JPH09313856A - フィルタ - Google Patents

フィルタ

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JPH09313856A
JPH09313856A JP8132906A JP13290696A JPH09313856A JP H09313856 A JPH09313856 A JP H09313856A JP 8132906 A JP8132906 A JP 8132906A JP 13290696 A JP13290696 A JP 13290696A JP H09313856 A JPH09313856 A JP H09313856A
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Koji Obata
耕二 小畑
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Japan Vilene Co Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 濾材のセパレータの本数を半減することがで
きてしかも、風圧に対し確実に折り山相互の間隔を保持
できるようにしたフィルタを提供すること。 【解決手段】 プリーツ加工された濾材12の表裏両面
に、同濾材12の折り山相互の間隔を保持するセパレー
タ14、15を所定間隔に設けたフィルタ11におい
て、前記セパレータ14、15が濾材の表裏において重
なり合わないように交互に設けられていると共に、濾材
12の一方表面側の向かい合うセパレータ14、14相
互が接合していることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気清浄機やカー
エアコン、一般空調機などに用いられるフィルタに関す
る。詳細には濾材のセパレータの本数を半減することが
できてしかも、風圧に対し確実に折り山相互の間隔を保
持できるようにしたフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
空気清浄機やカーエアコン、一般空調機などに用いられ
るフィルタ1には、図5に示すように、プリーツ加工さ
れた濾材2の表裏両面に、同濾材2の折り山相互の間隔
を保持するセパレータ3を一定間隔に設けたものがあ
る。
【0003】このフィルタ1は、濾材2の表裏両面にセ
パレータ3を前記濾材2の表裏において重なり合った状
態に設けることで、濾材2の折り山相互の間隔を保持し
ている。具体的にはホットメルト樹脂を濾材2の表裏両
面に20〜30mmの間隔で塗布することで、濾材2の
表裏両面にセパレータ3を設けている。
【0004】このため、ホットメルト樹脂を塗布するノ
ズルは、29〜19個/590mm幅となり、設備費、
そのメンテナンスに要する費用はかなり高額なものとな
っていた。また、20〜30mmの間隔で濾材の表裏両
面においてホットメルト樹脂が重なり合うように塗布し
ていることから、セパレータを設けるには多量のホット
メルト樹脂も必要としていた。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、濾材のセパレータの本数を半減することが
できてしかも、風圧に対し確実に折り山相互の間隔を保
持できるようにしたフィルタを提供することを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、プリーツ加工された濾材の
表裏両面に、同濾材の折り山相互の間隔を保持するセパ
レータを所定間隔に設けたフィルタにおいて、前記セパ
レータが濾材の表裏において重なり合わないように交互
に設けられていると共に、濾材の一方表面側の向かい合
うセパレータ相互が接合していることを特徴とするフィ
ルタをその要旨とした。
【0007】請求項2記載の発明は、濾材両面の向かい
合うセパレータ相互が接合していることを特徴とするフ
ィルタをその要旨とした。
【0008】請求項3記載の発明は、セパレータがホッ
トメルト樹脂よりなることを特徴とするフィルタをその
要旨とした。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明のフィルタについ
て、その実施の形態を図面に従い詳しく説明する。図
1、図2及び図3に示すようにフィルタ11は、プリー
ツ加工された濾材12の表裏両面にセパレータ14、1
5を所定間隔に設けて、同濾材12の折り山13相互の
間隔を保持するようにしたものである。
【0010】濾材12は、折り加工後の形状が容易に崩
れない程度の伸度と強度とを備えた不織布や紙などを素
材としており、1層のみからなるもの、同一種の不織布
や紙を複数枚積層して一体化したもの、あるいはバイン
ダー接着型不織布とメルトブロー不織布とを積層一体化
したもののように異なる種類の素材を積層したものな
ど、その構造は当該フィルタの大きさや用途に合わせて
自由に設計することができる。
【0011】この濾材12をプリーツ加工する方法とし
ては、レシプロ方式、ロータリー方式などのプリーツ加
工機によって濾材にジグザグ形状を付与したり、ジグザ
グ形状に成形された押型で濾材をプレスすることによっ
て、当該濾材にジグザグ形状を付与するなど、従来より
知られた方法を用いることができる。
【0012】セパレータ14、15は、ホットメルト樹
脂や気体を混入して2〜4倍程度に発泡させた独立気泡
型ホットメルト樹脂などの合成樹脂が適しており、これ
を濾材12の折り目を横切るように連続線状に塗布する
ことで設けることができる。尚、セパレータ14、15
は、ホットメルト樹脂以外の合成樹脂を塗布することで
設けることもできるし、合成樹脂成形体や紐など、従来
よりセパレータとして用いられているものを適用するこ
ともできる。
【0013】このセパレータ14、15は、濾材12の
表裏において互いに重なり合わないように交互に設けら
れている。例えば図2及び図3では、濾材12の一方表
面側にセパレータ14を所定の間隔で設けるとともに、
濾材12の他方表面側には、前記一方表面側に設けたセ
パレータ14相互間のほぼ中央となる位置にセパレータ
15を所定の間隔で設けることで、濾材12の表裏にお
いて互いに重なり合わないようになっている。
【0014】この場合、セパレータ14またはセパレー
タ15の相互の間隔は任意であるが、図面に示した態様
では50mm間隔とした。これは従来のフィルタにおけ
るセパレータ相互の間隔が20〜30mmであることか
ら、約2倍程度の間隔となっている。また、セパレータ
14の本数、太さなどについては、フィルタ11の大き
さや形状、用途、折り山の高さ、ピッチなどを考慮して
適宜決定すればよい。
【0015】また、このフィルタ11においては、図3
に示すように濾材12の一方表面側(空気流入側に配置
する側)の向かい合うセパレータ14相互が接合状態と
なっている。図面に示す態様では、濾材12の一方表面
側(空気流入側に配置する側)のセパレータ14をホッ
トメルト樹脂を塗布することで設けて、セパレータ14
相互の接合がなされている。尚、セパレータにホットメ
ルト樹脂以外の合成樹脂を適用したり、合成樹脂成形体
や紐などを用いたりした場合には、接着剤を介してセパ
レータ相互の接合を行えばよい。
【0016】このように、濾材12の一方表面側(空気
流入側に配置する側)の向かい合うセパレータ14相互
を接合状態とすることで、当該フィルタ11の空気流入
側における折り山13相互の間隔は確実に保持されるこ
とになり、図4に示すように風圧が作用しても、空気流
入側において濾材12の折り山13相互が大きく開いた
りして接触が生じることがなく、フィルタ11にデット
スペースが発生することがない。
【0017】また、濾材12の他方表面側(空気流出側
に配置する側)の向かい合うセパレータ15相互の接合
は任意である。図面に示す態様では、濾材12の他方表
面側(空気流出側に配置する側)の向かい合うセパレー
タ15相互は非接合状態となっている。この場合、図4
に示すように、風圧が作用したとき、空気流入側におい
て濾材12の折り山13相互は、セパレータ14相互が
接触状態となっている部分では開いたりしないものの、
セパレータ14とセパレータ14の間では折り山13相
互が多少開いた状態となる。一方、空気流出側では空気
流入側で風圧で最も開くセパレータ14とセパレータ1
4の中間部分に、セパレータ15が配置されているた
め、濾材同志は接触しない。また、セパレータ15とセ
パレータ15の中間部分では、空気流入側でセパレータ
14相互が接合状態となっているので、濾材は開いた状
態となる。このように空気流入側、流出側のいずれにお
いても濾材は接触せず、折り山相互の間隔が保持されて
いるので、デットスペースの発生といった不具合が生じ
ることはない。
【0018】尚、濾材12の他方表面側(空気流出側に
配置する側)の向かい合うセパレータ15相互も、一方
表面側(空気流入側に配置する側)と同様に接合状態と
することもできる。この場合、濾材12の表裏両面にお
いて向かい合うセパレータ14、15相互が各々接合
し、濾材12の折り山13相互の間隔が保持されるよう
になるので、風圧に対しより安定なものとすることがで
きる。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載のフィルタは、セパレータ
が濾材の表裏において重なり合わないように交互に設け
られていると共に、濾材の一方表面側の向かい合うセパ
レータ相互が接合していることから、濾材のセパレータ
の本数を半減することができて、しかも風圧に対し確実
に折り山相互の間隔を保持できる。
【0020】特にホットメルト樹脂などの樹脂を塗布す
ることで濾材にセパレータを設ける場合には、使用する
樹脂量やノズルの本数を半減でき、当然のことながら設
備費、そのメンテナンスに要する費用も大幅に削減する
ことができる。
【0021】請求項2記載のフィルタは、濾材の表裏両
面において向かい合うセパレータ相互が接合し、濾材の
折り山相互の間隔が保持されるようになっているので、
風圧に対しより安定なものとすることができる。
【0022】請求項3記載のフィルタは、セパレータが
ホットメルト樹脂よりなることから、向かい合うセパレ
ータ相互を接合するために接着剤を介したりする手間が
不要であり、より簡易にフィルタの製造を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィルタを示した斜視図。
【図2】本発明のフィルタを側方から見た要部拡大正面
図。
【図3】本発明のフィルタを幅方向に切断した断面を模
式的に示した要部拡大断面図。
【図4】同じく図3に示すフィルタに風圧を作用させた
とき要部拡大断面図。
【図5】従来のフィルタを示した要部拡大正面図。
【符号の説明】
12・・・濾材 13・・・折り山 14・・・セパレータ(空気流入側) 15・・・セパレータ(空気流出側)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリーツ加工された濾材の表裏両面に、
    同濾材の折り山相互の間隔を保持するセパレータを所定
    間隔に設けたフィルタにおいて、前記セパレータが濾材
    の表裏において重なり合わないように交互に設けられて
    いると共に、濾材の一方表面側の向かい合うセパレータ
    相互が接合していることを特徴とするフィルタ。
  2. 【請求項2】 前記濾材両面の向かい合うセパレータ相
    互が接合していることを特徴とする請求項1記載のフィ
    ルタ。
  3. 【請求項3】 前記セパレータがホットメルト樹脂より
    なることを特徴とする請求項1または2記載のフィル
    タ。
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