JPH09320066A - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

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JPH09320066A
JPH09320066A JP8141375A JP14137596A JPH09320066A JP H09320066 A JPH09320066 A JP H09320066A JP 8141375 A JP8141375 A JP 8141375A JP 14137596 A JP14137596 A JP 14137596A JP H09320066 A JPH09320066 A JP H09320066A
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JP
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track
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land
address
groove
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Application number
JP8141375A
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English (en)
Inventor
Takako Matsuzaki
貴子 松崎
Hirokazu Ishii
裕和 石井
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ランド/グルーブの両トラックに対して任意に
情報の再生を行う。 【解決手段】第1グループのトラックと第2グループの
トラックが半径方向に交互に段差がつけられて存在する
ディスク形状の情報記録媒体に対して光ビームを照射す
ることにより情報を再生する再生装置であって、前記光
ビームの照射位置の移動先トラックのアドレス情報を入
力し、そのアドレスがどちらのグループのトラックのア
ドレスであるかを判定する判定手段と、前記光ビームの
照射位置をどちらかのグループのトラックに追従させる
トラッキング制御手段と、前記トラッキング制御手段に
おける制御条件を、どちらかのグループのトラックに対
するトラッキング制御の条件に設定する設定手段と、前
記判定手段による判定結果に従って、前記制御条件を設
定する設定手段と、前記光ビームの照射位置を前記移動
先トラックへ移動させる移動手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク等の情報
記録媒体に記録された情報を再生するための情報再生装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の情報再生装置の例として、コンパ
クトディスク(CD)の再生装置がある。図6は、CD
の構成を示す図である。図6に示すように、CDは、厚
さ1.2mmの透明基板81にレリーフ状の位相ピット列8
2が螺旋状に形成されている。これが情報トラックであ
る。そして、音声情報を位相ピットの長さに対応させる
ことによって、音声情報が記録されている。
【0003】CDに記録されている情報を再生する際
は、まず、CDを回転させる。そして、再生ヘッドから
照射される光ビームによって、位相ピットよりも少し半
径が大きい光スポットが情報トラック上に形成される。
そして、情報トラック上に照射された光スポットの反射
光の回折状態が検出されることによって、情報が再生さ
れる。
【0004】光スポットの位置に位相ピットがない場
合、情報トラックからの反射光はすべて再生ヘッドに戻
る。そのため、再生ヘッドに内蔵された情報検出器は、
大きい値を検出する。光スポットの位置に位相ピットが
ある場合、情報トラックからの反射光は位相ピットによ
って回折される。そのため、反射光の一部は再生ヘッド
の外側に反射し再生ヘッドに戻らない。反射光の残りの
一部が再生ヘッドに戻る。すなわち、光スポットの位置
に位相ピットがある場合、再生ヘッドに内蔵された情報
検出器は、小さい値を検出する。
【0005】一般的に、再生ヘッドからの光ビームの半
径は、回折限界までしぼり込むことができる。そのた
め、波長が830nmのレーザ光源を内蔵した情報再生ヘッ
ドを使用すると、情報トラックに照射される光スポット
の半径を、1μm以下まで絞り込むことができる。したが
って、情報トラックのピッチを1.6μmとすることがで
き、大量の情報を記録することができる。
【0006】他の情報再生装置の例として光磁気ディス
ク装置や相変化ディスク装置がある。これらの装置の再
生原理は、媒体からの反射光のカー回転効果や反射率変
化効果を利用することを除いてはCDの再生装置と同じ
であるので詳細説明を省略する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、情報記録媒
体に、より多くの情報を記録したいという潜在的要求は
極めて高い。発明者は、この要求に応えるために多くの
検討を重ねた。一般的には、再生ヘッドの光源の波長を
