JPH09308374A - 接ぎ木装置 - Google Patents

接ぎ木装置

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Publication number
JPH09308374A
JPH09308374A JP8124364A JP12436496A JPH09308374A JP H09308374 A JPH09308374 A JP H09308374A JP 8124364 A JP8124364 A JP 8124364A JP 12436496 A JP12436496 A JP 12436496A JP H09308374 A JPH09308374 A JP H09308374A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seedling
cutting
cutting blade
cut
seedlings
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8124364A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Ogoshi
崇博 大越
Kazuhiko Wakinaga
和彦 脇長
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP8124364A priority Critical patent/JPH09308374A/ja
Publication of JPH09308374A publication Critical patent/JPH09308374A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接ぎ木用の苗を苗カッターで切断したとき、
切断刃等によって持ち上げられた切りカスが洗浄装置に
落下し切断刃の切断性能が低下する。 【解決手段】 接ぎ木用の苗を切断する切断刃1を有す
る苗カッター2の停止位置近くに、洗浄液を含浸した弾
性体を収容している洗浄ケース15を昇降シリンダ16
により昇降自在に設け、苗カッター2の上方位置に切り
カス9aを洗浄装置3の外方に案内する切りカス案内体
4を設けてなる接ぎ木装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】この発明は、接ぎ木苗として用い
る穂木苗と台木苗とを切断し接合する接ぎ木装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】接ぎ木用の苗を切断する苗カッター2の
切断刃1は、切断数が増えると軸汁等によりよごれて切
れ味が低くするので、切断刃を洗浄するようにすればよ
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、切断刃によ
って切断された苗の切りカスが持ち上げられて洗浄装置
上に落下することがある。その場合、切断刃の洗浄が不
十分なために苗の切断面に、いわゆる波打ち現象を生
じ、接合不良による活着率の低下の原因になる。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、切れ味の低
下を防止し得る接ぎ木装置を提供するものであって、つ
ぎの技術的手段を講じた。すなわち、接ぎ木用の苗を切
断する切断刃1を有する苗カッター2の停止位置近く
に、切断刃1に接触可能な洗浄装置3を設けると共に苗
の切りカスを洗浄装置3の外方に案内する切りカス案内
体4を設けてなる接ぎ木装置とする。
【0005】
【作用】接ぎ木用の苗である穂木苗と台木苗は夫々搬送
手段によって接合場所に向けて搬送されるが、その途中
で苗カッター2の切断刃1により切断される。そして、
切断された各苗は接合場所で接合され接ぎ木苗を製造す
る。この苗の切断時に切りカスが洗浄装置3に落下した
とき、切りカス案内体4が切りカスを洗浄装置が外方へ
案内する。
【0006】
【効果】切りカスは洗浄装置3に入らないので、切断刃
1を洗浄し切断性能の低下を防止して接合率、活着率を
高め得る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例を図面に
基づいて説明する。まず、その構成について説明する
と、図1は接ぎ木装置5の要部を示す平面図であって、
接合位置6を挾んで一側に台木苗供給台7を他側に穂木
苗供給台8を設けている。そして、該台木苗供給台7か
ら台木苗9を接合位置6に搬送する台木苗搬送装置1
0、穂木苗供給台8から穂木苗11を接合位置6に搬送
する穂木苗搬送装置12を接合位置6と台木苗供給台7
又は穂木苗供給台8との間に設けている。なお、該両搬
送装置10,12はハンドアーム式であるが、例えば円
盤型の回転式のものでもよく、搬送手段としてこれにの
み限定されるものでない。
【0008】苗カッター2は、台木苗供給台7と接合位
置6との間で台木苗搬送装置10で搬送される台木苗9
の移動軌跡イを通る台木苗カッター2a及び穂木苗供給
台8と接合位置6との間で穂木苗搬送装置12で搬送さ
れる穂木苗11の移動軌跡を通る穂木苗カッター2bを
備えている。そして、該カッター2a,2bは先端部に
切断刃1a,1bを着脱自在に取り付けて台木苗9又は
穂木苗11を切断する構成としている。なお、該苗カッ
ター2は上下方向に回転式であるが、切断刃1を直線的
に往復移動して苗を切断する構成としてもよい。
【0009】そして、前記接合位置6の近くにクリップ
供給口を有するクリップ供給装置13を設けている。な
お、このクリップ供給装置13は先端部の把持部が開閉
するクリップ14を供給して切断した穂木苗11と台木
苗9の接合面を把持する構成であるが、分離した一対の
クリップ片を接合面側に移動し接合面を把持する構成の
クリップの構成でもよい。
【0010】洗浄装置3は、洗浄液及び洗浄液を含浸す
る弾性体(例えば、スポンジ、海綿体等)を収容した洗
浄ケース15とこの洗浄ケース15を昇降する昇降シリ
ンダ(実施例ではエアであるが、油圧やモータ等により
昇降する手段でもよい)16等を備えている。そして、
該洗浄ケース15はカッター1が下側に位置する場合
に、昇降シリンダ16が上昇して弾性体を切断刃1aに
接触させ、その他の場合には下降して所定位置に退避す
る構成である。
【0011】切りカス案内体4は、側面視において、平
板の下端を洗浄装置15の横側方に位置するように折り
曲げ、上部の縦壁部を切断刃1aが上方に移動したとき
に前方の離れた所に位置してフレーム7に着脱自在に取
り付けている。従って、カッター2aと共に移動した切
断刃1aが台木苗9の胚軸を切断し上部の切りカス9a
を持ち上げて運んできた場合に、切りカス9aは切りカ
ス案内体4に衝突して切断刃1aから離れて落下し、切
りカス案内体4に案内されて洗浄装置4の横側方に通り
切りカス受け箱(図示せず)に回収される構成である。
【0012】図3はクリップ供給装置13の拡大平面図
であって、18はエアシリンダ19により接合位置方向
に往復移動するクリップ押出装置である。該クリップ押
出装置18は固定トラフ20のクリップガイド溝21を
通るクリップ14を押出す押出体22を先端部に着脱自
在に取り付けている。そして、固定トラフ20の先端部
には接合位置側を低くした傾斜面を形成しているクリッ
プガイド23を左右所定間隔置いて設けている。
【0013】つぎに、その作用について説明する。ま
ず、手動又は自動により台木苗9及び穂木苗11は夫々
台木苗供給台7、穂木苗供給台8に供給される。そし
て、該台木苗搬送装置10は台木苗9を把持して接合位
置に向けて搬送するが、途中で台木苗9は台木苗カッタ
ー2aの移動軌跡イを通る切断刃1aによって切断され
る。その後、台木苗搬送装置10は切断済の台木苗9を
接合位置6に搬送する。
【0014】一方、穂木苗11は穂木苗搬送装置8によ
って搬送される途中で穂木苗カッター2bの切断刃1b
により切断された後接合位置6に搬送され、台木苗9の
切断面に重ね合わせられる。この苗の切断時おいて、例
えば切断された台木苗9の切りカス9aは台木苗カッタ
ー2aの切断刃1aに持ち上げられる場合があるが、切
りカス9aは切りカス案内体4に当って切断刃1aから
離れ、下方に案内されて切りカス受け箱に回収される。
従って、切りカス9aは洗浄装置3に落下しない。切断
刃1aが元の待機位置に戻ると、昇降シリンダ16は洗
浄ケース15を上昇させて切断刃1aを洗浄液に浸す
(弾性体を収容している場合には切断刃1aと弾性体が
接触する)ので、切断刃1aに付着している苗の軸汁を
除去でき切断性能の低下を防止できる。そして、所定時
間が経つと、昇降シリンダ16は下降するので、洗浄ケ
ース15も下降して元の位置に戻り待機する。
【0015】また、エアシリンダ19が作動してクリッ
プ押出装置18を接合位置6に向けて前進させるので、
これに関連して押出体22もそれと同方向に移動してク
リップ14を押し出す。すると、クリップ14は固定ト
ラフ20のクリップガイド溝21を通って接合位置6に
出て台木苗9と穂木苗11の接合面を挾持する。このク
リップ14が固定トラフ20の先端部を通るとき、下り
傾斜面との間に隙間ができて摩擦抵抗が少なくなり接合
位置側に円滑に移動するので、クリップ14の引掛りや
停滞がなく接合率を高め得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一部切除した接ぎ木装置の平面図。
【図2】 苗カッターの側面図。
【図3】 クリップ押出装置の先端部の平面図。
【図4】 クリップ押出装置の正面図。
【図5】 クリップ押出装置の先端部の側面図。
【符号の説明】
1 切断刃 2 苗カッター 3 洗浄装置 4 切りカス案内体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接ぎ木用の苗を切断する切断刃1を有する
    苗カッター2の停止位置近くに、切断刃1に接触可能な
    洗浄装置3を設けると共に苗の切りカスを洗浄装置3の
    外方に案内する切りカス案内体4を設けてなる接ぎ木装
    置。
JP8124364A 1996-05-20 1996-05-20 接ぎ木装置 Pending JPH09308374A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8124364A JPH09308374A (ja) 1996-05-20 1996-05-20 接ぎ木装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8124364A JPH09308374A (ja) 1996-05-20 1996-05-20 接ぎ木装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09308374A true JPH09308374A (ja) 1997-12-02

Family

ID=14883581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8124364A Pending JPH09308374A (ja) 1996-05-20 1996-05-20 接ぎ木装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09308374A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103461010A (zh) * 2013-09-18 2013-12-25 浙江理工大学 嫁接苗定位夹持装置

Cited By (1)

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