JPH09318595A - 二次元濃度分布測定装置および測定方法 - Google Patents
二次元濃度分布測定装置および測定方法Info
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- JPH09318595A JPH09318595A JP8160904A JP16090496A JPH09318595A JP H09318595 A JPH09318595 A JP H09318595A JP 8160904 A JP8160904 A JP 8160904A JP 16090496 A JP16090496 A JP 16090496A JP H09318595 A JPH09318595 A JP H09318595A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 対極や比較電極の位置に影響されることなく
測定サンプルの二次元濃度を精度よく測定することがで
きる二次元濃度分布測定装置および測定方法を提供する
こと。 【解決手段】 半導体基板5の一方の面にセンサ面7を
形成するとともに、前記半導体基板5に対してプローブ
光3を照射するように構成した二次元濃度分布測定装置
において、前記センサ面7と同一平面に対極CEおよび
比較電極REを配置した。
測定サンプルの二次元濃度を精度よく測定することがで
きる二次元濃度分布測定装置および測定方法を提供する
こと。 【解決手段】 半導体基板5の一方の面にセンサ面7を
形成するとともに、前記半導体基板5に対してプローブ
光3を照射するように構成した二次元濃度分布測定装置
において、前記センサ面7と同一平面に対極CEおよび
比較電極REを配置した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光走査型pH画
像装置などの二次元濃度分布測定装置およびこれを用い
る測定方法に関する。
像装置などの二次元濃度分布測定装置およびこれを用い
る測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】前記光走査型pH画像装置として、例え
ば、Jpn.J.Appl.Phys.Vol.33
(1994)pp L394−L397に記載してある
ように、SPV(Surface−Photovolt
age)方式あるいはLAPS(Light−Addr
essable Potentiometric Se
nsor)方式を採用して、界面での表面電位変化を測
定するものがある。このような装置においては、EIS
(電解液E−絶縁体I−半導体S)構造に光をスキャン
し、このスキャンによって、半導体中において誘発され
た光電流を取り出すことにより測定を行うことができ
る。
ば、Jpn.J.Appl.Phys.Vol.33
(1994)pp L394−L397に記載してある
ように、SPV(Surface−Photovolt
age)方式あるいはLAPS(Light−Addr
essable Potentiometric Se
nsor)方式を採用して、界面での表面電位変化を測
定するものがある。このような装置においては、EIS
(電解液E−絶縁体I−半導体S)構造に光をスキャン
し、このスキャンによって、半導体中において誘発され
た光電流を取り出すことにより測定を行うことができ
る。
【0003】そして、この出願の出願人は、このような
光走査型pH画像装置関連の技術を、例えば特願平7−
39114号、特願平7−90320号、特願平7−3
29835号などのほか多数特許出願しているところで
ある。
光走査型pH画像装置関連の技術を、例えば特願平7−
39114号、特願平7−90320号、特願平7−3
29835号などのほか多数特許出願しているところで
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記光走査
型pH画像装置においては、測定サンプルに対して設け
られる対極や比較電極の位置によっては、分布画像に歪
みが生じ、その結果測定精度に悪影響が及ぼされること
となる。
型pH画像装置においては、測定サンプルに対して設け
られる対極や比較電極の位置によっては、分布画像に歪
みが生じ、その結果測定精度に悪影響が及ぼされること
となる。
【0005】このような不都合を解消する手段として、
測定サンプルに塩化ナトリウムなどの支持塩を適宜添加
する方法があるが、中性塩効果によりpH値が変化した
り、微生物などの測定を行う場合には、添加量に限界が
あるなどの問題がある。
測定サンプルに塩化ナトリウムなどの支持塩を適宜添加
する方法があるが、中性塩効果によりpH値が変化した
り、微生物などの測定を行う場合には、添加量に限界が
あるなどの問題がある。
【0006】この発明は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、その目的は、対極や比較電極の位置に影響さ