短くすることによって再生ビーム径をより小さくし、狭
トラックピッチ化することが提案されている。
【0008】ところが、再生ヘッドの光源の波長には制
約があり、無限に波長を短くすることは不可能である。
一方、再生ビームの大きさを一定にして狭トラック化を
すると、再生ビームによる光スポットが隣接トラックの
情報ピットにも照射されてしまう。その結果、対象の再
生トラック以外の情報以外に、隣接トラックの情報が読
み出されてしまうという問題が生じる。
【0009】そこで、隣接トラックからの情報読み出し
を抑制し、対象とするトラックからの情報のみを再生で
きる情報再生装置が求められている。多くの検討が重ね
られた結果、このような隣接トラックからの情報読み出
し抑制策として、ランド/グルーブ再生方式が発見され
た。一般に光磁気ディスク等の記録媒体のトラックは、
同心円状あるいは螺旋状の溝によって形成されている。
したがって、記録面には凸部と凹部が存在する。従来の
記録媒体では、凸部か凹部のいずれか一方が情報されて
いた。これに対して、ランド/グルーブ再生方式では、
凸部(ランド)と凹部(グルーブ)の両方に情報が記録
されたディスクを用いる。
【0010】この方式はトラックピッチを約半分にでき
るという極めて優れた方式である。ランド/グルーブ再
生方式による隣接トラックからの情報読み出し抑制効果
については以下の文献で説明されているのでここでは詳
細説明を省略する。相変化ディスクに関する技術は、
「ランド&グルーブ記録による高密度相変化ディスク
(第5回相変化記録研究会シンポジウム講演会予稿
集)」に記載されている。また、光磁気ディスクに関す
る技術は、"CROSSTALK ANALYSIS OF LAND/GROOVE MAGNE
TO-OPTICAL RECODING(SYMPOSIUM ON OPTICAL MEMORY 19
94)"に記載されている。
【0011】また、特願平6-190695号、特願平6-215137
号、特願平6-215138号(いずれも本件出願人による出
願)でもランド/グルーブ再生方式における隣接トラッ
クからの情報読み出し抑制効果について記載されてい
る。しかしながら、このランド/グルーブ再生方式はラ
ンドトラックとグルーブトラックの2種類の情報トラッ
クが存在するため、従来の技術では自由に任意のトラッ
クの情報を再生することができない。
【0012】たとえば、記録媒体から情報を再生する際
には、光スポットを情報トラック上で相対的に移動させ
ることにより、情報トラック上に記録された情報を順次
再生していく。具体的には、CDの再生においては、デ
ィスクを回転させた状態で、光スポットの照射位置を制
御することにより、光スポットが常に情報トラック上に
あるようにする。このような制御をトラッキング制御と
いう。
【0013】従来の装置におけるトラッキング制御機構
は、ランドトラックあるいはグルーブトラックのいずれ
か一方のトラックに対してのトラッキングにしか対応で
きない。なぜなら、ランドトラックとグルーブトラック
では、トラッキングの特性が異なるため、一方のトラッ
クの特性に合わせたトラッキング制御を行おうとする
と、他方のトラックのトラッキング制御には適合しない
からである。
【0014】本発明は、上記問題点を考慮してなされた
ものであり、ランド/グルーブの両トラックに対して任
意に情報の再生を行うことができる情報再生装置を提供
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決のため、
本発明は、情報が記録されている第1グループの情報ト
ラックと第2グループの情報トラックが同心状又は螺旋
状に存在し、前記第1グループのトラックと前記第2グ
ループのトラックは半径方向に交互に段差がつけられて
存在し、かつ前記第1グループのトラックと前記第2グ
ループのトラックのそれぞれには、記録されている情報
を検索するためのアドレス情報が記録されているディス
ク形状の情報記録媒体に対して光ビームを照射すること
により情報を再生する再生装置であって、前記光ビーム
の照射位置の移動先トラックのアドレス情報を入力し、
そのアドレスが第1グループのトラックのアドレスであ
るか、第2グループのトラックのアドレスであるかを判
定する判定手段と、前記光ビームの照射位置を前記第1
グループのトラックあるいは前記第2グループのトラッ
クに追従させるトラッキング制御手段と、前記トラッキ
ング制御手段における制御条件を、前記第1グループの
トラックに対するトラッキング制御の条件あるいは前記
第2グループのトラックに対するトラッキング制御の条
件に設定する設定手段と、前記判定手段による判定結果
に従って、前記制御条件を設定する設定手段と、前記光
ビームの照射位置を前記移動先トラックへ移動させる移
動手段とを備えた構成とした。
【0016】また、前記設定手段におけるトラッキング
制御の条件の設定は、前記トラッキング制御時に用いら
れるトラックエラー信号の極性を切り替える設定である
こととしてもよい。また、前記設定手段による前記制御
条件の設定は、前記移動手段による前記光ビームの移動
が終了する前に行なうこととしてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】図2は本発明の一実施形態による
