JPH09319693A - データ転送装置および並列コンピュータシステム - Google Patents

データ転送装置および並列コンピュータシステム

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JPH09319693A
JPH09319693A JP8132464A JP13246496A JPH09319693A JP H09319693 A JPH09319693 A JP H09319693A JP 8132464 A JP8132464 A JP 8132464A JP 13246496 A JP13246496 A JP 13246496A JP H09319693 A JPH09319693 A JP H09319693A
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Yoichi Tanaka
洋一 田中
Noboru Yamamoto
昇 山本
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Hitachi Ltd
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    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/382Information transfer, e.g. on bus using universal interface adapter
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 並列コンピュータシステムを含めて小規模か
ら大規模のコンピュータシステムにおいて、コストパフ
ォーマンスの良い最適な構成を実現する。 【解決手段】 コンピュータシステムA(471)とコ
ンピュータシステムB(472)は、データ転送装置1
12、113、412、413を介して接続され、全体
としては並列コンピュータシステムである。また各コン
ピュータシステム内のI/O制御装置121、421も
またデータ転送装置111、411を介して接続する。
それぞれのデータ転送装置111〜113、および41
1〜413のハードウェアは同一であり、データ転送装
置111〜113、411〜413の外部入出力ポート
151、451の先に接続されるI/O制御装置12
1、421、および他のコンピュータシステムのデータ
転送装置に対するデータ転送方式の違いは、オペレーテ
ィングシステムのドライバプログラムにより吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ転送技術お
よび並列コンピュータシステムに関し、特に、ワークス
テーション、サーバ等のコンピュータシステムにおい
て、メモリと入出力(I/O)装置との間のデータ転送
や、複数のコンピュータシステム間の接続等に適用して
有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、ワークステーション、サーバ
等のコンピュータシステムのCPU(中央処理装置)に
は、主にRISCプロセッサが採用され、パイプライン
制御等の論理方式の改善と半導体技術の進歩による動作
周波数の増加により、その単体性能はますます向上して
いる。
【0003】また一方では装置に対する要求項目とし
て、特にサーバに対しては、単位時間内に処理するトラ
ンザクション数を増加させることであり、このためには
上記単体CPU性能の向上のみならず、複数のコンピュ
ータシステムにおいてCPUの並列処理が行える機構を
設け、また接続できるディスク装置等の外部記憶装置の
台数、容量を増加させる必要がある。
【0004】しかし同一のバスまたはクロスバスイッチ
に接続できるCPU、メモリ、I/O装置の台数は、そ
のバスまたはクロスバスイッチのデータ転送動作速度を
保証するための負荷容量に対する電気的制限、またバス
またはクロスバスイッチを構成するバックボードの大き
さに対する製造技術上の物理的制限から、一定の限界が
ある。
【0005】したがって多数のI/O装置の接続を必要
とする高性能サーバのハードウェア構成は、CPUとメ
モリを接続するシステムバスまたはクロスバスイッチ
と、I/O装置を接続するI/Oバスを階層的に接続す
る多階層バス構成をとる場合が多い。またCPUが並列
処理できる個数を増加させるために、各コンピュータシ
ステムをI/O装置を通してお互いに接続することが行
われている。
【0006】ここで、この多階層バス構成を実現するた
めに必要な相互のバスを接続するバス拡張装置について
の技術は、たとえば特開平1−183757号公報など
に開示されている。すなわち、CPUと第1段目の各I
/O装置を結ぶアドレス用およびデータ用共通バスと同
様な共通サブバスを第2段目以降の下位I/O装置にも
設けることにより、システムバスの拡張を簡単に実現し
ようとするものである。
【0007】また一方のバスから他方のバスへのデータ
転送を効率良く行う方式としての技術は、特開平6−1
49730号公報などに開示されている。すなわち、プ
ロセッサと記憶装置とが第1のバスに接続され、入出力
装置が接続される第2のバスが所定のバス変換装置を介
して第1のバスに接続されるようにした階層構造をなす
バスシステムにおいて、第1および第2のバスをスプリ
ットバスとしたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】接続するI/O装置台
数を増やしても、システム全体で一定の信頼性を確保す
るためには、I/O装置障害が発生した時に、その障害
を局所化することが必要である。
【0009】またバスを階層化することは、CPU/メ
モリと、I/O装置間を論理的にも物理的にも遠くし、
このためCPUからI/O装置の制御を直接CPUの命
