JPH09308710A - アイアンゴルフクラブセット - Google Patents
アイアンゴルフクラブセットInfo
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- JPH09308710A JPH09308710A JP8130339A JP13033996A JPH09308710A JP H09308710 A JPH09308710 A JP H09308710A JP 8130339 A JP8130339 A JP 8130339A JP 13033996 A JP13033996 A JP 13033996A JP H09308710 A JPH09308710 A JP H09308710A
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- distance
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Abstract
定の飛距離が得られるように距離(L) を設定して構成し
たアイアンゴルフクラブセットを提供することを目標と
するものである。 【解決手段】 各番手のクラブヘッド1のロフト角度α
と、各番手のクラブヘッド1の重心Gからリーディング
エッジ1aに平行で、かつシャフト軸線XーXを含む平
面までの距離Lとの関係が、略直線的となるように相関
性を持たせ、各番手クラブのロフト角度に応じた弾道及
び飛距離が、一定のバラツキの範囲内に入るように統一
性を持たせて構成した。
Description
クラブセットに係わり、更に詳しくは各クラブヘッドの
ロフト角度に応じた弾道及び飛距離が、一定のバラツキ
の範囲内に入るように統一性を持たせるように構成した
アイアンゴルフクラブセットに関するものである。
例えば、図4に示すように、右打ち用のアイアンクラブ
ヘッド1をトウ側から見た側面図において、(G)はク
ラブヘッド1の重心、一点鎖線はシャフト軸線XーX、
実線は基準線P−Pを示しており、前記クラブヘッド1
の重心(G)とシャフト軸線XーXは投影され、図4の
側面図上に示されている。
おいて、クラブヘッド1のフェース面2と一点鎖線のシ
ャフト軸線XーXとのなす角度(α)はロフト角度、シ
ャフト軸線XーXと基準線P−Pとのなす角度(β)は
90 度であり、また(L)は、クラブヘッド1の重心
(G)から、リーディングエッジ1aに平行かつシャフ
ト軸線XーXを含む平面までの距離を表している。
は、図4が左右反転形になるが、ロフト角度(α),シ
ャフト軸線XーXと基準線P−Pとのなす角度(β),
重心までの距離(L)の示す位置は同じである。ところ
で、前記距離(L)は、クラブヘッド1のスイング中の
シャフトのしなりに影響し、前記距離(L)が大きい程
シャフトは目標方向にしなろうとする力が働く。そのた
め同じロフト角度(α)で、その他のクラブ特性が同じ
クラブでも、前記距離(L) が違えばボールの打ち出し角
度、飛距離に影響をおよぼす。
トにおけるロフト角度(α)と前記距離(L) の関係を示
すグラフ説明図である。従来例1は、最近のアイアンゴ
ルフクラブセットの一例を示し、従来例2は、一世代前
のアイアンゴルフクラブセットの一例を示している。
セットのロフト角度(α)は、PW(ピッチングウェッ
ジ),SW(サンドウェッジ)を除き、15°〜45°
の範囲に設計され、またクラブヘッド1の重心(G)か
ら、リーディングエッジ1aに平行かつシャフト軸線X
ーXを含む平面までの距離(L)は、5mm〜15mmの範囲
で設計され、更にアイアンゴルフクラブの形状の都合
上、ロフト角度(α)が大きい番手になるにしたがっ
て、前記距離(L) は大きくなる傾向にあり、グラフは全
体的に右上がりになる。即ち、従来のアイアンゴルフク
ラブセットの場合、管理して設計されていないがゆえ
に、バラツキを持ちながら大きくなる傾向になる。
トでは、ロフト角度(α)については綿密に管理して設
定されていたが、前記距離(L) については管理して設定
されていないのが現状である。この結果、せっかくロフ
ト角度(α)を一定の間隔に設定したにもかかわらず、
前記距離(L) を管理して設定していないがために、各番
手クラブのロフト角度に応じた弾道、所定の飛距離が得
られないという現象が、少なからず起こっていた。
案出されたもので、各番手クラブのロフト角度に応じた
弾道、所定の飛距離が得られるように距離(L) を設定し
て構成したアイアンゴルフクラブセットを提供すること
を目標とするものである。
成するため、各番手のクラブヘッドのロフト角度と、各
番手のクラブヘッドの重心からリーディングエッジに平
行で、かつシャフト軸を含む平面までの距離との関係
が、略直線的となるように相関性を持たせ、各番手クラ
ブのロフト角度に応じた弾道及び飛距離が、一定のバラ
ツキの範囲内に入るように統一性を持たせて構成したこ
