JPH09320571A - 電気化学的電池のための、ヘテロ原子が組込まれたコークス - Google Patents

電気化学的電池のための、ヘテロ原子が組込まれたコークス

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JPH09320571A
JPH09320571A JP9022949A JP2294997A JPH09320571A JP H09320571 A JPH09320571 A JP H09320571A JP 9022949 A JP9022949 A JP 9022949A JP 2294997 A JP2294997 A JP 2294997A JP H09320571 A JPH09320571 A JP H09320571A
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JP9022949A
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Ronald Alfred Greinke
ロナルド、アルフレッド、グレインク
Irwin Charles Lewis
アーウィン、チャールズ、ルーイス
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Graftech Technology LLC
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YUUKAA CARBON TECHNOL CORP
Ucar Carbon Technology Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
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    • H01M4/02Electrodes composed of, or comprising, active material
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    • H01M4/583Carbonaceous material, e.g. graphite-intercalation compounds or CFx
    • H01M4/587Carbonaceous material, e.g. graphite-intercalation compounds or CFx for inserting or intercalating light metals
    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い容量とすぐれた電解液安定性を有する電
気化学的電池用の電極の提供。 【解決手段】 本発明は、下記のものを含んでなるコー
クス/アルカリ金属の電気化学的電池のための電極に関
する。 (a)下記(i)および(ii)のか焼コークス粒子、
(i)少なくとも0.5重量%の窒素のヘテロ原子およ
び少なくとも1.0重量%の硫黄のヘテロ原子を含有
し、そして(ii)2ミクロン〜40ミクロンの平均粒
度を有し、50ミクロンより大きい粒子が本質的に存在
しない。 (b)バインダー。 本発明は、下記のものを含んでなるコークス/アルカリ
金属の電気化学的電池にも関する。 (a)前述の電極、(b)有機非プロトン性溶媒および
導電性アルカリ金属塩を含んでなる非水性電解溶液、な
らびに(c)対向電極。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】政府の契約 この特許出願において記載され、かつ特許請求された研
究は、アメリカ合衆国のエネルギー省との共同協定N
o.DE−FO02−91CE50336の下で実施さ
れたものである。
【0002】発明の背景 発明の分野 本発明は電気化学的電池の分野、特に、このような電気
化学的電池のための炭素含有アノードの分野、に関する
ものである。
【0003】関係する技術の説明 リチウム/炭素電気化学的電池(すなわち、少なくとも
部分的に結晶質の炭素および「挿入された(inter
