JPH09319558A - 表示システム、インターフェースカード及び表示装置 - Google Patents

表示システム、インターフェースカード及び表示装置

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JPH09319558A
JPH09319558A JP13487696A JP13487696A JPH09319558A JP H09319558 A JPH09319558 A JP H09319558A JP 13487696 A JP13487696 A JP 13487696A JP 13487696 A JP13487696 A JP 13487696A JP H09319558 A JPH09319558 A JP H09319558A
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JP
Japan
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display
signal
side interface
card
information processing
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Pending
Application number
JP13487696A
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English (en)
Inventor
Yukihide Inagaki
幸秀 稲垣
Jun Kitahara
潤 北原
Kazutoshi Kato
和利 加藤
Nobukazu Kondo
伸和 近藤
Tomohisa Kohiyama
智久 小檜山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】拡張性に優れた表示システム、表示装置のアッ
プグレードを可能にするインターフェースカード、およ
び表示装置を提供する。 【解決手段】キーボード101を備えたコンピュータ本
体10と、コンピュータ本体10に挿抜可能なコンピュ
ータ側表示I/Fカード20と、液晶ディスプレイ30
と、液晶ディスプレイ30に挿抜可能なディスプレイ側
表示I/Fカード40と備える。コンピュータ本体10
と液晶ディスプレイ30とは、互いに分離独立してい
る。コンピュータ側表示I/Fカード20及びディスプ
レイ側表示I/Fカード40は、液晶パネル301に表
示するドットデータのシリアル転送を行う。コンピュー
タ側表示I/Fカード20には、液晶パネル301の表
示制御を行う表示コントローラが内蔵されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノート型パソコン
に代表される省スペース型情報処理装置の表示システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ノート型やラップトップ型のパソ
コンに代表される省スペース型情報処理装置が普及して
いる。省スペース型情報処理装置は、デスクトップ型や
タワー型のパソコンに比べて携帯性に優れており、ま
た、机上に占める面積が少なく、作業環境を悪化させな
いという利点を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
省スペース型情報処理装置は、コンピュータ本体と、入
力装置であるキーボードと、出力装置である液晶ディス
プレイとが一体的に構成されている。このため、デスク
トップ型やタワー型のパソコンに比べ拡張性に劣るとい
う問題がある。
【0004】たとえば、液晶ディスプレイをより高精細
・高画質なものにアップグレードすることができない。
液晶ディスプレイの液晶パネルは、速いスピードで技術
革新が進んでおり、年々性能が向上すると共に消費電力
及び価格が低下している。また、液晶パネルの表示制御
を行う表示コントローラ(ビデオチップ)も、速いスピ
ードで技術革新が進んでいる。特に、最近多く使われて
いるGUI(graphicuser interface)では、図形の描
画や移動を多用するので、図形描画を高速に行なうため
のハードウェアを内蔵した表示コントローラが開発され
ている。このように、技術革新の著しい液晶パネルや表
示コントローラをアップグレードすることができないこ
とは、コンピュータ本体の寿命に制限を与えることにつ
ながる。
【0005】また、上記従来の省スペース型情報処理装
置では、液晶ディスプレイとキーボードとが一体的に構
成されているので、液晶ディスプレイとキーボードと
を、机上の自由な位置に配置することができない。この
ため、ユーザに無理な姿勢での作業を強いることもあ
る。
【0006】本発明は、上記事情に基づいてなされたも
のであり、拡張性に優れた表示システム、表示装置のア
ップグレードを可能にするインターフェースカード、お
よび表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の表示システムの第一の態様は、描画データ及
び描画コマンドを生成する生成手段と前記生成手段で生
成した描画データ及び描画コマンドを外部に出力するカ
ードスロットとを有する情報処理装置と、前記情報処理
装置のカードスロットに装着された、前記カードスロッ
トに挿抜可能な情報処理装置側インターフェースカード
と、表示装置側インターフェースと、前記情報処理装置
から分離して設けられた表示装置と、を備え、前記情報
処理装置側インターフェースカードは、前記カードスロ
ットを介して送られてきた前記描画データ及び描画コマ
ンドを基に、前記表示装置の表示画面を構成する画素毎
に画素データを生成する画素データ生成手段と、前記画
素データ生成手段で生成された画素データについての信
号を送信する送信手段と、を有し、前記表示装置側イン
ターフェースは、前記情報処理装置側インターフェース
カードが送信した前記画素データについての信号を受信
する受信手段を有し、前記表示装置は、前記表示装置側
インターフェースで受信した前記画素データについての
信号に従って、映像を表示画面に表示することを特徴と
する。
【0008】本発明の表示システムの第二の態様は、描
画データ及び描画コマンドを生成する生成手段と前記生
成手段で生成した描画データ及び描画コマンドを外部に
出力するカードスロットとを有する情報処理装置と、前
記情報処理装置のカードスロットに装着された、前記カ
ードスロットに挿抜可能な情報処理装置側インターフェ
ースカードと、表示装置側インターフェースと、前記情
報処理装置から分離して設けられた表示装置と、を備
え、前記情報処理装置側インターフェースカードは、前
記カードスロットを介して送られてきた前記描画データ
及び描画コマンドについての信号を送信する送信手段を
有し、前記表示装置は、前記情報処理装置側インターフ
ェースカードが送信した前記描画データ及び描画コマン
ドについての信号を受信する受信手段と、前記受信手段
で受信した前記描画データ及び描画コマンドについての
信号を基に、前記表示装置の表示画面を構成する画素毎
に画素データを生成する画素データ生成手段と、を有
し、前記表示装置は、前記画素データ生成手段で生成さ
れた画素データについての信号に従って、映像を表示画
面に表示することを特徴とする。
【0009】本発明の表示システムの第三の態様は、描
画データ及び描画コマンドを生成する生成手段と前記生
成手段で生成した描画データ及び描画コマンドを外部に
出力するカードスロットとを有する情報処理装置と、前
記情報処理装置のカードスロットに装着された、前記カ
ードスロットに挿抜可能な情報処理装置側インターフェ
ースカードと、表示装置側インターフェースと、前記情
報処理装置から分離して設けられた表示装置と、を備
え、前記情報処理装置側インターフェースカードは、前
記カードスロットを介して送られてきた前記描画データ
及び描画コマンドについての信号を送信する送信手段を
有し、前記表示装置側インターフェースは、前記情報処
理装置側インターフェースカードが送信した前記描画デ
ータ及び描画コマンドについての信号を受信する受信手
段を有し、前記表示装置は、前記表示装置側インターフ
ェースで受信した前記描画データ及び描画コマンドにつ
いての信号を基に、前記表示装置の表示画面を構成する
画素毎に画素データを生成する画素データ生成手段を有
し、前記画素データ生成手段で生成された画素データに
ついての信号に従って、映像を表示画面に表示すること
を特徴とする。
【0010】本発明のインターフェースカードは、描画
データ及び描画コマンドを生成する生成手段と、前記生
成手段で生成された描画データ及び描画コマンドを外部
に出力するカードスロットとを有する情報処理装置の前
記カードスロットに装着される、前記カードスロットに
挿抜可能なインターフェースカードであって、前記拡張
カードスロットを介して送られてきた前記描画データ及
び描画コマンドを受け取って、当該描画データ及び描画
コマンドについての信号を表示装置に送信する送信手段
を有することを特徴とする。
【0011】本発明の表示装置は、描画データ及び描画
コマンドを生成する生成手段と、前記生成手段で生成さ
れた描画データ及び描画コマンドを外部に出力するカー
ドスロットとを有する情報処理装置に接続された表示装
置であって、前記カードスロットに装着される、前記カ
ードスロットに挿抜可能なカード部と、映像を表示する
表示画面が設けられた表示部と、前記カードスロットを
介して送られてきた前記描画データ及び描画コマンドを
基に、前記表示画面を構成する画素毎に画素データを生
成する画素データ生成手段と、前記画素データ生成手段
で生成された画素データについての信号に従って、映像
を前記表示画面に表示する表示制御手段と、を備えてい
ることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第一実施形態に
ついて、図面を参照して説明する。
【0013】図1は第一実施形態である表示システムの
概略図、図2は図1に示すコンピュータ本体の概略ブロ
ック図、図3は図1に示すコンピュータ側表示インター
フェースカードの概略ブロック図、図4は図1に示す液
晶ディスプレイの概略ブロック図、図5は図1に示すデ
ィスプレイ側表示インターフェースカードの概略ブロッ
ク図である。
【0014】本実施形態の表示システム1は、図1に示
すように、キーボード101を備えたコンピュータ本体
10と、コンピュータ本体10に挿抜可能なコンピュー
タ側表示インターフェース(I/F)カード20と、液
晶パネル301の角度調節機構302を備えた液晶ディ
スプレイ30と、液晶ディスプレイ30に挿抜可能なデ
ィスプレイ側表示I/Fカード40と、を備えて構成さ
れている。コンピュータ本体10と、液晶ディスプレイ
30とは、互いに分離独立している。
【0015】コンピュータ本体10は、図2に示すよう
に、中央処理装置(CPU)102と、入力装置である
キーボード101と、主記憶装置であるメモリ103
と、補助記憶装置であるハードディスク104と、カー
ドバス仕様に準拠した拡張用カードスロット105と、
コンピュータ本体10の各構成要素間を電気的に接続す
る内部バス106と、を備えている。
【0016】拡張用カードスロット105は、コンピュ
ータ側表示I/F20を装着するためのカード装着部1
05a、105bを有する。各カード装着部は、カード
バス105cを介して内部バス106と電気的に接続さ
れている。2つのカード装着部105a、105bは、
図1に示すように、コンピュータ本体10の側面に設け
られている。尚、図1では、カード装着部105aにの
みコンピュータ側表示I/Fカード40が装着された例
を示している。
【0017】CPU102は、キーボード101に入力
された指令、またはハードディスク101やメモリ10
3に格納されたプログラム等に基づき、描画コマンド及
び描画データを生成して内部バス106に送出する。た
とえば、キーボード101に矩形を表示する指令が入力
された場合、CPU102は、矩形描画の描画コマンド
と、矩形の頂点座標、色、線種に関する描画データとを
生成する。また、キーボード101に文字を表示する指
令が入力された場合、CPU102は、文字表示の描画
コマンドと、文字の表示領域、文字フォント、文字コー
ドに関する描画データとを生成する。
【0018】本実施形態のコンピュータ本体10の構成
は、出力装置である液晶ディスプレイが設けられていな
い点を除けば、従来のノート型やラップ型のパソコン等
の構成と基本的に同様である。尚、補助記憶装置とし
て、ハードディスクの代わりに、またはハードディスク
と共に、フロッピーディスクやCD−ROM等を用いて
もよい。
【0019】コンピュータ側表示I/Fカード20は、
カードバス仕様に準拠している。コンピュータ側表示I
/Fカード20は、図3に示すように、カードバスI/
F201と、表示コントローラ202と、属性情報RO
M203と、VRAM204と、I/F部205と、ア
ンテナ206と、を有する。
【0020】カードバスI/F201は、カードバス1
05cとの間でデータの受け渡しを行うためのインタフ
ェースである。
【0021】VRAM204は、液晶ディスプレイ30
の液晶パネルに表示される映像のドット・データを格納
する。属性情報ROM203には、コンピュータ側表示
I/Fカード20の種別、番号等の識別データが記憶さ
れている。
【0022】表示コントローラ202は、カードバスI
/F201を介してコンピュータ本体10から送られて
きた描画コマンド及び描画データに従い、液晶ディスプ
レイ30のドット・データを生成し、VRAM204に
格納する。そして、VRAM204に格納したデータを
所定の転送スピードで読み出し、I/F部205に送出
する。
【0023】ここで、表示コントローラ202から送出
される信号について、液晶ディスプレイ30にデュアル
スキャン方式のカラーSTN(D−STN)を用いた場
合を例にとって説明する。D−STN方式では、液晶パ
ネルの上半分と下半分とを同時にスキャンする。このた
め、液晶パネルの上半分に対するドット・データと、下
半分に対するドット・データとを同時に転送する必要が
ある。また、ドット・データの他に、データ転送用の同
期クロックと、スキャン用の同期クロックとを同時に転
送する必要がある。したがって、表示コントローラ20
2から出力される信号は、液晶パネルの上半分に対する
ドット・データ、下半分に対するドット・データ、デー
タ転送用同期クロック、およびスキャン用同期クロック
からなるパラレルデータ信号となる。
【0024】たとえば、640×480ドットのD−S
TN方式液晶パネルを用いた場合、表示コントローラ2
02は、液晶パネルの上半分に対応する8ビットのドッ
ト・データと、下半分に対応する8ビットのドット・デ
ータと、1ビットのデータ転送用同期クロックと、1ビ
ットのスキャン用同期クロックとを、5MHz程度の転
送速度で同時転送する。したがって、表示コントローラ
202から出力される信号は、18ビットのパラレルデ
ータ信号となる。
【0025】I/F部205は、図3に示すように、シ
リアルI/F205aと、変調器205bと、出力増幅
器205cと、入力増幅器205dと、復調器205e
と、可変型の発振器205fとを有する。
【0026】シリアルI/F205aは、表示コントロ
ーラ202から送られてきたパラレルデータ信号を誤り
検出のためのパリティを含むシリアルデータ信号に変換
して送出する。上記640×480ドットのD−STN
方式液晶パネルでは、パラレルデータ信号は18ビット
で構成されており、また転送用同期クロックは5MHz
程度であるので、シリアルデータ信号の転送速度は、簡
単なプロトコルを用いた場合でも90MHz程度とな
る。したがって、640×480ドットのD−STN方
式液晶パネルの映像データ量は、シリアルデータ転送に
より十分に転送可能な情報量である。
【0027】また、シリアルI/F205aは、表示シ
ステム1が初期化された際に、属性情報ROM203か
ら識別データ信号を読み出して、シリアルデータ信号に
変換する。さらに、シリアルI/F205aは、復調器
205eから送られてきたシリアルデータ信号をパラレ
ルデータ信号に変換する。さらに、シリアルI/F20
5aは、発振器205fの周波数を制御する。
【0028】変調器205bは、発振器206fの発振
周波数を搬送波周波数として、シリアルI/F205a
から送出されたシリアルデータ信号を変調する。出力増
幅器205cは、変調器205bで変調された信号を増
幅する。出力増幅器205cで増幅された信号は、電波
信号として、アンテナ206から送信される。
【0029】入力増幅器205dは、アンテナ206が
受信した信号を増幅する。復調器205eは、入力増幅
器205dで増幅した信号のうち、発振器206fの発
振周波数と同じ周波数の信号のみを、シリアルデータ信
号に復調する。復調されたデータ信号は、シリアルI/
F205aによりパラレルデータ信号に変換される。
【0030】液晶ディスプレイ30は、図4に示すよう
に、液晶(LCD)パネル301と、LCDドライバ3
02と、カードスロット303とを有する。
【0031】カードスロット303は、ディスプレイ側
表示I/Fカード40を装着するためのカード装着部3
03aを有する。尚、カードスロットは、コンピュータ
本体10の拡張用カードスロット105と同様に、カー
ドバス仕様に準拠したものでもよく、また、その他の標
準仕様や独自仕様に準拠したものでもよい。
【0032】LCDドライバ302は、カードスロット
303を介して受け取ったドット・データとスキャン用
同期クロックとを基に、LCDパネル301をスキャン
駆動する。
【0033】ディスプレイ側表示I/Fカード40は、
液晶ディスプレイ30のカードスロットの仕様に準拠し
ている。ディスプレイ側表示I/Fカード40は、図5
に示すように、入力増幅器401と、復調器402と、
シリアルI/F403と、属性情報ROM404と、変
調器405と、出力増幅器406と、可変型の発振器4
07と、アンテナ408と、を有する。
【0034】属性情報ROM404には、ディスプレイ
側表示I/Fカード40の種別、番号等の識別データが
記憶されている。
【0035】入力増幅器401は、アンテナ408が受
信した信号を増幅する。復調器402は、入力増幅器4
01で増幅された信号のうち、発振器407の発振周波
数と同じ周波数の信号のみを、シリアルデータ信号に復
調する。
【0036】シリアルI/F403は、発振器205f
の発振周波数を制御する。また、シリアルI/F403
は、復調器402で復調されたシリアルデータ信号をパ
ラレルデータ信号に変換する。さらに、シリアルI/F
403は、コンピュータ側表示I/Fカード40の識別
データを受け取ると、属性情報ROM404から識別デ
ータ信号を読み出して、シリアルデータ信号に変換す
る。
【0037】変調器405は、発振器407の発振周波
数を搬送波周波数として、シリアルI/F405から送
出されたシリアルデータ信号を変調する。出力増幅器4
06は、変調器407で変調された信号を増幅する。出
力増幅器406で増幅された信号は、電波信号として、
アンテナ408から送信される。
【0038】次に、本実施形態の表示システムの動作に
ついて図面を参照して説明する。
【0039】本表示システム1は、コンピュータ本体1
0が初期化されると、使用する液晶ディスプレイ30を
特定するための確認作業を行う。最初に、この確認作業
における動作を図6を参照して説明する。図6は確認作
業における動作を説明するためのフロー図である。図6
において、左側はコンピュータ側表示I/Fカードでの
動作を、右側はディスプレイ側表示I/Fカードでの動
作を各々示している。
【0040】先ず、ステップ601〜ステップ603に
示す処理は、コンピュータ側表示I/Fカード20で行
われる。ステップ601では、シリアルI/F205a
が、属性情報ROM203から識別データを読み出し、
シリアルデータ信号に変換する。ステップ602では、
変調器205bがステップ601で得られたシリアルデ
ータ信号を発振器205fの発振周波数f0で変調す
る。ステップ603では、ステップ602で変調したシ
リアルデータ信号を出力増幅器205cにより増幅した
後、電波信号としてアンテナ206から送信する。
【0041】次に、ステップ604〜ステップ610に
示す処理は、ディスプレイ側表示I/Fカード40で行
われる。ステップ604では、電波信号をアンテナ40
8で受信し、その後、入力増幅器401により増幅す
る。ステップ605では、復調器402によりステップ
604で受信した電波信号を発振器407の発振周波数
0で復調して、シリアルデータ信号を取得する。ステ
ップ606では、シリアルI/F403により、ステッ
プ605で取得したシリアルデータ信号が当該ディスプ
レイ側表示I/Fカード40に対応するコンピュータ側
表示I/Fカード20の識別データであるか否かを確認
する。取得したシリアルデータ信号が当該ディスプレイ
側表示I/Fカード40に対応するコンピュータ側表示
I/Fカード20の識別データである場合、ステップ6
07に移行する。一方、当該ディスプレイ側表示I/F
カード40に対応するコンピュータ側表示I/Fカード
20の識別データでない場合は、ステップ604に戻
り、対応する識別データを取得するまでステップ604
〜ステップ606の処理を繰り返す。
【0042】ステップ607では、シリアルI/F40
3により液晶ディスプレイ30を初期化する。ステップ
608では、シリアルI/F403により属性情報RO
M404から識別データ信号を読み出してシリアルデー
タ信号に変換する。ステップ609では、変調器405
によりステップ608で得られたシリアルデータ信号を
発振器407の発振周波数f0で変調する。ステップ6
10では、ステップ609で変調したシリアルデータ信
号を出力増幅器406により増幅した後、電波信号とし
てアンテナ408から送信する。
【0043】次に、ステップ611〜ステップ613に
示す処理は、コンピュータ側表示I/Fカード20で行
われる。ステップ611では、電波信号をアンテナ20
6で受信し、その後、入力増幅器205dにより増幅す
る。ステップ612では、復調器205eによりステッ
プ611で受信した電波信号を発振器205fの発振周
波数f0で復調して、シリアルデータ信号を取得する。
ステップ613では、シリアルI/F205aにより、
ステップ612で取得したシリアルデータ信号が当該コ
ンピュータ側表示I/Fカード20に対応するディスプ
レイ側表示I/Fカード40の識別データであるか否か
を確認する。取得したシリアルデータ信号が当該コンピ
ュータ側表示I/Fカード20に対応するディスプレイ
側表示I/Fカード40の識別データである場合、図6
に示すフローは終了する。一方、当該コンピュータ側表
示I/Fカード20に対応するディスプレイ側表示I/
Fカード40の識別データでない場合は、ステップ60
1に戻り、図6に示すフローを再度行う。
【0044】本表示システム1は、液晶ディスプレイ3
0の確認作業が終了すると、他の表示システムとの混信
等を防ぐため、ドット・データのシリアル通信に用いる
搬送波周波数の設定を行う。この搬送波周波数の設定動
作を図7を参照して説明する。図7は搬送波周波数の設
定動作を説明するためのフロー図である。図7におい
て、左側はコンピュータ側表示I/Fカードでの動作
を、右側はディスプレイ側表示I/Fカードでの動作を
各々示している。
【0045】先ず、ディスプレイ側表示I/Fカード4
0の動作について説明する。ステップ701では、シリ
アルI/F403が発振器407の発振周波数を所定値
に設定する。ステップ702では、電波信号をアンテナ
408で受信し、その後、入力増幅器401により増幅
する。ステップ703では、復調器402によりステッ
プ702で受信した電波信号を発振器407の発振周波
数で復調する。ステップ704では、シリアルI/F4
03によりステップ703で復調した信号がドットデー
タを表すシリアルデータ信号であるか否かを判断する。
ステップ703で復調した信号がドットデータを表すシ
リアルデータ信号である場合、これは、ステップ701
で設定した発振周波数が他の表示システム1に使用され
ていることを意味する。この場合、シリアルI/F40
3により発振器407の発振周波数を別の値に設定し
(ステップ705)、その後、ステップ702に戻り、
ステップ703で復調した信号がドットデータを表すシ
リアルデータ信号でなくなるまでステップ702〜ステ
ップ705の処理を繰り返す。
【0046】一方、ステップ703で復調した信号がド
ットデータを表すシリアルデータ信号でない場合、これ
は、ステップ701で設定した発振周波数が他の表示シ
ステム1に使用されていないことを意味する。この場
合、ステップ701で設定した発振周波数を、本表示シ
ステム1の搬送波周波数に決定する。
【0047】たとえば、図8に示すように、2つの表示
システム1a、1bが存在する場合を考える。ここで
は、表示システム1aが既に稼働している状態にあるも
のとする。この場合、搬送波周波数faは既に表示シス
テム1aで使用されているので、表示システム1bの搬
送波周波数はfa以外の周波数(ここではfb)に決定さ
れる。
【0048】ステップ706では、シリアルI/F40
3により発振器407の発振周波数をf0に設定する。
ステップ707では、シリアルI/F403により、上
記決定した搬送波周波数を特定するシリアルデータ信号
を生成する。ステップ708では、ステップ707で生
成したシリアルデータ信号を発振器407の発振周波数
0で変調する。ステップ709では、ステップ708
で変調したシリアルデータ信号を出力増幅器406によ
り増幅した後、電波信号としてアンテナ408から送信
する。ステップ710では、シリアルI/F403によ
り発振器407の発振周波数を上記決定した搬送波周波
数に設定する。
【0049】次に、コンピュータ側表示I/Fカード2
0の動作について説明する。ステップ711では、ステ
ップ710でディスプレイ側表示I/Fカード40から
送信された電波信号をアンテナ206で受信し、その
後、入力増幅器205dにより増幅する。ステップ71
2では、復調器205eによりステップ711で受信し
た電波信号を発振器205fの発振周波数f0で復調し
て、シリアルデータ信号を取得する。ステップ713で
は、シリアルI/F205aにより、発振器205fの
発振周波数をステップ712で取得したシリアルデータ
信号によって特定される搬送波周波数に設定する。
【0050】次に、液晶ディスプレイ30への映像表示
動作について図9を参照して説明する。図9は映像表示
動作を説明するためのフロー図である。図9では、左側
から順にコンピュータ本体10、コンピュータ側表示I
/Fカード20、ディスプレイ側表示I/Fカード4
0、液晶ディスプレイ30の動作を各々示している。
【0051】先ず、コンピュータ本体10において、C
PU102が、キーボード101に入力された指令、ま
たはハードディスク101やメモリ103に格納された
プログラム等に基づき、描画コマンド及び描画データを
生成し、内部バス106に送出する(ステップ90
1)。内部バス106に送出された描画データ及び描画
コマンドは、拡張用カードスロット105を介して、カ
ード装着部105aに装着されたコンピュータ側表示I
/Fカード20へ送出される(ステップ902)。
【0052】次に、コンピュータ側表示I/Fカード2
0において、表示コントローラ202が、コンピュータ
本体10から送られてきた描画データ及び描画コマンド
を基にドット・データを生成し、当該ドット・データを
VRAM204に格納する(ステップ903)。次に、
表示コントローラ202は、VRAM204に格納した
ドット・データを所定の転送スピードで読み出し、読み
出したドット・データとデータ転送用同期クロックとス
キャン用同期クロックとからなるパラレルデータ信号を
I/F部205へ送出する(ステップ904)。表示コ
ントローラ202から送出されたパラレルデータ信号
は、I/F部205において、誤り検出のためのパリテ
ィを含むシリアルデータ信号に変換され(ステップ90
5)、その後、搬送波周波数で変調されて、アンテナ2
06から電波信号として送信される(ステップ90
6)。
【0053】次に、ディスプレイ側表示I/Fカード4
0では、コンピュータ側表示I/Fカード20から送信
された電波信号をアンテナ408で受信し、その後、復
調器402によりシリアルデータ信号に復調する(ステ
ップ907)。次に、シリアルI/F405により、復
調したシリアルデータ信号に含まれるパリティを基に、
当該シリアルデータ信号の誤りを検出する(ステップ9
08)。ステップ909では、ステップ908でシリア
ルデータ信号の誤りを検出したか否かを判断する。誤り
を検出した場合、シリアルI/F405は、シリアルデ
ータ信号の再度の転送を要求するシリアル信号を生成し
(ステップ950)、変調器405等を介して、アンテ
ナ408から送信する(ステップ951)。このシリア
ルデータ信号の再転送を要求するシリアル信号は、コン
ピュータ側表示I/Fカード20のアンテナ206で受
信され、復調器205e等を介してシリアルI/F20
5aへ送出される(ステップ952)。シリアルI/F
部205aは、シリアルデータ信号の再転送を要求する
シリアル信号を受け取ると、ステップ906に移行し、
ステップ905で変換したシリアルデータ信号を再度送
出する。尚、このシリアルでのデータ受け渡し方法につ
いては、通常のシリアル通信と同様の手法を使うことが
できる。
【0054】一方、ステップ908でシリアルデータ信
号の誤りを検出しなかった場合、このシリアルデータ信
号をドット・データ、データ転送用同期クロック、およ
びスキャン用同期クロックからなるパラレルデータ信号
に変換する(ステップ910)。
【0055】次に、液晶ディスプレイ30では、LCD
ドライバ302が、カードスロット303を介して受け
取ったドット・データ及びスキャン用同期クロックを基
に、LCDパネル301をスキャン駆動する(ステップ
911)。これにより、描画データ及び描画コマンドに
よって特定される表示内容が液晶パネル103に映し出
される。
【0056】本実施形態の表示システムでは、キーボー
ド101を備えたコンピュータ本体10と、液晶ディス
プレイ30とを互いに分離独立させている。これによ
り、液晶ディスプレイ30とキーボード101とを、机
上の自由な位置に配置することができる。これにより、
快適な作業環境を提供することができる。
【0057】また、本実施形態の表示システムでは、コ
ンピュータ側表示I/Fカード20とディスプレイ側表
示I/Fカード30との間で双方向の無線通信を行って
いる。そして、両者間で互いの識別データの送受を行っ
ている。これにより、コンピュータ本体10は、液晶デ
ィスプレイ30が使用可能な領域にあるかどうかを確認
することができる。また、本表示システムが複数存在す
る場合、各表示システムの無線信号に固有の無線周波数
を割り当てることにより、近接する他のシステムとの混
信や情報漏洩を防ぐことができる。
【0058】さらに、本実施形態の表示システムでは、
液晶ディスプレイ30の表示制御を行う表示コントロー
ラ202や、描画データを格納するVRAM204を、
コンピュータ本体10に挿抜可能なコンピュータ側表示
I/Fカード20に内蔵している。これにより、ユーザ
は、液晶ディスプレイ30を選択的に使用することがで
きるので、コンピュータ本体10の拡張性を向上させる
ことができる。
【0059】たとえば、本実施形態の表示システムを、
主にワープロとして使用するようなユーザは、表示階調
の少ないモノクローム等の液晶ディスプレイと、当該液
晶ディスプレイに対応するコンピュータ側及びディスプ
レイ側表示I/Fカードとを選択することにより、表示
システムを安価に購入することができる。
【0060】また、本実施形態の表示システムを、主
に、CG(computer graphic)やビデオ編集等に利用す
るユーザは、本表示システム購入後に更に高性能なコン
ピュータ本体10を購入した場合でも、手持ちの液晶デ
ィスプレイや、コンピュータ側及びディスプレイ側表示
I/Fカードを使い続けることができるので、経済的で
ある。
【0061】また、本実施形態の表示システムでは、標
準的なカードバス仕様に準拠したコンピュータ側表示I
/Fカードを用いている。これにより、本実施形態の表
示システムを構成する液晶ディスプレイを、カードバス
仕様に準拠した拡張用カードスロットを有する従来のパ
ソコンに用いることができる。
【0062】図10は本実施形態の表示システムの変形
例を説明するための図である。図10では、コンピュー
タ側表示I/Fカード20を、カードバス仕様に準拠し
た拡張用カードスロットを有するノート型パソコンに装
着した例を示す。本実施形態に用いるコンピュータ側表
示I/Fカード20は、カードバス仕様に準拠してい
る。このため、カードバス仕様の拡張用カードスロット
を有する市販のノート型パソコン70にコンピュータ側
表示I/Fカード20を装着することにより、ディスプ
レイ側表示I/Fカード40が装着された液晶ディスプ
レイ30にデータを表示させることができる。
【0063】また、本実施形態の表示システムでは、コ
ンピュータ本体10に2つのカード装着部105a、1
05bを設けている。これにより、2つのカード装着部
に異なる種類のコンピュータ側表示I/Fカード40を
装着することができる。
【0064】図11は本実施形態の表示システムの変形
例を説明するための図である。図11では、図1に示す
表示システムにおいて、コンピュータ本体10のカード
装着部105bにコンピュータ側表示I/Fカード20
cを更に装着し、このコンピュータ側表示I/Fカード
20cに対応するディスプレイ側表示I/Fカード40
cをCRTディスプレイ50に装着した例を示す。2つ
のカード装着部105a、105bに異なる種類のコン
ピュータ側表示I/Fカード20を装着することによ
り、一つのコンピュータ本体10に異なる表示装置を同
時に使用することができる。従来のコンピュータに複数
の表示装置を接続する場合、一つの表示コントローラ
(ビデオチップ)で、各表示装置を制御する必要があ
り、設計上のオーバーヘッドが大きい。これに対し、表
示装置各々について専用の表示コントローラを有する本
実施形態では、容易に異種類の表示装置を同時使用する
ことができる。
【0065】また、コンピュータ本体10に搭載されて
いる基本ソフトウェア(OS)が複数の表示インタフェ
ースを同時に制御できる場合、液晶ディスプレイ30と
CRTディスプレイ50とに、別々のアプリケーション
プログラムを表示したり、1つの画面を分割して表示す
ることもできる。
【0066】また、コンピュータ本体10に搭載されて
いる基本ソフトウェア(OS)が複数の表示インタフェ
ースを同時に制御する機能を持たない場合でも、例えば
カード装着部105bに装着されたコンピュータ側表示
I/Fカードを制御するデバイスドライバをOSの管理
する仮想空間に割り付け、カード装着部105aに装着
されたコンピュータ側表示I/Fカードに送られる描画
データをモニタすることは可能である。この場合、カー
ド装着部105bに装着されたコンピュータ側表示I/
Fカードに対応する表示装置にプロジェクタ等の大画面
表示装置を用いることにより、プレゼンテーション用補
助表示装置として使用することができる。ここでは、異
なる種類の表示装置の同時表示について説明したが、同
一種類の表示装置であれば、一つのコンピュータ側表示
I/Fカードを用いて、複数の表示装置を同時に使用す
ることができる。
【0067】尚、本実施形態では、無線通信に使用する
搬送波周波数を使用の際に設定するものについて説明し
たが、無線周波数は、本表示システムの製造時に固有の
ものに設定するようにしてもよい。
【0068】次に、本発明の第二実施形態について、図
面を参照して説明する。
【0069】図12は第二実施形態である表示システム
の概略図、図13は図12に示すコンピュータ側表示I
/Fカードの概略図、図14は図12に示すコンピュー
タ側表示I/Fカードの概略ブロック図、図15は図1
2に示す液晶ディスプレイの概略ブロック図である。
尚、本実施形態において、第一実施形態と同一の機能を
有するものには、同一の符号を付すことにより、その詳
細な説明を省略する。
【0070】本実施形態の表示システム2は、図12に
示すように、キーボード101を備えたコンピュータ本
体10と、コンピュータ本体10に挿抜可能なコンピュ
ータ側表示インターフェース(I/F)カード22と、
液晶パネル301の角度調節機構302を備えた液晶デ
ィスプレイ32と、を備えて構成される。コンピュータ
本体10と、液晶ディスプレイ32とは、互いに分離独
立している。コンピュータ本体10は、第一実施形態の
ものと同様である。
【0071】コンピュータ側表示I/Fカード22は、
図12及び図13に示すように、コンピュータ本体10
のカード装着部105aに装着した際に、コンピュータ
本体10から露出する部分の正面及び両側面各々に赤外
線送受信部221a、221b、221cが設けられて
いる。これにより、広い角度で赤外線信号を送受信でき
るようにしている。
【0072】また、コンピュータ側表示I/Fカード2
2は、カードバス仕様に準拠している。コンピュータ側
表示I/Fカード22は、図14に示すように、カード
バスI/F201と、表示コントローラ202と、VR
AM204と、シリアルI/F205aと、変調器20
5bと、復調器205eと、発振器205fと、制御部
226と、スイッチ部227と、赤外線送受信部221
a〜221bと、を有する。
【0073】赤外線送受信部221a〜221bは、そ
れぞれ変調器205bで変調された信号に応じた赤外線
信号を送信する送信部222aと、赤外線信号を受信す
る受信部222bとを有する。送信部222aには、赤
外線発光ダイオード等が用いられる。また、受信部22
2bには、赤外線フォトダイオード等が用いられる。
【0074】スイッチ部227は、変調器205b及び
復調器205eと、赤外線送受信部221a〜221c
の送信部222a及び受信部222bとの間の接続を切
り替える。制御部226は、スイッチ部227の切り替
え制御を行う。具体的には、コンピュータ側表示I/F
カード22がデータを送信する場合、制御部226は、
変調器205bと赤外線送受信部221a〜221cの
送信部222aとを接続するようにスイッチ部227を
切り替える。また、コンピュータ側表示I/Fカード2
2がデータを受信する場合、制御部226は、復調器2
05eと赤外線送受信部221a〜221cの受信部2
22bとを接続するようにスイッチ部を切り替える。
【0075】液晶ディスプレイ50は、図15に示すよ
うに、LCDドライバ302と、LCDパネル301
と、復調器402と、シリアルI/F403と、属性情
報ROM404と、変調器405と、発振器407と、
制御部504と、スイッチ部503と、赤外線送受信部
501と、を備えている。
【0076】赤外線送受信部501は、変調器405で
変調された信号に応じた赤外線信号を送信する送信部5
02aと、赤外線信号を受信する受信部222bとを有
する。送信部502a、受信部502bは、赤外線送受
信部221a〜221cの送信部222a、受信部22
2bと同じものである。
【0077】スイッチ部503は、復調器402及び変
調器405と、赤外線送受信部501の送信部502a
及び受信部502bとの間の接続を切り替える。制御部
504は、スイッチ部503の切り替え制御を行う。具
体的には、液晶ディスプレイ50がデータを受信する場
合、制御部504は、復調器402と赤外線送受信部5
01の受信部502bとを接続するようにスイッチ部5
03を切り替える。また、液晶ディスプレイ50がデー
タを送信する場合、制御部504は、変調器405と赤
外線送受信部501の送信部502aとを接続するよう
にスイッチ部503を切り替える。
【0078】本実施形態の表示システムでは、コンピュ
ータ本体及び液晶ディスプレイ間のデータ通信に、電波
信号の代わりに赤外線信号を用いている。これにより、
コンピュータ本体及び液晶ディスプレイ間のデータ通信
をより高速に行うことができる。
【0079】尚、本実施形態に用いるコンピュータ側表
示I/Fカード22において、赤外線送受信部221a
〜221bの受信部222bのうち、どの受信部222
bが液晶ディスプレイ50から信号を受信したか否かを
検出する検出部を設け、コンピュータ側表示I/Fカー
ド22から液晶ディスプレイ50へシリアルデータ信号
を送信する際に、前記検出部で検出した受信部222b
を有する赤外線送受信部の送信部222aのみを用いて
シリアルデータ通信を行うように、制御部226でスイ
ッチ部227の切り替え制御を行ってもよい。このよう
にして、不必要な方向に対する赤外線の放射を抑制する
ことにより、他の赤外線機器への影響を極力避けること
ができると共に、消費電力を押さえることができる。
【0080】また、本実施形態に用いるコンピュータ側
表示I/Fカードにおいて、コンピュータ本体10から
露出する部分の正面及び両側面各々に赤外線送受信部2
21a〜221cを設ける代わりに、一つの赤外線送受
信部を様々な方向に向けることができるようにしてもよ
い。図16は本実施形態に用いるコンピュータ側表示I
/Fカードの変形例を示す図である。図16に示す例で
は、赤外線送受信部221dを2軸(x軸、y軸)に回
転可能なヒンジ221eで取り付けている。このような
構造にすることにより、赤外線送受信部を、より正確に
ターゲットである液晶ディスプレイ50の赤外線送受信
部501に向けることができる。
【0081】また、本実施形態の表示システムでは、赤
外線を用いて無線通信するものについて説明したが、可
視光を含む光領域の電磁波を用いて無線通信することも
可能である。
【0082】次に、本発明の第三実施形態について図面
を参照して説明する。
【0083】図17は第三実施形態である表示システム
の概略図、図18は図17に示すコンピュータ側表示I
/Fカードの概略ブロック図、図19は図17に示す液
晶ディスプレイの概略ブロック図である。尚、本実施形
態において、第一実施形態と同一の機能を有するものに
は、同一の符号を付すことにより、その詳細な説明を省
略する。
【0084】本実施形態の表示システム3は、図17に
示すように、キーボード101を備えたコンピュータ本
体10と、コンピュータ本体10に挿抜可能なコンピュ
ータ側表示インターフェース(I/F)カード24と、
液晶パネル301の角度調節機構302を備えた液晶デ
ィスプレイ34と、を備えて構成される。コンピュータ
本体10と、液晶ディスプレイ54とは、互いに分離独
立している。コンピュータ本体10は、第一実施形態の
ものと同様である。
【0085】コンピュータ側表示I/Fカード24が、
第一実施形態のコンピュータ側表示I/Fカード20と
異なる点は、図18に示すように、表示コントローラ2
02及びVRAM204が設けられていないことであ
る。その他の構成は第一実施形態のコンピュータ側表示
I/Fカード20と同じである。
【0086】液晶ディスプレイ54は、図19に示すよ
うに、ディスプレイ側表示I/F部541と、表示コン
トローラ202と、 VRAM204と、LCDドライ
バ302と、LCDパネル301と、を備えている。
【0087】ディスプレイ側表示I/F部541の構成
は、第一実施形態のディスプレイ側表示I/Fカード4
0と同じである。すなわち、本実施形態では、ディスプ
レイ側表示I/Fカード40の構成部品を液晶ディスプ
レイ54に内蔵している。
【0088】表示コントローラ542及びVRAM54
4は、第一実施形態のコンピュータ側表示I/Fカード
20に内蔵されている表示コントローラ202及びVR
AM204と同じものである。すなわち、本実施形態で
は、第一実施形態において、コンピュータ側表示I/F
カードに内蔵していた表示コントローラ及びVRAMを
液晶ディスプレイ側に移している。
【0089】本実施形態の表示システムでは、液晶ディ
スプレイ54に表示されるフレーム毎のドット・データ
を液晶ディスプレイ54に内蔵された表示コントローラ
542で生成している。したがって、液晶ディスプレイ
54に静止画像を表示するような場合、コンピュータ本
体10から描画コマンドを送る必要がない。このため、
コンピュータ側表示I/Fカード24及び液晶ディスプ
レイ54のディスプレイ側表示I/F部541間でやり
取りされるシリアルデータ信号のデータ量を大幅に減ら
すことができる。
【0090】尚、本実施形態では、コンピュータ側表示
I/Fカード24及び液晶ディスプレイ54のディスプ
レイ側表示I/F部541間で電波信号を用いてシリア
ルデータのやり取り行っているが、第二実施形態のよう
に、赤外線信号を用いて行ってもよい。また、可視光を
含む光領域の電磁波を用いて通信することも可能であ
る。
【0091】次に、本発明の第四実施形態について図面
を参照して説明する。
【0092】図20は第四実施形態である液晶ディスプ
レイの概略図、図21は図20に示す液晶ディスプレイ
の概略ブロック図である。
【0093】本実施形態の液晶ディスプレイ60は、図
20に示すように、カード部62と、液晶パネル301
を備えたディスプレイ部64と、を有する。カード部6
2は、図1に示すコンピュータ本体10や、市販のノー
ト型やラップトップ型のパソコンの拡張スロットに装着
できるように構成されている。ディスプレイ部64は、
2軸(x軸、y軸)に対して回転可能なヒンジ66でカ
ード部62に取り付けられている。このため、ユーザ
は、液晶ディスプレイ60を、図1に示すコンピュータ
本体10や、市販のパソコンの拡張スロットに装着した
状態でも、液晶パネル301を見易い角度に調節するこ
とができる。
【0094】次に、液晶ディスプレイ60の内部構成に
ついて説明する。液晶ディスプレイ60は、図21に示
すように、カードバスI/F201と、表示コントロー
ラ202と、VRAM204と、LCDドライバ302
と、液晶パネル301と、を有する。これ等の部品は、
第一実施形態で用いたものと同じである。
【0095】本実施形態の液晶ディスプレイでは、図1
に示すコンピュータ本体10や、市販のパソコンの拡張
スロットに装着して使用することができるので、コンピ
ュータ本体と表示装置との間にケーブルを配線する必要
がない。また、液晶ディスプレイ60の表示制御を行う
表示コントローラ202や、描画データを格納するVR
AM204を、液晶ディスプレイ60に内蔵しているの
で、例えば市販のノート型やラップトップ型のパソコン
に搭載されたディスプレイが故障した場合、本実施形態
の液晶ディスプレイ60を当該パソコンの拡張スロット
に装着することにより、当該パソコンを使用することが
できる。
【0096】尚、本発明は、上記の各実施形態に限定さ
れるものではなく、その要旨の範囲内で様々な変形が可
能である。たとえば、上記の各実施形態では、コンピュ
ータ側表示I/Fカードのインターフェースとして、カ
ードバス仕様に準拠したものを用いたが、このインター
フェースは、当該コンピュータ側表示I/Fカードを装
着するコンピュータの拡張カードスロットの規格に準拠
したものであればよい。拡張用カードスロットの規格と
しては、カードバス仕様の他に、米国のPCMCIAや
日本国のJEIDAによって規定されているPCカード
仕様がある。また、LAN(local area network)の標
準的な仕様としてEthernetカードがある。
【0097】また、上記の各実施形態では、第四実施形
態を除き、コンピュータ本体及び液晶ディスプレイ間の
シリアルデータ転送を、無線通信を用いたものについて
説明したが、光ファイバーを使って行うようにしてもよ
い。この場合、近辺で同じ光を用いたデータ通信を行な
っていても混信の心配もなく、少ない減衰で遠距離まで
データを送ることができる。
【0098】
【発明の効果】本発明によれば、表示装置を情報処理装
置から切り離すと共に、表示装置の表示制御を行う表示
コントローラをインターフェースカード又は表示装置に
設けたことにより、情報処理装置本体を買い換えること
なく、表示装置及び表示装置への表示機能をグレードア
ップすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態である表示システムの概
略図である。
【図2】図1に示すコンピュータ本体の概略ブロック図
である。
【図3】図1に示すコンピュータ側表示インターフェー
スカードの概略ブロック図である。
【図4】図1に示す液晶ディスプレイの概略ブロック図
である。
【図5】図1に示すディスプレイ側表示インターフェー
スカードの概略ブロック図である。
【図6】図1に示す表示システムの確認作業における動
作を説明するためのフロー図である。
【図7】図1に示す表示システムの搬送波周波数の設定
動作を説明するためのフロー図である。
【図8】図1に示す表示システムの搬送波周波数の設定
動作を説明するための図である。
【図9】図1に示す表示システムの映像表示動作を説明
するためのフロー図である。
【図10】図1に示す表示システムの変形例を説明する
ための図である。
【図11】図1に示す表示システムの変形例を説明する
ための図である。
【図12】本発明の第二実施形態である表示システムの
概略図である。
【図13】図12に示すコンピュータ側表示I/Fカー
ドの概略図である。
【図14】図12に示すコンピュータ側表示I/Fカー
ドの概略ブロック図である。
【図15】図12に示す液晶ディスプレイの概略ブロッ
ク図である。
【図16】図12に示す表示システムに用いるコンピュ
ータ側表示I/Fカードの変形例を示す図である。
【図17】本発明の第三実施形態である表示システムの
概略図である。
【図18】図17に示すコンピュータ側表示I/Fカー
ドの概略ブロック図である。
【図19】図17に示す液晶ディスプレイの概略ブロッ
ク図である。
【図20】本発明の第四実施形態である液晶ディスプレ
イの概略図である。
【図21】図20に示す液晶ディスプレイの概略ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1、1a、1b、2、3 表示システム 10 コンピュータ本体 20、20a、20b、20c、22、24 コンピュ
ータ側表示I/Fカード 30、32、54、60 液晶ディスプレイ 40、40a、40b、40c ディスプレイ側表示I
/Fカード 50 CRTディスプレイ 70 ノート型パソコン 101 キーボード 102 CPU 103 メモリ 104 ハードディスク 105 拡張用カードスロット 105a、105b、303a カード装着部 105c カードバス 106 内部バス 201 カードバスインターフェース 202 表示コントローラ 203、404 属性情報ROM 204 VRAM 205 インターフェース部 205a、403 シリアルインターフェース 205b、405 変調器 205c、401 入力増幅器 205d、406 出力増幅器 205e、402 復調器 205f 407 発振器 206、408 アンテナ 221a、221b、221c、221d 赤外線送受
信部 222a、502a 送信部 222b、502b 受信部 226 制御部 227 スイッチ部 221e ヒンジ 301 液晶パネル 302 LCDドライバ 303 カードスロット 541 ディスプレイ側表示インターフェース部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 伸和 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 小檜山 智久 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】描画データ及び描画コマンドを生成する生
    成手段と前記生成手段で生成した描画データ及び描画コ
    マンドを外部に出力するカードスロットとを有する情報
    処理装置と、前記情報処理装置のカードスロットに装着
    された、前記カードスロットに挿抜可能な情報処理装置
    側インターフェースカードと、表示装置側インターフェ
    ースと、前記情報処理装置から分離して設けられた表示
    装置と、を備え、 前記情報処理装置側インターフェースカードは、前記カ
    ードスロットを介して送られてきた前記描画データ及び
    描画コマンドを基に、前記表示装置の表示画面を構成す
    る画素毎に画素データを生成する画素データ生成手段
    と、前記画素データ生成手段で生成された画素データに
    ついての信号を送信する送信手段と、を有し、 前記表示装置側インターフェースは、前記情報処理装置
    側インターフェースカードが送信した前記画素データに
    ついての信号を受信する受信手段を有し、 前記表示装置は、前記表示装置側インターフェースで受
    信した前記画素データについての信号に従って、映像を
    表示画面に表示することを特徴とする表示システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記画素データについての信号は、複数ビットからなる
    パラレルデータ信号であり、 前記送信手段は、前記パラレルデータ信号をシリアルデ
    ータ信号に変換するシリアル変換手段と、前記シリアル
    変換手段で変換したシリアルデータ信号を所定の無線周
    波数で送信する無線送信手段と、を有し、 前記受信手段は、前記所定の無線周波数で送信されたシ
    リアルデータ信号を受信する無線受信手段と、前記無線
    受信手段で受信したシリアルデータ信号を元のパラレル
    データ信号に復元するパラレル変換手段と、を有するこ
    とを特徴とする表示システム。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記表示装置側インターフェースは、前記無線受信手段
    が無線信号を受信しなくなるまで無線周波数を切り替え
    ることにより、使用されていない無線周波数を検出する
    検出手段と、前記検出手段で検出した無線周波数を特定
    する信号を前記情報処理装置側インターフェースカード
    に送信する無線周波数特定信号送信手段と、前記検出手
    段で検出した無線周波数で無線信号を受信するように、
    前記無線受信手段を制御する受信周波数制御手段と、を
    有し、 前記情報処理装置側インターフェースカードは、前記表
    示装置側インターフェースが送信した前記無線周波数を
    特定する信号を受信する無線周波数特定信号受信手段
    と、前記無線周波数特定信号受信手段で受信した信号に
    よって特定される無線周波数で前記シリアルデータ信号
    を送信するように、前記無線送信手段を制御する送信周
    波数制御手段と、を有することを特徴とする表示システ
    ム。
  4. 【請求項4】請求項2において、 前記情報処理装置側インターフェースカードは、自己の
    識別情報を送信する第一の識別情報送信手段と、前記表
    示装置側インターフェースの識別情報を受信する第一の
    識別情報受信手段と、前記第一の識別情報受信手段で受
    信した前記表示装置側インターフェースの識別情報が当
    該情報処理装置側インターフェースカードに適合するも
    のである場合、前記シリアルデータ信号の送信を開始す
    るように、前記無線送信手段を制御する送信開始制御手
    段と、を有し、 前記表示装置側インターフェースは、前記情報処理装置
    側インターフェースカードの識別情報を受信する第二の
    識別情報受信手段と、前記第二の識別情報受信手段で受
    信した前記情報処理装置側インターフェースカードの識
    別情報が当該表示装置側インターフェースに適合するも
    のである場合、自己の識別情報を送信する第二の識別情
    報送信手段と、前記第二の識別情報受信手段で受信した
    前記情報処理装置側インターフェースカードの識別情報
    が当該表示装置側インターフェースに適合するものであ
    る場合、前記シリアルデータ信号の受信を開始するよう
    に、前記受信手段を制御する受信開始制御手段と、を有
    することを特徴とする表示システム。
  5. 【請求項5】描画データ及び描画コマンドを生成する生
    成手段と前記生成手段で生成した描画データ及び描画コ
    マンドを外部に出力するカードスロットとを有する情報
    処理装置と、前記情報処理装置のカードスロットに装着
    された、前記カードスロットに挿抜可能な情報処理装置
    側インターフェースカードと、表示装置側インターフェ
    ースと、前記情報処理装置から分離して設けられた表示
    装置と、を備え、 前記情報処理装置側インターフェースカードは、前記カ
    ードスロットを介して送られてきた前記描画データ及び
    描画コマンドについての信号を送信する送信手段を有
    し、 前記表示装置側インターフェースは、前記情報処理装置
    側インターフェースカードが送信した前記描画データ及
    び描画コマンドについての信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した前記描画データ及び描画コマン
    ドについての信号を基に、前記表示装置の表示画面を構
    成する画素毎に画素データを生成する画素データ生成手
    段と、を有し、 前記表示装置は、前記画素データ生成手段で生成された
    画素データについての信号に従って、映像を表示画面に
    表示することを特徴とする表示システム。
  6. 【請求項6】描画データ及び描画コマンドを生成する生
    成手段と前記生成手段で生成した描画データ及び描画コ
    マンドを外部に出力するカードスロットとを有する情報
    処理装置と、前記情報処理装置のカードスロットに装着
    された、前記カードスロットに挿抜可能な情報処理装置
    側インターフェースカードと、表示装置側インターフェ
    ースと、前記情報処理装置から分離して設けられた表示
    装置と、を備え、 前記情報処理装置側インターフェースカードは、前記カ
    ードスロットを介して送られてきた前記描画データ及び
    描画コマンドについての信号を送信する送信手段を有
    し、 前記表示装置側インターフェースは、前記情報処理装置
    側インターフェースカードが送信した前記描画データ及
    び描画コマンドについての信号を受信する受信手段を有
    し、 前記表示装置は、前記受信手段で受信した前記描画デー
    タ及び描画コマンドについての信号を基に、前記表示装
    置の表示画面を構成する画素毎に画素データを生成する
    画素データ生成手段を有し、前記画素データ生成手段で
    生成された画素データについての信号に従って、映像を
    表示画面に表示することを特徴とする表示システム。
  7. 【請求項7】請求項5又は6において、 前記描画データ及び描画コマンドについての信号は、複
    数ビットからなるパラレルデータ信号であり、 前記送信手段は、前記パラレルデータ信号をシリアルデ
    ータ信号に変換するシリアル変換手段と、前記シリアル
    変換手段で変換したシリアルデータ信号を所定の無線周
    波数で送信する無線送信手段と、を有し、 前記受信手段は、前記所定の無線周波数で送信されたシ
    リアルデータ信号を受信する無線受信手段と、前記無線
    受信手段で受信したシリアルデータ信号を元のパラレル
    データ信号に復元するパラレル変換手段と、を有するこ
    とを特徴とする表示システム。
  8. 【請求項8】請求項7において、 前記表示装置側インターフェースは、前記無線受信手段
    が無線信号を受信しなくなるまで無線周波数を切り替え
    ることにより、使用されていない無線周波数を検出する
    検出手段と、前記検出手段で検出した無線周波数を特定
    する信号を前記情報処理装置側インターフェースカード
    に送信する無線周波数特定信号送信手段と、前記検出手
    段で検出した無線周波数で無線信号を受信するように、
    前記無線受信手段を制御する受信周波数制御手段と、を
    有し、 前記情報処理装置側インターフェースカードは、前記表
    示装置側インターフェースが送信した前記無線周波数を
    特定する信号を受信する無線周波数特定信号受信手段
    と、前記無線周波数特定信号受信手段で受信した信号に
    よって特定される無線周波数で前記シリアルデータ信号
    を送信するように、前記無線送信手段を制御する送信周
    波数制御手段と、を有することを特徴とする表示システ
    ム。
  9. 【請求項9】請求項7において、 前記情報処理装置側インターフェースカードは、自己の
    識別情報を送信する第一の識別情報送信手段と、前記表
    示装置側インターフェースの識別情報を受信する第一の
    識別情報受信手段と、前記第一の識別情報受信手段で受
    信した前記表示装置側インターフェースの識別情報が当
    該情報処理装置側インターフェースカードに適合するも
    のである場合、前記シリアルデータ信号の送信を開始す
    るように、前記無線送信手段を制御する送信開始制御手
    段と、を有し、 前記表示装置側インターフェースは、前記情報処理装置
    側インターフェースカードの識別情報を受信する第二の
    識別情報受信手段と、前記第二の識別情報受信手段で受
    信した前記情報処理装置側インターフェースカードの識
    別情報が当該表示装置側インターフェースに適合するも
    のである場合、自己の識別情報を送信する第二の識別情
    報送信手段と、前記第二の識別情報受信手段で受信した
    前記情報処理装置側インターフェースカードの識別情報
    が当該表示装置側インターフェースに適合するものであ
    る場合、前記シリアルデータ信号の受信を開始するよう
    に、前記受信手段を制御する受信開始制御手段と、を有
    することを特徴とする表示システム。
  10. 【請求項10】請求項1、2、3、4、5、6、7、8
    又は9において、 前記表示装置は、前記表示装置側インターフェースから
    の信号を受け取るカードスロットを有し、 前記表示装置側インターフェースは、前記表示装置のカ
    ードスロットに装着された、当該カードスロットに挿抜
    可能なカード型インターフェースであることを特徴とす
    る表示システム。
  11. 【請求項11】請求項1、2、3、4、5、6、7、8
    又は9において、前記表示装置側インターフェースは、
    前記表示装置に内設されていることを特徴とする表示シ
    ステム。
  12. 【請求項12】描画データ及び描画コマンドを生成する
    生成手段と、前記生成手段で生成された描画データ及び
    描画コマンドを外部に出力するカードスロットとを有す
    る情報処理装置の前記カードスロットに装着される、前
    記カードスロットに挿抜可能なインターフェースカード
    であって、 前記拡張カードスロットを介して送られてきた前記描画
    データ及び描画コマンドを受け取って、当該描画データ
    及び描画コマンドについての信号を表示装置に送信する
    送信手段を有することを特徴とするインターフェースカ
    ード。
  13. 【請求項13】請求項12において、 前記描画データ及び描画コマンドを基に、前記表示装置
    の表示画面を構成する画素毎に画素データを生成する画
    素データ生成手段を有し、 前記送信手段は、前記描画データ及び描画コマンドにつ
    いての信号に代えて、前記画素データ生成手段で生成さ
    れた画素データについての信号を送信することを特徴と
    するインターフェースカード。
  14. 【請求項14】描画データ及び描画コマンドを生成する
    生成手段と、前記生成手段で生成された描画データ及び
    描画コマンドを外部に出力するカードスロットとを有す
    る情報処理装置に接続された表示装置であって、 前記カードスロットに装着される、前記カードスロット
    に挿抜可能なカード部と、 映像を表示する表示画面が設けられた表示部と、 前記カードスロットを介して送られてきた前記描画デー
    タ及び描画コマンドを基に、前記表示画面を構成する画
    素毎に画素データを生成する画素データ生成手段と、 前記画素データ生成手段で生成された画素データについ
    ての信号に従って、映像を前記表示画面に表示する表示
    制御手段と、 を備えていることを特徴とする表示装置。
  15. 【請求項15】請求項14において、 前記表示部は、前記表示画面の表示角度を変えることが
    できる角度調節機構を備えていることを特徴とする表示
    装置。
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