JPH09317902A - バタフライ弁 - Google Patents

バタフライ弁

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JPH09317902A
JPH09317902A JP13047296A JP13047296A JPH09317902A JP H09317902 A JPH09317902 A JP H09317902A JP 13047296 A JP13047296 A JP 13047296A JP 13047296 A JP13047296 A JP 13047296A JP H09317902 A JPH09317902 A JP H09317902A
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JP
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valve
peripheral edge
peripheral
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valve body
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JP13047296A
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Masaaki Kitamura
雅明 北村
Isao Tanaka
功 田中
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造でシール性を高めること。 【解決手段】 弁箱1内に弁体2が弁棒3を介して回転
可能に配設され、前記弁箱1の内面に、弁体2の外周縁
に接する周縁シート部14と、弁棒3に外嵌するハブシ
ール部15とが設けられ、前記周縁シート部14とハブ
シート部15とが一体形成され、前記周縁シート部14
の外周面に該周縁シート部14の長手方向に沿って形成
した凹溝14bに充填剤19が充填されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、簡単な構造でシー
ル性が高いバタフライ弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バタフライ弁の一例として図5に
示すものがある。これは、弁箱1内に弁体2が弁棒3を
介して回転可能に配設され、前記弁箱1の内面に、弁体
2の外周縁に接する左右一対の周縁シール部4,4と、
弁棒3に外嵌するハブシート部5,5とが設けられてお
り、弁棒3を正逆回転させることにより、弁体2を開閉
することができる。
【0003】前記ハブシート部5,5は、図6及び図7
に示すように、リング状の芯金部5aと、該芯金部5a
の外周面に被覆されたゴムなどの弾性材からなる被覆部
5bとから構成されている。
【0004】前記周縁シール部4,4は、図6及び図8
に示すように、ゴムなどの弾性材からなるシート本体4
aと、該シート本体4aの両端縁に一体形成されて、前
記ハブシート部5,5の外周面に当接される端縁部4b
とから構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
周縁シール部4,4とハブシート部5,5とが互いに独
立しており、その両部4,5間の継ぎ目をシールするた
め、周縁シール部4,4の端縁部4bをハブシート部
5,5の外周面に接着剤により接着したり、周縁シール
部4,4の端縁部4bをハブシート部5,5に押し付け
ているが、これでは、接着剤を塗布したり、端縁部4b
に押付力を付与して組み立てるのに手間がかかって、面
倒であり、作業性が劣る。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑み、簡単な構造
でシール性が高いバタフライ弁を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、弁箱内に弁体が弁棒を介し
て回転可能に配設され、前記弁箱の内面に、弁体の外周
縁に接する周縁シート部と、弁棒に外嵌するハブシール
部とが設けられたバタフライ弁において、前記周縁シー
ト部とハブシート部とが一体形成されていることを特徴
としている。
【0008】上記構成において、弁棒を正逆回転させる
ことにより、弁体を開閉することができる。この場合、
周縁シール部とハブシート部とが一体形成されているか
ら、構造が簡単で製作費が安くつく。また、周縁シール
部を弁箱の内面にセットした後、弁棒をハブシート部内
に挿通すると共に、該弁棒を弁体に連結すればよく、そ
の組み立て作業を容易に行うことができる。しかも、前
記周縁シール部とハブシート部との間から漏水が生じる
虞れがなく、シール性の点でも優れている。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記周縁シート部の外周面に該周縁シート
部の長手方向に沿って形成した凹溝に充填剤が充填され
ていることを特徴としている。
【0010】上記構成によれば、凹溝内に充填した充填
剤により周縁シール部を弁箱に確実に固定することがで
きると共に、前記充填剤が周縁シール部の芯材となり、
該周縁シール部が必要以上に変形されないから、その周
縁シール部に弁体の外周縁を確実に圧接させることがで
き、シール性を一層高めることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の一形態であ
るバタフライ弁を示すものであって、弁箱1内に弁体2
が弁棒3を介して回転可能に配設され、弁箱1の内面
に、弁体2の外周縁に接する周縁シール部14,14
と、弁棒3に外嵌するハブシート部15,15とが設け
られており、弁棒3を正逆回転させることにより、弁体
2を開閉することができる。
【0012】図2及び図3に示すように、前記周縁シー
ル部14,14とハブシート部15,15とがゴムなど
の弾性材により一体形成され、図4に示すように、前記
周縁シール部14の基端部14aが弁箱1の内面に形成
した環状の凹部16内に嵌め込まれている。
【0013】また、前記周縁シール部14,14の外周
面にその周縁シール部14,14の長手方向に沿って凹
溝14b,14bが形成され、弁箱1を貫通して各凹溝
14b,14bの両端に連通する充填剤注入口17と空
気排出口18とが形成され、その充填剤注入口17から
凹溝14b,14b内に熱硬化性樹脂などの合成樹脂剤
からなる充填剤19を充填すると共に、凹溝14b,1
4b内の空気を空気排出口18から排出し、その両口1
7,18にプラグ20,21をねじ込み、充填剤19を
硬化させている。
【0014】上記構成によれば、周縁シール部14,1
4とハブシート部15,15とが一体形成されているか
ら、その両部14,15間から漏水が生じることがな
く、構造が簡単で製作費が安くつく。
【0015】また、凹溝14b,14b内に充填した充
填剤19により周縁シール部14,14を弁箱1に確実
に固定することができると共に、前記充填剤19が周縁
シール部14,14の芯材となり、該周縁シール部1
4,14が必要以上に変形されないため、その周縁シー
ル部14,14に弁体2の外周縁を確実に圧接させるこ
とができ、シール性を一層高めることができる。
【0016】バタフライ弁を組み立てる場合には、周縁
シール部14,14の基端部14aを弁箱1の環状の凹
部16に嵌入させた後、弁棒3をハブシート部15,1
5内に挿通すると共に、該弁棒3を弁体2に連結具22
により連結し、充填剤注入口17から凹溝14b,14
b内に充填剤19を充填した後、プラグ20,21を充
填剤注入口17及び空気排出口18にねじ込めばよく、
その組み立て作業を容易に行うことができる。
【0017】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、周縁シー
ル部とハブシート部とが一体形成されているから、その
周縁シール部とハブシート部との間から漏水が生じるこ
とがなく、構造が簡単で製作費が安くつく。また、周縁
シール部を弁箱の内面にセットした後、弁棒をハブシー
ト部内に挿通すると共に、該弁棒を弁体に連結すればよ
く、その組み立て作業を容易に行うことができる。
【0018】請求項2記載の発明によれば、凹溝内に充
填した充填剤により周縁シール部を弁箱に確実に固定す
ることができると共に、前記充填剤が周縁シール部の芯
材となり、該周縁シール部が必要以上に変形されないた
め、その周縁シール部に弁体の外周縁を確実に圧接させ
ることができ、シール性を一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態であるバタフライ弁の半
断面正面図である。
【図2】同周縁シール部及びハブシート部の半断面正面
図である。
【図3】同周縁シール部及びハブシート部の一部切り欠
き平面図である。
【図4】同要部の横断面図である。
【図5】従来のバタフライ弁を示す半断面正面図であ
る。
【図6】同周縁シール部及びハブシート部の半断面正面
図である。
【図7】同ハブシート部の半断面平面図である。
【図8】同周縁シール部の半断面平面図である。
【符号の説明】
1 弁箱 2 弁体 3 弁棒 14 周縁シール部 14b 凹溝 15 ハブシート部 19 充填剤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁箱内に弁体が弁棒を介して回転可能に
    配設され、前記弁箱の内面に、弁体の外周縁に接する周
    縁シート部と、弁棒に外嵌するハブシール部とが設けら
    れたバタフライ弁において、前記周縁シート部とハブシ
    ート部とが一体形成されていることを特徴とするバタフ
    ライ弁。
  2. 【請求項2】 前記周縁シート部の外周面に該周縁シー
    ト部の長手方向に沿って形成した凹溝に充填剤が充填さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のバタフライ
    弁。
JP13047296A 1996-05-27 1996-05-27 バタフライ弁 Expired - Lifetime JP3217263B2 (ja)

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