JPH09318395A - 車両用計器装置 - Google Patents

車両用計器装置

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JPH09318395A
JPH09318395A JP8137319A JP13731996A JPH09318395A JP H09318395 A JPH09318395 A JP H09318395A JP 8137319 A JP8137319 A JP 8137319A JP 13731996 A JP13731996 A JP 13731996A JP H09318395 A JPH09318395 A JP H09318395A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
crystal element
nameplate
dial
indicating needle
Prior art date
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Pending
Application number
JP8137319A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Sato
隆雄 佐藤
Osamu Shima
治 島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字板と液晶素子とを重畳して表示でき、且
つ液晶素子の後方に設けられた文字板を本来の色で明る
く視認できる車両用計器装置を提供する。 【解決手段】 計器本体1は指針軸2を有する。指針3
は指針軸2に設けられる。文字板6は指針3により指示
される指標部9を有する。液晶素子12は文字板6の前側
に一部が白濁状態となり表示部12aを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用計器装置に
関するものであり、特に文字,図形又は記号等の表示部
を表示できる液晶素子を設けた車両用計器装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、液晶素子を用いた車両用計器
装置が種々提案され、例えば実公昭55−16746
号,同56−35776号の各公報に開示されている。
斯る車両用計器装置は、指針式計器本体の前方にTN型
の液晶素子を配設したものであり、指針式計器本体と液
晶素子とを重畳して表示するものである。液晶素子は一
対のガラス基板間にネマチック液晶を封入した液晶セル
の両面に偏光板を貼り合わせたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、偏光板
は透過率が低いため、液晶素子を透過できる光が少な
く、液晶素子の後方に配設された表示板が暗く観察され
るという問題を有していた。また、偏光板は完全な無色
ではなく若干の色を有するために、文字板の本来の色で
視認できないという問題を有していた。本発明は、文字
板と液晶素子とを重畳して表示でき、且つ液晶素子の後
方に設けられた文字板を本来の色で明るく視認できる車
両用計器装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、指針軸を有する計器本体と、前記指針軸に
設けられた指針と、前記指針により指示される指標部を
有する文字板と、を有する車両用計器装置において、前
記文字板の前側に一部が白濁状態となり文字,図形又は
記号等の表示部を表示可能な液晶素子を設けたものであ
る。
【0005】また、本発明は、前記液晶素子に有色光を
照射可能な光源を有するものである。
【0006】また、本発明は、前記文字板は暗色系であ
るものである。
【0007】
【発明の実施の形態】文字板6の前方に、一部が白濁し
て文字,図形又は記号等の表示部12aを表示可能な液晶
素子12を設けたことにより、文字板6と液晶素子12を重
畳させて表示することができ、且つ文字板6を本来の色
で明るく視認することができる。
【0008】また、液晶素子12に有色光を照射可能な光
源14を設けたことにより、液晶素子12に表示された文
字,図形又は記号等の表示部12aを着色することができ
る。
【0009】また、文字板6は暗色であることが望まし
く、液晶素子12に表示された文字、図形又は記号等の表
示部12aと文字板6とのコントラストが大きくなる。
【0010】
【実施例】以下、添付の図面に基づいて、本発明の一実
施例を説明する。図1は車両用計器装置の要部断面図で
あり、図2は正面図である。
【0011】1は計器本体であり、この計器本体1は交
差コイル式となっている。計器本体1は指針軸2を有し
ており、計器本体1の内部に埋設された可動磁石(図示
しない)に従って回動する。3は指針であり、この指針
3は指針軸2の上端に固定される基部4及びこの基部4
から半径方向に延設された指標部5からなっており、指
針は指針軸2と共に回動する。6は文字板であり、この
文字板6は透明樹脂(例えばポリカーボネート)からな
る基板7に黒色印刷層8を施したものである。文字板6
は指標部9を有しており、この指標部9は黒色印刷層8
上に印刷された着色層であり、指標部9は指針3の指示
部5により指示される。文字板6は計器本体1に固定さ
れる。10はハウジングであり、このハウジング10は計器
本体1及び文字板6を収納する。11は見返しであり、こ
の見返し11は黒色樹脂(例えばABS)からなるもので
あり、ハウジング10に取付けられる。
【0012】12は液晶素子であり、この液晶素子12はD
S(dinamic scattering)型となっており、透明電極を
施した一対の透明基板間に負の誘電異方性を有するネマ
チック液晶を封入したものである。図2に示すように、
液晶素子12は一部を白濁させ、走行距離や警告情報を文
字からなる表示部12aにて表示する。即ち、表示部12a
の個所の透明電極には電圧が印加され、封入された液晶
は乱流状態となり、光が散乱し白濁して観察される。な
お、液晶素子12の電圧が印加されない個所は透明状態で
ある。液晶素子12はハウジング10内に収納され、枠体13
により固定される。
【0013】14はバルブ(光源)であり、このバルブ14
には青色のカラーキャップ(図示しない)が被覆されて
おり、青色光を液晶素子12に照射することができる。バ
ルブ14は液晶素子12と文字板6との間のハウジング10の
上部に設けられる。バルブ14を点灯させることにより青
色光が液晶素子12に照射され、この青色光が液晶素子12
の電圧印加個所で散乱され、表示された表示部12aが青
色に着色される。
【0014】本実施例によれば、文字板6の前方に表示
部12aを表示できる液晶素子12を設けたことにより、文
字板6と液晶素子12とを重畳して表示することができ
る。特に、DS型の液晶素子12を用いたことにより、従
来例で説明したような偏光板を用いる必要がなく、文字
板6を明るく視認することができる。また、液晶素子12
の電圧無印加個所は略無色透明であり、文字板6を本来
の色で視認することができる。
【0015】また、液晶素子12に有色光を照射できるバ
ルブ14を設ければ、表示部12aを着色することができ
る。また、文字板は暗色であることが望ましく、液晶素
子12に表示される表示部12aと文字板6とのコントラス
トが大きくなり、表示部12aを視認しやすい。
【0016】なお、本実施例の計器本体1は交差コイル
式であるが、例えばステッピングモータ式であっても良
い。また、液晶素子12の表示部12aは実施例で示した文
字以外の図形又は記号であっても良いことは言うまでも
ない。なお、DS型の液晶素子12は消費電力が若干大き
い特性を有するが、車両用計器装置に用いる場合は問題
とならない。
【0017】
【発明の効果】本発明は、指針軸を有する計器本体と、
前記指針軸に設けられた指針と、前記指針により指示さ
れる指標部を有する文字板と、を有する車両用計器装置
において、前記文字板の前側に一部が白濁状態となり文
字,図形又は記号等の表示部を表示可能な液晶素子を設
けたものであり、文字板と液晶素子を重畳させて表示す
ることができ、且つ文字板を本来の色で明るく視認する
ことができる。
【0018】また、本発明は、前記液晶素子に有色光を
照射可能な光源を有するものであり、液晶素子に表示さ
れた文字,図形又は記号等の表示部を着色することがで
きる。
【0019】また、本発明は、前記文字板は暗色系であ
るものであり、液晶素子に表示された文字、図形又は記
号等の表示部と文字板とのコントラストが大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す要部断面図。
【図2】同上実施例を示す正面図。
【符号の説明】
1 計器本体 2 指針軸 3 指針 6 文字板 12 液晶素子 12a 表示部 14 バルブ(光源)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指針軸を有する計器本体と、前記指針軸
    に設けられた指針と、前記指針により指示される指標部
    を有する文字板と、を有する車両用計器装置において、
    前記文字板の前側に一部が白濁状態となり文字,図形又
    は記号等の表示部を表示可能な液晶素子を設けたことを
    特徴とする車両用計器装置。
  2. 【請求項2】 前記液晶素子に有色光を照射可能な光源
    を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用計器
    装置。
  3. 【請求項3】 前記文字板は暗色系であることを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の車両用計器装置。
JP8137319A 1996-05-31 1996-05-31 車両用計器装置 Pending JPH09318395A (ja)

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JP8137319A JPH09318395A (ja) 1996-05-31 1996-05-31 車両用計器装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007205893A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Nippon Seiki Co Ltd 車両用情報提供装置
JP2008507440A (ja) * 2004-07-09 2008-03-13 フオルクスヴアーゲン アクチエンゲゼルシヤフト 車両用表示装置及び情報を表示するための方法
JP2013142694A (ja) * 2012-01-06 2013-07-22 Visteon Global Technologies Inc ゲージ上の透過性ディスプレイ

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