JPH0930981A - 免疫賦活組成物 - Google Patents
免疫賦活組成物Info
- Publication number
- JPH0930981A JPH0930981A JP7201786A JP20178695A JPH0930981A JP H0930981 A JPH0930981 A JP H0930981A JP 7201786 A JP7201786 A JP 7201786A JP 20178695 A JP20178695 A JP 20178695A JP H0930981 A JPH0930981 A JP H0930981A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cell
- tumor
- administration
- food
- activity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
Abstract
シズ ブルガリカス(Lactobacillus d
elbrueckii subsp.bulgaric
us)878Rの菌体を含有してなる免疫賦活組成物。 【効果】 本組成物は、マイトジェン活性、抗腫瘍活
性、T細胞増殖活性などの作用にすぐれ、医薬や飲食品
タイプとして使用され、特に経口投与と併用すると特に
すぐれた効果が奏される。
Description
ブリッキ サブスピーシズ ブルガリカス(Lacto
bacillus delbrueckii subs
p.bulgaricus)878Rの菌体を有効成分
として含有する免疫賦活組成物に関するものである。本
発明の免疫賦活組成物は、マイトジェン活性、抗腫瘍活
性およびT細胞増殖活性などの作用を有しており、医
薬、栄養食品、特定保健用食品、その他飲食品として有
用である。
性を示すが、経口投与と非経口投与とを併用すれば特に
すぐれた作用を奏し、本組成物は、それが本来的に有し
ている高い安全性とも相まって特にすぐれた抗腫瘍剤と
して、腫瘍の予防、治療に大きな貢献をなすものであ
る。
び栄養上の面で様々な利点をもたらすことが報告されて
いる(伊藤敞敏:New Food Industr
y,Vol.33,No.12,p39(199
1))。その中でも抗腫瘍作用は、疾病の予防および治
療の面で、乳酸菌および発酵乳に最も期待される性質の
1つである。しかし、この抗腫瘍作用については宿主免
疫系の介在が示唆されているものの、まだ不明な点が多
い(C.F.Fernandes et al.:J.
Food Prot.,Vol.53,No.8,p7
04(1990))。一方、近年、上記したような乳酸
菌の生理活性については菌種間あるいは菌株間で大きな
差異のあることが明らかにされつつあり(廣田哲二:N
ew Food Industry,Vol.32,N
o.10,p9(1991))、抗腫瘍作用について
も、こうした点からの見直しが必要となっているのが現
状である。
の疾病の予防、治療に有効な免疫賦活組成物を新たに開
発する目的でなされたものである。
め、本発明者らは各方面からの検討を行い、免疫賦活組
成物としては、有効性と同様に安全性が重要である点に
着目した。そこで、免疫賦活組成物としては、化学合成
品ではないこと、飲食品としても利用可能であることが
好適であるとの観点にたち、広範な検討を行った。
いる微生物、特に乳酸菌に着目し、本発明者らは、乳酸
菌の示す抗腫瘍作用について菌種間および菌株間で鋭意
研究を行なったところ、ラクトバチルス デルブリッキ
サブスピーシズ ブルガリカス(Lactobaci
llus delbrueckii subsp.bu
lgaricus)878R株に特に強い活性が認めら
れ、非常に有望な抗腫瘍剤として利用できることを見い
出すとともに特に有効な投与方法を発見し、すぐれた安
全性も確認し、本発明を完成するに至った。
ターとして用いられる各種乳酸菌菌体について、二重移
植腫瘍系(診療と新薬、Vol.28,No.3,p4
4,1991)を指標にして検索を行った。
ogical responsemodifier)の
抗腫瘍効果が、好中球、マクロファージ、Tリンパ球な
ど多くの免疫細胞系とインターロイキン1(IL−
1)、インターロイキン8(IL−8)、単球走化活性
因子(MCAF)などのサイトカインとが関連した一連
の免疫カスケード反応によって起っていることが示唆さ
れている(海老名卓三郎ら:Biotherapy,V
ol5,No.13,p1951,1991)。そして
実際には、遠隔再発腫瘍に対する増殖抑制効果を評価す
