JPH09310918A - 電気蓄熱暖房機 - Google Patents

電気蓄熱暖房機

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JPH09310918A
JPH09310918A JP12676796A JP12676796A JPH09310918A JP H09310918 A JPH09310918 A JP H09310918A JP 12676796 A JP12676796 A JP 12676796A JP 12676796 A JP12676796 A JP 12676796A JP H09310918 A JPH09310918 A JP H09310918A
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JP
Japan
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heat
heat storage
hot air
heater
passage
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Pending
Application number
JP12676796A
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English (en)
Inventor
Akihiko Asai
明彦 浅井
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication date
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 断熱材の厚み寸法を薄くすることを可能にす
るとともに、蓄熱材と合わせ全体の重量を軽減できる電
気蓄熱暖房機を提供することを目的とする。 【解決手段】 蓄熱材5a,5b間に形成される蓄熱流
路7に第1の発熱体6を設けて蓄熱・放熱効率を高め、
第1の発熱体6を囲んだ断熱材8a,8bの周囲を囲む
ように温風流路9を設けて本体3外への断熱効果を高
め、本体3を小型軽量化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用の部屋暖房
機として使用され、蓄熱材に蓄えた熱を放出して暖房効
果を高める電気蓄熱暖房機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気蓄熱暖房機は図2に
示すような構成が一般的であった。
【0003】図に示すように本体ケース101内には温
風ユニット102と蓄熱ユニット103が個別に設けら
れている。温風ユニット102は、正特性サーミスタ発
熱体105と温風送風機104を温風通風路内106に
設けたものである。蓄熱ユニット103はシーズヒータ
などの蓄熱用発熱体108を蓄熱レンガなどの蓄熱材1
09で挟んだ蓄熱部110と放熱用送風機107からな
り蓄熱部110の周囲に放熱用通風路112と断熱材1
11を設けている。
【0004】また、本体ケース101に吸気口113と
吹出口114を設け、吹出口114の上流側に温風ユニ
ット102および蓄熱ユニット103からの温風を混合
するための合流部115を設けている。
【0005】上記構成において、蓄熱暖房運転をすると
きには、蓄熱用発熱体108により蓄熱材109を高温
にしてさらに放熱用通風路112に熱気を蓄え、放熱運
転時に放熱用送風機107を運転して放熱する。また、
正特性サーミスタ発熱体105に通電し、温風ユニット
102から温風を発生し、蓄熱ユニット103からの温
風と温風ユニット102からの温風を合流部115で合
流させて吹出口114より吹出して暖房を行うものであ
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電気
蓄熱暖房機では、蓄熱部110の周囲に空気を通して放
熱させるため、蓄熱部110の容量が大きく重量も大と
なるとともに、通風路112に蓄えた熱気からの熱拡散
を防止するために断熱材111の厚み寸法が厚くなると
いう課題があり、蓄熱ユニット103の容積を小さく重
量の軽減を行うことが要求されている。
【0007】また、温風ユニット102の運転中は赤熱
ヒータ式の電気ストーブに比べて外観からは運転状態が
判別しがたいという課題があり、温風ユニット102の
