JPH09313791A - 浴室暖房乾燥機 - Google Patents
浴室暖房乾燥機Info
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- JPH09313791A JPH09313791A JP13912896A JP13912896A JPH09313791A JP H09313791 A JPH09313791 A JP H09313791A JP 13912896 A JP13912896 A JP 13912896A JP 13912896 A JP13912896 A JP 13912896A JP H09313791 A JPH09313791 A JP H09313791A
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Abstract
回路部に結露や浸水等が発生しやすい高温多湿な環境に
おいても回路不良を防止する。故障した回路部だけを交
換することが可能となるようにする。 【解決手段】 浴室内に設置して温風の吹き出しにて浴
室内の暖房や乾燥を行う浴室暖房乾燥機Aである。ハウ
ジング1内に加熱手段や送風手段を内装すると共に電源
部や制御部としての回路ブロックを内装する。この回路
ブロック4を複数個の回路部4a,4bに分割する。各
回路部4a,4bを一面を開口せるケース部内に基板部
を内装すると共にケース部内に充填したポッティング剤
にて基板部を埋設して形成する。少なくもと1個の回路
部4aをケース部の開口部が下を向くように設置する。
Description
燥室として機能させるために浴室内に設置する浴室暖房
乾燥機に関するものである。
ジング内に熱交換器のような加熱手段や、ファンのよう
な送風手段や、これらを制御する回路部を内装して形成
されている。この浴室暖房乾燥機は浴室内で壁面等に取
着され、温水等を循環する循環パイプが熱交換器のよう
な加熱手段に接続され、送風手段で風を加熱手段を介し
て送ることで温風を発生し、温風を浴室内に送って暖房
や乾燥を行うようになっている。
来例にあっては、回路部は内部への水分の混入を考慮す
ると、回路部全体を密閉型にする必要があり、また配線
の接続を考慮すると回路部を一体化する必要があった。
よって、回路部自体が大型化し、回路部を設置するため
の設置スペースが広く必要となり、ハウジングの寸法が
大きくなり、浴室暖房乾燥機の設置スペースに制約を生
じる等の問題があった。また回路部が故障した場合、回
路部全体を交換する必要があり、交換費用が高くなると
いう問題があった。
あって、回路部の設置に要するスペースを狭くし、また
回路部に結露や浸水等が発生しやすい高温多湿な環境に
おいても回路不良を防止し、さらに故障した回路部だけ
を交換することが可能となるようにすることを課題とす
る。
に本発明の浴室暖房乾燥機は、浴室内に設置して温風の
吹き出しにて浴室内の暖房や乾燥を行う浴室暖房乾燥機
であって、ハウジング内に加熱手段や送風手段が内装さ
れると共に電源部や制御部としての回路ブロックが内装
され、この回路ブロックが複数個の回路部に分割され、
各回路部が一面を開口せるケース部内に基板部が内装さ
れると共にケース部内に充填したポッティング剤にて基
板部が埋設されて形成され、少なくもと1個の回路部が
ケース部の開口部が下を向くように設置されたことを特
徴とするものである。回路ブロックが複数の回路部に分
割されたことと、回路部が完全密閉するもののように大
型にならないことにより、回路部の設置にスペースを要
しなくなり、ハウジングを小型にして浴室暖房乾燥機の
大きさを小さくして浴室暖房乾燥機の浴室への設置に制
約を受けないようになる。また回路部が一面を開口せる
ケース部内に基板部が内装されると共にケース部内に充
填したポッティング剤にて基板部が埋設されて形成され
ただけのものであっても、回路部がケース部の開口部が
下を向くように設置されたことにより、回路部に結露や
浸水等が発生しやすい高温多湿な環境下で回路不良を防
止できる。また回路ブロックを複数個の回路部に分割し
たことにより、故障した回路部のみを交換することが可
能になり、安価に修理が可能となる。
れ、一方の回路部がハウジングともう一方の回路部とで
支持固定されたことを特徴とすることも好ましい。この
場合、一方の回路部の固定に専用の固定部材を要しない
ようにできる。また分割した複数の回路部のうち少なく
とも1つの回路部に表示部が設けられたことを特徴とす
ることも好ましい。この場合、1つの回路部に表示部を
設けたことでもう一方の回路部の設置場所に制限がなく
なり、省スペースに設置可能となるためハウジングの大
きさも小型化が可能となる。
も1つの回路部とハウジングとの間にサーミスタのよう
な別部品が挟持されたことを特徴とすることも好まし
い。この場合、サーミスタのような別部品を固定するた
めの専用部材を形成する必要がなくなると共にサーミス
タのような別部品を抜けないように確実に取り付けるこ
とができる。
に示すようにハウジング1内に加熱手段となる熱交換器
