JPH09320084A - 円盤状光記録媒体の傾き測定装置 - Google Patents

円盤状光記録媒体の傾き測定装置

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JPH09320084A
JPH09320084A JP8133668A JP13366896A JPH09320084A JP H09320084 A JPH09320084 A JP H09320084A JP 8133668 A JP8133668 A JP 8133668A JP 13366896 A JP13366896 A JP 13366896A JP H09320084 A JPH09320084 A JP H09320084A
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disc
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shaped optical
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JP8133668A
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Naoya Eguchi
直哉 江口
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクの表面での反射迷光および多層デ
ィスクの異なる層での反射迷光を除去して、所望の層の
ディスク傾きを測定できるようにしたディスク傾き測定
器を提供する。 【解決手段】 レーザダイオード12で発生させたレー
ザ光Laをビームスプリッタ14、第1の集光レンズ1
5を介して光ディスク7に照射する。光ディスク7での
反射レーザ光Lbを第1の集光レンズ5を介してビーム
スプリッタ14で分光して第2の集光レンズ16を介し
て4分割ディテクタ19で検出する。第2の集光レンズ
16と4分割ディテクタ19との間にピンホール17a
を有する遮光部材17を配置する。反射レーザ光Lbに
含まれた迷光成分Lbsは、ピンホール17aによって
除去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報データ等の記
録パッケージ・メディアとして用いられる光ディスクや
光磁気ディスク等の円盤状光記録媒体(以下、光ディス
クと総称する。)に発生する微少な傾き量を測定する測
定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスクは、情報データや画像データ
等の情報信号を高密度に記録可能とする記録パッケージ
・メディアとして汎用されている。この光ディスクは、
例えば透明な合成樹脂材料によって成形されたディスク
基板の一方主面に螺旋状の記録トラックが形成されると
ともに、この記録トラックに情報データ等に対応してパ
ターン配列された微小な凹部からなる多数個のピットが
形成されている。また、光ディスクは、記録トラックが
形成された一方の主面が反射面として構成されるととも
に、他方の主面が保護層によって被覆されている。
【0003】そして、光ディスクには、レーザ光源から
出射されたレーザ光が、保護層側の主面から入射されて
記録トラックにスポット照射される。入射レーザ光は、
反射面で反射されて光ディスクの主面から反射レーザ光
として出射され、光検出器によって検出される。光ディ
スクは、光検出器において、ビットの有無による反射レ
ーザ光の光量変化が電気的に変換されて記録された情報
信号が再生される。
【0004】ところで、かかる光ディスクにおいては、
記録トラックのピッチを極めて微細に形成することによ
って情報信号の高密度化を図ったものも提供されてい
る。また、光ディスクにおいては、例えば直径が12c
mで厚み寸法が0.6mmの2枚のディスク基板を重ね
合わせて高画質のデジタル画像信号を2時間以上記録可
能としたいわゆるデジタルビデオディスク(DVD)も
提供されている。これら光ディスクは、情報信号の正確
な再生或いは記録を行うために、そのディスク基板が極
めて高精度に形成されなければならない。
【0005】光ディスクは、そのディスク基板の機械的
な傾きに対して、一般に記録再生装置側に設けられたス
キュー調整機構によって照射するレーザ光の状態を調整
しながら情報信号の記録再生操作が行われる。しかしな
がら、超微細な記録トラックを有する光ディスクにおい
ては、かかるスキュー調整機構によって、そのディスク
基板自体の傾きに起因する補正を行い得ないといった問
題点があった。また、例えば、DVDでは、傾きがある
2枚のディスク基板が重ね合わされて構成された場合、
それぞれのディスク基板に形成された記録トラックに対
するレーザ光の正確なスポット照射が困難となって記録
された情報信号の精密な再生が行い得ないといった問題
を生じさせる。
【0006】上述したように、光ディスクにおいては、
ディスク基板自体の傾きが極めて重要であり、ディスク
傾き測定器によってその測定が行われている。図18
は、従来の光ディスクのディスク基板の傾きを測定する
測定器の模式構造図である。このディスク傾き測定器1
01は、装着された光ディスク(ディスク)106に対
してレーザ光を出射するレーザ発光部102と、入射レ
ーザ光と反射レーザ光とを分光する偏光ビームスプリッ
タ(PBS)103と、1/4波長板104と、2次元
ポジションセンサ105とから構成されている。
【0007】レーザ発光部102は、例えばガスレーザ
光源、半導体レーザ光源或いは固体レーザ光源等によっ
て構成されている。このレーザ発光部102から出射さ
れたレーザ光は、偏光ビームスプリッタ103で90度
反射されて、1/4波長板104を介して光ディスク1
06へと照射される。レーザ光は、光ディスク106の
反射面(記録面)で反射されて1/4波長板104と偏
光ビームスプリッタ103とを通過して2次元ポジショ
ンセンサ105に入射される。
【0008】光ディスク106の傾き量θは、同図に示
すように、この光ディスクの記録面と2次元ポジション
センサ105との光学距離をL、2次元ポジションセン
サ105上での反射ビームの変動量をdとすると、次の
式(1)で表わされる。
【0009】
【数1】
【0010】光ディスク106の傾き量θは、Lが機械
的な寸法値であることから、反射ビームの変動量dを検
出することによって測定することができる。
【0011】例えば、CD(コンパクトディスク)で
は、厚み寸法が1.2mmであることから、上述した式
(1)のディスク基板の主面とレーザ光の反射面との間
