JPH09320785A - フラッシュ充電装置 - Google Patents

フラッシュ充電装置

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JPH09320785A
JPH09320785A JP8135223A JP13522396A JPH09320785A JP H09320785 A JPH09320785 A JP H09320785A JP 8135223 A JP8135223 A JP 8135223A JP 13522396 A JP13522396 A JP 13522396A JP H09320785 A JPH09320785 A JP H09320785A
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JP
Japan
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charging
time
voltage
protection time
flash
Prior art date
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JP8135223A
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English (en)
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Takehisa Yamaguchi
武久 山口
Satoshi Yokota
聡 横田
Hideki Takewa
英樹 武輪
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/30Circuit arrangements in which the lamp is fed by pulses, e.g. flash lamp
    • H05B41/32Circuit arrangements in which the lamp is fed by pulses, e.g. flash lamp for single flash operation
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B15/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B15/02Illuminating scene
    • G03B15/03Combinations of cameras with lighting apparatus; Flash units
    • G03B15/05Combinations of cameras with electronic flash apparatus; Electronic flash units
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
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    • G03B2215/0507Pop-up mechanisms
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2217/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B2217/007Details of energy supply or management

Abstract

(57)【要約】 【課題】 過充電に対する保護を可及的に適正化し、フ
ラッシュ充電装置の小型化を可能にする。 【解決手段】 充電時には駆動制御回路5から出力され
る駆動制御信号Fc及びハイベルの充電停止信号STC
のAND出力がAND回路7を介してDC/DCコンバ
ータ3に入力される。駆動制御回路5はメモリ51から
電池電圧Vpに応じた保護時間(>充電時間)を読み出
し、タイマ6に設定した後、充電を開始し、充電電圧V
eが所定の充電電圧Vcに上昇すると、駆動制御信号Fc
を停止して充電を終了する。また、タイマ6により保護
時間Tsが計時されると、充電停止信号STCがローレ
ベルに反転し、駆動制御信号Fcを強制的に停止して充
電動作を停止する。電池電圧に応じて保護時間を変化さ
せることにより過充電保護を可及的に適正化し、メイン
コンデンサCM及び充電装置の小型化を可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラのフラッシ
ュ充電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、フラッシュ内蔵型のコンパクトカ