情報再生装置に用いる情報記録媒体のトラック構造を示
す図である。図2は、ディスク状記録媒体の記録トラッ
クの構成を示している。ディスク状記録媒体1には、ラ
ンドトラック2とグルーブトラック3があり、それぞれ
の段差は、およそ1/7λになっている。なお、λは、
再生のためにこれらのトラックに照射する光ビームの波
長である。
【0018】それぞれのトラックには、位相ピット41
によって情報が記録されている領域と、光磁気ピット4
2によって情報が記録されている領域とがある。位相ピ
ット41によって情報が記録されている領域にはアドレ
ス情報が記録されており、光磁気ピット42によって情
報が記録されている領域には記録対象となる情報(ユー
ザが利用する情報)が記録されている。
【0019】図3は、本発明の一実施形態による情報再
生装置に用いる情報記録媒体のトラック形状を示す図で
ある。ディスク状記録媒体1の記録面には、ランドトラ
ック2とグルーブトラック3が半径方向に交互にならん
でいる。それぞれのトラックは螺旋状に形成されてい
る。すなわち、凸凹の2重螺旋トラックが形成されてい
る。なお、ランドトラック、グルーブトラックを同心円
状にし、半径方向に交互に形成してもよい。
【0020】螺旋状トラックの場合、ランドトラック2
とグルーブトラック3はそれぞれ、最周側から最外周ま
で1本の連続したトラックとして形成されているが、ト
ラック1周を1本のトラックとみなすことにする。図3
に示すように、各トラックは、アドレス部43,45と
情報記録部44、46から構成されている。連続するア
ドレス部と情報記録部の組をセクタと呼ぶ(たとえばア
ドレス部43と情報記録部44の組)。トラック内に
は、複数のセクタが、トラック方向に連続して並べられ
ている。アドレス部43,45には、位相ピットによっ
てアドレス情報が記録されている。また、情報記録部4
4,46には、光磁気ピットによってユーザが利用する
情報が記録されている。
【0021】各セクタのアドレス部には、トラックアド
レスとセクタアドレスが記録される。トラックアドレス
は、たとえば最内周トラックから順に昇順に付される。
なお、1トラック(トラック1周)の各セクタには、同
一のトラックアドレスが記録される。本実施形態におい
ては、ランドトラックには奇数のトラックアドレスが、
グルーブトラックには偶数のトラックアドレスが記録さ
れている。
【0022】たとえば、最内周トラック(ランドトラッ
ク)のトラックアドレスを”1”とし、その1つ外側の
トラック(グルーブトラック)のトラックアドレスを”
2”とする。以降、外側へいくに従って、”3”、”
4”、”5”、・・・というようにトラックアドレスを
付していく。このように各トラックにアドレスを付せ
ば、奇数アドレスがランドトラック、偶数アドレスがグ
ルーブトラックとなる。
【0023】ランドトラックとグルーブトラックの段差
は、隣接トラック読み出しを抑制する効果のある値に設
定する。この値は、CD、光磁気ディスク、相変化ディ
スク等に依って多少異なるが、概ね1/7波長程度(照
射する光ビームの波長の1/7程度)である。すなわ
ち、照射する光ビームの波長830nm、インデックス
(屈折率)1.5の透明基板を使用した場合、80nmの
段差とするのが好ましい。
【0024】情報ピットの性質は、隣接トラック読み出
しを抑制する効果のある値に設定する。この値は、C
D、光磁気ディスク、相変化ディスク等ディスクの種類
によって異なる。例えば、CDでは位相差1/4波長と
することが好ましい。また、光磁気ディスクでは複素カ
ー回転角χk=0゜とすることが好ましい。すなわち、
光磁気ディスクであれば、カー回転角θk=1゜、複素
カー回転角χk=0゜の磁気ピットを情報ピットとすれ
ばよい。
【0025】図2に示すように、本実施形態では、ラン
ドトラックとグルーブトラックのディスク半径方向の幅
を同一にしている。トラックピッチは、ランドトラック
の中央に再生ビームを照射した際に、その再生ビーム
が、隣接するランドトラックに当たらないように設定す
る。このようにするとグルーブトラックの中央に再生ビ
ームを照射した際も、その再生ビームは、隣接グルーブ
トラックに照射されなくなる。
【0026】この時、ランドトラックに照射された再生
ビームは隣接グルーブトラックに、グルーブトラックに
照射された再生ビームは隣接ランドトラックにそれぞれ
照射されるが、それはかまわない。すなわち、照射する
光ビームの波長830nm、光ヘッドの対物レンズの開
口数NA=0.55の場合では、ランドトラックから隣接グ
ルーブトラックへのトラックピッチは800nmとすれ
ばよい。
【0027】図1は、本発明の一実施形態による情報再
生装置の構成を示す図である。ディスク状記録媒体1
は、図示していないスピンドルモータによって例えば1
800rpmで回転している。ディスク状記録媒体1に
は、ランドトラック2とグルーブトラック3があり、そ
れぞれの段差は、およそ1/7λ(λは照射される光ビ
ームの波長)になっている。基板201の表面203に
は、金属(アルミ等)からなる反射層が形成されてい
る。
【0028】なお、ここでは、光ビームの照射方向から
見て凸部になっているトラックをランドトラックと呼