隔Lが1.2mmとなる。しかしながら、このCDにお
いては、入射されるレーザ光がほぼ平行光であるため
に、このレーザ光のディスク基板の表面で反射される成
分とレーザ光の記録面で反射される成分とが干渉して2
次元ポジションセンサ105でこれらディスク基板の表
面と記録面の平行度に応じて干渉縞が生じる。このた
め、ディスク傾き測定器101は、この干渉縞によって
ディスクの傾き量θに測定誤差を発生させるといった問
題点があった。
【0012】また、上述したDVDのように、レーザ光
の反射面(記録面)が複数存在するいわゆる多層光ディ
スクにおいては、どの層の傾きを測定しているのか区別
をつけるのが困難となり、精密な測定ができないといっ
た問題点があった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のディスク傾き測定器101においては、レーザ発光部
102から出射されて光ディスク106へと照射される
レーザ光が、ディスク基板の表面で反射される成分と記
録面で反射される成分とが干渉することから、この光デ
ィスク106の傾き量θの測定に誤差を発生させるとい
う欠点があった。また、従来のディスク傾き測定器10
1は、記録面が複数存在するいわゆる多層ディスクに対
して、どの層の傾きを測定しているのか区別をつけるの
が困難であり、測定することができないといった問題点
があった。
【0014】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、光ディスクに照射されるレーザ光のデ
ィスク表面における反射光の迷光や、多層ディスクにお
ける異なる層の迷光を除去することによって、光ディス
クの傾き量を精密に測定できるようにしたディスク傾き
測定器を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、この発明に係るディスク傾き測定器は、レーザ光源
と、このレーザ光源から出射されたレーザ光を円盤状光
記録媒体の情報信号が記録された情報信号記録面上に収
束させるレーザ光収束手段と、上記円盤状光記録媒体の
情報信号記録面で反射された反射レーザ光を集光させる
反射レーザ光集光手段と、この反射レーザ光集光手段で
集光された上記反射レーザ光が形成するレーザスポット
の位置を光学的に検出するスポット位置検出手段とを備
えて構成される。
【0016】また、この発明に係るディスク傾き測定器
は、レーザ光源と、このレーザ光源から出射されたレー
ザ光を上記円盤状光記録媒体の情報信号が記録された情
報信号記録面上に収束させるレーザ光収束手段と、上記
円盤状光記録媒体の情報信号記録面で反射された反射レ
ーザ光を平行光に変換する平行光変換手段と、この平行
光変換手段で平行光に変換された上記反射レーザ光が形
成するレーザスポットの位置を光学的に検出するスポッ
ト位置検出手段とを備えて構成される。
【0017】さらに、この発明に係るディスク傾き測定
器は、レーザ光源と、このレーザ光源から出射されたレ
ーザ光を円盤状光記録媒体の情報信号が記録された情報
信号記録面上に収束させるレーザ光収束手段と、上記円
盤状光記録媒体の情報信号記録面で反射された反射レー
ザ光を集光させる反射レーザ光集光手段と、この反射レ
ーザ光集光手段で集光された上記反射レーザ光の集光点
に位置するピンホールが形成された遮光部材と、この遮
光部材のピンホールを通過した上記反射レーザ光を平行
光に変換する平行光変換手段と、この平行光変換手段で
平行光に変換された上記反射レーザ光が形成するレーザ
スポットの位置を光学的に検出するスポット位置検出手
段とを備えて構成される。
【0018】さらにまた、この発明に係るディスク傾き
測定器は、レーザ光源と、このレーザ光源から出射され
たレーザ光を円盤状光記録媒体の情報信号が記録された
情報信号記録面上に収束させるレーザ光収束手段と、上
記円盤状光記録媒体の情報信号記録面で反射された反射
レーザ光を集光させる反射レーザ光集光手段と、この反
射レーザ光集光手段で集光された上記反射レーザ光の一
部を通過させるピンホールが形成された遮光部材と、こ
の遮光部材のピンホールを通過した上記反射レーザ光を
平行光に変換する平行光変換手段と、この平行光変換手
段で平行光に変換された上記反射レーザ光が形成するレ
ーザスポットの位置を光学的に検出するスポット位置検
出手段とを備えて構成される。
【0019】以上のように構成されたこの発明に係るデ
ィスク傾き測定器によれば、レーザ光源から出射された
レーザ光は、レーザ光収束手段によって円盤状光記録媒
体の情報信号が記録された情報信号記録面上に集光さ
れ、またこの情報信号記録面によって反射される。反射
レーザ光は、反射レーザ光集光手段によってスポット位
置検出手段上に集光される。したがって、ディスク傾き
測定器によれば、このスポット位置検出手段によってレ
ーザスポットの位置による差動信号を検出して、円盤状
光記録媒体の傾きを測定する。
【0020】反射レーザ光は、平行光変換手段によって
平行光化されることにより、安定した状態でスポット位
置検出手段へと入射される。したがって、ディスク傾き
測定器によれば、このスポット位置検出手段においてレ
ーザスポットの位置がより正確に検出されて、円盤状光
記録媒体の傾きを測定する。
【0021】また、反射レーザ光は、反射レーザ光集光
手段の焦点位置に配設された遮光部材のピンホールを通
過することにより、円盤状光記録媒体の表面における反
射光や多層ディスクの異なる層における反射光等からな
る迷光成分が除去される。したがって、ディスク傾き測
定器によれば、円盤状光記録媒体の所望の層からの反射
レーザ光を正確に検出して傾きを測定する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、添付した図面に基づいて詳細に説明する。図1及
び図2は、この発明の第1の実施の形態として示すディ
スク傾き測定器1の基本構成及び光ディスク7の傾き測
定動作を説明する模式構造図である。このディスク傾き
測定器1は、光ディスク7の傾きを測定するための測定
光であるレーザ光を出射する光源としてのレーザダイオ
ード(LD)2と、このレーザダイオード(LD)2の
光軸上に配置されたコリメータレンズ3と、ビームスプ
リッタ4と、集光レンズ5と、4分割ディテクタ6とを
備える。
【0023】ディスク傾き測定器1は、レーザダイオー
ド(LD)2と、コリメータレンズ3と、ビームスプリ
ッタ4と、集光レンズ5とによって光ディスク7に対す
るレーザ光の入射光学系を構成する。また、ディスク傾
き測定器1は、集光レンズ5と、ビームスプリッタ4
と、4分割ディテクタ6とによって、光ディスク7によ