calated)リチウム」を含んでなるアノードを有
する電気化学的電池)用アノードに使用するために、多
数の異なる炭素材料が研究されてきている。挿入された
リチウムは、炭素結晶中の炭素にファンデルワールス力
により結合したリチウムである。このような電気化学的
電池における炭素のための主要な要件は、電池の充電の
間のリチウムの可逆的挿入(intercalatio
n)、および電池の放電の間のリチウムの脱挿入の双方
のための高い容量を炭素が有すること、およびこの高い
容量が反復サイクリングで維持されることである。
【0004】コークスおよびグラファイトは、リチウム
/炭素電気化学的電池において使用するための最も普通
に引用される炭素材料の中の2つである。グラファイト
は6個の炭素原子ごとに1つのリチウム原子を挿入する
(「LiC6 」と表示する)ことができるので、容量の
ために好ましい。これは炭素の372mAh/gm(ミ
リアンペア時/グラム)の送出可能な電気化学的容量に
相当する。しかしながら、グラファイトはリチウム/炭
素電気化学的電池において使用される多くの液体電解質
と高い反応性を示して、実質的な不可逆性を生じ、そし
てサイクリングのときに電池の容量を連続的に失なうこ
とが知られている。この作用は電気化学的電池のための
容量の完全な喪失につながることがある。
【0005】コークスはグラファイトよりも規則結晶構
造が少ないので、コークスは一般に12個の炭素原子ご
とに1つのリチウム原子を挿入することができる(「L
iC12」と表示する)。挿入の程度は、また、コークス
についてサイクリングの反復とともに減少することがあ
るが、その程度はグラファイトより非常に低い。したが
って、コークスを使用して達成された最大の維持可能な
容量は約186mAh/gmである。例示として、Gu
oyomardおよびTarascon、J.Elec
trochem.Soc.139、p.938には、
「コノコ(Conoco)電極コークス」の使用に関す
るいくつかの参考文献が存在する。ここで、前記コノコ
電極コークスはわずかに「50%LiC6 」を与え、こ
こで「%LiC6 」は6個の炭素原子と挿入された炭素
中のリチウム原子の百分率を意味する(すなわち、「5
0%LiC6 」はLiC12または1/2LiC6 を意味
する)。M.Jean et al.、J.Elect
rochem.Soc.142、2122(1995)
には、コークスについて52%LiC6 が報告されてい
る。日本の開示HEI−204361には、コノココー
クスおよびピッチコークスについて容量が低い(100
mAh/gより低い)こと示されている。
【0006】液状電解質に関する高い安定性およびグラ
ファイトのそれに近い電気化学的容量の双方を示すリチ
ウム/炭素電気化学的電池におけるアノードとして、種
々のコークスを利用することは望ましいであろう。
【0007】米国特許第5,162,170号および米
国特許第5,176,969号各明細書には、大きい電
極容量、きわめてすぐれた充電および放電サイクル特性
および柔軟性を有すると記載されているリチウム二次電
池が開示されており、ここで陰極は炭素質材料上に担持
された活性物質およびバインダーまたは導電性ポリマー
を有する。炭素質材料において、他の原子、例えば窒
素、酸素およびハロゲン、好ましくは7モル%またはそ
れ未満、より好ましくは4モル%またはそれ未満、特に
好ましくは2モル%またはそれ未満、の比において存在
することがある。窒素の場合において、上記のモル%は
2.8重量%、1.6重量%および0.8重量%の重量
%に相当する。これらの特許明細書には、二次電池にお
いて窒素を含有する炭素質材料の使用は特別には開示さ
れていない。
【0008】その後の刊行物Behavior of
Nitrogen−Substituted Carb
on(Nz 1-z )in Li/Li(Nz 1-z 6
Cells(W.J.Weydanz、B.M.Wa
y、T.van Buuren、およびJ.R.Dah
n著、J.Electrochem.Soc.Vol.
141、No.4、April 1994、900−9
07)には、窒素を含有する炭素が850〜1050℃
