JPH11300701A - 板材の切断装置 - Google Patents

板材の切断装置

Info

Publication number
JPH11300701A
JPH11300701A JP11330498A JP11330498A JPH11300701A JP H11300701 A JPH11300701 A JP H11300701A JP 11330498 A JP11330498 A JP 11330498A JP 11330498 A JP11330498 A JP 11330498A JP H11300701 A JPH11300701 A JP H11300701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate material
cutting
circular saw
plate
work table
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11330498A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3847450B2 (ja
Inventor
Atsushi Tsuji
敦志 辻
Futoshi Fuchita
太志 渕田
Akira Inoue
章 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP11330498A priority Critical patent/JP3847450B2/ja
Publication of JPH11300701A publication Critical patent/JPH11300701A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3847450B2 publication Critical patent/JP3847450B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 押圧部材1によって板材2を作業テーブル3
上面に押圧固定し、作業テーブル3に穿設されたスリッ
ト部4から作業テーブル3上面に突出して前後方向に回
転走行する丸ノコ5によって板材2を切断する板材の切
断装置において、切屑を効率的に集塵除去することによ
って、清掃の手間が省力化できるとともに、板材の切断
性能が向上した板材の切断装置を提供すること。 【解決手段】 押圧部材1が丸ノコ5に対向する開口部
7を有する中空部6を具備してなり、この中空部6に板
材2が切断されて発生する切屑8を吸引除去する集塵装
置9を連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、丸ノコを回転走行
させて板材を所要形状に切断する板材の切断装置に関
し、特に積層板、木材、石材などの切断時に切屑が多数
発生する板材の切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図10に示すように、特開平3−
281301号公報に記載された板材の切断装置が提案
されている。この板材の切断装置は、作業テーブル3に
スリット部4が穿設されており、このスリット部4から
丸ノコ5が突出して前後方向に走行できるように形成さ
れている。板材2は、断面略コ字型の押圧部材1によっ
てスリット部4を跨いだ状態で作業テーブル3上面に押
圧固定されている。そして、丸ノコ5の前方向への走行
時に板材2を切断している。
【0003】この丸ノコ5による板材2切断の際には、
板材2の切屑8が生成されることになるが、この切屑8
は、作業テーブル3下側で丸ノコ5を包囲している集塵
フード50によって収集され、そして、集塵フード50
に接続したダクトホースを介して、例えばバキューム手
段によって外方へ排除される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の板材の切断装置では、切屑8は、丸ノコ5の遠心力
によって板材2上方及び板材2下方へ飛散し、このうち
板材2上方の押圧部材1内部に飛散した切屑8は、バキ
ューム手段によって板材2の切断部25やスリット部4
を通じて集塵フード50内に吸引された後外方へ排出さ
れるが、板材2の切断部25及びスリット部4が狭いた
め、切屑8が十分バキュームできずに押圧部材1内の板
材2上面に残存することがあり、この板材2上面の切屑
8が丸ノコ5と板材2の切断部25との間の隙間に噛み
込むという問題がある。この切屑8の噛み込みによって
丸ノコ5の回転が乱され、板材2をきれいに切断できな
かったり、丸ノコ5の寿命が低下したりすることがあ
