JPH09309595A - カプセル化液の移送方法 - Google Patents

カプセル化液の移送方法

Info

Publication number
JPH09309595A
JPH09309595A JP8124463A JP12446396A JPH09309595A JP H09309595 A JPH09309595 A JP H09309595A JP 8124463 A JP8124463 A JP 8124463A JP 12446396 A JP12446396 A JP 12446396A JP H09309595 A JPH09309595 A JP H09309595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
liquid
monomer
water
encapsulated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8124463A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihisa Takahashi
邦壽 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP8124463A priority Critical patent/JPH09309595A/ja
Publication of JPH09309595A publication Critical patent/JPH09309595A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)
  • Devices For Dispensing Beverages (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロカプセル化液をポンプで移送する際
に、カプセル化された粒子が破壊されない移送方法を提
供する。 【解決手段】 移送用ポンプとしてターボポンプを用い
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、界面重合法により
マイクロカプセル化して得られたカプセル化液の移送方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】色素前駆物質を含むカーボン不含複写
紙、農薬及び香料等の分野においては、効力や性能を望
ましい時期(例えば農薬の場合、濃度調整後に散布され
た農薬と害虫とが接触するとき)に発揮させるために、
これら成分の表面を膜物質で被覆したカプセルの形態に
して、必要な時にカプセル内部の成分が放出されるよう
に製剤されている。例えば農薬のような芯物質をマイク
ロカプセル化するときは、水不溶性モノマーと芯物質を
含む混合液を分散剤又は乳化剤を含む水に分散又は乳化
させた状態で、前記水不溶性モノマーと、これと反応し
得る官能基を有するモノマーとを油相と水相の界面で反
応させる界面重合法によりカプセル化される。又、例え
ば、カーボン不含複写紙の製造のために用いられる色素
前駆物質(トリフェニルメタン化合物、ジフェニルメタ
ン化合物及びキサンテン化合物など)は、溶媒(塩素化
ジフェニルや塩素化パラフィンなど)や水不溶性モノマ
ーと共に混合した状態で水に水中油滴型に分散せしめ、
次いでこの分散系に、水不溶性モノマーと反応し得る官
能基を有するモノマーを添加し、両モノマーを水相と油
相の界面で反応せしめてマイクロカプセル化される。こ
のようにして得られたカプセル化液は通常、前記分散
剤、乳化剤や必要に応じて添加される増粘剤等を含んだ
粘度の高いスラリーである。そして、得られたカプセル
化液を出荷等の目的で充填するために、別の容器に移送
するときや、出荷後に需要家が、製品容器から散布等の
目的で使用される他の容器へ移送するとき、移送手段と
してポンプが用いられている。カプセル化液を移送する
ポンプとしては、粘度による性能逓減がより少ない歯車
ポンプ等の回転ポンプが用いられている(例えば、特公
平7−16585 号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、歯車ポ
ンプ等の回転ポンプを用いてカプセル化液を移送する
と、カプセル化された粒子が破壊されてしまい、製品価
値が低下するという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記問題点
を解決すべく鋭意研究した結果、マイクロカプセル化液
の移送用のポンプとして特定のポンプを用いると、カプ
セル化された粒子の破壊が抑制されることを見いだし
て、本発明を完成した。即ち、本発明は、マイクロカプ
セル化液をポンプで移送するに際し、ポンプとしてター
ボポンプを用いることを特徴とするカプセル化液の移送
方法である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に適用されるカプセル化液としては、例えば、分
散剤又は乳化剤を含む水溶液と芯物質(芯物質が固体の
場合は有機溶媒に溶解して使用)に混合した水不溶性モ
ノマー(モノマーaという)とを攪拌して得た水中油滴