ることができるため、これまでのBRMの抗腫瘍効果の
評価よりも更に実用的なものと考えられる。
を示す物質としては、これまで担子菌製剤PSKなどが
見出されているが(海老名卓三郎ら:癌と化学療法、V
ol14,No.6,p1841,1987)、乳酸菌
についての検討は全く行われてこなかった。
て改めて検討した結果、ラクトバチルス デルブリッキ
サブスピーシズ ブルガリカス(Lactobaci
llus delbrueckii subsp.bu
lgaricus)の一菌株が強い抗腫瘍活性を有する
ことを見出した。更にまた、この菌株の抗腫瘍作用は、
経口投与でも有効なこと、そして、菌体自身もマイトジ
ェン活性及びT細胞増殖活性を有することも併せて確認
し、本発明を完成するに至った。
ブリッキ サブスピーシズ ブルガリカス 878R株
(以下、878Rないし878R株ということもある)
を含有する免疫賦活組成物を基本的技術思想とするもの
である。
トバチルス デルブリッキ サブスピーシズ ブルガリ
カス 878R株の菌体は、生菌および死菌のいずれで
あってもよく、原料菌体の取得のための培養法および菌
体分離法にも制限はない。菌体としては、純粋に分離し
た菌体(乾燥菌体、湿潤菌体を問わない)のほか、菌体
含有物(培養物、懸濁物、ヨーグルト等菌体含有飲食品
その他菌体を含有するもの)、処理物(濃縮、乾燥、ペ
ースト化、又は逆に希釈したもの、超音波および高圧破
壊処理したもの等各種処理物)を広く包含するものであ
る。
株、その含有物及び/又はその処理物を有効成分とし、
常用される製剤用補助剤を用いて、各種剤型に製剤化
し、医薬タイプとして使用することができ、特に本発明
においては、非経口投与のほか経口投与できることが確
認されたので、経口投与用の医薬に製剤化することが可
能となり、きわめて有用である。その際、878R株
は、ヨーグルト等発酵食品のスターターとしても利用さ
れるものである故、安全性については問題がない。後記
する実施例からも安全性は立証されているところであ
る。現に、マウスを用いた10日間の急性毒性試験の結
果、1000mg/kgの経口投与でも死亡例は認めら
れなかった。
て投与する場合、症状、投与ルート等によっても異なる
が、一般的に成人において、1日当り、静脈投与の場合
は後記実施例に係る菌体0.01〜1000mg、好ま
しくは0.1〜100mg/kg、筋肉投与の場合は同
じく0.01〜1000mg、好ましくは0.1〜10
0mg/kg、経口投与の場合も同じく0.5〜200
0mg、好ましくは1〜1000mg/kgの範囲内で
投与するのがよく、経口投与と非経口投与を併用するこ
とも可能である。
的を達成しうるので、本発明に係る免疫賦活組成物は、
飲食品タイプとして使用することができる。そのために
は、878R株、その含有物及び/又はその処理物を各
種補助剤や他の飲食品を用いて、ドリンク、錠剤、その
他各種の飲食品タイプにしたり、飲食品に直接添加した
り、あるいは、これをスターターにしてヨーグルトとす
る等これを利用して発酵食品にする等、各種の方法を利
用することができる。このように飲食品タイプとした本
発明組成物は、長期間に亘って摂取することが可能であ
るので、腫瘍の予防、再発防止等の目的で、通常の飲食
品のほか、特定保健用食品、栄養剤、健康食品等として
市販に供することができる。
チルス デルブリッキ サブスピーシズ ブルガリカス
(Lactobacillus delbruecki
isubsp.bulgaricus)878Rは、工
業技術院微生物工業技術研究所(現、生命工学工業技術
研究所)に微工研条寄第125号(FERM BP−1
25)として寄託されており、有効に使用される。な
お、本寄託において寄託者が付した識別のための表示の
欄には、Lactobacillus bulgari
cus No.878−Rと表示されているが、本菌は
分類が改正されて、現在は上記のようにLactoba
cillus delbrueckiisubsp.b
ulgaricusに分類されている(BERGEY’
S MANUAL OF Systematic Ba
cteriology,volume2,p1219−
1220)。
ーシズ ブルガリカス 878Rの菌学的性質は、次の
とおりである。 形態 BL寒天培地でよく生育し、時に長桿状を呈する
桿菌で、若い生育旺盛なカルチャーでは単一層を成す。
メチレンブルー染色で顆粒を呈する コロニー 白〜明灰色の通常、表面が粗く(roug
h)1〜3mm径 生育環境 嫌気性あるいは通性嫌気性 生育温度 15℃で生育せず、45℃あるいは50〜5
