JPH09320935A - X線マスク、該x線マスクを用いたx線露光装置、前記x線マスクを用いた半導体デバイスの製造方法、及び前記x線マスクを用いて製造した半導体デバイス - Google Patents

X線マスク、該x線マスクを用いたx線露光装置、前記x線マスクを用いた半導体デバイスの製造方法、及び前記x線マスクを用いて製造した半導体デバイス

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JPH09320935A
JPH09320935A JP13351696A JP13351696A JPH09320935A JP H09320935 A JPH09320935 A JP H09320935A JP 13351696 A JP13351696 A JP 13351696A JP 13351696 A JP13351696 A JP 13351696A JP H09320935 A JPH09320935 A JP H09320935A
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ray
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Masami Tsukamoto
雅美 塚本
Yutaka Watanabe
豊 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送や露光等の取り扱い時に損傷することな
く、マスクパターンへの異物の付着を防止できる保護手
段を備えたX線マスクを提供する。 【解決手段】 X線によって所望の回路パターンをウエ
ハ上に転写するX線露光に用いられるX線マスクにおい
て、X線マスクに、少なくともX線マスク上に形成され
たマスクパターンを覆い、露光光路を妨げる部位がX線
マスクから取外し可能なマスクパターン保護部材を有す
る構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路の製
造に用いられ、回路パターンをウェハ上に転写するため
のX線マスク及びX線露光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路は年々微細化し、これに
伴って回路パターンをウェハ上に転写する露光装置に
は、より微細な回路パターンを転写するための能力が要
求されてきている。このため露光装置に使用される露光
光の波長は次第に短くなり、現在、最も微細な回路パタ
ーンの転写手段として軟X線を用いた露光装置が検討さ
れている。
【0003】半導体集積回路の回路パターンの転写露光
において、露光用のマスクに付着した異物による汚染は
非常に大きな問題である。マスクに異物が付着すると、
それがウェハ上に転写されて回路パターンの欠陥になる
ため、異物の付着は極力避ける必要がある。特に軟X線
を用いた露光では、X線の物質透過率が極めて低いた
め、極く小さな異物であってもX線が透過しないため欠
陥の原因となる。
【0004】また、回路パターンが微細化するにしたが
ってマスク上の異物除去あるいはマスクリペアが難しく
なり、X線マスクではその構造から難しさが特に増大す
る。
【0005】X線マスクは透過型マスクと反射型マスク
とに大別されるが、透過型マスクでは自立膜上にマスク
パターン(回路パターン)が形成されているため、自立
膜の応力が変化しないようにリペアを行う必要がある。
一方、多層膜反射鏡を用いた反射型マスクでは反射層が
多層構造になっているため、多層構造に影響を与えない
ようにリペアを行う必要がある。これらは非常に困難な
技術であるため、X線マスクは可視、紫外光を用いた露
光装置で使用されるマスク以上に異物の付着を避ける必
要がある。
【0006】ところで、可視、紫外光を用いた露光装置
では、しばしば異物の付着を防止するために、マスク上
にニトロセルロース、パリレン等の有機薄膜からなるペ
リクルが装着される。ペリクルを装着することによっ
て、マスクに異物が付着することが防止され汚染される
ことがない。
【0007】特に、投影露光型の露光装置ではペリクル
を結像光学系の被写界深度外に配置することにより、ペ
リクル上に異物が付着してもウェハ上に転写されること
がなく、ペリクル上に付着した異物の除去も容易であ
る。このため、転写パターンの歩留りが大幅に向上し、
さらには、マスク検査をペリクル装着時に行えば、その
後はペリクル上の異物検査のみ行えば良いという利点も
ある。
【0008】したがって、X線マスクに対してもダイア
モンド膜、有機薄膜等のX線透過薄膜、いわゆるペリク
ルを装着する例が提案されている(特公平5−8853
4号公報、特開平5−150445号公報等を参照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