って反射されたレーザ光の反射光学系を構成する。な
お、このディスク傾き測定器1においては、測定光を出
射するレーザ光源としてレーザダイオード(LD)2を
用いたが、例えばガスレーザや個体レーザ等のレーザ光
源を用いてもよいことは勿論である。
【0024】コリメータレンズ3は、レーザダイオード
(LD)2から出射された入射レーザ光Laを平行光に
変換してビームスプリッタ4へ入射させる。ビームスプ
リッタ4は、レーザダイオード(LD)2から出射され
た入射レーザ光Laと、光ディスク7の情報信号記録面
によって反射された反射レーザ光Lbとを分光する。す
なわち、ビームスプリッタ4は、集光レンズ5の光軸上
に配置され、側方から入射された入射レーザ光Laを9
0度屈折して集光レンズ5へと導くとともに、後述する
ように光ディスク7から反射された反射レーザ光Lbを
集光レンズ5の光軸方向に通過させて4分割ディテクタ
6へと導く。
【0025】集光レンズ5は、レーザダイオード(L
D)2から出射された入射レーザ光Laを光ディスク7
の情報信号記録面上に収束させるレーザ光収束手段、光
ディスク7の情報信号記録面で反射された反射レーザ光
Lbを集光させる反射レーザ光集光手段、並びに反射レ
ーザ光Lbを平行光に変換する平行光変換手段とを構成
している。すなわち、集光レンズ5は、図示しないディ
スク保持駆動機構に保持されて回転駆動される光ディス
ク7の一方主面に対向位置されている。また、集光レン
ズ5は、図示しない調整駆動機構によってフォーカス方
向に対して移動自在とされ、入射レーザ光Laを光ディ
スク7の情報信号が記録された情報信号記録面に集光さ
せる。
【0026】4分割ディテクタ6は、その受光検出面が
集光レンズ5の光軸と直交するようにして配置された光
電変換素子によって構成され、その受光検出面が4つの
領域6a乃至6dに4分割されている。このように4つ
の領域6a乃至6d分割された光電変換素子は、光ディ
スク7の径方向に対応するラジアル方向Rのレーザスポ
ットの位置と光ディスク7の記録トラックに対応するタ
ンジェンシャル方向Tのレーザスポットの位置とを検出
できるように分割構成されている。
【0027】レーザダイオード(LD)2から出射され
た入射レーザ光Laは、コリメータレンズ3で平行光に
変換され、ビームスプリッタ4を介して集光レンズ5へ
導かれる。入射レーザ光Laは、この集光レンズ5で集
光されて光ディスク7の情報信号記録面にスポット照射
される。入射レーザ光Laは、この光ディスク7の情報
信号記録面で反射されて、反射レーザ光Lbとして集光
レンズ5へと入射される。反射レーザ光Lbは、この集
光レンズ5によって集光され、さらにビームスプリッタ
4を通過して4分割ディテクタ6へと入射される。
【0028】以上のように構成されたディスク傾き測定
器1について、図2を参照して光ディスク7の傾き量の
測定操作について説明する。図2は、鎖線で示す傾きの
無い光ディスク7に対して実線で示す傾きのある光ディ
スク7に照射されたレーザ光の状態を示している。上述
した入射光学系を介して光ディスク7の情報信号記録面
で反射された反射レーザ光Lbは、図3に示すように、
この光ディスク7が傾きの無い状態(ディスク傾き角が
0度)ではその主光線が中心に位置して4分割ディテク
タ6に受光されている。これに対して、反射レーザ光L
bは、光ディスク7が傾きを有している場合、図4或い
は図5に示すように、その主光線が傾きに対応して中心
からずれて4分割ディテクタ6に受光される。
【0029】図3乃至図5は、4分割ディテクタ6に入
射された反射レーザ光Lbの各領域6a乃至6dにおけ
る受光分布及びその光量分布を示した図である。反射レ
ーザ光Lbは、光ディスク7が傾きを有しない場合、図
3に示すように、4分割ディテクタ6の各領域6a乃至
6dに均等な中心付近に分布する。したがって、4分割
ディテクタ6からは、各領域6a乃至6dから均等な出
力が送出される。
【0030】これに対して、反射レーザ光Lbは、光デ
ィスク7にタンジェンシャル方向Tの傾きを有している
場合、図4に示すように、4分割ディテクタ6の領域6
a、6dに偏った分布となる。したがって、4分割ディ
テクタ6からは、これら2つの領域6a、6dから大き
な出力が送出されるとともに、他の2つの領域6b、6
cから小さな出力が送出される。また、反射レーザ光L
bは、光ディスク7がラジアル方向Rに傾きを有してい
る場合、図5に示すように、4分割ディテクタ6の領域
6c、6dに偏った分布となる。したがって、4分割デ
ィテクタ6からは、これら2つの領域6c、6dから大
きな出力が送出されるとともに、他の2つの領域6a、
6bから小さな出力が送出される。
【0031】ディスク傾き測定器1は、上述した4分割
ディテクタ6の各領域6a乃至6dにおける反射レーザ
光Lbの光量分布に基づいて、光ディスク7の傾き量が
検出される。
【0032】次に、上述したディスク傾き測定器1によ
る光ディスク7の傾き量の測定操作について図6を参照
して説明する。ディスク傾き測定器1は、反射レーザ光
Lbに基づく4分割ディテクタ6の各領域6a乃至6d
からそれぞれA,B,C,Dの出力を送出する。光ディ
スク7は、そのタンジェンシャル方向Tの傾き量に対応
した差動信号が{(A+B)−(C+D)}の演算式で
求められる。また、光ディスク7は、そのラジアル方向
Rの傾き量に対応した差動信号が{(A+D)−(B+
C)}の演算式で求められる。さらに、光ディスク7の
傾き量は、これらの演算結果を4分割ディテクタ6の各
領域6a乃至6dからのそれぞれの出力の総和である
(A+B+C+D)で除算して正規化すると、その検出
精度が高められる。
【0033】図7は、上述したディスク傾き測定器1に
よって検出された光ディスク7の傾き量の演算結果を示
した図であり、縦軸に出力を、横軸に傾き量(度)を示
している。同図から明らかなように、ディスク傾き測定
器1は、傾き量0度を中心に負のピークから正のピーク
までがリニアリティのある測定範囲となり、光ディスク
7の傾き量に比例した出力が得られる。
【0034】光ディスク7は、入射された入射レーザ光
Laを情報信号記録面で反射するとともに、その一部を
表面で反射させることから、反射レーザ光Lb中に表面
での反射光の迷光成分を含ませる。この反射レーザ光L
b中の迷光成分は、光ディスク7の精密な傾き量の測定
を阻害する。図8及び図9によってこの発明の第2の実
施の形態として示したディスク傾き測定器11は、この
反射レーザ光Lb中の迷光成分を除去して光ディスク7
の傾き量をより精密に測定するように構成されている。
