JPH09311639A - 剥離紙付プラスチックシート - Google Patents

剥離紙付プラスチックシート

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JPH09311639A
JPH09311639A JP14804696A JP14804696A JPH09311639A JP H09311639 A JPH09311639 A JP H09311639A JP 14804696 A JP14804696 A JP 14804696A JP 14804696 A JP14804696 A JP 14804696A JP H09311639 A JPH09311639 A JP H09311639A
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JP
Japan
Prior art keywords
sheet
release paper
separable
cutting
back surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP14804696A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Mashita
均 間下
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MASHITA MARK KK
Original Assignee
MASHITA MARK KK
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Publication date
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 銘板等の剥離紙付プラスチックシートにおい
て、剥離紙の剥離が容易で、且つその製造も非常に簡単
なものを提供する。 【解決手段】 裏面に剥離紙が貼付され、貫通孔を有す
るシートであって、該剥離紙がシート本体の裏面全体よ
り大きいもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、剥離紙付プラスチ
ックシートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】剥離紙付プラスチックシートは、所謂銘
板として多用されている。銘板とは、電気製品や自動車
等のスイッチ部、計器部等に貼付されて個々のスイッチ
や計器の名称を表示するものである。以下この銘板につ
いて説明するが、本発明自体それに限定されるものでは
なく、同様の趣旨で使用できるものあればどのようなも
のでもよい。
【0003】銘板は、スイッチやランプのために貫通孔
が設けられている。即ち、その貫通孔からスイッチが突
出し、押圧できるようにし、また下方の光が見えるよう
にしているのである。製品の所定の位置に貼付するた
め、通常は裏面に接着剤が塗布され、剥離紙が貼付され
ている。よって、作業者は剥離紙を剥離して貼付するだ
けでよい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この銘板貼付作業は、
ほとんどが手作業であり裏面の剥離紙の剥離作業が非常
に面倒である。なぜならば、プラスチックシート本体と
裏面の剥離紙が一体として切断されているため、切断部
分が一体となり中間で剥離するのが難しいのである。勿
論、現在行なわれているため可能ではあるが、時間がか
かるのである。
【0005】このため、単に貼付するだけの作業が手間
のかかる作業となっているのである。このため、剥離紙
が簡単に剥離できる銘板が本業界では待望されていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の問
題点について鋭意研究の結果、本発明剥離紙付プラスチ
ックシートを完成したものであり、その特徴とするとこ
ろは、シート自身にあっては、裏面に剥離紙が貼付さ
れ、貫通孔を有するシートであって、該剥離紙がシート
本体の裏面全体より大きい点にあり、その製造方法にあ
っては、プラスチックシートの裏面に剥離紙を貼付した
ものに、貫通孔を開けるためのパンチ工程と該シートの
外周の切断工程を行なうに際して、パンチは剥離紙を貫
通し、外周の切断は剥離紙を切断せず行なう点にあり、
切断金型にあっては、プラスチックシートの裏面に剥離
紙を貼付したものに、貫通孔を開けるためのパンチ工程