び、凹部になっているトラックをグルーブトラックと呼
ぶ。ディスク状記録媒体1は光磁気ディスクである。ラ
ンドトラック2とグルーブトラック3には、磁気ピット
と位相ピットによって情報が記録されている。情報が記
録された記録面を覆う保護膜202は、高分子材料から
なる。
【0029】記録媒体1に記録された情報を再生するた
めの光ヘッド4は、以下のような構成である。光ヘッド
4内の半導体レーザ5から出射される光ビームは、ビー
ムスプリッタ7を通って、対物レンズ6によって収束さ
れ、記録媒体1のトラック面で光スポットを形成してい
る。トラック面で反射した光は、再び対物レンズ6を通
り、ビームスプリッタ7で反射し、ディテクタ(光電変
換器、たとえばフォトダイオード)8に入射する。
【0030】反射光は、ディテクタ8によって電気信号
に変換されて電気回路9に入る。電気回路9はディテク
タ8からの電気信号を処理して、トラックエラー信号
(TE),フォーカスエラー信号(FE),位相ピット
信号(PPS),光磁気信号(MoS)を出力する。ト
ラックエラー信号TEは、ディスク状記録媒体1のトラ
ック上に形成された光スポットとトラックの半径方向の
中心線とのずれ量を示す信号である。フォーカスエラー
信号FEは、光ビームの収束点位置と、トラック面との
ずれ量を示す信号である。位相ピット信号PPSは、ト
ラック上の位相ピットによって記録された情報の再生信
号である。光磁気信号MoSは、トラック上の磁気ピッ
トによって記録された情報の再生信号である。
【0031】トラックエラー信号TE及びフォーカスエ
ラー信号FEは、サーボコントローラ10に入力され信
号処理されて、トラッキング信号,ポジショニング信
号,フォーカス信号に変換されて出力される。トラッキ
ング信号は、トラッキングアクチュエータ11を駆動す
るための信号である。トラッキング信号は、トラックエ
ラー信号TEのレベル(光スポットとトラックの半径方
向の中心線とのずれ量)に応じたレベルの信号である。
トラッキングアクチュエータ11は、トラッキング信号
のレベルに応じた量だけ、対物レンズ6を記録媒体1の
半径方向に動かす。このことによって、光スポットの位
置をトラックの中心に位置決めする。
【0032】ポジショニング信号は、ポジショナ12を
駆動するための信号である。ポジショナ12は、ポジシ
ョニング信号のレベルに応じて、光ヘッド4を記録媒体
1のの半径方向に動かす。フォーカス信号は、フォーカ
スアクチュエータ13を駆動するための信号である。フ
ォーカス信号は、フォーカスエラー信号FEのレベル
(光ビームの収束点位置とトラック面とのずれ量)に応
じたレベルの信号である。フォーカスアクチュエータ1
3は、フォーカス信号のレベルに応じた量だけ、対物レ
ンズ6を記録媒体1の記録面に対して垂直方向に動か
す。このことによって、光スポットをトラック面上に焦
点合わせする。
【0033】一方、位相ピット信号PPSと光磁気信号
MOSは、システムコントローラ20に入力される。こ
れらの信号は、記録媒体1から読み出された情報とし
て、ホストコンピュータ30へ出力される。システムコ
ントローラ20は、ホストコンピュータ30と通信を行
い、ホストコンピュータ30からのコマンドに応じて、
読み出された情報をホストコンピュータ30へ送る。
【0034】さらに、システムコントローラ20は、位
相ピット信号PPSと光磁気信号MOSを基にして制御
信号を作成し、サーボコントローラ10に送る。図4
は、図1のサーボコントローラ10とシステムコントロ
ーラ20の構成図である。サーボコントローラ10は、
図4のランドトラック制御回路14、グルーブトラック
制御回路15、フォーカス制御回路16、スイッチ回路
17,18、ポジショナ制御回路19から構成されてい
る。また、システムコントローラ20は図4のアドレス
検出回路21、情報再生回路22、ランド/グルーブ判
定回路23、コントロール回路24から構成されてい
る。
【0035】トラックエラー信号TEは、ランドトラッ
ク制御回路14とグルーブトラック制御回路15に入力
される。それぞれの制御回路は、制御定数が同じで出力
信号の極性が反対である。スイッチ回路17は、ランド
トラック制御回路14とグルーブトラック制御回路15
からの出力信号を入力する。そして、コントローラ24
からの信号によって、入力された2つの信号のうちの一
方を選択的に出力する。スイッチ回路17からの出力信
号はトラッキング信号として、トラッキングアクチュエ
ータ11に出力される。
【0036】スイッチ回路17からのトラッキング信号
の一部は、ポジショナ制御回路19を介して、ポジショ
ニング信号としてポジショナ12ヘ出力される。フォー
カスエラー信号FEは、フォーカス制御回路16及びス
イッチ回路18を介してフォーカスアクチュエータを制
御する。スイッチ回路18は、システムコントローラ2
0からの信号によって開状態と閉状態に制御される。す
なわち、スイッチ回路18からの出力の有無が制御され
る。スイッチ回路18から出力される信号はフォーカシ
ング信号として、フォーカスアクチュエータ13へ出力
される。
【0037】位相ピット信号(PPS)は、コントロー
ル回路24を介してアドレス検出回路21に入力され
る。アドレス検出回路21では、位相ピット信号中より