ディスク傾き測定器11は、上述した第1の実施の形態
として示したディスク傾き測定器1と基本的な構成をほ
ぼ同様とするが、反射レーザ光Lb中の迷光成分を除去
するための構成として第2の集光レンズ16、遮光部材
17及び第2のコリメータレンズ18を備えたことを特
徴としている。
【0035】すなわち、ディスク傾き測定器11は、レ
ーザ光源としてのレーザダイオード(LD)12と、こ
のレーザダイオード(LD)12から出射されたレーザ
光を平行光へ変換する第1のコリメータレンズ13と、
ビームスプリッタ14と、光ディスク7に対向配置され
た第1の集光レンズ15と、第2の集光レンズ16と、
遮光部材17と、第2のコリメータレンズ18と、スポ
ット位置検出手段を構成する4分割ディテクタ19とを
備える。
【0036】ディスク傾き測定器11は、レーザダイオ
ード(LD)12と、コリメータレンズ13と、ビーム
スプリッタ14と、第1の集光レンズ15とによって光
ディスク7に対するレーザ光の入射光学系を構成してい
る。また、ディスク傾き測定器11は、第1の集光レン
ズ15と、ビームスプリッタ14とともに、遮光部材1
7と、第2の集光レンズ16と、第2のコリメータレン
ズ18と、4分割ディテクタ19とによって光ディスク
7によって反射されたレーザ光の反射光学系を構成して
いる。
【0037】コリメータレンズ13は、レーザダイオー
ド(LD)12から出射された入射レーザ光Laを平行
光に変換してビームスプリッタ14へと入射させる。ビ
ームスプリッタ14は、第1の集光レンズ15の光軸上
に配置され、レーザダイオード(LD)12から出射さ
れた入射レーザ光Laが側方から入射されるとともにこ
の入射レーザ光Laを90度屈折して第1の集光レンズ
15へと導く。また、ビームスプリッタ14は、光ディ
スク7の情報信号記録面によって反射され第1の集光レ
ンズ15を介して入射された反射レーザ光Lbを第2の
集光レンズ16へと導く。このように、ビームスプリッ
タ14は、入射レーザ光Laと反射レーザ光Lbとを分
光する作用を奏する。
【0038】第1の集光レンズ15は、レーザダイオー
ド(LD)12から出射された入射レーザ光Laを光デ
ィスク7の情報信号記録面上に収束させるレーザ光収束
手段を構成する。この第1の集光レンズ15は、図示し
ないディスク保持駆動機構に保持されて回転駆動される
光ディスク7の一方主面に対向位置されるとともに、図
示しない調整駆動機構によってフォーカス方向に対して
移動自在とされる。第1の集光レンズ15は、フォーカ
ス方向に調整動作されて入射レーザ光Laを光ディスク
7の情報信号が記録された情報信号記録面に収束させ
る。
【0039】第2の集光レンズ16は、ビームスプリッ
タ14を挟んで第1の集光レンズ15の光軸上に配置さ
れている。この第2の集光レンズ16も、図示しない調
整駆動機構によってフォーカス方向に対して移動自在と
されている。第2の集光レンズ16は、フォーカス方向
に調整動作されてビームスプリッタ14を通過した反射
レーザ光Lbを後述するように遮光部材17のピンホー
ル17aに集光させる反射レーザ光集光手段を構成す
る。
【0040】遮光部材17は、反射光学系内に、第2の
集光レンズ16の光軸と直交するようにして配置されて
おり、その中心位置にピンホール17aが設けられてい
る。この遮光部材17は、第2の集光レンズ16を透過
する反射レーザ光Lbがピンホール17aに収束するよ
うにして反射光学系内に配置される。なお、反射レーザ
光Lbは、上述したように第2の集光レンズ16がフォ
ーカス方向に調整動作されることによってピンホール1
7aに集光されるが、この第2の集光レンズ16を固定
配置するとともに遮光部材17を調整駆動機構により光
軸方向に調整動作することによってピンホール17aに
集光されるようにしてもよい。
【0041】第2のコリメータレンズ18は、遮光部材
17と4分割ディテクタ19との間に配置されている。
この第2のコリメータレンズ18は、遮光部材17のピ
ンホール17aを通過した反射レーザ光Lbを平行光化
して4分割ディテクタ19へと導く平行光変換手段を構
成する。
【0042】4分割ディテクタ19は、その受光検出面
が第2の集光レンズ16の光軸と直交するようにして配
置された光電変換素子によって構成されるとともに、こ
の受光検出面が4つの領域19a乃至19dに分割され
ている。このように4つの領域19a乃至19dに分割
された光電変換素子は、光ディスク7の径方向に対応す
るラジアル方向Rのレーザスポットの位置と、光ディス
ク7の記録トラックの方向に対応するトラフィック方向
Tのレーザスポットの位置とを検出できるよう分割構成
されている。
【0043】レーザダイオード(LD)12から出射さ
れた入射レーザ光Laは、第1のコリメータレンズ13
に入射されて平行光に変換され、ビームスプリッタ14
で屈折されて第1の集光レンズ15へと入射される。入
射レーザ光Laは、この第1の集光レンズ15で集光さ
れて光ディスク7の情報信号記録面にスポット照射され
る。入射レーザ光Laは、この光ディスク7の情報信号
記録面で反射され、反射レーザ光Lbとして再び第1の
集光レンズ15へと入射される。この反射レーザ光Lb
は、さらにビームスプリッタ14を通過して第2の集光
レンズ16へと入射されて集光される。
【0044】反射レーザ光Lbは、この第2の集光レン
ズ16によって遮光部材17のピンホール17aに集光
されてこれを通過する。反射レーザ光Lbは、このピン
ホール17aから第2のコリメータレンズ18に入射さ
れて平行光化され、さらに4分割ディテクタ19へと入
射される。
【0045】反射レーザ光Lbには、図9に示すよう
に、第1の集光レンズ15を介して光ディスク7に入射
された入射レーザ光Laがその情報信号記録面7aで反
射されてなる主反射レーザ光成分Lbmとともに、入射
レーザ光Laの一部がその表面7bでも反射されてなる
迷光反射レーザ光成分Lbsが含まれている。この迷光
反射レーザ光成分Lbsは、4分割ディテクタ19で検
出される反射レーザ光Lbの状態に影響を与えて光ディ
スク7の傾き測定の精度を低下させる。
【0046】ディスク傾き測定器11は、図9に示すよ
うに、遮光部材17のピンホール17aによって反射レ
ーザ光Lbの中から迷光反射レーザ光成分Lbsが除去
されて4分割ディテクタ19に主反射レーザ光成分Lb
mが照射される。すなわち、第1の集光レンズ15を介
して光ディスク7に入射された入射レーザ光Laは、情
報信号記録面7aに収束され、表面7bには収束されな
い。
【0047】したがって、光ディスク7によって反射さ
れた反射レーザ光Lbは、上述したように第1の集光レ
