JPH0930973A - 腎炎治療もしくは予防薬 - Google Patents

腎炎治療もしくは予防薬

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JPH0930973A
JPH0930973A JP18254895A JP18254895A JPH0930973A JP H0930973 A JPH0930973 A JP H0930973A JP 18254895 A JP18254895 A JP 18254895A JP 18254895 A JP18254895 A JP 18254895A JP H0930973 A JPH0930973 A JP H0930973A
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JP
Japan
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mcaf
antibody
nephritis
rat
medicine
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JP18254895A
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English (en)
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Tsunaharu Matsushima
綱治 松島
Takashi Wada
▲たか▼志 和田
Masanobu Naruto
昌信 成戸
Kenji Harada
謙治 原田
Hideki Narimi
英樹 成見
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】単球走化活性化因子阻害剤を有効成分とす
る腎炎治療薬もしくは予防薬。 【効果】本発明によりこれまで既存薬では有効なものが
ない腎疾患、特に白血球、特に単球もしくはマクロファ
ージの浸潤、活性化を阻害することにより、特に、単球
走化活性化因子を阻害することを特徴とする腎炎の治療
および予防薬を提供することが可能となった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、白血球、特に単球
もしくはマクロファ−ジの浸潤、活性化を阻害する物
質、さらに詳細には単球走化活性化因子阻害剤を有効成
分とする、腎炎の治療もしくは予防薬に関する。
【0002】
【従来の技術】単球走化活性化因子(Macrophage Chemo
tactic Activating Factor、 以下MCAFという) はま
たMCP−1(Monocyte chemotactic protein-1 )や
GDCF(glioma-derived monocyte chemotactic facto
r)とも称され、アミノ酸76個からなる蛋白質であり、
4個のシステイン基を持つ。MCAFとMCP−1およ
びGDCFについてはその同定と遺伝子クローニングが
報告されている(K. Matsushima et al., J. Exp. Me
d., 169, 1485-1490, 1989. Y. Furutani et al.,Bioch
em. Biophys. Res. Commun., 159, 249-255, 1989. E.
R. Robinson et al.Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 86,
1850-1854, 1989. T. Yoshimura et al., FEBS Letter
s, 244, 487-493, 1989.Leonard, E.J. およびYoshimur
a, T. (1990)Immunology Today vol.11 97-101 )。以
下本発明ではMCP−1、GDCFを含めてMCAFと
略称する。
【0003】MCAFにはそのアミノ酸数とシステイン
残基の配置が類似した、CCケモカインファミリーの一
員である。CCケモカインファミリーはアミノ酸配列中
にシステインが2個つながる特徴を有する走化性を示す
生理活性物質(ケモカイン)として呼ばれている(N.Mu
kaida et al., Microbiol. Immunol. 36, 773-789, 199
2 )。CCケモカインはまたβケモカインとも呼ばれる
(Oppenheim et al.,Annual Rev. Immunol., 9, 617 19
91 )。CC−ケモカインファミリーは互いにアミノ酸
レベルで30%程度のホモロジ−を有し、4個のシステ
イン残基の位置が一致する一群の低分子量タンパク質の
総称である。MCAFの他に、このファミリ−に属する
他のタンパクとしては、ヒトではRANTES、LD7
8、ACT2、I−309、、MCP−2、MCP−3
などが、またマウスではJE、MIP−1α、MIP−
1β、TCA−3などがMCAFの構造的類縁体として
知られている。
【0004】MCAFは、生体内では単球およびマクロ
ファ−ジ、リンパ球といった血球系の細胞のほかに、線
維芽細胞、血管内皮細胞、平滑筋細胞、各種腫瘍細胞な
ど様々な細胞から、IL−1、TNF、IFN−γ、L
PSなどの刺激により産生されることが報告されてい
る。これら走化活性化因子は炎症関連の細胞が産生する
ことからも、炎症反応を担う重要な因子である。
【0005】腎炎は一般に治癒しにくい疾病であり、特
に慢性腎炎はこれといった治療法も少なく、予後も悪
い。腎炎の多くを糸球体腎炎が占め、その病因は腎糸球
体の異常であり、慢性腎炎のうち最も多いIgA 腎症もこ
の腎糸球体の異常が原因であるとされている。糸球体腎
炎の場合、腎糸球体が機能低下および機能不全を起こす
メカニズムは、腎糸球体における炎症反応であり、腎臓
の濾過装置である糸球体がこの炎症反応により障害を受
け、機能が低下もしくは停止してしまうこと、および炎
症反応が引き金となっておこる糸球体メサンギウム細胞
の異常増殖などが指摘されている。
【0006】また腎炎においてマクロファージの活性化
および糸球体部位への浸潤による障害が報告されており
(D.J.Nikolic-Paterson et al. Kidney International
suppl.45 79-82 1994)、マクロファージが炎症の患部に
遊走していく際にMCAFを初めとする走化活性因子が働い
ていることが判明している(D.Schlondorff Kidney Inte
rnational suppl.45 54-55 1995) 。
【0007】腎炎に対する薬物療法は、腎炎が炎症反応
のひとつであることから、対症療法的にはステロイド剤
をはじめとする抗炎症薬および免疫抑制薬が用いられて
いる。また、症状に応じて、抗血小板薬、抗凝固療法、
降圧薬が使用されている。特にステロイド剤を初めとす
る抗炎症薬は蛋白尿を軽減し、その中でもステロイド剤
や免疫抑制剤は優れた薬効を持つ。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ステロイド剤や免疫抑制薬は優れた効果を示すが副作用
が重篤であり、長期の服薬が必要とされる慢性腎炎にお
いては、特に臨床上重大な問題といえる。
【0009】本発明の目的は、これまで既存薬では有効
なものがない腎疾患、特に白血球、特に単球もしくはマ
クロファージの浸潤、活性化を特徴とする腎炎に対する
治療および予防薬を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決すべく、鋭意検討を重ねた結果、マクロファ−ジの
炎症患部への集積の阻害する物質、特に、MCAF阻害
剤が腎炎の治療効果をもつことを見出し、本発明を完成
した。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0012】本発明のマクロファ−ジの炎症患部への集
積を阻害する、特に、MCAFの産生を阻害することを
特徴とする薬剤、つまりMCAF阻害剤としては、MC
AFに結合してMCAFの作用を阻害するもの、MCA
F受容体に結合してMCAFの作用を阻害するもの、M
CAFの産生を抑制するものも本発明に含まれる。例え
ば、MCAF中和抗体およびMCAF阻害活性を持つ低
分子化合物が挙げられる。
【0013】MCAF中和抗体としては、ポリクロ−ナ
ルまたはモノクロ−ナル抗体いずれでもよく、好ましく
はヒトモノクローナル抗体が用いられる。例えば、特開
平6−205690号公報にあるヒトMCAF中和活性
を示すモノクローナル抗体ME120 抗体およびMI-446抗体
および特開平5−276986号公報にあるモノクロー
ナル抗体が挙げられる。なお、本発明実施例では、抗ヒ
トMCAF抗体はラットMCAFと交差反応しないこと
が判明しているので、すべて抗ラットMCAF抗体を用
いて行っている。
【0014】MCAF阻害活性を持つ低分子化合物のフ
ェニルエタノールアミンおよびその誘導体としては、カ
テコ−ルアミン及びその誘導体が含まれるが、そのほか
にも例えば特開平7−25757公報に記載の化合物が
含まれる。ホモピペラジン誘導体としては、ホモピペラ
ジン骨格を有する化合物であり、例えば、Brit.p
at.1,107,470号、US3,532,685
号明細書、特開平3−2144号公報、特開平7−14
5060号公報に挙げられたものを含む。
【0015】本発明治療剤は、他の成分としては、水や
有機溶剤の他に、薬学的に許容しうる一般的な医薬添加
物が選ばれる。もちろん添加物が無くとも本発明の目的
は達成される。そのような医薬添加物としては、コラ−
ゲン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、
カルボキシビニルポリマー、カルボキシメチルセルロー
スナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム、アルギン酸
ナトリウム、水溶性デキストラン、カルボキシメチルス
ターチナトリウム、ペクチン、メチルセルロース、エチ
ルセルロース、キサンタンガム、アラビアゴム、カゼイ
ン、ゼラチン、寒天、ポリエチレングリコール、ジグリ
セリン、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエチ
レングリコール、ワセリン、パラフィン、ステアリルア
ルコール、ステアリン酸、ヒト血清アルブミン(HS
A)、マンニト−ル、ソルビト−ル、ラクト−ス、医薬
添加物として許容され得る界面活性剤などがあげられ
る。実際の添加物は本発明治療剤の剤形に応じて上記の
中から適宜あるいは組み合わせて選ばれるが、もちろん
これらに限定するものではない。
【0016】本発明はまた、MCAFと他の薬剤、生物
学的製剤や合成医薬製剤などとの、同時もしくは逐次的
併用投与をも包含する。他の薬剤としては、抗炎症薬や
抗アレルギー薬、抗血小板薬、抗腫瘍薬、高脂血症薬あ
るいは本発明の目的である活性を増強もしくは補助する
ような薬剤の中から選ばれる。
【0017】投与方法としては、特に限定するものでは
ない。本発明の目的から局所投与や全身投与から適宜選
択される。局所投与形態として外用剤、局所注射剤など
が好適に実施し得る。外用剤としては、軟膏、ゲル、ク
リ−ム、乳液、液剤などの塗布剤、テープ剤、パッチ剤
などの貼付剤、あるいはスプレー剤、粉剤などの噴霧剤
から選択される。全身投与剤としては注射剤や、各種担
体を利用した徐放性投剤から適宜選ばれる。
【0018】有効投与量としては、1日につき体重1k
g当たり0.001mgから1000mgの範囲で選ば
れる。好適には体重1kg当たり0.01mgから10
mgの範囲で選ばれる。前述の投与量は症状によっても
異なり、これらの値に限定されるものでは勿論ない。投
与回数としては通常1日1ないし2回、もしくは2ない
し数日に1回の範囲で選ばれるが、これに限定されるも
のではない。
【0019】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明する。もちろんこれによって本発明が制限されるも
のではない。
【0020】実施例1. ラットMCAFに対するポリクローナル抗体の作製:免
疫原となるラットMCAFは遺伝子組換え体により調製
した。これをヤギ背部皮下にフロイント完全アジュバン
トとともに免疫し、これを2週間おきに4回繰り返し
た。最後の免疫から4 日目にヤギ末梢血から血清を採取
した。
【0021】採取した血清を硫安沈殿、DEAEイオン交換
クロマトグラフイー、プロテインAアフィニティーカラ
ムの順で精製を行い、抗ラットMCAFポリクローナル
抗体とした。ポリクローナル抗体の中和活性はヒト探求
由来細胞株THP-1細胞によるカルシウム流入の阻害実験
およびウサギ末梢血リンパ球の遊走阻害試験により確認
した。
【0022】その結果を図1及び2にそれぞれ示す。こ
れらの結果より、抗ラットMCAFポリクローナル抗体
はTHP-1細胞におけるMCAFによって惹起されるカルシウ
ム流入、およびMCAFに対するリンパ球の遊走を抑制する
中和抗体であることが判明した。
【0023】実施例2. 抗ラット糸球体基底膜抗体によるラット腎炎モデルにお
ける効果:抗ラット糸球体基底膜抗体はラット腎臓より