の温度において異なる前駆体から作られたことが開示さ
れている。この刊行物には、0〜8.53重量%の窒素
を含有する炭素が開示されており、そして窒素を含有す
る炭素はリチウムイオンの電池のためのアノードとして
有用であるとは考えられないと結論されている。
【0009】発明の要約 本発明は、下記のものを含んでなるコークス/アルカリ
金属の電気化学的電池のための電極を提供するものであ
る。 (a)下記(i)および(ii)のか焼コークス粒子
(calcined coke particle)、
(i)少なくとも0.5重量%(好ましくは1〜2重量
%)の窒素ヘテロ原子および少なくとも1.0重量%
(好ましくは1〜3重量%)の硫黄ヘテロ原子を含有
し、そして(ii)2ミクロン〜10ミクロンの平均粒
度を有し、50ミクロンより大きい粒子を本質的に含ま
ない。 (b)バインダー。コークスは3重量%またはそれを超
える窒素および10重量%またはそれを超える硫黄を含
有することができる。以後において、このようなコーク
スを「ヘテロ原子が組込まれたコークス」と呼ぶ。
【0010】本発明は、下記のものを含んでなるコーク
ス/アルカリ金属電気化学的電池も提供するものである (a)前述の電極、(b)有機非プロトン性溶媒および
導電性アルカリ金属塩を含んでなる非水性電解溶液、な
らびに(c)対向電極。
【0011】本発明の電極は、70%LiC6 程度に高
い容量を与え、非常にすぐれた電解液安定性を有する。
この高い容量は反復サイクルにわたって維持される。こ
の容量は従来のコークスを使用して達成されるより約4
0%高く、そしてグラファイトについて達成されるもの
に近い(グラファイトを使用して、通常90%LiC6
が達成される)。本発明において使用されるコークスの
炭素のフレームワークにおける窒素および硫黄の置換
は、炭素構造を極性化し、こうして電気化学的電池の作
動の間のコークス電極の中に挿入されたリチウムとの相
互作用を増加させるように作用すると考えられる。ヘテ
ロ原子の存在により増加された容量は、Weydanz
et al.の前述の開示にかんがみて予期せざるこ
とである。
【0012】発明の詳細な説明 本発明の電極の電極において使用される、ヘテロ原子が
組込まれたコークスは、下記(a)〜(b)を含んでな
る方法により製造される。 (a)少なくとも0.5重量%の窒素のヘテロ原子およ
び少なくとも1.0重量%の硫黄のヘテロ原子を含有す
るコークス出発材料を1000℃〜1500℃において
か焼して(calcine)か焼コークスを生成させ、
そして(b)か焼コークスを微粉砕して、2ミクロン〜
40ミクロン(好ましくは3ミクロン〜10ミクロン)
の平均粒度を有し、50ミクロンより大きい粒子を本質
的に含まない(例えば、コークス粒子の15重量%未
満、および好ましくは5%未満が50ミクロンより大き
い)所望のコークスを生成させる。
【0013】そのように製造されたか焼され、微粉砕さ
れたコークスは、石油コークスの出発材料と同一の(よ
り高い)ヘテロ原子含量を有する。か焼、微粉砕された
コークスは、下記性質を有する。 結晶の性質 3.40オングストローム〜3.70オングストローム のX線層間隔 10オングストローム〜30オングストロームの微結晶 (crystallite)大きさ(Lc) ヘリウム密度 1.95〜2.20g/cm3
【0014】本発明の電極において使用されるヘテロ原
子が組込まれたコークスをか焼および微粉砕により製造
する適当なコークス出発材料は、下記の性質を有する: 窒素 0.5重量%〜2.0重量% 硫黄 1.0重量%〜4.0重量% 表面積 5〜20m2 /g 灰分 1.0重量%未満 (好ましくは0.5重量%未満) これらのコークス出発材料は、石炭および石油から誘導
されかつ硫黄および窒素のヘテロ原子を除去するために
予備処理された、多くの窒素および多くの硫黄を含有す
るコークス出発材料を炭素化させることによって製造さ
れる。これらの出発材料は、石油残留物、コールター
ル、石油およびコールタール蒸留物を包含する。次い
で、これらの出発材料を下記において詳細に説明するよ
うにか焼および微粉砕する。
【0015】本発明の実施において、石油コークスのか
焼は任意の適当な装置(例えば、回転炉、回転窯か焼装