2や送風手段として循環ファンブロック3や電源部や制
御部としての回路ブロック4を内装して形成されてい
る。循環ファンブロック3はモータ5とクロスフローフ
ァン6とによって形成されている。ハウジング1の正面
には吸い込み口7や吐き出し口8を有するグリル板9が
装着されており、グリル板9の吸い込み口7には着脱自
在に吸い込み口用フィルター10が装着されており、グ
リル板9の吐き出し口8には吐き出しルーバー11が装
着されている。この浴室暖房乾燥機Aは浴室12内で壁
面13の上部に設置されており、浴室12の壁面13や
天井14に沿って温水の循環パイプ15や電源線16が
配置され、循環パイプ15や電源線16の端部が図3に
示すように浴室暖房乾燥機Aのハウジング1内に導入さ
れている。循環パイプ15は熱交換器2に接続されてお
り、電源線16は回路ブロック4に接続されている。
イプ15から供給される温水が循環している。循環ファ
ンブロック3の駆動により浴室12内の空気は図12に
示すようにグリル板9の吸い込み口7から吸い込まれる
と共に吐き出し口8から浴室12内に吐き出されるが、
吸い込み口7から吸い込まれて熱交換器2を通過する際
に熱交換器2より放熱された熱によって空気が暖まり、
吐き出し口8より温風が吐き出され、浴室12内が暖房
したり乾燥したりされる。
4は2つの回路部4a,4bに分割してある。回路部4
aは図8に示すように一面を開口せるケース部18内に
基板部19を内装し、ケース部18内にポッティング剤
20を充填してポッティング剤20で基板部19を埋設
して形成してある。回路部4bは図9に示すように一面
を開口せるケース部21内に基板部22を内装し、ケー
ス部21内にポッティング剤23を充填してポッティン
グ剤23で基板部22を埋設して形成されている。回路
部4bの場合、ポッティング剤23で電子部品を完全に
覆うようになっている。ハウジング1の内の一方の側部
で上面に近い位置には図10(a)に示すように前面を
開口せる回路収納空所24を設けてあり、この回路収納
空所24内に回路部4aを挿入してある。このとき回路
部4aのケース部18の開口が下を向くように回路部4
aが配置される。つまり、図8の矢印の方向が下向きに
なるように配置してある。回路収納空所24の両側には
設置用リブ25が設けられており、回路部4bのケース
部21の開口を後面側に向けて回路部4bが設置用リブ
25の前面に当接するように回路収納空所24の前面側
に配置され、回路部4bのケース部21の縁部から設置
用リブ25にビスのような固着具26を打入することで
回路部4bは設置用リブ25に取り付けられる。回路部
4bのケース部21には複数の固定用リブ27が設けら
れており、回路部4bを設置用リブ25に取り付けた状
態で固定用リブ27は回路部4aのケース部18に係止
し、回路部4aがハウジング1と固定用リブ27とで挟
持するように固定される。回路部4bのケース部21の
前面側には浴室暖房乾燥機Aの動作状態を表示する表示
部28が設けてある。この表示部28はLED等で電源
やエラーを点灯表示するものである。また設置用リブ2
5には図11に示すように固定用リブ29が設けられて
おり、固定用リブ29の端部には略U字状の切り欠き3
0が設けられており、この切り欠き30に別部品として
のサーミスタ31が嵌合されており、これにより、回路
部4bとハウジング1とでサーミスタ31を挟持するよ
うに固定されている。
に回路ブロックが複数個の回路部に分割され、各回路部
が一面を開口せるケース部内に基板部が内装されると共
にケース部内に充填したポッティング剤にて基板部が埋
設されて形成され、少なくもと1個の回路部がケース部
の開口部が下を向くように設置されたものであって、回
路ブロックが複数の回路部に分割されたことと、回路部
が完全密閉するもののように大型にならないことによ
り、回路部の設置にスペースを要しなくなり、ハウジン
グを小型にして浴室暖房乾燥機の大きさを小さくして浴
室暖房乾燥機の浴室への設置に制約を受けないようにで
きるものであり、また回路部が一面を開口せるケース部
内に基板部が内装されると共にケース部内に充填したポ
ッティング剤にて基板部が埋設されて形成されただけの
ものであっても、回路部がケース部の開口部が下を向く
ように設置されたことにより、回路部に結露や浸水等が
発生しやすい高温多湿な環境下で回路不良を防止できる
ものであり、さらに回路ブロックを複数個の回路部に分
割したことにより、故障した回路部のみを交換すること
が可能になり、安価に修理が可能となるものである。
ックが2個の回路部に分割され、一方の回路部がハウジ
ングともう一方の回路部とで支持固定されたので、一方
の回路部の固定に専用の固定部材を要しないようにでき
るものである。また本発明の請求項3の発明は、分割し
た複数の回路部のうち少なくとも1つの回路部に表示部
が設けられたものであって、1つの回路部に表示部を設
けたことでもう一方の回路部の設置場所に制限がなくな
り、省スペースに設置可能に可能となるためハウジング