2℃でも生育 牛乳培養 凝固:最終乳酸酸度1.6% カタラーゼ − グラム染色性 + 糖の資化性:(ガスの発生はいずれもなし) アミグダリン − セロビオース − フラクトース + ガラクトース + グルコース + ラクトース + マルトース − マンノース − サリシン − サッカロース − トレハロース − エスクリン − 乳酸の旋光性 D(−)
cillus helveticus 806(以下、
806と略す)、Lactobacillus del
brueckii subsp.bulgaricus
878R(以下、878Rと略す。FERM BP−
125)、同2038(以下、2038と略す)、及び
Streptococcus salivarius
subsp.thermophilus 1131(以
下、1131と略す)の各菌体を、EG寒天培地より寒
天および馬血液を除いた液体培地に接種し、37℃の温
度で24時間培養した。培養後、集菌、洗浄(生理食塩
水)し、菌体懸濁液5×109/ml(pH7.0滅菌
リン酸緩衝液)に調製した。
令、雄:(株)船橋農場)を使用し、腫瘍としてはBA
LB/cマウスと同系のMeth−A線維芽肉腫細胞を
皮下に接種し、固型腫瘍として使用し、上記で得た乳酸
菌製剤の抗腫瘍作用について、二重移植腫瘍系(海老名
卓三郎:診断と新薬、Vol.28,No.3,p4
4,1991)を用いて検討を行った。(実施例1の以
上の方法は実施例2以下でも同様に実施した。)
内に106個、左側腹皮内に2×105個のMeth−A
細胞を同時に移植し、右側の大きな腫瘍(原発巣と想
定)が指で触れるようになる3日目より腫瘍内に乳酸菌
製剤を3日間投与することにより治療し、治療していな
い左側の遠隔腫瘍(転移巣と想定)の退縮を観察した。
腫瘍径を測定し、√(長径×短径)(mm)で腫瘍の大き
さを表わし、21日目の腫瘍重量(g)とともに判定し
た。治癒率の比較にはx2検定を、腫瘍の大きさ並びに
腫瘍重量の比較にはt検定を行った。得られた結果を下
記表1に示す。
菌製剤をそれぞれ0.5mgずつ腫瘍移植後3日目から
3、4、5日目の3回右側腫瘍に投与したところ、上記
に示すように右側腫瘍ではほとんどが治癒し、著明な抗
腫瘍効果が認められた。一方左側腫瘍では806株と8
78R株に腫瘍の増殖抑制が観察された。すなわち両乳
酸桿菌には免疫賦活作用があることが認められた。コン
トロールとしては滅菌生理食塩水を同量、3日間投与し
た。
それぞれの乳酸菌製剤をマウス用飼料F2((株)船橋
農場)に2%ずつ配合したペレタイザー成形飼料をad
libに与えて、その抗腫瘍効果を比較した。コント
ロールとしては、マウス用飼料F2そのものを与えた。
得られた結果を下記表2に示す。
だけに左右腫瘍に対し抗腫瘍効果が認められた。以上の
結果から、878R株が腫瘍内投与による右側腫瘍の治
癒並びに左側腫瘍の増殖抑制と経口投与(飼料による)
による抗腫瘍効果が認められ、最も興味深い乳酸桿菌と
考えられた。
によって立証された878R株について、更に以下のよ
うな確認を行った。
ose response)を調査し、下記表3の結果
を得た。
剤は、0.5mg3回投与が最も効果があり、0.05
mg3回投与でも左右腫瘍の著明な抗腫瘍効果が認めら
れた。以上の結果は今迄調べたBRM中最も効果のある
担子菌製剤PSKに比しても濃度が100分の1でも効
果があることから有望な抗腫瘍剤であることが確認され
たので、次のその作用機作について解明を加えた。
3回右側腫瘍内投与により、左側腫瘍まで治癒する機序
を解析するため、878R株免疫脾細胞を採取し、その
2×107個を別のマウスの腫瘍内に投与する養子免疫
細胞移入(adoptive transfer)の実
験を行った。すなわち、担癌14日目のマウスの脾細胞
を採取し、2×107細胞を3日目のMeth−A腫瘍
内にsuppressor T細胞の機能を抑制するc
yclophosphamide(CY)を2mg/マ
ウス静脈内注射して一時間後移入するadoptive
transferの実験を行った。得られた結果を下記
表4及び図1に示す。
中5匹で完全治癒が確認された。正常マウスの脾細胞に
は抗腫瘍効果がないことから878R製剤投与により脾
細胞中にMeth−A腫瘍を殺す能力を持ったリンパ球
を増加させていることが確認された。
産生 878R株投与により二重移植腫瘍系の左右腫瘍内にお
いてどのようなことが起っているか調べるため、878
R製剤投与後1日目の腫瘍組織を採取し、10%胎児牛
血清加RPMI培地で24時間培養し、その培養上清の
