JPH09318822A - 光ファイバ芯線用プーリ装置 - Google Patents

光ファイバ芯線用プーリ装置

Info

Publication number
JPH09318822A
JPH09318822A JP8156033A JP15603396A JPH09318822A JP H09318822 A JPH09318822 A JP H09318822A JP 8156033 A JP8156033 A JP 8156033A JP 15603396 A JP15603396 A JP 15603396A JP H09318822 A JPH09318822 A JP H09318822A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
pulley
slip ring
fiber core
core wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8156033A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinari Shirako
行成 白子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP8156033A priority Critical patent/JPH09318822A/ja
Publication of JPH09318822A publication Critical patent/JPH09318822A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 摩擦により発生する静電気を有効に除去する
ことができる。 【解決手段】 プーリ本体1の一部に導通導電手段4を
設けるとともに、この導通導電手段4と地面との間を配
線5で接続してアースした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ファイバ芯線
を搬送・案内する光ファイバ芯線用プーリに係り、特に
このプーリに発生する静電気を除電・消去することがで
きる光ファイバ芯線用プーリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、光ファイバ芯線を各種のプーリ
を介して一方のボビンから他方のボビンへ移動・搬送さ
せながら各種の作業を行うための移動・搬送機構が各種
開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような移動・搬送
機構に使用する案内用プーリにあっては、一般にプラス
チック製が多く、このプーリと光ファイバ芯線との間が
絶えず接触し、摩擦動作が行なわれているために帯電し
やすい。その結果、接触しながら案内・搬送される光フ
ァイバ芯線がこの摩擦静電気によりプーリ側に吸着され
てしまい、不都合を生ずるおそれもある。
【0004】そこで、例えば図4に示すように、回転軸
100を介してアース用の配線101を地面とプーリ1
02との間を電気的に接続したものも提案されている。
ところが、回転軸100とプーリ102との間の軸受け
103部分にはグリースなどが塗布されていると、丁度
そこで絶縁された恰好となり外部へ電荷が逃げにくくな
るから、プーリ側に静電気が蓄積されてしまうといった
現象を生じている。
【0005】そこで、この発明は、上記した事情に鑑
み、摩擦により発生する静電気を有効に除去することが
できる光ファイバ芯線用プーリ装置を提供することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、この請求項1に係
る発明は、光ファイバ芯線を搬送・案内する光ファイバ
芯線用プーリにおいて、プーリ本体の一部に導通導電手
段を設けるとともに、この導通導電手段と地面との間を
アースしたものである。
【0007】また、この請求項2に係る発明は、光ファ
イバ芯線を搬送・案内する光ファイバ芯線用プーリにお
いて、このプーリ本体に蓄積される電荷を除去するため
の反対極性の電荷を付与する電荷付与手段を前記プーリ
本体に電気的に接続させたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て添付図面を参照しながら説明する。図1はこの発明に
係る光ファイバ芯線用プーリ装置を示す概略構成図であ
る。この発明に係る光ファイバ芯線用プーリ装置は、プ
ーリ本体1の光ファイバ芯線2が巻装される巻線面11
近傍の側部壁面にスリップリング3を一体に設けるとと
もに、このスリップリング3に接触・摺動するブラシ4
及び導通用のコード5を介して地面に接地されている。
【0009】このスリップリング3は、図2に示すよう
に、光ファイバ芯線2が巻装される巻線面11の特に断
面略V字形をなすV溝11Aの近傍直下まで一端側が入
り込んだ状態で固着させておくのが好ましい。なお、ブ
ラシ4は、図示外のばねを介して一定方向(図1では矢
印で示す反時計方向)に弾性力Fが付勢された枢支部材
41の先端に取り付けられており、この弾性力Fによっ
てスリップリング3に常時しっかりと接触している。
【0010】従って、この実施例によれば、従来のよう
な軸受け及び回転軸のルートを介して外部へ静電気を流
すのとは異なり、スリップリング3及びコード5等を介
して地面へ静電気を流すようになっており、軸受けに塗
布したグリースなどの絶縁部分に邪魔されることなく、
発生する静電気を直ちに確実、かつ、安定したルートを
経由して地面へ流すことができる。
【0011】つぎに、この発明に係る他の実施例につい
て説明する。図3に示す光ファイバ芯線用プーリ装置で
は、コード5の他端が地面ではなく、起電力発生装置6
と接続されており、この起電力発生装置6によって、プ
ーリ本体1に発生する静電気を相殺・除電するようにな
っている。即ち、この起電力発生装置6は、光ファイバ
芯線2との摩擦によってプーリ本体1のV溝11A近傍
に発生する静電気(この実施例では例えば負電荷を生じ
る。)を除去するために、逆極性の電荷(即ち、例えば
正電荷を発生する)を発生させ、先の第1実施例とは逆
にこれをスリップリング3を介してプーリ本体1へ流す
ように構成されている。
【0012】従って、この第2実施例によれば、プーリ
本体1のV溝11A近傍に蓄積されようとする負電荷
を、外部から供給する逆極性の電荷によって常時中和・
除電させている。なお、この起電力発生装置は、発生す
る静電気量に応じて、これを相殺するだけの反対極性の
静電気量を逐次プーリ本体側に送り込むため、適宜の静
電気検出手段を設けておき、この検出する静電気量と同
量の静電気を送り込むように構成してもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明してきたように、この請求項1
に係る発明によれば、プーリ本体の一部に導通導電手段
を設けるとともに、この導通導電手段と地面との間を配
線で接続してアースした構成となっているから、発生す
る静電気を直ちに地面へ流して除去することができる。
【0014】また、この請求項2に係る発明によれば、
光ファイバ芯線を搬送・案内する光ファイバ芯線用プー
リにおいて、このプーリに蓄積される電荷を除去する反
対極性の電荷を付与する電荷付与手段を電気的に接続さ
せるように構成してあるから、発生する静電気を有効に
消去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る光ファイバ芯線用プーリ装置か
ら静電気を除去する時の状態を示す説明図。
【図2】同光ファイバ芯線用プーリ装置の変形実施例を
示す要部拡大図。
【図3】この発明に係る他の光ファイバ芯線用プーリ装
置から静電気を除去する時の状態を示す説明図。
【図4】従来例を示す説明図。
【符号の説明】
1 プーリ本体 2 光ファイバ芯線 3 スリップリング 5 コード 6 電荷付与手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ芯線(2)を搬送・案内する
    光ファイバ芯線用プーリにおいて、 プーリ本体(1)の一部に導通導電手段(3)を設ける
    とともに、 この導通導電手段(3)と地面との間をアースしたこと
    を特徴とする光ファイバ芯線用プーリ装置。
  2. 【請求項2】 光ファイバ芯線(2)を搬送・案内する
    光ファイバ芯線用プーリにおいて、 このプーリ本体(1)に蓄積される電荷を除去するため
    の反対極性の電荷を付与する電荷付与手段(6)を前記
    プーリ本体(1)に電気的に接続させたことを特徴とす
    る光ファイバ芯線用プーリ装置。
JP8156033A 1996-05-28 1996-05-28 光ファイバ芯線用プーリ装置 Pending JPH09318822A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8156033A JPH09318822A (ja) 1996-05-28 1996-05-28 光ファイバ芯線用プーリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8156033A JPH09318822A (ja) 1996-05-28 1996-05-28 光ファイバ芯線用プーリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09318822A true JPH09318822A (ja) 1997-12-12