れることなく測定サンプルの二次元濃度を精度よく測定
することができる二次元濃度分布測定装置および測定方
法を提供することである。
たもので、その目的は、対極や比較電極の位置に影響さ
れることなく測定サンプルの二次元濃度を精度よく測定
することができる二次元濃度分布測定装置および測定方
法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1発明は、半導体基板の一方の面にセンサ面を形
成するとともに、前記半導体基板に対してプローブ光を
照射するように構成した二次元濃度分布測定装置におい
て、前記センサ面と同一平面に対極および比較電極を配
置している。
め、第1発明は、半導体基板の一方の面にセンサ面を形
成するとともに、前記半導体基板に対してプローブ光を
照射するように構成した二次元濃度分布測定装置におい
て、前記センサ面と同一平面に対極および比較電極を配
置している。
【0008】第2発明は、前記第1発明の二次元濃度分
布測定装置を用いて、測定サンプルと、測定対象種は含
まないが測定サンプルと同等に構成されたブランクサン
プルとを個別に測定し、測定サンプルを用いたときに得
られる測定値とブランクサンプルを用いたときに得られ
る測定値との差を求め、その結果を二次元画像として表
示するようにしている。
布測定装置を用いて、測定サンプルと、測定対象種は含
まないが測定サンプルと同等に構成されたブランクサン
プルとを個別に測定し、測定サンプルを用いたときに得
られる測定値とブランクサンプルを用いたときに得られ
る測定値との差を求め、その結果を二次元画像として表
示するようにしている。
【0009】第3発明は、半導体基板の一方の面にセン
サ面を形成するとともに、前記半導体基板に対してプロ
ーブ光を照射するように構成した二次元濃度分布測定装
置において、前記センサ面の表面は、不活性被膜で覆わ
れた部分と覆われてない部分とが互い違いになるように
形成され、このセンサ面と同一平面に対極および比較電
極を配置している。
サ面を形成するとともに、前記半導体基板に対してプロ
ーブ光を照射するように構成した二次元濃度分布測定装
置において、前記センサ面の表面は、不活性被膜で覆わ
れた部分と覆われてない部分とが互い違いになるように
形成され、このセンサ面と同一平面に対極および比較電
極を配置している。
【0010】第4発明は、前記第3発明の二次元濃度分
布測定装置のセンサ面に測定サンプルを載置して測定し
たときに得られる測定値に基づいて測定サンプルにおけ
る濃度分布を表示するようにしている。
布測定装置のセンサ面に測定サンプルを載置して測定し
たときに得られる測定値に基づいて測定サンプルにおけ
る濃度分布を表示するようにしている。
【0011】上記いずれの発明においても、対極および
比較電極がセンサ面と同一平面に固定されるので、対極
および比較電極の位置による影響(位置依存性)が解消
される。
比較電極がセンサ面と同一平面に固定されるので、対極
および比較電極の位置による影響(位置依存性)が解消
される。
【0012】そして、第2〜第4発明のいずれによって
も、ノイズや歪みのない鮮明な画像が得られる。
も、ノイズや歪みのない鮮明な画像が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施例
を、図を参照しながら説明する。図1〜図4は、第1実
施例を示す。まず、図1〜図3を参照しながら第1発明
の二次元濃度分布測定装置の構成を説明する。図1にお
いて、1は測定装置本体で、センサ部2とこれにプロー
ブ光3を照射するための光照射部4とからなる。
を、図を参照しながら説明する。図1〜図4は、第1実
施例を示す。まず、図1〜図3を参照しながら第1発明
の二次元濃度分布測定装置の構成を説明する。図1にお
いて、1は測定装置本体で、センサ部2とこれにプロー
ブ光3を照射するための光照射部4とからなる。
【0014】前記センサ部2は、例えばシリコンなどの
半導体よりなる基板5の一方の面(図示例では上面)に
SiO2 層6、Si3 N4 層7を熱酸化、CVDなどの
手法によって順次形成してなるもので、水素イオンに応
答するように形成されている。
半導体よりなる基板5の一方の面(図示例では上面)に
SiO2 層6、Si3 N4 層7を熱酸化、CVDなどの
手法によって順次形成してなるもので、水素イオンに応
答するように形成されている。
【0015】そして、CE、REはセンサ部2のセンサ
面(この実施例ではSi3 N4 層7と同一面となるよう
に、かつ適宜の間隔をおいて互いに絶縁された状態で設
けられる対極、比較電極である。なお、図1において
は、便宜上、上下に図示している。これらの対極CE、
比較電極REは、ともに後述するポテンショスタット1
1の安定化バイアス回路13に接続されている。また、
OCは半導体基板5に設けられる電流信号取出し用のオ
ーミック電極で、後述する電流−電圧変換器14および
