JPH09319282A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH09319282A
JPH09319282A JP8153267A JP15326796A JPH09319282A JP H09319282 A JPH09319282 A JP H09319282A JP 8153267 A JP8153267 A JP 8153267A JP 15326796 A JP15326796 A JP 15326796A JP H09319282 A JPH09319282 A JP H09319282A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加圧ローラ駆動方式・オンデマンドタイプの
定着器を具備させた画像記録装置について、定着器の回
転駆動加圧部材の熱膨張で生じる記録画像の延びを防止
する、記録紙1ページ内の画像倍率変化回数を最小限に
する等。 【解決手段】 記録紙Sを画像形成部9に搬送して目的
の画像情報に対応した未定着画像を形成させ、画像形成
部から記録紙を加熱部材10a・10cとこれに接し回
転駆動される加圧部材10eを有する定着器10の加熱
部材と加圧部材によって形成されるニップNに導入して
挟持搬送させることで未定着画像を熱定着させる画像記
録装置において、記録紙搬送速度を可変とする手段26
を設け、連続画像記録枚数、或いは連続画像記録時間に
基づいて、記録紙搬送速度を変化させること、記録紙搬
送速度を変化させるタイミングは非画像記録時とする
等。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式・静
電記録方式・磁気記録方式等の適宜の作像プロセス機構
により記録紙(記録媒体)に目的の画像情報に対応した
未定着画像を形成担持させ、該記録紙を定着器(画像加
熱定着装置)に導入して記録紙上の未定着画像を熱定着
させて画像記録物を出力させる、レーザプリンタ、複写
機等の画像記録装置(画像形成装置)に関する。
【0002】
【従来の技術】便宜上、転写式電子写真プロセスを用い
たレーザプリンタを例にして説明する。該プリンタは、
回転ドラム型を一般的とする電子写真感光体(像担持
体、以下、感光ドラムと記す)を所定の周速度(プロセ
ススピード)をもって回転駆動させ、この回転感光ドラ
ム面を帯電手段により所定の極性・電位に帯電し、その
帯電面をレーザスキャナ部から出力される、目的の画像
情報の時系列電気デジタル画素信号に対応して変調され
たレーザ光で走査露光することで、回転感光ドラム面に
目的の画像情報に対応した静電潜像を形成させる。その
静電潜像を現像手段によりトナー画像として現像し、該
トナー画像を、給紙部側から回転感光ドラムの転写部へ
所定のタイミングで給紙させた記録紙に対して転写手段
により転写させる。そしてこのトナー画像(未定着画
像)の転写を受けた記録紙を定着手段に導入してトナー
画像を記録紙に永久固着画像として定着させて画像形成
物(プリント、コピー)として出力するものである。
【0003】.記録紙に形成担持させた未定着画像を
定着させる定着手段としては、熱ローラ方式の定着器が
一般的に用いられている。熱ローラ方式の定着器は、発
熱源としてのハロゲンヒータを内蔵させ、該ハロゲンヒ
ータの発熱で所定の温度に加熱温調される定着ローラ
(熱ローラ)と、シリコンゴム等の耐熱性を有しかつ所
定の弾性を有する素材により形成された加圧ローラとを
圧接させて定着ニップ部を形成させ、該ローラ対を回転
させ、定着ニップ部に、画像形成部で未定着トナー画像
を形成担持させた記録紙を導入して挟持搬送させること
で定着ローラから熱を加えると共に加圧してトナー画像
を記録紙上に融着固定させるものである。
【0004】しかし、該熱ローラ方式の定着器は、定着
ローラの熱容量が大きく、発熱源としてのハロゲンヒー
タに通電して定着ローラを常温状態から所定の定着温度
に立ち上がらせて温調状態にさせるまでにはかなりのウ
ォーミングタイムを要しクイックスタート性に欠ける。
また定着ローラを常温状態から所定の定着温度に一旦立
ち上がらせた後はいつでも直ちに画像形成動作を実行で
きるようにするためにプリンタの不使用時にもハロゲン
ヒータに通電して定着ローラを余熱状態に維持する必要
があること、発熱源としてのハロゲンヒータは電気エネ
ルギーを一旦は光にエネルギー変換しているためエネル
ギー効率が悪いこと等から消費電力が大きいという問題
がある。またプリンタの不使用時にもハロゲンヒータに
通電して定着ローラを余熱状態に維持することは定着ロ
ーラからの放熱で機内を不必要に昇温させることにもな
る。
【0005】.そこで近年は、クイックスタート化・
省電力化の見地から、熱ローラ方式の定着器に代わっ
て、オンデマンドタイプの定着器が主流となりつつあ
る。
【0006】オンデマンドタイプの定着器としては、例
えばフィルム加熱方式の装置が知られている。この装置
は、加熱部材としてセラミックヒータ等の低熱容量の加
熱体とポリイミド等の薄い伝熱フィルム材を用いて加熱
部材の熱容量を小さくしたものである。
【0007】より具体的には特開昭63−313182
号公報等に開示のように、加熱体(発熱源)としての一
般にセラミックヒータと、加圧部材としての加圧ローラ
との間に耐熱性フィルムを挟ませて定着ニップ部を形成
させ、該定着ニップ部の耐熱性フィルムと加圧ローラと
の間に未定着トナー画像を形成担持させた記録紙を導入
して耐熱性フィルムと一緒に定着ニップ部を挟持搬送さ
せることでセラミックヒータの熱を耐熱性フィルムを介
して記録紙に与えて加熱してトナー画像を記録紙に熱定
着させるものである。
【0008】このようなフィルム加熱方式の定着器は、
加熱体としてのセラミックヒータやフィルムに低熱容量
のものを用いていて温度応答性が良いためヒータに対す
る通電により定着ニップ部を所要の定着温度に迅速に立
ち上がらせて温調状態にすることができてクイックスタ
ート性があり、通紙時以外はヒータに対する通電をオフ
することが可能で省電力性がある。機内昇温も抑えるこ
とができる。
【0009】加熱体を電磁誘導発熱性部材にする、ある
