JPH09307850A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH09307850A
JPH09307850A JP8123531A JP12353196A JPH09307850A JP H09307850 A JPH09307850 A JP H09307850A JP 8123531 A JP8123531 A JP 8123531A JP 12353196 A JP12353196 A JP 12353196A JP H09307850 A JPH09307850 A JP H09307850A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画像の記録中に指定されたフレームの静止
画像を動画像の連続性を失うことなく高画質で記録す
る。 【解決手段】 フレームno.1〜9の動画像が入力さ
れ、順次符号化して記録しているとき、no.3フレー
ムで静止画取り込みスイッチをONにすると、このn
o.3フレームの画面が3画面分フレームメモリに保持
される。一方、このno.3フレームを含む動画像が順
次符号化されて記録される。no.9フレームで記録停
止スイッチがONされると、動画像の処理が終了し、次
にフレームメモリから3枚のno.3フレームの静止画
像が取り出されて符号化、記録される。この符号化の際
に、3枚の各画面の互いに異なる特定エリアの量子化特
性を制御して高画質となるように符号化する。従って復
号化時に高画質部分のみを合成することにより一枚の高
画質静止画像が得られると共に再生動画像の連続性が保
たれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力画像信号から
静止画像信号を取り込んで処理する画像処理装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より動画像信号を伝送したりディジ
タル記録する場合、動画像を画面単位内で、例えば各フ
レーム内で符号化を行い、伝送媒体や記録媒体等の媒体
に順次送っていく方法が用いられている。この方法で符
号化された動画像を再生中に、これらの動画像情報から
静止画情報を得て、例えば印刷出力したりテレビジョン
画面に出力表示したりする場合、従来は動画像を再生出
力する過程でフレーム・メモリに取り込まれた1フレー
ム分の画像情報を抽出して、その抽出されたデータを静
止画像として扱っていた。このとき、テレビジョン画像
の飛び越し走査によって、表示される静止画像がフリッ
カによって乱れたり、画像の輪郭部分に走査線の影響が
現われて滑らかでなくなったり、データ読み取りのエラ
ーやドロップ・アウトによって静止画像が完全に再生で
きないなどの問題を生じていた。
【0003】上記の問題の対策として、より整った静止
画像を再生するために、動画像を伝送または記録してい
る途中で、伝送または記録しておきたい1フレーム分の
静止画像を数フレーム分のデータとして繰り返し記録す
る方法が用いられるようになってきている。図8は1フ
レーム分の静止画像データを動画像3フレーム分の領域
で伝送または記録する様子を示したものである。図中の
no.2フレームの伝送または記録中に静止画として処
理したい場合が現れた時、静止画取り込みスイッチを押
すことによって、no.3フレームの位置Aから静止画
の処理が始まる。
【0004】no.3フレームの画像をAの位置で取り
込んで処理した後、このフレームの再生時にエラーが発
生したときや、走査線の影響を受けた画像中の輪郭部の
補間などに用いるための、同じ内容の予備の静止画像の
データをB、Cのフレームの位置にあたるところで再び
処理していく。そしてこの3フレーム分の静止画像を処
理した後、Dのフレームにあたる位置から動画像no.
6フレームからの処理を再開し、引き続き動画像の処理
を継続する。
【0005】図9は上述の画像信号処理方式を実現する
装置の一例を示したブロック図である。ディジタル画像
データの入力端子901から入力された動画像データ
は、符号化回路902でフレーム内符号化された後、フ
ォーマット化回路903において記録フォーマットに合
うようにフォーマット化され、バッファ904に送られ
た後、媒体905に伝送される。この動画像情報の処理
中に、静止画情報として処理しておきたいフレームのと
ころで静止画取り込みスイッチを押すことによって、入
力端子906から静止画取り込み信号が入力される。こ
の信号に応じて、それまで動画像を処理するために入力
されてきた動画像データを順次フォーマット化してバッ
ファ904に送出していたフォーマット化回路903は
図8におけるAにあたるフレームの画像データに続いて
B、Cのフレームに相当する位置に同じ内容のデータを
繰り返し出力して、媒体905に伝送するように成す。
このようにして、連続して処理される動画像フレームに
静止画像フレームを挿入して処理していく方法が用いら
れている。
【0006】画像信号を符号化する場合、図10に示さ
れるようなフレーム内符号化のシステムが用いられてい
る。これは、画像信号を複数の画素から成るブロックに
分割するとともに、そのデータを直交変換し、上記複数
のブロックで、ある範囲の符号量となるように、上記直
交変換したデータを量子化および可変長符号化し、これ
を伝送または記録するようにした画像処理装置である。
【0007】図10について説明する前に上記ブロック
分割について説明する。ブロックの分割の方法の一例と
しては、図2に示すものが考えられている。図2におい
て、(A)は画像全体を示し、横にI:1〜Nまで分割
され、さらに各分割領域を(B)のように直交変換する
ブロックに分割する。このブロックをX個集めて、この
複数ブロックの範囲内で固定長符号化する場合、(A)
の各々のI(I:1〜N)からY個ずつの直交変換する
ブロックを選択してX個のブロック(X=Y×N)と成
し、この集められたX個のブロックのエリアの範囲内
で、符号量がある一定の値となるように、量子化および
可変長符号化を行う。この時、量子化特性は(A)の各
々のIの中のY個の直交変換ブロック毎、もしくは各直
交変換ブロック毎に与えられる。
【0008】次に図10について説明する。図10にお
いて、符号化時には、外部から供給されるディジタル入
力画像信号S1の入力端子101を介して内部に導入さ
れたディジタル画像信号S1は、まず直交変換のための
ブロックを形成し、さらにそのブロックをX個集めたも
のからなるエリアにするためのメモリ回路102に与え
られて蓄積される。このメモリ回路102は、アドレ
ス、および書き込み/読み出し動作がメモリ制御部10
3により制御されるように成されている。
【0009】メモリ制御部103の後述する読み出し制
御に基いてメモリ回路102からブロック化されて読み
出された画像データS2は、次に直交変換回路104に
与えられて直交変換される。この直交変換された画像デ
ータS3は、次に量子化器105に与えられ、後述する
符号量計算部106からの制御に基づいた量子化データ
で量子化される。量子化された画像データS4は、次に
可変長符号化回路107に与えられて可変長符号化され
る。
【0010】上記直交変換された画像データS3は、符
号量計算部106にも与えられていて、X個のブロック
からなるエリア単位で量子化、可変長符号化した場合
に、ある範囲の符号量となる(以下、Xブロック固定長
符号化という)ような量子化テーブルが、符号量計算部
106によって計算された値に基いて、量子化器105
で選択される。このようにして与えられた量子化テーブ
ルを用いて、量子化された画像データS4は、次に可変
長符号化回路107に与えられて可変長符号化される。
【0011】この可変長符号化された画像データS5
は、次にデータ処理部108に与えられる。データ処理
部108では、伝送媒体や記録媒体に適したデータに画
像データS5を処理し、処理したデータS6を伝送媒体
や記録媒体である媒体120に送る。このデータ処理を
行う場合、入力端子110から静止画取り込み信号が入
力されたときは、図8について説明した静止画処理が行
われる。
【0012】次に、復号化時には、媒体120を介した
データS7は、伝送媒体や記録媒体に適したデータの処
理に対して復号化するデータ復号化部131に与えら
れ、復号化された画像データS8を可変長復号化回路1
32に出力する。可変長復号化回路132では、画像デ
ータS8を可変長復号化して画像データS9を出力し、
次に逆量子化器133で、逆量子化を行った画像データ
S10を逆直交変換処理部135に与える。
【0013】逆直交変換処理部135では、画像データ
S10を逆直交変換して画像データS11を各ブロック
化されたデータをラスタ走査に戻すためのブロック・エ
リア解除メモリ136に与えて蓄積する。このブロック
・エリア解除メモリ回路136は、アドレス、および書
き込み/読み出し動作がメモリ制御部134により制御
されるように構成されている。
【0014】また、逆量子化器133で使用した逆量子
化特性はデータS12として出力され、メモリ制御部1
34へ与えられる。メモリ制御部134の読み出しアド
レス制御に基いて、ブロック・エリア解除メモリ回路1
36から読み出された画像データS13は、ディジタル
出力画像信号として出力端子137から出力される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の画像処
理装置を用いて動画像の処理の途中で静止画の処理を行
った場合、図8に示されるように、静止画像を処理して
いる間のB及びCのフレームの位置に該当する動画像n
o.4及びno.5フレームが伝送または記録されない
ために、動画像を復号化する再生時に画面の連続性が失
われ、画像が乱れるという問題があった。
【0016】また、上記の従来の画像処理装置では、動
画モード/静止画モードに関係なくデータの圧縮方法が
同じであるが、人間の視覚特性は静止画像の方が動画像
より画質劣化が判別しやすい。このため従来の画像処理
装置では、静止画モードで画質劣化が目立ちやすいとい
う問題があった。
【0017】本発明は上述の問題点に鑑み、静止画像を
画像処理し伝送または記録する場合に、動画像の連続性
を失わず、かつ動画像の中の所望の静止画像を複数画面
だけ記録、伝送することができ、さらに再生される静止
画像の画質劣化を目立たないようにすることのできる画
像処理装置を得ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明において
は、入力される画像信号を符号化する符号化処理手段
と、上記符号化処理手段による処理が行われているとき
に上記入力される画像信号から指定された画面の静止画
像信号を取り込む取り込み手段と、上記取り込まれた静
止画像信号を蓄積する蓄積手段と、上記符号化処理手段
による上記入力される画像信号の処理が終了した後に上
記蓄積手段に蓄積された静止画像信号を上記符号化処理
手段に入力させる入力手段とを設けている。
【0019】請求項2の発明においては、入力される符
号化画像データを復号化する復号化処理手段と、上記入
力される符号化画像データに存在する静止画像データを
復号化した静止画像信号を保持する保持手段と、上記保
持手段に保持された上記静止画像信号を指示に応じて取
り出し出力する出力手段とを設けている。
【0020】請求項5の発明においては、入力される画
像信号を符号化する符号化処理手段と、上記符号化処理
手段による処理が行われているときに上記入力される画
像信号から指定された画面の静止画像信号を取り込む取
り込み手段と、上記取り込まれた静止画像信号を蓄積す
る蓄積手段と、上記符号化処理手段による上記入力され
る画像信号の処理が終了した後に上記蓄積手段に蓄積さ
れた静止画像信号を上記符号化処理手段に入力させる入
力手段とを有する符号化装置と、上記符号化処理手段に
より符号化された符号化画像データを復号化する復号化
処理手段と、上記入力される符号化画像データに存在す
る静止画像データを復号化した静止画像信号を保持する
保持手段と、上記保持手段に保持された上記静止画像信
号を指示に応じて取り出し出力する出力手段とを有する
復号化装置とを設けている。
【0021】
【作用】請求項1の発明によれば、符号化処理を行いな
がら静止画像信号を取り込んで蓄積しておき、上記符号
化処理が終了した後で蓄積された静止画像信号の符号化
を行う。従って、符号化画像データの復号化時に再生画
像信号の連続性が失われることがない。
【0022】請求項2の発明によれば、符号化画像デー
タを復号化処理しながら静止画像信号を保持し、所望の
ときに取り出すことができる。
【0023】請求項5の発明によれば、符号化装置にお
いて、符号化処理を行いながら静止画像信号を取り込ん
で蓄積しておき、上記符号化処理が終了した後で蓄積さ
れた静止画像信号の符号化を行う。復号化装置では、符
号化装置で符号化された符号化画像データを復号化処理
を行いながら静止画像信号を保持する。従って、復号化
された再生画像信号の連続性が損なわれることがない。
また任意のときに静止画像信号を出力させることができ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は本発明による画像処理装置
の実施の形態を示すブロック図である。図1における1
01〜108、110、120、131〜137は、図
4の同一符号部分と実質的に同じ機能を有しており、重
複する説明を省略する。
【0025】動画像信号は図8について説明したように
順次符号化されて媒体120に送られていき、さらに媒
体120から送られてきたデータが復号化されていく
が、次に本発明のポイントであるところの静止画像信号
を伝送または記録するための処理を行う際に用いられる
フレームメモリ制御部分について説明する。まず、各静
止画像を1フレームにつき1フレーム分のデータを媒体
120に送り、複数の場面の静止画像の画面を処理する
モードについて説明する。動画像信号を取り込んで符号
化を行い、媒体120に伝送している途中で、静止画像
として取り込みたい画像があるとき、静止画取り込みス
イッチを押すことにより入力端子110から静止画取り
込み信号が入力される。また、入力端子109には、1
画面につき1フレーム分のデータを媒体120に送るモ
ードを示すモード切り換え信号が入力される。
【0026】上記の2種類の信号を受けたメモリの切換
え制御部112は、メモリ書き込み切換えスイッチ11
3に信号を送り、1フレームの静止画像を取り込む度に
スイッチを切り換えて3つのフレームメモリFM1〜3
(115〜117)に異なる3種類の場面の静止画像信
号を1フレームずつ順次送り込む。
【0027】次に、動画像の取り込みが終了したことを
示す動画処理終了信号が入力端子111から入力される
と、これに応じてメモリ読み出し切り換えスイッチ11
4を切り換えて、静止画像信号を1フレームずつ順次読
み出して、符号化を行うための回路系に信号を送る。そ
して、動画像符号化データに引き続き静止画像符号化デ
ータの符号化処理を動画像と同様に行い、データ処理部
108において静止画像データであることを示すフラグ
を付加して媒体120に伝送する。
【0028】次に、媒体120から送られてきた静止画
像データを復号再生する場合は、データ復号部131に
おいて静止画像データを示すフラグを検出した信号を復
号メモリ制御部134に送り、その信号に応じて復号メ
モリ制御部134は、メモリ書き込みスイッチ141を
切り換えて、復号された静止画像信号を1フレームずつ
復号フレームメモリFM4〜6(142〜144)に順
次書き込んでいく。
【0029】復号フレームメモリ142〜144に蓄え
られた静止画像信号は、入力端子139から入力された
静止画像読み出し信号に応じてメモリ読み出しスイッチ
140のスイッチを切り換えて、動画像の読み出し中、
動画像の読み出し後、または静止画像のみを読み出した
い時などの必要に応じて各静止画像の希望の場面を1フ
レーム分ずつ読み出す。次に、各フレームメモリから読
み出された静止画像信号は、ブロック・エリア解除メモ
リ136に送られて、メモリ制御部134の信号に応じ
たメモリ制御部138の制御により、複数個の直交変換
ブロックを含めたエリアのデータ配列からラスタ走査に
変換するような読み出しアドレス順に各フレームメモリ
からデータを読み出して、ディジタル画像信号出力端子
137から静止画像信号を出力する。
【0030】次に、1フレームの静止画像をNフレーム
(ここでは3フレーム)分のデータとして繰り返し媒体
120に送り、高画質の静止画像を処理するモードにつ
いて説明する。動画像信号を取り込んで符号化を行い媒
体120に伝送している途中で、静止画像として取り込
みたい画像があるとき、静止画取り込みスイッチを押す
ことによって、入力端子110から静止画取り込み信号
が入力される。また、入力端子109には、1画面につ
き3フレーム分のデータを媒体120に送るモードを示
すモード切換え信号を入力する。
【0031】上記の2種類の信号を受けたメモリ切り換
え制御部112は、メモリ書き込み切り換えスイッチ1
13に信号を送り、スイッチをすべて閉じて、一度にフ
レームメモリFM1〜3(115〜117)にそれぞれ
1フレーム分の同一の静止画像信号を送り込むようにす
る。
【0032】次に、動画像の取り込みが終了したことを
示す動画処理終了信号が入力端子111から入力される
と、これに応じてメモリ読み出し切り換えスイッチ11
4を切り換えて、静止画像信号を1フレームずつ順次読
み出して、符号化を行なう回路に信号を送り、動画像符
号化データに引き続き静止画像符号化データの符号化を
行い、データ処理部108において静止画像データであ
ることを示すフラグを付加して媒体120に伝送する。
【0033】次に、媒体120から送られてきた静止画
像データを復号再生する場合は、データ復号部131に
おいて静止画像データを示すフラグを検出した信号を復
号メモリ制御部134に送り、その信号に応じて復号メ
モリ制御部134は、メモリ書き込みスイッチ141を
切り換えて、復号された静止画像信号を1フレームずつ
復号フレームメモリFM4〜6(142〜144)に順
次書き込んでいく。
【0034】復号フレームメモリに蓄えられた静止画像
信号は、入力端子139から入力された静止画像読み出
し信号に応じてメモリ読み出しスイッチ140のスイッ
チを切り換えて、動画像の読み出し中、動画像の読み出
し後、または静止画像のみを読み出したい時など、必要
に応じて後述する要領によって高画質の1フレームの静
止画像を完成させるために、必要なエリアのデータをそ
れぞれのフレームから順次読み出す。
【0035】次に、フレームメモリから読み出された静
止画像信号は、ブロック・エリア解除メモリ136に送
られて、メモリ制御部138の制御により、複数個の直
交変換ブロックを含めたエリアのデータ配列からラスタ
走査に変換するような読み出しアドレス順にメモリから
データを読み出して、ディジタル画像信号出力端子13
7から静止画像信号を出力する。
【0036】次に、各フレームメモリにおける制御や符
号化の方法について説明する。直交変換するブロックの
分割、およびXブロック固定長符号化するエリアの選択
は、上記メモリ制御部103で行っている。ブロックの
分割の方法としては従来例と同様に図2に示すように行
われる。図2において(A)は画像全体を示し、横に
I:1〜Nまで分割され、さらに(B)のように直交変
換するブロックに分割する。このブロックをX個(X=
N×Y、ただしYは1以上の整数)でXブロック固定長
符号化する場合、(A)の各々のI:1〜NからY個の
直交変換するブロックを選択し、ある範囲の符号量とな
るように量子化および可変長符号化を行う。
【0037】図3(A)は、図2(A)でN=3にした
場合の画像全体を示すもので、横にI:1〜3まで分割
されている。Xブロック固定長符号化(X=N×Y)す
る場合には、各々のIの部分からY個の直交変換するブ
ロックを選択し、ある範囲の符号量となるように、あら
かじめ符号量計算部106において量子化特性を決定
し、その結果に基づいて量子化及び可変長符号化を行
う。
【0038】このようにして、X個の直交変換ブロック
からなるエリアごとに直交変換を行っていける順序で画
像データをメモリ102から読み出していくように、メ
モリ制御部103からアドレスを指定する信号を発生さ
せる。そして、読み出された動画像データはそのまま直
交変換回路104に送られる。また、静止画像として処
理されるデータは一旦フレームメモリFM1〜3(11
5〜117)に送られ、動画像の処理後に直交変換回路
104に送られる。
【0039】量子化特性は各直交変換ブロック毎、もし
くは図2(A)の各々I:1〜Nに与えられ、その特性
に従った量子化が量子化回路105において行われた後
に、可変長符号化回路107により可変長符号化され
る。この可変長符号化された符号化データは、与えられ
た量子化特性とともにデータ処理部108に送られ処理
された後、媒体120に伝送される。
【0040】ここで、静止画像1画面をNフレーム(本
実施の形態では3フレーム)分のメモリに蓄えて処理す
るモードにおいては、次のように量子化特性を与える。
初めに記録または伝送するためにフレームメモリFM1
(115)に送られた画像データは、図3(B)の斜線
部(I=1)内の各ブロックに与える量子化特性を他の
領域(I=2、3)内の各ブロックに与える量子化特性
よりも画質が良くなるようにする。
【0041】次に記録または伝送するためにフレームメ
モリFM2(116)に送られた画像データは、図3
(C)の斜線部(I=2)内の各ブロックに与える量子
化特性を他の領域(I=1、3)内の各ブロックに与え
る量子化特性よりも画質が良くなるようにする。さらに
次に記録または伝送するためにフレームメモリFM3
(117)に送られた画像データは、図3(D)の斜線
部(I=3)内の各ブロックに与える量子化特性を他の
領域(I=1、2)内の各ブロックに与える量子化特性
よりも画質が良くなるようにする。
【0042】上述した領域の選択は、図4(A)〜
(C)に示されるように、Xブロック固定長符号化され
る各エリアごとに、画質が良くなる量子化特性を振り分
ける方法を用いてもよい。
【0043】上述のように選択することにより、選択さ
れるブロックごとの水平・垂直方向の相関性が少なくな
り、エラーが発生した場合でも視覚上目立たなくするこ
とができる。
【0044】さらに上記領域の選択は、輝度信号成分や
色差信号成分の区別によって画質が良くなる量子化特性
を振り分ける方法を用いてもよい。
【0045】同じ静止画像を複数回(本実施の形態では
3回)伝送または記録する場合は、以上のようにしてX
ブロック固定長符号化が行われる。
【0046】次に上述のようにして伝送または記録され
た1画面に対してNフレーム(本実施の形態では3フレ
ーム)分の静止画像データが媒体120から送られてき
た場合の復号を行うためのメモリ制御は以下のように行
われる。媒体120から伝送されてきて可変長復号化さ
れ、逆量子化回路133において逆量子化が行なわれた
ときに、各データに与えられていた量子化特性も復号さ
れて、メモリ制御部134に送られる。この信号とデー
タ復号処理部131において検出されたモードを示す信
号とに応じてメモリ制御部134は、フレームメモリF
M4〜6(142〜144)に逆直交変換された静止画
像データを書き込み、さらに、複数回(3回)伝送また
は記録されたデータの内、いちばん画質劣化の少ない量
子化特性で量子化されていた画像データを選択して、ス
イッチ140に切換えて出力する。
【0047】図5(A)は時間T=1〜3に伝送または
記録された画像を示し、斜線部分は量子化特性を他のブ
ロックより画質が良くなるようにした部分である。図5
(B)はメモリ回路136に蓄積される画像データの様
子を示したものである。まず、T=1の画像データを処
理した画像データをメモリ回路136へ蓄積し、次にメ
モリ回路136に蓄積されている画像データより画質劣
化の少ない量子化特性で量子化された画像データが与え
られた場合、メモリ回路136のデータを書き換え、そ
れ以外は与えられた画像データを捨てるようにして画像
全体で画質劣化の少ない画像データをメモリ回路136
へ蓄積する。
【0048】同様に図4のように、エリアごとに高画質
の量子化特性を振り分けて符号化したときの復号時にお
けるメモリ回路136へのデータの蓄積の様子を図6に
示す。
【0049】以上のように、通常よりも特定ブロックの
画質劣化の少ないデータを複数回に分けて符号化伝送ま
たは記録し、復号する場合に最も画質劣化の少ないデー
タを選択して1つの画像信号とするため、通常よりも画
質劣化の少ない静止画像信号を伝送または記録する画像
処理装置を実現できる。なお、このシステムを用いるこ
とにより、例えばVTRのように、符号化と復号化を同
じローカルな場所で行うような機器では、符号化部と復
号化部を共用することができる。
【0050】本実施の形態の説明では、1画面を1フレ
ームの単位で扱ったが、1画面をフィールドの単位で扱
ってもよい。また、本実施の形態では、符号化方式をフ
レーム内符号化に限定して説明を行ったが、フレーム間
符号化を用いても、フレーム間での符号化の相関が完結
している単位の間で静止画像信号を扱うことにより、本
実施の形態を適用することができる。
【0051】図7は1フレーム画面を3フレーム分取り
込んで静止画像として記録する場合の様子を示す。フレ
ームno.1〜9の動画像が入力され、これを順次符号
化して記録しているとき、no.3フレームで静止画取
り込みスイッチをONにすると、このno.3フレーム
の画面が3画面分フレームメモリに取り込まれて保持さ
れる。一方、このno.3フレームを含むno.9フレ
ームまでの動画像が順次符号化処理されて記録される。
そしてno.9フレームで記録停止スイッチがONされ
ると、動画像の処理が終了し、次にフレームメモリから
3枚のno.3フレームの静止画像が取り出されて符号
化、記録される。この符号化の際に、前述したように3
枚の各画面の互いに異なる特定エリアの量子化特性を制
御してそこだけ高画質となるように符号化する。従って
符号化時に高画質部分のみを合成することにより一枚の
高画質静止画像が得られる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、動画像を取り込んで処理している途中で静止画
像を取り込む命令を入力しても、復号化時に再生動画像
の連続性を失うことなく、動画像処理後に静止画像を得
るようにすることができる。
【0053】また、請求項2、5の発明によれば、動画
像の符号化データを復号化処理しながら静止画像を保持
し、保持した静止画像をいつでも出力させることができ
る。また動画像の復号化終了後に静止画像を出力させれ
ば、動画像の連続性が失われることがない。
【0054】請求項6の発明によれば、異る複数枚の静
止画像を動画像の連続性を失うことなく得ることができ
る。
【0055】請求項7の発明によれば、同一画面の静止
画像を複数枚蓄積することで、それらを高画質を得るた
めの補間に用いることができると共に、動画像の連続性
も保たれる。
【0056】請求項3、9〜12の発明によれば、複数
枚の静止画像のそれぞれ高画質に符号化された部分を合
成することにより、1枚の高画質静止画像を得ることが
できると共に、動画像の連続性も保つことができる。
【0057】さらに請求項8の発明によれば、2種類の
静止画像を処理するモードを持つことにより、一連の動
画像の処理の間に数種類の静止画像を処理して、例えば
名場面集などを編集することができると共に、通常より
も画質劣化の少ない静止画像を処理再生することを必要
に応じて選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す画像処理装置のブロ
ック図である。
【図2】画像処理装置において行われるXブロック固定
長符号化のブロック選択法を示す構成図である。
【図3】本発明におけるXブロック固定長符号化の様子
を示す構成図である。
【図4】本発明におけるXブロック固定長符号化の様子
を示す構成図である。
【図5】本発明におけるXブロック固定長符号化の様子
とデータを復号する場合のメモリ回路へのデータ蓄積法
とを示す構成図である。
【図6】図4の場合におけるデータを復号する場合のメ
モリ回路へのデータ蓄積法を示す構成図である。
【図7】動画像信号の処理中に静止画像信号を処理する
命令を受けたときの各画面の処理順序を示す構成図であ
る。
【図8】動画像信号の処理中に静止画像信号を処理する
命令を受けたときの従来例における各画面の処理順序を
示す構成図である。
【図9】動画像信号の処理中に静止画像信号を処理する
命令を受けたときに静止画像の処理を行うことのできる
従来のシステムの一例を示すブロック図である。
【図10】従来例のフレーム内符号化を行う画像処理装
置の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
101 ディジタル画像信号の入力端子 102 ブロック・エリア化メモリ回路 103 ブロック・エリア化メモリ制御部 104 直交変換処理部 105 量子化器 106 符号量計算部 107 可変長符号化部 108 データ処理部 109 静止画像処理モード切り換え信号の入力端子 110 静止画像取り込み信号の入力端子 111 動画像処理終了信号の入力端子 112 メモリ入力切り換えスイッチの切り換え制御部 113 静止画像符号化メモリの入力切り換えスイッチ 114 静止画像符号化メモリの出力切り換えスイッチ 115、116、117 静止画像符号化フレームメモ
リ 131 データ復号部 132 可変長復号化部 133 逆量子化器 134 復号化メモリ制御部 135 逆直交変換処理部 136 ブロック・エリア解除メモリ 137 ブロック・エリア解除メモリ制御部 138 ディジタル画像信号の出力端子 139 静止画像読み出し信号の入力端子 140 静止画像再生メモリの出力切り換えスイッチ 141 静止画像再生メモリの入力切り換えスイッチ 142、143、144 静止画像再生フレームメモリ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される画像信号を符号化する符号化
    処理手段と、 上記符号化処理手段による処理が行われているときに上
    記入力される画像信号から指定された画面の静止画像信
    号を取り込む取り込み手段と、 上記取り込まれた静止画像信号を蓄積する蓄積手段と、 上記符号化処理手段による上記入力される画像信号の処
    理が終了した後に上記蓄積手段に蓄積された静止画像信
    号を上記符号化処理手段に入力させる入力手段とを備え
    た画像処理装置。
  2. 【請求項2】 入力される符号化画像データを復号化す
    る復号化処理手段と、 上記入力される符号化画像データに存在する静止画像デ
    ータを復号化した静止画像信号を保持する保持手段と、 上記保持手段に保持された上記静止画像信号を指示に応
    じて取り出し出力する出力手段とを備えた画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 上記静止画像データは同一画面のものが
    複数枚存在し、かつ各画面において互いに異る特定の部
    分が他の部分より画質が良くなるように符号化されてお
    り、上記出力手段は、上記保持手段における各画面から
    上記特定の部分を取り出し、一枚の静止画像として出力
    することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 上記静止画像データには識別情報が付加
    されており、上記保持手段は上記識別情報に基づいて上
    記静止画像信号を抽出して取り込むことを特徴とする請
    求項2記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 入力される画像信号を符号化する符号化
    処理手段と、上記符号化処理手段による処理が行われて
    いるときに上記入力される画像信号から指定された画面
    の静止画像信号を取り込む取り込み手段と、上記取り込
    まれた静止画像信号を蓄積する蓄積手段と、上記符号化
    処理手段による上記入力される画像信号の処理が終了し
    た後に上記蓄積手段に蓄積された静止画像信号を上記符
    号化処理手段に入力させる入力手段とを有する符号化装
    置と、 上記符号化処理手段により符号化された符号化画像デー
    タを復号化する復号化処理手段と、上記入力される符号
    化画像データに存在する静止画像データを復号化した静
    止画像信号を保持する保持手段と、上記保持手段に保持
    された上記静止画像信号を指示に応じて取り出し出力す
    る出力手段とを有する復号化装置とを備えた画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 上記取り込み手段は、第1のモードにお
    いて上記入力される画像信号から異なる複数枚の画面の
    静止画像信号を順次取り込むことを特徴とする請求項1
    又は5記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 上記取り込み手段は、第2のモードにお
    いて上記入力される画像信号から1枚の画面の静止画像
    信号を複数枚分取り込み、上記蓄積手段は取り込まれた
    同一画面の静止画像信号を複数枚分蓄積することを特徴
    とする請求項1又は5記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 上記取り込み手段が上記入力される画像
    信号から異なる複数枚の画面の静止画像信号を順次取り
    込む第1のモードと、 上記取り込み手段が上記入力される画像信号から1枚の
    画面の静止画像信号を複数枚分取り込み、上記蓄積手段
    が取り込まれた同一画面の静止画像信号を複数枚分蓄積
    する第2のモードとを有し、 上記第1のモードと第2のモードとを切り換える切り換
    え手段を設けたことを特徴とする請求項1又は5記載の
    画像処理装置。
  9. 【請求項9】 上記第2のモードにおいて、上記符号化
    処理手段が上記蓄積された複数枚の画面の静止画像信号
    を処理するのに際し、各画面における互いに異なる特定
    の部分を他の部分より画質が良くなるように符号化する
    ことを特徴とする請求項7又は8記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 上記特定の部分は、画面の水平、垂直
    に対して相関を持たないように選択されることを特徴と
    する請求項9記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 上記特定の部分は、静止画像信号にお
    ける輝度信号か色差信号かによって選択されることを特
    徴とする請求項9記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 上記符号化処理手段は、直交変換、量
    子化、可変長符号化を行うものであり、上記特定の部分
    の画質をよくするために上記量子化を制御する制御手段
    を設けたことを特徴とする請求項9記載の画像処理装
    置。
  13. 【請求項13】 上記符号化処理手段が上記蓄積された
    静止画像信号を符号化した符号化画像データに対して識
    別情報を付加する付加手段を設けたことを特徴とする請
    求項1又は5記載の画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6963374B2 (en) * 2000-02-22 2005-11-08 Minolta Co., Ltd. Method for live view display and digital camera using same

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