NCF(好中球走化因子)並びにMCF(マクロファー
ジ走化因子)活性を測定した。
セル(クラボウ社製)により24穴マイクロプレートを
使って測定した。NCF(好中球走化因子)活性には標
的細胞として3% proteose peptone
1mlを14時間前に腹腔内接種したマウスの腹腔滲
出細胞(PEC)中の好中球を使用した。MCF(マク
ロファージ走化因子)活性には標的細胞として3% t
hioglycolate 1mlを3日前に腹腔内接
種したマウスのPEC中のマクロファージを使用した。
右の腫瘍組織の培養上清を500μl入れ、内筒に2×
105個のPECを200μl入れ、CO2培養器で90
分〜3時間培養した後、内筒の底にある5μmのフィル
ターを介して走化してきた好中球ならびにマクロファー
ジ数をMay−Giemsa染色により400〜1,0
00倍油浸顕微鏡で算定した。得られた結果を下記表5
に示す。
右側腫瘍内投与により、右側腫瘍内にNCF活性が有意
に増加しており、NCF産生が以下の免疫カスケード反
応の引き金になっていることが認められた。
に血清IAP(免疫抑制酸性蛋白質)値をsingle
radial immunodiffusion(S
RID)法を用い、測定した。結果を図2に示す。
Fが誘導されることにより、腫瘍内に好中球が浸潤し、
抗腫瘍効果が誘起されることが充分に示唆されたので、
活性化好中球並びにマクロファージが産生することが知
られている免疫抑制酸性蛋白質IAPの産生に関して検
討した。878R製剤0.05mgずつ3日間皮内投与
したときの血清IAP値を調べた結果、図2に示すよう
に一過性のIAP値の増加が認められた。
おいて使用する乳酸桿菌878R株の抗腫瘍効果は、細
菌製剤であるBCGやOK−432と同じ結果を示し
た。また、NCF、MCF誘導能の測定結果から、右側
腫瘍でNCF活性の誘導が認められたが、この結果はB
CGと全く同じ結果であった。更に好中球とマクロファ
ージが活性化した指標としての血清IAPの誘導も認め
られ、これもBCGやOK−432と同じ挙動である。
瘍活性の詳細なメカニズムは後の研究にまかせねばなら
ないが、現時点では一応次のように考えられる。
lus delbrueckiisubsp.bulg
aricus 878Rを原発腫瘍内に投与すると、N
CFが誘導され好中球が浸潤し、更に好中球、マクロフ
ァージが活性化してIAPが誘導され、右側原発腫瘍が
退縮に働く。次に活性化マクロファージと腫瘍細胞との
反応によりIL−1が産生され、脾臓中に抗腫瘍作用を
持ったリンパ球が誘導される。このリンパ球が血流を介
して左側遠隔腫瘍に達すると腫瘍細胞を認識し、遠隔腫
瘍の増殖を抑制するものと考えられる。
R株腫瘍内投与に飼料による経口投与を加えることによ
り抗腫瘍効果が増強されることで、このことは担子菌製
剤PSKの腫瘍内投与にPSKの経口投与を併用すると
切除免疫を増強することや手術前に腫瘍内投与し、手術
後経口投与しておくと、再接種腫瘍の増殖を有意に抑制
することと符合する。
おくとマクロファージ・リンパ球系が記憶しており、経
口投与により腸管内のマクロファージに878株が取り
込まれることによりマクロファージの認識記憶機構が働
き、活性化し、抗腫瘍効果の増強に働くものと思われ
る。すなわち878株は宿主の免疫増強作用を持った抗
腫瘍薬剤となることを示したもので、今後更にその作用
機作の詳細な解明が期待される。
バチルス デルブリッキ サブスピーシズ ブルガリカ
スに属する菌株の中から特に抗腫瘍作用の高い菌株を選
択し、これを有効成分とするものである。抗腫瘍作用
は、経口的に投与された場合にも認められ、更に、菌体
そのものが各種免疫賦活活性を有することも確認されて
いるので、本免疫賦活剤は薬剤の形態で用いることはも
ちろん、それ以外に発酵乳などの食品の形態で生体に投
与されれば、腫瘍に関する疾病の予防および治療に対し
て著しい効果を発揮するものである。
投与といった非経口投与と経口投与とを併用することに
より、更にすぐれた抗腫瘍効果を奏するという卓越した
特徴も有するものである。
ckii subsp.bulgaricus 878
R菌体で免疫した脾細胞の抗腫瘍作用を示す。
す。
Claims (4)
- 【請求項1】 ラクトバチルス デルブリッキ サブス
ピーシズ ブルガリカス(Lactobacillus
delbrueckii subsp.bulgar
icus)878Rの菌体を含有してなることを特徴と
する免疫賦活組成物。 - 【請求項2】 該組成物が医薬であることを特徴とする