置または適当な実験室炉)において実施することができ
る。か焼温度は900℃〜1500℃である。か焼され
た石油コークスの微粉砕は、任意の適当な微粉砕装置、
例えば、ボールミル、ジェットミルまたはアトリション
ミルにおいて実施することができる。微粉砕は、平均コ
ークス粒度を2ミクロン〜40ミクロン(好ましくは3
ミクロン〜10ミクロン)に減少させ、50ミクロンよ
り実質的に大きい粒子が存在しなくなるように実施され
る。十分な量の大きいコークス粒子(約50ミクロンよ
り大きい粒子)の存在は、電気化学的性能を妨害するの
で、望ましくない。これらの大きい粒子は、電極の製作
において通常使用される支持体(例えば、箔)上のコー
クスの所望の均一な薄いコーティングの形成を妨害し、
そして電池の電気化学的短絡および早すぎる故障を生ず
ることがある。
【0016】ヘテロ原子が組込まれたコークスの電極 電気化学的電池のためのコークス電極の製造に従来使用
されている成分の任意のものを利用する電極を製造する
ために、ヘテロ原子が組込まれたコークスの粒子が使用
される。典型的には、ヘテロ原子が組込まれたコークス
の粒子はバインダーと組み合わせて使用される。適当な
バインダーは、ポリフッ化ビニリデンおよびエチレン−
プロピレン−ジエンのターポリマーを包含する。適当な
他の成分は導電性炭素を包含する。グラファイト、バイ
ンダーおよび任意の導電性炭素の重量に基づいて、3〜
30重量%のバインダーおよび0〜10重量%(好まし
くは2〜6重量%)の導電性炭素を使用することができ
る。本発明の電極において使用されるバインダーおよび
導電性炭素は、既知のコークス電極において使用される
のと同一のバインダーおよび導電性炭素である。コーク
ス−バインダー−導電性炭素の混合物を使用して、支持
体(例えば、金属箔の支持体、例えば、銅またはステン
レス鋼の箔)上にコーティングすることができる。前述
の成分を任意の適当な手段(例えば、キャスティングま
たはホットプレシング)により電極に成形する。ヘテロ
原子が組まれたコークスの電極の幾何学的構造は、円筒
形、長方形または任意の他の適当な形状であることがで
きる。
【0017】電気化学的電池 本発明のヘテロ原子が組込まれたコークスの電極は、下
記のものを含んでなる電気化学的電池において使用され
る。 (a)ヘテロ原子が組込まれたコークスの電極、(b)
有機非プロトン性溶媒およびアルカリ金属の導電性塩を
含んでなる非水性電解溶液、ならびに(c)対向電極。
このような電気化学的電池の例は、図1および図2に示
されている電気化学的電池である。これらの電気化学的
電池は再充電可能な(二次)電気化学的電池である。
【0018】本発明の電極は、アルカリ金属を可逆的に
挿入するヘテロ原子が組込まれたコークスを含有する。
対向電極において有用な種々の材料(例えば、金属酸化
物、例えば、二酸化マグネシウム)は、また、アルカリ
金属を可逆的に挿入する(または他の方法でアルカリ金
属をそれらの結晶構造の中にファンデルワールス力によ
り可逆的に組込む)。このような電極および対向電極が
電気化学的電池の中に存在するとき、電池は「揺り椅子
(rocking chair)」または「アルカリ金
属イオン」の多様性を有する。このような電池は本発明
の好ましい態様である。
【0019】非水性電解溶液 本発明の電気化学的電池において使用される非水性電解
溶液において、適当な導電性塩は、ハライド、ハレー
ト、パーハレート、ハロアルミネート、ハロアーゼネー
ト、ハロホスフェート、ハロアセテート、ホスフェー
ト、チオシアネート、サルファイド、サルフェート、シ
アニド、ピコレート、アセチルアセトネート、フルオロ
ボレート、ハイドライド、ボロハイドライド、およびそ
の他のアルカリ金属塩を包含する。電解質塩はカソード
活性物質、高度にグラファイトの炭素質アノード物質お
よび封鎖剤の双方と相容性であるべきである。アルカリ
金属がリチウムであるとき、適当なリチウム電解質塩は
LiMn2 4 、LiCoO2、LiNO2 、LiAs
6 、LiPF6 、LiClO4 、LiBF4 、LiB
(C4 5 4 、LiCF3 SO3 、LiN9 CF3
2 2 、LiSO3 F、LiAlC14 、LiBr、