ンズ15、ビームスプリッタ14を介して第2の集光レ
ンズ16によって遮光部材17のピンホール17a位置
に収束される。この場合、反射レーザ光Lbは、その主
反射レーザ光成分Lbmがピンホール17a位置に収束
されるが、その迷光反射レーザ光成分Lbsがピンホー
ル17a位置に収束され無い。したがって、反射レーザ
光Lbは、その主反射レーザ光成分Lbmが遮光部材1
7のピンホール17aを通過して第2のコリメータレン
ズ18に入射される。また、反射レーザ光Lbは、その
迷光反射レーザ光成分Lbsが遮光部材17によって遮
光されることによって除去される。
【0048】このようにして迷光反射レーザ光成分Lb
sが除去された反射レーザ光Lbは、第2のコリメータ
レンズ18によって平行光化された状態で4分割ディテ
クタ19へと入射される。4分割ディテクタ19は、光
ディスク7の傾きに応じて各領域19a乃至19dに入
射される光量の差異に基づいて出力を送出する。ディス
ク傾き測定器11は、この4分割ディテクタ19からの
出力によって上述した光ディスク7の傾き量の検出を行
う。
【0049】図10及び図11は、上述したディスク傾
き測定器11によって、DVDのように入射レーザ光L
aを反射する情報信号記録面が2層に形成された多層光
ディスク20の各情報信号記録面20a、20bの傾き
量を測定する場合を示した図である。多層光ディスク2
0は、照射された入射レーザ光Laを第1の情報信号記
録面20a及び第2の情報信号記録面20bによってそ
れぞれ反射し、第1の反射レーザ光Lbaと第2の反射
レーザ光Lbbとを送出する。
【0050】ディスク傾き測定器11は、図11に示す
ように、第1の集光レンズ15が図示しない調整駆動機
構によって調整動作されることにより、入射レーザ光L
aを第1の情報信号記録面20a或いは第2の情報信号
記録面20bのいずれか一方に収束させる。図11
(c)においては、入射レーザ光Laが第1の情報信号
記録面20aに収束されており、この第1の情報信号記
録面20aからの第1の反射レーザ光Lbaが4分割デ
ィテクタ19によって検出される主反射レーザ光成分L
bmを構成し、第2の情報信号記録面20bからの第2
の反射レーザ光Lbbが迷光反射レーザ光成分Lbsを
構成することになる。
【0051】また、図11(b)においては、入射レー
ザ光Laが第2の情報信号記録面20bに収束されてお
り、この第2の情報信号記録面20bからの第2の反射
レーザ光Lbbが4分割ディテクタ19によって検出さ
れる主反射レーザ光成分Lbmを構成し、第1の情報信
号記録面20aからの第1の反射レーザ光Lbaが迷光
反射レーザ光成分Lbsを構成することになる。
【0052】ディスク傾き測定器11は、例えば図10
に示すように、入射レーザ光Laが第1の情報信号記録
面20aに収束された状態において、この第1の情報信
号記録面20aからの第1の反射レーザ光Lbaを遮光
部材17のピンホール17から通過させて第2のコリメ
ータレンズ18を介して4分割ディテクタ19によって
検出する。また、ディスク傾き測定器11は、多層光デ
ィスク20の第2の情報信号記録面20bからの第2の
反射レーザ光Lbbを遮光部材17において除去する。
したがって、ディスク傾き測定器11は、4分割ディテ
クタ19の出力により、第1の情報信号記録面20aの
傾き量を測定する。
【0053】ディスク傾き測定器11は、第1の集光レ
ンズ15を調整動作させて、図11(b)に示すよう
に、入射レーザ光Laを多層光ディスク20の第2の情
報信号記録面20bに収束させることによって、この第
2の情報信号記録面20bの傾き量を測定する。
【0054】上述した反射光学系にピンホール17aを
有する遮光部材17を配置し、ピンホール17aの作用
によって反射レーザ光Lbから迷光反射レーザ光成分L
bmを除去するようにしたディスク傾き測定器は、以下
に示すような各実施の形態に展開される。なお、以下の
各実施の形態の説明において、上述したディスク傾き測
定器11と同等の部材については同一符号を付すことに
よってその詳細な説明を省略する。
【0055】この発明の第3の実施の形態として図12
に示したディスク傾き測定器21は、上述したディスク
傾き測定器11に対して、反射レーザ光Lbを平行光化
する第2のコリメータレンズ18を取り除き、ピンホー
ル17を通過したこの反射レーザ光Lbを直接4分割デ
ィテクタ19に入射させるように構成したことを特徴と
している。したがって、4分割ディテクタ19に入射さ
れる反射レーザ光Lbは、いわゆる分散光となる。
【0056】4分割ディテクタ19に入射される反射レ
ーザ光Lbは、各領域19a乃至19dにおける光量分
布が、平行光であっても分散光であってもその絶対量に
ほとんど変化が無く、換言すれば、反射レーザ光Lb
は、平行光に限定されるものではなく発散光であっても
よい。ディスク傾き測定器21は、反射レーザ光Lbが
大きく広がらない範囲で、ピンホール17を有する遮光
部材17と4分割ディテクタ19との間隔が適当に設定
されている。
【0057】したがって、ディスク傾き測定器21は、
反射光学系中から第2のコリメータレンズ18が削除さ
れることから、全体の光路長が短縮される。
【0058】この発明の第4の実施の形態として図13
に示したディスク傾き測定器31は、上述したディスク
傾き測定器11に対して、第1の集光レンズ15をフォ
ーカスサーボする構成を備えたことを特徴としたもので
ある。すなわち、ディスク傾き測定器31は、第1の集
光レンズ15をフォーカス方向に駆動する駆動コイル6
2を設けるとともに、入射レーザ光Laと反射レーザ光
Lbとを分光する第1のビームスプリッタ14と、フォ
ーカスサーボ光学系を構成する第2のビームスプリッタ
33と、第3の集光レンズ34と、マルチレンズ35及
び焦点検出用ディテクタ36とを備えている。
【0059】第2のビームスプリッタ33は、第1のビ
ームスプリッタ14と第2の集光レンズ16との間に位
置して第1の集光レンズ15の光軸上に配置されてい
る。この第2のビームスプリッタ33は、光ディスク7
から反射された反射レーザ光Lbから、フォーカスサー
ボ用の反射レーザ光Lbkを側方へと分光する。第3の
集光レンズ34は、第2のビームスプリッタ33の側方
に同一光軸上に位置して配置されている。この第3の集
光レンズ34は、第2のビームスプリッタ33によって
分光されたフォーカスサーボ用の反射レーザ光Lbkを
集光してマルチレンズ35へと入射する。マルチレンズ
35は、第3の集光レンズ34から入射されたフォーカ
スサーボ用の反射レーザ光Lbkを整形して焦点検出用
ディテクタ36へと入射する。