演算増幅回路15を介して安定化バイアス回路13に接
続されている。
面(この実施例ではSi3 N4 層7と同一面となるよう
に、かつ適宜の間隔をおいて互いに絶縁された状態で設
けられる対極、比較電極である。なお、図1において
は、便宜上、上下に図示している。これらの対極CE、
比較電極REは、ともに後述するポテンショスタット1
1の安定化バイアス回路13に接続されている。また、
OCは半導体基板5に設けられる電流信号取出し用のオ
ーミック電極で、後述する電流−電圧変換器14および
演算増幅回路15を介して安定化バイアス回路13に接
続されている。
【0016】前記対極CEは、Si3 N4 層7をエッチ
ングなどにより所定深さだけ削りとり、その削り取った
部分に白金をスパッタリングし、Si3 N4 層7の他の
部分と同じ高さになるように形成されている。また、比
較電極REは、Si3 N4 層7をエッチングなどにより
所定深さだけ削りとり、その削り取った部分に白金をス
パッタリングし、その上から銀を電着し、さらに塩化銀
処理を施して、Si3N4 層7の他の部分と同じ高さに
なるように形成されている。
ングなどにより所定深さだけ削りとり、その削り取った
部分に白金をスパッタリングし、Si3 N4 層7の他の
部分と同じ高さになるように形成されている。また、比
較電極REは、Si3 N4 層7をエッチングなどにより
所定深さだけ削りとり、その削り取った部分に白金をス
パッタリングし、その上から銀を電着し、さらに塩化銀
処理を施して、Si3N4 層7の他の部分と同じ高さに
なるように形成されている。
【0017】そして、8はセンサ部2を二次元方向、つ
まり、X方向(図示例では左右方向)とY方向(図示例
では、紙面に垂直な方向)に走査するセンサ部走査装置
で、9はその制御装置である。
まり、X方向(図示例では左右方向)とY方向(図示例
では、紙面に垂直な方向)に走査するセンサ部走査装置
で、9はその制御装置である。
【0018】前記光照射部4は、例えばレーザ光源から
なるとともに、半導体基板5の下面側(センサ面7とは
反対側)に設けられており、後述するインターフェイス
ボード12を介してコンピュータ16の制御信号によっ
て断続光を発するとともに、センサ面走査装置9によっ
て二次元方向に走査されるセンサ部2の半導体基板5に
対して最適なビーム径になるように調整されたプローブ
光3を照射するように構成されている。
なるとともに、半導体基板5の下面側(センサ面7とは
反対側)に設けられており、後述するインターフェイス
ボード12を介してコンピュータ16の制御信号によっ
て断続光を発するとともに、センサ面走査装置9によっ
て二次元方向に走査されるセンサ部2の半導体基板5に
対して最適なビーム径になるように調整されたプローブ
光3を照射するように構成されている。
【0019】10は測定装置本体1を制御するための制
御ボックスであって、半導体基板5に適宜のバイアス電
圧を印加し、そのときに得られる信号を電流信号として
取り出すポテンショスタット11と、このポテンショス
タット11と信号を授受したり、走査制御装置8や光照
射部4に対する制御信号を出力するインターフェイスボ
ード12よりなる。そして、ポテンショスタット11
は、安定化バイアス回路13と半導体基板5に形成され
たオーミック電極OCから取り出される電流信号を電圧
信号に変換する電流−電圧変換器14、この電流−電圧
変換器14からの信号が入力される演算増幅回路15と
から構成されている。
御ボックスであって、半導体基板5に適宜のバイアス電
圧を印加し、そのときに得られる信号を電流信号として
取り出すポテンショスタット11と、このポテンショス
タット11と信号を授受したり、走査制御装置8や光照
射部4に対する制御信号を出力するインターフェイスボ
ード12よりなる。そして、ポテンショスタット11
は、安定化バイアス回路13と半導体基板5に形成され
たオーミック電極OCから取り出される電流信号を電圧
信号に変換する電流−電圧変換器14、この電流−電圧
変換器14からの信号が入力される演算増幅回路15と
から構成されている。
【0020】16は各種の制御や演算を行うとともに、
画像処理機能を有する制御・演算部としてのコンピュー
タ、17は例えばキーボードなどの入力装置、18はカ
ラーディスプレイなどの表示装置、19はメモリ装置で
ある。
画像処理機能を有する制御・演算部としてのコンピュー
タ、17は例えばキーボードなどの入力装置、18はカ
ラーディスプレイなどの表示装置、19はメモリ装置で
ある。
【0021】上記構成の装置を用いて、りんごのpHを
測定する場合について説明すると、図4に示すように、
半分に切ったりんご20の切断面をセンサ部2のセンサ
面7と、このセンサ面7と同一高さになるように形成さ
れた対極CEおよび比較電極REに密に接触させる。こ
の場合、りんご20をオーミック端子OCに接触させて
はならない。
測定する場合について説明すると、図4に示すように、