およびそれらの混合物を包含する。LiAsF6、Li
Mn2 4 、LiCoO2 およびそれらの混合物が好ま
しい。好ましくは、塩の0.5〜3.0モルの溶液を使
用する。
【0020】本発明の電気化学的電池において使用され
る非水性電解溶液において、適当な有機非プロトン性溶
媒は、下記のものを包含する。(イ)固体のポリマーの
電解質、例えば、ポリエチレンオキシドおよびポリアク
リロニトリル、(ロ)ルイス塩基、例えば、第三アミ
ン、(ハ)アミドおよび置換アミド、例えば、ホルムア
ミド、(ニ)ニトリル、例えば、アセトニトリル、プロ
ピオニトリルおよびベンゾニトリル、(ホ)開鎖および
環状のエステル、例えば、アルキレンカーボネート(例
えば、プロピレンカーボネート)およびアルキルカーボ
ネート(例えば、ジエチルカーボネート)、アルキルア
シレートおよびブチロラクトン、(ヘ)オキシ硫黄化合
物、例えば、ジメチルスルホキシド、ジメチルサルファ
イトおよびテトラメチレンスルホン、および、(ト)開
鎖および環状のエーテル、例えば、ポリ(アルキレンオ
キシ)グリコール、ジオキサンおよび置換ジオキサン、
ジオキソラン、テトラヒドロフランおよびテトラヒドロ
ピラン。このような非水性電解溶液は、また、任意の成
分、例えば、金属イオン封鎖剤(例えば、グリムおよび
クラウンエーテル)を含有することができる。本発明に
おいて使用される好ましい非水性電解溶液は、リチウム
塩および少なくとも1種のアルキレンまたはジアルキル
カーボネートまたは固体のポリマーの電解質を溶媒とし
てを含んでなる。
【0021】対向電極 本発明の電気化学的電池における対向電極は、対向電極
と前述のヘテロ原子が組込まれたコークス電極との間に
電位差が存在するように選択される。より高い電位を有
する電極はカソードである。
【0022】適当な対向電極は、電気的に活性な物質、
例えば、金属−カルコゲンの組み合わせ(特に遷移金属
−カルコゲンの組み合わせ)、金属ハライド、およびそ
の他から作ることができる。このようなカルコゲンは、
周期律表の第VI族の化学的に関係する元素、すなわ
ち、酸素、硫黄、セレン、テルルおよびポロニウムを包
含する。好ましい遷移金属は、マグネシウム、ニッケ
ル、鉄、クロム、チタン、バナジウム、モリブデンおよ
びコバルトを包含する。対向電極のために好ましい電気
的に活性な物質は、モリブデン硫化物、バナジウム酸化
物およびマグネシウム酸化物、例えば、MoS2 、V6
13、CoO2 およびMnO2 、を包含する。好ましく
は、対向電極は、その結晶格子の中にリチウムを挿入す
るか、または他の方法で組込むことができる。
【0023】対向電極は、前述の電気的に活性な物質を
粒子の形態で適当な普通のポリマーのバインダー、例え
ば、エチレン−プロピレン−ジエンのターポリマー
(「EPDT」)、ポリフッ化炭化水素、例えば、ポリ
テトラフルオロエチレン(「PTFE」)またはポリエ
チレンオキシド(「PEO」)とともに含むことができ
る。好ましくは、対向電極の材料の量に基づいて約4重
量%またはそれ未満のバインダーを使用する。このよう
なバインダーは既知の対向電極において使用されている
ものである。この対向電極は、また、添加剤、例えば、
導電性炭素を含有することができる。
【0024】電池の製作 本発明の電気化学的電池を組み立てるとき、対向電極
は、カソード材料、対向電極について前述した導電性不
活性物質、バインダーおよび不安定液状キャリヤー(例
えば、シクロヘキサン)のスラリーをカソードの集電装
置上に堆積し、次いでキャリヤーを蒸発させて、集電装
置と電気的に接触した密着性塊を残すことによって製作
することができる。
【0025】同様に、粒子の形態のヘテロ原子が組込ま
れたコークスを含有する電極は適当な不活性ポリマーの
バインダーと混合することができる。電池のサイクリン
グの間の電極の膨張および収縮は、コークス粒子の互い
との電気的接触の喪失させることがある。導電性は、導
電性物質、例えばカーボンブラック、を電極に添加する
ことによって同様に増強させることができる。電極は、
ヘテロ原子が組込まれたコークスの粒子、導電性不活性
物質、バインダーおよび不安定液状キャリヤー、例え
ば、シクロヘキサンのスラリーを導電性アノード支持体
