JPH0931907A - 路面凍結抑制方法及びその方法に用いる目地材 - Google Patents
路面凍結抑制方法及びその方法に用いる目地材Info
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- JPH0931907A JPH0931907A JP7201455A JP20145595A JPH0931907A JP H0931907 A JPH0931907 A JP H0931907A JP 7201455 A JP7201455 A JP 7201455A JP 20145595 A JP20145595 A JP 20145595A JP H0931907 A JPH0931907 A JP H0931907A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 既設あるいは新設の舗装に対し、断面がほぼ
アリ溝形状の目地溝を所定の間隔で施し、その後に該目
地溝に沿って適度の弾力性と反発力を有する目地材を押
し込むことにより、路面に生じた氷を車両の荷重によっ
て容易に破壊させ、圧雪、アイスバ−ンを剥離、飛散さ
せて凍結を抑制させる路面凍結抑制方法及びその方法に
用いる目地材を提供すること。 【構成】車道など車両の進行方向に直交すると共に、底
部をやや幅広に、また上部を一定の溝幅にした目地溝を
所要の間隔に成形し、次にその目地溝に沿って適度の弾
力性を有する目地材を押し込むことを特徴とする。ま
た、下部をやや幅広に、上部を一定の幅に形成すると共
に、適度の弾力性と反発力をもって形成してなることを
特徴とする。
アリ溝形状の目地溝を所定の間隔で施し、その後に該目
地溝に沿って適度の弾力性と反発力を有する目地材を押
し込むことにより、路面に生じた氷を車両の荷重によっ
て容易に破壊させ、圧雪、アイスバ−ンを剥離、飛散さ
せて凍結を抑制させる路面凍結抑制方法及びその方法に
用いる目地材を提供すること。 【構成】車道など車両の進行方向に直交すると共に、底
部をやや幅広に、また上部を一定の溝幅にした目地溝を
所要の間隔に成形し、次にその目地溝に沿って適度の弾
力性を有する目地材を押し込むことを特徴とする。ま
た、下部をやや幅広に、上部を一定の幅に形成すると共
に、適度の弾力性と反発力をもって形成してなることを
特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は車道など路面の凍結抑
制方法及びその方法に用いる目地材に関し、既設あるい
は新設の舗装に対し、断面がほぼアリ溝形状の目地溝を
施し、その後に該目地溝に沿って適度の弾力性と反発力
を有する目地材を押し込むことにより、路面に生じた氷
を車両の荷重によって容易に破壊させ、圧雪、アイスバ
−ンを剥離、飛散させて凍結を抑制させる方法とその方
法に用いる目地材に関する。
制方法及びその方法に用いる目地材に関し、既設あるい
は新設の舗装に対し、断面がほぼアリ溝形状の目地溝を
施し、その後に該目地溝に沿って適度の弾力性と反発力
を有する目地材を押し込むことにより、路面に生じた氷
を車両の荷重によって容易に破壊させ、圧雪、アイスバ
−ンを剥離、飛散させて凍結を抑制させる方法とその方
法に用いる目地材に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の路面凍結抑制方法として
は路面上の所要間隔に一定の幅をもったスリットを形成
してこれにウレタン樹脂を流し込み、充填して仕上げる
グル−ビングウレタン工法がある。
は路面上の所要間隔に一定の幅をもったスリットを形成
してこれにウレタン樹脂を流し込み、充填して仕上げる
グル−ビングウレタン工法がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法では、
既設あるいは新設の舗装に一定の幅をもった溝の中にウ
レタン樹脂を流して充填して仕上げる方法であるため、
材料ロスが多く、施工上多くの労力と手間を費し、経済
的にも不利であり、実用性の面では多くの課題を有して
いる。
既設あるいは新設の舗装に一定の幅をもった溝の中にウ
レタン樹脂を流して充填して仕上げる方法であるため、
材料ロスが多く、施工上多くの労力と手間を費し、経済
的にも不利であり、実用性の面では多くの課題を有して
いる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明は上記従来の課
題に鑑みなされたもので、その目的は施工性の大幅な省
力化と簡易化を図り、信頼性が高く、又メンテナンスも
簡易で、経済的にも有利で、実用上有益な路面凍結抑制
方法及びその方法に用いる目地材を提供するものであ
る。
題に鑑みなされたもので、その目的は施工性の大幅な省
力化と簡易化を図り、信頼性が高く、又メンテナンスも
簡易で、経済的にも有利で、実用上有益な路面凍結抑制
方法及びその方法に用いる目地材を提供するものであ
る。
【０００５】その手段として、車道など車両の進行方向
に直交すると共に、底部をやや幅広に、また上部を一定
の溝幅にした目地溝を所要の間隔に成形し、次にその目
地溝に沿って適度の弾力性を有する目地材を押込むこと
を特徴とする。また、下部をやや幅広に、上部を一定の
幅に形成すると共に、適度の弾力性と反発力をもって形
成してなることを特徴とする。
に直交すると共に、底部をやや幅広に、また上部を一定
の溝幅にした目地溝を所要の間隔に成形し、次にその目
地溝に沿って適度の弾力性を有する目地材を押込むこと
を特徴とする。また、下部をやや幅広に、上部を一定の
幅に形成すると共に、適度の弾力性と反発力をもって形
成してなることを特徴とする。
【０００６】上記のように路面に所要の間隔をもって形
成した後の目地溝に対して適度の弾力性と反発力を有す
る成形目地材を押し込むことにより、既設あるいは新設
の舗装に対して簡単、容易に施工できるため、省力化が
図られ、メンテナンスも簡易で経済的にも有利で実用上
にも有益である等、前記従来の課題を解消するものであ
る。
成した後の目地溝に対して適度の弾力性と反発力を有す
る成形目地材を押し込むことにより、既設あるいは新設
の舗装に対して簡単、容易に施工できるため、省力化が
図られ、メンテナンスも簡易で経済的にも有利で実用上
にも有益である等、前記従来の課題を解消するものであ
る。
【０００７】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。図１は、本発明の施工方法を説明する縦断面図で
あり、既設あるいは新設の舗装面１において車両などの
進行方向に直交すると共に、底部をやや幅広に、また上
部を一定の溝幅にした目地溝２を所定の間隔Ｐ（例えば
３０mmから６０mm程度）をもって成形する。次にこの目
地溝2 に沿って図 2に示すような下部をやや幅広にした
合成樹脂製あるいはゴム製など適度の弾力性と反発力を
もって成形した目地材３を、その下部の幅広方向から押
し込んで入れていく。
する。図１は、本発明の施工方法を説明する縦断面図で
あり、既設あるいは新設の舗装面１において車両などの
進行方向に直交すると共に、底部をやや幅広に、また上
部を一定の溝幅にした目地溝２を所定の間隔Ｐ（例えば
３０mmから６０mm程度）をもって成形する。次にこの目
地溝2 に沿って図 2に示すような下部をやや幅広にした
合成樹脂製あるいはゴム製など適度の弾力性と反発力を
もって成形した目地材３を、その下部の幅広方向から押
し込んで入れていく。
【０００８】また、上記目地材３は図２に示すように、
下部の幅広部分の内側を中空形状３１にして反発力をも
たせ、上部寄りの中央付近外側面には上方に向って突起
幅を大きくした波形状の小突片３２を長手方向に形成し
てなる。このようにして、目地材３を舗装面の目地溝２
に押し込むことにより、車両の荷重で一旦下ってもその
目地材３の弾力性と反発力で常時、上面にせり上がる作
用を繰返すものである。なお、この目地材３に用いる合
成樹脂あるいはゴムについてはその目的、用途によって
耐候性、耐磨耗性などが要求されるため、それに応じた
材料を選択して押出し成形することができるが、施工後
の磨耗度によっては取除いて新しい目地材と交換するこ
とも可能である。
下部の幅広部分の内側を中空形状３１にして反発力をも
たせ、上部寄りの中央付近外側面には上方に向って突起
幅を大きくした波形状の小突片３２を長手方向に形成し
てなる。このようにして、目地材３を舗装面の目地溝２
に押し込むことにより、車両の荷重で一旦下ってもその
目地材３の弾力性と反発力で常時、上面にせり上がる作
用を繰返すものである。なお、この目地材３に用いる合
成樹脂あるいはゴムについてはその目的、用途によって
耐候性、耐磨耗性などが要求されるため、それに応じた
材料を選択して押出し成形することができるが、施工後
の磨耗度によっては取除いて新しい目地材と交換するこ
とも可能である。
【０００９】
【発明の効果】以上詳細に説明したようにこの発明の路
面凍結抑制方法によれぱ、目地溝内に押し込んだ目地材
は、それ自体、氷との付着性が低く、又適度の弾力性と
反発力を有するため、路面に生じた氷は車両の荷重によ
って容易に破壊させることができる。このため、路面に
生じた圧雪、アイスバ−ンを簡単、容易に剥離、飛散さ
せることができ、スリップ防止に有効である。特に従来
のような路面の溝にウレタン樹脂を流し込む方法に比
べ、施工に多くの労力と手間を費すことなく、簡易に施
工し得ると共に、信頼性が高く、又、メンテナンスも簡
易で、経済的にも有利で、実用上有益な路面凍結抑制方
法を得ることができる。また、この発明の方法に用いる
目地材は、目地溝に沿って押し込むことによって簡単に
施工でき、省力化が図られると共に、適度の弾力性と反
発力、さらにはその形状によって常時上面にせり上がる
機能があり、常に一定の作用、効果が期待できるなど、
実用上有益である。
面凍結抑制方法によれぱ、目地溝内に押し込んだ目地材
は、それ自体、氷との付着性が低く、又適度の弾力性と
反発力を有するため、路面に生じた氷は車両の荷重によ
って容易に破壊させることができる。このため、路面に
生じた圧雪、アイスバ−ンを簡単、容易に剥離、飛散さ
せることができ、スリップ防止に有効である。特に従来
のような路面の溝にウレタン樹脂を流し込む方法に比
べ、施工に多くの労力と手間を費すことなく、簡易に施
工し得ると共に、信頼性が高く、又、メンテナンスも簡
易で、経済的にも有利で、実用上有益な路面凍結抑制方
法を得ることができる。また、この発明の方法に用いる
目地材は、目地溝に沿って押し込むことによって簡単に
施工でき、省力化が図られると共に、適度の弾力性と反
発力、さらにはその形状によって常時上面にせり上がる
機能があり、常に一定の作用、効果が期待できるなど、
実用上有益である。
【図１】 この発明の方法による縦断面図。
【図２】 この発明の方法に用いる目地材の縦断面図。
１ 舗装面 ２ 目地溝 ３ 目地材
Claims (2)
- 【請求項１】 車道など車両の進行方向に直交すると共
に、底部をやや幅広に、また上部を一定の溝幅にした目
地溝を所要の間隔に成形し、次にその目地溝に沿って適
度の弾力性を有する目地材を押込むことを特徴とする路
面凍結抑制方法。 - 【請求項２】 下部をやや幅広に、また上部を一定の幅
に形成すると共に、適度の弾力性と反発力をもって形成
してなることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載