令動作で行うと、その命令実行時間が長くなり、CPU
の性能がそのI/O装置の制御で低下してしまう。また
メモリとI/O装置間のデータ転送レイテンシが大きく
なるために、I/O装置から直接データ転送を起動する
と、メモリからのプリフェチデータ、またメモリへの書
き込みデータを一時格納するために、I/O装置側に大
容量のバッファを必要とし、I/O装置のコストが増加
してしまう。
【0010】また近年、新規デバイスが様々開発されて
いるが、これに対応するためのI/O装置を自コンピュ
ータシステム用に逐次開発していくことは開発コストが
かさむ。したがってサードパーティ社製のI/O装置を
自コンピュータシステムに組み込むことが必要である。
また一般にこれらのサードパーティ社製のI/O装置
は、PCIバス等の業界標準バス対応であり、自コンピ
ュータのオペレイティングシステムに対する影響を極力
小さくしながら、自コンピュータシステムにPCIバス
等の業界標準バスを接続することが大事である。
【0011】また、CPUの並列処理のために、他コン
ピュータシステムのCPUとの通信をI/O装置を介し
て行うことは、コンピュータシステム間通信時I/O装
置の制御プロトコルが介在するため、オーバヘッドが発
生し、効率が悪い。またデータ転送速度の上限がI/O
デバイス自体の転送速度に押さえられてしまう。
【0012】本発明の第1の目的は、直接CPUの命令
動作ではI/O装置の制御を行わないようにすること
で、I/O装置の障害が発生したときもそれをCPU障
害に伝搬させずに局所化し、障害の影響を最小限に止め
ることが可能なデータ転送技術を提供することにある。
【0013】本発明の第2の目的は、I/O装置側に、
大容量のバッファ等の特別なハードウェアを設けること
無く、I/O装置とメモリ間のデータ転送を効率良く行
わせることが可能なデータ転送技術を提供することにあ
る。
【0014】本発明の第3の目的は、メモリとI/O装
置間のデータ転送の制御方法に統一した手段をあらかじ
め提供しておくことで、種々のI/Oデバイスに対応す
べく、サードパーティ社製の多様なI/O装置をそのま
ま自コンピュータシステムに組み込む場合にも、自コン
ピュータシステムのオペレイティングシステムのドライ
バプログラムの変更等の影響を小さくすることが可能な
データ転送技術を提供することにある。
【0015】本発明の第4の目的は、I/O装置を介在
させることなく、複数のコンピュータシステム間におけ
るシステム間通信を高速に行うことが可能な並列コンピ
ュータシステムを提供することにある。
【0016】本発明の第5の目的は、複数のコンピュー
タシステムを含む並列コンピュータシステムにおいて、
他のコンピュータシステムへの通信インタフェースとI
/O装置の接続インタフェースを共通化することで小規
模から大規模なシステムまで最大のコストパフォーマン
スを得るとともに、ハードウェアの構成に柔軟性をあた
えることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンピュータ
システムにおいて、バスまたはクロスバスイッチにより
CPUとメモリおよびデータ転送装置を接続し、データ
転送装置の外部入出力ポートには、複数のI/O装置を
制御するI/O制御装置もしくは他のコンピュータシス
テムが接続される構成とし、データ転送装置は、CPU
からストア命令によって発行され、所定の記憶手段に格
納されるコマンドや付加情報および制御情報によってメ
モリと外部入出力ポートとの間におけるデータ転送を制
御し、実行結果等の情報は、CPUからロード命令によ
って参照される記憶手段に出力するように動作する。
【0018】また、各々がデータ転送装置を備えた複数
のコンピュータシステムを当該データ転送装置を介して
接続することにより、並列コンピュータシステムを構成
する。この場合、コンピュータシステム間のインタフェ
ースとして複数のデータ転送装置を用い、相互に接続さ
れる複数のデータ転送装置の組み合わせの各々を、転送
データの種別毎に専用とすることができる。
【0019】より具体的には、一例としてデータ転送装
置は、データ転送起動を指示する複数個のコマンドを格
納するコマンド格納バッファ、および上記コマンド列に
対応した先頭メモリアドレスを格納するメモリアドレス
格納バッファ、および上記コマンド列に対応した転送バ
イト数を格納する転送バイト数格納バッファ、および上
記コマンド列に対応したコマンドチェイン情報を格納す
るコマンドチェイン情報格納バッファ、および上記コマ
ンド格納バッファに格納されたコマンド列の解読および
データ転送の実行の開始をそのレジスタへの設定で指示
するコマンド実行指示レジスタ、および上記コマンド列
に対するデータ転送完了を示すコマンド実行完了表示レ
ジスタ、および上記コマンド列に対するデータ転送の実
行結果を格納するステータス表示レジスタ、および上記
コマンド格納バッファの内容の初期化をそのレジスタへ
の制御情報の設定で指示するコマンドクリア指示レジス
タ、およびメモリから外部出力ポート方向に転送される
データを一時格納するアウトバウンドバッファ、および
外部入力ポートからメモリ方向に転送されるデータを一
時格納するインバウンドバッファを内蔵した構成とす
る。
【0020】また上記のコマンド格納バッファ、メモリ
アドレス格納バッファ、転送バイト数格納バッファ、コ
マンドチェイン情報格納バッファ、コマンド実行指示レ
ジスタ、コマンドクリア指示レジスタに書き込むデータ
は、CPUのストア命令により与えられ、また上記のコ
マンド実行完了表示レジスタ、ステータス表示レジスタ
に書き込むデータは、データ転送装置自身が生成する。
【0021】上記コマンド格納バッファに格納されるコ
マンドの種類としては、一例として、メモリから外部出
力ポート方向へのデータ転送を行うライトコマンド、お
よび外部入力ポートからメモリ方向へのデータ転送を行
うが、インバウンドバッファにデータが無いときは、外
部入力ポートからインバウンドバッファにデータが格納
されるまで待つウェイトアンドリードコマンド、および
外部入力ポートからメモリ方向へのデータ転送を行が、
インバウンドバッファにデータが無いときは、データ転
送を行わないリードコマンドからなる。
【0022】メモリと本発明のデータ転送装置の先に接
続されているI/O装置の間でデータ転送を行うために
は、CPUのストア命令により、行わせたいデータ転送
動作に対応するコマンド列をコマンド格納バッファに書
き込むと共に、それらのコマンドに対する付加情報をメ
モリアドレス格納バッファ、転送バイト数格納バッフ
ァ、コマンドチェイン情報格納バッファに書き込む。そ
の後コマンド実行指示レジスタにCPUのストア命令に
より、コマンド実行開始フラグを書き込む。データ転送
装置は、コマンド実行指示レジスタにコマンド実行開始
フラグが書き込まれたことを受けて、コマンド格納バッ
ファ、メモリアドレス格納バッファ、転送バイト数格納
バッファ、コマンドチェイン情報格納バッファより、コ
マンドとそのコマンドに付随する付加情報を読み出し、
コマンドを解読してデータ転送を開始する。そのデータ
転送動作が完了した時、コマンドチェイン情報を判定し
て、さらに次のコマンドを読み出して実行するか、また
はステータス表示レジスタにコマンド実行結果を格納
し、コマンドの実行完了を示すフラグをコマンド実行完
了表示レジスタに格納する。
【0023】CPUはコマンド実行開始を指示した後
は、コマンド実行完了表示レジスタおよびステータス表
示レジスタをロード命令で読みとって、指示したコマン
ド列の実行完了とその実行結果を知る。
【0024】データ転送装置の外部入出力ポートに接続
されるI/O制御装置もしくは他のコンピュータシステ
ムに対して、オペレーティングシステムのドライバプロ
グラムが、このI/O制御装置もしくは他のコンピュー
タシステムと自システムのメモリの間のデータ転送を、
上記コマンドを組み合わせることで制御し実行する。
【0025】本発明の場合、上述のように、CPUから
データ転送装置に対して、データ転送を起動する際は、
ストア命令のみしか使わない。CPU自体にとってスト
ア命令動作はストアデータをCPUから送出した時点で
完了するため、本発明のようにCPUからストア命令に
て出力される制御情報にてデータ転送を起動する方式を
用いれば、CPUの性能がデータ転送制御のために低下
することは無い。
【0026】またデータ転送装置の外部入出力ポートの
先に接続される装置は、I/O制御装置もしくは他のコ
ンピュータシステムであるが、これらのデータ転送仕様
の違いはオペレーティングシステムのドライバプログラ
ムにより吸収できる。したがってデータ転送装置のハー
ドウェアはI/O制御装置およびコンピュータのいずれ
の接続にも共通して用いることができるため、本発明の
データ転送技術を採用したデータ転送装置を内蔵するコ
ンピュータシステムではコストパフォーマンスを確保し
ながら、そのシステム構成を柔軟に設定することができ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0028】(実施の形態1)図1は、本発明の一実施
の形態であるデータ転送装置を備えたコンピュータシス
テムの構成の一例を示すブロック図である。
【0029】本実施の形態のコンピュータシステムは、
マルチプロセッサシステムであり、システムバス141
に複数のCPU101〜103とメモリ104とデータ
転送装置111〜113を接続した構成となっている。
またデータ転送装置111〜113の外部入出力ポート
151〜153の先には、I/Oバス161〜163を
介して複数のI/O装置131〜139をそれぞれ制御
するI/O制御装置121〜123を接続している。メ
モリ104とI/O制御装置121〜123の各々との
間のデータ転送はデータ転送装置111〜113の各々
を介して行う。すなわち、データ転送装置111〜11
3にデータ転送を行わせるコマンド列をCPU101〜
103の命令動作で書き込み、データ転送装置111〜
113は、それらのコマンド列を解読し、データ転送を
実行する。
【0030】ここで、本実施の形態のデータ転送装置を
備えたコンピュータシステムにおいては、I/O装置1
31〜139およびI/O制御装置121〜123に障
害が発生した場合、それはデータ転送が正常に完了しな
いという結果になるのみで、CPU101〜103に障
害として伝搬することは無く、障害範囲を局所化するこ
とができる。従って、多数のI/O装置131〜139
を接続する大規模コンピュータシステムにおいても、本
実施の形態の構成をとることで、たとえば、I/O装置
131〜139の接続台数の増大に伴う当該I/O装置
131〜139の故障率の増加があっても、CPU10
1〜103の信頼性の低下を防ぐことができる。
【0031】また新規I/O装置、特にサードパーティ
社製I/O装置を本実施の形態のコンピュータシステム
に接続する場合も、その新規I/O装置に特有の制御仕
様はI/O制御装置で吸収することができ、メモリ10
4とI/O制御装置121〜123との間のデータ転送
方式に影響を与えない。したがって当該コンピュータシ
ステムのオペレーティングシステムを変更する必要が無
い。
【0032】CPU101〜103の性能は、その命令
動作を行うハードウェアの動作速度に影響される。本実
施の形態の構成においては、後述のように、システムバ
ス141に接続するCPU101〜103とメモリ10
4とデータ転送装置111〜113がCPU101〜1
03の命令動作を行うハードウェアの範囲である。デー
タ転送装置111〜113の外部入出力ポート151〜
153の先は、CPU101〜103の命令動作には影
響を与えない。したがって本実施の形態の構成によれ
ば、システムバス141に接続するCPU101〜10
3とメモリ104とデータ転送装置111〜113の動
作速度を上げれば、CPU101〜103の性能も向上
する。本実施の形態はCPU性能とは直接関係ないデー
タ転送装置111〜113とI/O制御装置121〜1
23との間をケーブル等で物理的に離すことができ、シ
ステムバス141に接続されるデータ転送装置111〜
113等の部分をハードウェア的に高密度に実装するこ
とにより、データ転送装置111〜113の動作速度の
増加によるCPU101〜103の性能の向上を実現で
きる。
【0033】次に図1に例示される本実施の形態のコン
ピュータシステムにおけるデータ転送装置111〜11
3の構成および作用の一例を図2、図3を用いて説明す
る。図2は本実施の形態のデータ転送方式を採用したデ
ータ転送装置111〜113のブロック図である。図3
はデータ転送装置111とI/O制御装置121のデー
タ転送の制御の一例を示すフロー図である。データ転送
装置111〜113の各々や、その配下の構成は等価な
ので、以下、説明は代表してデータ転送装置111にて
行う。
【0034】図2に例示されるように、データ転送装置
111は、システムバス141側のインタフェースとし
てシステムバス入力ポート回路201、システムバス出
力ポート回路202を備え、外部入出力ポート151側
のインタフェースとして、外部出力ポート回路203お
よび外部入力ポート回路204を持ち、両者の間のデー
タ転送経路には、アウトバウンドバッファ227および
インバウンドバッファ228が設けられている。
【0035】システムバス入力ポート回路201には、
アドレスデコード回路211、コマンドクリア指示レジ
スタ221、コマンド実行指示レジスタ222、コマン
ド格納バッファ223、メモリアドレス格納バッファ2
24、転送バイト数格納バッファ225、コマンドチェ
イン情報格納バッファ226が接続されている。
【0036】コマンドクリア指示レジスタ221、コマ
ンド実行指示レジスタ222は、コマンド実行回路24
2によって参照される。コマンド格納バッファ223
は、コマンド読出レジスタ231、コマンドデコード回
路241を介してコマンド実行回路242によって参照
される。転送バイト数格納バッファ225は、転送バイ
ト数読出レジスタ232を介してコマンド実行回路24
2によって参照される。コマンドチェイン情報格納バッ
ファ226は、コマンドチェイン情報読出レジスタ23
3を介してコマンド実行回路242によって参照され
る。メモリアドレス格納バッファ224の設定値は、メ
モリアドレスレジスタ212およびアドレスインクリメ
ンタ213を介して、システムバス出力ポート回路20
2のアドレス入力の生成に用いられる。
【0037】コマンド実行回路242は、コマンド実行
完了表示レジスタ251に、任意のコマンドの実行完了
の有無を示すフラグ等の情報を出力し、ステータス表示
レジスタ252に、コマンドの実行結果等の情報を出力
する。コマンド実行完了表示レジスタ251およびステ
ータス表示レジスタ252は、セレクタ214を介して
システムバス出力ポート回路202のデータ入力とな
り、CPU101〜103によって参照される。セレク
タ214は、インバウンドバッファ228と、コマンド
実行完了表示レジスタ251およびステータス表示レジ
スタ252のシステムバス出力ポート回路202に対す
る接続の選択を行う。
【0038】本実施の形態においては、メモリ104か
らI/O制御装置121へのデータ転送はもとより、そ
の逆方向のI/O制御装置121からメモリ104への
データ転送の許可もまた当コンピュータシステムのオペ
レーティングシステムのドライバプログラムが制御する
ものとする。また転送されるデータの単位をパケットと
呼ぶものとする。
【0039】ここでメモリ104からI/O制御装置1
21へ転送すべきデータパケットがメモリ104上に三
つあり、また同時にI/O制御装置121からメモリ1
04へのデータパケットの転送を三つまで許可する場合
を考える。
【0040】まずメモリ104上にI/O制御装置12
1に対して最大3個のデータパケットの送出を許可す
る、コマンドパケットを生成する。次にデータ転送装置
111の中のコマンドクリア指示レジスタ221をスト
ア命令で設定することで、コマンド格納バッファ223
を初期化した上で、コマンド格納バッファ223にライ
トコマンド301をストア命令により書き込む。ここで
ストア命令またはロード命令に伴うシステムバス141
上のバス動作において、そのアドレスをアドレスデコー
ド回路211にてデコードすることで、対象のレジスタ
またはバッファを検知する。またメモリアドレス格納バ
ッファ224、転送バイト数格納バッファ225にメモ
リ104上のI/O制御装置121に対して最大3個の
データパケットの送出を許可するコマンドパケットの先
頭メモリアドレス、バイト数をストア命令で書き込む。
さらにこのコマンドパケット以外に転送すべきデータパ
ケットがあるので、コマンドチェイン情報格納バッファ
226にチェイン有りフラグをストア命令で書き込む。
また三つのデータパケットをメモリ104からI/O制
御装置121へ転送するために、コマンド格納バッファ
223にライトコマンド302〜304を、またメモリ
アドレス格納バッファ224、転送バイト数格納バッフ
ァ225に該当する値を、コマンドチェイン情報格納バ
ッファ226にはすべてチェイン有りフラグをストア命
令で書き込む。さらに受信されることが予想されるI/
O制御装置121からの三つのデータパケットをメモリ
104に転送するために、コマンド格納バッファ223
にウェイトアンドリードコマンド305〜307を、ま
たメモリアドレス格納バッファ224、転送バイト数格
納バッファ225に該当する値を、コマンドチェイン情
報格納バッファ226には最後のウェイトアンドリード
コマンド307に対してのみ、チェイン無しフラグをそ
れ以外はチェイン有りフラグをストア命令で書き込む。
最後にコマンド実行指示レジスタ222にコマンド実行
指示フラグをストア命令で書き込むことにより、データ
転送装置111に対してデータ転送を起動する。
【0041】データ転送装置111は、コマンド実行指
示レジスタ222にコマンド実行指示フラグ(第1の制
御情報)が書き込まれたことで、コマンド格納バッファ
223、メモリアドレス格納バッファ224、転送バイ
ト数格納バッファ225、コマンドチェイン情報格納バ
ッファ226からデータを読み出し、それらをそれぞれ
コマンド読出レジスタ231、メモリアドレスレジスタ
212、転送バイト数読出レジスタ232、コマンドチ
ェイン情報読出レジスタ233にセットする。その後、
読み出したコマンドをコマンドデコード回路241にて
解読し、コマンド実行回路242に制御を渡す。本実施
の形態では、最初のコマンドはライトコマンド301で
あり、これによりメモリ104からアウトバウンドバッ
ファ227へコマンドパケットの転送を開始する。ここ
でシステムバス141上は、当該システムバス141の
プロトコルで定められた転送単位各に転送され、その都
度メモリアドレスはアドレスインクリメンタ213によ
りインクリメントされる。アウトバウンドバッファ22
7に一時蓄えられたコマンドパケットは、それが外部入
出力ポート151の転送単位分蓄えられたら、外部出力
ポート回路203を通してI/O制御装置121にデー
タ転送を開始する。コマンドパケットをすべてメモリ1
04からアウトバウンドバッファ227に転送したら、
コマンド実行回路242はコマンドチェイン情報読出レ
ジスタ233の値がチェイン有りであることを判定し、
さらに次のコマンド、メモリアドレス、転送バイト数、
コマンドチェイン情報を読み出す。以下同様にこれを繰
り返す。
【0042】I/O制御装置121は、外部出力ポート
回路203からI/O制御装置121への転送データ3
21(I/O制御装置121に対して最大3個のデータ
パケットの送出を許可するコマンドパケット)を受信す
ると、それを受けてI/O制御装置121からインバウ
ンドバッファ228へ転送データ325〜327(I/
O制御装置121からのデータパケット)を送出する。
【0043】5、6、7番目に読み出すコマンドは、ウ
ェイトアンドリードコマンドであり、これはI/O制御
装置121から送出されることが予想されるパケットを
メモリ104に転送するコマンドである。また実際には
インバウンドバッファ228に一時格納されたパケット
をメモリ104に転送するが、コマンドを解読するタイ
ミングがI/O制御装置121からのパケットの送出よ
り早い場合、当ウェイトアンドリードコマンドはインバ
ウンドバッファ228にパケットが格納されるのを待
つ。7番目のウェイトアンドリードコマンド307に対
するメモリへの転送データ317の転送完了後は、コマ
ンドチェイン情報読出レジスタ233の値はチェイン無
しフラグであるため、これでデータ転送装置111はコ
マンドの読み出しは行わず、コマンド実行完了表示レジ
スタ251にコマンド列の実行完了フラグ(第2の制御
情報)を設定し、またステータス表示レジスタ252に
実行結果(第2の制御情報)を格納する。
【0044】オペレーティングシステムのドライバプロ
グラムは、このコマンド実行完了表示レジスタ251、
ステータス表示レジスタ252をロード命令で読み取る
ことで、コマンド列の実行終了とその実行結果を知るこ
とができる。
【0045】また本実施の形態では記述していないが、
I/O制御装置121からのパケット送出を許可して
も、当該I/O制御装置121が必ずしもパケットを送
出しない可能性がある場合、ウェイトアンドリードコマ
ンドでは永久にパケットを待ち続けることになる、とい
う懸念があり、その場合には、永久にパケットを待ち続
ける、という不具合をさけるため、リードコマンドを使
いデータ転送を起動する。リードコマンドは、インバウ
ンドバッファ228にメモリ104に転送すべきパケッ
トが無い場合、そのコマンド動作を終了させるので、す
みやかに、次のコマンドを実行することができる。
【0046】以上説明したように、本実施の形態の場合
には、データ転送装置をコンピュータシステムに内蔵す
ることで、データ転送装置に接続されたI/O装置への
データ転送制御時も、CPU命令動作性能に影響を与え
るハードウェアの範囲をデータ転送装置までに極小化
し、当該データ転送装置の部分を高密度実装することで
CPU命令動作速度を上げることができる。また、CP
Uは、ロード/ストア命令によってデータ転送装置まで
しかアクセスしないため、I/O制御装置121以降に
おけるI/O障害がCPUに伝搬する懸念がなく、コン
ピュータシステム全体の信頼性を向上させることができ
る。
【0047】(実施の形態2)次に、複数のコンピュー
タシステムを接続して構成される並列コンピュータシス
テムにおける本発明のデータ転送技術の適用例を図4お
よび図5を用いて説明する。
【0048】図4は、本発明のデータ転送技術を採用し
たデータ転送装置を介して複数のコンピュータシステム
を相互に接続してデータ転送を行うようにした、並列コ
ンピュータシステムの構成の一例を示すブロック図であ
る。
【0049】コンピュータシステムA(471)とコン
ピュータシステムB(472)は、データ転送装置11
2とデータ転送装置412およびデータ転送装置113
とデータ転送装置413とで接続されていて、これらの
データ転送装置を介してお互いのメモリ104とメモリ
404上のデータを転送し合う。本実施の形態における
データ転送制御の仕様は、お互いのコンピュータシステ
ムから非同期にデータを転送するものとし、このため各
々のコンピュータシステムには、データパケット送信お
よび状態ステータス表示パケット受信専用のデータ転送
装置と、データパケット受信専用のデータ転送装置を持
つ。
【0050】コンピュータシステムA(471)におい
ては、データ転送装置112をデータパケット送信およ
び状態ステータス表示パケット受信専用、データ転送装
置113をデータパケット受信専用のデータ転送装置と
し、コンピュータシステムB(472)においては、デ
ータ転送装置413をデータパケット送信および状態ス
テータス表示パケット受信専用、データ転送装置412
をデータパケット受信専用のデータ転送装置とする。
【0051】次にコンピュータシステムA(471)か
らコンピュータシステムB(472)へのデータパケッ
トの転送における制御フローの一例を図5により説明す
る。図5はコンピュータシステムA(471)内のデー
タ転送装置112からコンピュータシステムB(47
2)内のデータ転送装置412へのパケットの転送制御
の一例を示すフロー図である。
【0052】ここで、一例としてコンピュータシステム
A(471)内のメモリ104からコンピュータシステ
ムB(472)内のメモリ404に転送すべきパケット
として、状態ステータス表示パケットの送出を要求する
コマンドパケットとデータパケットが五つある場合を考
える。
【0053】コンピュータシステムA(471)におい
て、状態ステータス表示パケットの送出を要求するコマ
ンドパケットと五つのデータパケットの送信を行うため
に、データ転送装置112の中のコマンド格納バッファ
501にライトコマンド511〜516を設定し、また
メモリアドレス格納バッファ、転送バイト数格納バッフ
ァ、コマンドチェイン情報格納バッファにも必要な値を
設定する。さらに受信することが予想される状態ステー
タス表示パケットをメモリ104に転送するために、ウ
ェイトアンドリードコマンド517をコマンド格納バッ
ファ501に設定し、またメモリアドレス格納バッフ
ァ、転送バイト数格納バッファ、コマンドチェイン情報
格納バッファにも必要な値を設定する。ここで少なくと
もウェイトアンドリードコマンド517に対するコマン
ドチェイン情報はチェイン無しにする必要がある。
【0054】一方、コンピュータシステムB(472)
においては、受信するパケットをメモリ404に転送す
るため、データ転送装置412の中のコマンド格納バッ
ファ521にウェイトアンドリードコマンド531〜5
37を設定し、またメモリアドレス格納バッファ、転送
バイト数格納バッファ、コマンドチェイン情報格納バッ
ファにも必要な値を設定する。ここで本実施の形態にお
いてはオペレーティングシステムのドライバプログラム
はメモリ404に転送されるパケットの内容を二つづつ
調べる仕様とする。このためコマンドチェイン情報は一
つ置きにチェイン無しを設定し、二つ分のパケットのメ
モリ404への転送完了をオペレーティングシステムの
ドライバプログラムが分かる様にしておく。上記の設定
にてパケットの転送が開始されると、コンピュータシス
テムA(471)からは、状態ステータス表示パケット
の送出を要求するコマンドパケットおよび五つのデータ
パケットが連続的に送出される。コンピュータシステム
B(472)側は、データ転送装置412内のインバウ
ンドバッファにそれらのパケットを受信するが、それら
のパケットの内、状態ステータス表示パケットの送出を
要求するコマンドパケットと一つのデータパケットをメ
モリ404に転送する動作が完了したところで、コマン
ドチェイン情報がチェイン無しの設定のためメモリ40
4への転送は停止する。オペレーティングシステムのド
ライバプログラムはデータ転送装置412内のコマンド
実行完了レジスタとステータス表示レジスタを検査する
ことで、二つのパケットがメモリ404に転送済みのこ
とを検知し、それらのパケットの内容を調べる。その結
果、状態ステータス表示パケットの送出を要求するコマ
ンドパケットの受信を検知し、これに対する状態ステー
タス表示パケットを送出するために、データ転送装置4
12内のコマンド格納バッファ521を一旦コマンドク
リア指示レジスタに設定することで、初期化する。その
後、メモリ404上に状態ステータス表示パケットを生
成し、コンピュータシステムA(471)に送出するた
めに、データ転送装置412内のコマンド格納バッファ
521にライトコマンド541を設定し、またメモリア
ドレス格納バッファ、転送バイト数格納バッファ、コマ
ンドチェイン情報格納バッファにも必要な値を設定す
る。つづいてウェイトアンドリードコマンド542〜5
47を設定し、またメモリアドレス格納バッファ、転送
バイト数格納バッファ、コマンドチェイン情報格納バッ
ファにも必要な値を設定する。この後、データ転送装置
412内のコマンド実行指示レジスタにコマンド実行フ
ラグを書き込むことで、メモリ404とデータ転送装置
412間のデータ転送を再開する。
【0055】このように、本実施の形態の並列コンピュ
ータシステムの場合には、I/O制御装置121および
他のコンピュータシステムのいずれをもを等価に接続す
ることが可能なデータ転送装置を用いて複数のコンピュ
ータシステムを接続するので、データ転送装置を、I/
O制御装置およびコンピュータシステムの接続に汎用的
に用いることができ、小規模から大規模なシステムまで
最適なコストパフォーマンスで、柔軟かつ多様なシステ
ム構成を実現することができる。
【0056】また、複数のコンピュータシステムの相互
接続に、I/O制御装置やI/O装置等を介在させない
ので、当該I/O制御装置やI/O装置等の性能によっ
て、複数のコンピュータシステム間におけるデータ転送
速度が制約されることがなく、並列コンピュータシステ
ムの性能を向上させることができる。
【0057】また、個々のコンピュータシステムにおい
ては、他のコンピュータシステムとのデータ転送におけ
る制御範囲が、自コンピュータシステム側のデータ転送
装置の内部に限られるので、一つのコンピュータシステ
ムでの障害が、他のコンピュータシステムに波及するこ
とがなく、並列コンピュータシステム全体の動作の信頼
性が向上する。
【0058】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0059】
【発明の効果】本発明のデータ転送装置によれば、直接
CPUの命令動作ではI/O装置の制御を行わないよう
にすることで、I/O装置の障害が発生したときもそれ
をCPU障害に伝搬させずに局所化し、障害の影響を最
小限に止めることができる、という効果が得られる。
【0060】また、I/O装置側に、大容量のバッファ
等の特別なハードウェアを設けること無く、I/O装置
とメモリ間のデータ転送を効率良く行わせることができ
る、という効果が得られる。
【0061】また、メモリとI/O装置間のデータ転送
の制御方法に統一した手段をあらかじめ提供しておくこ
とで、種々のI/Oデバイスに対応すべく、サードパー
ティ社製の多様なI/O装置をそのまま自コンピュータ
システムに組み込む場合にも、自コンピュータシステム
のオペレイティングシステムのドライバプログラムの変
更等の影響を小さくすることができる、という効果が得
られる。
【0062】本発明の並列コンピュータシステムによれ
ば、I/O装置を介在させることなく、複数のコンピュ
ータシステム間におけるシステム間通信を高速に行うこ
とができる、という効果が得られる。
【0063】また、複数のコンピュータシステムを含む
並列コンピュータシステムにおいて、他のコンピュータ
システムへの通信インタフェースとI/O装置の接続イ
ンタフェースを共通化することで小規模から大規模なシ
ステムまで最大のコストパフォーマンスを得るととも
に、ハードウェアの構成を柔軟に設定することができ
る、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるデータ転送装置を
備えたコンピュータシステムの構成の一例を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の一実施の形態であるデータ転送装置の
構成の一例を示すブロック図である。
【図3】図1のコンピュータシステムにおける、データ
転送装置とI/O制御装置との間のデータ転送制御の一
例を示すフロー図である。
【図4】本発明のデータ転送技術を採用したデータ転送
装置にて複数のコンピュータシステムを相互に接続して
データ転送を行うようにした、並列コンピュータシステ
ムの構成の一例を示すブロック図である。
【図5】図4の並列コンピュータシステムにおいて、デ
ータ転送装置間のデータ転送制御の一例を示すフロー図
である。
【符号の説明】
101〜103…CPU、104…メモリ、111〜1
13…データ転送装置、121〜123…I/O制御装
置、131〜139…I/O装置、151〜153…外
部入出力ポート、161〜163…I/Oバス、201
…システムバス入力ポート回路、202…システムバス
出力ポート回路、203…外部出力ポート回路、204
…外部入力ポート回路、211…アドレスデコード回
路、212…メモリアドレスレジスタ、213…アドレ
スインクリメンタ、214…セレクタ、221…コマン
ドクリア指示レジスタ(第2の記憶手段)、222…コ
マンド実行指示レジスタ(第2の記憶手段)、223…
コマンド格納バッファ(第1の記憶手段)、224…メ
モリアドレス格納バッファ(第1の記憶手段)、225
…転送バイト数格納バッファ(第1の記憶手段)、22
6…コマンドチェイン情報格納バッファ(第1の記憶手
段)、227…アウトバウンドバッファ、228…イン
バウンドバッファ、231…コマンド読出レジスタ、2
32…転送バイト数読出レジスタ、233…コマンドチ
ェイン情報読出レジスタ、241…コマンドデコード回
路、242…コマンド実行回路、251…コマンド実行
完了表示レジスタ(第3の記憶手段)、252…ステー
タス表示レジスタ(第3の記憶手段)、301〜304
…ライトコマンド、305〜307…ウェイトアンドリ
ードコマンド、311…メモリからアウトバウンドバッ
ファへの転送データ(I/O制御装置に対して最大3個
のデータパケットの送出を許可するコマンドパケッ
ト)、312〜314…メモリからアウトバウンドバッ
ファへの転送データ(I/O制御装置へのデータパケッ
ト)、315〜317…インバウンドバッファからメモ
リへの転送データ(I/O制御装置からのデータパケッ
ト)、321…外部出力ポートからI/O制御装置への
転送データ(I/O制御装置に対して最大3個のデータ
パケットの送出を許可するコマンドパケット)、322
〜324…外部出力ポートからI/O制御装置への転送
データ(I/O制御装置へのデータパケット)、325
〜327…I/O制御装置からインバウンドバッファへ
の転送データ(I/O制御装置からのデータパケッ
ト)、401〜403…CPU、404…メモリ、41
1〜413…データ転送装置、421…I/O制御装
置、431〜433…I/O装置、451…外部入出力
ポート、461…I/Oバス、471…コンピュータシ
ステムA、472…コンピュータシステムB、501…
データ転送装置112内のコマンド格納バッファ、50
3…データ転送装置112内のアウトバウンドバッフ
ァ、504…データ転送装置112内のインバウンドバ
ッファ、511〜516… ライトコマンド、517…
ウェイトアンドリードコマンド、521…データ転送装
置412内のコマンド格納バッファ、523…データ転
送装置412内のアウトバウンドバッファ、524…デ
ータ転送装置412内のインバウンドバッファ、531
〜537…ウェイトアンドリードコマンド、541…ラ
イトコマンド、542〜547…ウェイトアンドリード
コマンド、551…メモリからアウトバウンドバッファ
への転送データ(コンピュータシステムBに対して状態
ステータス表示パケットの送出を要求するコマンドパケ
ット)、552〜556…メモリからアウトバウンドバ
ッファへの転送データ(コンピュータシステムBへのデ
ータパケット)、557…インバウンドバッファからメ