ような従来のX線マスクでは、ペリクルを装着した場合
に、ペリクルによるX線の吸収が大きく、露光光の強度
が大きく減衰してしまう問題があった。
【0010】露光光の減衰量を少なくするためには、ペ
リクルを極めて薄く作成する必要があるが、X線透過率
の高い材料はX線の波長によって種類が限定されてしま
い、これらの材料を使用して薄いペリクルを作成するこ
とが困難であった。
【0011】膜厚を薄くすることは有機薄膜を用いるこ
とで実現可能であるが、有機薄膜は耐熱性が低いため
に、X線を吸収することによる温度上昇で破損や変形を
起こす等の問題があり、特に取扱中に破損しやすいとい
う問題があった。
【0012】また、通常、X線による露光は真空中、減
圧雰囲気中、あるいは高純度の気体に置換された雰囲気
中で行われるため、X線マスクにペリクルを装着した場
合、露光装置内で、ペリクル内部とその周囲の雰囲気と
の間に圧力差が生じ、この圧力差によってペリクルおよ
びマスクが破損や変形を起こす危険があった。さらに、
露光装置内でペリクル、マスク等が破損した場合、その
破片等の脱離物で露光装置が使用不能になることもあっ
た。
【0013】このため、現在では一般にX線マスクにペ
リクルを装着せずに露光が行われている。したがって、
ペリクル以外に異物の付着を防止する保護手段が必要で
あった。
【0014】本発明は、上記したような従来の技術が有
する問題点を解決するためになされたものであり、搬送
や露光等の取り扱い時に損傷することなく、マスクパタ
ーンへの異物の付着を防止できる保護手段を備えたX線
マスクを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のX線マスクは、X線によって所望の回路パター
ンをウェハ上に転写するX線露光に用いられるX線マス
クにおいて、少なくとも前記X線マスク上に形成された
マスクパターンを覆い、露光光路を妨げる部位が前記X
線マスクから取外し可能なマスクパターン保護部材を有
することを特徴とする。
【0016】このときマスクパターン保護部材に、X線
マスクを覆う内部と外部との通気を行うための通気口を
備えていてもよく、通気口に、開閉自在に取り付けられ
通気の遮断が可能な蓋を備えていてもよい。
【0017】また、上記X線マスクのいずれかを用いて
所望の回路パターンをウェハ上に転写するX線露光装置
に、露光時にはマスクパターン保護部材を露光光路から
退避させ、露光終了時には前記マスクパターン保護部材
をX線マスクに装着する移動手段を有していてもよく、
マスクパターン保護部材の通気口に蓋を備えている場
合、蓋を開閉する開閉機構を有していてもよい。
【0018】上記のように構成されたX線マスクは、X
線マスク上にマスクパターン保護部材を装着することに
より、X線マスクのマスクパターンへの異物の付着が防
止される。
【0019】また、マスクパターン保護部材は露光光路
を妨げる部位がX線マスクから取り外し可能であるた
め、露光時も装着されるペリクルに比べて厚い構造にす
ることが可能になり、破損の危険が少なくなる。
【0020】さらに、マスクパターン保護部材に、X線
マスクを覆う内部と外部との通気を行うための通気口を
設けることで、内部と外部との圧力差がなくなり、露光
装置内の雰囲気の圧力変動が原因となるX線マスクの破
損が防止される。
【0021】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0022】(第1実施例)図1は本発明のX線マスク
の第1実施例の構成を示す側面図である。また、図2は
図1に示したX線マスク及びマスクパターン保護部材の
使用時における様子を示す図であり、同図(a)は保管
時の側面図、同図(b)はX線マスクを取り出す準備時
の側面図、同図(c)はX線マスクを取り出す時の側面
図である。
【0023】図1において、本実施例で使用するX線マ
スク1は、Si基板を支持体4とした厚さ2μmのSi
Cからなるメンブレン2上にX線を吸収する吸収体とな
るAuのマスクパターン3が形成された透過型のX線マ
スク1である。
【0024】X線マスク1の両面には、X線マスク1の
欠陥検査の後、マスクパターン保護部材5が装着され
る。マスクパターン保護部材5は帯電防止処理が施され
た厚さ1mmのプラスチックによって形成され、可視光
を透過するためにX線マスク1のマスクパターン3の状
態を装着したまま視認することができる。
【0025】透過型のX線マスク1ではX線が透過する
メンブレン2が極めて薄く作られているため雰囲気との
圧力差によって変形を生じやすい。この変形を防止する
ためマスクパターン保護部材5には内部圧力を調整する
ための小孔6が設けられている。
【0026】図2(a)に示すように、X線マスク1は
マスクパターン保護部材5を装着したままマスクカセッ
ト7に収納されて保管、運搬される。このようにするこ
とで、保管、運搬時におけるX線マスク1への異物の付
着が防止され、X線マスク1の取扱時、特に露光装置へ
収納するためにX線マスク1をマスクカセット7から取
り出す際のX線マスク1の破損が防止される。
【0027】本実施例のX線マスク1が使用される露光
装置には、シンクロトロン放射光を光源としたプロキシ
ミティギャップ型等倍露光装置を用いる。X線マスク
1、X線マスク1が搭載されるマスクステージ、ウェハ
及びウェハステージ、およびX線の照射を制御するシャ
ッター等の装置は減圧ヘリウムの雰囲気中に配置され、
X線窓によって真空中に配置される光学系と隔てられて
いる。このため、露光装置にはX線マスク1を露光装置
内に搬入するときに雰囲気を置換する予備排気室が設け
られている。
【0028】予備排気室内には複数枚のX線マスク1を
収納するためのマスクキャリア(不図示)が設けられ、
そのマスクスロット8にX線マスク1が1枚ずつ収納さ
れる(図2(b))。
【0029】マスクスロット8は、X線マスク1とマス
クパターン保護部材5との間に隙間9を設ける機構(不
図示)を備え、予備排気室内の雰囲気がヘリウムに置換
されるとき、この隙間9を通じてX線マスク1とマスク
パターン保護部材5との間も同時に減圧されてヘリウム
に置換される。
【0030】露光を行うときには、マスクキャリアによ
ってマスクスロット8から所望のX線マスク1が1枚ず
つ取り出され、露光装置内の所定の位置に搬入される。
このとき、図2(c)に示すようにマスクスロット8の
中でマスクパターン保護部材5が取り外され、X線マス
ク1のみが搬入される。
【0031】X線マスク1はマスクを固定するマスクチ
ャック機構によって露光装置内の所定の位置で固定さ
れ、ウェハに対するアライメント調整及び露光が行われ
る。
【0032】露光終了後、X線マスク1はマスクキャリ
アまで搬出され、マスクスロット8内に収納される。こ
の時、マスクスロット8内にはマスクパターン保護部材
5が収納されている。
【0033】露光が終了したX線マスク1を露光装置外
に取り出す際には、マスクスロット8を収納した予備排
気室内が大気圧にリークされる。このとき、マスクパタ
ーン保護部材5とX線マスク1との間も隙間9を通して
同時に大気圧にリークされる。その後、マスクスロット
8内でX線マスク1とマスクパターン保護部材5の隙間
9が除かれ、X線マスク1とマスクパターン保護部材5
とが密着して露光装置外に取り出すことが可能になる。
【0034】なお、X線マスク1を露光装置内に収納す
る方法には種々な方法が考えられるが、周囲の雰囲気の
圧力が大きく変わるときに、X線マスク1とマスクパタ
ーン保護部材5との間の圧力も同時に変え、周囲の雰囲
気と同じ圧力に保つことができる手段を用いれば、どの
ような方法であってもよい。
【0035】また、マスクパターン保護部材5は予備排
気室、搬送途中あるいは露光を行う位置でX線マスク1
から取り外す構造にしてもよい。
【0036】(第2実施例)図3は本発明のX線マスク
の第2実施例の構成を示す図であり、同図(a)はマス
クパターン保護部材装着時の側面図、同図(b)はマス
クパターン保護部材を露光光及びアライメント光の光路
から退避させたときの様子を示す側面図である。
【0037】本実施例で使用するX線マスク11は、S
iCからなる基板12上にCr−C多層膜の反射層13
が形成され、その上にX線を吸収するAu層が所望の形
状でパターニングされたマスクパターン14を有する反
射型マスクである。
【0038】反射型マスクの反射層13は使用波長によ
って材料の組み合せや膜厚等が適宜選択される。その代
表的な材料の組み合せとしてはMo−Si、W−Si等
(波長13mm近傍)やW−C、Ni−C等(波長5m
m近傍)等が用いられる。また、マスクパターン14の
周辺部にはアライメント調整用のアライメントマーク1
5が形成されている。
【0039】マスクパターン保護部材16は帯電防止処
理が施された厚さ1mmのプラスチックで形成され、上
面を除く側面の3面にそれぞれ通気口17(図3では下
面のみ図示)が設けられている。このマスクパターン保
護部材16が装着されることでマスクパターン14およ
びアライメントマーク15が保護される。
【0040】本実施例のX線マスク11が使用される露
光装置は、波長0.7nmのX線を用い、露光装置内は
10-4Pa程度の真空に排気される。このため露光装置
には第1実施例と同様にX線マスク11を露光装置内に
収納するための予備排気室が設けられている。
【0041】次に、X線マスク11を露光装置内に収納
し、露光を行って露光装置外に取り出すまでの一連の工
程を順番に説明する。
【0042】なお、X線マスク11は、第1実施例と同
様に欠陥検査の後、マスクパターン保護部材16が装着
され、マスクパターン保護部材16が装着されたままマ
スクカセット内に収納されて運搬、保管されている。
【0043】まず、X線マスク11をマスクパターン保
護部材16を装着したままマスクカセットから取り出
し、予備排気室内のマスクキャリアが備えたマスクスロ
ット(不図示)内に1枚ずつ収納する。このとき、予備
排気室と露光装置とは隔離されて通気が遮断され、予備
排気室内は大気圧に設定されている。
【0044】次に、所望の数のX線マスク11をマスク
スロット内に収納し、予備排気室内を排気する。このと
き、マスクパターン保護部材16の内部も通気口17を
通して排気され(図3(a))、予備排気室内と同じ真
空度になる。
【0045】予備排気室内が所定の真空度に到達した
後、露光装置と予備排気室との真空隔壁を開き、マスク
キャリアによって、マスクパターン保護部材16を装着
したX線マスク11を露光装置の所定の位置に搬送す
る。
【0046】マスクパターン保護部材16は、マスクを
固定するマスクチャック機構によってX線マスク11が
固定されるまで装着され、X線マスク11の搬送時に異
物が付着するのを防止する。
【0047】一方、露光装置内にはマスクパターン保護
部材16を露光光路より退避させるための移動手段が設
けられ、X線マスク11の固定後、マスクパターン保護
部材16を露光光路から退避させる。このとき、アライ
メント調整用の光路についても妨げることがないように
マスクパターン保護部材16を退避させる。
【0048】マスクパターン保護部材16が退避した
ら、露光装置はアライメント光L2を用いてアライメン
ト調整を行い、アライメント調整終了後、露光光L1を
用いて露光を行う(図3(b))。
【0049】アライメント調整および露光が終了した
後、上記移動手段によってマスクパターン保護部材16
が再びX線マスク11に装着され、そのままマスクキャ
リアに戻されてマスクスロット内に収納される。なお、
X線マスク11は露光装置内の搬送時もマスクパターン
保護部材16によって異物の付着が防止される。
【0050】一連の露光作業が終了し、X線マスク11
を露光装置外に取り出すときには、再び予備排気室の真
空隔壁を閉じ、予備排気室のみを大気圧にリークする。
このときマスクパターン保護部材16内も通気口17を
通して同時にリークされ、圧力差によるX線マスク11
及びマスクパターン保護部材16の破損が防止される。
【0051】したがって、本実施例のX線マスク11
は、露光装置外だけでなく、排気や給気による装置内雰
囲気の流れによって異物が付着する露光装置内でも、マ
スクパターン保護部材16が装着されているため、異物
の付着が大幅に低減される。
【0052】なお、マスクパターン保護部材16は異物
の侵入を防ぐために密閉構造であることが望ましい。し
かしながら本実施例のように通気口17を設けた場合
は、通気口17以外の通気を遮断し、通気口17も異物
の侵入を防止する構造であることが望ましい。したがっ
て、通気口17は異物の侵入経路、つまり露光装置内の
上面や給排気口と対向する面に開口しないことが望まし
い。さらに通気経路が湾曲してマスクパターン14上に
異物が侵入しにくい構造となっていることがより望まし
い。但し、通気経路をより複雑な構造にする場合は、マ
スクパターン保護部材16の内部とその周囲の雰囲気と
の間に圧力差が生じないよう、通気経路のコンダクタン
スを考慮する必要がある。
【0053】また、通気口17にフィルター、メッシュ
等を設けて異物の侵入を防止する手段や、通気経路に侵
入した異物を吸着する機構を設けることも有効である。
このような構造は第1実施例で示したマスクパターン保
護部材内の圧力調節用の小孔にも適用できる。
【0054】(第3実施例)次に本発明の第3実施例と
して上記した第2実施例と同様の反射型マスクを使用
し、通気口に開閉自在な蓋を備えた例を示す。
【0055】図4は本発明のX線マスクの第3実施例の
構成を示す図であり、同図(a)は保管時の様子を示す
側面図、同図(b)は予備排気室内の様子を示す側面
図、同図(c)はアライメント調整及び露光時の様子を
示す側面図である。
【0056】図4(a)において、X線マスク21上に
はマスクパターン23を保護するためのマスクパターン
保護部材26が取り付けられ、マスクパターン保護部材
26の側面には蓋28を備えた通気口27が設けられて
いる。蓋28は露光装置外では通気口27から異物が侵
入しないようにバネにより付勢されて閉じている。
【0057】このような状態で、X線マスク21を予備
排気室内のマスクスロット29に収納する。予備排気室
内ではマスクスロットに設けられた蓋開閉用ピン20を
挿入し蓋28の一端部を押し込むことによって蓋28が
開口する(図4(b))。そして、予備排気室内を排気
する際には、通気口27を通してマスクパターン保護部
材26の内部も排気され、予備排気室内の雰囲気と同じ
圧力に保たれる。
【0058】露光時にはマスクキャリアによってマスク
パターン保護部材26を装着したX線マスク21が予備
排気室から露光装置内の所定の位置に搬入される。マス
クパターン保護部材26は、マスクを固定するマスクチ
ャック機構によってX線マスク21が固定されるまで装
着され、X線マスク11の搬入時に異物が付着するのを
防止する。
【0059】アライメント調整及び露光時には、第2実
施例と同様の移動手段によってマスクパターン保護部材
26が露光光及びアライメント光の光路から退避させる
(図4(c))。
【0060】露光終了後、マスクパターン保護部材26
は上記移動手段によってX線マスク21上の元の位置に
戻され、X線マスク21はマスクキャリアによって予備
排気室内に搬出される。
【0061】そして、予備排気室がリークされて大気圧
となり、それと同時に通気口27を通してマスクパター
ン保護部材26の内部も大気圧となる。この後、蓋開閉
用ピン20を取り去って蓋28を閉じ、X線マスク21
を露光装置から取り出すことが可能になる。
【0062】なお、蓋28は露光装置内及び予備排気室
内の雰囲気が大きく変化するときのみ開く構造でも良い
が、これらの装置内で常に開いている構造にしてもよ
い。
【0063】また、予備排気室内に蓋28の開閉機構を
設けてもよく、蓋28の開閉機構はマスクキャリアの搬
送機構に付属させてもよい。
【0064】さらに、マスクパターン保護部材26は異
物の侵入を防ぐために密閉構造であることが望ましい。
しかしながら本実施例のように通気口27を設けた場合
は、通気口27以外の通気を遮断し、通気口27も異物
の侵入を防止する構造であることが望ましい。したがっ
て、通気口27は異物の侵入経路、つまり露光装置内の
上面や給排気口と対向する面に開口しないことが望まし
い。さらに通気経路が湾曲してマスクパターン23上に
異物が侵入しにくい構造となっていることがより望まし
い。但し、通気経路をより複雑な構造にする場合は、マ
スクパターン保護部材26の内部とその周囲の雰囲気と
の間に圧力差が生じないよう、通気経路のコンダクタン
スを考慮する必要がある。
【0065】また、通気口27にフィルター、メッシュ
等を設けて異物の侵入を防止する手段や、通気経路に侵
入した異物を吸着する機構を設けることも有効である。
【0066】(第4実施例)本実施例では第1実施例と
同様の透過型マスクを用い、マスクにペリクルを装着し
た例を示す。
【0067】図5は本発明のX線マスクの第4実施例の
構成を示す図であり、同図(a)は保管時の様子を示す
側面図、同図(b)はアライメント調整及び露光時の様
子を示す側面図である。
【0068】図5(a)において、X線マスク31上に
はペリクル支持体34によってペリクル35が装着さ
れ、その上にマスクパターン保護部材36が装着されて
いる。マスクパターン保護部材36の側面には蓋38を
備えた通気口37が設けられ、第3実施例と同様に、露
光装置内の圧力が排気等によって変化する場合に、蓋3
8を開けることで内部の排気等を行う。
【0069】このような構成において、X線マスク31
はペリクル35及びマスクパターン保護部材36を装着
したまま予備排気室内のマスクキャリアのマスクスロッ
ト(不図示)に収納される。
【0070】露光を行う際には、X線マスク31がマス
クキャリアによって露光装置内の所定の位置に搬入さ
れ、X線マスク31がチャック機構に固定された後、X
線マスク31からマスクパターン保護部材36が取り外
される。そして、ウェハ39に対してアライメント調整
が行われた後、図5(b)に示すように露光光L1を用
いて露光を行う。
【0071】露光終了時、X線マスク31に再びマスク
パターン保護部材36が装着され、マスクキャリアによ
ってマスクスロット内に収納される。
【0072】なお、X線マスク31は、露光装置外では
マスクカセット(図1参照)に収納されるが、このとき
もペリクル35、マスクパターン保護部材36が装着さ
れたまま収納される。
【0073】本実施例のX線マスク31が使用されるプ
ロキシミティギャップ方式の露光装置では、ペリクル3
5上に付着した異物もウェハ39上に転写されてしまう
ため、ペリクル35とマスクパターン保護部材36とを
同時に保護する必要がある。
【0074】本実施例のようにペリクル35上にマスク
パターン保護部材36を装着することによって、X線マ
スク31及びペリクル35への異物の付着が防止され、
転写パターンの欠陥の発生を低減することができる。
【0075】また、X線マスク31及びペリクル35の
破損が防止されるだけでなく、X線マスク31あるいは
ペリクル35が破損した場合に露光装置内が汚染される
可能性も低減する。
【0076】また、露光装置内だけでなく露光装置外で
もマスクパターン保護部材36が装着されるため、X線
マスク31及びペリクル35の破損が防止される。
【0077】なお、マスクパターン保護部材36は露光
及びアライメント調整時以外はX線マスク31に装着さ
れていることが望ましいが、以上の効果によりマスクキ
ャリア内で脱着される場合でも充分な効果を得ることが
できる。
【0078】(第5実施例)次に、上記X線マスクおよ
び上記露光装置を用いた微小デバイスの生産方法につい
て説明する。ここでいう微小デバイスとはICやLSI
等の半導体チップ、液晶デバイス、マイクロマシン、薄
膜磁気ヘッドなどが挙げられる。以下は半導体デバイス
の例を示す。
【0079】図6は半導体デバイスの生産の全体フロー
を示す。ステップ1(回路設計)では半導体デバイスの
回路設計を行う。ステップ2(マスク製作)では設計し
た回路パターンを形成したマスクを製作する。一方、ス
テップ3(ウェハ製造)ではシリコン等の材料を用いて
ウェハを製造する。ステップ4(ウェハプロセス)は前
工程と呼ばれ、上記用意したX線マスクとウェハを用い
て、フォトリソグラフィ技術によってウェハ上に実際の
回路を形成する。次のステップ5(組み立て)は後工程
と呼ばれ、ステップ4によって作製されたウェハを用い
て半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程
(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程
(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検査)で
はステップ5で作製された半導体デバイスの動作確認テ
スト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経
て半導体デバイスが完成し、これが出荷(ステップ7)
される。
【0080】図7は上記ウェハプロセスの詳細なフロー
を示す。ステップ11(酸化)ではウェハの表面を酸化
させる。ステップ12(CVDではウェハ表面に絶縁膜
を形成する。ステップ13(電極形成)ではウェハ上に
電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打
込み)ではウェハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウェハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では上記説明した露光装置によってマ
スクの回路パターンをウェハに焼付露光する。ステップ
17(現像)では露光したウェハを現像する。この工程
では予め化学増幅型レジストに特有なPEB(Post Exp
osure Bake)工程を含む。ステップ18(エッチング)
では現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステッ
プ19(レジスト剥離)ではエッチングが済んで不要と
なったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返
し行うことによって、ウェハ上に多重に回路パターンが
形成される。本実施例の生産方法によれば、従来は難し
かった高集積度の半導体デバイスを生産することができ
る。
【0081】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0082】X線マスクにマスクパターン保護部材を装
着したことにより、X線マスクのマスクパターン上への
異物等の付着が防止され、転写パターンの欠陥の発生を
防止することができる。また、付着した異物を取り除く
ためのマスクの洗浄、欠陥修正の頻度を大幅に減少させ
ることができる。
【0083】また、マスクパターン保護部材は露光光路
を妨げる部位がX線マスクから取り外し可能であるた
め、露光時も装着されるペリクルに比べて厚い構造にす
ることが可能になり、破損の危険が少なくなってペリク
ルに比べて取扱が容易になる。
【0084】さらに、マスクパターン保護部材にX線マ
スクを覆う内部と外部との通気を行うための通気口を設
けることで、内部と外部との圧力差がなくなり、露光装
置内の雰囲気の圧力変動が原因となるX線マスクの破損
が防止され、ペリクルと併用した場合はペリクルの破損
も防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のX線マスクの第1実施例の構成を示す
側面図である。