メラにおいては、カメラ本体の小型化、コンパクト化が
図られ、内蔵フラッシュの充電装置にあっては、フラッ
シュの発光エネルギーの蓄電器であるメインコンデンサ
の小型化を余儀なくされている。また、フラッシュ撮影
における撮影準備の高速化を図るため、メインコンデン
サの高速充電が要請されている。
【0003】従来、かかる要請に応えるため、内蔵フラ
ッシュの充電装置においては、耐圧を可及的に低減して
メインコンデンサの小型化が図られるとともに、メイン
コンデンサの充電電圧を正確に検出し、この充電電圧に
基づいて充電停止タイミングを正確に制御することによ
り高速充電を図られている。すなわち、メインコンデン
サは、耐圧が低いほど、そのサイズを小さくできるの
で、充電電圧に対するマージンを可及的に小さくしてメ
インコンデンサの耐圧を低くすることによりメインコン
デンサの小型化が図られている。また、充電装置の昇圧
トランスの巻き数比(2次コイル巻数/1次コイル巻
数)を大きくし、可及的に大きい充電電流で充電を行な
う一方、充電停止タイミングを正確に制御することでメ
インコンデンサの高速充電が図られている。
【0004】また、従来のフラッシュの充電装置におい
ては、何らかの異常により充電停止制御が不能になった
場合のメインコンデンサの過充電防止と充電装置内の異
常発熱を防止するため、充電が所定時間以上継続した場
合は、充電異常と判断して充電動作を強制的に停止させ
る安全対策が施されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、充電時間
は、電池電圧、メインコンデンサの残電圧、周囲温度等
の種々の条件で異なり、充電動作毎に一定ではない。こ
のため、異常発生時におけるメインコンデンサの過充電
時間や装置内の異常発熱量も異なってくる。
【0006】しかし、従来のフラッシュの充電装置で
は、予め固定的に設定された過充電保護のための時間が
経過しないと、充電動作が強制停止されないので、場合
によってはこの過充電保護の制御が働く前に過充電によ
りメインコンデンサが損傷したり、装置内の異常発熱が
限界値を越え、有効に保護機能が作用しないことがあ
る。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、保護時間を充電条件に応じて変更することによ
り過充電に対する保護を可及的に適正にし、不必要なメ
インコンデンサの大型化を抑制して充電装置の小型化が
可能なフラッシュ充電装置を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、電池電圧を昇
圧した高電圧によりフラッシュ発光用のメインコンデン
サの充電を開始した後、その充電時間よりも長い所定の
保護時間が経過すると、充電動作を強制的に停止させて
過充電を防止するフラッシュ充電装置において、上記保
護時間を計時する計時手段と、上記電池電圧に応じて複
数の保護時間が記憶された記憶手段と、充電開始の際に
上記電池電圧を検出する電池電圧検出手段と、検出され
た電池電圧に応じて対応する所定の保護時間を上記計時
手段に設定する保護時間設定手段とを備えたものである
(請求項1)。
【0009】上記構成によれば、充電開始の際に電池電
圧が検出され、この検出結果に応じて対応する保護時間
が記憶手段から読み出されて計時手段に設定される。充
電の開始と同時に計時手段により保護時間の計測が開始
され、この保護時間が経過すると、充電動作が強制的に
停止される。従って、何らかの異常により充電時間の経
過後に充電動作(過充電動作)が継続された場合にも保
護時間経過時にその充電動作が強制停止され、過大な過
充電が行われることがない。
【0010】また、本発明は、電池電圧を昇圧した高電
圧によりフラッシュ発光用のメインコンデンサの充電を
開始した後、その充電時間よりも長い所定の保護時間が
経過すると、充電動作を強制的に停止させて過充電を防
止するフラッシュ充電装置において、上記保護時間を計
時する計時手段と、充電開始の際に上記電池電圧を検出
する電池電圧検出手段と、検出された電池電圧に基づい
て上記保護時間を演算する演算手段と、上記演算手段の
演算結果を上記計時手段に設定する保護時間設定手段と
を備えたものである(請求項2)。
【0011】上記構成によれば、充電開始の際に電池電
圧が検出され、この検出結果に基づき保護時間が演算さ
れ、この演算結果が計時手段に設定される。
【0012】なお、上記フラッシュ充電装置において、
上記保護時間は、電池電圧が高くなるのに応じて短く設
定するとよい(請求項3)。
【0013】上記構成によれば、電池電圧が高くなる
程、充電時間が短くなるので、充電時間の短縮に応じて
保護時間を短くすることにより電池電圧の変動に対する
保護期間の変動が低減され、電池電圧の変動に関係なく
過充電に対する適正保護を安定して行なうことができ