運転状態が容易に判別できることが要求されている。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、蓄熱
ユニット103の容積および重量を低減して本体の外形
寸法の小型化、軽量化を図り、また温風暖房の運転状態
を容易に判別できる電気蓄熱暖房機を提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電気蓄熱暖房機
は上記目的を達成するために、吸気口と吹出口を備えた
本体と、この本体内に並列に設けた蓄熱流路および温風
流路と、前記蓄熱流路と温風流路に送風する送風機と、
前記蓄熱流路を形成する間隔を設けて配設される蓄熱材
と、この蓄熱材間に設けられる第1の発熱体と、前記蓄
熱材を囲む断熱材と、前記温風流路内に設けた第2の発
熱体を有し、前記温風流路は前記断熱材を囲むように配
設した構成としたものである。
【0010】本発明によれば、断熱材の厚み寸法を薄く
することを可能にし、蓄熱材を合わせ全体の重量を軽減
し、小型化できる電気蓄熱暖房機が得られる。
【0011】また、他の手段は、赤熱する第2の発熱体
と、この第2の発熱体からの発光を吹出口方向に反射す
る反射板を温風流路に設けた構成としたものである。
【0012】そして本発明によれば、温風暖房機の運転
を目視確認できる電気蓄熱暖房機が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、吸気口と吹出口を備え
た本体と、この本体内に並列に設けた蓄熱流路および温
風流路と、前記蓄熱流路と温風流路に送風する送風機
と、前記蓄熱流路を形成する間隔を設けて配設される蓄
熱材と、この蓄熱材間に設けられる第1の発熱体と、前
記蓄熱材を囲む断熱材と、前記温風流路内に設けた第2
の発熱体を有し、前記温風流路は前記断熱材を囲むよう
に配設した構成としたものであり、蓄熱材は蓄熱材間の
通風路に設けられた発熱体より受熱されるので、受熱面
積が大きくなるとともに放熱も受熱時と同一面で行われ
ることとなり、受熱および放熱の効率が高まり蓄熱材を
小型に形成することが可能となるとともに、断熱材を囲
むように設けられる温風流路により、断熱効果が高まり
断熱材の厚み寸法を薄くできるという作用を有する。
【0014】また、赤熱する第2の発熱体と、この第2
の発熱体からの発光を吹出口方向に反射する反射板を温
風流路に設けたことにより、採暖者は吹出口付近から第
2の発熱体の反射光を受けることとなり、温風暖房を目
視確認できるという作用を有する。
【0015】
【実施例】
(実施例1)図1に示すように、表面に吸気口1と吹出
口2を備えた本体3内に蓄熱流路7と温風流路9を並列
に設け、吹出口2の直前で合流している。また蓄熱流路
7と温風流路9に送風する送風機12を設けている。蓄
熱流路7内には対面する一対の蓄熱用レンガからなる蓄
熱材5a,5bを設け、蓄熱材5a,5b間には石英管
ヒータからなる第1の発熱体6を設ける。蓄熱材5a,
5bを囲むように断熱材8a,8bを設け、蓄熱流路7
は蓄熱材5a,5bと断熱材8a,8b間に屈曲して配
置されている。
【0016】温風流路9は断熱材8a,8bの周囲に設
けられ、温風流路9内に第2の発熱体10を設けてい
る。また、温風流路9の外周に空気断熱層を設け、本体
3表面の温度上昇を防止している。
【0017】上記構成において、蓄熱時には第1の発熱
体6のみに通電することにより、第1の発熱体6からの
輻射熱が蓄熱材5a,5bの対向面を加熱し、蓄熱材5
a,5bに蓄熱される。
【0018】そして、暖房運転時には、第1の発熱体
6、第2の発熱体10および送風機12に通電すること
により、吸気口1から吸気された空気が送風機12によ
り温風流路9と蓄熱流路7に送られ、温風流路9に送風
された空気は、第2の発熱体10で加熱されて温風とな
り、吹出口より吹き出される。
【0019】一方、蓄熱流路7に送られた空気は、第1
の発熱体6で加熱されるとともに、蓄熱材5a,5bに
蓄熱された熱が放熱され、温風流路9内を流れる温風と
合流して吹出口2より吹出されて暖房が行われる。
【0020】このように本発明の電気蓄熱暖房機によれ
ば蓄熱材5a,5bの対向面が第1の発熱体6により加
熱されるので、受熱面積が大きくなるとともに、放熱も
受熱時と同一の対向面で行われるので、受熱および放熱
の効率が高まり蓄熱材5a,5bを小型化して軽量化で
きる。また、断熱材8a,8bを囲むように温風流路9