請求項1に記載の組成物。 - 【請求項3】 医薬が経口投与及び非経口投与併用タイ
プの医薬であることを特徴とする請求項2に記載の組成
物。 - 【請求項4】 医薬が抗腫瘍剤であることを特徴とする
請求項2又は請求項3に記載の組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20178695A JP3995733B2 (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 免疫賦活組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20178695A JP3995733B2 (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 免疫賦活組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0930981A true JPH0930981A (ja) | 1997-02-04 |
JP3995733B2 JP3995733B2 (ja) | 2007-10-24 |
Family
ID=16446918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20178695A Expired - Fee Related JP3995733B2 (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 免疫賦活組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3995733B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10139674A (ja) * | 1996-11-11 | 1998-05-26 | Yakult Honsha Co Ltd | インターロイキン12産生促進剤 |
WO1998039017A1 (fr) * | 1997-03-07 | 1998-09-11 | Akira Hayashi | Agent immunotherapeutique indique pour le cancer contenant un composant nucleoide de bacterie comme principe actif |
JP2002065206A (ja) * | 2000-09-01 | 2002-03-05 | Toyo Shinyaku:Kk | 免疫賦活食品 |
JP2004510740A (ja) * | 2000-10-06 | 2004-04-08 | ソシエテ デ プロデュイ ネスレ ソシエテ アノニム | 皮膚の免疫系のバランスを保つためのプロバイオティック乳酸菌の使用 |
US7005311B2 (en) | 1993-09-30 | 2006-02-28 | Osram Gmbh | Two-pole SMT miniature housing for semiconductor components and method for the manufacture thereof |
WO2010119936A1 (ja) | 2009-04-17 | 2010-10-21 | 株式会社アネロファーマ・サイエンス | 偏性嫌気性に変異化された乳酸菌およびその作製方法ならびに偏性嫌気性乳酸菌で機能する発現ベクター |
WO2013008803A1 (ja) * | 2011-07-11 | 2013-01-17 | 国立大学法人 熊本大学 | 発酵能を有する細菌を用いた多能性細胞の製造方法 |
CN112334141A (zh) * | 2018-06-14 | 2021-02-05 | 株式会社明治 | 用于促进免疫检查点抑制疗法的组合物 |
JP2023176975A (ja) * | 2022-06-01 | 2023-12-13 | 国立大学法人信州大学 | 免疫賦活性マクロファージ誘導剤、癌微小環境改善剤、癌アポトーシス誘導剤及び免疫賦活性マクロファージ誘導方法 |
-
1995
- 1995-07-17 JP JP20178695A patent/JP3995733B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7005311B2 (en) | 1993-09-30 | 2006-02-28 | Osram Gmbh | Two-pole SMT miniature housing for semiconductor components and method for the manufacture thereof |
