JPH09319050A - 写真シート材料の処理装置 - Google Patents

写真シート材料の処理装置

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JPH09319050A
JPH09319050A JP9040137A JP4013797A JPH09319050A JP H09319050 A JPH09319050 A JP H09319050A JP 9040137 A JP9040137 A JP 9040137A JP 4013797 A JP4013797 A JP 4013797A JP H09319050 A JPH09319050 A JP H09319050A
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sheet material
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nip
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一容器中の処理液を、隣接容器の内容物で汚
染させないこと及び処理液の消耗を減少させることにあ
る。 【解決手段】 実質的に水平なシート材料通路(14)
を規定するための順次装着した複数処理セル(121
122,123)を含む。各セルはシート材料入口(1
8)及び出口(20)を有し、各々が、シート材料通路
(14)が延びる間のニップを形成するため、反応面と
接触状態にバイアスされた回転可能通路規定ローラー
(28)によって閉じられている。装置は、ハウジング
(16)に対し各通路規定ローラー(28)を封止する
封止手段(33)及びニップ平面(P)上に静的液レベ
ルを規定する手段(36)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の分野 本発明は、写真シート材料、例えばX線フィルム、プリ
センシタイズド版、グラフィックアートフィルム及び
紙、及びオフセット版の処理のための装置に関する。特
に本発明は、写真材料を一つ以上の処理ユニットを通し
て輸送する装置における改良に関する。
【0002】発明の背景 一般に、写真シート材料のための処理装置は、それぞれ
が処理液例えば現像液、定着液及び洗浄液を含有する幾
つかの容器を含有する。ここで使用するとき、シート材
料なる語は、カットシートの形での写真材料ばかりでな
く、ロールから巻き出されるウエブの形での写真材料を
含む。処理されるべきシート材料は、一つ以上の駆動ロ
ーラー対の如き輸送手段によって、順次これらの容器を
通って輸送され、その後所望によって乾燥ユニットに送
られる。各容器中でシート材料によって消費される時間
は、シート供給通路方向での容器の寸法及び輸送速度に
よって決まる。
【0003】アルミニウム平版印刷版の如き写真シート
材料の処理装置は、例えばEP−A−410500( A
gfa Gevaert NV)から知られており、これには、装
置を通る実質的に水平なシート材料通路を規定するため
順次装着された複数の処理容器を含有する。各容器は、
シート材料入口及びシート材料出口を有するハウジング
を含む。入口及び出口は、間を通ってシート材料通路が
延びるニップを形成するため、相互に接触状態でバイア
スされた一対の回転可能通路規定ローラーによってそれ
ぞれ閉じられている。
【0004】通路規定ローラーは、シートが一つの処理
容器から次の処理容器へ通過するときシートから過剰の
処理液を除去するために使用される。これは、処理液の
キャリーオーバーを減じ、これによって汚染及び消耗を
減少する。処理液の良好な除去は又、最後の処理浴後の
シート材料の乾燥時間を短縮するため、従ってエネルギ
ー使用を減ずるためにも要求される。
【0005】発明の目的 一つの容器中の処理液は、隣接容器の内容物で汚染され
ないこと、即ち隣接容器の処理液でも、一つの容器から
別の容器へ逃げる蒸気によっても汚染されないことが望
ましい。更に処理液の消耗を減少させるため、それらの
蒸発、酸化及び炭化を減少させることが望ましい。
【0006】発明の概要 本発明者等は、装置の特別な構成によって簡単な方法で
汚染、蒸発、酸化、炭化及び他の化学的効果及び熱力学
的効果を減少させることができることを見出した。
【0007】本発明によれば、装置を通る実質的に水平
なシート材料通路を規定するため順次装置した複数の処
理セルを含有し、セルの少なくとも一つが、シート材料
入口及びシート材料出口を有するハウジングを含有し、
各々が、間を通ってシート材料通路が延びるニップを形
成するため反応面と接触状態にバイアスされる回転可能
通路規定ローラーによって閉じられており、これによっ
てニップ平面を規定する装置であり、ハウジングに対し
て各通路規定ローラーを封止するための封止手段及びニ
ップ平面上の静的液レベルを規定するための液レベル制
御手段を特徴としている写真シート材料の処理のための
装置を提供する。
【0008】一方でローラー間の気密及び液密シールを
そして他方でハウジングの壁を設けることによって、一
つの容器中の処理液が隣接容器の内容物によって汚染さ
れない。
【0009】反応面(これに対して通路規定ローラーが
ニップを規定するためバイアスされている)は通常別の
ローラーであるか、又は反応面は、低摩擦係数を有する
固定面又はベルトの形であることができる。この一般的
な記載が、二つのローラーの使用に関する場合、情況が
許す限り、第二ローラーは、前述した如き任意の他の反
応面によって置換できることを理解すべきである。
【0010】反応面が第二通路規定ローラーによって構
成される場合、ハウジングに対し各第二通路規定ローラ
ーを封止するための第二封止手段を設けるのが好まし
い。第二封止手段は静的液レベルの下に置くことができ
る、しかし、静的液レベルが第二封止手段の下にあるよ
う配置することもできる。
【0011】装置のハウジングは、通路規定ローラーを
支持する作用をする静的構造体である。好ましくは、ハ
ウジングは外側からセルを閉じる上方部分を含む。静的
液レベルは、セルの上方部分の位置に相当する、又はそ
の間の空気ギャップであることができる。空気ギャップ
が存在する場合においてさえも、セル中の処理液の蒸発
は急速に停止状態にもたらされる。ハウジングは静的液
レベルの下に置かれた処理液循環通路を含むことがで
き、ハウジングの上方部分は、開閉可能バルブの如きセ
ルの加圧除去を容易にするための手段を含むことができ
る。
【0012】封止手段は好ましくは、液側又は非液側で
のニップから180°未満、例えば45°〜135°の
間に置かれた位置で通路規定ローラーに接触する。この
配置は、以下に説明する理由のため、封止手段から、及
び相互から通路規定ローラーを離しておくことを可能に
する。
【0013】各封止手段は、回転可能通路規定ローラー
とその長さに沿って接触状態で封止ローラーの如き回転
可能封止部材を含むことができる。好ましくは封止ロー
ラーは、固定封止部材を構成する縦ベアリングによって
担持される。固定封止部材の場で回転可能封止部材を使
用することによって、通路規定ローラーに適用する必要
のあるトルクを著しく減少させることができる。これは
処理装置によって要求される力を減少し、通路規定ロー
ラー上の摩耗を減じ、その機械的変形を減じ、これによ
って予想寿命を延引させる。この構成は又シート材料上
への圧力分布の制御も改良する。
【0014】特に、封止ローラーは、通路規定ローラー
の直径よりも小さい直径を有することができる。例え
ば、封止ローラーは、通路規定ローラーの直径の1/1
0〜1/3である直径を有することができ、これによっ
て適用する必要のあるトルクを更に減少させることが可
能である。封止ローラーは好ましくは、組合された通路
規定ローラー軸に対し平行な直線の形で延びる。
【0015】封止ローラーは、0.3未満、好ましくは
0.05〜0.2の摩擦係数(不銹鋼に対して測定した
とき)を有する材料から形成するのが好ましく、例えば
高度に研磨された金属例えば鋼特にCr−Ni鋼及びC
r−Ni−Mo鋼、Ni−PTFEで被覆された金属
(商標NIFLOR)、重合体材料例えばPTFE(ポ
