JPH09320541A - 無電極蛍光ランプ - Google Patents
無電極蛍光ランプInfo
- Publication number
- JPH09320541A JPH09320541A JP12959096A JP12959096A JPH09320541A JP H09320541 A JPH09320541 A JP H09320541A JP 12959096 A JP12959096 A JP 12959096A JP 12959096 A JP12959096 A JP 12959096A JP H09320541 A JPH09320541 A JP H09320541A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge vessel
- discharge
- fluorescent lamp
- electrodeless fluorescent
- power source
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 点灯回路ケ−スカバ−８と放電容器１が
接触する部分に凹凸を設けてはめこみ、これらのすき間
を耐熱性のシリコ−ン等接着剤で埋めて固定する。 【効果】 本発明によれば、放電容器と点灯回路の固定
をよりしっかりとし、無電極蛍光ランプが寿命となり交
換されるまで、接着剤などの劣化により放電容器が落下
する恐れが無くなり、より信頼性のあるランプとなる。
接触する部分に凹凸を設けてはめこみ、これらのすき間
を耐熱性のシリコ−ン等接着剤で埋めて固定する。 【効果】 本発明によれば、放電容器と点灯回路の固定
をよりしっかりとし、無電極蛍光ランプが寿命となり交
換されるまで、接着剤などの劣化により放電容器が落下
する恐れが無くなり、より信頼性のあるランプとなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は放電容器内に電極を
持たない長寿命の照明用無電極蛍光ランプに係り、特に
電球形の無電極蛍光ランプに関する。
持たない長寿命の照明用無電極蛍光ランプに係り、特に
電球形の無電極蛍光ランプに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、長寿命形のランプとして無電極蛍
光ランプが検討されている。この種のランプとしては例
えば、特開昭６３−３１０５５０号公報に記載のものが
ある。無電極蛍光ランプは放電気体を封入した放電容器
に近接して配置した励起コイルに高周波電流を流し、ま
たは放電容器に近接して配置した一対の対向電極に高周
波電圧を印加し、発生する高周波電磁界で放電容器内の
放電気体を放電、発光させるものである。上記高周波の
周波数は数ＭＨｚから数十ＭＨｚ程度である。この無電
極蛍光ランプは、放電容器内に電極を持たないため、電
子放射物質の消耗に関係無く長寿命であることが特徴で
ある。従来、放電容器の固定方法は、高周波電源上部ま
たは、周辺のケ−スカバ−と放電容器が接触する部分
に、耐熱性のシリコ−ン等の接着剤を流し込んで定着さ
せる方法であった。この方法は、特に電球形蛍光ランプ
において使用されているが、寿命は８，０００時間程度
であった。
光ランプが検討されている。この種のランプとしては例
えば、特開昭６３−３１０５５０号公報に記載のものが
ある。無電極蛍光ランプは放電気体を封入した放電容器
に近接して配置した励起コイルに高周波電流を流し、ま
たは放電容器に近接して配置した一対の対向電極に高周
波電圧を印加し、発生する高周波電磁界で放電容器内の
放電気体を放電、発光させるものである。上記高周波の
周波数は数ＭＨｚから数十ＭＨｚ程度である。この無電
極蛍光ランプは、放電容器内に電極を持たないため、電
子放射物質の消耗に関係無く長寿命であることが特徴で
ある。従来、放電容器の固定方法は、高周波電源上部ま
たは、周辺のケ−スカバ−と放電容器が接触する部分
に、耐熱性のシリコ−ン等の接着剤を流し込んで定着さ
せる方法であった。この方法は、特に電球形蛍光ランプ
において使用されているが、寿命は８，０００時間程度
であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記シリコ−ン等の接
着剤による固定方法でも充分に固定はされるが、無電極
蛍光ランプの固定方法としては、寿命末期において接着
剤等の劣化により接着状態に不安が有り、放電容器の落
下の恐れが無いとは言えない。本発明は落下を防止し、
より信頼性を高めることを目的とする。
着剤による固定方法でも充分に固定はされるが、無電極
蛍光ランプの固定方法としては、寿命末期において接着
剤等の劣化により接着状態に不安が有り、放電容器の落
下の恐れが無いとは言えない。本発明は落下を防止し、
より信頼性を高めることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】高周波電力を供給するた
めの一体構成または、別置きとした高周波電源とより成
る無電極蛍光ランプにおいて、上記高周波電源を覆うケ
−スまたは、放電容器取付け部を覆うカバ−に凸部を設
け、上記ケ−スの凸部に上記放電容器が接触する部分に
凹み部を設けることにより、両者がひっかかるようにし
て固定した。この方法により上記課題は解決出来る。
めの一体構成または、別置きとした高周波電源とより成
る無電極蛍光ランプにおいて、上記高周波電源を覆うケ
−スまたは、放電容器取付け部を覆うカバ−に凸部を設
け、上記ケ−スの凸部に上記放電容器が接触する部分に
凹み部を設けることにより、両者がひっかかるようにし
て固定した。この方法により上記課題は解決出来る。
【０００５】例えば、高周波電源を覆うケ−スまたは放
電容器取付け部を覆うカバ−と、放電容器が接触する部
分に、それぞれ、凸部，凹部を設け、これらを組み合わ
せることにより固定し、すき間部分を耐熱性のシリコ−
ン等で埋めることにより解決出来る。
電容器取付け部を覆うカバ−と、放電容器が接触する部
分に、それぞれ、凸部，凹部を設け、これらを組み合わ
せることにより固定し、すき間部分を耐熱性のシリコ−
ン等で埋めることにより解決出来る。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の一実施例である
無電極蛍光ランプの断面図である。放電容器１は、通常
の蛍光ランプと同様のガラス容器から出来ている。外観
は略球形をしており、その底辺から内側に向かって円筒