アドレス情報を示す信号(アドレス信号)が検出され
る。アドレス検出回路21から出力されるアドレス信号
は、コントロール回路24を介してランド/グルーブ判
定回路23に送られる。そして、ランド/グルーブ判定
回路23では、ヘッド6の位置(すなわち、光スポット
が照射されている位置)がランドトラック上かグルーブ
トラック上かが判別される。
【0038】光磁気信号(MoS)は、コントロール回
路24を介して情報再生回路22に入力される。そし
て、光磁気信号MoSは、情報再生回路22によって再
生データとされる。ランド/グルーブ判定回路23から
出力される判別信号と、情報再生回路22から出力され
る再生データはコントロール回路24に入力される。コ
ントロール回路24は、アドレス検出回路21からのア
ドレス信号を基にスイッチ17を制御する。また、再生
データは、ホストコンピュータ30に送られる。
【0039】図5は、トラックエラー信号の変化を示す
図である。図5(a)は、光ヘッド6を内周側から外周
側へ半径方向に移動させたときに検出されるトラックエ
ラー信号の時間的変化を示している。図5(a)中、符
号(d)で示す部分は、光スポットがランドトラックを
通過しているときである。符号(e)で示す部分は、光
スポットがランドトラックとグルーブトラックの境目を
通過しているときである。符号(f)で示す部分は、光
スポットがグルーブトラックを通過しているときであ
る。
【0040】図5(b)は、反射率の変化を示す。反射
率とは、照射された光量に対する、ディテクタ8で受光
される光量の割合である。光スポットがランドトラック
を通過しているときとグルーブトラックを通過している
ときに比べて、光スポットがランドトラックとグルーブ
トラックの境目を通過しているときは反射率が低下す
る。
【0041】図5(c)は、トラッキングエラー検出に
プッシュプル法を用いたときのトラックエラー信号の波
形を示している。光スポットがランドトラックを通過し
ているときはトラックエラー信号レベルの時間経過に応
じた変化の傾きは正となる。すなわち、レベルが単調に
増加する。また、グルーブトラックを通過しているとき
はトラックエラー信号レベルの時間経過に応じた変化の
傾きは負となる。
【0042】図5からわかるように、光スポットがラン
ドトラックを通過しているときとグルーブトラックを通
過しているときとでは、トラッキングエラー信号の極性
が逆になる。ランドトラック制御回路14及びグルーブ
トラック検出回路15から出力されるトラッキング信号
は、トラッキングエラー信号のレベルが0になるように
トラッキングアクチュエータを制御するための信号であ
る。光スポットがランドトラックにあるときとグルーブ
トラックにあるときとでは、トラッキングエラー信号の
極性が逆になるのであるから、トラッキング信号の極性
も逆にすれば、それぞれのトラックでのトラッキング制
御が良好に行われることになる。したがって、本実施形
態では、ランドトラック制御回路14の出力とグルーブ
トラック検出回路15の出力とは極性を逆にしている。
【0043】次に、本実施形態の情報再生装置の動作を
説明する。まず、情報再生装置に記録媒体が挿入され
る。コントロール回路24が、スピンドルモータ40
(図4に示す)に制御信号を送ることにより、スピンド
ルモータ40が回転を開始し、ターンテーブル上に設置
された記録媒体も回転する。再生装置は、挿入された記
録媒体がランド/グルーブ記録媒体であるか否かを検出
する。
【0044】この検出は、以下のようにして行うことが
できる。情報記録媒体はケースに格納されている。その
ケースの一部にセンサホールを設けておく。再生装置
は、記録媒体が挿入されると、ケースのセンサホールを
検出する。再生装置は、センサホールが検出されれば、
挿入された記録媒体がランド/グルーブ記録媒体である
ことを認識することができる。
【0045】あるいは、情報記録媒体の記録面に、ラン
ド/グルーブ記録媒体であることを示す標識を付けてお
いてもよい。たとえば、一般に光磁気ディスクの記録面
には、PEP(位相変調部)と呼ばれる領域がある。こ
こには、媒体に関する種々の情報が記録されているが、
この領域にランド/グルーブ記録媒体であることを示す
情報を記録しておいてもよい。また、他の所定のトラッ
クの所定の領域にランド/グルーブ記録媒体であること
を示す情報を記録しておいてもよい。
【0046】再生装置は、記録媒体が挿入されるとスピ
ンドルモータによって情報記録媒体を所定の回転数で回
転させる。次に、再生装置は、光ヘッド4のフォーカス
アクチュエータ13を駆動して、記録媒体上の任意のト
ラックに対してフォーカスの引き込み制御を行う。この
フォーカスの引き込み制御は、システムコントローラ2
0内のコントロール回路24が制御信号を出力すること
によって、スイッチ回路18が閉状態となることにより
行われる。スイッチ回路18が閉状態となると、スイッ
チ回路18からフォーカシング信号が、フォーカスアク
チュエータ13へ出力される。そして、フォーカスアク
チュエータ13の動作により、光スポットがトラック面
上に焦点合わせされる。
【0047】このようなフォーカス引き込み制御を行う
ときは、スイッチ17を開にしておく。すなわち、ラン
ドトラック制御回路14、グルーブトラック制御回路1