モリへの転送データ(コンピュータシステムBからの状
態ステータス表示パケット)、561…コンピュータシ
ステムAからコンピュータシステムBへの転送データ
(コンピュータシステムBに対して状態ステータス表示
パケットの送出を要求するコマンドパケット)、562
〜566…コンピュータシステムAからコンピュータシ
ステムBへの転送データ(コンピュータシステムBへの
データパケット)、567…コンピュータシステムBか
らコンピュータシステムAへの転送データ(コンピュー
タシステムBからの状態ステータス表示パケット)、5
71…インバウンドバッファからメモリへの転送データ
(コンピュータシステムBに対して状態ステータス表示
パケットの送出を要求するコマンドパケット)、572
〜576…インバウンドバッファからメモリへの転送デ
ータ(コンピュータシステムBへのデータパケット)、
577…メモリからアウトバウンドバッファへの転送デ
ータ(コンピュータシステムBからの状態ステータス表
示パケット)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バスまたはクロスバスイッチを介してC
    PUおよびメモリに接続されるとともに、外部との間に
    おける情報の授受を行う外部入力ポートおよび外部出力
    ポートを備え、前記メモリと前記外部入力ポートおよび
    外部出力ポートとの間におけるデータ転送を行うデータ
    転送装置であって、 前記CPUからストア命令によって出力され、前記デー
    タ転送を指示する複数のコマンドおよび前記コマンドに
    対応した付加情報が格納される第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に格納された前記コマンドおよび前
    記付加情報を読み出して前記データ転送を実行するコマ
    ンド実行手段と、 前記CPUからストア命令によって出力され、前記コマ
    ンド実行手段に対して前記第1の記憶手段に保持された
    前記コマンドの無効化および実行開始の少なくとも一方
    を指示する第1の制御情報が格納される第2の記憶手段
    と、 前記CPUからロード命令によって参照され、前記コマ
    ンド実行手段から出力される前記コマンドの実行結果お
    よび実行完了の少なくとも一方を示す第2の制御情報が
    格納される第3の記憶手段と、 を含むことを特徴とするデータ転送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ転送装置におい
    て、 前記付加情報は、前記コマンドの実行によってアクセス
    される前記メモリにおけるアクセス開始位置を示す先頭
    メモリアドレス、および転送バイト数、および複数の前
    記コマンドの連続した実行の有無を示すコマンドチェイ
    ン情報からなり、 前記コマンドの種類として、少なくとも、前記メモリか
    ら前記外部出力ポート方向へのデータ転送を行うライト
    コマンド、および前記外部入力ポートから前記メモリ方
    向へのデータ転送を行うが前記外部入力ポートに外部か
    らデータが到来していないときは外部から前記外部入力
    ポートにデータが到来するまで待つウェイトアンドリー
    ドコマンド、および前記外部入力ポートから前記メモリ
    方向へのデータ転送を行うが、前記外部入力ポートにデ
    ータが到来していないときは、データ転送を行わずに実
    行を終了するリードコマンドを有し、 前記コマンド実行手段は、前記第1の記憶手段に格納さ
    れた複数の前記コマンドの順序にしたがって、当該コマ
    ンドに対応した前記データ転送を逐次実行し、一つの前
    記コマンドに対応した前記データ転送の実行を完了した
    時、当該コマンドに対応した前記コマンドチェイン情報
    により、さらに次の前記コマンドを実行するか、または
    現在の前記コマンドの前記実行結果および現在の当該コ
    マンドの実行完了を示すフラグを前記第2の制御情報と
    して前記第2の記憶手段に格納するかを判定する動作を
    行うことを特徴とするデータ転送装置。
  3. 【請求項3】 各々が、バスまたはクロスバスイッチを
    介して相互に接続されるCPUおよびメモリおよびデー
    タ転送装置を含む複数のコンピュータシステムからなる
    並列コンピュータシステムであって、 前記データ転送装置は、前記メモリと、個々の前記コン
    ピュータシステムの外部との間における情報の授受を行
    う外部入力ポートおよび外部出力ポートと、 前記CPUからストア命令によって出力され、前記デー
    タ転送を指示する複数のコマンドおよび前記コマンドに
    対応した付加情報が格納される第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に格納された前記コマンドおよび前
    記付加情報を読み出して前記データ転送を実行するコマ
    ンド実行手段と、 前記CPUからストア命令によって出力され、前記コマ
    ンド実行手段に対して前記第1の記憶手段に保持された
    前記コマンドの無効化および実行開始の少なくとも一方
    を指示する第1の制御情報が格納される第2の記憶手段
    と、 前記CPUからロード命令によって参照され、前記コマ
    ンド実行手段から出力される前記コマンドの実行結果お
    よび実行完了の少なくとも一方を示す第2の制御情報が
    格納される第3の記憶手段と、を含み、 複数の前記コンピュータシステムは、各々に備えられた
    前記データ転送装置を介して相互に接続されていること
    を特徴とする並列コンピュータシステム。
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