状に伸びている部分を有する。放電容器１の内部には、
アルゴン等の希ガスと水銀又はアマルガムが封入されて
いる。放電容器内側は、光透過性の導電膜３，蛍光体２
の順に塗布されている。光透過性の導電膜３は、放電容
器から高周波電磁界がランプの外側に漏れる量を減少さ
せるように構成されている。導電膜３は、酸化スズ膜ま
たはＩＴＯ膜等で出来ている。次に、放電容器１の円筒
状部分の内面には、直接蛍光体２が塗布されている。放
電容器１の下部には、商用電源に接続するための一般電
球口金４が設けられ、ここから放電容器１の円筒状の部
分の下部にかけて点灯回路５が設置されている。点灯回
路５の収容部分は高周波電磁界がランプ外側に漏れない
ように金属容器で覆われている。点灯回路５は商用電源
から数ＭＨｚの高周波を発生し、その高周波出力は円筒
状部分の中へ設けられた励起コイル７に接続されてい
る。励起コイル７は円筒状のフェライト６の周りに巻か
れ、例えばテフロン被覆が施された銅線である。図２に
示すように、点灯回路ケ−スカバ−８の上部に設けられ
た凸部９と接触する放電容器１の下部には、凹部１０が
設けられることにより外れないようにしてある。さら
に、これらのすき間を耐熱性のシリコ−ンで埋めて固定
する。このようにして、放電容器１はしっかりと固定さ
れ、ズレたり外れたりしない。
無電極蛍光ランプの断面図である。放電容器１は、通常
の蛍光ランプと同様のガラス容器から出来ている。外観
は略球形をしており、その底辺から内側に向かって円筒
状に伸びている部分を有する。放電容器１の内部には、
アルゴン等の希ガスと水銀又はアマルガムが封入されて
いる。放電容器内側は、光透過性の導電膜３，蛍光体２
の順に塗布されている。光透過性の導電膜３は、放電容
器から高周波電磁界がランプの外側に漏れる量を減少さ
せるように構成されている。導電膜３は、酸化スズ膜ま
たはＩＴＯ膜等で出来ている。次に、放電容器１の円筒
状部分の内面には、直接蛍光体２が塗布されている。放
電容器１の下部には、商用電源に接続するための一般電
球口金４が設けられ、ここから放電容器１の円筒状の部
分の下部にかけて点灯回路５が設置されている。点灯回
路５の収容部分は高周波電磁界がランプ外側に漏れない
ように金属容器で覆われている。点灯回路５は商用電源
から数ＭＨｚの高周波を発生し、その高周波出力は円筒
状部分の中へ設けられた励起コイル７に接続されてい
る。励起コイル７は円筒状のフェライト６の周りに巻か
れ、例えばテフロン被覆が施された銅線である。図２に
示すように、点灯回路ケ−スカバ−８の上部に設けられ
た凸部９と接触する放電容器１の下部には、凹部１０が
設けられることにより外れないようにしてある。さら
に、これらのすき間を耐熱性のシリコ−ンで埋めて固定
する。このようにして、放電容器１はしっかりと固定さ
れ、ズレたり外れたりしない。
【０００７】上記実施例は一例であり、放電容器１と点
灯回路８との接触部にそれぞれ、凹凸を設けて互いに組
み合わせ、すき間を耐熱性のシリコ−ン等接着剤で埋め
ることなどにより簡単に固定出来る。
灯回路８との接触部にそれぞれ、凹凸を設けて互いに組
み合わせ、すき間を耐熱性のシリコ−ン等接着剤で埋め
ることなどにより簡単に固定出来る。
【０００８】
【発明の効果】本発明によれば，点灯回路ケ−スカバ−
と放電容器が接触する部分に凹凸を設け、これらのすき
間を耐熱性のシリコ−ン等接着剤で埋めて固定すること
により、無電極蛍光ランプが寿命となり交換されるま
で、接着剤などの劣化により放電容器が落下する恐れは
なくなり、より信頼性のある無電極蛍光ランプとなる。
と放電容器が接触する部分に凹凸を設け、これらのすき
間を耐熱性のシリコ−ン等接着剤で埋めて固定すること
により、無電極蛍光ランプが寿命となり交換されるま
で、接着剤などの劣化により放電容器が落下する恐れは
なくなり、より信頼性のある無電極蛍光ランプとなる。
【図１】本発明による無電極蛍光ランプの一実施例を示
す図である。
す図である。
【図２】本発明の一実施例の特徴を示す図である。
１…放電容器，２…蛍光体，３…光透過性の導電膜，４
…一般電球口金，５…点灯回路，６…フェライト，７…
励起コイル，８…ケ−スカバ−，９…凸部，１０…凹
部。
…一般電球口金，５…点灯回路，６…フェライト，７…
励起コイル，８…ケ−スカバ−，９…凸部，１０…凹
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 誠 東京都青梅市藤橋888番地 株式会社日立 製作所熱器ライティング事業部内
Claims (1)
- 【請求項１】放電状態に励起し得るガス充填物を内部に
封入した光透過性の放電容器と、上記放電により発生し
た紫外線を可視光に変換するための上記放電容器の内部
または近傍に設けられた蛍光体と、上記放電容器に密接
して上記放電を発生させるための高周波電磁界を発生さ
せるための手段と、高周波電力を供給するための一体構
成または、別置きとした高周波電源とより成る無電極蛍
光ランプにおいて、上記高周波電源を覆うケ−スまた
は、放電容器取付け部を覆うカバ−に突起部または凹み
部を設け、上記ケ−スの突起部に上記放電容器が接触す
る部分に凹み部または突起部を設けて、お互いにはめこ
むことにより、両者が引っかかるようにして固定したこ
とを特徴とする無電極蛍光ランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12959096A JPH09320541A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 無電極蛍光ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12959096A JPH09320541A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 無電極蛍光ランプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09320541A true JPH09320541A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15013213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12959096A Pending JPH09320541A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 無電極蛍光ランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09320541A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004012224A1 (ja) * | 2002-07-30 | 2004-02-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 電球形無電極蛍光ランプおよびその製造方法 |