る。
【0014】また、本発明は、電池電圧を昇圧した高電
圧によりフラッシュ発光用のメインコンデンサの充電を
開始した後、その充電時間よりも長い所定の保護時間が
経過すると、充電動作を強制的に停止させて過充電を防
止するフラッシュ充電装置において、上記保護時間を計
時する計時手段と、充電開始の際に上記メインコンデン
サの充電電圧を検出する充電電圧検出手段と、検出され
た充電電圧に基づいて上記保護時間を演算する演算手段
と、上記演算手段の演算結果を上記計時手段に設定する
保護時間設定手段とを備えたものである(請求項4)。
【0015】上記構成によれば、充電開始の際にメイン
コンデンサの充電電圧が検出され、この検出結果に基づ
き保護時間が演算され、この演算結果が計時手段に設定
される。
【0016】また、本発明は、電池電圧を昇圧した高電
圧によりフラッシュ発光用のメインコンデンサの充電を
開始した後、その充電時間よりも長い所定の保護時間が
経過すると、充電動作を強制的に停止させて過充電を防
止するフラッシュ充電装置において、上記保護時間を計
時する計時手段と、充電開始の際に上記電池電圧を検出
する電池電圧検出手段と、充電開始の際に上記メインコ
ンデンサの充電電圧を検出する充電電圧検出手段と、検
出された電池電圧と充電電圧とに基づいて上記保護時間
を演算する演算手段と、上記演算手段の演算結果を上記
計時手段に設定する保護時間設定手段とを備えたもので
ある(請求項5)。
【0017】上記構成によれば、充電開始の際に電池電
圧とメインコンデンサの充電電圧とが検出され、これら
の検出結果に基づき保護時間が演算され、この演算結果
が計時手段に設定される。
【0018】また、本発明は、電池電圧を昇圧した高電
圧によりフラッシュ発光用のメインコンデンサの充電を
開始した後、その充電時間よりも長い所定の保護時間が
経過すると、充電動作を強制的に停止させて過充電を防
止するフラッシュ充電装置において、上記保護時間を計
時する計時手段と、充電動作毎にその充電時間を測定す
る充電時間測定手段と、測定された充電時間を記憶する
記憶手段と、充電開始の際に前回の充電時間に基づき今
回の充電動作における保護時間を演算する演算手段と、
上記演算手段の演算結果を上記計時手段に設定する保護
時間設定手段とを備えたものである(請求項6)。
【0019】上記構成によれば、充電が開始されると、
記憶手段から前回の充電動作における充電時間が読み出
され、その充電時間に基づいて保護時間が演算され、こ
の演算結果が計時測手段に設定される。充電の開始と同
時に計時手段により充電時間及び保護時間の計測が開始
され、充電が終了すると、その充電時間の測定結果が次
の充電動作の保護時間の演算データとして記憶手段に記
憶される。
【0020】一方、何らかの異常により保護時間が経過
したときにも充電動作が継続されているときは、その保
護時間の経過時に充電動作が強制的に停止される。この
場合は、充電時間が計時できないので、記憶手段の記憶
内容は変更されず、前回の演算データが保持される。
【0021】なお、上記フラッシュ充電装置において、
上記演算手段は、前回の保護時間に予め設定された所定
の時間を加算して今回の充電動作における保護時間を演
算するようにするとよい(請求項7)。
【0022】上記構成によれば、今回の充電動作におけ
る保護時間は、前回の充電動作における充電時間にマー
ジンを考慮した所定の時間を加算して保護時間が算出さ
れる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る保護装置が
適用されたフラッシュ充電装置の回路構成図である。フ
ラッシュ充電装置1は、フラッシュ発光用のメインコン
デンサCMに充電エネルギーを供給する電池B、この電
池Bの電圧Vpを検出する電圧検出回路2、上記電池B
の電圧Vpを所定の充電電圧Vcに昇圧するDC/DCコ
ンバータ3、上記コンデンサCMの端子電圧Veを検出す
る電圧検出回路4、上記DC/DCコンバータ3の駆動
を制御する駆動制御回路5及び後述の保護時間Tsをカ
ウントするタイマ6から構成されている。
【0024】上記電圧検出回路2は、電源電池Bに並列
接続された抵抗R1及び抵抗R2の直列回路で、電池B
の電圧VpをVp′=Vp・R2/(R1+R2)に分圧
して検出するものである。また、上記電圧検出回路4
は、メインコンデンサCMに並列接続された抵抗R3及
び抵抗R4の直列回路で、メインコンデンサCMの電圧
VeをVe′=Ve・R4/(R3+R4)に分圧して検
出するものである。検出電圧Vp′は駆動制御回路5の
VP端子に入力され、検出電圧Ve′は駆動制御回路5
のVE端子に入力される。駆動制御回路5のVP端子及
びVE端子にはA/Dコンバータが内蔵され、上記検出
電圧Vp′,Ve′はデジタル信号に変換して駆動制御回
路5内に取り込まれる。