Family

ID=15618856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8156033A Pending JPH09318822A (ja) 1996-05-28 1996-05-28 光ファイバ芯線用プーリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09318822A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103159081A (zh) * 2013-03-27 2013-06-19 吴江市金平华纺织有限公司 一种防尘导向轮
JP2020059604A (ja) * 2018-10-11 2020-04-16 グッドリッチ コーポレイション ケーブル巻き上げ操作についてのホイストシステム、ケーブルドラムアセンブリ、およびケーブルのもつれを検出する方法
CN114559589A (zh) * 2022-02-28 2022-05-31 桂林格莱斯科技有限公司 聚酯薄膜静电吸附系统

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103159081A (zh) * 2013-03-27 2013-06-19 吴江市金平华纺织有限公司 一种防尘导向轮
JP2020059604A (ja) * 2018-10-11 2020-04-16 グッドリッチ コーポレイション ケーブル巻き上げ操作についてのホイストシステム、ケーブルドラムアセンブリ、およびケーブルのもつれを検出する方法
CN114559589A (zh) * 2022-02-28 2022-05-31 桂林格莱斯科技有限公司 聚酯薄膜静电吸附系统
CN114559589B (zh) * 2022-02-28 2023-08-15 桂林格莱斯科技有限公司 聚酯薄膜静电吸附系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE69826384D1 (de) Flexible Führung für elektrische Kabel oder dergleichen
JPH09318822A (ja) 光ファイバ芯線用プーリ装置
US4068284A (en) Corona discharge device
KR950009377A (ko) 대전방법 및 그것에 사용되는 대전장치
EP0851314A3 (en) An image forming apparatus
SE8702111L (sv) Kabelvinda
JPS60205550A (ja) 帯電装置
SE9503968D0 (sv) Släpringsanordning för en kabelvinda e d exempelvis för en dammsugare
ATE500067T1 (de) Antipapierstaugerät für in öffentlichen bereichen aufgestellten druckern
EP1029744A3 (en) Rotating connector
SE9404094D0 (sv) Lindningsanordning för en elektrisk ledning
JPH019961Y2 (ja)
JPS63276075A (ja) 転写装置
JPH07274366A (ja) ホイストの給電構造
JPS628181A (ja) 静電分離装置
JP3735988B2 (ja) 画像形成装置
JPH08305128A (ja) 帯電装置
JPH09105835A (ja) 光ファイバ用コネクタ清掃装置
JPS5830776A (ja) 転写材の案内装置
JPH079169Y2 (ja) 導電性ブラシ用導電性複合繊維
JPH0248896B2 (ja)
KR200163542Y1 (ko) 스크립의 초기권취용 마그네트 권취 장치
JPH10268671A (ja) 転写装置
JP3679211B2 (ja) 画像形成装置
SU919167A1 (ru) Устройство дл очистки от пыли