る。
【0005】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、切屑を効率的に集塵除去
することによって、清掃の手間が省力化できるととも
に、板材の切断性能が向上した板材の切断装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、押圧部材1によって板材2
を作業テーブル3上面に押圧固定し、作業テーブル3に
穿設されたスリット部4から作業テーブル3上面に突出
して前後方向に回転走行する丸ノコ5によって板材2を
切断する板材の切断装置において、押圧部材1が丸ノコ
5に対向する開口部7を有する中空部6を具備してな
り、この中空部6に板材2が切断されて発生する切屑8
を吸引除去する集塵装置9を連結してなることを特徴と
して構成している。
【0007】このような板材の切断装置では、丸ノコ5
によって板材2が切断され、丸ノコ5の遠心力によって
板材2上方に飛散した切屑8が、丸ノコ5と板材2との
隙間に噛み込むことなく開口部7及び中空部6を通じて
集塵装置9に吸引除去される。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、中空部6が相互連通して互いに密接
する複数の押圧部材1を設けてなることを特徴として構
成している。
【0009】このような板材の切断装置では、板材2表
面に凹凸が有っても、分割された各押圧部材1がこの凹
凸を吸収して板材2を確実に押圧固定している。
【0010】また、請求項3記載の発明は、請求項1乃
至2記載の発明において、集塵装置9に吸引される長尺
の切屑を引っかける捕獲手段10を開口部7に設けてな
ることを特徴として構成している。
【0011】このような板材の切断装置では、長尺の切
屑が集塵装置9に吸引され捕獲手段10に引っかかって
止まるため、集塵装置9へ続く排出経路内に長尺の切屑
がつかえることない。また、捕獲手段10に捕らえられ
た長尺の切屑は、作業後、集塵装置9を切ることによっ
て自然落下して捕獲手段10から離脱する。
【0012】また、請求項4記載の発明は、請求項1乃
至3記載の発明において、丸ノコ5前後にスリット部4
を閉塞して丸ノコ5と連動走行するカバー板11を設
け、カバー板11の前後方向端部にカバー板11上の切
屑8を吸引除去するカバー板用集塵装置16を設けてな
ることを特徴として構成している。
【0013】このような板材の切断装置では、スリット
部4を落下する切屑8がカバー板11上に落下収集さ
れ、丸ノコ5と連動走行してカバー板11の前後方向端
部の移動した後、カバー板用集塵装置16により吸引除
去される。
【0014】また、請求項5記載の発明は、請求項1乃
至4記載の発明において、集塵装置9における中空部6
との連結部分をダクト部12となし、このダクト部12
を下方開口の箱型に形成し、板材2の板厚に応じてダク
ト部12下端と作業テーブル3上面との間の隙間を閉塞
する上下動自在のダクト部シャッター片13をダクト部
12側壁に付設してなることを特徴として構成してい
る。
【0015】このような板材の切断装置では、板材2の
厚みによって押圧部材1の位置が上下に変化し、押圧部
材1に固定されたダクト部12が上下動しても、上下動
自在のダクト部シャッター片13が常に作業テーブル3
上面に接しているため、ダクト部12の密封性が低下す
ることなく、ダクト部12内の切屑8が外部に漏れるこ
とを防止している。
【0016】また、請求項6記載の発明は、請求項1乃
至5記載の発明において、押圧部材1下端と作業テーブ
ル3上面との間の隙間を閉塞する上下動自在の押圧部材
シャッター片14を押圧部材1側壁に付設してなること
を特徴として構成している。
【0017】このような板材の切断装置では、板材2端
部の切断時に、押圧部材シャッター片14によって押圧
部材1下端と作業テーブル3上面との間の隙間が埋めら
れるため、端材26や切屑8がこの隙間から外部に漏れ
ることを防止している。
【0018】また、請求項7記載の発明は、請求項1乃
至6記載の発明において、スリット部4両側の作業テー
ブル3上面を面一に連結する架橋部材15をスリット部
4に対して進退自在となるよう備えてなることを特徴と
して構成している。
【0019】このような板材の切断装置では、切断作業
時にはスリット部4から架橋部材15を退かせておき、
切断終了後、架橋部材15をスリット部4に進ませるこ
とにより、スリット部4両側の作業テーブル3上面を面
一に連結され、架橋部材15の上を端材26がスリット
部4に落下することなく移動できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の板材の