と該シートの外周の切断工程を行なうに際して、パンチ
は剥離紙を貫通し、外周の切断は剥離紙を切断せず行な
う時に使用するものであって、切断刃は、厚みのある金
属板の中央部をくり抜き、残存する周囲部の頂部を鋭利
に研いだものである点にある。
【0007】ここでプラスチックシートとはプラスチッ
クの板状体であり、その厚みが0.02〜2.0mm程度
であり、好ましくは0.1〜1.0mm程度のものを言
う。また材質はどのようなものでもよい。また、その裏
面には接着剤が塗布され、その上に剥離紙が貼付されて
いる。接着剤はどのようなものでもよく従来のものでよ
い。また、剥離紙も通常のものでよく紙に剥離処理した
ものでよい。勿論、剥離効果があればプラスチックフィ
ルムでもよい。シート本体とは、必要な部分であり、打
ち抜かれたり、最後に廃棄する部分(余分な箇所)以外
のものを言う。
【0008】剥離紙がシート本体の裏面全体より大きい
とは、シート本体の外周よりも、一部又は全周に渡って
剥離紙がはみ出していることを言う。シート本体よりも
はみ出していればよく、余分な部分は貼付されたままで
もよい。この余分な部分は、使用時に除去しても、工場
で除去してもよい。
【0009】また、1枚の剥離紙に多数のシート本体が
貼付されていてもよい。この場合も剥離紙がはみだして
いることは同様である。さらに、シートの表面には貫通
孔を有する、又は有しない保護フィルムを貼付してもよ
い。
【0010】次に本発明剥離紙付プラスチックシートの
製造方法であるが、まずプラスチックシートの裏面に接
着剤を塗布し(又は両面粘着テープでもよい)、そこに
剥離紙を貼付する。これに必要な貫通孔を明け、外周を
カットすればよい。この時に、外周部において剥離紙を
切断せずシートのみを切断すればよいのである。これ
は、1工程で可能であり、上下する切断装置に貫通孔を
開けるパンチと切断(ハーフカット)する切断刃を高さ
を調整して設けるだけでよい。
【0011】また、紙やフィルムのような薄いものでな
く、厚みのあるプラスチックシートを切断する場合、単
に薄い刃を外周形状に直立させただけでは、強度が充分
でなく、比較的少ないストローク回数(数百回)でその
間隔や位置がずれてくる。この位置がずれると、銘板自
体の大きさや貫通孔との相対位置がずれ、使用できなく
なる。よって、本発明の別の態様では、この外周を切断
する切断刃として、くり抜き刃を考案した。これは、刃
全体の高さだけ厚みを有する金属板(通常、鉄板で、3
〜5cm程度が普通)の中央部分をくり抜き、残余の周
囲部を研いで、銘板の外周と同じ形状の環状(矩形等ど
のような形状でもよい)の刃とするのである。これは、
一体の刃であるため、同じ厚みの通常の刃と比較して非
常に強度があり、厚みのあるプラスチックシートにも使
用でき、永い寿命を有するものである。
【0012】さらに、より強度を増すため、より厚い板
を準備し、その上部のみを前記したようにくり抜き、環
状の刃を板の下部の上方に一体として突出させる方法が
ある。このようにすると、寸法が変化するということは
ほとんどなく、非常に長期間使用できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面に示す実施の形態により
本発明をより詳細に説明する。図1は、本発明剥離紙付
プラスチックシート1の1例を示す斜視図であり、多数
のシート本体2が1枚の剥離紙3に貼付されている例で
ある。シート本体2の外周より外側に剥離紙がはみ出し
ているのがわかる。この例では、余分な部分はすでに除
去している。図2は、図1の例の剥離紙3を剥離してい
るところを示す図であり、裏面の剥離紙3とシート本体
2との柔軟性が異なるため、即ち、剥離紙3をはみ出し
ている部分で下方に曲げてもシート本体2は追従して同
様の形状に曲がらないため、簡単に剥離ができる。
【0014】次に図3を用いて本発明剥離紙付プラスチ
ックシート1の製造方法の1例について説明する。この
図は打抜き金型の1例を示す端面図である。上方の支持
部材4にパンチ5と切断刃6が固定されている。パンチ
の形状や数は銘板によって決まるもので自由に設定すれ
ばよい。切断刃6は銘板の外形にそって切断するもの
で、端面図では左右に見えているが、全周に渡って存在
する。下方の支持部材7にはパンチと対向して被加工シ
ートを受ける金型8と切断刃6を受ける比較的柔軟な受
台9が設けられている。また、切断刃6とパンチ5とは
長さ(高さに差が設けられている)。
【0015】これを用いて、まず最初に所定の位置に印
刷、刻印、塗布等の処理が施されたプラスチックシート