【0025】上記DC/DCコンバータ3は、電池Bの
電圧Vpを昇圧する昇圧トランスT、昇圧トランスTの
一次コイルL1に印加される電圧Vp(以下、一次電圧
Vpという。)を断続する2個のMOS型FETからな
るスイッチング素子31,32及び昇圧トランスTの二
次コイルL2に誘起される電圧Vq(以下、二次電圧Vq
という。)により出力される交流電流を全波整流する、
例えば4個のダイオードD1〜D4からなるダイオード
ブリッジ回路33から構成されている。なお、上記スイ
ッチング素子31,32は、MOS型FETに限られ
ず、接合型FETやシリコントランジスタ等の他の種類
の半導体スイッチング素子を用いてもよい。
【0026】電池Bは、昇圧トランスTの一次コイルL
1の中間タップMと一次側のアース間に接続され、スイ
ッチング素子31(以下、FET31という。)は昇圧
トランスTの一方端aと一次側のアース間に、また、ス
イッチング素子32(以下、FET32という。)は昇
圧トランスTの他方端bと一次側のアース間にそれぞれ
接続されている。FET31,32のゲートG1,G2
には、互いに位相が180°異なる駆動制御信号F
c′,FcがAND回路7を介してそれぞれ入力されるよ
うになっている。
【0027】駆動制御信号Fcは、駆動制御回路5から
出力される所定の周波数f(Hz)のパルス列信号であ
り、駆動制御信号Fc′は、このパルス列信号をインバ
ータ8で反転させたものである。
【0028】AND回路7は、異常発生時におけるDC
/DCコンバータ3の異常発熱及びメインコンデンサD
Cの過充電を防止するための保護回路を構成するもの
で、AND回路7には駆動制御回路5から上記駆動制御
信号Fcと充電動作の強制停止を指示するための充電停
止信号STCとが入力されている。
【0029】充電停止信号STCは、ハイレベル状態か
らローレベル状態に変化することにより充電停止を指示
する信号で、AND回路7においては駆動制御信号Fc
に対するゲート信号として作用するものである。従っ
て、充電停止信号STCがハイレベル状態(ゲートが開
の状態)では、駆動制御回路5からの駆動制御信号Fc
がそのままAND回路7から出力され、充電停止信号S
TCがローレベル状態(ゲートが閉の状態)では、AN
D回路7から駆動制御信号Fcは出力されない。
【0030】充電停止信号STCは、充電開始時にはハ
イレベルになっており、充電開始から所定の保護時間T
sが経過すると、ローレベルに反転される。一方、駆動
制御回路5からは充電開始タイミングで駆動制御信号F
cが出力され、この駆動制御信号Fcは、メインコンデン
サCMの電圧Veの検出値に基づいて設定される充電終了
タイミングで停止される。
【0031】上記保護時間Tsは、駆動制御信号Fcが出
力される時間Tg(すなわち、充電時間Tg)の最大値よ
り長く設定されているので、正常動作時では、AND回
路7から充電時間Tgだけ駆動制御信号Fcが出力され
る。しかし、何らかの異常で充電終了タイミングが保護
時間Tsを越えた場合は、充電停止信号STCが保護時
間Tsの経過時にローレベルに反転し、駆動制御信号Fc
のDC/DCコンバータ3への入力を停止させるので、
充電停止信号STCの反転タイミングでDC/DCコン
バータ3の駆動は強制的に停止され、保護時間Ts以上
のメインコンデンサCMの過充電及びDC/DCコンバ
ータ3における異常発熱を防止するようになっている。
【0032】FET31は駆動制御信号Fc′のハイ期
間でオンになり、一次コイルL1の一方端aを一次側ア
ースに接地し、駆動制御信号Fc′のロー期間でオフに
なり、一次コイルL1の一方端aの一次側アースへの接
地を遮断する。また、FET32も同様に駆動制御信号
Fcのハイ期間でオンになり、一次コイルL1の他方端
bを一次側アースに接地し、駆動制御信号Fcのロー期
間でオフになり、一次コイルL1の他方端bの一次側ア
ースへの接地を遮断する。これにより一次コイルL1の
一方端aから一次側アース間には駆動制御信号Fc′の
ハイ期間でのみ一次電流iaが断続的に流れ、一次コイ
ルL1の他方端bから一次側アース間には駆動制御信号
Fcのハイ期間でのみ一次電流ibが断続的に流れ、この
断続的な一次電流ia,ibにより二次コイルL2に高圧
が誘起される。
【0033】駆動制御回路5は、DC/DCコンバータ
3の駆動を制御することによりメインコンデンサCM
充電を制御するものである。駆動制御回路5は、電池電
圧Vpに応じて予め設定された所定の保護時間Tsが記憶
されたメモリ51を備えている。また、タイマ6が駆動
制御回路5に接続されている。
【0034】なお、フラッシュ充電装置1がカメラの内
蔵フラッシュを充電するものでは、上記電池Bとしてカ
メラの電源電池を用い、上記駆動制御回路5をカメラの
撮影動作を集中制御するマイクロコンピュータを構成す
ることができる。