調製し、フロイントの完全アジュバントとともにウサギ
に数回免疫し、その血清を採取することにより行った。
腎炎発症ラットはWKY ラットを用いた。WKY ラットにウ
サギ抗ラット糸球体基底膜抗体を尾静脈より投与し、同
時に抗ラットMCAFポリクローナル抗体、もしくはコ
ントロール抗体を尾静脈より投与した。
【0024】尿蛋白は、抗基底膜抗体投与の一日前から
試験動物を蓄尿ケージに入れ、24時間分の尿を採取し、
蛋白量を測定した。同様に、抗基底膜抗体投与後3 日目
および6 日目についてもその24時間前から蓄尿を行い、
尿中蛋白量を測定した。
【0025】腎臓に浸潤した単球もしくはマクロファー
ジについては、組織凍結切片を作製し、ED-1(BMA Biome
dicals Switzerland) により染色し数えた。
【0026】以上より、抗ラットMCAF抗体は、ラッ
ト実験腎炎モデルにおいて尿蛋白の抑制(図3)および
臓器浸潤細胞の抑制効果(図4) があることが判明し
た。
【0027】
【発明の効果】本発明によりこれまで既存薬では有効な
ものがない腎疾患、特に白血球、特に単球もしくはマク
ロファージの浸潤、活性化を特徴とする腎炎の治療およ
び予防薬を提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】抗ラットMCAF抗体のカルシウム流入抑制実
験。THP-1 細胞にラットリコンビナントMCAFを作用
させ、カルシウム流入を惹起させる。抗ラットMCAF
抗体はMCAFと同時に細胞に共存させ、そのカルシウ
ム流入の抑制を観察した。
【図2】抗ラットMCAF抗体の細胞遊走抑制試験。48
穴ケモタクティックチャンバーの下室にラットリコンビ
ナントMCAFを入れる。コントロール以外の下室には
抗ラットMCAF抗体をそれぞれの濃度にて共存させて
ある。ポリカーボネートメンブレンをはさんだ上室には
ウサギ末梢血リンパ球浮遊液を入れる。37℃90分間、5%
CO2 下にて培養し、メンブレンの下側に遊走してきた細
胞数をディフクイック染色にて検鏡下計測した。
【図3】ラット糸球体腎炎における尿蛋白の抑制実験。
抗ラット糸球体基底膜抗体を投与し、またさらに抗ラッ
トMCAF抗体もしくはコントロール抗体をそれぞれ尾
静脈投与を行った。採尿は抗基底膜抗体投与の前日から
24時間の蓄尿により尿中タンパクを測定した。また、抗
基底膜抗体投与の3日後および6日後についてもその測
定の前日から蓄尿を行い、尿蛋白量を測定した。
【図4】臓器浸潤細胞。抗糸球体基底膜抗体投与から3
日目のラットおよび6日目のラットの腎臓から凍結切片
を作製し、抗ラット単球・マクロファージ抗体であるED
-1抗体によって染色しその浸潤細胞数を計測した。コン
トロールは健常ラットの腎組織である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成見 英樹 神奈川県鎌倉市手広1111番地 東レ株式会 社基礎研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単球走化活性化因子阻害剤を有効成分とす
    る腎炎治療薬もしくは予防薬。
  2. 【請求項2】単球走化活性化因子阻害剤が、単球走化活
    性化因子中和抗体である請求項1記載の腎炎治療薬もし
    くは予防薬。
  3. 【請求項3】単球走化活性化因子阻害剤が、フェニルエ
    タノールアミンおよびその誘導体である請求項1記載の
    腎炎治療薬もしくは予防薬。
  4. 【請求項4】単球走化活性化因子阻害剤が、ホモピペラ
    ジン誘導体である請求項1記載の腎炎治療薬もしくは予
    防薬。
JP18254895A 1995-07-19 1995-07-19 腎炎治療もしくは予防薬 Pending JPH0930973A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009263396A (ja) * 1998-02-27 2009-11-12 Trustees Of The Univ Of Pennsylvania ワクチン、免疫療法剤およびそれらの使用法
WO2024080777A1 (ko) * 2022-10-12 2024-04-18 주식회사 대웅제약 신장염의 예방 또는 치료용 약학적 조성물

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