切断装置を図1乃至図9に基づいて説明する。
【0021】図1は、本発明の実施形態の板材の切断装
置を示し、(a)は一部破断視した斜視図であり、
(b)は要部の斜視図である。また、図2は、同上の板
材の切断装置の縦断面図である。また、図3は、図2中
におけるB−B断面図である。また、図4は、図2中に
おけるA−A断面図である。また、図5は、図2中にお
けるC−C断面図であり、(a)は板材2の厚みが厚い
場合、(b)は板材2の厚みが薄い場合である。また、
図6は、同上の板材の切断装置によって切断される板材
2を示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図であ
る。
【0022】図1乃至図6に示すように、この板材の切
断装置は、押圧部材1によって板材2を作業テーブル3
上面に押圧固定し、作業テーブル3に穿設されたスリッ
ト部4から作業テーブル3上面に突出して前後方向に回
転走行する丸ノコ5によって板材2を切断するものであ
る。そして、押圧部材1が丸ノコ5に対向する開口部7
を有する中空部6を具備しており、この中空部6に板材
2が切断されて発生する切屑8を吸引除去する集塵装置
9を連結している。また、中空部6が相互連通して互い
に密接する複数の押圧部材1を設けている。また、丸ノ
コ5前後にスリット部4を閉塞して丸ノコ5と連動走行
するカバー板11を設け、カバー板11の前後方向端部
にカバー板11上の切屑8を吸引除去するカバー板用集
塵装置16を設けている。
【0023】作業テーブル3は略矩形板状に形成され、
支持脚(図示せず)によって作業場床面に支持されてい
る。作業テーブル3の略中央には作業テーブル3を分断
するスリット部4が形成されている。このスリット部4
のスリット幅は丸ノコ5の厚みよりも幅拡に形成されて
いる。
【0024】丸ノコ5は、略円板形状に形成され、円周
部に板材2を接断するためのノコギリ部5aが形成され
ている。この丸ノコ5は、上方に開口を有する略箱型の
丸ノコボックス20に回転自在であるとともに上下動自
在に収納されている。丸ノコボックス20は、その上端
面がスリット部4下方の作業テーブル3下面に密接して
スリット部4に沿って摺動走行自在とされている。丸ノ
コボックス20内の丸ノコ5はスリット部4下方に面方
向をスリット部4に沿わせて配置されている。そして、
その最上位置では、丸ノコ5上端がスリット部4上方の
作業テーブル3上面に突出しており、その最下位置で
は、丸ノコ5上端が作業テーブル3下面よりも下方に位
置している。この丸ノコ5の上下動によって、丸ノコ5
がスリット部4の後端部から前端部に向けて走行すると
きに、丸ノコ5が最上位置に位置され逆回転で回転し、
ノコギリ部5aが作業テーブル3上に固定された板材2
を切断できる。さらに、板材2側方のスリット部4の前
端部位置で丸ノコ5が最下位置に下降してスリット部4
から外れ、この最下位置でスリット部4の後端部へ略水
平移動した後、上昇して再び丸ノコ5がスリット部4に
挿入されて元の位置に戻るように形成されている。ま
た、丸ノコボックス20の側壁の上部に開口が設けら
れ、この開口に丸ノコボックス20内の切屑を吸引除去
するボックス用集塵装置17に連通する集塵ダクト31
が連結されている。また、丸ノコボックス20上端の丸
ノコ5前後にノコギリ部5aに対向する傾斜面18aを
有しスリット部4に内嵌される切屑反射部材18,18
が立設されている。丸ノコ5前側の切屑反射部材18上
端は作業テーブル3上面よりも下方に配置しており、丸
ノコ5後側の切屑反射部材18上端は作業テーブル3上
面に突出し、切断された板材2の切断部25に内嵌して
いる。
【0025】押圧部材1は、外形が略矩体形状に形成さ
れ、作業テーブル3上方のスリット部4に沿って並設さ
れている。各押圧部材1は上面にシリンダ21が連結さ
れ、シリンダ21によってそれぞれ単独で上下動自在と
されている。各押圧部材1には、スリット部4方向の両
側面に貫通する円孔状の中空部6が穿設され、押圧部材
1下面に中空部6に連通するスリット状の開口部7が設
けられている。この開口部7は丸ノコ5と対向し、丸ノ
コ5上端部が開口部7に挿入されている。開口部7両側
の押圧部材1の側壁下面が丸ノコ5両側で板材2をそれ
ぞれ作業テーブル3上に押圧固定している。
【0026】最後端に位置する押圧部材1の中空部6に
集塵装置9が連結され、集塵装置9における中空部6と
の連結部分がダクト部12を形成している。ダクト部1
2は、一側方及び下方開口の箱型に形成されており、こ
の側方開口部が最後端の押圧部材1の中空部開口部7に
固定されている。ダクト部12の三方の側壁外面に各側