【0060】以上のように構成されたディスク傾き測定
器31は、レーザダイオード12から出射された入射レ
ーザ光Laが第1のコリメータレンズ13に入射されて
平行光に変換され、ビームスプリッタ14で屈折されて
第1の集光レンズ15を介して光ディスク7の情報信号
記録面にスポット照射される。光ディスク7によって反
射された反射レーザ光Lbは、上述した反射光学系を介
して4分割ディテクタ19に入射されて光ディスク7の
傾きが検出される。
【0061】ディスク傾き測定器31は、光ディスク7
の任意の位置における傾き量を検出するために、上述し
たフォーカスサーボ光学系の出力によって光ディスク7
に対する入射レーザ光Laが制御される。反射レーザ光
Lbには、上述したようにフォーカスサーボ用の反射レ
ーザ光Lbkが含まれている。この反射レーザ光Lbk
は、第2のビームスプリッタ33によってフォーカスサ
ーボ光学系へと分光され、焦点検出用ディテクタ36に
よって第1の集光レンズ15の焦点誤差が検出される。
【0062】したがって、ディスク傾き測定器31は、
この焦点検出用ディテクタ36から出力される焦点誤差
信号に基づいて第1の集光レンズ15のフォーカスサー
ボが行われる。なお、この焦点誤差検出方法としては、
例えば非点収差法、作動同心円法、或いはナイフエッジ
法等の適宜の方法が採用される。
【0063】この発明の第5の実施の形態として図14
に示したディスク傾き測定器41は、上述したディスク
傾き測定器31に対して、反射レーザ光Lbを平行光化
する第2のコリメータレンズ18を取り除き、ピンホー
ル17を通過したこの反射レーザ光Lbを直接4分割デ
ィテクタ19に入射させるように構成したことを特徴と
している。したがって、4分割ディテクタ19に入射さ
れる反射レーザ光Lbは、いわゆる分散光となる。
【0064】ディスク傾き測定器41は、反射光学系中
から第2のコリメータレンズ18が削除されることか
ら、全体の光路長が短縮されるとともに、フォーカスサ
ーボ光学系によって光ディスク7の任意の位置における
傾き量の検出が可能となる。
【0065】この発明の第6の実施の形態として図15
に示したディスク傾き測定器51は、上述したディスク
傾き測定器31に対して、フォーカスサーボ光学系を4
分割ディテクタ19の直前に配置した構成に特徴を有し
ている。すなわち、ディスク傾き測定器51は、第1の
ビームスプリッタ14によって分光される反射レーザ光
Lbの反射光学系が、第2の集光レンズ16、遮光部材
17、第2のコリメータレンズ18の順序で配置され、
この第2のコリメータレンズ18の後段に第2のビーム
スプリッタ33が配置されている。ディスク傾き測定器
51は、この第2のビームスプリッタ33の後段に、第
2のコリメータレンズ18と光軸を一致させて4分割デ
ィテクタ19が配置されるとともに、フォーカスサーボ
光学系が直交して配置されている。
【0066】ディスク傾き測定器51は、このように構
成したことにより、遮光部材17のピンホール17aに
よって反射レーザ光Lbに含まれる迷光反射レーザ光成
分Lbsが除去された主反射レーザ光成分Lbmが第2
のビームスプリッタ33に入射される。したがって、デ
ィスク傾き測定器51は、迷光反射レーザ光成分Lbs
の影響を受けることなく第1の集光レンズ15のフォー
カスサーボを精密に行うことができる。
【0067】図16は、上述したように第1の集光レン
ズ15がフォーカシング方向に調整動作されるように構
成されたディスク傾き測定器に搭載される電磁アクチュ
エータ61を示す一部破断斜視図である。電磁アクチュ
エータ61は、第1の集光レンズ15と、コイル62
と、磁石63と、ヨーク64と、板バネ65と、上下一
対のカバー66、67とから構成されている。第1の集
光レンズ15は、詳細を省略するが、アルミニウム等の
金属またはエンジニアプラスチック、セラミック等の絶
縁物で作られている円筒状のレンズボビンの内部に固定
されている。
【0068】このレンズボビンには、その外周部に巻線
が施されたコイル62が嵌着されている。磁石63は、
コイル62の外径よりもやや大径のリング状を呈してお
り、内周側がN極、外周側がS極とされてコイル62の
外周部に配置されている。ヨーク64も、強磁性体によ
ってリング状を呈して形成され、その内周部に固定部6
4aを介して磁石63が接合されている。換言すれば、
電磁アクチュエータ61は、第1の集光レンズ15を中
心として、コイル62と、磁石63と、ヨーク64とが
同心円状に配置されている。
【0069】カバー66、67は、鉄等の強磁性体によ
り、それぞれその中心部にレーザ光のガイド穴66a、
67aが設けられたリング状を呈して形成されている。
これらカバー66、67には、相対する側面部に厚み方
向のフランジ部が形成されている。カバー66、67
は、これらフランジ部を互いに突き合わせて図示しない
ねじによって組み合わせた状態において、上述した各部
材を収納する空間部を構成する。また、カバー66、6
7は、磁石63のリターン用のヨークとしても作用す
る。
【0070】板バネ65は、全体が略リング状を呈して
おり、第1の集光レンズ15の外径とほぼ等しい円弧状
の切り込みによって円周方向の一部が外周部と内周部と
に区割りされている。この板バネ65は、その内周部が
上方へと折曲されている。板バネ65は、上カバー66
と磁石63との間に介挿配置されることにより、折曲さ
れた内周部によって第1の集光レンズ15を下カバー6
7側へと付勢する。
【0071】以上のように構成された電磁アクチュエー
タ61には、上述したフォーカスサーボ光学系の焦点検
出用ディテクタ36によって検出したフォーカスサーボ
信号に基づいて制御信号が印加される。電磁アクチュエ
ータ61は、このコイル62への通電によって第1の集
光レンズ15に対するフォーカシング方向への磁気的駆
動力が発生してこの第1の集光レンズ15が調整駆動さ
れる。
【0072】図17は、第1の集光レンズ15をフォー
カスサーボする他の電磁アクチュエータ71を示した要
部縦断面図である。この電磁アクチュエータ71は、基
本的な構成を上述した電磁アクチュエータ61と同様と
するが、第1の集光レンズ15を上下一対の平行バネ7
8、79によって保持した構成に特徴を有している。す
なわち、第1の集光レンズ15は、やや長軸とされた筒
状のレンズホルダ72の内部に固定されている。このレ
ンズホルダ72には、その外周部に巻線が施さコイル7
3が嵌着されている。
【0073】電磁アクチュエータ71には、このコイル
73の外周部に位置して筒状の磁石74を内周部に固定
した筒状のヨーク75が配置されている。レンズホルダ