の大きさも小型化が可能となるものである。
複数の回路部のうち少なくとも1つの回路部とハウジン
グとの間にサーミスタのような別部品が挟持されたの
で、サーミスタのような別部品を固定するための専用部
材を形成する必要がなくなると共にサーミスタのような
別部品を抜けないように確実に取り付けることができる
ものである。
内部の構造の要部を示す正面図である。
の斜視図である。
導入する部分の断面図である。
図である。
ある。
正面図、(b)は底面図である。
す分解斜視図、(b)は回路部を取り付けた状態の斜視
図である。
である。
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 浴室内に設置して温風の吹き出しにて浴
室内の暖房や乾燥を行う浴室暖房乾燥機であって、ハウ
ジング内に加熱手段や送風手段が内装されると共に電源
部や制御部としての回路ブロックが内装され、この回路
ブロックが複数個の回路部に分割され、各回路部が一面
を開口せるケース部内に基板部が内装されると共にケー
ス部内に充填したポッティング剤にて基板部が埋設され
て形成され、少なくもと1個の回路部がケース部の開口
部が下を向くように設置されたことを特徴とする浴室暖
房乾燥機。 - 【請求項2】 回路ブロックが2個の回路部に分割さ
れ、一方の回路部がハウジングともう一方の回路部とで
支持固定されたことを特徴とする請求項1記載の浴室暖
房乾燥機。 - 【請求項3】 分割した複数の回路部のうち少なくとも
1つの回路部に表示部が設けられたことを特徴とする請
求項1記載の浴室暖房乾燥機。 - 【請求項4】 分割した複数の回路部のうち少なくとも
1つの回路部とハウジングとの間にサーミスタのような
別部品が挟持されたことを特徴とする請求項1記載の浴
室暖房乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13912896A JP3581489B2 (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 浴室暖房乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13912896A JP3581489B2 (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 浴室暖房乾燥機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09313791A true JPH09313791A (ja) | 1997-12-09 |
JP3581489B2 JP3581489B2 (ja) | 2004-10-27 |
Family
ID=15238180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13912896A Expired - Fee Related JP3581489B2 (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 浴室暖房乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3581489B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009243716A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Noritz Corp | 壁掛け型の浴室空調機 |
JP2019066067A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | 株式会社ノーリツ | 浴室用機器 |
JP2020193750A (ja) * | 2019-05-28 | 2020-12-03 | 株式会社ノーリツ | 浴室暖房乾燥機 |
-
1996
- 1996-05-31 JP JP13912896A patent/JP3581489B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009243716A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Noritz Corp | 壁掛け型の浴室空調機 |
JP2019066067A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | 株式会社ノーリツ | 浴室用機器 |
JP2020193750A (ja) * | 2019-05-28 | 2020-12-03 | 株式会社ノーリツ | 浴室暖房乾燥機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3581489B2 (ja) | 2004-10-27 |
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