型の分散液又は乳化液を、さらに、油相と水相の界面で
モノマーaと該モノマーaと反応し得る官能基を有する
モノマー(以下、モノマーbという)を反応させてマイ
クロカプセル化されたカプセル化液等が挙げられる。こ
のような界面重合法によるマイクロカプセル化自体は、
例えば特開昭58−144304号公報、特開昭59−5007号公報
(特公平5−36201 号公報)及び特開昭62−161706号公
報(特公平6−92282 号公報)等で公知である。
【0006】上記芯物質としては、例えば農薬、香料及
び色素前駆物質等が挙げられる。具体的には農薬とし
て、例えばO,O−ジメチル−O−(3−メチル−4−
ニトロフェニル)フォスホロチオエート(以下、フェニ
トロチオンという)、O,O−ジメチル−O−(4−シ
アノフェニル)フォスホロチオエート及び2−メトキシ
−4H−1,3,2−ベンゾジオキサホスホリン−2−
スルフィド等が挙げられる。又、色素前駆物質として、
例えばCrystal Violet Lactoneやマラカイト・グリーン
・ラクトン等のトリフェニルメタン化合物、4,4'- ビス
−ジメチルアミノ-ベンズヒドリルエーテルやN-ハロゲ
ノフェニル- ロイカウラミン(leucauramine)等のジフェ
ニルメタン化合物、N-ベンゾイルロイコ- メチレンブル
ーやo-クロロベンゾイルロイコ- メチレンブルー等のチ
アジン化合物、3-メチル-2,2'-スピロ−ビス−〔ベンゾ
(f) クロームス(chromes) 〕等のスピロ化合物及びロー
ダミン−β−(p- ニトロアニリン)-ラクタムやローダミ
ン−β−(p- クロロアニリン)-ラクタム等のキサンテン
化合物等が挙げられる。さらに、香料として、例えばア
ニスアルコールやシンナミルアルコール等のアルコール
化合物、アニスアルデヒドやシトロネラール等のアルデ
ヒド化合物、ジャスモンやムスコン等のケトン化合物、
酢酸ゲラニルやサリチル酸メチル等のエステル化合物、
サフロールやオイゲノール等のフェノールエーテル化合
物、クマリンなどのクマリン化合物、p−オキシアニソ
ールなどのキノン化合物及びアニス酸やケイ皮酸等の有
機酸化合物等が挙げられる。
【0007】モノマーaとしては、例えば、官能基とし
て−COCl、−NCO又は−SO 2 Clを2個以上有
する化合物等が挙げられる。これらのモノマーaとして
例えば−NCOを2個以上有する化合物を示すと、トル
エンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト、トルエンジイソシアネートとトリメチロールプロパ
ンとの付加物、ヘキサメチレンジイソシアネートの自己
縮合物、1,4-テトラメチレン- ジイソシアネート、1,12
- ドデカン- ジイソシアネート、シクロブタン-1,3- ジ
イソシアネート、シクロヘキサン-1,3- ジイソシアネー
ト、シクロヘキサン-1,4- ジイソシアネート、1−イソ
シアネート-3,3,5- トリメチル−5−イソシアネートメ
チル−シクロヘキサン、2,4-ヘキサ−ヒドロ−トルイレ
ン−ジイソシアネート、ジフェニレン-2,4'-ジイソシア
ネート、ナフタレン−1,5'- ジイソシアネート、トリフ
ェニルメタン−4,4',4"-トリイソシアネート、ポリフェ
ル−ポリメチレン−ポリイソシアネート、m−イソシア
ネートフェニル−スルホニル−イソシアネート等の脂肪
族、環式脂肪族、芳香脂肪族、芳香族及び複素環族のポ
リイソシアネートが挙げられる。
【0008】モノマーbとしては、例えば、官能基とし
て−NH2 又は−OHを2個以上有する化合物等が挙げ
られる。−OHを2個以上有する化合物を示すと、例え
ばエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレ
ングリコール、ヘキサンジオール、ヘプタンジオール、
ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、グ
リセリン、レゾルシン、ハイドロキノン等の脂肪族及び
芳香族のポリオールが挙げられる。又、−NH2 を2個
以上有する化合物を示すと、例えばエチレン−(1,
2)−ジアミン、ビス(3−アミノプロピル)−アミ
ン、ヒドラジン、ヒドラジン−(2)−エタノール、ビ
ス(2−メチルアミノエチル)メチルアミン、1,4−
ジアミノシクロヘキサン、3−アミノ−1−メチルアミ
ノプロパン、N−ヒドロキシ−エチル−エチル−エチレ
ン−ジアミン、N−メチル−ビス−(3−アミノプロピ
ル)−アミン、1,4−ジアミノ−n−ブタン、1,6
−ジアミノ−n−ヘキサン、エチレン−(1,2)−ジ
アミン−N−エチル−スルホン酸アルカリ金属塩、1−
アミノエチレン−(1,2)−ジアミン、(ビス−N,
N’−アミノエチル)−エチレン−(1,2)−ジアミ
ン等の脂肪族の、第一又は第二ポリアミンが挙げられ
る。
【0009】モノマーbとして例えば−OHを2個以上
有する化合物を用いる場合には、官能基として−NCO
を2個以上有するモノマーaと芯物質との混合液を、分
散剤又は乳化剤を含む水に分散又は乳化させた状態で、
上記モノマーbを添加することにより、モノマーaとモ
ノマーbを界面で反応させて、ポリウレタンを膜物質と