5のいずれからのトラッキング信号もトラッキングアク
チュエータ11に出力されないようにしておく。この状
態は、トラッキングサーボループが開(サーボオフ)と
なっている状態である。
【0048】次に、焦点合わせされたトラックに記録さ
れているアドレス情報を読み取る。アドレス情報は、図
3のトラックの各セクタのアドレス部(43や45)に
記録されている。この時点では、焦点合わせされたトラ
ックが、ランドトラックであるかグルーブトラックであ
るかはわからない。したがって、アドレス検出回路21
で検出されたアドレスを、ランド/グルーブ判定回路2
3で判定し、現在光スポットが存在しているトラックが
ランドトラックかグルーブトラックかを判別する。本実
施形態では、アドレスが奇数ならランドトラック、偶数
ならグルーブトラックであると判別できる。この判別信
号に従って、コントロール回路24は、読み取られたア
ドレスがランドトラックのものであれば、スイッチ回路
17をランドトラック制御回路14側に閉じ、グルーブ
トラックのものであれば、スイッチ回路17をグルーブ
トラック制御回路15側に閉じる。
【0049】この結果、光スポットが位置しているトラ
ックに応じたトラッキング信号がトラッキングアクチュ
エータ11に出力され、トラッキング制御が開始され
る。そして、光スポットは、焦点合わせされたトラック
(ランドトラックあるいはグルーブトラック)を追従し
続けることができる。なお、上記のように、最初トラッ
キングサーボをオフにして、アドレスを読もうとする場
合、トラッキング信号が出力されていないので、光スポ
ットの絶対位置は変化しない。しかし、ディスク1のト
ラックは偏心を持っているため、ディスク1の回転によ
り、光スポットとディスク1のトラックとの相対的な位
置は半径方向にずれる。したがって、光スポットは同じ
トラック上に照射され続けない。しかしながら、ディス
ク1上の1つのアドレス記録領域のトラック方向の長さ
はさほど長くない。光スポットがトラックを横断しなが
らでも、光スポットがアドレス記録領域を読み取る期間
だけ同じトラック上に照射されていれば、そのトラック
のアドレスを読み取ることができる。
【0050】たとえば、読み取られたアドレスがランド
トラックのものであったとすると、トラッキングの条件
がランドトラックに対応した条件に設定される。そし
て、ランドトラックに対してトラッキングの引き込み制
御が行われる。この制御は、システムコントローラ20
内のコントロール回路24から制御信号が出力されるこ
とにより、スイッチ回路17からの出力が選択されるこ
とによって行われる。コントロール回路24は、ランド
トラック制御回路14からの出力をトラッキング信号と
してスイッチ回路17から出力させるための制御信号を
出力する。その結果、スイッチ回路17からは、ランド
トラックのトラッキング制御に適合した極性のトラッキ
ング信号が出力される。このトラッキング信号がトラッ
キングアクチュエータ11へ送られ、トラッキングアク
チュエータ11は、ランドトラックに対してトラッキン
グの引き込み制御を行い、以後、光スポットはそのラン
ドトラックを追従し続けることになる。
【0051】以上の動作により、光スポットは、あるラ
ンドトラックに対してトラッキング制御とフォーカス制
御がかかる。そして、光スポットは、そのランドトラッ
クを追従し続け、そのランドトラック面にフォーカス制
御をかけ続ける。このように光スポットがランドトラッ
クを追従した状態で、再生装置の外部に設置されたホス
トコンピュータ30からの指示(コマンド)を待つ。そ
して、ホストコンピュータ30から所定のセクタの情報
を読み出すコマンドを受ける。このコマンドは、システ
ムコントローラ20内のコントロール回路24に入力さ
れる。そして、コントロール回路24はコマンドの解析
を行ない、コマンド中に含まれるアドレス情報を読み出
す。情報読み出しのコマンドの場合、このアドレス情報
は、読み出すべきセクタのアドレス(トラックアドレス
とセクタアドレス)である。
【0052】コントロール回路24は、読み出し指示を
受けたセクタがランドトラックに存在するか、グルーブ
トラックに存在するかを判別する。前述のように、記録
媒体1のランドトラックには奇数アドレス、グルーブト
ラックには偶数アドレスが付されているので、読み出す
べきセクタが存在するトラックのアドレスが偶数か奇数
かによってそのセクタが存在するトラックがランドトラ
ックかグルーブトラックかを判別できる。
【0053】そして、コントロール回路24は、入力さ
れてくる位相ピット信号(PPS)からアドレス情報を
読み出す。アドレス情報の読み出しは、入力された位相
ピット信号PPSをアドレス検出回路21に送ることに
よって行なうことができる。このようにして読み出され
たアドレスは、現在光スポットが追従しているトラック
(現在トラック)のアドレスを示している。そして、読
み出すべきセクタが存在するトラック(目標トラック)
のアドレスと現在トラックのアドレスとを比較し、現在
トラックと目標トラックとの相対位置の違いを求める。
そして、移動すべきトラック数を求める。
【0054】コントロール回路24は、トラッキングサ
ーボループを開ループ(サーボオフ)にする。この制御
