JPH09315493A - 飲料ディスペンサ - Google Patents

飲料ディスペンサ

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JPH09315493A
JPH09315493A JP8132179A JP13217996A JPH09315493A JP H09315493 A JPH09315493 A JP H09315493A JP 8132179 A JP8132179 A JP 8132179A JP 13217996 A JP13217996 A JP 13217996A JP H09315493 A JPH09315493 A JP H09315493A
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伸之 遠藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 氷を商品価値が減ずることなく衛生的に販売
することができる飲料ディスペンサを提供することを目
的とする。 【解決手段】 仕切板17により氷庫3内を上部氷庫3
aと下部氷庫3bとに上下に仕切り、上部氷庫3aに販
売用の氷Aを収容すると共に下部氷庫3bに飲料を冷却
するコールドプレート13上に積み上げるようにして飲
料冷却用の氷Aを収容し、仕切板17に形成した開口2
0から上部氷庫3aの氷Aを下部氷庫3bに補充するよ
うにした飲料ディスペンサ1であって、仕切板17が氷
庫3に対して着脱自在に取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の飲料に加え
飲料用の氷を販売可能な飲料ディスペンサに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の飲料ディスペンサとし
て、実開昭59−196496号公報に記載のものが知
られている。この飲料ディスペンサは、製氷機に連通し
た氷庫と氷庫の底部に配設したコールドプレートとを有
しており、コールドプレート内を通過する飲料を、氷庫
に収容した氷で冷却(熱交換)するようにしている。こ
の場合、コールドプレートは、後部に供給された氷が前
部まで行き渡るように前下がりの傾斜を有しており、コ
ールドプレートの前端部には氷の溶け水を排水する排水
口が形成されている。
【0003】一方、この種の飲料ディスペンサにおい
て、氷販売機能を有するものも知られており、この氷販
売機能付きの飲料ディスペンサでは、氷を攪拌して流動
化するアジテータが設けられている。氷を販売する場合
には、アジテータを回転させて氷を流動化すると共に、
ゲートを所定の開度開放することにより、氷庫内の氷を
所定量供給するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の飲料
ディスペンサでは、氷庫内の氷でコールドプレート(飲
料)を冷却すると共に、氷庫内の氷を販売するようにし
ている。このため、販売のために氷を攪拌すると、コー
ルドプレートに接触して溶けかかった氷やその溶け水が
混ざり合い、これらが混合したものが販売されてしま
う。溶けかかった氷は、購入者をして違和感を生じさせ
る一方、溶け水は、排水口を介して外部に連通している
ため、これが氷に付着して販売されると不衛生なものと
なる。このため、商品価値の低い不衛生な氷を販売して
しまう不具合があった。
【0005】本発明は、氷を商品価値が減ずることなく
衛生的に販売することができる飲料ディスペンサを提供
することをその目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の飲料ディスペ
ンサは、仕切板により氷庫内を上部氷庫と下部氷庫とに
上下に仕切り、上部氷庫に販売用の氷を収容すると共に
下部氷庫に飲料を冷却するコールドプレート上に積み上
げるようにして飲料冷却用の氷を収容し、仕切板に形成
した開口から上部氷庫の氷を下部氷庫に補充するように
した飲料ディスペンサであって、仕切板が氷庫に対して
着脱自在に取り付けられていることを特徴とする。
【0007】この構成によれば、上部氷庫に投入された
氷は上部氷庫に満たされると共に、仕切板の開口を介し
て下部氷庫にも満たされる。上部氷庫の氷は販売用に供
され、下部氷庫の氷はコールドプレートを介して販売用
の飲料を冷却する。この場合氷庫が、仕切板により上下
に仕切られ上部に販売用の氷が、下部に飲料冷却用の氷
とが収容されるため、両者が縁切りされて混ざり合うこ
とがない。このため、コールドプレートに接触して溶け
かかった氷やその溶け水が、販売用の氷と混ざり合って
販売されてしまうことがない。また、仕切板が氷庫に対
して着脱自在に取り付けられているため、仕切板を取り
外すことにより、氷庫内の清掃および仕切板の洗浄を簡
単に行うことができる。なお、上記の販売用の氷とは、
コールドプレートを介して飲料を冷却するための氷に対
し用いる語であり、カップに直接供給される氷をいう。
【0008】請求項1の飲料ディスペンサにおいて、仕
切板は、氷庫の壁面に化粧ねじを介して取り付けられて
いることが、好ましい。
【0009】この構成によれば、氷庫に対する仕切板の
着脱を工具を用いることなく行うことができ、仕切板を
簡単に着脱することができる。
【0010】請求項1または2の飲料ディスペンサにお
いて、上部氷庫には、収容した氷を回転により攪拌する
攪拌手段が設けられており、仕切板は、攪拌手段の回転
軌跡に沿って配設された円弧部を下部として断面「U」
字状に形成されると共に、少なくとも円弧部がばね性を
有する材料で構成されていることが、好ましい。
【0011】この構成によれば、攪拌手段に対し仕切板
が、円弧部を下部として断面「U」字状に形成されてい
るため、攪拌手段の回転により上部氷庫の底部に位置す
る氷もまんべんなく攪拌され、古くなった氷が上部氷庫
内に残るのを防止することができる。また、円弧部がば
ね性を有する材料で構成されているため、円弧部と回転
する攪拌手段との間に氷が挟まれても、円弧部が適宜撓
んで氷が逃げ、攪拌手段に大きな負荷が加わることがな
く、また円弧部の摩耗なども防止することができる。
【0012】請求項1、2または3の飲料ディスペンサ
において、下部氷庫には、一部が仕切板の開口の下方に
臨み、開口から流下する氷の一部を略水平方向に導くガ
イド部材が配設されていることが、好ましい。
【0013】ところで、飲料ディスペンサの下部氷庫で
は、供給される氷が仕切板の開口から落下し、積み重な
るようにして収容される。一方、コールドプレートにお
いて、飲料パイプが埋め込まれている中央部分などでは
接触している氷が溶け易く、飲料パイプが埋め込まれて
いない縁部などでは氷が溶け難くい。このため、積み重
なった氷の氷群に十分な高さと奥行きが生ずると、氷群
の自重により、コールドプレートの縁部に接触している
氷が脚部となって氷群のブリッジ現象が生ずる(図7参
照)。ブリッジ現象が生ずると、この部分のコールドプ
レート上に氷が供給されず、コールドプレートの表面と
氷群との間に空洞が生じ、コールドプレートの冷却能力
が極端に低下してしまう。この場合上記構成によれば、
ガイド部材が仕切板の開口から流下する氷の一部を略水
平方向に導くようにしていため、積み重なる氷の氷群が
十分な奥行きを持つことがなく、常に崩れ易い状態にな
る。このため、ブリッジ現象が生ずることがなく、コー
ルドプレートの表面と氷群との間に空洞が生ずるのを、
防止することができる。
【0014】請求項4の飲料ディスペンサにおいて、ガ
イド部材の開口側の部位が斜め上側に折曲げ形成されて
いることが、好ましい。
【0015】この構成によれば、ガイド部材により、仕
切板の開口から流下する氷の一部を略水平方向に円滑に
導くことができ、氷をコールドプレート表面の全域に行
き亘らせ易くなると共に、仕切板自体が流下する氷の障
害となることがない。また、ガイド部材を折曲げ形成す
ることにより、ガイド部材自体の強度アップを図ること
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
発明の一実施形態に係る飲料ディスペンサについて説明
する。図1および図2に示すように、この飲料ディスペ
ンサ1は、キャビネット2内に氷庫3を備え、この氷庫
3に図外の製氷機で製氷した氷Aを投入すると共に、こ
の氷Aにより、図外のシロップタンクやシスターンタン
ク(または炭酸水製造装置)から供給されたシロップや
希釈水(または炭酸水)を冷却する。そして、冷却され
たこれらシロップや希釈水は所定の混合比で混合され、
飲料として販売される。また、氷庫3内の氷Aは、カッ
プ(飲料容器)に投入する氷Aとして直接販売される。
すなわち、この飲料ディスペンサ1は、飲料に加え氷A
を販売する機能を有している。
【0017】飲料ディスペンサ1の前部には、中央に氷
販売口4と、氷販売口4を挟んで左右に2本ずつ計4本
の飲料販売ノズル5,5,5,5が配設されている。氷
販売口4の後方には氷販売レバー6aが、各飲料販売ノ
ズル5の後方には飲料販売レバー6bがそれぞれ配設さ
れている。カップを介して氷販売レバー6aを押すこと
により、氷販売口4から氷Aがカップに供給され、飲料
販売レバー6bを押すことにより、該当する販売ノズル
5から飲料がカップに供給される。また、これら氷販売
口4および飲料販売ノズル5の下方にはカップテーブル
を兼ねるドレンパン7が設けられており、このドレンパ
ン7によりカップから飛散した飲料や後述する氷Aの溶
け水が集水され、ドレンホース8を介して外部に排水さ
れる。なお、図中の符号9は、上記のシロップや希釈水
(炭酸水)を飲料ディスペンサ1に供給するホースであ
り、符号10は電源コードである。また、符号11,1
1は飲料の飛散を防止するカバーである。
【0018】氷庫3は断熱構造を有しており、天壁を構
成する蓋体12と、底壁を構成するコールドプレート1
3と、傾斜した前壁14と、後壁15と、両側壁16と
を備えている。氷Aはこの蓋体12を取り外して、上記
の製氷機から人的に投入される。また、氷庫3は、仕切
板17により上部氷庫3aと下部氷庫3bとに上下に2
分割されており、上部氷庫3aには販売用の氷Aが、下
部氷庫3bには飲料冷却用の氷Aが収容されるようにな
っている。さらに上部氷庫3aには、上部氷庫3a内の
氷Aを回転により攪拌するアジテータ(攪拌手段)18
が設けられており、上部氷庫3a内の氷Aはアジテータ
18の回転により流動化されて、販売の際に氷販売口4
に供給されると共に下部氷庫3bに供給される。
【0019】一方、図示しないが、コールドプレート1
3には、シロップや希釈水(炭酸水)を通水する複数本
のコイルが多段に埋め込まれており、コイルの上流側は
上記のホース9に接続され、下流側は図外の接続ホース
を介して各飲料販売ノズル5に接続されている。コール
ドプレート13の上面は前下がりに傾斜しており、下部
氷庫3bに収容された氷Aが前部にも行き渡るようにな
っている。コールドプレート13の上面に接触する氷A
は、シロップや希釈水との熱交換により溶けるが、その
溶け水はコールドプレート13の前端に設けたドレンパ
イプ19を介して、ドレンパン7に導かれる。
【0020】仕切板17は、図3に示すように、ばね性
を有する薄いステンレス板などを「U」字状に折り曲げ
て形成されており、下部がアジテータ18の回転軌跡に
合わせて弧状(略半円形)に形成されている。すなわ
ち、この弧状部17aにより上部氷庫3aの底部が構成
されている。また、弧状部17aの後部には方形の開口
20が形成され、この開口20を介して上部氷庫3aか
ら下部氷庫3bに氷Aが補充(供給)される。このよう
に構成された仕切板17は、両上端部の各2箇所で、化
粧ねじ21,21により氷庫3の側壁16に着脱自在に
ねじ止めされている。仕切板17の前端は氷庫3の前壁
14と相補形状に形成され、傾斜した前壁14に対応し
傾斜した姿勢で氷庫3の前壁14に当接している。一
方、仕切板17の後端下部は氷庫3の後壁15近傍まで
延びており、氷庫3は仕切板17の弧状部17aにより
上下に仕切られている。
【0021】また、この状態で仕切板17の弧状部17
aは、アジテータ18の回転軌跡に沿って配設されてお
り、後述するアジテータ18の羽根板25と弧状部17
aとの間隙は定型の氷Aの大きさ以下に調整されてい
る。これにより、上部氷庫3aの氷Aはまんべんなく攪
拌され、上部氷庫3aの底部に古くなった氷Aが残って
しまうことがない。また、回転する羽根板25と弧状部
17aとの間に割れた氷Aが挟まれることがあっても、
ばね性を有する仕切板17が撓むため、後述するギヤモ
ータ22に大きな負荷が加わることがない。
【0022】図2に示すように、アジテータ18は、傾
斜した前壁14および傾斜した仕切板17に合わせて斜
めに配設されると共に、前壁14を貫通して延びるギヤ
モータ22の出力軸22aに固定され、このギヤモータ
22により回転する。アジテータ18は、ギヤモータ2
2の出力軸22aに取り付けられたボス23と、ボス2
3から放射状に延びるリブ24と、リブ24から直角に
延びる一対の羽根板25,25と、リブ24を覆う円形
カバー26とで構成されている。各羽根板25は上記の
仕切板17の開口20の手前まで延びており、氷Aを適
切に開口20に導き得るようになっている。なお、仕切
板17を取り外す場合にはアジテータ18を取り外す必
要があるが、アジテータ18はギヤモータ22の出力軸
22aに差し込んだ状態で軸方向から蝶ねじなどでねじ
止めされ、簡単に取り外すことができるようになってい
る。
【0023】通常、アジテータ18は、氷Aの販売指令
に基づいて回転する。すなわち、氷Aの販売指令が発令
されると、アジテータ18が回転すると共に、上部氷庫
3aと氷販売口4を連結する氷通路27に設けたゲート
(図示省略)が所定の開度開いて、氷Aが販売される。
一方、アジテータ18の回転により流動化した氷Aは、
仕切板17の開口20を介して下部氷庫3b内に供給さ
れる。
【0024】なお、アジテータ18は氷Aの販売時のみ
回転する。すなわち氷販売口4に対応する氷販売レバー
6aが押されると回転する。したがって、氷庫3に氷A
を補充する際に誤って氷販売レバー6aが押されると、
アジテータ18が回転してしまい好ましくない。そこ
で、この実施形態では、氷Aの補充のために蓋体12を
開放すると、ギヤモータ22の電源が遮断される構造に
なっている。具体的には、図1および図5に示すよう
に、キャビネット2の前部上面には小孔28が形成さ
れ、またキャビネット2の内部には小孔28に臨んで、
ギヤモータ22の停止スイッチ29が内蔵されている。
小孔28は、5mm×16mm程度のスリット形状を有
し、人間の指が挿入されない大きさに形成されている。
一方、小孔28に対応して蓋体12には、小孔28に挿
通する突起30が設けられている。この突起30は停止
スイッチ29の操作子を構成するものであり、蓋体12
をキャビネット2に装着した状態では、突起30が停止
スイッチ29をオンしてギヤモータ22の電源を導通
し、蓋体12をキャビネット2から取り外した状態で
は、突起30が停止スイッチ29をオフしてギヤモータ
22の電源を遮断する。これにより、氷Aの補充時に誤
って氷販売レバー6aを押しても、ギヤモータ22が回
転してしまうことがなく、かつ氷Aの補充時に停止スイ
ッチ29が人的に押されてしまうことがない。
【0025】下部氷庫3bには、一部が仕切板17の開
口20の下方に臨むガイド板(ガイド部材)31が配設
されている。ガイド板31は、図4に示すように、ステ
ンレス板などを折曲げて形成されており、水平片部31
aと傾斜片部31bと水平片部31aの両側端から立ち
上げた左右一対の取付片部31c,31cとで構成され
ている。ガイド板31は、水平片部31aをほぼ水平に
保持した状態で、両取付片部31c,31cの部分で両
側壁16に固定されている。このガイド板31の固定に
は、仕切板17と同様に化粧ねじ21が用いられ、簡単
に着脱できるようになっている。そしてこの状態では、
斜め上向きの傾斜片部31bの先端が、開口20の下方
に臨んでいる。
【0026】この構成では、図6に示すように、仕切板
17の開口20から氷Aが落下してくると、その一部
は、ガイド板31により強制的に前方に導かれる。本実
施形態の構造では、下部氷庫3bにおいて開口20の下
側に最も高く氷Aが積み重なる。このため、ガイド板3
1がないと、図7(a)に示すように、積み重なった氷
Aの氷群に十分な高さと奥行きが生じ、氷群の自重によ
り、コールドプレート13の縁部に接触している氷Aが
脚部となって氷群のブリッジ現象が生ずる(図7(b)
参照)。一方、ガイド板31が有ると、コールドプレー
ト13に自重を作用させる氷群の奥行きが規制されるた
め、氷Aは常に崩れ易い状態になり、ブリッジ現象は生
じない。したがって、コールドプレート13の表面と氷
群との間に空洞が生ずることがなく、コールドプレート
13の冷却能力が低下するなどの支障を生ずることがな
い。
【0027】なお、ガイド板31の傾斜片部31bは、
氷Aを前方に円滑に導くと共にガイド板31自体の強度
を高めるものであり、ブリッジ現象を防止することのみ
を目的とする場合には、ガイド板31を単なる水平板で
構成してもよい。
【0028】以上のように本実施形態によれば、仕切板
17により氷庫3を上部氷庫3aと下部氷庫3bとに仕
切っているため、アジテータ18が回転しても下部氷庫
3bの氷Aが上部氷庫3aの氷Aと混ざり合うことがな
い。このため、下部氷庫3bの溶けかかった氷Aや溶け
水が、上部氷庫3aの氷Aと混合して販売されることが
なく、見栄えの良い、かつ衛生的な氷Aを販売すること
ができる。また、仕切板17およびガイド板31が着脱
自在に構成されているため、仕切板17自体およびガイ
ド板31自体の洗浄、並びに氷庫3全体の清掃を簡単に
行うことができる。
【0029】なお、本実施形態では、仕切板およびガイ
ド板の着脱構造として化粧ねじを用いているが、これに
代えて係止部材と係止受け部材とから成る係止金具など
を用いてもよい。かかる場合には、仕切板がワンタッチ
で着脱されるものが、好ましい。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明の飲料ディスペンサ
によれば、溶けかかった氷や溶け水が販売用の氷と混ざ
り合って販売されてしまうことがないので、氷を商品価
値が減ずることなく衛生的に販売することができる。ま
た、氷庫内の清掃および仕切板の洗浄を簡単に行うこと
ができるので、この点でも、氷を衛生的に販売すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る飲料ディスペンサに
おいて仕切板を取り外した状態の斜視図である。
【図2】実施形態に係る飲料ディスペンサの縦断面図で
ある。
【図3】仕切板の斜視図である。
【図4】ガイド板の斜視図である。
【図5】ギヤモータの停止スイッチの構造を示す正面図
である。
【図6】下部氷庫における氷の状態を示す縦断面図であ
る。
【図7】ガイド板がない場合の下部氷庫における氷の状
態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 飲料ディスペンサ 3 氷庫 3a 上部氷庫 3b 下部氷庫 13 コールドプレート 16 側壁 17 仕切板 18 アジテータ 20 開口 21 化粧ねじ 22 ギヤモータ 31 ガイド板 31b 傾斜片部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕切板により氷庫内を上部氷庫と下部氷
    庫とに上下に仕切り、当該上部氷庫に販売用の氷を収容
    すると共に当該下部氷庫に飲料を冷却するコールドプレ
    ート上に積み上げるようにして飲料冷却用の氷を収容
    し、前記仕切板に形成した開口から前記上部氷庫の氷を
    前記下部氷庫に補充するようにした飲料ディスペンサで
    あって、 前記仕切板が前記氷庫に対して着脱自在に取り付けられ
    ていることを特徴とする飲料ディスペンサ。
  2. 【請求項2】 前記仕切板は、前記氷庫の壁面に化粧ね
    じを介して取り付けられていることを特徴とする請求項
    1に記載の飲料ディスペンサ。
  3. 【請求項3】 前記上部氷庫には、収容した氷を回転に
    より攪拌する攪拌手段が設けられており、 前記仕切板は、前記攪拌手段の回転軌跡に沿って配設さ
    れた円弧部を下部として断面「U」字状に形成されると
    共に、少なくとも当該円弧部がばね性を有する材料で構
    成されていることを特徴とする請求項1または2に記載
    の飲料ディスペンサ。
  4. 【請求項4】 前記下部氷庫には、一部が前記仕切板の
    前記開口の下方に臨み、前記開口から流下する氷の一部
    を略水平方向に導くガイド部材が配設されていることを
    特徴とする請求項1、2または3に記載の飲料ディスペ
    ンサ。
  5. 【請求項5】 前記ガイド部材の前記開口側の部位が斜
    め上側に折曲げ形成されていることを特徴とする請求項
    4に記載の飲料ディスペンサ。
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