半分に切ったりんご20の切断面をセンサ部2のセンサ
面7と、このセンサ面7と同一高さになるように形成さ
れた対極CEおよび比較電極REに密に接触させる。こ
の場合、りんご20をオーミック端子OCに接触させて
はならない。
【0022】上記の状態で、半導体基板5に空乏層が発
生するように、ポテンショスタット11からの直流電圧
を比較電極REとオーミック電極OCとの間に印加し
て、半導体基板5に所定のバイアス電圧を印加する。こ
の状態で半導体基板5に対してプローブ光3を一定周期
(例えば、10kHz)で断続的に照射することによっ
て半導体基板5に交流光電流を発生させる。このプロー
ブ光3の断続照射は、コンピュータ15の制御信号がイ
ンターフェイスボード12を介して入力されることによ
って行われる。前記光電流は、半導体基板5の照射点に
対向する点で、センサ面7に接しているりんご20の切
断面におけるpHを反映した値であり、その値を測定す
ることにより、この部分でのpH値を知ることができ
る。
生するように、ポテンショスタット11からの直流電圧
を比較電極REとオーミック電極OCとの間に印加し
て、半導体基板5に所定のバイアス電圧を印加する。こ
の状態で半導体基板5に対してプローブ光3を一定周期
(例えば、10kHz)で断続的に照射することによっ
て半導体基板5に交流光電流を発生させる。このプロー
ブ光3の断続照射は、コンピュータ15の制御信号がイ
ンターフェイスボード12を介して入力されることによ
って行われる。前記光電流は、半導体基板5の照射点に
対向する点で、センサ面7に接しているりんご20の切
断面におけるpHを反映した値であり、その値を測定す
ることにより、この部分でのpH値を知ることができ
る。
【0023】さらに、センサ部走査装置8によって、セ
ンサ部2をX,Y方向に移動させることにより、半導体
基板5にはプローブ光3が二次元方向に走査されるよう
にして照射され、りんご20の切断面における位置信号
(X,Y)と、その場所で観測された交流光電流値によ
り、各点における電位出力を得る。これを、コンピュー
タ15において適当な数値処理を施すことによりpH値
が得られ、さらに、画像処理を行うことにより表示装置
18にpH値を等高線表示したり、色の濃淡、階調を変
えた二次元pH分布画像として表示することができる。
ンサ部2をX,Y方向に移動させることにより、半導体
基板5にはプローブ光3が二次元方向に走査されるよう
にして照射され、りんご20の切断面における位置信号
(X,Y)と、その場所で観測された交流光電流値によ
り、各点における電位出力を得る。これを、コンピュー
タ15において適当な数値処理を施すことによりpH値
が得られ、さらに、画像処理を行うことにより表示装置
18にpH値を等高線表示したり、色の濃淡、階調を変
えた二次元pH分布画像として表示することができる。
【0024】上述の実施例においては、サンプル(この
場合、りんご)の切断面におけるpHの分布を測定した
ものであったが、センサ面であるSi3 N4 層7の表面
を適当な応答物質によって修飾することにより、他の化
学種の濃度分布を得ることができる。また、Si3 N4
層7の上面を適当な金属で被覆することにより、酸化還
元電位に二次元分布を得ることができる。この場合、対
極CEと比較電極REとの絶縁が保たれるようにするの
は勿論である。これらの場合も、得られた電位出力を適
当に数値処理を施すことにより、化学種の濃度や酸化還
元電位を得ることができ、これらの二次元分布画像を表
示装置18に表示することができる。
場合、りんご)の切断面におけるpHの分布を測定した
ものであったが、センサ面であるSi3 N4 層7の表面
を適当な応答物質によって修飾することにより、他の化
学種の濃度分布を得ることができる。また、Si3 N4
層7の上面を適当な金属で被覆することにより、酸化還
元電位に二次元分布を得ることができる。この場合、対
極CEと比較電極REとの絶縁が保たれるようにするの
は勿論である。これらの場合も、得られた電位出力を適
当に数値処理を施すことにより、化学種の濃度や酸化還
元電位を得ることができ、これらの二次元分布画像を表
示装置18に表示することができる。
【0025】上述した二次元濃度分布測定装置は、pH
など各種のイオン濃度の二次元分布や、酸化還元電位の
二次元分布を測定することができるものであったが、こ
れを用いて、微生物の代謝による周囲のpHの分布を状
況を二次元画像として測定することもできる。以下、こ
れを第2発明として、図4を参照しながら詳細に説明す
る。
など各種のイオン濃度の二次元分布や、酸化還元電位の
二次元分布を測定することができるものであったが、こ
れを用いて、微生物の代謝による周囲のpHの分布を状
況を二次元画像として測定することもできる。以下、こ
れを第2発明として、図4を参照しながら詳細に説明す
る。
【0026】微生物を含むサンプルは、例えばJour
nal of Fermentation and B