はスイッチ回路17を開とし、スイッチ回路17からの
トラッキング信号が出力されないようにすればよい。次
に、コントロール回路24は、ポジショナ制御回路19
に制御信号を送ることにより、光ヘッド4を目標トラッ
クの方向に移動させる制御を行う。
【0055】光ヘッド4の移動中は、図5(a)に示す
ようなトラックエラー信号が出力される。カウンタ回路
25は、このトラックエラー信号のパルス数をカウント
する。このカウント値は、コントロール回路24に入力
される。このカウント値によって、光スポットが横断す
るトラック本数がわかる。そして、目標トラックまでの
トラック数だけ横断したとき(光スポットの位置が、ち
ょうど目標トラックの真上に来たとき)、光ヘッド4の
移動を止め、トラッキングサーボを閉ループ(サーボオ
ン)にする。光ヘッド4の移動を止めるのは、コントロ
ール回路24がポジショナ制御回路19に制御信号を送
ることにより行う。トラッキングサーボを閉ループにす
るのは、コントロール回路24がスイッチ回路17を制
御することにより行う。このとき、スイッチ回路17か
らは、目標トラックがランドトラックであるならば、ラ
ンドトラックのトラッキング制御に適合した極性のトラ
ッキング信号を出力させる。すなわち、スイッチ回路1
7をランドトラック制御回路14からの出力側に接続す
る。目標トラックがグルーブトラックであるならば、グ
ルーブトラックのトラッキング制御に適合した極性のト
ラッキング信号を出力させる。すなわち、スイッチ回路
17をグルーブトラック制御回路15からの出力側に接
続する。このように、トラッキングサーボを閉ループに
する前に、スイッチ回路17をランドトラック制御回路
14側かグルーブトラック制御回路15側かのいずれか
(目標アドレスにより決まる)に接続すればよい。この
接続は、移動を開始する際のトラッキングサーボを開に
した後から移動を終了しトラッキングサーボを閉にする
前の間に行なえばよい。
【0056】今、目標トラックはグルーブトラックであ
るとする。再生装置は、トラッキング制御によって光ス
ポットが追従したトラックから情報を再生し、トラック
アドレスを検出する。コントロール回路24は、検出さ
れたトラックアドレスがグルーブトラックのものであ
り、かつ読み出し指示を受けたセクタが存在するトラッ
クであることを確認する。
【0057】もし、異なっていた場合は、現在のトラッ
クアドレスと読み出し指示を受けたセクタが存在するト
ラック(目標トラック)との相対位置の違いを再び求め
る。そして、上記動作を再度行う。そして、現在のトラ
ックアドレスと読み出し指示を受けたセクタが存在する
トラックのアドレスが一致したら、再生装置は、読み出
し指示を受けたセクタの情報を再生し、外部のホストコ
ンピュータに読み出し情報を転送する。この動作は、情
報再生回路22からの再生データを、コントロール回路
24がホストコンピュータ30へ転送することによって
行われる。
【0058】その後、再生装置は、再びホストコンピュ
ータからの指示を待つ。なお、本実施形態では、記録媒
体1のトラックアドレスは、内周トラックから昇順に付
することとしたが、例えば、内側から順にランドトラッ
クに1、2、3、・・、Nというアドレスを付し(Nは
最外周のランドトラックのアドレス)、内側から順にグ
ルーブトラックにN+1、N+2、・・・、2Nという
アドレスを付してもよい。この場合、アドレスがN以下
ならランドトラック、Nより大きければグルーブトラッ
クであると判別できる。
【0059】なお、ランド/グルーブ判定回路23に入
力される信号は、本実施形態ではPPS信号に含まれる
アドレス情報としたが、記録媒体上のある領域を示す値
であれば、他の情報でもよい。
【0060】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、記録媒
体のトラックピッチを実質的に従来の半分にすることが
できる。従って、記録媒体に従来の2倍の情報を記録で
きる。さらに本発明によれば、第1グループのトラック
及び第2グループのトラックを任意に再生できる。した
がって、ランダムアクセス型の記憶装置として使用でき
る。
【0061】また、ヘッドも特殊な構成は必要とせず、
コストアップにもならない。また、CDの様な再生専用
媒体ばかりでなく、書き換え型の媒体への応用もでき
る。また、本発明によれば、レーザ光の照射位置を他の
トラックに移動させる際に、移動先のトラックがどちら
のグループのトラックであるかを判別してトラッキング
の制御条件を選択するので、トラッキング制御条件の選
択動作とレーザ光の移動動作を並行して行なうことがで
き、データのアクセス速度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の情報再生装置の構成を示
す図。
【図2】本発明の一実施形態の情報再生装置に用いる情
報記録媒体のトラック構造を示す図。
【図3】本発明の一実施形態の情報再生装置の構成を示
す図。
【図4】本発明の一実施形態の情報再生装置のサーボコ
ントローラ及びシステムコントローラの構成を示す図。
【図5】本発明の一実施形態の情報再生装置のトラック
エラー信号の極性の変化を示す図。
【図6】従来のCD(コンパクトディスク)の構成を示
す図。