いはフィルムを電磁誘導発熱性部材にし、交番磁界発生
手段の発生交番磁界の作用でそれらを電磁誘導発熱(渦
電流損による発熱)させて定着ニップ部で記録紙を加熱
しトナー画像を記録紙に熱定着させる電磁誘導加熱方式
の定着器も知られており、これらもオンデマンドタイプ
で、クイックスタート性、省電力性を有している。
【0010】上述例のようなオンデマンドタイプの定着
器では通常加圧ローラ側に駆動源を設けて加圧ローラを
回転駆動させることで、加熱部材側の移動体としての耐
熱性フィルムあるいは電磁誘導発熱性フィルムを従動移
動させており、定着ニップ部に導入された記録紙は加圧
ローラの回転駆動力で搬送力が与えられ定着ニップ部を
フィルムとともに挟持搬送される(加圧ローラ駆動方
式、特開平4−44075〜44083、204980
〜204984号公報等)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】オンデマンドタイプの
定着器は上記のようにクイックスタート性・省電力性が
あり有効なものであるが、加圧ローラ駆動方式の場合に
次のような問題点がある。
【0012】即ち、加圧ローラ駆動方式の定着器の場合
は加圧ローラの径により定着ニップ部における記録紙搬
送速度が支配されるため、記録開始初期で加圧ローラが
冷えている状態時の加圧ローラ径(初期径)による定着
ニップ部における記録紙搬送速度に比べて、連続記録を
行ないその間に加圧ローラが加熱部材側の熱で次第に加
熱されて熱膨張して初期径よりも径が大きくなった状態
時の該加圧ローラ径による定着ニップ部における記録紙
搬送速度が速くなる変動現象を生じる。
【0013】そのため、記録動作を連続したときには、
転写部(画像形成部)における記録紙搬送速度(所定の
プロセススピード)に対して、定着器の定着ニップ部に
おける記録紙搬送速度が速くなり両者に差を生じ、記録
紙が転写部を所定のプロセススピードで搬送されてトナ
ー画像転写を受けつつ転写部を通りその記録紙先端が定
着器の定着ニップ部に到達して定着ニップ部に挟持され
ると、記録紙は転写部における所定のプロセススピード
である記録紙搬送速度よりも大きくなった定着器定着ニ
ップ部における記録紙搬送速度をもって搬送されるよう
になる。
【0014】そのため、記録紙先端が定着器の定着ニッ
プ部に到達した時点における記録紙の、定着器の加圧ロ
ーラと転写部間領域部以降の記録紙領域部に対して転写
されるトナー画像(記録画像)は、記録紙が転写部にお
ける所定のプロセススピードである記録紙搬送速度より
も大きい定着器定着ニップ部における記録紙搬送速度を
もって引っ張られて搬送されるので記録紙搬送方向に引
き延ばされてしまい画像延び(伸び)を生じたものとな
る。場合によっては、その画像延びで画像後端部が記録
紙後端から外れて欠損してしまうことになる。
【0015】図13は記録枚数と記録画像延び率の関係
の一例を示したグラフである。この画像記録装置では、
30枚連続記録時点で記録画像が初期と比べて1%程度
延びたものになり、その後は連続記録を続けても加圧ロ
ーラの熱膨張による径の増大勾配がほぼ0となり、画像
延び率は飽和する。従って、1枚目の記録画像に対して
30枚目の記録画像は、A4サイズであれば約3mm延
びる。
【0016】図14の左半図は1枚目の出力記録紙であ
り、この場合は、記録開始初期であることで定着器の加
圧ローラは冷えていて初期径状態にあるので、定着器の
定着ニップ部における記録紙搬送速度は、転写部におけ
る記録紙搬送速度とほぼ同じであり、記録紙はその先端
が転写部から定着器の定着ニップ部に到達した後も転写
部における記録紙搬送速度とほぼ同じ速度で定着ニップ
部を搬送され、転写部における記録紙の引っ張り搬送は
なく、従って記録紙に形成される記録画像は先端から後
端の全領域部において実質的に延びは生じない。
【0017】図14の右半図は30枚目の出力記録紙で
あり、この場合は、前述したようにそれまでの連続記録
の間に加圧ローラが加熱部材側の熱で次第に加熱されて
熱膨張して径が初期径よりも大きくなった状態となるた
めに、転写部における記録紙搬送速度に対して、定着器
の定着ニップ部における記録紙搬送速度が速くなるか
ら、転写部を搬送され、先端が定着器の定着ニップ部に
到達した時点における記録紙の、定着器の加圧ローラと
転写部間領域部に対応する記録画像部分には画像延びは
ないけれど、それ以降の記録紙領域部に対応する記録画
像部分は引っ張り搬送のために記録紙搬送方向に画像延
びしたものとなる。そのため、仮にA4サイズの記録紙
に後端まで2mmの画像を記録し続けると、30枚目で
は約3mm画像が延びて1mmの画像欠損が生じること
になることになる。
【0018】そこで本発明は、加圧ローラ駆動方式・オ
ンデマンドタイプの定着器を画像定着手段として具備さ
せた画像記録装置について、上記のような問題を解消す
る、即ち連続記録時の記録画像の延び防止、記録紙1ペ
ージ内での画像倍率の変化の低減等を目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする画像記録装置である。
【0020】(1)記録紙を画像形成部に搬送して目的
の画像情報に対応した未定着画像を形成させ、画像形成
部から記録紙を加熱部材とこれに接し回転駆動される加
圧部材を有する定着器の加熱部材と加圧部材によって形
成されるニップに導入して挟持搬送させることで未定着
画像を熱定着させる画像記録装置において、記録紙搬送
速度を可変とする手段を設け、連続画像記録枚数、或い
は連続画像記録時間に基づいて、記録紙搬送速度を変化
させることを特徴とする画像記録装置。
【0021】(2)記録紙搬送速度を変化させるタイミ
ングは非画像記録時とすることを特徴とする(1)に記
載の画像記録装置。
【0022】(3)画像形成部からの記録紙の先端が定
着器の加熱部材と加圧部材によって形成されるニップに
到達した以降の記録紙搬送速度を、連続画像記録枚数、
或いは連続画像記録時間に基づいて変化させることを特
徴とする(1)に記載の画像記録装置。
【0023】(4)記録紙搬送手段の駆動にステッピン
グモータを用い、該ステッピングモータの駆動パルス周
波数を変化させることにより、記録紙搬送速度を変化さ
せることを特徴とする(1)ないし(3)の何れか1つ
に記載の画像記録装置。
【0024】(5)記録紙に目的の画像情報に対応した
未定着画像を形成させる画像形成部が電子写真プロセス
手段であることを特徴とする(1)ないし(4)の何れ
か1つに記載の画像記録装置。
【0025】(6)外部装置から送り出される記録命
令、画像情報に基づいて記録紙に対する画像記録が行な
われることを特徴とする(1)ないし(5)の何れか1
つに記載の画像記録装置。
【0026】(7)定着器が、加熱体と、加熱体を内包
して記録紙と等速度で移動する移動体と、移動体に接し
て設けられたローラ状の加圧部材を有し、移動体と加圧
部材によって形成されるニップに記録材を導入して挟持
搬送させることで未定着画像を熱定着させる装置である
ことを特徴とする(1)ないし(6)の何れか1つに記
載の画像記録装置。
【0027】即ち本発明は、記録紙搬送速度を可変とす
る手段を設け、連続画像記録枚数、或いは連続画像記録
時間に基づいて、記録紙搬送速度を変化させることによ
り、定着器の回転駆動加圧部材の熱膨張で生じる記録紙
搬送速度変化を相殺し、記録画像の延びを防止するもの
である。
【0028】記録紙搬送速度を変化させるタイミングは
非画像記録時とすることにより、記録紙1ページ内の画
像倍率変化回数を最小限にするものである。
【0029】画像形成部からの記録紙の先端が定着器の
加熱部材と加圧部材によって形成されるニップに到達し
た以降の記録紙搬送速度を、連続画像記録枚数、或いは
連続画像記録時間に基づいて変化させることにより、記
録紙1ページ内で画像倍率がずれる領域を最小限にする
ものである。
【0030】記録紙搬送手段の駆動にステッピングモー
タを用い、該ステッピングモータの駆動パルス周波数を
変化させることで、記録紙搬送速度を変化させることに
より、記録紙の速度変化を低コストで容易に行なうもの
である。
【0031】
【発明の実施の形態】
〈実施形態例1〉(図1〜図9) (1)画像記録装置例 図1は画像記録装置の一例の概略構成図である。本例の
画像記録装置1は転写式電子写真プロセス利用のレーザ
プリンタである。
【0032】18は像担持体としての回転ドラム型の電
子写真感光体(感光ドラム)であり、矢示の時計方向に
所定の周速度(プロセススピード)にて回転駆動され
る。
【0033】感光ドラム18はその回転過程で一次帯電
ローラ19により所定の極性・電位に一様に帯電処理さ
れる。その回転感光ドラム18の一様帯電面に対してレ
ーザスキャナ部8から出力される、目的の画像情報の時
系列電気デジタル画素信号に対応して変調制御(ON/
OFF制御)されたレーザ光による走査露光Lがなされ
て、回転感光ドラム18面に目的の画像情報の静電潜像
が形成される。
【0034】その形成潜像が現像器20でトナーにより
現像されて可視化される。現像方法としては、ジャンピ
ング現像法、2成分現像法、FEED現像法などが用い
られ、イメージ露光と反転現像との組み合わせで用いら
れることが多い。
【0035】一方、給紙ローラ5の駆動により給紙カセ
ット2内に収容の記録媒体としての記録紙(転写材)S
が一枚宛繰り出され、給紙搬送ローラ対(レジストロー
ラ)6により感光ドラム18と転写帯電ローラ21との
圧接部である転写ニップ部Tに所定の制御タイミングに
て給送される。7は給紙搬送ローラ対6よりも記録紙搬
送方向下流側に設けた給紙センサであり、給紙された記
録紙の搬送状態を検知する。
【0036】転写ニップ部Tに記録紙Sが給紙されるこ
とで、その給送記録紙Sの面に感光ドラム18面側のト
ナー画像が順次に転写されていく。転写ニップ部Tを出
た記録紙Sは回転感光ドラム18の面から順次に分離さ
れて、トナー画像を熱定着させるための加熱装置として
の定着器10に導入されてトナー画像の熱定着処理を受
ける。本例の定着器10については次の(2)項で詳述
する。
【0037】定着器10を出た記録紙は排紙ローラ12
により積載トレイ13にプリントアウトされる。
【0038】また、記録紙分離後の回転感光ドラム18
面はクリーナ22により転写残りトナー等の付着汚染物
の除去処理を受けて清浄面化され、繰り返して作像に供
される。
【0039】本例のプリンタ1は、感光ドラム18・一
次帯電ローラ19・現像器20・クリーナ22の4つの
プロセス機器を一括してプリンタ本体に着脱自在のプロ
セスカートリッジ(画像形成部)9としてある。
【0040】レーザスキャナ部8において、14はレー
ザユニットであり、パーソナルコンピュータ等の外部装
置30から送出される画像信号(画像信号VDO)に基
づいて変調されたレーザ光を発光する。15はレーザユ
ニット14からのレーザ光を感光ドラム18に走査する
ためのポリゴンミラー、15aは該ミラーの回転用モー
タ(ポリゴンモータ)、16は結像レンズ群、17は折
り返しミラーである。
【0041】3はカセット2内の記録紙Sの有無を検知
するカセット紙有無センサ、4はカセット2の記録紙S
のサイズを検知するカセットサイズセンサ(複数個のマ
イクロスイッチで構成される)、11は排紙部の記録紙
搬送状態を検知する排紙センサである。
【0042】23はメインモータであり、給紙ローラ5
に給紙ローラクラッチ24を介して駆動力を与えてお
り、更に給紙搬送ローラ対6、感光ドラム18を含む画
像形成部9内の各ユニット、定着器10、排紙ローラ1
2等にも駆動力を与えている。
【0043】26はプリンタ本体1を制御するプリンタ
制御装置(エンジンコントローラ)であり、タイマ、R
OM、RAM等を具備したMPU(マイクロコンピュー
タ)及び各種入出力制御回路等で構成されている。
【0044】このプリンタ制御装置26は、内部通信手
段であるビデオインターフェース27を介してビデオ制
御装置(ビデオコントローラ)28と接続され、さらに
該ビデオ制御装置28はセントロニクスインターフェー
ス等の汎用インターフェース29を介してパーソナルコ
ンピュータ等の外部装置30に接続されている。
【0045】ビデオ制御装置28は、外部装置30から
汎用インターフェース29を介してプリンタ本体1に送
信される画像情報をビデオ信号に変換し、ビデオインタ
ーフェース27を介してプリンタ制御装置26に送信す
る。
【0046】(2)定着器10 図2は定着器10の要部の拡大横断面模型図である。本
例の定着器10は特開平4−44075〜44083号
公報、同4−204980〜204984号公報等に開
示の所謂オンデマンドタイプ・テンションレスタイプ・
加圧ローラ駆動式のフィルム加熱方式の装置である。
【0047】即ち、加熱用移動体として円筒状(エンド
レス)の耐熱性フィルム(定着フィルム)10cを用
い、該フィルムの周長の少なくとも一部はテンションフ
リー(テンションが加わらない状態)とし、該フィルム
10cを加圧部材(加圧回転体)としての加圧ローラ1
0eの回転駆動力で回転駆動するようにしたものであ
る。
【0048】10dは横断面略半円弧状樋型の剛性・断
熱性を有するフィルム内面ガイドステイ(ステー)であ
り、このステイの外側下面に長手に沿って低熱容量の加
熱体としてのセラミックヒータ10aを固定支持させて
ある。円筒状フィルム10cはこのヒータ10aを含む
ステイ10dにルーズに外嵌させてある。
【0049】加圧ローラ10eは、芯金10fと、この
芯金の外周りに同心一体に形成した離型性に優れたシリ
コーンゴム層等の耐熱性弾性層10gからなり、不図示
の軸受手段・付勢手段により所定の押圧力をもってフィ
ルム10cを挟ませてヒータ10aと相互圧接させて配
設してある。Nはその圧接ニップ部(加熱ニップ部・定
着ニップ部)である。該加圧ローラ10eは駆動モータ
23より不図示の動力伝達系を介して回転駆動力が伝達
されて矢示の反時計方向に所定の周速度で回転駆動され
る。
【0050】この加圧ローラ10eの回転駆動による該
ローラ10eとフィルム外面との摩擦力でフィルム10
cに直接的に回転力が作用し(記録紙Sがニップ部Nに
導入されたときは該記録紙Sを介してフィルム10cに
回転力が間接的に作用)、該フィルム10cがセラミッ
クヒータ10aの下面に圧接摺動しつつ矢示の時計方向
に従動して回転する。
【0051】フィルム内面ガイドステイ10dはフィル
ム10cの回転を容易にする。フィルム10cの内面と
セラミックヒータ10aの面との摺動抵抗を低減するた
めに両者の間に耐熱性グリス等の潤滑剤を少量介在させ
るとよい。
【0052】セラミックヒータ10aの通電発熱体bに
対する電力給電によりセラミックヒータ10aが加熱さ
れ、その発熱で回転フィルム10cがニップ部Nにおい
て加熱される。そして、ニップ部Nの、フィルム10c
と加圧ローラ10eとの間に記録紙Sが未定着トナー画
像担持面をフィルム10c側にして導入されることで、
該記録紙Sがフィルム10cに密着してフィルムと一緒
の重なり状態で加圧ローラ10eの回転周速度に対応し
た速度にてニップ部Nを挟持搬送通過していく。
【0053】この記録紙Sのニップ部通過過程でセラミ
ックヒータ10aで加熱されたフィルム10cから記録
紙Sに熱エネルギーが付与されて、記録紙S上の未定着
トナー画像tが加熱溶融定着される。記録紙Sはニップ
部N通過後フィルム10cの面から分離して排出され
る。
【0054】フィルム10cは、熱容量を小さくしてク
イックスタート性を向上させるために、その膜厚を総厚
100μm以下、好ましくは20μm以上40μm以下
がよい。材質としては、耐熱性、離型性、強度、耐久性
等のある、PTFE、PFA、FEPの単層、あるいは
ポリイミド、ポリアミドイミド、PEEK、PES、P
FA、FEP等のフィルム表面に、PTFE、PFA、
FEP等を離型層としてコーティングした複合層フィル
ム等である。
【0055】加熱体としてのセラミックヒータ10a
は、加熱ニップ部Nにおけるフィルム10cもしくは記
録紙Sの搬送方向に対して直角方向を長手とする、例え
ば幅10mm・厚み1mmの細長の耐熱性・絶縁性・良
熱伝導性のアルミナ等のヒータ基板a、該基板の表面側
の短手方向中央部に基板長手に沿って、例えば、Ag/
Pd(銀パラジウム)等の電気抵抗材料を厚み約10μ
m・幅1〜3mmにスクリーン印刷等により塗工して形
成具備させた通電発熱体b、該通電発熱体の長手両端部
の給電電極、通電発熱体bを形成したヒータ表面を被覆
させたガラスやフッ素樹脂等の保護層c、ヒータ基板裏
面側に具備させた、ヒータの温度検知手段としてのサー
ミスタd等からなる、全体に低熱容量の線状加熱体であ
る。
【0056】このセラミックヒータ10aを、通電発熱
体bを形成具備させた表面側を下向きに露呈させて、フ
ィルム内面ガイドステー10dの外側下面に固定支持さ
せてある。
【0057】セラミックヒータ10aは、通電発熱体b
の両端部の給電電極に対する給電により該通電発熱体b
が長手全長にわたって発熱することで昇温する。そのヒ
ータ温度が温度検知手段たるサーミスタdで検知され、
該サーミスタdの出力をA/D変換してプリンタ制御部
26に取り込み、その情報をもとにトライアック(図示
せず)によりセラミックヒータ10aの通電発熱体bに
通電するAC電圧を、位相、波数制御等により所望の値
とすることで、セラミックヒータ10aの温度、即ち定
着器の温度が所定の温度に維持されるように温度制御さ
れる。即ち、サーミスタdのヒータ検知温度が所定の設
定温度より低いとセラミックヒータ10aが昇温するよ
うに、また高い場合はセラミックヒータ10aが降温す
るように通電発熱体bへの通電を制御することでセラミ
ックヒータ10aの温度を定着時に所定の一定に保つよ
うに温調する。
【0058】本例のようなフィルム加熱方式の加熱装置
としての定着器10は、発熱源としてのセラミックヒー
タ10aや定着フィルム10cに低熱容量のものを使用
できて昇温が迅速でクイックスタート性があり、かつ予
熱通電の必要性がなくて省電力タイプのオンデマンド装
置である。
【0059】また本例のようなテンションレスタイプの
フィルム加熱方式の定着器10は、フィルム回転駆動状
態時にニップ部Nとこのニップ部Nよりもフィルム回転
方向上流側のフィルム内面ガイドステイ外面部分とフィ
ルムとの接触部領域のフィルム部分のみにテンションが
作用し、残余の大部分のフィルム部分にはテンションが
作用しない。そのため、フィルム回転駆動状態時におけ
るフィルム10cのステイ長手に沿う寄り移動力が小さ
く、フィルムの寄り移動規制手段ないしはフィルム寄り
制御手段を簡単化することができる。例えばフィルムの
寄り移動規制手段としてはフィルム端部を受け止めるフ
ランジ部材のような簡単なものにすることができ、フィ
ルム寄り制御手段は省略して装置のコストダウンや小型
化を図ることができる。
【0060】(3)ビデオインターフェース27 図3はビデオインターフェース27の構成を説明する模
式図である。
【0061】CPRDY;外部装置30が通信可能な旨
を示す信号であり、ビデオ制御装置28からプリンタ制
御装置26に送出される。
【0062】PPRDY;プリンタ制御装置26が通信
可能な旨を示す信号であり、プリンタ制御装置26から
ビデオ制御装置28に送出される。
【0063】SBSY;ステータス有効信号であり、プ
リンタ制御装置26からビデオ制御装置28に送出され
る。
【0064】CBSY;コマンド有効信号であり、ビデ
オ制御装置28からプリンタ制御装置26に送出され
る。
【0065】SC;ステータス/コマンド信号であり、
ステータス有効信号SBSYがTRUEの場合に、プリ
ンタの内部状態を示すステータスデータとしてプリンタ
制御装置26からビデオ制御装置28に送出され、コマ
ンド有効信号CBSYがTUREの場合にビデオ制御装
置28からプリンタに命令を示すコマンドデータとして
ビデオ制御装置28からプリンタ制御装置26に送出さ
れる。
【0066】CLK;ステータス/コマンド信号SCの
同期クロックであり、ビデオ制御装置28からプリンタ
制御装置26に送出される。外部装置30からのコマン
ド1つに対してプリンタ制御装置26はそのコマンドに
対応するステータスを1つ返送する。
【0067】即ち、上記SBSY,CBSY,SC,C
LKの各信号でハンドシェーク形式のシリアル通信を行
っている。
【0068】RDY;レディ信号で、プリンタ制御装置
26がプリント可能な状態のときTRUEとし、プリン
タ制御装置26からビデオ制御装置28に送出される。
【0069】PRINT;外部装置30がプリント開始
を指示するときに、TRUEとなるプリント信号であ
り、ビデオ制御装置28からプリンタ制御装置26に送
出される。
【0070】TOP;プリンタ制御装置26がビデオ制
御装置28に対して送出する画像出力の垂直方向(副走
査方向/紙搬送方向)の同期をとる垂直同期信号であ
る。
【0071】HSYNC;プリンタ制御装置26からビ
デオ制御装置28に対して送出する画像出力の水平方向
(主走査方向/レーザ走査方向)の同期をとる水平同期
信号である。
【0072】VDO;ビデオ制御装置28がプリンタ制
御装置26に対して垂直同期信号TOP及び水平同期信
号HSYNCに同期させてドットイメージをシリアルに
送出するところの画像信号である。
【0073】(4)シリアル通信の動作 図4は前記のシリアル通信の動作を示したタイミングチ
ャートである。
【0074】プリンタ本体1に電源が投入され、プリン
タ制御装置26のイニシャライズ等が終了し、シリアル
通信可能な状態となると、プリンタ制御装置26はPP
RDYをTRUEとする。
【0075】一方、ビデオ制御装置28も電源が投入さ
れ、イニシャライズ等が終了し、シリアル通信可能な状
態となると、該ビデオ制御装置28はCPRDYをTR
UEとする。また、該ビデオ制御装置28はPPRDY
が所定時間TRUEであることを確認したうえシリアル
通信可能であると判断し、必要であれば、CBSYをT
RUEとし、CLKに同期させて、SCラインから8ビ
ットのコマンドを送信する。その後CBSYをFALS
Eとし、プリンタ制御装置26からのステータス返送を
待機する。
【0076】プリンタ制御装置26は、コマンドを受信
すると、その内容に応じたステータスを返送すべくSB
SYをTRUEとする。ビデオ制御装置28はSBSY
のTRUEを検出すると、CLKの送信を開始し、プリ
ンタ制御装置26はCLKに同期させてSCラインから
ステータスを返送し、SBSYをFALSEとする。
【0077】尚、プリンタ制御装置26は、CPRDY
のTRUEを所定時間確認すると、シリアル通信可能と
判断し、コマンドを有効と判断する。
【0078】(5)プリンタ1の通常プリント動作 図5の(a)・(b)はプリンタ1の通常プリント動作
を示すタイミングチャートである。
【0079】図5の(a)において、プリンタ制御装置
26はプリント受付可能な状態となるとRDYをTRU
Eとし、プリント受付可能な旨をビデオ制御装置28に
報知する。
【0080】これを受けてビデオ制御装置28は外部装
置30からのプリント要求が発生すれば、PRINTを
TRUEとし、プリント開始を指示する。
【0081】プリンタ制御装置26は、PRINTのT
RUEを検出すると、メインモータ23及びレーザスキ
ャナ部8のポリゴンモータ15aの駆動を開始する。
【0082】メインモータ23を駆動すると、給紙搬送
ローラ6、感光ドラム18、定着器10、一次帯電ロー
ラ19、現像器20、転写ローラ21、及び排紙ローラ
12に駆動が伝わる。この時、一次帯電ローラ19、現
像器20、転写帯電ローラ21等に対する所定の高圧印
加駆動も行なう。
【0083】また、定着器10内のセラミックヒータ1
0aの加熱を開始し、サーミスタdで検出されるヒータ
温度が170℃になるようにセラミックヒータ10aの
通電発熱体bへの通電デューティを制御してヒータ(定
着器)を温度調節する。
【0084】プリンタ制御装置26はポリゴンモータ1
5aの回転が、定常状態となるt1秒後に給紙クラッチ
24をt2秒間ONして給紙ローラ5を駆動し、記録紙
Sを給紙搬送ローラ6に向けて給紙する。
【0085】そして、プリンタ制御装置26は、記録紙
Sの先端が給紙搬送ローラ6を通過して給紙センサ7に
到達したことを検出すると、所定時間t3秒後に垂直同
期信号TOPをビデオ制御装置28に送出する。
【0086】ビデオ制御装置28はTOPに同期してt
v秒後に1頁分の画像信号VDOの出力を開始する。
【0087】また、この間プリンタ制御装置26は、水
平同期信号HSYNCをレーザ走査に同期した所定のタ
イミングでビデオ制御装置28に送出するとともに、画
像信号VDOに基づきレーザユニット14から発光する
レーザ光を変調する。
【0088】ビデオ制御装置28は、図5の(b)に示
すように、水平同期信号HSYNCの立ち上がりに同期
してth秒後に1走査分の画像信号VDOを出力する。
【0089】以上のような動作により、記録紙Sは、給
紙ローラ5、給紙搬送ローラ6、画像形成部9の転写ニ
ップ部T、定着器10、排紙ローラ12へと順次搬送さ
れ画像記録がなされる。
【0090】そして、記録紙Sの後端を排紙センサ11
にて検出すると、定着器10のセラミックヒータ10a
の温調を停止し、一次帯電ローラ19、現像器20、転
写帯電ローラ21等に対する高圧印加駆動を停止する。
それからt4秒後にメインモータ23、ポリゴンモータ
15aを停止して、通常プリント動作を終了する。
【0091】連続プリントモードの場合は、1のプリン
ト動作の次に所定の紙間(インターバル、非画像記録期
間)をもけて次のプリント動作が実行されるサイクルの
繰り返しで所要枚数の連続プリントが実行され、最終枚
目の記録紙Sの後端を排紙センサ11にて検出すると、
定着器10のセラミックヒータ10aの温調を停止し、
一次帯電ローラ19、現像器20、転写帯電ローラ21
等に対する高圧印加駆動を停止する。それからt4秒後
にメインモータ23、ポリゴンモータ15aを停止し
て、連続プリント動作を終了する。
【0092】(6)メインモータ23の駆動制御 図6はプリンタ制御装置26のメインモータ23の駆動
制御に関わる部分の回路図である。
【0093】26aは1チップマイクロコンピュータ
で、ROM26b、RAM26c、タイマ26dを備え
ている。
【0094】メインモータ23は4相のステッピングモ
ータであり、A相、/A相、B相、/B相の巻き線は、
その片方はそれぞれNPNトランジスタ31、32、3
3、34のコレクタに接続されており、もう片方は+2
4V電源に接続されている。NPNトランジスタ31、
32、33、34のエミッタはGNDに接続されてお
り、ベースはそれぞれMPUの出力ポートP0、P1、
P2、P3に接続されている。なお、各NPNトランジ
スタ保護用のサージ吸収ダイオードは図中から省略して
ある。
【0095】図7はメインモータ23を駆動する為の励
磁パルスを示したタイミングチャートである。メインモ
ータ23を回転させる場合、MPU26aは内蔵タイマ
26dを用いて、励磁パルスの周波数を計算し、所定周
波数で出力ポートP0、P1、P2、P3からA相、/
A相、B相、/B相の励磁パルスを出力する。従って、
励磁パルスの周波数を変化させることにより、メインモ
ータ23の回転速度を変化させることができる。
【0096】即ち、プリンタ制御装置26により励磁パ
ルスの周波数を上げればメインモータ23の回転が速く
なり、記録紙Sの搬送スピードが速くなる。逆に該周波
数を下げればメインモータ23の回転が遅くなり、記録
紙Sの搬送スピードが遅くなる。
【0097】(7)画像延びの補正制御 前述したように、定着器10の加圧ローラ10eは連続
してプリント動作を行ううちにセラミックヒータ10a
からの熱により加熱されて昇温していき、熱膨張を生じ
て外径が初期径よりも増し、そのために連続プリント枚
数(連続画像記録枚数)が多くなるにつれて転写部にお
ける記録紙の引っ張り搬送で画像が延びる。
【0098】そこで本例ではこの画像の延びを補正する
ため、プリンタ制御装置26が連続プリント枚数をカウ
ントし、メインモータ23の回転速度を制御して記録紙
の搬送速度を段階的(10枚毎)に遅くしていき、加圧
ローラ10eの熱膨張が飽和して、画像延びが飽和する
30枚以上はその速度を保持するものである。
【0099】図8は上記制御のフローチャートである。
【0100】即ち、連続プリント10枚目か否かを判断
し(ステップS1)、10枚目であれば記録紙搬送速度
を初期値に対して0.33%ダウンする(ステップS
2)。
【0101】次に、連続プリント20枚目か否かを判断
し(ステップS3)、20枚目であれば記録紙搬送速度
を初期値に対して0.66%ダウンする(ステップS
4)。
【0102】次に、連続プリント30枚目か否かを判断
し(ステップS5)、30枚目であれば記録紙搬送速度
を初期値に対して1.00%ダウンする(ステップS
6)。
【0103】.即ち、メインモータ23を駆動制御し
てその回転速度をダウンさせると、給紙ローラ5から排
紙ローラ12へ至る記録紙搬送経路を構成している、給
紙ローラ5、給紙ローラ対6、感光ドラム19、転写帯
電ローラ21、定着器10の加圧ローラ10e、排紙ロ
ーラ12の各回転周速度が通常の回転周速度よりもダウ
ンして記録紙搬送速度が通常の搬送速度よりもダウンす
ることになる。
【0104】.そして感光ドラム18の回転周速度が
露光手段(レーザスキャナ部)8による潜像形成速度に
対して通常の回転周速度よりもダウンするので、感光ド
ラム18に形成される潜像・トナー画像は感光ドラム1
8の回転周速度のダウン量に相当する割合分だけ感光ド
ラム回転方向に縮められて形成されることになる。
【0105】.メインモータ23を駆動制御して記録
紙搬送速度をダウンさせても連続プリント時における定
着器の定着ニップ部における記録紙搬送速度は加圧ロー
ラ10eの径が熱膨張で増大しているので転写部におけ
る記録紙搬送速度よりも大きい状態にあり、記録紙は転
写部において引っ張り搬送される。
【0106】.そのため上記のように感光ドラム1
8面に感光ドラム回転方向に縮められて形成されたトナ
ー画像は転写部において引っ張り搬送される記録紙面に
対して記録紙搬送方向に延ばされて転写されていく。
【0107】つまり、連続プリント時においては上記制
御フローチャートのように、定着器の加圧ローラの熱膨
張に基づく外径増大による定着ニップ部における記録紙
搬送速度の増加に対応させて、メインモータ23を駆動
制御して記録紙搬送速度を適当割合でダウンさせること
で、感光ドラム18面に縮められて形成されたトナー画
像の縮み量分と転写時の画像延び量分とが相殺されて、
記録紙面には延び補正されたトナー画像が転写形成され
るのである。
【0108】本例では、プリント枚数はPRINT信号
受信時にカウントアップし、記録紙搬送速度切り換え
は、PRINT信号を受けてから、TOP信号を出力す
るまでの間に行なう。即ち、記録紙搬送速度を変化させ
るタイミングは非画像形成時(非露光時)としている。
【0109】これにより、1頁内の画像の延び率変化
は、記録紙先端が加圧ローラに到達した時の一回のみに
なる。
【0110】図9は連続プリント枚数の進行過程におけ
る記録画像の延び率と記録紙搬送速度ダウン率を示した
グラフである。このグラフで分かるように本例では画像
の延びが0.33%以内に抑えられることになる。
【0111】本例では連続プリント枚数に応じて記録紙
搬送速度を変化させたが、連続プリント枚数に相当する
連続プリント時間に応じて記録紙搬送速度を変化させて
もよい。
【0112】〈実施形態例2〉(図10・図11) 本例のプリンタの前述実施形態例1のプリンタとの違い
は、記録紙搬送速度を切り換えるタイミングにある。そ
の他のプリンタ構成は同じである。
【0113】図10は、連続プリント時の、従来例(=
図14の右半図)、前述実施形態例1、本実施形態例2
における記録画像の延び及び縮み状態を示した図であ
る。
【0114】従来例は、連続プリントの進行で加圧ロー
ラ10eが膨張すると加圧ローラ10eに記録紙Sが引
っ張られる為、紙先端が定着器10のニップ部Nに到達
したのちに転写される画像が延びてしまう。
【0115】前述実施形態例1ではこの延びを補正する
ため、従来の画像延び部分が通常になるようメインモー
タ23の駆動速度を遅くして記録紙搬送速度を遅くし
た。但し、この場合は記録紙先端がニップ部Nに到達し
たとき既に画像転写されている領域(加圧ローラ10e
〜転写ローラ21の領域)は、感光ドラム18面に縮め
られて形成されたトナー画像がそのまま転写されること
で縮み画像になる。
【0116】転写ローラ21と定着器10の加圧ローラ
10e間の距離が長い画像形成装置ではこの画像縮み領
域が多くなり問題となる可能性がある。
【0117】本例ではこういった問題を低減するもので
ある。
【0118】即ち図11は本実施形態例の制御タイミン
グチャートを示しており、前述の実施形態例1の図5と
メインモータ23の制御が異なる。
【0119】本例では、記録紙先端が加圧ローラ10e
に到達するタイミング、即ち給紙センサ7からのタイミ
ングtkまでは、連続プリント枚数に関わらず常に同じ
速度(初期値)で記録紙搬送を行ない、記録紙先端が加
圧ローラ10eに達した以降の記録紙搬送速度を実施形
態例1と同様な段階的な速度減を行ない、画像延び補正
を行うものである。
【0120】これにより、記録紙先端から加圧ローラ1
0e〜転写ローラ21間に対応する記録紙領域の画像を
延び縮みのない画像にすることができる。
【0121】但し、図10に示すように、転写ローラ1
0e〜レーザ露光位置に相当する僅かな記録紙領域は画
像延び領域となる。これは記録紙先端が加圧ローラ10
eに到達する時に既に露光されているためである。
【0122】〈実施形態例3〉(図12) 図12の(a)と(b)はそれぞれオンデマンドタイプ
の定着器10の他の例の概略構成図である。何れも電磁
誘導加熱方式の定着器である。
【0123】(a)のものは、前述図2のテンションレ
スタイプ・加圧ローラ駆動式のフィルム加熱方式の装置
において加熱体としてのセラミックヒータ10aに代え
て横長の電磁誘導発熱板10h(金属板、導電体、抵抗
体、磁性体)をフィルム内面ガイドステイ10dに配設
し、このガイドステイ10dの内側に、電磁誘導発熱板
10hに対して交番磁界を作用させる、励磁コイル10
iと励磁コア10jからなる交番磁界発生手段10kを
具備させたものである。
【0124】電磁誘導発熱板10hは交番磁界発生手段
10kの発生交番磁界の作用で電磁誘導発熱(渦電流損
による発熱)して加熱体として機能し、その発熱で、加
圧ローラ10eの回転駆動に伴い回転するフィルム10
cがニップ部Nにおいて加熱される。そして、ニップ部
Nの、フィルム10cと加圧ローラ10eとの間に記録
紙Sが未定着トナー画像担持面をフィルム10c側にし
て導入されることで、該記録紙Sがフィルム10cに密
着してフィルムと一緒の重なり状態で加圧ローラ10e
の回転周速度に対応した速度にてニップ部Nを挟持搬送
通過していく。この記録紙Sのニップ部通過過程で電磁
誘導発熱板10hで加熱されたフィルム10cから記録
紙Sに熱エネルギーが付与されて、記録紙S上の未定着
トナー画像tが加熱溶融定着される。記録紙Sはニップ
部N通過後フィルム10cの面から分離して排出され
る。
【0125】(b)のものは、前述図2のテンションレ
スタイプ・加圧ローラ駆動式のフィルム加熱方式の装置
において、加熱体としてのセラミックヒータ10aは無
しにし、フィルム10cを電磁誘導発熱性フィルムにす
る。またフィルムガイド10dの内側に、主としてニッ
プ部Nの電磁誘導発熱性フィルム部分に対して交番磁界
を作用させる、励磁コイル10iと励磁コア10jから
なる交番磁界発生手段10kを具備させたものである。
【0126】交番磁界発生手段10kの発生交番磁界に
より、電磁誘導発熱性フィルム10mが主としてニップ
部Nの領域において電磁誘導発熱する。そして、ニップ
部Nの、フィルム10mと加圧ローラ10eとの間に記
録紙Sが未定着トナー画像担持面をフィルム10m側に
して導入されることで、該記録紙Sがフィルム10mに
密着してフィルムと一緒の重なり状態で加圧ローラ10
eの回転周速度に対応した速度にてニップ部Nを挟持搬
送通過していく。この記録紙Sのニップ部通過過程で電
磁誘導発熱するフィルム10mから記録紙Sに熱エネル
ギーが付与されて、記録紙S上の未定着トナー画像tが
加熱溶融定着される。記録紙Sはニップ部N通過後フィ
ルム10mの面から分離して排出される。
【0127】〈その他〉 1)定着器10の加圧ローラ10eは回動ベルト体など
他の形態の駆動される回転体にすることができる。
【0128】2)画像形成部の転写手段21は転写コロ
ナ帯電器など他の手段機器とすることもできる。
【0129】3)画像形成部は実施形態例の電子写真プ
ロセスに限らず、静電記録プロセスや磁気記録プロセス
など記録紙に目的の画像情報に対応した未定着画像を転
写方式あるいは直接方式で形成担持させうことのできる
適宜の作像プロセス手段のものとすることができる。
【0130】4)プリント動作の終了後、あまり時間を
あけずに次のプリント動作を行う場合には、定着器10
の加圧ローラ10eがある程度温まっていることもある
ため、プリント開始時に前回の動作が終了してからの経
過時間を参照し、該経過時間が短ければ加圧ローラ10
eが温まっていると判断させ、逆に経過時間が長ければ
加圧ローラ10eが冷めていると判断させて、次のプリ
ント動作時の記録材搬送速度を制御するようにすること
もできる。
【0131】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
録紙を画像形成部に搬送して目的の画像情報に対応した
未定着画像を形成させ、画像形成部から記録紙を加熱部
材とこれに接し回転駆動される加圧部材を有する定着器
の加熱部材と加圧部材によって形成されるニップに導入
して挟持搬送させることで記録紙上の未定着画像を加熱
部材で熱定着させる画像記録装置、即ち加圧ローラ駆動
方式・オンデマンドタイプの定着器を画像定着手段とし
て具備させた画像記録装置について、定着器の加圧搬送
用回転体の熱膨張で生じる記録紙搬送速度変化を相殺
し、記録画像の延びを防止することができる、記録紙1
ページ内の画像倍率変化回数を最小限にすることができ
る、記録紙1ページ内で画像倍率がずれる領域を最小限
にすることができる、記録紙の速度変化を低コストで容
易に行なうことができるもので、所期の目的がよく達成
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1の画像記録装置(レーザプリン
タ)の概略構成図
【図2】定着器(フィルム加熱方式)の概略構成図
【図3】ビデオインターフェースの模式図
【図4】シリアル通信の動作タイミングチャート
【図5】通常プリント動作のタイミングチャート
【図6】モータ制御部分の回路図
【図7】ステッピングモータ励磁パターンを示す図
【図8】記録紙搬送速度制御を示すフローチャート
【図9】連続プリント枚数と画像の延び率と記録紙搬送
速度低下率との関係を示したグラフ
【図10】従来例、実施形態例1、実施形態例2の記録
画像の延び及び縮みを示した図
【図11】実施形態例2の画像記録装置のプリント動作
を示すタイミングチャート
【図12】(a)・(b)はそれぞれ加圧ローラ駆動方
式・オンデマンドタイプの他の定着器例の概略構成図
【図13】従来例画像記録装置における連続プリント枚
数と画像延び率を示したグラフ
【図14】出力1枚目と、連続記録30枚目の各記録紙
の記録画像状態の説明図
【符号の説明】
1 レーザプリンタ(画像記録装置) 8 レーザスキャナ部 9 画像形成部 T 転写部 10 定着器 10a セラミックヒータ(加熱体) 10c 耐熱性フィルム 10d フィルム内面ガイドステイ 10e 加圧ローラ(加圧搬送用回転体) 23 メインモータ 26 プリンタ制御装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙を画像形成部に搬送して目的の画
    像情報に対応した未定着画像を形成させ、画像形成部か
    ら記録紙を加熱部材とこれに接し回転駆動される加圧部
    材を有する定着器の加熱部材と加圧部材によって形成さ
    れるニップに導入して挟持搬送させることで未定着画像
    を熱定着させる画像記録装置において、 記録紙搬送速度を可変とする手段を設け、連続画像記録
    枚数、或いは連続画像記録時間に基づいて、記録紙搬送
    速度を変化させることを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 記録紙搬送速度を変化させるタイミング
    は非画像記録時とすることを特徴とする請求項1に記載
    の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 画像形成部からの記録紙の先端が定着器
    の加熱部材と加圧部材によって形成されるニップに到達
    した以降の記録紙搬送速度を、連続画像記録枚数、或い
    は連続画像記録時間に基づいて変化させることを特徴と
    する請求項1に記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 記録紙搬送手段の駆動にステッピングモ
    ータを用い、該ステッピングモータの駆動パルス周波数
    を変化させることにより、記録紙搬送速度を変化させる
    ことを特徴とする請求項1ないし3の何れか1つに記載
    の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 記録紙に目的の画像情報に対応した未定
    着画像を形成させる画像形成部が電子写真プロセス手段
    であることを特徴とする請求項1ないし4の何れか1つ
    に記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 外部装置から送り出される記録命令、画
    像情報に基づいて記録紙に対する画像記録が行なわれる
    ことを特徴とする請求項1ないし5の何れか1つに記載
    の画像記録装置。
  7. 【請求項7】 定着器が、加熱体と、加熱体を内包して
    記録紙と等速度で移動する移動体と、移動体に接して設
    けられたローラ状の加圧部材を有し、移動体と加圧部材
    によって形成されるニップに記録材を導入して挟持搬送
    させることで未定着画像を熱定着させる装置であること
    を特徴とする請求項1ないし6の何れか1つに記載の画
    像記録装置。
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