を形成し、さらに温風流路9の外側に断熱空気層を形成
しているので、蓄熱材5a,5bから外部に放散される
放熱量を抑えることができ、断熱材8a,8bを薄く形
成することが可能となり、全体形状を小型化することが
できる。
【0021】なお、本実施例では一台の送風機12で蓄
熱流路7と温風流路9に送風するようにしているが、送
風機12を蓄熱流路7と温風流路9に別々に設けても良
いことはいうまでもない。
【0022】(実施例2)図1に示すように、温風流路
9内に設けた石英管ヒータからなる第2の発熱体10に
通電すると赤熱して光を発生する。温風流路9の曲部は
反射板11で形成され、反射板11は第2の発熱体10
の発光を吹出口2方向に反射可能に設けられている。
【0023】上記構成において、第2の発熱体に通電し
て温風暖房を行うときは、温風流路9内に設けられた第
2の発熱体10の発光が反射板11により吹出口方向に
反射されることにより、採暖者は吹出口付近から第2の
発熱体の反射光を受けることとなり、暖房機が温風暖房
中であることを目視確認できる。また、採暖者は発熱体
の反射光を受けることにより、温風に加えて輻射暖房の
効果を得ることができるとともに、見た目の暖かさも感
じることができる。
【0024】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば吸気口と吹出口を備えた本体と、この本体内
に並列に設けた蓄熱流路および温風流路と、前記蓄熱流
路と温風流路に送風する送風機と、前記蓄熱流路を形成
する間隔を設けて配設される蓄熱材と、この蓄熱材間に
設けられる第1の発熱体と、前記蓄熱材を囲む断熱材
と、前記温風流路内に設けた第2の発熱体を有し、前記
温風流路は前記断熱材を囲むように配設しているので、
断熱材の厚み寸法を薄くすることが可能となり、蓄熱材
と合わせ全体の重量を軽減できるとともに、断熱材およ
び蓄熱材の小型化により本体全体を小型化できる電気蓄
熱暖房機を提供できる。
【0025】また、赤熱する第2の発熱体と、この第2
の発熱体からの発光を吹出口方向に反射する反射板を温
風流路に設けたので、赤熱する第2の発熱体からの発光
を反射して吹出口を照射することとなり、採暖者は、温
風暖房の運転を目視で容易に確認できるという電気蓄熱
暖房機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1および実施例2の電気蓄熱暖
房機の断面図
【図2】従来の電気蓄熱暖房機の断面図
【符号の説明】
1 吸気口 2 吹出口 3 本体 5a 蓄熱材 5b 蓄熱材 6 第1の発熱体 7 蓄熱流路 8a 断熱材 8b 断熱材 9 温風流路 10 第2の発熱体 11 反射板 12 送風機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気口と吹出口を備えた本体と、この本
    体内に並列に設けた蓄熱流路および温風流路と、前記蓄
    熱流路と温風流路に送風する送風機と、前記蓄熱流路を
    形成する間隔を設けて配設される蓄熱材と、この蓄熱材
    間に設けられる第1の発熱体と、前記蓄熱材を囲む断熱
    材と、前記温風流路内に設けた第2の発熱体を有し、前
    記温風流路は前記断熱材を囲むように配設した電気蓄熱
    暖房機。
  2. 【請求項2】 赤熱する第2の発熱体と、この第2の発
    熱体からの発光を吹出口方向に反射する反射板を温風流
    路に設けた請求項1記載の電気蓄熱暖房機。
JP12676796A 1996-05-22 1996-05-22 電気蓄熱暖房機 Pending JPH09310918A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4724781B1 (ja) * 2011-01-11 2011-07-13 株式会社サンシン 農業ハウス用空気加熱装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4724781B1 (ja) * 2011-01-11 2011-07-13 株式会社サンシン 農業ハウス用空気加熱装置
JP2012143177A (ja) * 2011-01-11 2012-08-02 Sanshin:Kk 農業ハウス用空気加熱装置

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