リテトラフルオロエチレン)、POM(ポリオキシメチ
レン)、HDPE(高密度ポリエチレン)、UHMPE
(超高分子量ポリエチレン)、ポリウレタン、PA(ポ
リアミド)、PBT(ポリブチルテレフタレート)及び
それらの混合物及び複合物から形成するのが好ましい。
【0016】別の封止配置においては、ハウジングに対
する通路規定ローラーの封止は、簡単かつ信頼性ある方
法で達成でき、これによれば通路規定ローラーは実質的
に長さが等しく、相互に軸的にオフセット関係にあり、
各ローラーが、固定封止部材と、少なくともニップの限
界間でその長さに沿って封止接触状態にある。
【0017】この配置において、封止部材は、組み合わ
されたローラーの面に沿って縦に延びる部分を含む。封
止部材のこの縦部分は、組み合わされたローラー軸に対
して平行な直線で延びることができる。
【0018】固定封止部材は、セル内にとりつけられた
封止支持体上に担持させるとよい。
【0019】相互に対して軸的にオフセットされている
ようローラーを配置することによって、固定封止部材
は、その組み合わされたローラーの面を円周方向でとり
まいて延びる部分を含む。この点で良好な封止を確実に
するため、封止支持体は、対向ローラーの端面と接触状
態にあるのがよい。ローラー固定中に組み入れた湾曲ス
プリングの如き手段を、ローラーの端面と端板の間の接
触の2〜500g/cmの力(ローラーの面で測定し
た)で封止支持体の各端板に対して各ローラーを引張る
ために設けるとよい。ローラーを回転するのに必要なト
ルクを減ずるため、ニップの長さに対するローラー直径
(φ)の比は、0.012より大であるのが好ましい。
【0020】かかる配置での固定封止部材は、ローラー
面に対し直角で、ローラーの2〜500g/cmのスプ
リング力を作用させる単一又は複合形であることができ
る。スプリング荷重は、単一封止部材の配置から、複合
封止部材に組み込まれた別のスプリングから、又は組み
合わされたローラーの弾性材料カバーの圧縮から簡単に
誘導できる。組み合わされたローラー面と接触している
封止部材材料は、0.05〜0.3、好ましくは0.0
9〜0.2の摩擦係数(不銹鋼に対して測定したとし
て)を有するのが好ましい。組み合わされたローラー面
と接触している封止部材材料は、PTFE(ポリテトラ
フルオロエチレン)、POM(ポリオキシメチレン)、
HDPE(高密度ポリエチレン)、UHMPE(超高分
子量ポリエチレン)、ポリウレタン、PA(ポリアミ
ド)、PBT(ポリブチルテレフタレート)、及びそれ
らの混合物及び複合物の如き重合体材料を含有できる。
【0021】反応面が別の通路規定ローラーによって構
成され、これらのローラーが、一つのローラーの端面が
他のローラーの端面と実質的に同じ平面にあるような別
の封止配置においては、セルのハウジングに対するロー
ラーの封止は、簡単かつ信頼性ある方法で達成される、
これによれば、固定封止手段を、各ローラーと接触状態
に設け、少なくともニップの液側上で、各ローラーの端
面上でかつ各ローラーの長さに沿って延びる連続接触線
を有せしめる。
【0022】この配置において使用する固定封止手段
は、組み合わされたローラー軸に対して平行な直線に沿
って各ローラーを接触させるとよい。固定封止手段は単
一又は多重部分の形であることができる。特に単一固定
封止部材は、実質的に水平に配置された平らな板の形で
中心部分を含み、その下面は各ローラーの面に接触さ
せ、固定封止部材には更にローラーの端面に対して担持
する実質的に垂直に配置された端板を含む。固定封止部
材は好ましくは、ローラー面に対して直角にローラーの
2〜500g/cmのスプリング力を作用させる。スプ
リング荷重は、固定封止部材の形から、固定封止部材中
に組み入れた別のスプリングから、又は簡単に組み入れ
たローラーの弾性材料カバーの圧縮から誘導できる。
【0023】端板は、ローラーの面上で測定して、ロー
ラーの端面及び端板の間の接触の2〜500g/cmの
力でローラーの端面に対してバイアスするのが好まし
い。例えば、端面は、端板及びローラーの端面の間の接
触線の所望の位置を確実にするように形作られたスプリ
ングによってローラーの端面に対して押し付けるとよ
い。或いは、ローラーの弾性材料カバーを少し大きく
し、そして必要なスプリング力を弾性材料自体の弾性か
ら誘導する。
【0024】この例における固定封止部材は、0.05
〜0.3、好ましくは0.09〜0.2の摩擦係数(不
銹鋼に対して測定したとき)を有するのが好ましい材料
から形成したローラー接触面から形成するか又はそれを
設ける。組み合わされたローラー面と接触している固定
封止部材材料は、重合体材料例えばPTFE(ポリテト
ラフルオロエチレン)、POM(ポリオキシメチレ
ン)、HDPE(高密度ポリエチレン)、UHMPE
(超高分子量ポリエチレン)、ポリウレタン、PA(ポ
リアミド)、PBT(ポリブチルテレフタレート)及び
それらの混合物及び複合物を含有できる。或いは又は追
加的に、固定封止部材に接するローラーのこれらの面
は、かかる低摩擦材料で被覆してもよい。
【0025】装置は更に、セルをより容易に清浄にする
ことができ、装置が休止しているとき相互に接触したま
までいるローラーの必要性を除くため、相互に離れて通
路規定ローラーを選択的に動かすための手段を含有でき
る。ローラー開放手段の一例において、通路規定ローラ
ーは、各ローラーシャフト上で回転可能で、ローラーは
共にバイアスしておく。第一ローラーシャフトの少なく
とも一端に、シート材料を処理方向に輸送するための回
転駆動手段を設ける。第二ローラーシャフトの各端に、
第一ローラーに対してそしてそれから離して第二ローラ
ーの相対的変位のため、変位手段を設ける。
【0026】ローラー開放手段の別の例において、通路
規定ローラーは各ローラーシャフト上で回転可能にす
る。ローラーシャフトの各端に共動カムを設ける。第一
ローラーシャフト上のカムはローラーシャフトに固定的
に取りつけた円形カムである。第二シャフト上のカム
は、一方向クラッチによって第二シャフトに接続した偏
心カムである。ローラーの回転の法線方向で、偏心カム
は第二ローラーシャフトに対して回転しない。しかしな
がら、第二ローラーシャフトの回転の方向が逆転したと
き、一方向クラッチが、偏心カムを第二ローラーシャフ
トに回転的にとりつけるよう係合する。この逆方向での
偏心カムの回転は、ローラーを相互に離れて動かさせ
る。ローラー開放手段のかかる構成を多数のセルのため
に設けた場合、順次これらのセルのローラーを開放する
ため相互に対してセットすることができる。順次ローラ
ーを開放するため、その時は単に、反対方向でローラー
を段階的に駆動することが必要なだけである。この操作
の制御を助けるため、駆動モーターのシャフト上にエン
コーダーを設けることができる。
【0027】好ましくは、通路規定ローラーの少なくと
も一つは、シート材料通路に沿ってシート材料を駆動さ
せるための駆動ローラーを構成する。駆動ローラーとし
てローラーを構成すると、セルを特に簡単な方法で構成
することができる。或いは、ローラーを自由に回転させ
てもよく、装置を通って写真シート材料を駆動させるた
め別の駆動手段を設ける。
【0028】一つのセルから別のセルへの処理液の漏洩
及びシート材料が装置を通るときのキャリーオーバーを
避けること、又は少なくとも最少にすることが重要であ
る。代表的なローラーは弾性材料のカバーを設けたコア
を有する、しかし、ローラーのため、その断面全体を弾
性にすることもできる。シート材料が一定の液処理容器
を出るとき、スキージング後のシート材料上の非均質薬
品から生ずるエッジ効果を減ずるため、及び液の次の処
理セル中へのキャリーオーバーを防止するため、できる
限り効率的にシート材料に担持された液を除去する必要
がある。この作業を適切にするため、ローラーはシート
材料の幅全体上に充分でかつ均一な圧力を作用させなけ
ればならない。
【0029】又エッジ効果を減ずるため、対向ローラー
面を、シート材料の縁を越えて相互に接触状態にするの
が好ましい。この問題を解決するため、従来の処理装置
で使用されるローラーは例えば400mm以上の長さ及
び24〜30mmの直径を有する。シート材料は代表的
には、数mmから2mまでの幅及び0.05mm〜0.