【0035】図2は、充電動作時のDC/DCコンバー
タ3の各部の波形図である。駆動制御回路5は、フラッ
シュの充電が指示されると、デューティ比50%の予め
設定された周波数のパルス列信号からなる駆動制御信号
Fcを生成し、C端子から出力するとともに、S端子か
らハイレベルの充電停止信号STCを出力する。駆動制
御信号Fcは、AND回路7を介してそのままFET3
2のゲートG2に入力されるとともに、インバータ8に
より位相が反転されてFET31のゲートG1に入力さ
れ、駆動制御信号Fc,Fc′によりFET31,32は
交互にオン・オフ駆動される。なお、上記駆動制御信号
Fc,Fc′のデューティ比は、50%に限定されるもの
ではなく、適宜の値に設定することができる。
【0036】FET31のON期間では、FET32は
OFFになり、昇圧トランスTの一次コイルL1の一方
端aは接地され、他方端bは開放状態となるから中間タ
ップMから一方端aの方向に一次電流iaが流れて二次
コイルL2にd点からc点に電流を流す方向の二次電圧
E2(>E1)が誘起される。そして、この二次電圧E
2によりダイオードD2,D3がターンオンし、d点か
らc点方向の二次電流IaがメインコンデンサCMに出力
される。
【0037】一方、FET31のOFF期間では、FE
T32はONになり、昇圧トランスTの一次コイルL1
の一方端aは開放状態となり、他方端bは接地されるか
ら中間タップMから他方端bの方向に一次電流ibが流
れて二次コイルL2にc点からd点に電流を流す方向の
二次電圧−E2が誘起される。そして、この二次電圧−
E2によりダイオードD1,D4がターンオンし、c点
からd点方向の二次電流IbがメインコンデンサCM
出力される。
【0038】従って、FET31,32を交互にオン・
オフ駆動することにより昇圧トランスTの二次コイルL
2の両端c,dに、二次電圧±E2が交互に誘起され、
この二次電圧±E2により発生する二次電流Ia,Ibは
ダイオードブリッジ回路33により全波整流されて交互
にメインコンデンサCMに供給される。そして、これら
二次電流Ia,Ibが供給されることによりメインコンデ
ンサCMに電荷が蓄積され、このメインコンデンサCM
電圧Veは、図2に示すように漸増する。
【0039】上記電圧Veは、電圧検出回路4により分
圧電圧Ve′に変換して検出されており、電圧Veが所定
の電圧Vcにまで上昇すると(図2、Tg経過時)、駆動
制御回路5は、充電が完了したと判断して駆動制御信号
Fcの出力を停止し、充電制御を終了する。
【0040】一方、フラッシュ充電装置1に何らかの異
常が発生し、電圧Veから正確な充電停止タイミングが
検出できなかった場合、メインコンデンサCMの充電が
終了しているにも拘らず駆動制御信号Fcは継続して出
力され、図2の一点鎖線で示すように、メインコンデン
サCMの充電が継続(過充電)されることになる。しか
し、充電開始から所定の保護時間Tsが経過すると、充
電停止信号STCがハイレベルからローレベルに反転
し、DC/DCコンバータ3への駆動制御信号Fcの出
力が強制的に停止されて過剰な充電動作が停止される。
保護時間Tsは、充電開始時のメインコンデンサCMの電
圧Veに応じて過充電時間(Ts−Tg)が許容時間を越
えないような所要の時間が設定されるようになってお
り、これにより異常が発生した場合にもフラッシュ充電
装置1が確実かつ必要以上に過剰とならない範囲で適正
に保護されるようになっている。
【0041】次に、図3に示すコンデンサCMの充電制
御を示すフローチャートに従って駆動制御回路5の充電
制御について説明する。
【0042】被写体の明るさの条件や強制発光指令等に
よりフラッシュ撮影が必要になり、例えばカメラの撮影
を集中制御するマイクロコンピュータ(図略)から昇圧
指示信号が入力されると(#1)、まず、電圧検出回路
2により電池電圧Vpが検出される(#2)。続いて、
検出された電池電圧Vpを予め設定された3個の閾値V
1,V2,V3(V3<V2<V1)と比較し(#3〜
#4)、電池電圧Vpのレベルに応じた保護時間Tsが
タイマ6に設定される(#6〜#9)。
【0043】すなわち、電池電圧Vpが、V1<Vpであ
れば(#3及び#5でNO)、最も短い時間T3が保護
時間Tsとしてタイマ6に設定され(#6)、V2<Vp
≦V1であれば(#3でNO、#5でYES)、2番目
に短い時間T2が保護時間Tsとしてタイマ6に設定さ
れ(#7)、V3<Vp≦V2であれば(#3でYE
S、#4でNO)、最も長い時間T1が保護時間Tsと
してタイマ6に設定される(#8)。また、電池電圧V
pがVp≦V3であれば(#3及び#4でYES)、正常
な撮影動作が行えない程電池Bが消耗している(電池交
換が必要な状態)と判断して電池Bによる駆動を禁止す
る処理(B・Cロックという。)が行われる(#9)。