JPH10139674A (ja) * | 1996-11-11 | 1998-05-26 | Yakult Honsha Co Ltd | インターロイキン12産生促進剤 |
WO1998039017A1 (fr) * | 1997-03-07 | 1998-09-11 | Akira Hayashi | Agent immunotherapeutique indique pour le cancer contenant un composant nucleoide de bacterie comme principe actif |
JP2002065206A (ja) * | 2000-09-01 | 2002-03-05 | Toyo Shinyaku:Kk | 免疫賦活食品 |
JP2004510740A (ja) * | 2000-10-06 | 2004-04-08 | ソシエテ デ プロデュイ ネスレ ソシエテ アノニム | 皮膚の免疫系のバランスを保つためのプロバイオティック乳酸菌の使用 |
US8338162B2 (en) | 2009-04-17 | 2012-12-25 | Anaeropharma Science, Inc. | Obligately anaerobic mutant lactic acid bacterium and preparation method therefor, and expression vector functioning in obligately anaerobic lactic acid bacterium |
WO2010119936A1 (ja) | 2009-04-17 | 2010-10-21 | 株式会社アネロファーマ・サイエンス | 偏性嫌気性に変異化された乳酸菌およびその作製方法ならびに偏性嫌気性乳酸菌で機能する発現ベクター |
WO2013008803A1 (ja) * | 2011-07-11 | 2013-01-17 | 国立大学法人 熊本大学 | 発酵能を有する細菌を用いた多能性細胞の製造方法 |
JPWO2013008803A1 (ja) * | 2011-07-11 | 2015-02-23 | 国立大学法人 熊本大学 | 発酵能を有する細菌を用いた多能性細胞の製造方法 |
US9587224B2 (en) | 2011-07-11 | 2017-03-07 | National University Corporation Kumamoto University | Method for producing pluripotent cell using bacterium having fermentation ability |
CN112334141A (zh) * | 2018-06-14 | 2021-02-05 | 株式会社明治 | 用于促进免疫检查点抑制疗法的组合物 |
US11759485B2 (en) | 2018-06-14 | 2023-09-19 | Meiji Co., Ltd. | Composition for enhancing immune checkpoint blockade therapy |
JP2023176975A (ja) * | 2022-06-01 | 2023-12-13 | 国立大学法人信州大学 | 免疫賦活性マクロファージ誘導剤、癌微小環境改善剤、癌アポトーシス誘導剤及び免疫賦活性マクロファージ誘導方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3995733B2 (ja) | 2007-10-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN100378214C (zh) | 益生细菌:发酵乳杆菌 | |
CN1297653C (zh) | 包含戊糖乳杆菌菌株的组合物及其用途 | |
CN108624523B (zh) | 胚芽乳酸杆菌tci378及其于减脂及改善肠胃功能的应用 | |
JP2007518693A (ja) | 安定な液体プロバイオティクス組成物、その調製および適用 | |
CN111925961B (zh) | 一株植物乳杆菌Lp2及其应用 | |
CN112522134A (zh) | 一株凝结芽孢杆菌及其应用 | |
CN112625979B (zh) | 一种对抗幽门螺杆菌的干酪乳杆菌及其应用 | |