上に堆積し、次いでキャリヤーを蒸発させて、支持体と
電気的に接触した着性塊を残すことによって製作するこ
とができる。
【0026】本発明の電池におけるヘテロ原子が組込ま
れたコークスの電極および対向電極は、この分野におい
て知られている手段(例えば、米国特許第5,028,
500号明細書および欧州特許出願O474 183
A2号明細書に開示されている手段 − それらの開示
は引用することによって本明細書の一部とされる)によ
りアルカリ金属を挿入することができる。例示として、
カソード−活性物質がリチウム化されていないか、また
は不十分にリチウム化されている場合、リチウム金属箔
のシートをアノードアセンブリーまたはカソードアセン
ブリーと多孔質セパレーターとの間に挟むことができ
る。リチウム箔のシートの表面がアノード表面と同一広
がりであるようにシートをアノードとセパレーターとの
間に配置することができ、そしてアノードの中への挿入
のために正しい量のリチウムが存在するように、シート
の厚さを選択する。次いで、層状アセンブリーを金属中
心のポストの回りに巻いて螺旋状アセンブリーを形成さ
せ、次いでこのアセンブリーを電池容器の中に入れ、こ
の容器に金属イオン封鎖剤が溶解している電解質溶液を
添加することができる。次いで、電池容器を電池キャッ
プでカバーすることができる。
【0027】アノードおよびカソードへ取り付けるため
の電極導体を、本発明の電気化学的電池において使用す
る。十分な電極導体の中には、タングステン、アルミニ
ウム、ステンレス鋼、鋼、グラファイト、酸化鉛、白
金、銅、ニッケル、銀、鉄および黄銅がある。
【0028】改良 本発明の電極は、70%LiC6 程度に高い容量を有
し、非常にすぐれた電解液安定性を有する。この高い容
量は反復サイクルにわたって維持される。この容量は従
来のコークスを使用して達成されるより約40%高く、
そしてグラファイトについて達成されるものに近い(グ
ラファイトを使用して、90%LiC6 が通常達成され
る)。本発明において使用されるコークスの炭素のフレ
ームワークにおける窒素および硫黄の置換は、炭素構造
を極性化し、こうして電気化学的電池の作動の間のコー
クス電極の中に挿入されたリチウムとの相互作用を増加
させる作用をすると推定される。
【0029】本発明の電気化学的電池の容量は、本願対
応米国出願時に提出された、本出願人米国特許出願(I
rwin Charles LewisおよびRona
ldAlfred Greinke)、発明の名称“C
ompacted Coke For Electro
chemical Cells”、において記載されか
つ特許請求されている、緻密化コークス電極においてヘ
テロ原子が組込まれたコークスとして使用することによ
って、なおさらに改良することができる。前記の本願対
応米国特許と同時に提出された米国特許出願の開示は引
用することによって本明細書の一部とされる。
【0030】
【実施例】下記の諸例は、本発明を説明するためのもの
である。
【0031】例1 石油コークスの出発材料を1400℃においてか焼して
か焼コークスを製造した。次いで、このか焼コークスを
ジェットミルにおいて約25℃で微粉砕して、4.0ミ
クロンの平均粒度を有し、そして0重量%の50ミクロ
ンを越えた粒子を含有する粉末状コークスを製造した。
そのように製造された、か焼され、微粉砕されたコーク
スは、下記性質を有した。 表面積=16m2 /g リチウム密度=2.084g/cc X線層間間隔=3.460オングストローム Lc(微結晶大きさ)=37.0オングストローム C重量% 96.7 H重量% 0.07 N重量% 1.13 S重量% 0.84 合計(N+S重量%)=1.97
【0032】か焼され、微粉砕されたコークスを図1に
示す被験電池においてカソードとして使用した。金属リ
チウム箔をアノードとして、試験されるか焼され、微粉
砕されたコークスをカソードとして、使用して、試験の
ための電池を構築した。電解液は、溶媒として50%の
プロピレンカーボネートおよび50%のエチルカーボネ
ート中の1モルのLiPF6 から成っていた。シクロヘ
キサン中の5%のポリフッ化ビニリデン(PVDF)お