したマイクロカプセルを得ることができる。又、モノマ
ーbとして例えば−NH2 を2個以上有する化合物を用
いる場合には、芯物質を官能基として−NCOを2個以
上有するモノマーaと共に混合した状態で水中油滴型に
分散させ、次いでこの分散系にモノマーbを加えて、モ
ノマーbと前記モノマーaを界面で反応させて、ポリウ
レアを膜物質としたマイクロカプセルを得ることができ
る。かかるモノマーb及びモノマーaの反応により得ら
れるポリアミド、ポリウレタン、ポリエステル、ポリス
ルホンアミド、ポリウレア及びポリスルフォネート等の
ポリマーにより芯物質が被覆されてマイクロカプセルが
形成される。界面重合は通常、室温又は室温よりも高め
られた温度で、回分法又は連続法により行われるが、重
合速度が速い場合は連続法が好ましく、重合速度が遅い
場合は回分法が好ましい。
【0010】界面重合の前段階の分散又は乳化は、公知
の装置、例えばT.K.オートホモミキサー及びホモミック
ラインフロー(いずれも特殊機化工業株式会社製の分散
機)等の、好ましくは連続分散機、特に好ましくは高速
回転強剪断型攪拌連続分散機を用いて、例えば、モノマ
ーaと油状の芯物質からなる油相、又は固体状の芯物
質、モノマーa及び疎水性有機溶媒(例えばキシレン、
トルエン等の芳香族炭化水素類や、塩素化ジフェニル、
塩素化パラフィン等の塩素化炭化水素類や、綿実油、落
花生油等の植物油や、n−ヘキサン、n−ヘプタン等の
脂肪族炭化水素類や、メチルエチルケトン、シクロヘキ
サノン等のケトン類や、フタル酸ジエチル、酢酸n−ブ
チル等のエステル類から選ばれる有機溶媒等)からなる
油相と、例えば、公知の分散剤(アラビアガム等の天然
多糖類、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロー
ス等の半合成多糖類及びポリビニルアルコール等の合成
高分子等)を添加した水、好ましくはイオン交換水から
なる水相とを、例えば、水中油滴型に分散又は乳化させ
ることにより、行われる。分散又は乳化の際に、攪拌翼
の回転数、翼の径及び油相や水相等のフィード量等を適
宜調節することにより、所望の径の油滴が得られる。芯
物質として農薬を用いる場合を例にあげると、マイクロ
カプセルの好ましい平均粒径は80μm以下であり、当該
平均粒径と後述する膜厚との比は好ましくは20〜400 で
ある。又、マイクロカプセルの膜厚は用いるモノマーの
量により調節することができるが、農薬を例にあげる
と、好ましい膜厚は0.1 〜1μmである。
【0011】以上述べた方法により得られたカプセル化
液は、カプセル化された粒子が輸送又は貯蔵中に沈降す
ることを防ぐ目的で、公知の増粘剤、例えばザンタンガ
ム、ローカストビーンガム等の天然多糖類や、ポリアク
リル酸ソーダ塩等の合成高分子や、マグネシウム・アル
ミニウムシリケイト等の鉱物微粉末等を添加することに
より、粘度をさらに高めてもよい。マイクロカプセル化
液の粘度は通常約1000〜約10000cp の範囲である。
【0012】マイクロカプセル化液の移送用のポンプと
して用いられるターボポンプとしては、例えば「改訂二
版 化学装置便覧」(丸善株式会社 平成元年3月30
日発行)の第721 頁の表18・1 等に記載されている、遠
心ポンプ、斜流ポンプ及び軸流ポンプ等が挙げられる。
好ましいターボポンプとしては、例えば遠心ポンプ又は
斜流ポンプ等が挙げられるが、遠心ポンプがより好まし
い。遠心ポンプの中でも渦巻きポンプが特に好ましい。
本発明で用いられるターボポンプとして具体的には、例
えば、「化学装置機械実用ハンドブック」(株式会社
朝倉書店 昭和49年3月30日 5版発行)の第589
頁図19.53 及び19.54 等に記載のポンプ(これらのポン
プは各々、図2及び図3に記載した)や、セミオープン
インペラー型の住友KF型ソリッドポンプ(新日本造機株
式会社製で、図1に記載した)等が挙げられる。
【0013】
【発明の効果】本発明の方法によれば、マイクロカプセ
ル粒子の破壊が抑制され、製品価値を低下させることな
く、マイクロカプセル化液を移送することができる。
【0014】
【実施例】次に実施例等を挙げて本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明はこれらの例により何ら限定され
るものではない。
【0015】参考例1 下記製造例に準拠して、フェニトロチオンのマイクロカ
プセルを製造した。次いで、増粘剤としてローカストビ
ーンガムを添加して粘度を約2000cp迄高めることによ
り、カプセル化液を得た。フェニトロチオンのマイクロカプセルの製造例 スミジュールL(住友バイエルウレタン株式会社製の多
官能性イソシアネート)60gをフェニトロチオン20
0gに加え、均一な溶液になるまで攪拌した。得られた
溶液を、5重量%アラビアガムを乳化分散剤として含む
水溶液350g中に加えて常温下で微小液滴になるまで
T.K.オートホモミクサー(特殊機化工業株式会社製)を
用いて、数分間攪拌した。回転数は6000r.p.m であっ
た。次いで、エチレングリコール10gを乳化分散系中
に滴下した。その後、60℃の恒温槽中で24時間緩や
かに攪拌しながら重合反応させて、マイクロカプセル化
物の分散液を得た。これに水を加えて、有効成分濃度2
0重量%のフェニトロチオンカプセルのスラリーを得
た。得られたマイクロカプセルの平均粒径は20μm、
膜厚は0.79μmであった。
【0016】実施例1 図1に記載のセミオープンインペラー型のポンプ(住友
KF型ソリッドポンプ、容量130L/分、新日本造機株式会
社製)を、参考例1で得たカプセル化液を入れた槽に図
4のように接続して、カプセル化液を循環させた。カプ
セル化液を60回循環させても、マイクロカプセルの破
壊は認められなかった。尚、破壊されないで残存してい
るマイクロカプセルの保持率は、参考例1のカプセル化
液を濾過、洗浄することにより得られた固体中のフェニ
トロチオン濃度(X0)と、20、40及び60回循環後のカプセ
ル化液を濾過、洗浄することにより得られた固体中のフ
ェニトロチオン濃度(Xn)とを、液体クロマトグラフィー
で各々測定し、次式により算出した。
【0017】
【数1】保持率(%)=100・Xn・(1/X0
【0018】結果を、下記比較例1及び2の結果と合わ
せて、図5に示した。
【0019】比較例1及び2 セミオープンインペラー型のポンプに代えて各々、図6
に示すバイデル型のポンプ(株式会社バイデル製、型番
VLN-1-OV)及びウルリッヒ型のポンプ(富永物産株式会
社製、型式110H)を用いる以外は、実施例1と同様にし
てカプセル化液を循環させた。図5から明らかなよう
に、いずれの場合も、循環回数に反比例して、マイクロ
カプセルの保持率は低下した。
【0020】実施例2 実施例1で用いたポンプにより、参考例1で得たカプセ
ル化液を、複数の大型ドラム缶に充填した。充填後のカ
プセル化液をサンプリングして、実施例1と同様にして
マイクロカプセルの破壊の有無を調べたが、破壊は認め
られなかった。
【0021】実施例3 野外散布するために、実施例2で得たカプセル化液を充
填したドラム缶から、セミオープンインペラー型のポン
プを用いてカプセル化液を全量、別の複数のドラム缶に
移送し、移送された液を水で12.5倍希釈した。水で希釈
する前のカプセル化液をサンプリングして、実施例1と
同様にしてマイクロカプセルの破壊の有無を調べたが、
破壊は認められなかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いるターボポンプの一例の略図
【図2】本発明で用いるターボポンプの他の例の略図
【図3】本発明で用いるターボポンプの別の例の略図
【図4】本発明の方法の模擬図
【図5】循環回数とマイクロカプセルの保持率との関係
を表す図
【図6】従来の方法で用いられていたポンプの略図
【符号の説明】
1 吸込口 2 吐出口 3 ケーシング 4 羽根車 5 バルブ 6 ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 53/30 B65G 53/30 Z F04D 7/04 F04D 7/04 F // A01N 25/28 A01N 25/28 B01J 13/16 C11B 9/00 Z C11B 9/00 B01J 13/02 D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロカプセル化液をポンプで移送する
    に際し、ポンプとしてターボポンプを用いることを特徴
    とするカプセル化液の移送方法。
  2. 【請求項2】マイクロカプセル化液が、芯物質と水不溶
    性モノマーを含む油相と、水相からなる水中油滴型の分
    散液又は乳化液の両相の界面で、該水不溶性モノマー
    と、これと反応し得る官能基を有するモノマーを反応さ
    せてマイクロカプセル化せしめたものである請求項1に
    記載の移送方法。
  3. 【請求項3】ターボポンプが、遠心ポンプである請求項
    1又は2に記載の移送方法。
  4. 【請求項4】遠心ポンプが、渦巻きポンプである請求項
    3に記載の移送方法。
JP8124463A 1996-05-20 1996-05-20 カプセル化液の移送方法 Pending JPH09309595A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8124463A JPH09309595A (ja) 1996-05-20 1996-05-20 カプセル化液の移送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8124463A JPH09309595A (ja) 1996-05-20 1996-05-20 カプセル化液の移送方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09309595A true JPH09309595A (ja) 1997-12-02

Family