壁と略同形状で上下動自在のダクト部シャッター片13
が付設されている。このダクト部シャッター片13には
縦溝13a、および側壁にはボルト孔12aが穿設さ
れ、この縦溝13aとボルト孔12aとを連通させてボ
ルト22により上下動自在に連結されている。このダク
ト部シャッター片13によって、板材2の板厚に応じて
上下動する押圧部材1に伴ってダクト部12が上下動し
ても、ダクト部12下端と作業テーブル3上面との間の
隙間が閉塞され、ダクト部12の密閉状態を維持してい
る。また、ダクト部12の後端側壁及び後方のダクト部
シャッター片13の下部に丸ノコ5が通過する下方に開
口した切欠部32が設けられている。さらに、この切欠
部32の外方に、切欠部32を閉塞するシャッター部材
33がシリンダ21によって上下動自在に設けられてい
る。通常は、シャッター部材33下端が作業テーブル3
上面に当接して両切欠部32を閉塞し、丸ノコ5が切欠
部32を通過するときに、シリンダ21によりシャッタ
ー部材33を上昇させて切欠部32を開放している。
【0027】カバー板11として柔軟性を有する長尺の
集塵ベルト23が用いられ、丸ノコボックス20上端の
前後部に集塵ベルト23の両端がそれぞれ固定されてい
る。この集塵ベルト23は、スリット部4前方及び後方
にそれぞれ上下2段に配設されたローラー24の外周に
接しており、丸ノコボックス20と連動して鉛直方向に
回動できるようになっている。丸ノコボックス20前後
の集塵ベルト23上部はスリット部4を下方より閉塞
し、集塵ベルト23下部は丸ノコボックス20下方に配
置されている。この集塵ベルト23はスリット部4を落
下する切屑8を収集している。また、スリット部4の前
方及び後方の集塵ベルト23上方にそれぞれカバー板用
集塵装置16が設けられ、このカバー板用集塵装置16
によって集塵ベルト23上の切屑8を吸引除去してい
る。
【0028】この切断装置によって切断される板材2と
しては、積層板、木材、石材などの切断時に切屑8が多
数発生する板材2が好適に用いられ、略等間隔の複数の
切断部25で切断され略同形状の複数の矩形板が形成さ
れる。この板材2は、送り装置(図示せず)によって作
業テーブル3上をスリット部4を横断する向きに摺動
し、適宜位置で停止できるようになっている。板材2の
後端縁は最後端の押圧部材1の後端縁と位置が揃えら
れ、この押圧部材1と作業テーブル3との隙間を閉塞し
ている。また、板材2の前端部を押圧固定する押圧部材
1の前方の押圧部材1が作業テーブル3上面に当接して
段差が発生し、この押圧部材1の後端と板材2前端との
間に隙間が発生している。中空部6に連結された集塵装
置9の吸引作用によって、前端部の押圧部材1の前方開
口より中空部6内に外方の空気が流入し、中空部6内に
前方から後方へ向かう空気流が発生し、ダクト部12を
経て集塵装置9に吸引される。この空気流は、切屑8を
吸引除去できる例えば15m/s以上の風速を有するよ
うに集塵装置9の吸引能力が設定されている。
【0029】また、集塵装置9に吸引される長尺の切屑
を引っかける捕獲手段10を押圧部材1の開口部7に設
けている。この捕獲手段10は棒状に形成され、開口部
7の押圧部材1対向面略中央に架設されている。
【0030】このような板材の切断装置では、以下のよ
うにして板材2を切断する。まず、丸ノコ5を後端部に
位置させ、シリンダ21によって押圧部材1をスリット
部4上方に浮かせて保持した状態で送り装置によって板
材2を動かし板材2の切断部25をスリット部4に合わ
せる。このとき、ダクト部12のダクト部シャッター片
13がダクト部12下端と作業テーブル3上面との間の
隙間を閉塞している。次に、シリンダ21により押圧部
材1を降下させ、板材2を作業テーブル3上面に押圧固
定する。そして、スリット部4に沿って丸ノコ5を後端
部から前方に逆回転させながら走行させることによって
ノコギリ部5aが板材2を切断部25で切断する。この
とき、丸ノコ5の遠心力によって板材2上方に飛散した
板材2の切屑8が、丸ノコ5と板材2との隙間に噛み込
むことなく開口部7及び中空部6を通じて集塵装置9に
吸引除去される。また、丸ノコ5の遠心力によって板材
2下方のスリット部4を落下する切屑8のうち、集塵ベ
ルト23上に落下したものは、丸ノコ5と連動して前後
方向端部に移動した後、カバー板用集塵装置16に吸引
除去され、丸ノコボックス20内に落下したものは、丸
ノコボックス20に連結されたボックス用集塵装置17
に吸引除去される。また、丸ノコ5の遠心力で円周方向
に飛散しようとする切屑を切屑反射部材18の傾斜面1
8aにより反射し、丸ノコボックス20内に強制的に落
下させているため、切屑を丸ノコ5より遠方に飛散させ