よび4%の非挿入カーボンブラック(「Superc
S」として商業的に入手可能である)を有する、か焼さ
れ、微粉砕されたコークスのスラリーを使用して、コー
クスをニッケル箔上で被膜にキャストした。3〜8mg
/cm2 の乾燥電極コーティングを与えるように、被膜
のコーティングを調節した。コーティングを200℃に
2時間加熱することによって乾燥され、次いで使用前に
100℃に保持した。合計の電極エリアは5cm2 であ
った。電池を0.00ボルトに対して+2.5の電位限
界の間の一定電流においてサイクリングした。コークス
の中へのリチウムの挿入を表す放電曲線および脱挿入を
表す充電充電を、5サイクルにわたって測定した。初期
の充電/放電曲線を図3に示す。電池を5回の充電/放
電サイクルの間サイクリングし、そして結果を図4に示
す。最初の放電サイクルから測定された電池の容量は7
8%のLiC6 または260mAh/gであった。5サ
イクル後において、挿入容量はまだ70%のLiC6
たは260mAh/gであった。電池の効率(放電/充
電の容量の比)は92%であった。
【0033】例2 比較として、低いヘテロ原子含量を有する、か焼され、
微粉砕された石油コークス(「Conoco XP」と
してコノコ・インコーポレーテッドから商業的に入手可
能である)を使用して、上記の例1の条件下に、カソー
ドを製造し、試験した。か焼され、微粉砕された比較コ
ークスは、4.3ミクロンの平均粒度を有し、下記性質
を有した。 表面積=25m2 /g リチウム密度=2.131g/cc X線層間間隔=3.455オングストローム Lc(微結晶大きさ)=40オングストローム C重量% 98.6 H重量% 0.37 N重量% 0.21 S重量% 0.57 合計(N+S重量%)=0.78
【0034】サイクリングの関数として比較電池の容量
および効率を図5に示す。5サイクル後において、挿入
容量はわずかに20%のLiC6 または74mAh/g
であった。
【0035】例3 本発明の電気化学的電池の立体配置は、“Heat T
ransfer Phenomena in Lith
ium/Polymer−Electrolyte B
atteries for Electric Veh
icle Application”、Yufei C
henおよびJames W.Evans著、J.El
ectrochem.Soc.、Vol.140、N
o.、July 1993、1883−1838、に示
されている電池の特徴を有することができる。この電池
は本明細書において図2に示されている。図2に示すよ
うに、電池はリチウム陰極(リチウム、ヘテロ原子が組
込まれたコークスおよびポリフッ化ビニリデンのバイン
ダーから成る)、ポリマーの電解質(導電性リチウム塩
を含有するポリエチレンオキシド)および複合陽極(M
nO2 を含有する)ならびに双極コネクター/集電装置
から成る。バッテリー/スタックは多数の並列ユニット
から成り、それぞれのユニットは多数の直列接続の双極
電池から構成されている。この設計はHarwellプ
ロトタイプにおいて採用されており、高い固有エネルギ
ーを示すことが期待される。(Harwellプロトタ
イプに関しては、下記参考文献を参照のこと。A.Ho
oper、Solid−State Batterie
s,C.A.C.SequeiraおよびA.Hoop
er編、p.399、NATO ASI Seier
s、Martinus Nijhoff、Amster
dam(1985))。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電極がカソードである本発明の電気化
学的電池を示す図。
【図2】本発明の電極がアノードである本発明の電気化
学的電池を示す図。
【図3】本発明の電気化学的電池の性能を例示する初期
充電/放電曲線を示す図。
【図4】炭素の負荷およびサイクルの効率を示す図。5
回の充電/放電サイクルについての本発明の電気化学的
電池の性能を示す曲線を示す。
【図5】炭素の負荷およびサイクルの効率を示す図。5
回の充電/放電サイクルについての比較の電気化学的電
池の性能を示す曲線を示す。
【符号の説明】