ioengineering Vol.79,p163
−166,1995に述べられている方法で培養ゲルを
形成し、これに同論文に記載されたように、対象とする
微生物を含む溶液を塗布することによってサンプルゲル
(測定サンプル)を形成することができる。そして、こ
れとは別に、対象とする微生物を塗布しない培養ゲルを
別に用意し、これをブランクサンプルとする。つまり、
ブランクサンプルは、測定対象種は含まないが測定サン
プルと同等に構成されている。
nal of Fermentation and B
ioengineering Vol.79,p163
−166,1995に述べられている方法で培養ゲルを
形成し、これに同論文に記載されたように、対象とする
微生物を含む溶液を塗布することによってサンプルゲル
(測定サンプル)を形成することができる。そして、こ
れとは別に、対象とする微生物を塗布しない培養ゲルを
別に用意し、これをブランクサンプルとする。つまり、
ブランクサンプルは、測定対象種は含まないが測定サン
プルと同等に構成されている。
【0027】まず、図4(A)に示すように、上述のよ
うな手法で形成された微生物21を含むサンプルゲル2
2をセンサ部2のセンサ面7上に載置する。このとき、
サンプルゲル22をセンサ面7に密に接触させることは
勿論のこと、対極CEおよび比較電極REにも密に接触
させる。このようにした状態で、所定のバイアス電圧を
半導体基板5に印加しつつ、プローブ光3を半導体基板
5に対して二次元方向にスキャンしながら照射すること
により、所定の電流信号が得られ、されに電圧信号に変
換されてこれがコンピュータ16に入力される。このと
き得られる信号aは、各測定点でのpHとそれ以外の要
因を反映したものである。
うな手法で形成された微生物21を含むサンプルゲル2
2をセンサ部2のセンサ面7上に載置する。このとき、
サンプルゲル22をセンサ面7に密に接触させることは
勿論のこと、対極CEおよび比較電極REにも密に接触
させる。このようにした状態で、所定のバイアス電圧を
半導体基板5に印加しつつ、プローブ光3を半導体基板
5に対して二次元方向にスキャンしながら照射すること
により、所定の電流信号が得られ、されに電圧信号に変
換されてこれがコンピュータ16に入力される。このと
き得られる信号aは、各測定点でのpHとそれ以外の要
因を反映したものである。
【0028】次に、図4(B)に示すように、上述のよ
うにして形成されたブランクサンプル22をセンサ部2
のセンサ面7上に載置し、上述と同様に、所定のバイア
ス電圧を半導体基板5に印加しつつ、プローブ光3を半
導体基板5に対して二次元方向にスキャンしながら照射
することにより、所定の電流信号が得られ、されに電圧
信号に変換されてこれがコンピュータ16に入力され
る。このとき得られる信号bは、各測定点でのpH以外
の要因を反映したものである。
うにして形成されたブランクサンプル22をセンサ部2
のセンサ面7上に載置し、上述と同様に、所定のバイア
ス電圧を半導体基板5に印加しつつ、プローブ光3を半
導体基板5に対して二次元方向にスキャンしながら照射
することにより、所定の電流信号が得られ、されに電圧
信号に変換されてこれがコンピュータ16に入力され
る。このとき得られる信号bは、各測定点でのpH以外
の要因を反映したものである。
【0029】そこで、前記信号の差、すなわち、a−b
なる演算を行うことにより、各測定点における水素イオ
ン濃度のみを反映した電位出力が得られ、これを適当に
数値処理を行うことによりpH値が得られ、さらに、画
像処理を行うことにより表示装置18にpH値を等高線
表示したり、色の濃淡、階調を変えた二次元pH分布画
像として表示することができる。つまり、微生物21の
代謝による周囲のpHの分布を状況を二次元画像として
測定することができる。
なる演算を行うことにより、各測定点における水素イオ
ン濃度のみを反映した電位出力が得られ、これを適当に
数値処理を行うことによりpH値が得られ、さらに、画
像処理を行うことにより表示装置18にpH値を等高線
表示したり、色の濃淡、階調を変えた二次元pH分布画
像として表示することができる。つまり、微生物21の
代謝による周囲のpHの分布を状況を二次元画像として
測定することができる。
【0030】この第2発明は、上述の実施例に限られる
ものではなく、センサ面であるSi3 N4 層7の表面を
適当な応答物質によって修飾することにより、他の化学
種の濃度分布を得ることができる。また、Si3 N4 層
7の上面を適当な金属で被覆することにより、酸化還元
電位の二次元分布を得ることができる。
ものではなく、センサ面であるSi3 N4 層7の表面を
適当な応答物質によって修飾することにより、他の化学
種の濃度分布を得ることができる。また、Si3 N4 層
7の上面を適当な金属で被覆することにより、酸化還元
電位の二次元分布を得ることができる。
【0031】上述の第2発明においては、測定サンプル