ず効率的に丸ノコボックス20内に収集できる。
【0031】また、板材2の前端部近傍の段差を有する
両押圧部材1は、両中空部6が上下にずれて連結し、こ
の部分で狭くなっているが、板材2の前端部を押圧固定
する押圧部材1と作業テーブル3との隙間より中空部6
内に空気が流入しているため、空気流の通路が狭くなら
ずに風速が安定している。
【0032】また、長尺の切屑が集塵装置9に吸引され
捕獲手段10に引っかかって止まるため、集塵装置9へ
続く排出経路内に長尺の切屑がつかえることない。そし
て、この捕獲手段10に捕らえられた長尺の切屑は、作
業後、集塵装置9を切ることによって捕獲手段10から
離脱し、作業テーブル3上に自然落下する。この作業テ
ーブル上の長尺の切屑は、送り装置によって板材ととも
に板材進行方向に押し出された後除去される。
【0033】また、丸ノコボックス20に連結された集
塵ダクト31が丸ノコボックス20上部に連結されてい
るため、丸ノコボックス20内に落下して丸ノコボック
ス20上部に舞い上がる粉状の切屑が集塵ダクト31内
に吸入されやすく、この切屑8が丸ノコ5と板材2との
間に噛み込むことを防止している。
【0034】また、板材2を少しずつスリット部4に進
ませ丸ノコ5による切断を繰り返すことによって端材2
6を切屑状に粉砕して集塵装置9、カバー板用集塵装置
16及びボックス用集塵装置17によって吸入除去させ
ることもできる。
【0035】図7は、本発明の実施形態の同上と異なる
板材の切断装置の要部を示す縦断面図である。
【0036】図7に示すように、この板材の切断装置
は、同上の板材の切断装置と略同様に形成されている。
異なる点は、押圧部材1下端と作業テーブル3上面との
間の隙間を閉塞する上下動自在の押圧部材シャッター片
14が押圧部材1側壁に設けられていることである。押
圧部材シャッター片14は、押圧部材1の側壁外面と略
同形状の矩形板状に形成され、押圧部材1の両側壁外面
に付設されている。この押圧部材シャッター片14には
縦溝14a、および側壁にはボルト孔1aが穿設され、
この縦溝14aとボルト孔1aとを連通させてボルト3
4により上下動自在に連結されている。
【0037】このような板材の切断装置では、板材2端
部の切断時に、押圧部材シャッター片14によって片方
の側壁下端と作業テーブル3上面との間の隙間が埋めら
れるため、端材26や切屑8がこの隙間から外部に漏れ
ることを防止している。
【0038】図8は、本発明の実施形態の同上と異なる
板材の切断装置の要部を示す縦断面図である。
【0039】図8に示すように、この板材の切断装置
は、同上の板材の切断装置と略同様に形成されている。
異なる点は、スリット部4両側の作業テーブル3上面を
面一に連結する架橋部材15をスリット部4に対して進
退自在となるよう備えていることである。作業テーブル
3上面にスリット部4を跨ぐ凹部27が適当な間隔を開
けて複数設けられおり、この凹部27底面のスリットに
対する一側に架橋部材15及びこの架橋部材15をスリ
ット部4に進ませる架橋部材シリンダ35が設けられて
いる。架橋部材15は、スリット部4横断方向の一辺が
スリット幅より長い矩形板状に形成され、架橋部材シリ
ンダ35は、作業テーブル3上面より突出しないように
形成されている。
【0040】このような板材の切断装置では、切断作業
時には架橋部材シリンダ35によってスリット部4から
架橋部材15を退かせておき、切断終了後、架橋部材1
5をスリット部4に進ませ、スリット部4両側の凹部2
7底面上に跨って架橋部材15が配置される。このと
き、架橋部材15によってスリット部4両側の作業テー
ブル3上面が面一に連結され、架橋部材15の上を端材
26がスリット部4に落下することなく移動できる。
【0041】図9は、本発明の実施形態の同上と異なる
板材の切断装置の要部を示す縦断面図である。
【0042】図9に示すように、この板材の切断装置
は、同上の板材の切断装置と略同様に形成されている。
異なる点は、作業テーブル3におけるスリット部4より
も板材2進行方向側にスリット部4に沿う端材落下孔2
8が設けられ、この端材落下孔28内縁に蓋板29が開
閉自在に枢着されていることである。また、端材落下孔
28下方の作業場床面に板材2の端材26を収納する端
材収納ボックス30が配設されている。端材26は送り
装置39によって作業テーブル3上面を摺動して端材落
下孔28に押し出される。送り装置39は、端材26又
は板材2を支持するL型の爪部36と、この爪部36を
押圧する爪部シリンダ37とを備え、作業テーブル3上
方に複数配設されている。また、作業テーブル3のスリ
ット部4と直交する方向に爪部36を走行自在にガイド