1 リチウム金属のアノード 2 ヘテロ原子が組込まれたコークスのカソード 3 電界溶液 4 電池スタック 5 表面 6 ケース 7 レイキャク冷却チャンネル 8 電池スタック 9 収電装置 10 負極 11 ポリマーの電極 12 正極 13 双極コネクター 14 メッシュポイント
フロントページの続き (72)発明者 アーウィン、チャールズ、ルーイス アメリカ合衆国オハイオ州、ストロングス ビル、ベリー、クリーク、ドライブ、 17100

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記のものを含んでなるコークス/アルカ
    リ金属の電気化学的電池のための電極。 (a)下記(i)および(ii)のか焼コークス粒子、
    (i)少なくとも0.5重量%の窒素のヘテロ原子およ
    び少なくとも1.0重量%の硫黄のヘテロ原子を含有
    し、そして(ii)2ミクロン〜40ミクロンの平均粒
    度を有し、50ミクロンより大きい粒子を本質的に含ま
    ない。 (b)バインダー。
  2. 【請求項2】か焼コークス中の窒素のヘテロ原子の含量
    が1〜2重量%であり、そしてか焼コークス中の硫黄の
    ヘテロ原子の含量が1〜3重量%である、請求項1に記
    載の電極。
  3. 【請求項3】か焼コークスおよびバインダーが金属箔の
    支持体上にコーティングされている、請求項1に記載の
    電極。
  4. 【請求項4】バインダーがポリフッ化ビニリデンまたは
    エチレンプロピレン−ジエンのターポリマーである、請
    求項1に記載の電極。
  5. 【請求項5】導電性炭素をも含有する、請求項1に記載
    の電極。
  6. 【請求項6】下記I〜IIIを含んでなるコークス/ア
    ルカリ金属の電気化学的電池。 I.下記(a)及び(b)を含んでなる電極。 (a)下記(i)および(ii)のか焼コークス粒子。 (i)少なくとも0.5重量%の窒素のヘテロ原子およ
    び少なくとも1.0重量%の硫黄のヘテロ原子を含有
    し、そして(ii)2ミクロン〜40ミクロンの平均粒
    度を有し、50ミクロンより大きい粒子が本質的に存在
    しない。 (b)バインダー。 II.有機非プロトン性溶媒および導電性アルカリ金属
    塩を含んでなる非水性電解溶液。ならびに III.対向電極。
  7. 【請求項7】か焼コークス中の窒素のヘテロ原子の含量
    が1〜2重量%であり、そしてか焼コークス中の硫黄の
    ヘテロ原子の含量が1〜3重量%である、請求項6に記
    載の電気化学的電池。
  8. 【請求項8】電極中のバインダーがポリフッ化ビニリデ
    ンまたはエチレン−プロピレン−ジエンのターポリマー
    であり、そして電極が、導電性炭素をも含有する、請求
    項6に記載の電気化学的電池。
  9. 【請求項9】電極がアノードであり、対向電極がカソー
    ドであり、そして対向電極がMoS2 、V6 13、Co
    2 またはMnO2 、およびバインダーを含んでなる、
    請求項6に記載の電気化学的電池。
  10. 【請求項10】有機非プロトン性溶媒が少なくとも1種
    のアルキンまたはジアルキルカーボネートまたは固体の
    ポリマー電解質であり、そして導電性塩がLiAs
    6 、LiMn2 4 またはLiCoO2 である、請求
    項6に記載の電気化学的電池。
  11. 【請求項11】有機非プロトン性溶媒がポリエチレンオ
    キシドまたはポリアクリロニトリルであり、そして導電
    性塩がLiAsF6 、LiMn2 4 またはLiCoO
    2 である、請求項6に記載の電気化学的電池。
  12. 【請求項12】電極がコークス中に可逆的に挿入された
    リチウムを含有するアノードであり、そして対向電極が
    その中に可逆的に挿入されたリチウムを有する金属酸化
    物を含んでなるカソードである、請求項6に記載の電気
    化学的電池。
  13. 【請求項13】電極が、導電性炭素をも含有する、請求
    項6に記載の電気化学的電池。
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