5mmの厚さを有する。弾性材料の種類から見て、シー
ト材料がニップを通過するとき、シート材料の縁でのロ
ーラー面間のギャップを完全に除くことは事実上不可能
である。ローラー面は、シート材料の縁からできる限り
短い距離内で相互に接触状態にあること、即ち漏洩帯域
の大きさを最小にすべきことが望ましい。しかしなが
ら、ローラー間の力は、シート材料が通過しないとき漏
洩を防止するに充分であることが重要である。しかしな
がら力は、シート材料がニップ中を通るとき、シート材
料に物理的損傷を与える危険を生ずる程大であってはな
らない。
【0030】前述した最少漏洩帯域の目的は、ローラー
の直径のその長さに対する比が臨界限界より上であると
き達成できる。
【0031】従って本発明の好ましい例によれば、ロー
ラーの少なくとも一つ、そして好ましくは各ローラー
が、弾性材料のカバーを担持する剛性コアを含み、弾性
材料カバーの最大直径(φ)のその全体的長さ(L)に
対する比(φ/L)が少なくとも0.012、最も好ま
しくは0.03〜0.06である。前述したローラーの
要件は第二ローラーにも適用するのが好ましい。事実二
つのローラーに対して同じであるのが通常である、しか
し、直径(φ)、従って二つのローラーの比(φ/L)
が同じである必要はない。反応面は、前述した要件に一
致しない第二ローラー面で形成してもよく、例えば弾性
カバーを有しないローラーで形成してもよいことは可能
である。
【0032】弾性材料カバーは1mm〜30mmの厚さ
を有するのが好ましい。弾性材料は、エチレン/プロピ
レン/ジエンターポリマー(EPDM)、シリコーンゴ
ム、ポリウレタン、熱可塑性ゴム例えば Santoprene
(ポリプロピレン/EPDMゴムの商標)、スチレン−
ブチルゴム及びニトリル−ブチルゴムから選択するとよ
い。弾性材料の硬度は、ローラー面で測定したとき、1
5ショアー(A)〜90ショアー(A)であることがで
きる。本発明の一例において、弾性材料カバーの直径
(φ)は、ローラーの長さに沿って一定である。或いは
ローラーは、その長さに沿って変化する半径寸法プロフ
ィルを有してもよい。後者の場合に、表示(φ/L)に
おける直径(φ)は最大直径である。好ましい例におい
て、かかるローラーは非変形性コアを含有し、弾性材料
カバーの厚さがその長さに沿って変化する。或いは又は
追加的に、コアの直径がその長さに沿って変化する。
【0033】理想的には、かかるローラーの半径寸法プ
ロフィルは、ニップを通過するシート材料に対してロー
ラーによって印加される力との関係において、その幅全
体に実質的に均一であるようにする。
【0034】ローラーの半径寸法は、理想的にはその端
に向って減少する、即ち凸形プロフィル、特に放物線プ
ロフィルである。
【0035】好ましくは、コアは50GPa〜300G
Paの曲げE弾性率を有する。剛性コアに好適な材料に
は、金属例えば不銹鋼、非鉄含有合金、チタン、アルミ
ニウム又はその複合物又は、炭素繊維及び樹脂マトリッ
クスの如き繊維の複合材料を含む。
【0036】本発明の一例において、コアは、その重量
を減ずるため中空である。或いはコアは中実であること
ができ、これによってその強度を改良する。
【0037】本発明の好ましい例において、ローラーは
長さにおいて実質的に等しい。ローラーが異なる長さの
もの、及び/又はオフセットである場合、それらの間の
ニップの長さは、ローラーの長さより小さい。この場
合、ニップの長さに対するローラー直径(φ)の比は
0.012より大である。
【0038】ローラーは、方法の変化によって一緒にバ
イアスさせてもよい。ローラーは、例えば固定ローラー
ベアリングの使用により、弾性材料の固有弾性の使用を
することによって一緒にバイアスできる。或いは、ロー
ラーシャフトの端で作用するスプリングの如き弾性手段
を使用することができる。スプリングは、別の同様の圧
縮手段、例えば空気圧シリンダー又は水圧シリンダーで
置換できる。
【0039】特定の又は各通路規定ローラーは、コアが
0.04×λm未満の最大直径(φ)を有し、0.4〜
2.0mの有効長(λ)を有し、比較的軟らかい材料の
カバーを設けたコアを含む小直径、軽量ローラーである
ことができ、ASTM D790Mによって測定したと
きローラー(m)の偏差(Δ)は下記境界条件式(1)
によって与えられる:
【0040】
【数1】
【0041】境界条件式(1)の結果として、ローラー
の重量(W)は、境界条件式(2)によって与えられる
最大の支配(即ちΔ=0のとき)を受ける:
【0042】
【数2】
【0043】従って、上記境界条件式はローラーに最大
重量を印加するものであり、従って式(1)は比較的軽
いローラーを規定することが判るであろう。完全のた
め、ローラーの重量(W)は負であることはできず、偏
差(Δ)も負であることはないことを知るとよい。
【0044】明らかにするため、境界条件式(1)及び
(2)で使用するジメンジョンφ,λ及びTはmで表わ
され、mでの偏差及びKgでの重量を与える。
【0045】ローラー(λ)の有効長(この語を式
(1)及び(2)で使用するとき)は、各側で0.02
mを引いた比較的軟らかいカバーで被われるコアのその
部分の長さとして定義される。これは、実際に前記AS
TM試験において、ローラーがその絶対端で支持され
ず、むしろ各端の直前にある点で支持されることを可能
にする。同様の理由で、ローラーの重量は、スプリング
又はベアリングを除いた有効長λに切った、コア及びカ
バーの重量として定義される。
【0046】通路規定ローラー及び反応部材の少なくと
も一つは、比較的低い硬度を有する弾性材料の内部領
域、及び内部帯域上に置いた比較的高い硬度を有する弾
性材料の外部領域を含有できる。弾性材料の二つの領域
は通常区別しうる層によって構成されるが、しかしその
厚さを通して変化する硬度を有するよう形成された弾性
材料の単一層を使用することもできる。
【0047】通路規定ローラー及び反応部材の両方が、
比較的低い硬度を有する弾性材料の内部領域、及び内部
領域上に位置した比較的高い硬度を有する弾性材料の外
部領域を含むのが好ましい。内部領域のショアーA硬度
は50未満、好ましくは15〜45であるとよく、一方
外部領域のショアーA硬度は25より大、好ましくは4
0〜90であるとよい。内部及び外部領域が区別できる
層で構成されている場合、内部層と外部層のショアーA
硬度の差は少なくとも5、最も好ましくは少なくとも1
0であるとよい。低ショアーA硬度を有する弾性材料
は、低キャリーオーバーの目的と一致する弾力性を提供
する、しかし低分子量化合物は、使用に当って処理浴中
に拡散する傾向があり、従ってこれらの弾力性は失われ
る、一方化学的及び物理的摩耗抵抗が小さい。
【0048】高ショアーA硬度を有する弾性材料の外部
領域の本発明による規定は、驚いたことに著しく増大す
るキャリーオーバーなしにこれらの負の効果を減じ、研
摩を所望の品質に可能にする。特に弾性材料の最良の研
摩は、その表面粗さを安定化することによって材料の親
水性度を改良し、又その転動抵抗を低下させることによ
りローラーを駆動するために要するトルクも低下させ
る。比較的高い硬度を有する弾性材料の使用は、酸素及
び紫外光に対する安定性を改良し、表面からの弾性化合
物の蒸発を減少し、材料を通る処理液の拡散を減少す
る。従ってローラーの性能及び有効寿命を最良にするこ
とができる。
【0049】内部領域及び外部領域を区別しうる層で構
成するとき、内部層は、ローラー直径の5%〜35%、
例えば10%〜20%であることのできる厚さを有する
ことができる、即ち直径40mmを有する代表的なロー
ラーに対しては少なくとも1.0mm例えば4mm〜8
mmである。外層は、ローラー直径の1%〜10%であ
ることができる厚さを有することができる、即ち代表的
ローラーに対して少なくとも0.2mmである。この厚
さより小さいと、弾性効果は失われることがあり、所望
プロフィルへの研摩は困難もしくは不可能になる。
【0050】かかるローラーは処理液に対する良好な安
定性を示し、良好な処理品質を有する。
【0051】各通路規定ローラーは、少なくとも一部が
チタン酸カリウムホイスカーを含有する弾性材料の外部
領域を含有できる。チタン酸カリウムホイスカーは、一
般に式K2 O・nTiO2 によって表わされるTISM
O、特にTISMO D(n=8)として当業者に知ら
れている。それは、0.3〜0.6μmの代表的なホイ
スカー直径及び10〜20μmのホイスカー長を有する
微細ホイスカーである。複合プラスチック材料でのその
使用は提案されていたが、シート材料処理装置のローラ
ーの弾性外部領域で混入したときのその有利な性質、特
に弾性体の摩耗の減少及び摩擦の低下は従来認められて
いなかった。これによってローラー上の摩耗が減少す
る。
【0052】ニップ平面上の静的液レベルを規定するた
めの手段は、ニップ平面の上のレベルでハウジング中に
設けた処理液オーバーフローを含有することができる。
所望ならばオーバーフローを通過する処理液は再循環さ
せることができる。或いは又は追加的に、セル中の処理
液のレベルを予定したレベルに調整するため、感知手段
の出力に応答する制御手段及びセル中の処理液のレベル
を感知する感知手段を更に含有できる。