【符号の説明】
1:ディスク形状記録媒体(光磁気ディスク)、 2:ランドトラック、 3:グルーブトラック、 4:光ヘッド、 5:光源(半導体レーザ)、 6:対物レンズ、 8:ディテクタ、 10:サーボコントローラ、 14:ランドトラック制御回路、 15:グルーブトラック制御回路、 16:フォーカス制御回路、 17、18:スイッチ回路、 20:システムコントローラ、 21:アドレス検出回路、 22:情報再生回路、 23:ランド/グルーブ判定回路、 24:コントロール回路、 30:ホストコンピュータ、 40:スピンドルモータ、 41:位相ピット、 42:光磁気ピット、 43、45:アドレス部、 44、46:情報記録部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報が記録されている第1グループの情報
    トラックと第2グループの情報トラックが同心状又は螺
    旋状に存在し、前記第1グループのトラックと前記第2
    グループのトラックは半径方向に交互に段差がつけられ
    て存在し、かつ前記第1グループのトラックと前記第2
    グループのトラックのそれぞれには、記録されている情
    報を検索するためのアドレス情報が記録されているディ
    スク形状の情報記録媒体に対して光ビームを照射するこ
    とにより情報を再生する再生装置であって、 前記光ビームの照射位置の移動先トラックのアドレス情
    報を入力し、そのアドレスが第1グループのトラックの
    アドレスであるか、第2グループのトラックのアドレス
    であるかを判定する判定手段と、 前記光ビームの照射位置を前記第1グループのトラック
    あるいは前記第2グループのトラックに追従させるトラ
    ッキング制御手段と、 前記トラッキング制御手段における制御条件を、前記第
    1グループのトラックに対するトラッキング制御の条件
    あるいは前記第2グループのトラックに対するトラッキ
    ング制御の条件に設定する設定手段と、 前記判定手段による判定結果に従って、前記制御条件を
    設定する設定手段と、 前記光ビームの照射位置を前記移動先トラックへ移動さ
    せる移動手段とを備えたことを特徴とする情報再生装
    置。
  2. 【請求項2】前記設定手段におけるトラッキング制御の
    条件の設定は、前記トラッキング制御時に用いられるト
    ラックエラー信号の極性を切り替える設定であることを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載の情報再生装置。
  3. 【請求項3】前記設定手段による前記制御条件の設定
    は、前記移動手段による前記光ビームの移動が終了する
    前に行なうことを特徴とする請求項2記載の情報再生装
    置。
JP8141375A 1995-06-14 1996-06-04 情報再生装置 Pending JPH09320066A (ja)

Priority Applications (3)

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JP8141375A JPH09320066A (ja) 1996-06-04 1996-06-04 情報再生装置
PCT/JP1996/001617 WO1997000517A1 (fr) 1995-06-14 1996-06-13 Dispositif et procede permettant de reproduire des informations
EP96917674A EP0775999A1 (en) 1995-06-14 1996-06-13 Device and method for reproducing information

Applications Claiming Priority (1)

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JP8141375A JPH09320066A (ja) 1996-06-04 1996-06-04 情報再生装置

Publications (1)

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Family

ID=15290543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6392972B1 (en) 1998-12-01 2002-05-21 Fujitsu Limited Optical storage unit having a dual position optical phase adjuster

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6392972B1 (en) 1998-12-01 2002-05-21 Fujitsu Limited Optical storage unit having a dual position optical phase adjuster

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