22とブランクサンプル23とを用いて、所望の測定結
果を得るようにしていたが、測定サンプル22のみで所
望の測定結果が得られるようにしてもよい。以下、これ
を第3発明(装置)、第4発明(方法)として、図5、
図6を参照しながら詳細に説明する。
22とブランクサンプル23とを用いて、所望の測定結
果を得るようにしていたが、測定サンプル22のみで所
望の測定結果が得られるようにしてもよい。以下、これ
を第3発明(装置)、第4発明(方法)として、図5、
図6を参照しながら詳細に説明する。
【0032】図5は、第3発明の二次元濃度分布測定装
置のセンサ部30を示すもので、このセンサ部30は、
Si3 N4 層よりなるセンサ面7の表面が不活性被膜で
覆われた部分(以下、不活性被膜部という)31と覆わ
れてない部分(以下、非被膜部という)32とが互い違
いになるように、つまり、市松模様状に形成されている
点が、前記センサ部2と異なるだけで、他の構成は変わ
るところがない。
置のセンサ部30を示すもので、このセンサ部30は、
Si3 N4 層よりなるセンサ面7の表面が不活性被膜で
覆われた部分(以下、不活性被膜部という)31と覆わ
れてない部分(以下、非被膜部という)32とが互い違
いになるように、つまり、市松模様状に形成されている
点が、前記センサ部2と異なるだけで、他の構成は変わ
るところがない。
【0033】前記不活性被膜部31を形成するには、不
活性被膜を施したい部分のSi3 N4 層7をエッチング
し、このエッチングした部分にフッ素樹脂のような不活
性物質を被覆し、非被膜部32と同一面に形成する。そ
して、この実施例では、不活性被膜部31と非被膜部3
2とは、それらの一辺d(例えば10μm)が互いに等
しい正方形で、センサ面7上に規則正しく形成されてい
る。
活性被膜を施したい部分のSi3 N4 層7をエッチング
し、このエッチングした部分にフッ素樹脂のような不活
性物質を被覆し、非被膜部32と同一面に形成する。そ
して、この実施例では、不活性被膜部31と非被膜部3
2とは、それらの一辺d(例えば10μm)が互いに等
しい正方形で、センサ面7上に規則正しく形成されてい
る。
【0034】上述の構成よりなるセンサ部30を用いて
測定を行う場合には、前記第2発明で用いた測定サンプ
ル22のみでよく、ブランクサンプル23を用いる必要
がない。すなわち、図6に示すように、センサ部30の
センサ面7上に測定サンプル22を載置する。この場
合、測定サンプル22を不活性被膜部31と非被膜部3
2に密に接触させるとともに、対極CEおよび比較電極
REに密に接触させ、オーミック端子OCに接触させな
いようにすることは勿論である。
測定を行う場合には、前記第2発明で用いた測定サンプ
ル22のみでよく、ブランクサンプル23を用いる必要
がない。すなわち、図6に示すように、センサ部30の
センサ面7上に測定サンプル22を載置する。この場
合、測定サンプル22を不活性被膜部31と非被膜部3
2に密に接触させるとともに、対極CEおよび比較電極
REに密に接触させ、オーミック端子OCに接触させな
いようにすることは勿論である。
【0035】そして、上述の状態において、所定のバイ
アス電圧を半導体基板5に印加しつつ、光照射部4によ
ってプローブ光3を照射する。この場合、センサ部2
を、光の照射点が前記一辺の長さdのピッチで移動する
ように移動させ、不活性被膜部31と非被膜部32との
裏面側を交互に照射する。この場合、光の走査方向は、
例えば、まず符号41で示す列に対して、その左端側か
らピッチdで照射点を矢印X方向に移動させながら走査
し、この列41の右端まで照射すると、これに隣接する
列42に対しては、右端から矢印X方向に順次ピッチd
で照射点を移動させながら照射し、この列42の左端ま
で照射すると、これに隣接する列43に対しては、左端
から矢印X方向に照射を行うのである。以下、同様にし
て、列4nまでこれを繰り返す。つまり、碁盤目状態の
センサ面7をジグザグにプローブ光を一定のピッチdで
照射するのである。
アス電圧を半導体基板5に印加しつつ、光照射部4によ
ってプローブ光3を照射する。この場合、センサ部2
を、光の照射点が前記一辺の長さdのピッチで移動する
ように移動させ、不活性被膜部31と非被膜部32との
裏面側を交互に照射する。この場合、光の走査方向は、
例えば、まず符号41で示す列に対して、その左端側か
らピッチdで照射点を矢印X方向に移動させながら走査
し、この列41の右端まで照射すると、これに隣接する
列42に対しては、右端から矢印X方向に順次ピッチd
で照射点を移動させながら照射し、この列42の左端ま
で照射すると、これに隣接する列43に対しては、左端
から矢印X方向に照射を行うのである。以下、同様にし
て、列4nまでこれを繰り返す。つまり、碁盤目状態の
センサ面7をジグザグにプローブ光を一定のピッチdで
照射するのである。
【0036】上述のように光照射を行うことにより、不