CN116083325B (zh) | 一种改善幽门螺杆菌相关性胃肠疾病的鼠李糖乳杆菌及其应用 | |
CN114774315B (zh) | 鼠李糖乳杆菌菌株LRa05在制备增强免疫力制品和/或缓解湿疹制品方面的用途 | |
JP4876262B2 (ja) | 抗炎症効果を有する新規植物性乳酸菌株、該菌株を用いた炎症性腸疾患又は慢性下痢症に対する予防及び治療剤、抑制剤並びに添加剤 | |
JPH0930981A (ja) | 免疫賦活組成物 | |
CN116970539B (zh) | 一种鼠联合乳杆菌、其组合物及用途 | |
CN111685255B (zh) | 一种增强免疫功能的益生菌固体饮料及其制备方法 | |
JP2013116089A (ja) | 抗ヘリコバクター・ピロリ効果を有する乳酸菌株、その乳酸菌株を含む抗ヘリコバクター・ピロリ剤、及びその乳酸菌株を含む飲食品 | |
CN111254087B (zh) | 一株具有增强免疫力功能的高黏附性能瑞士乳杆菌及其应用 | |
CN116445356B (zh) | 一种调节肠道菌群及增强免疫力的动物双歧杆菌乳亚种ba67及其应用 | |
CN117143767A (zh) | 可调节肠道菌群的母乳源发酵粘液乳杆菌msjk0025及其应用 | |
CN111743158A (zh) | 一种具有增强免疫功能的益生菌片剂及其制备方法 | |
RU2298032C2 (ru) | ШТАММ БАКТЕРИЙ Bacillus subtilis 1719-ПРОДУЦЕНТ АНТАГОНИСТИЧЕСКИ АКТИВНОЙ БИОМАССЫ В ОТНОШЕНИИ БОЛЕЗНЕТВОРНЫХ МИКРООРГАНИЗМОВ, А ТАКЖЕ ПРОТЕОЛИТИЧЕСКИХ, АМИЛОЛИТИЧЕСКИХ И ЛИПОЛИТИЧЕСКИХ ФЕРМЕНТОВ | |
KR20180070484A (ko) | 안정성이 증진된 유산균 및 이의 제조방법 | |
CN113462616A (zh) | 一株人源鼠李糖乳杆菌glr8及其制备方法 | |
CN116606761B (zh) | 一种能够缓解类风湿性关节炎的动物双歧杆菌乳亚种BLa19及其应用 | |
RU2142287C1 (ru) | Штаммы бактерий bacillus subtilis и bacillus licheniformis, используемые в качестве компонентов препарата против вирусных и бактериальных инфекций, и препарат на основе этих штаммов | |
RU2176668C1 (ru) | ШТАММ БАКТЕРИЙ LACTOBACILLUS ACIDOPHILUS N.V.EP 317/402 "НАРИНЭ" ТНСи, ИСПОЛЬЗУЕМЫЙ ПРИ ПРИГОТОВЛЕНИИ ЛЕЧЕБНО-ПРОФИЛАКТИЧЕСКИХ ПРЕПАРАТОВ ДЛЯ НОРМАЛИЗАЦИИ КИШЕЧНОЙ МИКРОФЛОРЫ | |
CN117159598B (zh) | 植物乳植杆菌Lp18在制备增强免疫的药物或保健食品方面的用途及产品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060124 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060324 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20060324 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070306 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070502 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20070502 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070731 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070801 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110810 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |