JPH09318067A - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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JPH09318067A
JPH09318067A JP13496296A JP13496296A JPH09318067A JP H09318067 A JPH09318067 A JP H09318067A JP 13496296 A JP13496296 A JP 13496296A JP 13496296 A JP13496296 A JP 13496296A JP H09318067 A JPH09318067 A JP H09318067A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating chamber
engaging
cover
ceiling
microwave oven
Prior art date
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Pending
Application number
JP13496296A
Other languages
English (en)
Inventor
Takamichi Suzaku
孝道 朱雀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP13496296A priority Critical patent/JPH09318067A/ja
Publication of JPH09318067A publication Critical patent/JPH09318067A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱室とカバーとの間から電波漏れが発生す
ることを極力防止できるようにする。 【解決手段】 ヒータ7を覆うカバー8のフランジ部9
は、加熱室1の天井部3側に設けられた3個の係合爪1
4と係合孔17とを係合させることにより取り付けてい
る。フランジ部9に、隣り合った係合爪14,14間に
2個ずつの突部18を設けると共に、左右の係合爪14
の外側にそれぞれ1個ずつの突部18を設け、これら各
突部18と天井部3側の嵌合孔15とを嵌合させた。フ
ランジ部9と天井部3との間に、2個の係合爪14,1
4間にわたるような大きな隙間が形成されることを防止
できるので、隔室部8a内のマイクロ波が、加熱室1と
カバー8との間から外部へ漏れることを極力防止できる
ようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱室のパンチン
グ孔群が形成された天井部の上方にヒータを備えると共
に、このヒータ及びパンチング孔群を覆うカバーを備え
た電子レンジに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種の電子レンジに
おいては、例えばガラス製のヒータを保護すると共に、
加熱室の天井部のフラット感を出すために、加熱室の天
井部にパンチング孔群を形成すると共に、そのパンチン
グ孔群の上方にヒータを配設し、また、そのヒータの熱
を加熱室側へ反射するための反射板の機能とヒータを支
持する機能とを備えたカバーを、そのヒータ及びパンチ
ング孔群を上方から覆う状態で、加熱室の天井部の上面
側に取り付ける構成としたものがある。
【0003】この場合、加熱室へのカバーの取付け構造
は、具体的には次のような構成としている。すなわち、
カバーは、下面側が開口した矩形容器状をなすと共に、
外周部の前後左右にそれぞれフランジ部を有していて、
これらフランジ部のうち左右両側のフランジ部には、そ
れぞれ複数個のねじ挿通孔を形成し、前後両側のフラン
ジ部には、複数個の係合孔を形成している。また、加熱
室の天井部には、カバーにおける左右のフランジ部のね
じ挿通孔に対応する部位にねじ取付孔を形成し、前後の
フランジ部の係合孔に対応する部位にL字形をなす係合
爪を切り起こしにより設けている。
【0004】そして、カバーを加熱室の上部へ取り付け
る場合には、まず、カバーの前後両側のフランジ部の各
係合孔を加熱室の天井部側の係合爪に係合させる。この
後、カバーの左右両側のフランジ部の各ねじ挿通孔を挿
通したねじを、加熱室側の各ねじ取付孔にねじ込むこと
により、カバーを加熱室の上部に取り付けるようにして
いる。
【0005】ところで、上記した構成のものでは、カバ
ーの左右のフランジ部はねじ止めしているが、前後のフ