72は、その上下部分72a、72bがそれぞれ外方に
露呈されて上下カバー76、77の内部に移動自在に組
み合わされている。また、レンズホルダ72は、上下一
対の板ばね78、79によって保持されている。
【0074】これら板ばね78、79は、上下カバー7
6、77に一体に形成された図示しない固定部に一端部
を片持ち支持されており、自由端部にホルダ支持部78
a、78bがそれぞれ一体に形成されている。ホルダ支
持部78a、78bは、レンズホルダ72の上下部分7
2a、72bに嵌合する複数の保持片が一体に切り起こ
し形成されている。
【0075】以上のように構成された電磁アクチュエー
タ71は、フォーカスサーボ信号に基づいて制御信号が
印加されてコイル73へ通電されると、このコイル73
と磁石74、ヨーク75との間に第1の集光レンズ15
をフォーカシング方向への磁気的駆動力が発生する。レ
ンズホルダ72は、上述したように上下部分72a、7
2bを板ばね78、79によって弾持されていることに
よって、上下カバー76、77内を移動動作する。電磁
アクチュエータ71は、これによって第1の集光レンズ
15のフォーカス制御が行われる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係るディ
スク傾き測定器は、レーザ光収束手段(集光レンズ)を
用いてレーザ光を円盤状記録媒体の情報信号記録面に集
光させて入射し、その反射レーザ光を平行光に変換或い
は拡散光の状態で反射レーザ光収束手段(集光レンズ)
によって集光し、さらにこの反射レーザ光が形成するレ
ーザスポットの位置をスポット位置検出手段で検出する
ようにしたことにより、極めて簡易な構成によって円盤
状記録媒体の傾きの検出が可能となる。
【0077】また、この発明に係るディスク傾き測定器
は、円盤状記録媒体の情報信号記録面で反射され反射レ
ーザ光収束手段によって集光される反射レーザ光の集光
点にピンホールを有する遮光部材を配置したことによ
り、この反射レーザ光から円盤状記録媒体の表面での反
射光成分や情報信号記録面が多層に形成された円盤状記
録媒体の異なる層からの反射光成分からなる迷光が確実
に除去され、円盤状記録媒体の傾きが極めて高精度に測
定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るディスク傾き測定器の第1の実
施の形態を示す構造模式図である。
【図2】同ディスク傾き測定器において、光ディスクの
傾き測定動作を説明する構造模式図である。
【図3】同ディスク傾き測定器において、光ディスクの
傾きが無い状態での4分割ディテクタ上の光量分布を示
す説明図である。
【図4】同ディスク傾き測定器において、タンジェンシ
ャル方向の傾きがある光ディスの4分割ディテクタ上の
光量分布を示す説明図である。
【図5】同ディスク傾き測定器において、ラジアル方向
の傾きがある光ディスの4分割ディテクタ上の光量分布
を示す説明図である。
【図6】同ディスク傾き測定器の4分割ディテクタによ
って検出された出力から光ディスクの傾きを測定するた
めの演算方法の説明図である。
【図7】同ディスク傾き測定器によって検出された光デ
ィスクの傾き量の演算結果を示したグラフである。
【図8】この発明に係るディスク傾き測定器の第2の実
施の形態を示し、反射レーザ光から光ディスクの表面で
の反射レーザ光である迷光反射レーザ光成分を除去する
ようにしたディスク傾き測定器の構造模式図である。
【図9】同ディスク傾き測定器において、反射レーザ光
から迷光反射レーザ光成分を除去する状態を示した構造
模式図である。
【図10】この発明に係るディスク傾き測定器の第3の
実施の形態を示し、多数の情報信号記録面を有する多層
光ディスクの各情報信号記録面の傾きを測定可能とした
ディスク傾き測定器の構造模式図である。
【図11】多層ディスクの模式構造図である。
【図12】この発明に係るディスク傾き測定器の第4の
実施の形態を示し、分散レーザ光により光ディスクの傾
きを測定するディスク傾き測定器の構造模式図である。
【図13】この発明に係るディスク傾き測定器の第5の
実施の形態を示し、集光レンズのフォーカスサーボを可
能とするディスク傾き測定器の構造模式図である。
【図14】この発明に係るディスク傾き測定器の第6の
実施の形態を示し、集光レンズのフォーカスサーボを可
能とする分散レーザ光により光ディスクの傾きを測定す
る他のディスク傾き測定器の構造模式図である。
【図15】この発明に係るディスク傾き測定器の第7の
実施の形態を示し、集光レンズのフォーカスサーボを可
能とする他のディスク傾き測定器の構造模式図である。
【図16】この発明に係るディスク傾き測定器に搭載さ
れる集光レンズをフォーカスサーボする電磁アクチュエ
ータの構成を示す一部破断斜視図である。
【図17】同他の電磁アクチュエータを示す要部縦断面
図である。
【図18】従来のディスク傾き測定器の模式構造図であ
る。
【符号の説明】
1,11,21,31,41,51 ディスク傾き測定
器、2,12 レーザダイオード(レーザ光源)、3,
13,18 コリメータレンズ、4,14 ビームスプ
リッタ(第1のビームスプリッタ)、33 ビームスプ
リッタ(第2のビームスプリッタ)、5,15 集光レ
ンズ(レーザ光収束手段、第1の集光レンズ)、16
集光レンズ(第2の集光レンズ)、6,19 4分割デ
ィテクタ(スポット位置検出手段)、7 光ディスク
(円盤状記録媒体)、20 多層光ディスク(円盤状記
録媒体)、17 遮光部材、17a ピンホール、La
入射レーザ光、Lb 反射レーザ光 、Lbm 反射
レーザ光の主反射レーザ光成分、Lbs 反射レーザ光
の迷光反射レーザ光成分

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光源と、 このレーザ光源から出射されたレーザ光を円盤状光記録
    媒体の情報信号が記録された情報信号記録面上に収束さ
    せるレーザ光収束手段と、 上記円盤状光記録媒体の情報信号記録面で反射された反
    射レーザ光を集光させる反射レーザ光集光手段と、 この反射レーザ光集光手段で集光された上記反射レーザ
    光が形成するレーザスポットの位置を光学的に検出する
    スポット位置検出手段とを有することを特徴とする円盤
    状光記録媒体の傾き測定装置。
  2. 【請求項2】 上記スポット位置検出手段は、多分割さ
    れた光電変換素子からなることを特徴とする請求項1記
    載の円盤状光記録媒体の傾き測定装置。
  3. 【請求項3】 上記光電変換素子は、上記円盤状光記録
    媒体の径方向に対応する方向のレーザスポットの位置