する複数の爪部走行溝38が形成されている。送り装置
39上方には送り装置シリンダ40が設けられ、送り装
置39を上下動自在に保持している。そして、送り装置
39の非使用時には、送り装置シリンダ40によって送
り装置39は作業テーブル3上方に位置され、送り装置
39の使用時には、送り装置シリンダ40によって送り
装置39は爪部走行溝38に収納される。
【0043】このような板材の切断装置では、蓋板29
を下方に回動させて端材落下孔28を露出させておき、
下方に端材26の後面及び下面を支持した爪部36が爪
部シリンダ37に押圧され、端材26を作業テーブル3
上面に摺動させて端材落下孔28に運ぶ。そして、この
端材26は端材落下孔28に自然落下し、端材収納ボッ
クス30内に収納される。板材2を端材落下孔28を越
えて運ぶときは、蓋板29上面を作業テーブル3上面と
面一に回動して固定して行う。端材26を手で除去する
ことなく、送り装置39及び端材落下孔28によって簡
単に端材収納ボックス30に収納できる。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、丸ノコによっ
て切断された板材の切屑が板材上方に飛散した後、開口
部及び中空部を通じて集塵装置に吸引除去されるやめ、
丸ノコと板材との隙間に切屑が噛み込むことがなく、清
掃の手間が省力化できるとともに、板材の切断性能が向
上している。
【0045】また、請求項2記載の発明では、分割され
た各押圧部材のそれぞれが板材を押圧固定しているた
め、板材を安定して固定できる。
【0046】また、請求項3記載の発明では、長尺の切
屑が集塵装置に吸引され捕獲手段に引っかかって止まる
ため、集塵装置へ続く排出経路内に長尺の切屑がつかえ
ることがなく、清掃の手間が省力化できるとともに、板
材の切断性能が向上している。
【0047】また、請求項4記載の発明では、スリット
部を落下してカバー板上に落下収集された切屑が、カバ
ー板の移動によってカバー板用集塵装置に吸引除去され
やすい。
【0048】また、請求項5記載の発明では、板材の厚
みが変化しても、ダクト部シャッター片が常に作業テー
ブル上面に接しているため、ダクト部の密封性が低下す
ることなく、ダクト部内の切屑が外部に漏れることを防
止している。
【0049】また、請求項6記載の発明では、板材端部
の切断時に、押圧部材シャッター片によって押圧部材下
端と作業テーブル上面との間の隙間が埋められるため、
端材や切屑がこの隙間から外部に漏れることを防止して
いる。
【0050】また、請求項7記載の発明では、架橋部材
によってスリット部両側の作業テーブル上面を面一に連
結されるため、架橋部材の上を端材がスリット部に落下
することなく移動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の板材の切断装置を示し、
(a)は一部破断視した斜視図であり、(b)は要部の
斜視図である。
【図2】同上の板材の切断装置の縦断面図である。
【図3】図2中におけるB−B断面図である。
【図4】図2中におけるA−A断面図である。
【図5】図2中におけるC−C断面図であり、(a)は
板材の厚みが厚い場合、(b)は板材の厚みが薄い場合
である。
【図6】同上の板材の切断装置によって切断される板材
を示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図であ
る。
【図7】本発明の実施形態の同上と異なる板材の切断装
置の要部を示す縦断面図である。
【図8】本発明の実施形態の同上と異なる板材の切断装
置の要部を示す縦断面図である。
【図9】本発明の実施形態の同上と異なる板材の切断装
置の要部を示す縦断面図である。
【図10】従来の板材の切断装置の要部を示す縦断面図
である。
【符号の説明】
1 押圧部材 1a ボルト孔 2 板材 3 作業テーブル 4 スリット部 5 丸ノコ 5a ノコギリ部 6 中空部 7 開口部 8 切屑 9 集塵装置 10 捕獲手段 11 カバー板 12 ダクト部 12a ボルト孔 13 ダクト部シャッター片 13a 縦溝 14 押圧部材シャッター片 14a 縦溝 15 架橋部材 16 カバー板用集塵装置 17 ボックス用集塵装置 18 切屑反射部材 18a 傾斜面 20 丸ノコボックス 21 シリンダ 22 ボルト 23 集塵ベルト 24 ローラー 25 切断部 26 端材 27 凹部 28 端材落下孔 29 蓋板 30 端材収納ボックス 31 集塵ダクト 32 切欠部 33 シャッター部材 34 ボルト 35 架橋部材シリンダ 36 爪部 37 爪部シリンダ 38 爪部走行溝 39 送り装置 40 送り装置シリンダ 50 集塵フード

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押圧部材によって板材を作業テーブル上
    面に押圧固定し、作業テーブルに穿設されたスリット部
    から作業テーブル上面に突出して前後方向に回転走行す
    る丸ノコによって板材を切断する板材の切断装置におい
    て、押圧部材が丸ノコに対向する開口部を有する中空部
    を具備してなり、この中空部に板材が切断されて発生す
    る切屑を吸引除去する集塵装置を連結してなることを特
    徴とする板材の切断装置。
  2. 【請求項2】 中空部が相互連通して互いに密接する複
    数の押圧部材を設けてなることを特徴とする請求項1記
    載の板材の切断装置。
  3. 【請求項3】 集塵装置に吸引される長尺の切屑を引っ
    かける捕獲手段を開口部に設けてなることを特徴とする
    請求項1乃至2記載の板材の切断装置。
  4. 【請求項4】 丸ノコ前後にスリット部を閉塞して丸ノ
    コと連動走行するカバー板を設け、カバー板の前後方向
    端部にカバー板上の切屑を吸引除去するカバー板用集塵
    装置を設けてなることを特徴とする請求項1乃至3記載
    の板材の切断装置。
  5. 【請求項5】 集塵装置における中空部との連結部分を
    ダクト部となし、このダクト部を下方開口の箱型に形成
    し、板材の板厚に応じてダクト部下端と作業テーブル上
    面との間の隙間を閉塞する上下動自在のダクト部シャッ
    ター片をダクト部側壁に付設してなることを特徴とする
    請求項1乃至4記載の板材の切断装置。
  6. 【請求項6】 押圧部材下端と作業テーブル上面との間
    の隙間を閉塞する上下動自在の押圧部材シャッター片を
    押圧部材側壁に付設してなることを特徴とする請求項1
    乃至5記載の板材の切断装置。
  7. 【請求項7】 スリット部両側の作業テーブル上面を面
    一に連結する架橋部材をスリット部に対して進退自在と
    なるよう備えてなることを特徴とする請求項1乃至6記
    載の板材の切断装置。
JP11330498A 1998-04-23 1998-04-23 板材の切断装置 Expired - Fee Related JP3847450B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11330498A JP3847450B2 (ja) 1998-04-23 1998-04-23 板材の切断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11330498A JP3847450B2 (ja) 1998-04-23 1998-04-23 板材の切断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11300701A true JPH11300701A (ja) 1999-11-02
JP3847450B2 JP3847450B2 (ja) 2006-11-22

Family

ID=14608845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11330498A Expired - Fee Related JP3847450B2 (ja) 1998-04-23 1998-04-23 板材の切断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3847450B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100371151C (zh) * 2007-01-24 2008-02-27 王秀宝 在木制百叶窗帘片上形成纹理的方法
KR101142189B1 (ko) * 2010-09-15 2012-05-04 최재흥 목재 측면 커팅 가공장치
KR101142523B1 (ko) * 2010-09-15 2012-05-07 최재흥 목재 가공장치
EP2511061A1 (de) * 2011-04-16 2012-10-17 Oliver Schmidt Unterflurzugsäge für Stein, Keramik mit gekapselter Staubabsaugung durch Schutzhaube
CN105501891A (zh) * 2015-12-11 2016-04-20 安徽安宿家居有限公司 一种锯边机的余料收集装置
CN112677254A (zh) * 2021-01-08 2021-04-20 彭国利 一种多功能压舌板生产制造设备
CN113183205A (zh) * 2021-04-19 2021-07-30 危根秀 一种高端装备制造业亚克力板等距切割设备
CN114311252A (zh) * 2020-09-29 2022-04-12 广东博智林机器人有限公司 一种切割机构及墙板切割装置
CN114851336A (zh) * 2022-04-20 2022-08-05 东部全球家具采购中心(海安)有限公司 一种家具生产车间用除尘装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104526776B (zh) * 2014-10-23 2017-02-15 安吉威隆机械有限公司 一种可调节木料裁锯厚度的包夹设备

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100371151C (zh) * 2007-01-24 2008-02-27 王秀宝 在木制百叶窗帘片上形成纹理的方法
KR101142189B1 (ko) * 2010-09-15 2012-05-04 최재흥 목재 측면 커팅 가공장치
KR101142523B1 (ko) * 2010-09-15 2012-05-07 최재흥 목재 가공장치
EP2511061A1 (de) * 2011-04-16 2012-10-17 Oliver Schmidt Unterflurzugsäge für Stein, Keramik mit gekapselter Staubabsaugung durch Schutzhaube
CN105501891A (zh) * 2015-12-11 2016-04-20 安徽安宿家居有限公司 一种锯边机的余料收集装置
CN114311252A (zh) * 2020-09-29 2022-04-12 广东博智林机器人有限公司 一种切割机构及墙板切割装置
CN112677254A (zh) * 2021-01-08 2021-04-20 彭国利 一种多功能压舌板生产制造设备
CN112677254B (zh) * 2021-01-08 2022-10-18 彭国利 一种多功能压舌板生产制造设备
CN113183205A (zh) * 2021-04-19 2021-07-30 危根秀 一种高端装备制造业亚克力板等距切割设备
CN113183205B (zh) * 2021-04-19 2023-08-29 山东科田塑胶有限公司 一种高端装备制造业亚克力板等距切割设备
CN114851336A (zh) * 2022-04-20 2022-08-05 东部全球家具采购中心(海安)有限公司 一种家具生产车间用除尘装置
CN114851336B (zh) * 2022-04-20 2023-01-06 东部全球家具采购中心(海安)有限公司 一种家具生产车间用除尘装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3847450B2 (ja) 2006-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101875207B1 (ko) 합판절단장치
KR100984117B1 (ko) 목재 절단기
JPH11300701A (ja) 板材の切断装置
JPH0216681B2 (ja)
JP5100257B2 (ja) 裁断機およびそのダスト除去方法
JP2022521479A (ja) 統合された多段ろ過システムを有する丸鋸装置
CN215702187U (zh) 一种带有废屑收集的分切机
CN209920623U (zh) 便于收集废料的分切成型机
JP2567667Y2 (ja) 連続用紙切断装置
JP3232404U (ja) 加工装置
JP3547293B2 (ja) 遊技機製造用ルーター加工の集塵装置
KR101122919B1 (ko) 칩 제거 장치
CN214419054U (zh) 木板切割装置
CN213796978U (zh) 木板切割除屑环保机构
JP4395417B2 (ja) 切削装置
JP2000015473A (ja) レーザ加工機
CN213499714U (zh) 一种木板裁边装置
CN215661162U (zh) 集尘装置以及手工锯切工具
JPH0569409A (ja) 切断機における集塵装置
JP2003094432A (ja) 粉塵の飛散防止可能な電動カッター装置
JP2003039388A (ja) 集塵装置
JPH0810636A (ja) スプリング入りマットレスの分離方法及びその装置
JPH10151239A (ja) 遊技機製造用ルーター加工装置
JP3877869B2 (ja) 石抜き機
JPH07186108A (ja) 集塵カバー

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040518

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040525

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040803

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060602

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060823

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090901

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090901

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090901

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100901

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110901

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110901

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120901

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130901

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees