジスタの構造とされ、その中、上述のゲートは比較
的小さい長さを有して素子の搭載密度を増加するものと
される、トランジスタの構造としている。
【0009】請求項4の発明は、請求項1の偏差のある
ドレインとソースを利用した0.25ミクロン以下のト
ランジスタの構造とされ、その中、上述のソース、ドレ
インへのイオン注入は、側壁間隙形成後になされ、ゲー
トとソース及びゲートとドレインとの距離の形成する辺
縁電場が直列の電気抵抗を低くすることを特徴とする、
トランジスタの構造としている。
【0010】請求項5の発明は、請求項1の偏差のある
ドレインとソースを利用した0.25ミクロン以下のト
ランジスタの構造とされ、該構造は、比較的長い有効チ
ャネル長度を有して良好なパンチスルー効果の距離を提
供することを特徴とする、トランジスタの構造としてい
る。
【0011】請求項6の発明は、請求項1の偏差のある
ドレインとソースを利用した0.25ミクロン以下のト
ランジスタの構造とされ、その中、上述のシリコン基板
はp型とされ、上述のソースとドレインはいずれもn型
とされることを特徴とする、トランジスタの構造として
いる。
【0012】請求項7の発明は、請求項1の偏差のある
ドレインとソースを利用した0.25ミクロン以下のト
ランジスタの構造とされ、その中、上述のシリコン基板
はn型とされ、上述のソースとドレインはいずれもp型
とされることを特徴とする、トランジスタの構造として
いる。
【0013】請求項8の発明は、一種のトランジスタの
製造方法であり、p型或いはn型シリコン半導体基板上
に主動区域を隔離する場酸化層20を形成し、上記主動
区域の表面のシリコンを酸化して二酸化ケイ素となし、
ポリシリコン層を堆積し、リソグラフィー技術を用いて
MOSゲートのパターンを定義し、エッチングしてMO
Sのゲート22を製造した後、マスクを除去し、二酸化
ケイ素層を堆積して、非等向反応性エッチング(ani
sotropic RIE etching)によりゲ
ート側壁の絶縁のゲート側壁スペーサ23を形成し、ゲ
ート22とゲート側壁スペーサ23の間隙の構成する構
造を利用し、ソース24とドレイン25の不純物拡散を
進行し、ソース24とドレイン25の断面を一つの階段
状を呈する曲線としてホットキャリア効果の減少に用い
る、以上のステップよりなる、偏差のあるドレインとソ
ースを利用した0.25ミクロン以下のトランジスタの
製造方法としている。
【0014】請求項9の発明は、請求項8の偏差のある
ドレインとソースを利用した0.25ミクロン以下のト
ランジスタの製造方法であり、その中、ソース24とド
レイン25の断面を一つの階段状を呈する曲線とするに
は、二つのイオン注入ステップを利用して完成し、その
中、第1ステップでは、高剤量の砒素イオンを注入し、
第2ステップでは、リンイオンを注入して軽度に拡散さ
せることを特徴とする、製造方法としている。
【0015】請求項10の発明は、請求項9の偏差のあ
るドレインとソースを利用した0.25ミクロン以下の
トランジスタの製造方法であり、その中、第1ステップ
での砒素イオンの注入剤量は3E15atoms/cm
とされ、第2ステップでのリンイオンの注入剤量は、
3E13atoms/cmとされる、製造方法として
いる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の0.25ミクロンより小
さいトランジスタ構造は、偏差のあるドレイン、ソース
構造を利用し、ゲート付近の高電場を低くし、側壁スペ
ーサ(sidewall spacer)を小さくし
て、ゲートとドレイン、ソース間の偏差距離を大きくな
らないようにし、ゲートの誘電値を小さくし、辺縁の電
場に直列の電気抵抗を低くさせる。
【0017】本発明の製造プロセスは、シリコン半導体
基板上に主動区域を隔離する場酸化層を形成し、主動区
域表面のシリコンを酸化して二酸化ケイ素となし、ゲー
ト酸化物の製造に利用し、続いて、化学気相成長法を用
いてポリシリコン層を堆積し、その後、上述のポリシリ
コン層にイオン注入を行い、リソグラフィー技術を利用
してMOSゲートのパターンを定義し、エッチングして
MOSゲートを製造し、その後、マスクを除去し、次
に、一層の薄い二酸化ケイ素層を堆積して全体のチップ
上を覆い、非等向反応性エッチング(anisotro
pic RIEetching)を以てゲート側壁スペ
ーサを製造し、必要な側壁スペーサは大きくない(約7
00〜1000オングストローム)ので、直接ゲートを
酸化して得られ、ゲートとゲート側壁スペーサの構成す
る構造を利用し、ソースとドレインの不純物導入を進行
し、最後に本発明のトランジスタの構造を完成する。
【0018】本発明の構造は、ゲートとオーバラップせ
ず、偏差のあるドレイン、ソース構造を有し、且つその
断面は一つの段を有する曲線の構造とされてチップの長
さが0.25ミクロンより小さいトランジスタに応用可
能であることを特徴とする。
【0019】
【実施例】高密度、高性能のデバイスを得るために、M
OSトランジスタはすでにサブミクロンの長さの範囲に
発展している。デバイスの不断の縮小の下でのショート
チャネルのホットキャリア効果の発生、及びチップの長
さが0.25ミクロン以下のトランジスタの製造におい
て、ゲートの長さが0.25ミクロン以下となるため、
軽不純物拡散ドレイン(LDD)構造を形成中に形成さ
れる側壁スペーサはさらに小さくなり、また、ゲートと
ドレイン間のオーバラップ地域の形成する電場の比較的
強い区域は操作時に容易に崩壊し、0.15ミクロン以
下の時には、ゲート酸化物は約60オングストロームと
され、それより薄いとさらに容易にゲート酸化物の崩壊
を招いた。
【0020】本発明は偏差のあるドレイン、ソースを有
するトランジスタをp型或いはn型シリコン半導体基板
上に成長させた構造であり、それは、場酸化層20、ゲ
ート酸化物21、ゲート22、ゲート側壁スペーサ2
3、ソース24及びドレイン25を有する。本発明のト
ランジスタの構造の主な特徴は、図7に示されるよう
に、ゲート22とオーバラップせず偏差のあるドレイン
25、ソース24を有し、且つその断面が一つの段を有
する曲線とされることである。本発明の構造は、半導体
基板表面に主動区域を区画する目的で形成された二酸化
ケイ素の場酸化層20と、場酸化層20の間の主動区を
有し、主動区の中央の、ゲート酸化物21とその上の濃
不純物拡散n型ポリシリコンのゲート22、ゲート構造
の横のゲート側壁スペーサ23、場酸化層20とゲート
22の間のドレイン25とソース24よりなり、ソース
24とゲート22はオーバラップせず、且つ偏差を有
し、この偏差の距離によりゲート側壁スペーサ23の大
きさが決定されることを特徴としている。
【0021】本発明の、偏差を有するドレイン25、ソ
ース24を有する0.25ミクロン以下のトランジスタ
の構造において、上述したように、ドレイン25とソー
ス24は、ゲート22とオーバラップせず、且つある距
離の偏差を有し、一つの階段状を呈する曲線の断面を有
し、ゲート22辺縁の高電場を低くする。パンチスルー
効果に対しては、それは相対的に比較的長い有効チャネ
ル長度を提供するため、比較的高い素子の搭載密度(p
acking density)を提供することができ
る。このほか、0.2ミクロンより小さいデバイスに対
しては、本発明の構造中のゲート側壁スペーサ23は十
分に小さく、且つゲート22とドレイン25、ソース2
4間の偏差の距離は大きくないため、ゲート22が非常
に小さい時のゲート酸化物21が比較的薄く(0.25
ミクロンより小さい)、辺縁の電場が直列の電気抵抗を
低くできる。
【0022】本発明の製造方法は以下のとおりである。
即ち、p型或いはn型シリコン半導体基板上に熱酸化に
より主動区域を隔離する場酸化層20を形成し、続い
て、主動区域の表面のシリコンを酸化して二酸化ケイ素
となす。それから、ポリシリコン層を堆積し、リソグラ
フィー技術を用いてMOSゲートのパターンを定義し、
エッチングしてMOSのゲート22を製造した後、マス
クを除去してゲート構造を形成する(図3に示すとお
り)。それから二酸化ケイ素を堆積して、非等向反応性
エツチング(anisotropic RIE etc
hing)によりゲート側壁の絶縁体を残し、ゲート側
壁スペーサ23を形成する(図4参照)。ゲート22と
ゲート側壁スペーサ23より構成された構造を利用し、
ソース24とドレイン25の不純物拡散を進行する。以
上により、ソース24とドレイン25の断面は一つの階
段状を呈する曲線とされてホットキャリア効果の減少に
用いられる。ソース24とドレイン25の不純物拡散に
ついて、n型MOS電界効果トランジスタを例として説
明すると、ソース24とドレイン25は二つのイオン注
入ステップを利用して完成し、その中、第1ステップで
は図5に示されるように、砒素イオンを注入し、その注
入剤量は3E15atoms/cmとし、第2ステッ
プでは図6に示されるように、リンイオンを軽度に但し
高エネルギーを以て打ち込み、その注入剤量は3E13
atoms/cmとする。その後、低温製造プロセス
を利用して金属導線とトランジスタ間に置かれた絶縁層
が、前述のステップでイオン注入された区域をゲートと
オーバラップさせない。完成した本発明の、ゲート22
とオーバラップせず且つ偏差を有するドレイン25とソ
ース24を有するトランジスタ構造は0.25ミクロン
以下のトランジスタに応用される(図7参照)。
【0023】
【発明の効果】本発明は、偏差のあるドレイン、ソース
を有するトランジスタ構造を利用してゲートとドレイン
極間の電場を0.25ミクロンより小さくする技術を提
供するものである。本発明の構造は、軽度不純物導入ド
レイン(lightly doped drain:L
DD)を用いず、高電場を低くする目的を達成するもの
であり、該構造は、半導体基板表面に形成され主動区域
を隔離するのに用いられる場酸化区、該主動区中央に形
成されゲート酸化物とポリシリコンゲートよりなり、該
ポリシリコンゲートは該ゲート酸化物上に位置する、ゲ
ート構造と、該ゲート構造の側壁に形成される絶縁ウォ
ールスペーサと、場酸化区とゲートの間に形成されるド
レインとソースで、該ゲートはドレイン、ソースのいず
れともオーバーラップせず、ゲート及びソースの断面は
一段を有する曲線とされ、以てホットキャリア効果を減
少し、ゲート周囲の高電場を低くするのに用いられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】伝統的なトランジスタ構造の断面図である。
【図2】伝統的なトランジスタ中のゲートとドレインの
オーバラップを示す断面図である。
【図3】本発明のトランジスタ構造の製造プロセスを示
す断面図である。
【図4】本発明のトランジスタ構造の製造プロセスを示
す断面図である。
【図5】本発明のトランジスタ構造の製造プロセスを示
す断面図である。
【図6】本発明のトランジスタ構造の製造プロセスを示
す断面図である。
【図7】本発明のトランジスタ構造の製造プロセスを示
す断面図である。
【符号の説明】
10・・・場酸化層 11・・・ソース 12・・・ド
レイン 13・・・ゲート酸化物 14・・・ゲート 16・・
・ゲート側壁スペーサ 20・・・場酸化層 21・・・ゲート酸化物 22・
・・ゲート 23・・・ゲート側壁スペーサ 24・・・ソース 2
5・・・ドレイン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン半導体基板上に形成される一種
    のトランジスタの構造とされ、 場酸化層とされ、該半導体基板表面に形成されて主動区
    域を隔離するのに用いられるものと、 ゲート構造とされ、該主動区域中央に形成されゲート酸
    化物とポリシリコンのゲートよりなり、該ゲートは該ゲ
    ート酸化物の上に位置するものと、 絶縁側壁スペーサとされ、該ゲート構造の側壁に形成さ
    れるものと、 ドレインとソースとされ、該場酸化層と該ゲートの間に
    形成され、該ゲートと該ドレイン、該ゲートと該ソース
    はいずれもオーバラップしないもの、 以上を備えてなる、偏差のあるドレインとソースを利用
    した0.25ミクロン以下のトランジスタの構造。
  2. 【請求項2】 請求項1の偏差のあるドレインとソース
    を利用した0.25ミクロン以下のトランジスタの構造
    とされ、その中、上述のソース、ドレインの断面は一つ
    の階段状を呈する曲線とされ、ホットキャリア効果を減
    少し、ゲート辺縁の高電場を低くするのに用いられるこ
    とを特徴とする、トランジスタの構造。
  3. 【請求項3】 請求項1の偏差のあるドレインとソース
    を利用した0.25ミクロン以下のトランジスタの構造
    とされ、その中、上述のゲートは比較的小さい長さを有
    して素子の搭載密度を増加するものとされる、トランジ
    スタの構造。
  4. 【請求項4】 請求項1の偏差のあるドレインとソース
    を利用した0.25ミクロン以下のトランジスタの構造
    とされ、その中、上述のソース、ドレインへのイオン注
    入は、側壁間隙形成後になされ、ゲートとソース及びゲ
    ートとドレインとの距離の形成する辺縁電場が直列の電
    気抵抗を低くすることを特徴とする、トランジスタの構
    造。
  5. 【請求項5】 請求項1の偏差のあるドレインとソース
    を利用した0.25ミクロン以下のトランジスタの構造
    とされ、該構造は、比較的長い有効チャネル長度を有し
    て良好なパンチスルー効果の距離を提供することを特徴
    とする、トランジスタの構造。
  6. 【請求項6】 請求項1の偏差のあるドレインとソース
    を利用した0.25ミクロン以下のトランジスタの構造
    とされ、その中、上述のシリコン基板はp型とされ、上
    述のソースとドレインはいずれもn型とされることを特
    徴とする、トランジスタの構造。
  7. 【請求項7】 請求項1の偏差のあるドレインとソース
    を利用した0.25ミクロン以下のトランジスタの構造
    とされ、その中、上述のシリコン基板はn型とされ、上
    述のソースとドレインはいずれもp型とされることを特
    徴とする、トランジスタの構造。
  8. 【請求項8】 一種のトランジスタの製造方法であり、 p型或いはn型シリコン半導体基板上に主動区域を隔離
    する場酸化層20を形成し、 上記主動区域の表面のシリコンを酸化して二酸化ケイ素
    となし、 ポリシリコン層を堆積し、 リソグラフィー技術を用いてMOSゲートのパターンを
    定義し、エッチングしてMOSのゲート22を製造した
    後、マスクを除去し、 二酸化ケイ素層を堆積して、非等向反応性エッチング
    (anisotropic RIE etching)
    によりゲート側壁の絶縁のゲート側壁スペーサ23を形
    成し、 ゲート22とゲート側壁スペーサ23の間隙の構成する
    構造を利用し、ソース24とドレイン25の不純物拡散
    を進行し、ソース24とドレイン25の断面を一つの階
    段状を呈する曲線としてホットキャリア効果の減少に用
    いる、 以上のステップよりなる、偏差のあるドレインとソース
    を利用した0.25ミクロン以下のトランジスタの製造
    方法。
  9. 【請求項9】 請求項8の偏差のあるドレインとソース
    を利用した0.25ミクロン以下のトランジスタの製造
    方法であり、その中、ソース24とドレイン25の断面
    を一つの階段状を呈する曲線とするには、二つのイオン
    注入ステップを利用して完成し、その中、第1ステップ
    では、高剤量の砒素イオンを注入し、第2ステップで
    は、リンイオンを注入して軽度に拡散させることを特徴
    とする、製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項9の偏差のあるドレインとソー
    スを利用した0.25ミクロン以下のトランジスタの製
    造方法であり、その中、第1ステップでの砒素イオンの
    注入剤量は3E15atoms/cmとされ、第2ス
    テップでのリンイオンの注入剤量は、3E13atom
    s/cmとされる、製造方法。
JP16654196A 1996-05-24 1996-05-24 偏差のあるドレインとソースを利用した0.25ミクロン以下のトランジスタの構造及びその製造方法 Pending JPH09321301A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59181062A (ja) * 1983-03-31 1984-10-15 Toshiba Corp Mos型半導体装置の製造方法

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JPS59181062A (ja) * 1983-03-31 1984-10-15 Toshiba Corp Mos型半導体装置の製造方法

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