【0053】通常装置の各セルは前述した如く構成す
る。しかしながら、幾つかのセルは、例えばシート材料
の液浸漬処理が生じないセルとして適用する異なる構成
のものであることができる。かかる異なるセルは、シー
ト材料に直接処理液を噴霧するための手段を含有でき
る、又は次の隣接セル中の処理液と接する前にシート材
料上で拡散反応が生起する中間緩衝セルを単に構成して
もよい。セルは又所望ならば追加の特長を含むこともで
きる。1993年10月11日出願のヨーロッパ特許出
願EP93202862( Agfa Gevaert NV)に記
載された如き、廃棄物を除去するためローラー上に作用
するための清浄手段を設けることができる。追加のロー
ラー、例えばローラー対又は食い違い( staggered)ロ
ーラーを、装置を通ってシート材料を輸送するため設け
てもよく、これらのローラーは通常駆動ローラーであ
る。追加ローラー対は、シート材料が装置を通過すると
きシート材料の表面での薄層流体を破るために設けるこ
とができ、これらのローラーは、駆動ローラー又は自由
に回転するローラーであることができる。装置中のシー
ト材料の通過を案内するための案内手段を含ませること
ができる。
【0054】セルが、湿潤処理ユニットでなく、シート
材料乾燥ユニットになるよう一つ以上のセル中に加熱手
段を設けることができる。液圧送、加熱、冷却及び濾過
設備は通常セルの外に設けられるが、これらの特長の幾
つかの要素をセル自体中に含ませることができる。これ
らの追加の特長の組み合わせも可能である。
【0055】本発明は、多数のセルを通るシート材料通
路を実質的に真直ぐにすることができる。直線通路は、
シート材料の剛性とは無関係であり、迂回通路と比較し
て掻傷の危険を減少する。
【0056】セルは、一つ以上の中間領域によって、特
に現像液セルと定着液セルの間で相互に分離するとよ
い。他方では定着液セルと洗浄セルの間には中間領域を
設ける必要はない。密閉方法で装置中で各セルを隣接セ
ルに接続することが有利である。この明細書で“密閉方
法”なる語によって、セルが周囲に開いていないように
各セルが隣接セルに接続されていることを意味する。こ
の方法で一緒にセルを接続することによって、処理液の
蒸発、酸化及び炭化を著しく減少させることができる。
これは、セルの一つを、密閉中間領域によって次の隣接
セルから間隔をあけることで、本発明の好ましい実施態
様に従って達成できる。又第一処理セルの前に密閉入口
領域を設けること、及び/又は最終処理セルに続いて密
閉出口領域を設けること、これによって処理セルを周囲
から保護することも有利でありうる。
【0057】好ましくは、第一受皿を、一つのセルのシ
ート材料出口のニップの下の中間領域に設け、第二受皿
を、次の隣接セルのシート材料入口のニップの下の中間
領域に設ける。
【0058】各セルは、モジュール構造のものであり、
同じか又は類似の他のセルのそばにセルを装着できるよ
うな手段を設けることができる。或いは装置は一体的な
又は半一体的な形をとることができ、この場合各セルを
隣接セルに密閉方法で接続するための手段は、装置の共
通ハウジング壁によって構成する。“半一体的な形”な
る語によって、本発明者等は、装置中の全容器を通る実
質的な水平面によって分けられ、特に作業目的のために
装置を開くことを可能にし、特にローラーに容易に近づ
けることを可能にするシート材料通路の平面によって分
けられる装置を含ませることを意図している。
【0059】写真シート材料の処理のために好都合な配
置は、本発明による水平処理装置に組み合わせた実質的
に垂直な通路に沿ってシート材料を通すような第一垂直
処理装置を含むことができる。水平装置は次いで第二垂
直処理装置に連結する。垂直処理装置は、写真シート材
料上の像の現像のために用いる、従って現像溶液を含有
する一つ以上の容器を含有する、水平処理装置は写真シ
ート材料上の現像された像の定着のために用い、従って
二つ以上の定着溶液を含有する容器を含む、そして第二
垂直処理装置は写真シート材料のカスケード洗浄及び所
望によって乾燥のために用いられる。
【0060】本発明は又、装置を通る実質的に水平なシ
ート材料通路を規定するため一つのセルを別の近くに装
着した複数の処理セルを含む装置で、少なくとも一つの
セルがシート材料入口及びシート材料出口を有するハウ
ジングを含み、それぞれがシート材料通路が延びている
ニップを形成し、それによってニップ平面を規定する反
応面と接触するようバイアスされた回転可能通路規定ロ
ーラーによって密閉されている装置であり、ハウジング
に対し通路規定ローラーをそれぞれ封止し、ニップ平面
上に静的液レベルを制御する装置中で、写真シート材料
の処理方法も提供する。
【0061】本発明による方法においては、シート材料
は静的液レベルの下のレベルで装置中に供給され、従っ
て処理はこのレベルの下で生ずる。装置の操作中、動的
液レベルはニップ平面の上にもあることが好ましい。こ
れによってシート材料の均一処理が確実にできる。
【0062】本発明による装置は、時々刻々、セルから
の処理液を所望によって後で再使用するための貯蔵容器
に排液し、セルの一つに水の如き洗浄液を加え、そして
かかる洗浄液を装置中の他のセルに圧送することにより
順次清浄にすることができる。かかる洗浄法は洗浄液の
使用を経済的にする。
【0063】本発明による装置は、処理セルを通る処理
液(洗浄水を包含する)を循環するための手段を設ける
こと、及び処理液を予定した温度で保つための手段を設
けることにも適用できる。処理液中を通った後、シート
材料は乾燥セル中で乾燥する。かかる装置は、少なくと
も二つの選択可能なモードで操作できる。“待機モー
ド”では、処理液は、それらの各予定温度で保持され
る。“操作モード”では、追加的に処理液を処理セルを
通して循環させ、シート材料は装置を通って運び、乾燥
ユニットを操作する。
【0064】かかる装置において、操作モードでのエネ
ルギー消費の大割合、多分90%は乾燥ユニットの操作
から誘導される。従って装置は、操作モードで処理され
るシート材料の単位面積当たりのエネルギー消費EOP
できる限り低く、そして待機モードでのエネルギー消費
SBもできる限り低くするよう構成するのが好ましい。
【0065】上記規定において、EOPは操作モードで特
定の特長点によって、消費されるエネルギー、即ちそれ
らの夫々の予定温度での処理液を保持し、処理セルを通
る処理液の循環、装置を通るシート材料の駆動及び乾燥
手段の操作によって消費されるエネルギーである。従っ
てEOPは、他の理由のためのエネルギー損失、例えば処
理液の製造又はその廃棄において消費されるエネルギー
を考慮に入れていないことから、システムの全エネルギ
ー消費を表さない。同様にESBは、待機モードでの装置
の特定の特長点によって消費されるエネルギー、即ち処
理液及び洗浄水をそれらのそれぞれの予定温度で保つた
め使用されるそのエネルギーのみである。
【0066】何れのモードにおいても装置のエネルギー
消費は周囲環境条件によって決まることから、これらの
測度は、外部温度が15℃であり、相対湿度が20℃で
あり、空気がなお存在する条件の下で作られることを特
記する。何れのモードにおいても、装置のエネルギー消
費は、時間と共に変化するから、待機モードにおけるエ
ネルギー消費ESBは、零処理量の24時間にわたる平均
エネルギー消費としてとらえ、操作モードでのエネルギ
ー消費EOPは、装置を通る一定のシート速度での連続処
理量の24時間にわたる平均エネルギー消費としてとら
える。
【0067】エネルギー消費を減少するのに特に重要で
ある装置の特長点は、各セルが周囲に対して密閉されて
いるような構造にある。これによって処理液の蒸発、酸
化及び炭化及び処理液と周囲環境の間の他の望ましから
ぬ交換は著しく減少させることができる。
【0068】本発明による方法は、一定の時間にわたり
一定のセルを通る写真シート材料の処理を測定する測定
工程、そのセル中での活性成分の濃度を実質的に一定重
量で保つため写真シート材料の測定された処理量から計
算された量でそのセルに新しい処理液を加える再生工
程、及びそのセル内の処理液レベルの損失を補うためそ
のセルに更に新しい処理液を加える仕上工程を含むこと
ができる。
【0069】ここに説明した装置及び方法は、例えばX
線フィルム、一及び二シートDTRシート材料、平版印
刷版及びグラフィックアートシート材料を含む多くの異
なる種類の写真シート材料を処理するために使用でき、
装置の細い点は、目的とする用途に従って所望に応じて
改変する。
【0070】X線用のためには、処理条件及び処理溶液
の組成は、写真材料の特定の種類によって決まる。例え
ばX線診断のための材料は迅速処理条件に適用されると
よい。好ましくは処理装置には、処理溶液の自動再生の
ためのシステムを設ける。材料は、処理サイクルに要求
される硬化度を決定する処理用途によって決まるワンパ
ート包装薬品又はスリーパート包装薬品を用いて処理す
ることができる。普通の実施として知られている30秒
以上90秒までの全処理時間内での応用が可能である。
処理は、高活性を有する商品名G138でAgfa−Gevaer
t NVによって市販されているグルタルアルデヒド含有
ハイドロキノン/1−フェニル−3−ピラゾリジノン現