【0044】なお、上記保護時間T1〜T3は、メモリ
51に記憶されており、駆動制御回路5は、検出電圧V
pのレベルに応じてメモリ51から対応する保護時間Ts
を読み出してタイマ6に設定する。
【0045】例えば電源電池6V系のカメラにおけるフ
ラッシュ充電装置1においては、上記#3〜#9により
保護時間Tsは、電池電圧Vpのレベルに応じて下記表1
のように設定される。なお、電池電圧Vpが高い程、保
護時間Tsを短くしているのは、電池電圧Vpが高い程、
電池Bが新しく、高速充電(すなわち、充電時間Tgの
短時間化)が可能だから、電池電圧Vpの変動による過
充電時間(Ts−Tg)のバラツキを抑制し、過充電によ
るDC/DCコンバータ3の熱負荷及びメインコンデン
サCMの負担を可及的に均一化するためである。
【0046】
【表1】
【0047】保護時間Tsの設定が終了すると、続い
て、充電が開始される(#10)。すなわち、駆動制御
回路5から駆動制御信号Fc及びハイレベルの充電停止
信号STCが出力され、DC/DCコンバータ3の駆動
が開始される。また、タイマ6により充電時間Tのカウ
ントが開始される(#11)。
【0048】充電中は、電圧検出回路4によりメインコ
ンデンサCMの充電電圧Veが検出され(#12)、タイ
マ6のカウント値Tが保護時間Tsに達する前に(#1
4でYES)、検出された電圧Veが所定の充電電圧Vc
(例えば280v)に上昇すると(#13でNO)、駆
動制御信号Fcの出力を停止して充電処理が停止される
(#15)。一方、検出された電圧Veが上記充電電圧
Vcに上昇する前に(#13でYES)、タイマ6のカ
ウント値Tが保護時間Tsに達すると(#14でN
O)、充電異常と判断され、充電停止信号STCのレベ
ルをローレベルに反転することにより駆動制御信号Fc
の出力を強制的に停止して充電処理が停止される(#1
5)。
【0049】上記のように電池電圧Vpのレベルが高く
なるのに応じて保護時間Tsを短くするようにしている
ので、高速充電の場合にも過充電が過大になることがな
く、電池電圧Vpに関係なく過充電に対する保護を適正
に行なうことができる。これによりメインコンデンサC
Mとして可及的に耐圧の低いコンデンサが使用でき、フ
ラッシュ充電装置1の小型化が可能になる。
【0050】上記実施の形態では、電池電圧Vpを考慮
して保護時間Tsを設定するようにしていたが、電池電
圧Vp及びメインコンデンサCMの電圧Veの両方を考慮
して保護時間Tsを設定してもよい。例えば上記電源電
池6V系のカメラにおけるフラッシュ充電装置1の例に
おいて、メインコンデンサCMを電圧Veを考慮した一例
を下記表2に示す。
【0051】
【表2】
【0052】表2に示すように、電池電圧Vp及びメイ
ンコンデンサCMの電圧Veの両方を考慮した場合は、よ
り充電条件に適したきめ細かい保護時間Tsを設定する
ことができる。
【0053】また、上記実施の形態では、複数の保護時
間Tsを予めメモリ51に記憶しておき、検出された電
池電圧Vp(及びメインコンデンサCMの電圧Ve)に対
応する保護時間Tsをメモリ51から読み出すようにし
ていたが、検出された電池電圧Vp(及びメインコンデ
ンサCMの電圧Ve)に基づいて保護時間Tsを演算する
ようにしてもよい。例えば電池電圧Vpに基づいて保護
時間Tsを演算する場合、所定の演算式により検出され
た電圧Vpから充電完了までに必要な時間Tg′(推定時
間)を演算し、この時間Tg′に所定の係数kを乗じ、
あるいは所定の時間ΔTを加算して保護時間Ts(=k
・Tg′又はTg′+ΔT)を算出する。電池Bの電圧V
p及びメインコンデンサCMの電圧Veの両電圧を考慮す
る場合も同様の方法で保護時間Tsを演算することがで
きる。
【0054】この場合は、複数の保護時間Tsを予めメ
モリ51に記憶しておく必要がなくなるので、この分フ
ラッシュ充電装置1を簡素化することができる。
【0055】図4は、本発明に係る保護装置が適用され
たフラッシュ充電装置の他の実施の形態のブロック図
で、図1において、電圧検出回路2を削除し、充電時間
Tgをカウントするカウンタ52と保護時間演算部53
とを追加したものである。
【0056】この実施の形態は、前回の充電動作におけ
る充電時間Tgを用いて今回の充電動作における保護時
間Tsを演算するようにしたものである。駆動制御回路
5により充電制御が行われると、その充電制御における
メインコンデンサCMの充電時間Tgがカウンタ52でカ
ウントされ、充電終了時にそのカウント値がメモリ51
に記憶される。充電時間Tgは、駆動制御信号Fcの出力
タイミングからカウンタ52のカウントを開始し、電圧
Veの検出値が所定の充電電圧Vcに達したタイミングで
カウントを停止させることにより計時される。
【0057】次の充電制御においては、充電開始の際に
メモリ51から充電時間Tgが読み出され、例えばこの
時間Tgに予め設定された所定の時間ΔTを加算して保
護時間Ts(=Tg+ΔT)が算出され、この算出結果が
タイマ6にセットされる。例えば上記電源電池6V系の
カメラにおけるフラッシュ充電装置1の例においては、
ΔT=4(秒)とし、保護時間TsはTs=Tg+4.0
(秒)で算出することができる。
【0058】そして、充電が開始されると、同時にカウ
ンタ52のカウントを開始して充電時間を計時しつつ充
電動作が行われる。タイマ6により保護時間Tsが計時
される前に、電圧Veの検出値が所定の充電電圧Vcに達
すると、充電が停止され、カウンタ52で計時された今
回の充電時間Tg″がメモリ51に更新的に記録され
る。
【0059】一方、何らかの異常により充電開始後、保
護時間Tsが経過しても電圧Veの検出値が所定の充電電
圧Vcに上昇しなかった場合は、充電異常として保護時
間Tsが経過時に充電停止信号STCのレベルが反転さ
れ、強制的に充電動作が停止される。この場合は、カウ
ンタ52により充電時間Tg″が計時できないので、メ
モリ51の内容は更新されず、前回の充電時間Tg″が
保持される。
【0060】なお、本実施の形態では、固定の時間ΔT
を加算して保護時間Tsを算出しているので、完全に放
電していないメインコンデンサCMを充電した場合は、
計時された充電時間Tg′が非常に短くなり、次の充電
制御に対して十分な保護時間Tsが得られないおそれが
ある。このため、ΔTを固定とする場合は、メインコン
デンサCMが完全に放電された状態における充電制御で
得られた充電時間Tg′のみをメモリ51に更新的に記
憶し、これ以外の場合は、メモリ51の内容を更新しな
いようにすることが望ましい。
【0061】例えば充電開始時にメインコンデンサCM
の電圧Veを検出し、この電圧Veが100(v)未満で
あれば、メインコンデンサCMが完全に放電されている
と判断できるので、このときの充電制御のときだけ、メ
モリ51の内容を計時された充電時間Tg″で更新し、
これ以外のときは、メモリ51の内容を更新しないよう
にする。
【0062】一方、ΔTを可変とし、計時された充電時
間Tg′に応じて適当なΔTを加算して常に適当な保護
時間Tsが得られるようにしてもよい。このようにした
場合は、メインコンデンサCMの放電状態に応じてメモ
リ51の内容を更新するか否かの判別をすることなく、
常にメモリ51の内容を計時された充電時間Tg″で更
新することができ、処理が簡単になる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電池電圧を昇圧した高電圧によりフラッシュ発光用のメ
インコンデンサの充電を開始した後、その充電時間より
も長い所定の保護時間が経過すると、充電動作を強制的
に停止させて過充電を防止するフラッシュ充電装置にお
いて、電池電圧に応じて所定の保護時間を設定するよう
にしたので、電池電圧に応じた適正な過充電保護が可能
になる。これによりメインコンデンサの耐圧を可及的に
低減でき、フラッシュ充電装置の小型化、コンパクト化
が可能になる。
【0064】また、本発明は、電池電圧の検出値に基づ
き保護時間を演算するようにしたので、予め設定された
電池電圧に対応する保護時間を記憶しておく必要がな
く、この分、保護装置の簡素化が可能になる。
【0065】また、電池電圧が高くなるのに応じて保護
時間を短くする(すなわち、充電時間が短くなるのに応
じて保護時間も短くなる)ようにしたので、充電時間が
変動した場合も保護時間の変動が少なく、過充電の保護
が安定する。
【0066】また、本発明によれば、メインコンデンサ
の充電電圧に応じて所定の保護時間を演算するようにし
たので、充電動作毎の保護時間をより適正に設定するこ
とができる。
【0067】更に、本発明によれば、電池電圧とメイン
コンデンサの充電電圧とに基づき所定の保護時間を演算
するようにしたので、充電動作毎の適正な保護時間を細
かく設定することができ、過充電保護をより好適に制御
することが可能なる。
【0068】また、本発明によれば、前回の充電動作で
実測した充電時間に基づき今回の保護時間を演算するよ
うにしたので、各充電動作毎の適正な保護時間を簡単に
決定することができる。特に、実測の充電時間に安全度
を加味した所定の時間を加算して保護時間を決定するよ
うにしたので、容易かつ迅速に保護時間を決定するとこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフラッシュ充電装置の回路構成図
である。
【図2】充電動作時のDC/DCコンバータの各部の波
形図である。
【図3】メインコンデンサの充電制御を示すフローチャ
ートである。
【図4】本発明に係るフラッシュ充電装置の第2の実施
の形態のブロック図である。
【符号の説明】