活性被膜部31の裏面を照射したときの出力と非被膜部
32の裏面を照射したときの出力とが交互に得られ、コ
ンピュータ16において、前者の出力から後者の出力を
差し引くことにより、測定点でのpH以外の要因を巧み
に除去した測定点における水素イオン濃度のみを反映し
た電位出力が得られ、これを適当に数値処理を行うこと
によりpH値が得られ、さらに、画像処理を行うことに
より表示装置18にpH値を等高線表示したり、色の濃
淡、階調を変えた二次元pH分布画像として表示するこ
とができる。つまり、この場合も微生物21の代謝によ
る周囲のpHの分布を状況を二次元画像として測定する
ことができる。
活性被膜部31の裏面を照射したときの出力と非被膜部
32の裏面を照射したときの出力とが交互に得られ、コ
ンピュータ16において、前者の出力から後者の出力を
差し引くことにより、測定点でのpH以外の要因を巧み
に除去した測定点における水素イオン濃度のみを反映し
た電位出力が得られ、これを適当に数値処理を行うこと
によりpH値が得られ、さらに、画像処理を行うことに
より表示装置18にpH値を等高線表示したり、色の濃
淡、階調を変えた二次元pH分布画像として表示するこ
とができる。つまり、この場合も微生物21の代謝によ
る周囲のpHの分布を状況を二次元画像として測定する
ことができる。
【0037】この第3、第4発明は、上述の実施例に限
られるものではなく、センサ面であるSi3 N4 層7の
表面を適当な応答物質によって修飾することにより、他
の化学種の濃度分布を得ることができる。また、Si3
N4 層7の上面を適当な金属で被覆することにより、酸
化還元電位に二次元分布を得ることができる。
られるものではなく、センサ面であるSi3 N4 層7の
表面を適当な応答物質によって修飾することにより、他
の化学種の濃度分布を得ることができる。また、Si3
N4 層7の上面を適当な金属で被覆することにより、酸
化還元電位に二次元分布を得ることができる。
【0038】この発明の光走査型二次元濃度分布測定装
置は、上記実施例に限られるものではなく、例えば、比
較電極REを省略し、対極CEを介してバイアス電圧を
印加してもよい。但し、比較電極REを設けていた場合
の方が半導体基板5にバイアス電圧をより安定に印加す
ることができる。
置は、上記実施例に限られるものではなく、例えば、比
較電極REを省略し、対極CEを介してバイアス電圧を
印加してもよい。但し、比較電極REを設けていた場合
の方が半導体基板5にバイアス電圧をより安定に印加す
ることができる。
【0039】そして、センサ部2をX,Y方向に移動さ
せるのに代えて、光照射部4に光照射部走査装置を設
け、光照射部4をX,Y方向に移動させるようにしても
よく、また、光照射部4とセンサ部2との間にプローブ
光走査装置を設け、プローブ光3をX,Y方向に移動さ
せるようにしてもよい。
せるのに代えて、光照射部4に光照射部走査装置を設
け、光照射部4をX,Y方向に移動させるようにしても
よく、また、光照射部4とセンサ部2との間にプローブ
光走査装置を設け、プローブ光3をX,Y方向に移動さ
せるようにしてもよい。
【0040】さらに、上述の各実施例では、光照射部4
によるプローブ光3を半導体基板5のセンサ面7とは反
対側から照射するようにしていたが、これに代えて、セ
ンサ面7側から照射するようにしてもよい。そして、光
照射部4として、例えば特願平7−39114号に示す
ように、半導体基板5に組み込まれた光照射部を採用し
てもよい。
によるプローブ光3を半導体基板5のセンサ面7とは反
対側から照射するようにしていたが、これに代えて、セ
ンサ面7側から照射するようにしてもよい。そして、光
照射部4として、例えば特願平7−39114号に示す
ように、半導体基板5に組み込まれた光照射部を採用し
てもよい。
【0041】
【発明の効果】この発明は、以上のような形態で実施さ
れ、以下のような効果を奏する。
れ、以下のような効果を奏する。
【0042】上記いずれの発明においても、対極および
比較電極がセンサ面と同一平面に固定されるので、対極
および比較電極の位置による影響が解消される。
比較電極がセンサ面と同一平面に固定されるので、対極
および比較電極の位置による影響が解消される。
【0043】そして、第2〜第4発明のいずれにおいて
も、測定対象種の濃度(または酸化還元電位)以外の要
因で引き起こされる画像上方を数値的に取り除くことが
でき、ノイズや歪みのない鮮明な二次元分布画像が得ら
れる。
も、測定対象種の濃度(または酸化還元電位)以外の要
因で引き起こされる画像上方を数値的に取り除くことが
でき、ノイズや歪みのない鮮明な二次元分布画像が得ら
れる。
【図1】第1発明の二次元濃度分布測定装置を示す構成
図である。
図である。
【図2】前記二次元濃度分布測定装置におけるセンサ部
を概略的に示す斜視図である。
を概略的に示す斜視図である。
【図3】前記二次元濃度分布測定装置による測定を説明
するための図である。