像剤中で、又はg/lで与えた下記組成量を有する低活
性を有する安価な現像剤中で行うことができる。
【0071】 ハイドロキノン 13.3 フェニドン 0.8 メタ重亜硫酸ナトリウム 29.7 エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム三水和物 1.33 水酸化カリウム 27.9 四硼酸ナトリウム10水塩 8.8 酢酸 5.2 5−メチルベンゾトリアゾール 0.04 5−ニトロベンゾイミダゾール 0.05 グルタルアルデヒド 3.0 ジエチレングリコール 12.8
【0072】X線シート用の別の好適な現像液には下記
のものがある:
【0073】 組成物A 水酸化カリウム組成物(0.76g/ml) 74ml 脱イオン水 100ml 亜硫酸カリウム溶液(0.655g/ml) 390ml Trilon B(0.524g/l) 16ml Turpinol 2 NZ 4g ジエチレングリコール 100ml 塩化カリウム 3.2g 炭酸カリウム溶液(0.765g/ml) 168ml ハイドロキノン 120g Cobratec TT 100 0.36g 脱イオン水で 1000mlにする。
【0074】 組成物B 酢酸99% 38ml フェニドン 6g 5−ニトロ−インダゾール 1g ポリエチレングチコール350 1ml ジエチレングリコールで 100mlにする。
【0075】 組成物C グルタルアルデヒド 76ml メタ重亜硫酸ナトリウム 36g 脱イオン水で 100mlにする。
【0076】使用前に組成物Aの1lを水2.8l、組
成物B100ml及び組成物C100mlと混合する。
【0077】X線シート用の別の好適な現像剤溶液には
次のものがある:
【0078】 組成物A チオ硫酸アンモニウム溶液(0.778g/ml) 880ml 亜硫酸ナトリウム(無水) 54g 硼酸(篩分けした) 25g 酢酸ナトリウム3水塩 70g 酢酸96% 40ml 脱イオン水で 1000mlにする。
【0079】 組成物B 脱イオン水 110ml 酢酸96% 40ml 硫酸アルミニウム溶液(0.340g/l) 100ml
【0080】使用前に、3.750lの水を、組成物A
1l及び組成物B0.25lと混合する。
【0081】一シート銀錯塩拡散転写反転法(DTR
法)のため設計した写真シート材料は、現像主薬及びハ
ロゲン化銀溶剤の存在下に水性アルカリ性溶液の助けで
現像できる。
【0082】好ましくはハロゲン化銀溶剤は0.01%
重量と10重量%の間の量、更に好ましくは0.05重
量%と8重量%の間の量で使用する。本発明との関連に
おいて使用するのに好適なハロゲン化銀溶剤には、例え
ば2−メルカプト安息香酸、環式イミド、オキサゾリド
ン及びチオ硫酸塩がある。好ましくは使用するハロゲン
化銀溶剤はチオシアネート及びアルカノールアミンであ
る。
【0083】DTR処理に使用するのに好適であるアル
カノールアミンは、三級、二級又は一級型のものである
ことができる。使用できるアルカノールアミンの例は下
記式に相当する:
【0084】
【化1】
【0085】式中X及びX’はそれぞれ独立に水素、ヒ
ドロキシル基又はアミノ基を表し、x及びyは0又は1
以上の整数を表し、zは1以上の整数を表す。好ましく
は使用するアルカノールアミンには、例えばN−(2−
アミノエチル)エタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、N−メチルエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、N−エチルジエタノールアミン、ジイソプロパノー
ルアミン、エタノールアミン、4−アミノブタノール、
N,N−ジメチルエタノールアミン、3−アミノプロパ
ノール、N,N−エチル−2,2’−イミノジエタノー
ル、2−アミノエチル−アミノエタノール等又はそれら
の混合物がある。
【0086】アルカノールアミンはアルカリ性処理液中
に存在させるのが好ましい。しかしながらアルカノール
アミンの一部又は全部を像形成材料の一つ以上の層中に
存在させることができる。
【0087】別の好適な種類のハロゲン化銀溶剤にはチ
オエーテル化合物がある。好ましくは使用するチオエー
テルは下記一般式に相当する:
【0088】Z−(R1−S)t−R2−S−R3−Y
【0089】式中Z及びYはそれぞれ独立に水素、アル
キル基、アミノ基、アンモニウム基、ヒドロキシル基、
スルホ基、カルボキシル基、アミノカルボニル基又はア
ミノスルホニル基を表し、R1、R2及びR3はそれぞれ
独立に、置換されていてもよく、かつ所望によって酸素
架橋を含有するアルキレン基を表し、tは0〜10の整
数を表す。前記式に相当するチオエーテル化合物の例
は、例えばUS4960683及びヨーロッパ特許出願
EP−A547662に記載されている、従ってこれら
は引用してここに組み入れる。
【0090】更に別の好適なハロゲン化銀溶剤にはメソ
イオン化合物がある。DTR処理との関連で使用するの
に好ましいメソイオン化合物にはトリアゾリウムチオレ
ートがあり、更に好ましくは1,2,4−トリアゾリウ
ム−3−チオレートがある。
【0091】メソイオン化合物の少なくとも一部そして
最も好ましくは全部を、像に従って露光した像形成材料
を現像するため使用するアルカリ性処理液中に存在させ
る。好ましくはアルカリ性処理液中のメソイオン化合物
の量は、0.1mmol/l〜25mmol/l、更に
好ましくは0.5mmol/l〜15mmol/l、そ
して最も好ましくは1mmol/lから8mmol/l
である。
【0092】しかしながらメソイオン化合物は、像形成
材料の支持体上に含まれる一つ以上の層中に混入しても
よい。その場合メソイオン化合物は、像形成材料中に全
量で好ましくは0.1〜10mmol/m2、更に好ま
しくは0.1から5mmol/m2、そして最も好まし
くは0.5〜1.5mmol/m2で含有させる。更に
詳細はヨーロッパ特許出願EP−A554585に記載
されている。
【0093】好ましくは使用するアルカリ性処理液は、
9〜14のpH、更に好ましくは10〜13のpHを有
する。pHは有機又は無機アルカリ性物質又はそれらの
組み合わせによって確立する。好適な無機アルカリ性物
質には、例えばカリウム又はナトリウム水酸化物、炭酸
塩、リン酸塩等がある。好適な有機アルカリ性物質に
は、例えばアルカノールアミンがある。後者の場合に
は、アルカノールアミンはpH維持を与えるか助け、そ
してハロゲン化銀錯化剤として作用する。
【0094】アルカリ性処理は又現像主薬も含有でき
る。この場合アルカリ性処理液は現像液と称される。他
方現像主薬のいくらか又は全部を、写真材料又は像形成
材料の一つ以上の層中に存在させることができる。現像
主薬の全部が像形成材料中に含有されるとき、アルカリ
性処理液は活性剤又は活性液と称される。
【0095】本発明により使用するためのハロゲン化銀
現像主薬には、好ましくはp−ジヒドロキシベンゼン系
のもの、例えばハイドロキノン、メチルハイドロキノン
又はクロロハイドロキノンがあり、好ましくは1−フェ
ニル−3−ピラゾリドン系現像主薬及び/又はp−モノ
メチルアミノフェノールである補助現像主薬と組み合わ
せたものがある。特に有用な補助現像主薬は1−フェニ
ル−3−ピラゾリドンである。更に好ましくは、特にそ
れらを写真材料中に混入するときは、親水性置換基、例
えばヒドロキシル基、アミノ基、カルボン酸基、スルホ
ン酸基等によって水溶解度を増大させた1−フェニル−
3−ピラゾリドンである。一つ以上の親水性基で置換さ
れた1−フェニル−3−ピラゾリドンの例には、例えば
1−フェニル−4,4−ジメチル−2−ヒドロキシ−3
−ピラゾリドン、1−(4−カルボキシフェニル)−
4,4−ジメチル−3−ピラゾリドン等がある。しかし
ながら他の現像主薬を使用できる。
【0096】少なくとも補助現像主薬は、写真材料中
に、好ましくは写真材料のハロゲン化銀乳剤層中に、A
gNO3と表示したハロゲン化銀150mg/g未満の
量で混入するのが好ましく、AgNO3として表示した
ハロゲン化銀100mg/g未満の量で混入するのが更
に好ましい。
【0097】DTR像形成材料を現像するため使用する
アリカリ性処理液は、像受容層中に得られる銀像の疎水
性度を改良するための疎水性化剤も含有するのが好まし
い。DTR処理との関連において使用する疎水性化剤に
は、銀又は銀イオンと反応でき、疎水性である、即ち水
に不溶性又は水に僅か可溶性でしかない化合物がある。
一般にこれらの化合物は、メルカプト基又はチオレート
基及び一つ以上の疎水性置換基例えば少なくとも3個の
炭素原子を含有するアルキル基を含有する。DTR処理
に使用する疎水性化剤の例には、例えばUS37767
28及びUS4563410に記載されたものがある。
好ましい化合物は下記式の一つに相当する:
【0098】
【化2】
【0099】
【化3】
【0100】式中R5は水素又はアシル基を表し、R4
アルキル基、アリール基又はアラルキル基を表す。最も
好ましくは使用される化合物は、R4が3〜16個のC
原子を含有するアルキル基を表す前記一般式の一つによ
る化合物である。
【0101】疎水性化剤は、アルカリ性処理液中に、少
なくとも0.1g/l、更に好ましくは少なくとも0.
2g/l、最も好ましくは少なくとも0.3g/lの量
で含有させる。疎水性化剤の最大量は、疎水性化剤の種
類、ハロゲン化銀溶剤の種類及び量によって決る。代表
的な疎水性化剤の濃度は1.5g/l以下が好ましく、
1g/l以下が更に好ましい。
【0102】アルカリ性処理液は、酸化防止活性を有す
る保恒剤、例えば亜硫酸ナトリウム又はカリウムによっ
て提供される亜硫酸イオンも含有するのが好ましい。例
えば水性アルカリ性溶液は、0.15〜1.0mol/
lの範囲の量で亜硫酸ナトリウムを含有する。更に増粘
剤例えばヒドロキシエチルセルロース及びカルボキシメ
チルセルロース、かぶり防止剤例えば臭化カリウム、沃
化カリウム及びベンゾトリアゾール(印刷耐久性を改良
することが知られている)、カルシウムイオン封鎖剤、
スラッジ防剤、及び潜在硬化剤も含めた硬化剤を存在さ
せることができる。更に写真材料の面上にアルカリ性処
理液の等しい展着を確実にするため、アルカリ性処理液
中で展着剤又は界面活性剤を使用することが更に好まし
い。かかる界面活性剤は、アルカリ性処理液のpHで安
定であるべきであり、かつ写真材料の面の急速な全体湿
潤を確実にすべきである。かかる目的に好適な界面活性
剤には例えば弗素含有界面活性剤例えばC715COO
NH4がある。更にアルカリ性処理液の溶解した化合物
の結晶化を防止するように、アルカリ性処理液にグリセ
リンを加えることが有利である。
【0103】現像促進は、アルカリ性処理液及び/又は
写真材料の一つ以上の層に種々の化合物、好ましくは例
えばUS3038805,US4038075,US4
292400及びUS4975354に記載されている
如き少なくとも400の分子量を有するポリアルキレン
誘導体を加えることによって達成できる。
【0104】本発明によりアルカリ性処理液中での現像
に続いて、印刷面は中和液を用いて中和するのが好まし
い。
【0105】中和液は一般に5〜8のpHを有する。中
和液は緩衝剤例えばリン酸塩緩衝剤、クエン酸塩緩衝剤
又はそれらの混合物を含有するのが好ましい。中和溶液
は、殺菌剤、DTR材料の処理後得られる印刷版の疎水
性/親水性バランスに影響を与える物質、例えば前述し
た疎水性化剤、シリカ及び湿潤剤、好ましくは過弗素化
アルキル基を含有する化合物を更に含有できる。
【0106】二シートDTR法は、性質によって、感光
性材料の乳剤層中の露光されたハロゲン化銀の現像、残
存非現像ハロゲン化銀の錯化及び銀錯体の像受容材料
(そこで物理現像が生起する)中への拡散転写を含む湿
式法である。
【0107】処理はアルカリ性水性媒体中で行う。
【0108】現像主薬又は現像主薬の混合物は、アルカ
リ性処理溶液及び/又は像形成材料中に混入できる。感
光性材料中に混入するとき、現像主薬は、ハロゲン化銀
乳剤層中に存在させることができる、又はそれと水透過
性関係にある親水性コロイド層、例えば感光性材料のハ
ロゲン化銀乳剤層に隣接するハレイション防止層中に存
在させるのが好ましい。現像主薬又は現像主薬の混合物
がその全体が感光性材料中に含有される場合には、処理
溶液は、現像を開始し、活性化する単なる水性アルカリ
性溶液である。
【0109】露光したハロゲン化銀に好適な現像主薬に
は、例えばハイドロキノン系及び1−フェニル−3−ピ
ラゾリドン系現像主薬のみならずp−モノメチルアミノ
フェノールがある。好ましくはハイドロキノン系及び1
−フェニル−3−ピラゾリドン系現像主薬の組み合わせ
を使用する、これによって後者は像形成材料の支持体上
に含まれる層の一つ中に混入するのが好ましい。1−フ
ェニル−3−ピラゾリドン系現像主薬の好ましい群はヨ
ーロッパ特許出願EP−A498968に記載されてい
る。
【0110】ハロゲン化銀溶剤、好ましくはチオ硫酸ナ
トリウム又はカリウムは、前述した如く非感光性像受容
材料から供給するとよい、しかしそれは少なくとも部分
的にアルカリ性処理溶液中に既に存在する。アリカリ性
処理溶液中に存在するとき、ハロゲン化銀溶剤の量は例
えば10g/l〜50g/lの範囲である。
【0111】好ましいアルカリ性物質には、無機アルカ
リ例えば水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウムもしくはカ
リウム、リン酸ナトリウム、硼酸ナトリウム又はアルカ
ノールアミン又はそれらの混合物がある。好ましく使用
されるアルカノールアミンは三級アルカノールアミン例
えばヨーロッパ特許出願EP−A397925,397
926,397927及び398435及びUS463
2896に記載されたものがある。9以上又は未満のp
Kaの両方を有するアルカノールアミンの組み合わせ又
は少なくとも一つが9より上のpKaを有し、他が9以
下のpKaを有するアルカノールアミンの組み合わせ
も、特開昭61−73949,61−73953,61
−169841,60−212670,61−7395
0,61−73952,61−102644,63−2
26647,63−229453及びUS436281
1及び4568634に記載されている如く使用するこ
ともできる。これらのアルカノールアミンの濃度は0.