ID=14886153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8124463A Pending JPH09309595A (ja) 1996-05-20 1996-05-20 カプセル化液の移送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09309595A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006199904A (ja) * 2004-03-11 2006-08-03 Sanyo Chem Ind Ltd 熱膨張性マイクロカプセルの製造方法及び中空樹脂粒子の製造方法
WO2020194910A1 (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 富士フイルム株式会社 マイクロカプセル、マイクロカプセル組成物、柔軟剤及び洗剤
WO2020195132A1 (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 富士フイルム株式会社 香料マイクロカプセル、香料マイクロカプセル組成物、柔軟剤及び洗剤

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006199904A (ja) * 2004-03-11 2006-08-03 Sanyo Chem Ind Ltd 熱膨張性マイクロカプセルの製造方法及び中空樹脂粒子の製造方法
WO2020194910A1 (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 富士フイルム株式会社 マイクロカプセル、マイクロカプセル組成物、柔軟剤及び洗剤
WO2020195132A1 (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 富士フイルム株式会社 香料マイクロカプセル、香料マイクロカプセル組成物、柔軟剤及び洗剤

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1103540C (zh) 含生物活性化合物悬浮液的微囊
US4285720A (en) Encapsulation process and capsules produced thereby
US5342556A (en) Microcapsules made of isocyanates with groups containing polyethylene oxide
JP2676082B2 (ja) ゴキブリ防除用マイクロカプセル剤
US4409201A (en) Pressure-resistant microcapsules with a polyamide shell and a polyurethane-polyurea inner mass and process for their manufacture
US4643764A (en) Multiple types of microcapsules and their production
JPH0568300B2 (ja)
JPS585697B2 (ja) カプセル化方法
BG64638B1 (bg) Микрокапсули, отделящи под действието на киселина
JPH09100469A (ja) 色可変マイクロカプセルおよびそれを含有する分散液
US4900551A (en) Method for preventing termites and microencapsulated organophosphorus termite controlling composition
JPH09309595A (ja) カプセル化液の移送方法
EP0148769B1 (en) Process for producing multiple types of microcapsules
JP3759787B2 (ja) 揮散性物質内包マイクロカプセルおよびその分散液
AU711024B2 (en) Insecticidal composition and method of preparation
JP3592403B2 (ja) 揮散性物質内包マイクロカプセル分散液の製法および揮散性物質内包マイクロカプセルの製法
JPH1059811A (ja) 白蟻防除剤含有分散液
EP0686425B1 (en) Process for producing microcapsule of hydrophobic drug
WO1991017822A1 (en) Microcapsule and method of making the same
JP2962740B2 (ja) 懸濁状マイクロカプセル製剤
JP3499047B2 (ja) 揮散性物質内包マイクロカプセル分散液の製法および揮散性物質内包マイクロカプセルの製法
EP0126583A1 (en) Coacervation process for microencapsulation and microcapsules prepared by such coacervation process
JPH0683784B2 (ja) マイクロカプセルの製造方法
KR100200942B1 (ko) 휘산성 물질을 내포하고 있는 마이크로 캡슐 및 그 분산액 및 그 제법
CN1104839C (zh) 杀节肢动物涂料