JPH09308058A - コード固定具 - Google Patents

コード固定具

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JPH09308058A
JPH09308058A JP8117853A JP11785396A JPH09308058A JP H09308058 A JPH09308058 A JP H09308058A JP 8117853 A JP8117853 A JP 8117853A JP 11785396 A JP11785396 A JP 11785396A JP H09308058 A JPH09308058 A JP H09308058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cord
half body
half piece
main body
band
Prior art date
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Pending
Application number
JP8117853A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihito Tai
彰人 田井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP8117853A priority Critical patent/JPH09308058A/ja
Publication of JPH09308058A publication Critical patent/JPH09308058A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被取付バーにタップによってねじ孔を形成す
る作業を要すると共に、被取付バーに対するコード固定
具の取付位置を変更する場合にも、改めてねじ孔を形成
する作業に手間を要していた。 【解決手段】 被取付バー25を囲う第1半体3と第2
半体4とが、一端で相互に開閉自在に連結され、他端で
連結具によって連結・分離自在となされ、第2半体4の
本体13から突出することによりバンド挿通部18を構
成する突出部17が設けられている。第1半体3と第2
半体4とを被取付バー25を囲うように連結した後、第
2半体4のバンド挿通部18に挿通したコード締付バン
ド27によってコード26を固定する。尚、第1半体3
及び第2半体4は所定形状の板材を折り曲げて構成さ
れ、突出部17はプレス加工により本体13の一部を叩
き出して形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給電線・信号線等
(以下、「コード」という。)を固定するコード固定具
に関し、更に詳しくは、コンベア内の被取付バーに沿っ
てコードを固定するコード固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンベア内の被取付バーに沿って
コードを固定するための固定具として、コードを抱持す
る抱持部と被取付バーに固定する耳片とが一体的に形成
されたものは知られている。このような固定具を使用す
る場合、抱持部にコードを抱持させた後に被取付バーに
タップによってねじ孔を形成し、その後、ねじを耳片の
ねじ挿通孔を通じて被取付バーのねじ孔にねじ嵌めるこ
とにより、被取付バーに沿ってコードを固定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような従来のコード固定具においては、被取付バーにタ
ップによってねじ孔を形成する作業に手間を要するとと
もに、被取付バーに対するコード固定具の取付位置を変
更する場合にも、改めてねじ孔を形成する作業に手間を
要していた。特に、被取付バーが他の部材・装置によっ
て隠れた状態となっている場合には、被取付バーに対す
るタッピング作業は非常に手間を要するものとなってい
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題に鑑み
てなされたもので、請求項1記載の発明は、被取付バー
を囲う第1半体と第2半体とが、一端で相互に開閉自在
に連結され、他端で連結具によって連結・分離自在とな
され、第1半体又は第2半体の少なくとも一方に本体か
ら突出することによりバンド挿通部を構成する突出部が
設けられているコード固定具とした。
【0005】請求項2記載の発明は、前記第1半体の一
方端部又は第2半体の一方端部のいずれかに係合孔が形
成され、同他方に係合孔に嵌められて係合孔の縁部に係
合する係合片が設けられているものとした。
【0006】請求項3記載の発明は、前記第1半体及び
第2半体は所定形状の板材を折り曲げて構成され、前記
突出部は本体の一部を叩き出して形成されているものと
した。
【0007】本発明は以下のような作用を奏する。請求
項1記載の発明では、連結具によって被取付バーを囲う
ように第1半体及び第2半体を連結した状態において、
突出部のバンド挿通部に挿通したコード締付バンドによ
り被取付バーに沿ってコードを固定することができる。
【0008】請求項2記載の発明では、前記第1半体の
一方端部又は第2半体の一方端部に形成された係合孔の
縁部に、同他方に設けられた係合片を係合させることに
より第1半体及び第2半体を開閉自在にすることができ
る。
【0009】請求項3記載の発明では、前記第1半体及
び第2半体は所定形状の板材を折り曲げて構成され、前
記突出部は本体の一部を叩き出して形成されているの
で、バンド挿通部を構成するための部材を本体に取付け
る必要がなくなるとともに、必要な部品点数が少なくな
り、両半体の製造が容易になる。
【0010】
【実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面を参照
しつつ説明するが、本発明はこの実施の形態に限定され
ることなく適宜変更可能なことは言うまでもない。尚、
本明細書において、前とは図1右側を、後とは同図左側
をいい、左とは図1紙面表側を、右とは同図紙面裏側を
いう。
【0011】コード固定具1は、左右方向に長い断面矩
形の被取付バー25を囲う後側の第1半体3と前側の第
2半体4とを有している。例えば、被取付バー25はロ
ーラーコンベアやチェーンコンベアのフレームを構成す
る角フレーム材であり、この角フレーム材に沿って所定
間隔毎に配置した複数のコード固定具1を使用してコー
ド26を固定する(図4参照)。尚、コード26は、制
御ボックス(図示略)と各種センサ(図示略)や駆動モ
ータ(図示略)とを接続する給電線・信号線等である。
【0012】第1半体3は、被取付バー25の後面及び
下面に当接する断面L字状の本体6と、この本体6の上
端に連設されていて係合孔8を有する突出壁7と、本体
6の下端に連設されていて軸心を前後方向に向けたねじ
孔10を有する垂下壁9とを有している。即ち、第1半
体3は、所定形状の1枚の板材を折り曲げて構成されて
いる。
【0013】第2半体4は、被取付バー25の前面及び
上面に当接する断面L字状の本体13と、この本体13
の後端に連設されていて第1半体3の係合孔8に嵌まる
断面L字状の係合片14と、本体13の下端に連設され
ていて軸心を前後方向に向けたねじ挿通孔16を有する
垂下壁15とを有している。即ち、第2半体4は、所定
形状の1枚の板材を折り曲げて構成されている。
【0014】第2半体4の本体13の上面及び前面の中
央部には、外側に突出することによりバンド挿通部18
を構成する突出部17が設けられている。例えば、突出
部17は、プレス加工により本体13の一部を叩き出す
ことにより形成されている。尚、本体13の上面側のバ
ンド挿通部18は前後方向に、前面側のバンド挿通部1
8は上下方向に、コード締付バンド27が挿通可能とな
っている。
【0015】次に実施の形態に示すコード固定具1の作
用方法を説明する。 第1半体3と第2半体4とを被取付バー25を囲う
ように連結する。即ち、本体6が被取付バー25の後面
及び下面に当接するように第1半体3を配置し、この第
1半体3の係合孔8に係合片14を嵌め入れつつ、第2
半体4を本体13が被取付バー25の前面及び上面に当
接するように配置する。この状態で、係合孔8に嵌めら
れた係合片14は係合孔8の上側の縁部に係合する。そ
の後、ねじ20をねじ挿通孔16を通じてねじ孔10に
ねじ嵌めることにより両半体を連結する。 コード26をコード締付バンド27によってコード
固定具1に固定する。即ち、第2半体4の本体13に設
けられたバンド挿通部18にコード締付バンド27を挿
通し、このコード締付バンド27でコード26を抱持し
た状態で固定する。尚、コード締付バンド27の一端側
には筒部28が設けられているとともに他端側には多数
の鋸歯状突起(図示略)が形成されており、コード締付
バンド27を一旦締め付けると、設定値以上の引き抜き
力を加えない限り抜けないようになっている。
【0016】以上のように、第2半体4の係合片14を
第1半体3の係合孔8に嵌め入れることにより両半体が
開閉自在に連結されることになる。また、請求の範囲で
いう連結具は、ねじ20,ねじ孔10を有する垂下壁9
及びねじ挿通孔16を有する垂直壁15によって構成さ
れており、ねじ20のねじ嵌め・ねじ外しによって第1
半体3及び第1半体4は連結・分離自在となっている。
尚、被取付バー25の断面形状が変わった場合には、そ
れに応じて両半体の本体6,13の形状を決定すればよ
い。
【0017】
【変形例等】 バンド挿通部18を構成する突出部17は第1半体
3又は第2半体4に少なくとも1つあればよい。上記例
のように第2半体4が2つの突出部17を有するのでは
なく、両半体が1つずつ突出部17を有し、前面側及び
後面側においてコード26を固定可能にしてもよく、複
数の突出部17を有する場合、そのうち1つのみ使用し
てもよいし、全てを使用してもよい。 第1半体3と第2半体4とを蝶番によって相互に開
閉自在に連結するようにしてもよい。 第1半体3と第2半体4との連結具は、突起とこの
突起が嵌まる凹所を有する弾性キャッチャーとを有する
連結具や、磁石とこの磁石が吸着する受け片とを有する
連結具等であってもよい。 被取付バー25はコンベアのフレームを構成する角
フレーム材でなく、コンベア以外の装置における丸フレ
ーム材でもよい。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、以下のよ
うな効果を奏する。連結具によって被取付バーを囲うよ
うに第1半体及び第2半体を連結し、該半体に設けられ
たバンド挿通部に挿通するコード締付バンドをコードを
抱持した状態で締め付けることにより、容易に被取付バ
ーに沿ってコードを固定することができる。また、第1
半体と第2半体とが開閉自在に連結されているので、被
取付バーの端部から挿入して所定の位置まで動かしてく
る必要がなく、容易に被取付バーを囲うように両半体を
配置することができる。さらに、本体から突出すること
によりバンド挿通部が構成されているので、本体におけ
るバンド挿通部の周辺部分をコード締付バンドを挿通す
る際のガイドとすることで、コード締付バンドを容易に
挿通させることができる。
【0019】請求項2記載の発明によれば、以下のよう
な効果を奏する。第1半体の一方端部又は第2半体の一
方端部に形成された係合孔の縁部に、同他方に設けられ
た係合片を係合させることにより、極めて簡単な構造で
両半体を開閉自在にすることができる。
【0020】請求項3記載の発明によれば、以下のよう
な効果を奏する。第1半体及び第2半体は所定形状の板
材を折り曲げて構成されており、バンド挿通部を構成す
る突出部は本体の一部を叩き出して形成されているの
で、バンド挿通部を構成するための部材を本体に取付け
る必要がなく且つ必要な部品点数が少なくなり、両半体
の製造が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るコード固定具により被取付
バーに対するコード固定部分を示す縦断面図である。
【図2】図1のII−II線矢視図ある。
【図3】図2の平面図である。
【図4】コンベアに対するコード固定具の取付箇所の一
例を示す概略図である。
【符号の説明】
1…コード固定具、3…第1半体、4…第2半体、8…
係合孔、10…ねじ、14…係合片、16…ねじ挿通
孔、17…突出部、18…挿通孔、20…ねじ、25…
被取付バー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被取付バーを囲う第1半体と第2半体と
    が、一端で相互に開閉自在に連結され、他端で連結具に
    よって連結・分離自在となされ、第1半体又は第2半体
    の少なくとも一方に本体から突出することによりバンド
    挿通部を構成する突出部が設けられているコード固定
    具。
  2. 【請求項2】 前記第1半体の一方端部又は第2半体の
    一方端部のいずれかに係合孔が形成され、同他方に係合
    孔に嵌められて係合孔の縁部に係合する係合片が設けら
    れている請求項1記載のコード固定具。
  3. 【請求項3】 前記第1半体及び第2半体は所定形状の
    板材を折り曲げて構成され、前記突出部は本体の一部を
    叩き出して形成されている請求項1又は2記載のコード
    固定具。
JP8117853A 1996-05-13 1996-05-13 コード固定具 Pending JPH09308058A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112771743A (zh) * 2018-09-26 2021-05-07 古河电气工业株式会社 电线用护套及具有护套的线束

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112771743A (zh) * 2018-09-26 2021-05-07 古河电气工业株式会社 电线用护套及具有护套的线束
JPWO2020066594A1 (ja) * 2018-09-26 2021-09-24 古河電気工業株式会社 電線用外装体及び外装体付きワイヤーハーネス
US11738700B2 (en) 2018-09-26 2023-08-29 Furukawa Electric Co., Ltd. Wire exterior body and exterior-covered wire harness

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