するための図である。
【図4】第2発明の二次元濃度分布測定方法を説明する
ための図である。
ための図である。
【図5】第3発明の二次元濃度分布測定装置の要部を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図6】第4発明の二次元濃度分布測定方法を説明する
ための図である。
ための図である。
5…半導体基板、7…センサ面、3…プローブ光、22
…測定サンプル、23…ブランクサンプル、31…不活
性被膜で覆われた部分、32…不活性被膜で覆われてな
い部分、CE…対極、RE…比較電極。
…測定サンプル、23…ブランクサンプル、31…不活
性被膜で覆われた部分、32…不活性被膜で覆われてな
い部分、CE…対極、RE…比較電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 聡 京都府京都市南区吉祥院宮の東町2番地 株式会社堀場製作所内 (72)発明者 田辺 裕貴 京都府京都市南区吉祥院宮の東町2番地 株式会社堀場製作所内 (72)発明者 中尾 基 京都府京都市南区吉祥院宮の東町2番地 株式会社堀場製作所内
Claims (4)
- 【請求項1】 半導体基板の一方の面にセンサ面を形成
するとともに、前記半導体基板に対してプローブ光を照
射するように構成した二次元濃度分布測定装置におい
て、前記センサ面と同一平面に対極および比較電極を配
置したことを特徴とする二次元濃度分布測定装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の二次元濃度分布測定装
置を用いて、測定サンプルと、測定対象種は含まないが
測定サンプルと同等に構成されたブランクサンプルとを
個別に測定し、測定サンプルを用いたときに得られる測
定値とブランクサンプルを用いたときに得られる測定値
との差を求め、その結果を二次元画像として表示するこ
とを特徴とする二次元濃度分布測定方法。 - 【請求項3】 半導体基板の一方の面にセンサ面を形成
するとともに、前記半導体基板に対してプローブ光を照
射するように構成した二次元濃度分布測定装置におい
て、前記センサ面の表面は、不活性被膜で覆われた部分
と覆われてない部分とが互い違いになるように形成さ
れ、このセンサ面と同一平面に対極および比較電極を配
置したことを特徴とする二次元濃度分布測定装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の二次元濃度分布測定装
置のセンサ面に測定サンプルを載置して測定したときに
得られる測定値に基づいて測定サンプルにおける濃度分
布を表示するようにしたことを特徴とする二次元濃度分
布測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8160904A JPH09318595A (ja) | 1996-06-01 | 1996-06-01 | 二次元濃度分布測定装置および測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8160904A JPH09318595A (ja) | 1996-06-01 | 1996-06-01 | 二次元濃度分布測定装置および測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09318595A true JPH09318595A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15724862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8160904A Pending JPH09318595A (ja) | 1996-06-01 | 1996-06-01 | 二次元濃度分布測定装置および測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09318595A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017209625A (ja) * | 2016-05-25 | 2017-11-30 | 株式会社日本トリム | 機能水生成装置 |
-
1996
- 1996-06-01 JP JP8160904A patent/JPH09318595A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017209625A (ja) * | 2016-05-25 | 2017-11-30 | 株式会社日本トリム | 機能水生成装置 |
WO2017204069A1 (ja) * | 2016-05-25 | 2017-11-30 | 株式会社日本トリム | 機能水生成装置 |
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