1 フラッシュ充電装置 2 電圧検出回路(電池電圧検出手段) 3 DC/DCコンバータ 31,32 スイッチ素子 33 ダイオードブリッジ回路 4 電圧検出回路(充電電圧検出手段) 5 駆動制御回路(保護時間設定手段) 51 メモリ(記憶手段) 52 カウンタ(充電時間計測手段) 53 保護時間演算部(演算手段) 6 タイマ(計時手段) 7 AND回路 8 インバータ B 電池 T 昇圧トランス CM メインコンデンサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池電圧を昇圧した高電圧によりフラッ
    シュ発光用のメインコンデンサの充電を開始した後、そ
    の充電時間よりも長い所定の保護時間が経過すると、充
    電動作を強制的に停止させて過充電を防止するフラッシ
    ュ充電装置において、上記保護時間を計時する計時手段
    と、上記電池電圧に応じて複数の保護時間が記憶された
    記憶手段と、充電開始の際に上記電池電圧を検出する電
    池電圧検出手段と、検出された電池電圧に応じて対応す
    る所定の保護時間を上記計時手段に設定する保護時間設
    定手段とを備えたことを特徴とするフラッシュ充電装
    置。
  2. 【請求項2】 電池電圧を昇圧した高電圧によりフラッ
    シュ発光用のメインコンデンサの充電を開始した後、そ
    の充電時間よりも長い所定の保護時間が経過すると、充
    電動作を強制的に停止させて過充電を防止するフラッシ
    ュ充電装置において、上記保護時間を計時する計時手段
    と、充電開始の際に上記電池電圧を検出する電池電圧検
    出手段と、検出された電池電圧に基づいて上記保護時間
    を演算する演算手段と、上記演算手段の演算結果を上記
    計時手段に設定する保護時間設定手段とを備えたことを
    特徴とするフラッシュ充電装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のフラッシュ充電装
    置において、上記保護時間は電池電圧が高くなるのに応
    じて短く設定されることを特徴とするフラッシュ充電装
    置。
  4. 【請求項4】 電池電圧を昇圧した高電圧によりフラッ
    シュ発光用のメインコンデンサの充電を開始した後、そ
    の充電時間よりも長い所定の保護時間が経過すると、充
    電動作を強制的に停止させて過充電を防止するフラッシ
    ュ充電装置において、上記保護時間を計時する計時手段
    と、充電開始の際に上記メインコンデンサの充電電圧を
    検出する充電電圧検出手段と、検出された充電電圧に基
    づいて上記保護時間を演算する演算手段と、上記演算手
    段の演算結果を上記計時手段に設定する保護時間設定手
    段とを備えたことを特徴とするフラッシュ充電装置。
  5. 【請求項5】 電池電圧を昇圧した高電圧によりフラッ
    シュ発光用のメインコンデンサの充電を開始した後、そ
    の充電時間よりも長い所定の保護時間が経過すると、充
    電動作を強制的に停止させて過充電を防止するフラッシ
    ュ充電装置において、上記保護時間を計時する計時手段
    と、充電開始の際に上記電池電圧を検出する電池電圧検
    出手段と、充電開始の際に上記メインコンデンサの充電
    電圧を検出する充電電圧検出手段と、検出された電池電
    圧と充電電圧とに基づいて上記保護時間を演算する演算
    手段と、上記演算手段の演算結果を上記計時手段に設定
    する保護時間設定手段とを備えたことを特徴とするフラ
    ッシュ充電装置。
  6. 【請求項6】 電池電圧を昇圧した高電圧によりフラッ
    シュ発光用のメインコンデンサの充電を開始した後、そ
    の充電時間よりも長い所定の保護時間が経過すると、充
    電動作を強制的に停止させて過充電を防止するフラッシ
    ュ充電装置において、上記保護時間を計時する計時手段
    と、充電動作毎にその充電時間を測定する充電時間計測
    手段と、測定された充電時間を記憶する記憶手段と、充
    電開始の際に前回の充電時間に基づき今回の充電動作に
    おける保護時間を演算する演算手段と、上記演算手段の
    演算結果を上記計時手段に設定する保護時間設定手段と
    を備えたことを特徴とするフラッシュ充電装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のフラッシュ充電装置にお
    いて、上記演算手段は、前回の保護時間に予め設定され
    た所定の時間を加算して今回の充電動作における保護時
    間を演算するものであることを特徴とするフラッシュ充
    電装置。
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