1mol/lから0.9mol/lであるのが好まし
い。
【0112】アルカリ性処理溶液は、通常保恒剤例えば
硫酸ナトリウム、増粘剤例えばヒドロキシエチルセルロ
ース及びカルボキシメチルセルロース、かぶり防止剤例
えば臭化カリウム、黒調色剤特に複素環式メルカプト化
合物、洗浄剤例えばSURFYNOL104、SURFYNOL 46
5、SURFYNOL 440等(これら全て米国ニューヨーク
のAir Reduction Chemical Company から入手でき
る)を含有する。
【0113】DTR法は通常10℃〜35℃の範囲の温
度で行う。
【0114】処理溶液のpHは9〜14の範囲であるの
が好ましく、10〜13の範囲であるのが更に好まし
い。
【0115】写真製版は、水酸化カリウム又はケイ酸ナ
トリウムの如き少なくとも1種の塩基性物質、及び1種
の中性塩例えば塩化ナトリウムもしくはカリウムを含有
する水性アルカリ性現像液を有する組成物で処理でき
る。かかる現像液の例には下記のものを含む:
【0116】 組成物A メタケイ酸ナトリウム5H2O 30g Aerosol OS(商標) 2.16g 塩化ナトリウム 30g 水で 1000mlにする。
【0117】 組成物B メタケイ酸ナトリウム5H2O 4.0% リン酸三ナトリウム12H2O 3.4% リン酸モノナトリウム 0.3% 水酸化ナトリウム(試薬級) 0.7% 軟水で 1000mlにする。
【0118】グラフィックアートシート材料の処理のた
めには、現像液は代表的には、アルカリ金属(ナトリウ
ムもしくはカリウム)炭酸塩、亜硫酸塩及び臭化物と共
に、ハイドロキノンを含有する。これらの組成物は、代
表的には10.5〜13.5のpHレベルで使用する。
【0119】発明の詳述 本発明を添付図面を参照して下記例によって説明する
が、これらに限定するものではない。
【0120】図1は、本発明による処理装置の横断面略
図を示す。
【0121】図2は、図1に示した装置と組み合わせた
バブル操作機構を示す一部切欠平面図である。
【0122】図3は、密閉条件での図2に示したローラ
ー操作機構の一部の、図2の矢印IIIの方向でとった端
図である。
【0123】図4は、開放条件での図2に示したローラ
ー操作機構の一部の同様の端図である。
【0124】図5は、図1で示した容器で使用する一つ
のローラーの構成の詳細を示す縦方向断面図である。
【0125】図1に示す如く、写真材料の処理のための
装置10は、装置中を通る実質的に水平なシート材料1
4を規定するため、順次装着した複数の処理セル1
1,122,123を含有する。図1において、セル1
1及び123は部分的に示すのみである。セル121
122,123を通るシート材料通路14は実質的に真直
ぐである。
【0126】特にセル122に関して見ると、各セルは
シート材料入口18及びシート材料出口20を有するハ
ウジング16を含むことが判る。静的液レベルSを有す
る処理液22がセル中に保持されている。
【0127】ハウジング16は静的液レベルSの下に位
置した処理液循環通路24を含み、循環通路を通る液流
は循環ポンプ25によって制御される。理想的には、循
環通路はセルから処理液をとり出し、それを大体ニップ
平面のレベルでセルに再び戻す。
【0128】入口18及び出口20はそれぞれ一対の回
転可能通路規定ローラー26,28によって閉じられて
いる。各対の通路規定ローラー26,28の一つは、シ
ート材料通路14に沿ってシート材料を駆動させるため
駆動ローラーを構成する。
【0129】通路規定ローラー26,28は、相互に接
触状態にバイアスされて、シートの材料通路14が間を
通って延びるニップ30を形成する。
【0130】回転可能通路規定ローラー28と、その長
さに沿って接触状態にある封止ローラー32は、ハウジ
ング16に対して通路規定ローラー28の各々を封止す
るために設けてある。同様に通路規定ローラー26と接
触している封止ローラー33は、前者をハウジング16
に対して封止する。各封止ローラー32,33は、ハウ
ジング16に対して封止ローラーを封止する固定封止部
材を構成する縦ベアリング34によって担持される。封
止ローラー32,33は、液側でニップ30から90°
に置いた位置で各通路回路規定ローラー28,26に接
する。
【0131】処理液はポンプ35によってセルに供給さ
れる。ニップ平面Pの上の静的液レベルSでハウジング
16中に設けたオーバーフロー36は、ニップ平面Pの
上に静的液レベルSを規定するために設けてある。感知
手段38は、各セル中での処理液22のレベルSを感知
するために設けてある。感知手段38の出力に応答する
制御手段40は、ポンプ35の操作を制御することによ
って、セル中の処理液22のレベルSを必要なレベルS
に調整する作用をする。
【0132】ハウジング16は、外からセルを密閉する
ため上方部分42を含む。ハウジング16のこの上方部
分42は、密閉可能バルブ44を含み、これはセルを加
圧除去することを容易にするため開くことができる。
【0133】各セルは、閉じた中間領域48によって次
のセルから間隔があけられている。第一受皿50は、シ
ート材料出口20のニップ30の下の中間領域中に設
け、第二受皿52はシート材料入口18のニップ30の
下の中間領域に設ける。受皿50,52から回収された
処理液は、所望によって銀回収(電気透析)ユニットに
よって再循環される。
【0134】図2を参照すると、この装置も、相互に離
れて通路規定ローラー26,28の各々を選択的に動か
すための配置を含む。
【0135】図2を参照すると、参照番号54及び56
で示した、剛性フランジ及びシャフトの各端で嵌合さ
れ、弾性体でカバーされた中空シリンダーコアを組み立
てることによって各ローラーが構成されている。
【0136】ローラー開放機構を図2、図3及び図4に
示す。図2から、それぞれ第一ローラー26及び第二ロ
ーラー28の回転シャフト54,56は、その各端でそ
れにとりつけられたカム101,102を有することが
判るであろう。第一ローラーシャフト54上のカム10
1は円形であり、シャフト54で回転するため固定でき
る。カム101がナイロン又はアセチル樹脂の如きエン
ジニアリングポリマーから作られていると、そのときに
は、負荷がカム101に印加されていないときシャフト
54上で回転可能であることができ、負荷がカム101
に印加されているときには摩擦によってシャフト上に固
定保持されるであろう。第二ローラーシャフト56上の
カム102は、偏心しており、一方向(処理方向)でシ
ャフトに対してカム102を回転可能にする一方向クラ
ッチ又はベアリング機構104を介してシャフト56に
とりつけられている、しかし回転の他の方向(これは図
2の一側上にのみ示す)でシャフト56に対しカムをロ
ックする。一方向機構104は、汚染を防止するためシ
ャフト56上に密封する。ローラーはギヤーによって接
続できる、但しカムの振幅はギヤーのインサート深より
小である。
【0137】第二ローラー28は駆動ローラーであり、
第一ローラー26は遊びローラーである。二つのローラ
ーシャフト54,56はそれぞれベアリング105,1
06で回転し、これはローラーの各端で位置した一対の
フレーム107,107aで保持される。第二ローラー
28はフレーム107,107aで固定されたベアリン
グ106で回転し、伝動手段(図示せず)により電気逆
転可能段階駆動モーターから駆動された駆動ホイール1
28によって回転される。モーターには、シート材料の
速度及び進行垂直位置を制御するためエンコードディス
クシステムを設ける。第一ローラー26はそのベアリン
グ105で回転し、ベアリング105はフレーム10
7,107a中のガイド108でスライドし、かくして
ベアリング105が図3及び図4に示した位置の間を動
くに従って、第二ローラー28に向かって又はそれから
離れて自由に動く。スプリング109は、400N以下
の力によって第二ローラー28に向かう第一ローラー2
6をバイアスする。第一ローラー26は、バルブを開く
ため、第二ローラーから1〜6mm離れて自由に動く。
【0138】或いはローラーの弾性カバーは、ローラー
間のバイアス力を提供し、シャフト端は閉じた位置で固
定ストップに対して突き当たる。スプリング力はローラ
ーを開くために使用できる。
【0139】第二ローラー28上の偏心カム102は、
各フレーム107上の橋台111に対して置く指標クリ
ップ110によって回転の処理方向中“静止位置”で保
たれる。これは、第二ローラーシャフト56が回転の反
対方向で回転するとき、偏心カム102の操作のための
開始位置をセットする。例えばローラーは、第一カム1
01に対して第二カム102の回転の最初の180〜2
10°にわたって離れて動かされ、60°の回転の予め
設定された距離で離れて保持され、次に最後に120°
から90°にわたって一緒に移動する。
【0140】例えば、時計方向即ち処理方向で回転する
シャフト56上の第二ローラー28、及びスプリング1
09によって共にバイアスされた二つのローラー26,
28を用いた図3において、シャフト54上の第一ロー
ラー26は反時計方向に駆動され、シート材料をローラ
ーを通して通過させる。
【0141】第二ローラー28が時計方向に駆動される
とき、カム102はその一方向クラッチ104上で回転
し、フレーム107に対して固定保持される。
【0142】第二ローラー28の回転方向は反転すると
き、即ちローラー開放方向に回転するとき、このときカ
ム102は第二ローラーで回転し、そのカム面130は
円形カム101に対して作用して第二ローラー28から
離れてスプリング109のバイアスに対して第一ローラ
ー26を押し(図2及び図4参照)、ローラーを開き、
これによってニップの高さの上の洗浄液をセルの外へ通
すことを可能にする。
【0143】図2、図3及び図4は、一方向規定ローラ
ーが動き、一方他はその位置で固定したままである配置
を示すが、両通路規定ローラーが動く配置も可能であ
る。
【0144】ローラー26の構成を図5に更に詳細に示
す。ローラー28の構成は同じである。ローラー26
は、25mmの一定外径及び19mmの内径を有する不
銹鋼のコア62を含む。不銹鋼コア62は210GPa
の曲げた弾性率を有する。コア62はEPDMゴムのカ
バー64が設けてあり、弾性体は30ショアー(A)硬
度を有する。コア62はローラー端で7mmから、ロー
ラー中心で7.5mmまで変化する厚さを有する。ロー
ラー26は750mmの長さ及び40mmの最大直径を
有する。従って最大φ/L比は約0.053であった。
【0145】図5は、一つがそれぞれの端で、ローラー