ランジ部は、係合爪と係合孔の係合のみによって取り付
けるようにしている。そしてこの場合、係合爪の数とし
ては、組立ての作業性を考慮して、前側のフランジ部及
び後側のフランジ部とも2〜3個であった。このため、
従来では、カバーの前後のフランジ部とこれと対応する
加熱室の天井部の上面との間において、隣り合った係合
爪と係合爪との間にわたるような隙間が生じることがあ
る。
【0006】加熱室とカバーの内側の隔室部(ヒータが
配設された部分)との間はパンチング孔群を形成した天
井部で仕切られてはいるものの、レンジ調理の際に、一
部のマイクロ波(電波)がパンチング孔群を通して隔室
部側に漏れ、その隔室部のマイクロ波が200mW/c
程度に至り、その一部が上記隙間を通してカバーの
外に出る、いわゆる電波漏れが発生するおそれがある。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、加熱室とカバーとの間から電波漏れ
が発生することを極力防止することができる電子レンジ
を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、天井部にパンチング孔群が形成された
加熱室と、この加熱室内に収容された被調理物にマイク
ロ波を供給してこれを加熱調理するマイクロ波供給手段
と、前記パンチング孔群の上方に配設され、そのパンチ
ング孔群を通して前記加熱室内に収容された被調理物を
加熱するヒータと、前記加熱室の上方から前記ヒータ及
びパンチング孔群を覆うと共に、外周部のフランジ部を
加熱室の天井部上面に接触させた状態で加熱室の上部に
取り付けられるカバーとを備えた電子レンジにおいて、
前記カバーのフランジ部及びこれと対応する前記加熱室
の天井部のうちの一方に複数個の係合爪を設けると共
に、他方にその係合爪と係合する複数個の係合孔を設
け、かつ、前記カバーのフランジ部及びこれと対応する
前記加熱室の天井部のうちの一方に隣り合った前記係合
爪間に位置させて相手側に向けて突出する突部を設ける
と共に、他方にその突部と嵌合する嵌合部を設けたこと
を特徴とするものである。
【0009】上記した手段によれば、カバーのフランジ
部を、複数個の係合爪と係合孔との係合により取り付け
るようにしながらも、隣り合った係合爪間に位置させて
設けた突部と嵌合部とを嵌合させるようにしたので、カ
バーのフランジ部と加熱室の天井部とは、係合爪と係合
孔との係合部分と、突部と嵌合部との嵌合部分で必ず接
触するようになる。このため、カバーのフランジ部とこ
れと対応する加熱室の天井部の上面との間において、隣
り合った係合爪と係合爪との間にわたるような隙間が形
成されることを確実に防止することができる。従って、
加熱室からマイクロ波の一部がカバー内に漏れたとして
も、そのマイクロ波が加熱室とカバーとの間から外部へ
漏れ出ることを極力防止できるようになる。
【0010】この場合、突部は、外面が球面状となるよ
うに形成し、嵌合部は、係合爪の係合方向に延びる形
状、或いは係合爪の係合方向に対して直交する方向に延
びる形状に形成することが好ましい。また、突部の基端
部の外径寸法を、嵌合部の開口部の最小幅寸法と同等若
しくはそれよりも大となるように設定することが好まし
い。
【0011】さらに、係合爪とこれと隣り合う突部との
間の寸法を、マイクロ波供給手段から供給されるマイク
ロ波の波長の1/4以下に設定することが好ましい。ま
た、嵌合部は、孔によって形成してもよいし、凹部によ
って形成してもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につい
て、図1ないし図7を参照して説明する。まず、図3及
び図4において、加熱室1を形成する内箱2は、前面が
開口した矩形状をなしていて、電子レンジの図示しない
キャビネット内に組み込まれる。加熱室1の天井部であ
る内箱2の天井部3には、多数個のパンチング孔4から
成るパンチング孔群5が形成されている。パンチング孔
4の直径は約7.5mm、ピッチは約8.5mmであ
る。内箱2の右側壁部には、マイクロ波供給手段を構成
するマグネトロン6が設けられており、このマグネトロ
ン6は、レンジ調理時に加熱室1内にマイクロ波(電
波)を供給する。
【0013】上記パンチング孔群5の上方には、左右方
向に延びる管状のヒータ7が配置されていて、内箱2の
天井部3の上面には、そのヒータ7及びパンチング孔群
5を上方から覆う状態でカバー8が配設されている。カ
バー8は、下面側が開口した矩形容器状をなしていて、
ヒータ7の熱を加熱室1側へ反射する反射板の機能とヒ
ータ7を支持する機能とを有している。カバー8は、前
後及び左右に平板状のフランジ部9,10,11,12
を有していて、これらフランジ部9〜12を介して内箱
2の天井部3に次のようにして取り付けられている。
【0014】内箱2の天井部3において、カバー8の左
右のフランジ部11,12と対応する左右両側部にはね
じ取付孔13が例えば3個ずつ形成され、また、カバー
8の前後のフランジ部9,10と対応する前後両側に
は、図1及び図2にも示すように、L字形をなす係合爪
14が切り起こしにより3個ずつ形成されていると共
に、左右に隣り合った係合爪14,14間に位置させて
嵌合部としての嵌合孔15が2個ずつ形成され、さら
に、左側の係合爪14の左方及び右側の係合爪14の右
方にそれぞれ1個ずつの嵌合孔15が形成されている。
各係合爪14は、上方でかつ右側に向けて突出してい
る。また、各嵌合孔15は、図5〜7にも示すように、
係合爪14の延び方向(左右方向)に延びる長孔状に形
成されている。
【0015】これに対して、カバー8のフランジ部9〜
12のうち、左右のフランジ部11,12には、上記ね
じ取付孔13に対応して3個ずつのねじ挿通孔16がそ
れぞれ形成され、前後のフランジ部9,10には、上記
係合爪14に対応して3個ずつの係合孔17が形成され
ていると共に、上記嵌合孔15に対応して5個ずつの突
部18が形成されている。各突部18は、嵌合孔15側
である下方に向けて突出していて、外面が球面状となる
ように形成されている。
【0016】次に、カバー8の取付け方について説明す
る。まず、カバー8を内箱2の上方に配置した状態で、
カバー8側の各係合孔17に内箱2側の各係合爪14が
挿入されるようにして、カバー8の各フランジ部9〜1
2を内箱2の天井部3の上面に合わせ、そして、カバー
8を内箱2に対して、左方向(図1及び図2中矢印A参
照)へスライドさせる。これにより、各係合爪14が各
係合孔17の縁部に係合すると共に、各突部18が各嵌
合孔15に嵌合し、また、カバー8側の各ねじ挿通孔1
6と内箱2側の各ねじ取付孔13とが合致するようにな
る。
【0017】この後、各ねじ挿通孔16にねじ19を挿
通し、そのねじ19をねじ取付孔13にねじ込んで締め
付けることにより、カバー8を内箱2の上面に固定状態
に取り付けることができる。
【0018】ここで、図1に示すように、係合爪14と
これと隣り合う突部18との間の寸法L1及び隣り合う
突部18,18間の寸法L2は、マグネトロン6から供
給されるマイクロ波の波長(周波数2450MHz の場
合は約120mm)の1/4以下(約30mm以下)と
なるように設定されている。また、図7に示すように、
突部18の基端部の外径寸法D1は、嵌合孔15の開口
部の最小幅寸法である狭い側の幅寸法D2と同等若しく
はそれより大となるように設定されている(D1≧D
2)。
【0019】なお、内箱2の左右側板部には、図4に示
すように、内方へ突出する支持用段部20が形成されて
いて、ヒータ7を用いたオーブン調理時に、被調理物2
1を載せた角皿22をその支持用段部20に引っ掛ける
ようにしている。また、内箱2の外底部にはターンテー
ブル駆動用のRTモータ23が配設されていて、そのR
Tモータ23の回転軸23aが加熱室1内に突出してい
る。
【0020】さて、上記構成において、ヒータ7を用い
たオーブン調理を行う場合には、被調理物21を載せた
角皿22をその支持用段部20に引っ掛けるようにして
加熱室1内に配置する。そして、ヒータ7を通電する
と、これが発する熱がパンチング孔群5を通して被調理
物21に供給されると共に、カバー8の内面で反射した
熱がパンチング孔群5を通して被調理物21に供給さ
れ、これにより被調理物21が加熱調理される。
【0021】一方、マグネトロン6を用いたレンジ調理
を行う場合には、角皿22は用いず、図示しないターン
テーブルを用いる。ターンテーブルは、RTモータ23
の回転軸23aに嵌めることにより、加熱室1内の底部
に配置し、そのターンテーブル上に、図示しない被調理
物を載せる。そして、RTモータ23により被調理物を
回転させながら、マグネトロン6を通電駆動すると、当
該マグネトロン6から発振されたマイクロ波が加熱室1
内に供給され、そのマイクロ波により被調理物が加熱調
理される。
【0022】ここで、加熱室1とカバー8の内側の隔室
部8a(ヒータ7が配設された部分)との間はパンチン
グ孔群5を形成した天井部3で仕切られてはいるもの
の、加熱室1内に供給されたマイクロ波の一部がパンチ
ング孔群5を通して隔室部8a側に漏れることになる。
【0023】この場合、カバー8のフランジ部9〜12
のうち、左右のフランジ部11,12は、天井部3にね
じ19により締め付け固定しているので、それらフラン
ジ部11,12と天井部3との間に隙間が形成されるこ
とはほとんどなく、よって隔室部8a内のマイクロ波が
それらの間から漏れ出ることはほとんどないと考えられ
る。
【0024】これに対して、カバー8の前後のフランジ
部9,10は、それぞれ3個の係合爪14と係合孔17
との係合により取り付けるようにしているので、フラン
ジ部9,10と天井部3との間において、隣り合った係
合爪14と係合爪14との間にわたって比較的大きな隙
間が形成されるおそれがある。
【0025】しかしながら、本実施例においては、隣り
合った係合爪14,14間に2個ずつの突部18を設け
ると共に、左右の係合爪14の外側にそれぞれ1個ずつ
の突部18を設け、これら各突部18と嵌合孔15とを
嵌合させるようにしたので、カバー8の前後のフランジ
部9,10と内箱2の天井部3とは、係合爪14と係合
孔17との係合部分と、突部18と嵌合孔15との嵌合
部分で必ず接触するようになる。このため、カバー8の
前後のフランジ部9,10とこれと対応する内箱2の天
井部3の上面との間において、隣り合った係合爪14と
係合爪14との間にわたるような大きな隙間が形成され
ることを確実に防止することができる。従って、隔室部
8a内のマイクロ波が、加熱室1とカバー8との間から
外部へ漏れることを極力防止できるようになる。
【0026】これに伴い、キャビネットからの電波漏れ
の量の規格(1mW/cm以下)を容易に達成するこ
とができる。また、カバー8から漏れたマイクロ波がキ
ャビネット内の電線にのることを極力防止できるので、
その漏れたマイクロ波の影響が制御装置などに至ってこ
れが誤動作するようなことも極力防止できる。さらに、
製造ラインなどにおいて、キャビネットがない状態でマ
グネトロン6を発振させたとしも、外部への影響を極力
防止できる。
【0027】また、本実施例においては、突部18は外
面が球面状となるように形成し、嵌合孔15は、係合爪
14の係合方向である左右方向に延びる長孔状に形成し
たので、カバー8の取付時に、係合爪14と係合孔17
とをスライドにより係合させることに伴い、突部18と
嵌合孔15とを容易に嵌合させることができ、作業性を
向上できる。
【0028】しかも、突部18の基端部の外径寸法D1
を、嵌合孔15の狭い側の幅寸法D2と同等若しくはそ
れより大となるように設定したことにより、突部18と
嵌合孔15の縁部とを確実に接触させることができ、い
わゆるアース接合が確実にできる。
【0029】さらに、係合爪14とこれと隣り合う突部
18との間の寸法L1及び隣り合う突部18,18間の
寸法L2を、マグネトロン6からのマイクロ波の波長の
1/4以下となるように設定したことにより、それらの
間に隙間が形成されたとしても、電波漏れを一層有効に
抑えることができる。
【0030】図8は本発明の第2実施例を示したもので
あり、この第2実施例は上記した第1実施例とは次の点
が異なっている。すなわち、内箱2の天井部3側には、
嵌合孔15に代えて、突部18と嵌合する嵌合部とし
て、底部を有する凹部24が形成されている。この凹部
24の開口部の形状としては、嵌合孔15と同様な形状
としている。この第2実施例においても、第1実施例と
同様な作用効果を得ることができる。
【0031】図9ないし図11は本発明の第3実施例を
示したものであり、この第3実施例は上記した第1実施
例とは次の点が異なっている。すなわち、内箱2の天井
部3側の嵌合部としての嵌合孔25は、係合爪14の係
合方向である左右方向に対して直交する方向である前後
方向に延びる長孔状に形成している。この第3実施例に
おいては、嵌合孔25及びこれと嵌合する突部18の前
後方向の位置のばらつきを吸収できる利点がある。
【0032】本発明は、上記した各実施例にのみ限定さ
れるものではなく、次のように変形または拡張できる。
係合爪14及び嵌合孔15をカバー8の前後のフランジ
部9,10側に設けると共に、係合孔17及び突部18
を内箱2の天井部3側に設けるようにしてもよい。ま
た、係合爪14及びこれと係合する係合孔17と、突部
18及びこれと嵌合する嵌合孔15は、カバー8の前後
のフランジ部9,10に対応する部分に設けることに代
えて、カバー8の左右のフランジ部11,12に対応す
る部分に設けるようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ヒータを覆う
カバーのフランジ部と加熱室の天井部とは、係合爪と係
合孔との係合部分と、突部と嵌合部との嵌合部分で必ず
接触するようになるので、加熱室からマイクロ波の一部
がヒータを覆うカバー内に漏れたとしても、そのマイク
ロ波が加熱室とカバーとの間から外部へ漏れ出ることを
極力防止でき、よって加熱室とカバーとの間から電波漏
れが発生することを極力防止できるようになる。
【0034】請求項2の発明によれば、カバーの取付時
に、係合爪と係合孔とをスライドにより係合させること
に伴い、突部と嵌合部とを容易に嵌合させることがで
き、作業性を向上できる。請求項3の発明によれば、突
部と嵌合部の位置が、係合爪の係合方向と直交する方向
にずれていたとしても、それらを確実に嵌合させること
ができる。
【0035】請求項4の発明によれば、突部と嵌合部と
を一層確実に接触させることができる。請求項5の発明
によれば、電波漏れを一層有効に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すもので、図2のI−
I線に沿う縦断正面図
【図2】要部の平面図
【図3】内箱とカバーの分解斜視図
【図4】オーブン調理時の縦断正面図
【図5】要部の拡大平面図
【図6】図5中VI−VI線に沿う断面図
【図7】図5中 VII−VII 線に沿う断面図
【図8】本発明の第2実施例を示す図6相当図
【図9】本発明の第3実施例を示す要部の拡大平面図
【図10】図9中 X−X 線に沿う断面図
【図11】図9中XI−XI線に沿う断面図
【符号の説明】
1は加熱室、2は内箱、3は天井部、4はパンチング
孔、5はパンチング孔群、6はマグネトロン(マイクロ
波供給手段)、7はヒータ、8はカバー、8aは隔室
部、9〜12はフランジ部、14は係合爪、15は嵌合
孔(嵌合部)、17は係合孔、18は突部、19はね
じ、21は被調理物、24は凹部(嵌合部)、25は嵌
合孔(嵌合部)である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井部にパンチング孔群が形成された加
    熱室と、 この加熱室内に収容された被調理物にマイクロ波を供給
    してこれを加熱調理するマイクロ波供給手段と、 前記パンチング孔群の上方に配設され、そのパンチング
    孔群を通して前記加熱室内に収容された被調理物を加熱
    するヒータと、 前記加熱室の上方から前記ヒータ及びパンチング孔群を
    覆うと共に、外周部のフランジ部を加熱室の天井部上面
    に接触させた状態で加熱室の上部に取り付けられるカバ
    ーとを備え、 前記カバーのフランジ部及びこれと対応する前記加熱室
    の天井部のうちの一方に複数個の係合爪を設けると共
    に、他方にその係合爪と係合する複数個の係合孔を設
    け、かつ、 前記カバーのフランジ部及びこれと対応する前記加熱室
    の天井部のうちの一方に隣り合った前記係合爪間に位置
    させて相手側に向けて突出する突部を設けると共に、他
    方にその突部と嵌合する嵌合部を設けたことを特徴とす
    る電子レンジ。
  2. 【請求項2】 突部は、外面が球面状となるように形成
    し、嵌合部は、係合爪の係合方向に延びる形状に形成し
    たことを特徴とする請求項1記載の電子レンジ。
  3. 【請求項3】 突部は、外面が球面状となるように形成
    し、嵌合部は、係合爪の係合方向に対して直交する方向
    に延びる形状に形成したことを特徴とする請求項1記載
    の電子レンジ。
  4. 【請求項4】 突部の基端部の外径寸法を、嵌合部の開
    口部の最小幅寸法と同等若しくはそれよりも大となるよ
    うに設定したことを特徴とする請求項2または3記載の
    電子レンジ。
  5. 【請求項5】 係合爪とこれと隣り合う突部との間の寸
    法を、マイクロ波供給手段から供給されるマイクロ波の
    波長の1/4以下に設定したことを特徴とする請求項1
    ないし4のいずれかに記載の電子レンジ。
  6. 【請求項6】 嵌合部は凹部であることを特徴とする請
    求項1ないし5のいずれかに記載の電子レンジ。
JP13496296A 1996-05-29 1996-05-29 電子レンジ Pending JPH09318067A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101339799B1 (ko) * 2007-12-27 2013-12-10 동부대우전자 주식회사 다기능 전자레인지

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101339799B1 (ko) * 2007-12-27 2013-12-10 동부대우전자 주식회사 다기능 전자레인지

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