とを要旨とするものである。
のロフト角度をx軸、クラブヘッドの重心から、リーデ
ィングエッジに平行で、かつシャフト軸を含む平面まで
の距離(L) をy軸とした場合、x軸−y軸の座標上に各
クラブ番手毎のロフト角度と距離(L) とをプロットし、
このプロットされた点の内、 15 °≦x≦ 45 °の全て
の点が、 -0.2 ≦a≦ 0.3、 -2 ≦b≦ 24 なるy=a
x+b、y=ax+b+1、x= 15 °、x= 45 °の
4直線によって囲まれる範囲内に、各番手のクラブヘッ
ドが含まれるように構成するものである。
≦x≦ 45 °の全ての点が、a>0の場合、ロフト角度
が大きい点ほど前記距離(L) が大きいか、若しくは同じ
値に設定すると共に、a<0の場合、ロフト角度が大き
い点ほど前記距離(L) が小さいか、若しくは同じ値にな
るように設定するものである。この発明は上記のように
構成され、クラブのロフト角度の応じた弾道、所定の飛
距離が基本的にフルスイング時に得られるようにするこ
と、アイアンクラブの実用的なロフト角度を考えると、
ロフト角度 15 °から 45 °の範囲、つまり、x軸−y
軸の座標上において、x= 15 °、x= 45 °の2直線
間の範囲となるように設定するものである。
°の範囲とした理由は、ロフト角度(α)が 15 °未満
の番手は、アイアンクラブとして実用的ではなく、また
ロフト角度(α)が、 45 °を超えた番手は、主にPW
(ピッチングウェッジ),SW(サンドウェッジ)のフ
ルスイングより、コントロールショット、アプローチシ
ョットに使われるためである。
手プロットした点の内、 15 °≦x≦ 45 °の全ての点
が、 -0.2 ≦a≦ 0.3、 -2 ≦b≦ 24 なるy=ax+
b、y=ax+b+1、x= 15 、x= 45 の4直線に
よって、囲まれる範囲内に含まれるようにすることが、
各番手クラブのロフト角度に応じた弾道、所定の飛距離
が得られるものである。
明の実施形態を説明する。なお、従来例と同一構成要素
は、同一符号を付して説明は省略する。図1,図2,図
3は、ロフト角度(α)と前記距離(L) の関係を示すア
イアンゴルフクラブセットのグラフ説明図であって、図
1に示したアイアンゴルフクラブセットは、平均的なヘ
ッドスピードのゴルファー向けのアイアンゴルフクラブ
セットの1実施形態,図2に示したアイアンゴルフクラ
ブセットは、ヘッドスピードの速いゴルファー向けのア
イアンゴルフクラブセットの1実施形態,図3に示した
アイアンゴルフクラブセットは、従来のアイアンゴルフ
クラブセットに比べてロングアイアンからミドルアイア
ンを上がりやすくしたアイアンゴルフクラブセットの1
実施形態を示している。
をロフト角度(α)が大きい番手になるにしたがって順
次大きくなるように設定したものである。図2に示した
実施例2では、前記距離(L) を図1に示した実施例1に
比べて全体的に小さく設定し、ヘッドスピードが速く、
シャフトをよりしならせることが出来るゴルファーに対
応させたものである。
をロフト角度(α)が小さい番手になるにしたがって順
次大きくなるように設定し、ロフト角度(α)が小さい
番手においても、ロフト角度を生かした弾道が得られる
ようにしたものである。図1,図2,図3に示した各実
施形態ともに、各番手プロットした点の内、ロフト角度
(α) 15 °≦x≦ 45 °の全ての点が、 -0.2 ≦a≦
0.3、 -2 ≦b≦ 24 なるy=ax+b、y=ax+b
+1、x= 15 °、x= 45 °の4直線によって囲まれ
る範囲内、図1、図2、図3において、実線で示された
平行四辺形内に含まれていることが分かる。
ゴルフクラブセットを各番手プロットした点の内、ロフ
ト角度(α) 15 °≦x≦ 45 °の全ての点が、前記範
囲内に含まれるような変数a、bの組合せが、実用的な
アイアンゴルフクラブセットがとりうる -0.2 ≦a≦
0.3、 -2 ≦b≦ 24 の範囲において1つ以上あれば、
そのアイアンゴルフクラブセットは、この発明のアイア
ンゴルフクラブセットのゴルフクラブを実施したもので
ある。
1とこの発明の実施例1とのアイアンゴルフクラブセッ
トについて、比較テストを行った結果を以下に示す。測
定条件および測定項目は以下の通りである。 .測定条件 (1) 従来例1、実施例1の同じロフト角度のクラブに
ついては、前記距離(L)以外は、全て同じクラブ特性で
ある。
ツーピースボールである。従来例1の測定結果を表1
に、この発明の実施例1の測定結果を表2に示す。表2
に引用された実施例1を示した図1,図2及び図3に示
した各実施例ともに、前記範囲内に含まれていることに
よって、図1,図2及び図3に示した実施例のアイアン
ゴルフクラブセットは、各番手クラブのロフト角度に応
じた弾道、所定の飛距離が得られるアイアンゴルフクラ
ブセットであることが分かる。
結果により、この発明の実施例では、各クラブ番手のロ
フト角度に応じた弾道,所定の距離が得られることが判
る。
図1、及び図2,図3に示した実施例とも、前記の範囲
に含まれることによって、図1,図2,図3に示した実
施例のアイアンゴルフクラブセットは、各クラブ番手の
ロフト角度に応じた弾道、所定の飛距離が得られるアイ
アンゴルフクラブセットであることが分かる。一般にア
イアンゴルフクラブセットとして、各番手間の飛距離の
差は、平均的なヘッドスピード、例えば、ドライバー
(#1)のヘッドスピード35m/sec〜45m/sec
のゴルファーでは、コースの戦略上、8〜11mである
ことが望ましい。
存在意義が薄れるし、隣り合わせのどちらかの番手に使
うかと言う迷いも生じ易くなる。また飛距離の差が、1
1mを超えると、各番手の中間距離のコントロールが難
しくなる。各番手間の飛距離の差は、aの値に依存す
る。即ち、aの値が大きくなると、各番手間の飛距離の
差は大きくなり、aの値が大き過ぎると、各番手間の飛
距離のコントロール必要になるか、非常に難しいクラブ
となり、またaの値が小さくなると、各番手間の飛距離
の差は小さくなり、aの値が小さ過ぎると各番手間でカ
バー出来る範囲が減少する。次に、a=0.3のときの
ロボットテストの結果を、以下の表3で示し、またa=
−0.2のときのロボットテストの結果を表4に示す。
は、11mよりも大きくなり、またa<-0.2では、各番
手の飛距離の差は、8mよりも小さくなってしまう。
ての各番手の飛距離の差の望ましい設定、つまり8〜1
1mを得るためのaの値の範囲として、 -0.2 ≦a≦
0.3が望ましい範囲となる。
ブヘッドのロフト角度と、各番手のクラブヘッドの重心
からリーディングエッジに平行で、かつシャフト軸を含
む平面までの距離との関係が、略直線的となるように相
関性を持たせ、各番手クラブのロフト角度に応じた弾道
及び飛距離が、一定のバラツキの範囲内に入るように統
一性を持たせて構成したので、各番手クラブのロフト角
度に応じた弾道、所定の飛距離が得られるアイアンゴル
フクラブセットとすることが出来る効果がある。
ることによって、アイアンゴルフクラブセットとして初
心者から上級者まで安心して使用出来るアイアンゴルフ
クラブセットとすることが出来る効果がある。
イアンゴルフクラブセットの1実施形態を示す距離(L)
とロフト角度(α)との関係を示すグラフ説明図であ
る。
ンゴルフクラブセットの1実施形態を示す距離(L) とロ
フト角度(α)との関係を示すグラフ説明図である。
ングアイアンからミドルアイアンを上がりやすくしたア
イアンゴルフクラブセットの1実施形態を示す距離(L)
とロフト角度(α)との関係を示すグラフ説明図であ
る。
側から見た側面図である。
フト角度(α)と前記距離(L) の関係を示すグラフ説明
図である。
ングエッジ 2 フェース面 G クラブ重
心 α ロフト角 L 距離
Claims (3)
- 【請求項1】 ロフト角度を可変にしたショートアイア
ンからロングアイアンに至る複数本のアイアンゴルフク
ラブからなるアイアンゴルフクラブセットにおいて、各
番手のクラブヘッドのロフト角度と、各番手のクラブヘ
ッドの重心からリーディングエッジに平行で、かつシャ
フト軸を含む平面までの距離との関係が、略直線的とな
るように相関性を持たせ、各番手クラブのロフト角度に
応じた弾道及び飛距離が、一定のバラツキの範囲内に入
るように統一性を持たせて構成したことを特徴とするア
イアンゴルフクラブセット。 - 【請求項2】 前記各クラブヘッドのロフト角度をx
軸、クラブヘッドの重心から、リーディングエッジに平
行で、かつシャフト軸を含む平面までの距離(L) をy軸
とした場合、x軸−y軸の座標上に各クラブ番手毎のロ
フト角度と距離(L) とをプロットし、このプロットされ
た点の内、 15 ≦x≦ 45 の全ての点が、 -0.2 ≦a≦
0.3、 -2 ≦b≦ 24 なるy=ax+b、y=ax+b
+1、x= 15 、x= 45 の4直線によって囲まれる範
囲内に、各番手のクラブヘッドが含まれるように構成し
た請求項1に記載のアイアンゴルフクラブセット。 - 【請求項3】 前記プロットされた点の内、 15 ≦x≦
45 の全ての点が、a>0の場合、ロフト角度が大きい
点ほど前記距離(L) が大きいか、若しくは同じ値に設定
すると共に、a<0の場合、ロフト角度が大きい点ほど
前記距離(L)が小さいか、若しくは同じ値になるように
設定した請求項1または請求項2に記載のアイアンゴル
フクラブセット。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13033996A JP3361011B2 (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | アイアンゴルフクラブセット |
US08/699,355 US5890971A (en) | 1995-08-21 | 1996-08-19 | Golf club set |
US09/024,224 US5885166A (en) | 1995-08-21 | 1998-02-17 | Golf club set |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13033996A JP3361011B2 (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | アイアンゴルフクラブセット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09308710A true JPH09308710A (ja) | 1997-12-02 |
JP3361011B2 JP3361011B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=15032022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13033996A Expired - Fee Related JP3361011B2 (ja) | 1995-08-21 | 1996-05-24 | アイアンゴルフクラブセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3361011B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009226215A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-08 | Karsten Manufacturing Corp | ゴルフクラブのカスタムフィッティングのための方法、装置、及びシステム |
US8747246B2 (en) | 2007-09-28 | 2014-06-10 | Karsten Manufacturing Corporation | Methods, apparatus, and systems to custom fit golf clubs |
US8852028B2 (en) | 2007-09-28 | 2014-10-07 | Karsten Manufacturing Corporation | Methods, apparatus, and systems to custom fit golf clubs |
US9675862B2 (en) | 2007-09-28 | 2017-06-13 | Karsten Manufacturing Corporation | Methods, apparatus, and systems to custom fit golf clubs |
US9827464B2 (en) | 2007-09-28 | 2017-11-28 | Karsten Manufacturing Corporation | Methods, apparatus, and systems to custom fit golf clubs |
US10065087B2 (en) * | 2015-05-26 | 2018-09-04 | Karsten Manufacturing Corporation | Golf club set having similar properties |
-
1996
- 1996-05-24 JP JP13033996A patent/JP3361011B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8747246B2 (en) | 2007-09-28 | 2014-06-10 | Karsten Manufacturing Corporation | Methods, apparatus, and systems to custom fit golf clubs |
US8852028B2 (en) | 2007-09-28 | 2014-10-07 | Karsten Manufacturing Corporation | Methods, apparatus, and systems to custom fit golf clubs |
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US10065087B2 (en) * | 2015-05-26 | 2018-09-04 | Karsten Manufacturing Corporation | Golf club set having similar properties |
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