を装置する二つの可能な方法も示す。実際には、両端で
のみ一つの方法を用いるのが普通である。図の右手端
で、固定シャフト68が置かれる内部ベアリング66が
設けてあり、シャフトは装置中に固定して担持されてい
る。図5の左手端で、スピンドル70が中空コア62中
に固定保持され、装置中のベアリング(図示せず)に延
びるスピンドル端72を有する、又は駆動ホイールをそ
の上に担持する。この構成は駆動伝達するローラーのそ
の端にとって好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による処理装置の横断面略図である。
【図2】図1に示した装置と組み合わせたバルブ操作機
構を示す一部切欠平面図である。
【図3】密閉条件での図2に示したローラー操作機構の
一部の図2の矢印IIIの方向でとった端図である。
【図4】開放条件での図2に示したローラー操作機構の
一部の同様端図である。
【図5】図1で示した容器で使用する一つのローラーの
構成の詳細を示す縦方向断面図である。
【符号の説明】
10 装置 121,122,123 処理セル 14 シート材料通路 16 ハウジング 18 シート材料入口 20 シート材料出口 22 処理液 S 静的液レベル 24 循環通路 25 循環ポンプ 28,26 通路規定ローラー 30 ニップ 32,33 封止ローラー 34 縦ベアリング 35 ポンプ 36 オーバーフロー 38 感知手段 40 制御手段 42 上方部分 44 密開可能バルブ 48 中間領域 50 第一受皿 52 第二受皿 54,56 シャフト 62 コア 64 カバー 66 内部ベアリング 68 固定シャフト 72 スピンドル端 101,102 カム 104 一方向クラッチ機構 105,106 ベアリング 107 フレーム 108 ガイド 109 スプリング 110 指示クリップ 111 橋台 128 駆動ホイール 130 カム面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パトリック・ヴァン・ダン・ブルガン ベルギー国モートゼール、セプテストラー ト 27 アグファ・ゲヴェルト・ナームロ ゼ・ベンノートチャップ内

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真シート材料の処理装置であって、装
    置を通る実質的に水平なシート材料通路(14)を規定
    するため順次装着された複数の処理セル(121 ,12
    2 ,123 )を含有し、少なくとも一つの前記セルが、
    シート材料入口(18)及びシート材料出口(20)を
    有するハウジング(16)を含有し、各々が反応面(2
    6)と接触状態にバイアスされた回転可能通路規定ロー
    ラー(28)によって閉じられてニップ(30)を形成
    し、その間を通って前記シート材料通路(14)が延
    び、これによってニップ平面(P)を規定する装置にお
    いて、前記ハウジング(16)に対し各前記通路規定ロ
    ーラー(28)を封止するための封止手段(32)及び
    ニップ平面(P)上で静的液レベル(S)を規定するた
    めの液レベル制御手段(36)を有することを特徴とす
    る写真シート材料の処理装置。
  2. 【請求項2】 前記ハウジング(16)が、外側からセ
    ルを閉じる上方部分(42)を含むことを特徴とする請
    求項1の装置。
  3. 【請求項3】 前記ハウジング(16)が、前記静的液
    レベル(S)の下に位置した処理液循環通路(24)を
    含み、前記ハウジング(16)の前記上方部分(42)
    が前記セルを加圧除去することを容易にするための手段
    (44)を含むことを特徴とする請求項2の装置。
  4. 【請求項4】 前記封止手段が、液側又は非液側で前記
    ニップから180°未満で置かれた位置で前記通路規定
    ローラーに接することを特徴とする請求項1〜3の何れ
    か1項の装置。
  5. 【請求項5】 前記封止手段が、液側又は非液側で前記
    ニップから45°〜135°の間で置かれた位置で前記
    通路規定ローラーに接することを特徴とする請求項4の
    装置。
  6. 【請求項6】 前記反応面が、第二回転可能通路規定ロ
    ーラーによって構成されていることを特徴とする請求項
    1〜5の何れか1項の装置。
  7. 【請求項7】 前記ハウジング(16)に対し前記第二
    通路規定ローラー(26)の各々を封止するための第二
    封止手段(33)を更に含有することを特徴とする請求
    項6の装置。
  8. 【請求項8】 前記第二封止手段(33)が、前記静的
    液レベル(S)の下に置かれていることを特徴とする請
    求項7の装置。
  9. 【請求項9】 各前記封止手段(33)が、前記回転可
    能通路規定ローラー(28,26)と接触状態でその長
    さに沿って回転可能封止手段を含有することを特徴とす
    る請求項1〜8の何れか1項の装置。
  10. 【請求項10】 各前記回転可能封止手段が、封止ロー
    ラー(33)を含有することを特徴とする請求項9の装
    置。
  11. 【請求項11】 前記封止ローラー(33)が、固定封
    止部材を構成する縦ベアリング(34)によって担持さ
    れていることを特徴とする請求項9又は10の装置。
  12. 【請求項12】 相互に離れて前記通路規定ローラー
    (28,26)の各々を選択的に動かすための手段(8
    9,90)を更に含有することを特徴とする請求項1〜
    11の何れか1項の装置。
  13. 【請求項13】 前記封止手段(32)から離れて前記
    通路規定ローラー(28,26)の各々を選択的に動か
    すための手段(89,90)を更に含有することを特徴
    とする請求項1〜12の何れか1項の装置。
  14. 【請求項14】 前記通路規定ローラーの少なくとも一
    つが、弾性材料のカバーを担持する剛性コアを含有し、
    弾性材料カバーの最大直径(φ)のその長さ(L)に対
    する比(φ/L)が少なくとも0.012であることを
    特徴とする請求項1〜13の何れか1項の装置。
  15. 【請求項15】 前記通路規定ローラー(28,26)
    の少なくとも一つが、前記シート材料通路(14)に沿
    って前記シート材料を駆動するための駆動ローラーを構
    成することを特徴とする請求項1〜14の何れか1項の
    装置。
  16. 【請求項16】 前記ニップ平面(P)上の静的液レベ
    ル(L)を規定するための前記手段が、前記ニップ平面
    (P)上のレベル(S)で前記ハウジング(16)中に
    設けた処理液オーバーフロー(36)を含有することを
    特徴とする請求項1〜15の何れか1項の装置。
  17. 【請求項17】 前記ニップ平面(P)上の静的液レベ
    ル(S)を規定するための前記手段が、各前記セル中の
    処理液(22)のレベル(S)を感知するための感知手
    段(38)、及び前記セル中で処理液(22)の静的レ
    ベル(S)を予定レベルに調整するため、前記感知手段
    (38)の出力に応答する制御手段(40)を含有する
    ことを特徴とする請求項1〜16の何れか1項の装置。
  18. 【請求項18】 前記複数のセル(121 ,122 ,1
    3 )を通る前記シート材料通路(14)が実質的に直
    線であることを特徴とする請求項1〜17の何れか1項
    の装置。
  19. 【請求項19】 一つの前記セルが、中間領域(48)
    によって次の隣接セルから間隔を置いていることを特徴
    とする請求項1〜18の何れか1項の装置。
  20. 【請求項20】 前記中間領域(48)が、閉じられた
    中間領域であることを特徴とする請求項19の装置。
  21. 【請求項21】 第一受皿(50)を、一つのセルの前
    記シート材料出口(20)のニップ(30)の下の前記
    中間領域中に設け、第二受皿(52)を次の隣接セルの
    シート材料入口(18)のニップ(30)の下の前記中
    間領域に設けることを特徴とする請求項19の装置。
  22. 【請求項22】 閉じられた入口領域を、第一処理セル
    の前に設けること、及び/又は閉じられた出口領域を最
    終処理セルに続いて設けることを特徴とする請求項19
    の装置。
  23. 【請求項23】 前記少なくとも一つのセルが更に、前
    記通路規定ローラーから廃棄物を除去するためにその上
    に作用するための清浄化手段、装置を通って前記シート
    材料を輸送するための追加ローラー、前記シート材料が
    装置を通ったときその表面での薄層流体を破壊するため
    の追加ローラー対、装置を通るシート材料の通行をガイ
    ドするためのガイド手段、液体圧送手段、加熱手段、冷
    却手段及び濾過手段、及びそれらの任意の組み合わせを
    含有することを特徴とする請求項1〜22の何れか1項
    の装置。
  24. 【請求項24】 装置を通る実質的に水平なシート材料
    通路(14)を規定するため順次装着された複数の処理
    セル(121 ,122 ,123 )を含み、少なくとも一
    つの前記セルがシート材料入口(18)及びシート材料
    出口(20)を有するハウジング(16)を含有し、各
    々が、ニップ(30)を形成するため反応面(26)と
    接触状態にバイアスされた回転可能通路規定ローラー
    (28)によって閉じられており、その間を通って前記
    シート材料通路(14)が延び、これによってニップ平
    面(P)を規定する装置中で写真シート材料を処理する
    方法において、前記ハウジング(16)に対し各前記通
    路規定ローラー(28)を封止し、前記ニップ平面
    (P)上の静的液レベル(S)を制御することを特徴と
    する方法。
  25. 【請求項25】 装置の操作中、動的液レベルがニップ
    平面の上にあることを特徴とする請求項24の方法。
  26. 【請求項26】 前記シート材料を、X線フィルム、一
    及び二シートDTRシート材料、平版印刷版及びグラフ
    ィックアートシート材料から選択することを特徴とする
    請求項24又は25の方法。
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