の路面凍結抑制方法に用いる目地材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7201455A JPH0931907A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 路面凍結抑制方法及びその方法に用いる目地材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7201455A JPH0931907A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 路面凍結抑制方法及びその方法に用いる目地材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0931907A true JPH0931907A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16441383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7201455A Pending JPH0931907A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 路面凍結抑制方法及びその方法に用いる目地材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0931907A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030056964A (ko) * | 2001-12-28 | 2003-07-04 | 주식회사 에스티 | 차도의 미끄럼방지를 위한 시공방법 |
| JP2009185547A (ja) * | 2008-02-07 | 2009-08-20 | C-Way International Co Ltd | 舗装路面構造 |
Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08207210A (ja) * | 1995-02-03 | 1996-08-13 | Fuji Photo Film Co Ltd | セルロースアセテート積層フイルムおよびその製造方法 |
| JP2002131542A (ja) * | 2000-10-24 | 2002-05-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | 位相差板、円偏光板、及び位相差板の製造方法 |
| JP2006083357A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Fuji Photo Film Co Ltd | セルロースアシレートフイルム、光学補償フイルム、偏光板および液晶表示装置 |
| JP2006199855A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Fuji Photo Film Co Ltd | 高分子フィルム、光学補償フィルム、これらの製造方法、偏光板および液晶表示装置 |
| JP2006291186A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-10-26 | Fuji Photo Film Co Ltd | セルロースアシレートフィルム及びその製造方法、光学補償フィルム、偏光板および液晶表示装置 |
| WO2009107407A1 (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-03 | コニカミノルタオプト株式会社 | 位相差フィルム、偏光板および液晶表示装置 |
| JP2012066571A (ja) * | 2010-08-25 | 2012-04-05 | Fujifilm Corp | セルロースアシレートフィルムおよびその製造方法、偏光板および液晶表示装置 |
| JP2012215688A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Fujifilm Corp | 光学フィルムとその製造方法、偏光板および液晶表示装置 |
-
1995
- 1995-07-14 JP JP7201455A patent/JPH0931907A/ja active Pending
Patent Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08207210A (ja) * | 1995-02-03 | 1996-08-13 | Fuji Photo Film Co Ltd | セルロースアセテート積層フイルムおよびその製造方法 |
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| WO2009107407A1 (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-03 | コニカミノルタオプト株式会社 | 位相差フィルム、偏光板および液晶表示装置 |
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| JP2012215688A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Fujifilm Corp | 光学フィルムとその製造方法、偏光板および液晶表示装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030056964A (ko) * | 2001-12-28 | 2003-07-04 | 주식회사 에스티 | 차도의 미끄럼방지를 위한 시공방법 |
| JP2009185547A (ja) * | 2008-02-07 | 2009-08-20 | C-Way International Co Ltd | 舗装路面構造 |
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