基板(当然必要な銘板より大きなシート)に接着剤を塗
布し、その接着剤の上部に基板と同じ大きさ又はそれ以
上の剥離紙を貼付する。それを前記した打抜き金型の中
間で、所定の位置に停止させ、上方からパンチ5と切断
刃6を下降させる。下降した時点の切断刃6付近の拡大
図を図4に示す。シート基板10が切断されたところで
あり、切断刃6によって上部のプラスチック部分11は
切断されているが下部の剥離紙12は切断されていない
ことがわかる。しかし、パンチ5は少し長く設定されて
いるため剥離紙12も打ち抜いている。この図では、切
断刃6の左側は銘板の外周よりも外側となるため、上部
のプラスチックシートは廃棄されるものである。勿論、
本発明剥離紙付プラスチックシートとしては、この外周
よりも外側の廃棄する部分が残存したものでもよい。
【0016】図5は、本発明剥離紙付プラスチックシー
ト用切断金型に用いる切断刃の1例を示す斜視図であ
る。この図のように、1枚の厚い金属板の中間部分をく
り抜き(貫通孔を開けて筒状にしてもよい)、これの下
部外側を面取り加工のように切除して周囲先端を鋭利に
する。このようにすると、切断刃自体の強度が非常に大
きくなる。
【0017】図6は、図5よりも更に強度が要求される
場合に用いるもので、刃の支持部と一体に削り出して製
造するもので、製法は図5の場合と基本的には同一であ
る。この場合には下方の支持部と一体であるため非常に
強いものとなる。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明では、次のよ
うな大きな効果がある。 剥離紙付プラスチックシートが大きな剥離紙に貼付
された状態であるため、剥離が非常に簡単で、大きな時
間短縮になる。 本発明方法を用いると、上記した剥離紙付プラスチ
ックシートが簡単に製造でき、くり抜きと切断が1工程
でできる。 本発明切断刃を用いると、厚いプラスチックシート
を切断、打抜きするものでも、寸法が狂わず長期間の使
用に耐えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明剥離紙付プラスチックシートの1例を示
す斜視図である。
【図2】図1に示す例を剥離しているところを示す端面
図である。
【図3】本発明方法に用いる打抜き金型の1例を示す側
面図である。
【図4】図3の使用状態を示す部分拡大端面図である。
【図5】本発明剥離紙付プラスチックシート用切断金型
に用いる切断刃の1例の一部を省略した斜視図である。
【図6】本発明剥離紙付プラスチックシート用切断金型
に用いる切断刃の他の例を示す端面図である。
【符号の説明】
1 剥離紙付プラスチックシート 2 シート本体 3 剥離紙 4 上方の支持部材 5 パンチ 6 切断刃 7 下方の支持部材 8 金型 9 受台 10 シート基材 11 プラスチック部分 12 剥離紙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面に剥離紙が貼付され、貫通孔を有す
    るシートであって、該剥離紙がシート本体の裏面全体よ
    り大きいことを特徴とする剥離紙付プラスチックシー
    ト。
  2. 【請求項2】 プラスチックシートの裏面に剥離紙を貼
    付したものに、貫通孔を開けるためのパンチ工程と該シ
    ートの外周の切断工程を行なうに際して、パンチは剥離
    紙を貫通し、外周の切断は剥離紙を切断せず行なうこと
    を特徴とする剥離紙付プラスチックシートの製造方法。
  3. 【請求項3】 プラスチックシートの裏面に剥離紙を貼
    付したものに、貫通孔を開けるためのパンチ工程と該シ
    ートの外周の切断工程を行なうに際して、パンチは剥離
    紙を貫通し、外周の切断は剥離紙を切断せず行なう時に
    使用するものであって、切断刃は、厚みのある金属板の
    中央部をくり抜き、残存する周囲部の頂部を鋭利に研い
    だものであることを特徴とする剥離紙付プラスチックシ
    ート用切断金型。
JP14804696A 1996-05-16 1996-05-16 剥離紙付プラスチックシート Pending JPH09311639A (ja)

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JP14804696A JPH09311639A (ja) 1996-05-16 1996-05-16 剥離紙付プラスチックシート

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