| US6762550B2 (en) | 2001-12-28 | 2004-07-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electrodeless discharge lamp |
| US6768254B2 (en) | 2001-04-26 | 2004-07-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Self-ballasted electrodeless discharge lamp and electrodeless discharge lamp |
| US7064494B2 (en) | 2001-04-12 | 2006-06-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Discharge lamp operating apparatus and self-ballasted electrodeless discharge lamp |
| US7215082B2 (en) | 2002-07-02 | 2007-05-08 | Matsushita Electric Industrial Co, Ltd. | Electrodeless self-ballasted fluorescent lamp and electrodeless discharge lamp operating apparatus |
| WO2007088729A1 (ja) * | 2006-02-01 | 2007-08-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 金属蒸気放電ランプ |
| JP2009272266A (ja) * | 2008-05-12 | 2009-11-19 | Iwasaki Electric Co Ltd | 外管付きランプ |
-
1996
- 1996-05-24 JP JP12959096A patent/JPH09320541A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7064494B2 (en) | 2001-04-12 | 2006-06-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Discharge lamp operating apparatus and self-ballasted electrodeless discharge lamp |
| US6768254B2 (en) | 2001-04-26 | 2004-07-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Self-ballasted electrodeless discharge lamp and electrodeless discharge lamp |
| US6762550B2 (en) | 2001-12-28 | 2004-07-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electrodeless discharge lamp |
| US7215082B2 (en) | 2002-07-02 | 2007-05-08 | Matsushita Electric Industrial Co, Ltd. | Electrodeless self-ballasted fluorescent lamp and electrodeless discharge lamp operating apparatus |
| WO2004012224A1 (ja) * | 2002-07-30 | 2004-02-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 電球形無電極蛍光ランプおよびその製造方法 |
| JP2007207552A (ja) * | 2006-02-01 | 2007-08-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 金属蒸気放電ランプ |
| WO2007088729A1 (ja) * | 2006-02-01 | 2007-08-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 金属蒸気放電ランプ |
| EP1983550A1 (en) * | 2006-02-01 | 2008-10-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Metal vapor discharge lamp |
| US7859174B2 (en) | 2006-02-01 | 2010-12-28 | Panasonic Corporation | Metal vapor discharge lamp |
| EP1983550A4 (en) * | 2006-02-01 | 2011-01-05 | Panasonic Corp | METAL STEAM DISCHARGE LAMP |
| JP4682048B2 (ja) * | 2006-02-01 | 2011-05-11 | パナソニック株式会社 | 金属蒸気放電ランプ |
| US8227959B2 (en) | 2006-02-01 | 2012-07-24 | Panasonic Corporation | Metal vapor discharge lamp |
| JP2009272266A (ja) * | 2008-05-12 | 2009-11-19 | Iwasaki Electric Co Ltd | 外管付きランプ |
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