【図2】図1に示したX線マスク及びマスクパターン保
護部材の使用時における様子を示す図であり、同図
(a)は保管時の側面図、同図(b)はX線マスクを取
り出す準備時の側面図、同図(c)はX線マスクを取り
出す時の側面図である。
【図3】本発明のX線マスクの第2実施例の構成を示す
図であり、同図(a)はマスクパターン保護部材装着時
の側面図、同図(b)はマスクパターン保護部材を露光
光及びアライメント光の光路から退避させたときの様子
を示す側面図である。
【図4】本発明のX線マスクの第3実施例の構成を示す
図であり、同図(a)は保管時の様子を示す側面図、同
図(b)は予備排気室内の様子を示す側面図、同図
(c)はアライメント調整及び露光時の様子を示す側面
図である。
【図5】本発明のX線マスクの第4実施例の構成を示す
図であり、同図(a)は保管時の様子を示す側面図、同
図(b)はアライメント調整及び露光時の様子を示す側
面図である。
【図6】半導体デバイス生産の全体フローを示す図であ
る。
【図7】ウェハプロセスの詳細なフローを示す図であ
る。
【符号の説明】
1、11、21、31 X線マスク 2 メンブレン 3、14、23 マスクパターン 4 支持体 5、16、26、36 マスクパターン保護部材 6 小孔 7 マスクカセット 8、29 マスクスロット 9 隙間 12 基板 13 反射層 15 アライメントマーク 17、27、37 通気口 20 蓋開閉用ピン 28、38 蓋 34 ペリクル支持体 35 ペリクル 39 ウェハ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線によって所望の回路パターンをウェ
    ハ上に転写するX線露光に用いられるX線マスクにおい
    て、 少なくとも前記X線マスク上に形成されたマスクパター
    ンを覆い、 露光光路を妨げる部位が前記X線マスクから取外し可能
    なマスクパターン保護部材を有することを特徴とするX
    線マスク。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のX線マスクにおいて、 マスクパターン保護部材に、 X線マスクを覆う内部と、外部との通気を行うための通
    気口を備えたことを特徴とするX線マスク。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のX線マスクにおいて、 通気口に、 開閉自在に取り付けられ、通気の遮断が可能な蓋を備え
    たことを特徴とするX線マスク。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項に記載
    のX線マスクを用いて所望の回路パターンをウェハ上に
    転写するX線マスクを用いたX線露光装置において、 少なくとも露光時にはマスクパターン保護部材を露光光
    路から退避させ、露光終了時には前記マスクパターン保
    護部材をX線マスクに装着する移動手段を有することを
    特徴とするX線マスクを用いたX線露光装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のX線マスクを用いて所
    望の回路パターンをウェハ上に転写するX線マスクを用
    いたX線露光装置において、 蓋を開閉する開閉機構を有することを特徴とするX線マ
    スクを用いたX線露光装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のX線マスクを用いたX
    線露光装置において、 少なくとも露光時にはマスクパターン保護部材を露光光
    路から退避させ、露光終了時には前記マスクパターン保
    護部材をX線マスクに装着する移動手段を有することを
    特徴とするX線マスクを用いたX線露光装置。
  7. 【請求項7】 請求項4ないし6のいずれか1項に記載
    のX線マスクを用いたX線露光装置によって、所望の回
    路パターンをウェハ上に転写することを特徴とするX線
    マスクを用いた半導体デバイスの製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のX線マスクを用いた半
    導体デバイスの製造方法によって製造されたことを特徴
    とするX線マスクを用いて製造した半導体デバイス。
JP13351696A 1996-05-17 1996-05-28 X線マスク、該x線マスクを用いたx線露光装置、前記x線マスクを用いた半導体デバイスの製造方法、及び前記x線マスクを用いて製造した半導体デバイス Pending JPH09320935A (ja)

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