    と、上記円盤状光記録媒体のトラック方向に対応する方
    向のレーザスポットの位置とをそれぞれ検出するように
    分割されていることを特徴とする請求項2記載の円盤状
    光記録媒体の傾き測定装置。
  4. 【請求項4】 レーザ光源と、 このレーザ光源から出射されたレーザ光を上記円盤状光
    記録媒体の情報信号が記録された情報信号記録面上に収
    束させるレーザ光収束手段と、 上記円盤状光記録媒体の情報信号記録面で反射された反
    射レーザ光を平行光に変換する平行光変換手段と、 この平行光変換手段で平行光に変換された上記反射レー
    ザ光が形成するレーザスポットの位置を光学的に検出す
    るスポット位置検出手段とを有することを特徴とする円
    盤状光記録媒体の傾き測定装置。
  5. 【請求項5】 上記スポット位置検出手段は、多分割さ
    れた光電変換素子からなることを特徴とする請求項4記
    載の円盤状光記録媒体の傾き測定装置。
  6. 【請求項6】 上記光電変換素子は、上記円盤状光記録
    媒体の径方向に対応する方向のレーザスポットの位置
    と、上記円盤状光記録媒体のトラック方向に対応する方
    向のレーザスポットの位置とを検出するように分割され
    ていることを特徴とする請求項5記載の円盤状光記録媒
    体の傾き測定装置。
  7. 【請求項7】 レーザ光源と、 このレーザ光源から出射されたレーザ光を円盤状光記録
    媒体の情報信号が記録された情報信号記録面上に収束さ
    せるレーザ光収束手段と、 上記円盤状光記録媒体の情報信号記録面で反射された反
    射レーザ光を集光させる反射レーザ光集光手段と、 この反射レーザ光集光手段で集光された上記反射レーザ
    光の集光点に位置するピンホールが形成された遮光部材
    と、 この遮光部材のピンホールを通過した上記反射レーザ光
    を平行光に変換する平行光変換手段と、 この平行光変換手段で平行光に変換された上記反射レー
    ザ光が形成するレーザスポットの位置を光学的に検出す
    るスポット位置検出手段とを有することを特徴とする円
    盤状光記録媒体の傾き測定装置。
  8. 【請求項8】 上記スポット位置検出手段は、多分割さ
    れた光電変換素子からなることを特徴とする請求項7記
    載の円盤状光記録媒体の傾き測定装置。
  9. 【請求項9】 上記光電変換素子は、上記円盤状光記録
    媒体の径方向に対応する方向のレーザスポットの位置
    と、上記円盤状光記録媒体のトラック方向に対応する方
    向のレーザスポットの位置とを検出するように分割され
    ていることを特徴とする請求項8記載の円盤状光記録媒
    体の傾き測定装置。
  10. 【請求項10】 前記レーザ光収束手段は、フォーカス
    サーボ制御手段によってレーザ光源から出射されたレー
    ザ光が上記円盤状光記録媒体の情報信号記録面上に収束
    するようにフォーカスサーボ制御されることを特徴とす
    る請求項7記載の円盤状光記録媒体の傾き測定装置。
  11. 【請求項11】 レーザ光源と、このレーザ光源から出
    射されたレーザ光を円盤状光記録媒体の情報信号が記録
    された情報信号記録面上に収束させるレーザ光収束手段
    と、 上記円盤状光記録媒体の情報信号記録面で反射された反
    射レーザ光を集光させる反射レーザ光集光手段と、 この反射レーザ光集光手段で集光された上記反射レーザ
    光の一部を通過させるピンホールが形成された遮光部材
    と、 この遮光部材のピンホールを通過した上記反射レーザ光
    を平行光に変換する平行光変換手段と、 この平行光変換手段で平行光に変換された上記反射レー
    ザ光が形成するレーザスポットの位置を光学的に検出す
    るスポット位置検出手段とを有することを特徴とする円
    盤状光記録媒体の傾き測定装置。
  12. 【請求項12】 上記スポット位置検出手段は、多分割
    された光電変換素子からなることを特徴とする請求項1
    1記載の円盤状光記録媒体の傾き測定装置。
  13. 【請求項13】 上記光電変換素子は、上記円盤状光記
    録媒体の径方向に対応する方向のレーザスポットの位置
    と、上記円盤状光記録媒体のトラック方向に対応する方
    向のレーザスポットの位置とを検出するように分割され
    ていることを特徴とする請求項12記載の円盤状光記録
    媒体の傾き測定装置。
  14. 【請求項14】 上記レーザ光収束手段は、フォーカス
    サーボ制御手段によってレーザ光源から出射されたレー
    ザ光が上記円盤状光記録媒体の情報信号記録面上に収束
    するようにフォーカスサーボ制御されることを特徴とす
    る請求項11記載の円盤状光記録媒体の傾き測定装置。
  15. 【請求項15】 レーザ光源と、 このレーザ光源から出射されたレーザ光を円盤状光記録
    媒体の情報信号が記録された情報信号記録面上に収束さ
    せるレーザ光収束手段と、 上記円盤状光記録媒体の情報信号記録面で反射された反
    射レーザ光を集光させる反射レーザ光集光手段と、 この反射レーザ光集光手段で集光された上記反射レーザ
    光の一部を通過させるピンホールが形成された遮光部材
    と、 この遮光部材のピンホールを通過した上記反射レーザ光
    の拡散光が形成するレーザスポットの位置を光学的に検
    出するスポット位置検出手段とを有することを特徴とす
    る円盤状光記録媒体の傾き測定装置。
  16. 【請求項16】 上記スポット位置検出手段は、多分割
    された光電変換素子からなることを特徴とする請求項1
    5記載の円盤状光記録媒体の傾き測定装置。
  17. 【請求項17】 前記光電変換素子は、上記円盤状光記
    録媒体の径方向に対応する方向のレーザスポットの位置
    と、上記円盤状光記録媒体のトラック方向に対応する方
    向のレーザスポットの位置とを検出できるよう分割され
    ていることを特徴とする請求項15記載の円盤状光記録
    媒体の傾き測定装置。
  18. 【請求項18】 上記レーザ光収束手段は、フォーカス
    サーボ制御手段によってレーザ光源から出射されたレー
    ザ光が上記円盤状光記録媒体の情報信号記録面上に収束
    するようにフォーカスサーボ制御されることを特徴とす
    る請求項15記載の円盤状光記録媒体の傾き測定装置。
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